JP2556311Y2 - 大型表示枠体用枠材 - Google Patents

大型表示枠体用枠材

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JP2556311Y2
JP2556311Y2 JP1993010926U JP1092693U JP2556311Y2 JP 2556311 Y2 JP2556311 Y2 JP 2556311Y2 JP 1993010926 U JP1993010926 U JP 1993010926U JP 1092693 U JP1092693 U JP 1092693U JP 2556311 Y2 JP2556311 Y2 JP 2556311Y2
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JP
Japan
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frame
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fitting groove
edge
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JP1993010926U
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JPH0664275U (ja
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忠良 丸山
邦彦 桜井
三郎 小川
勇作 武田
毅 向達
光弘 坂本
Original Assignee
理研軽金属工業株式会社
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Publication date
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  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は宣伝広告や案内等の表示
用パネルを装着する大型表示枠体を構成するための枠材
に関する。
【0002】
【従来技術】この種の表示枠体と表示パネルの取付け構
造としては、表示枠体の開口部に嵌合溝を形成し、該嵌
合溝に直接に表示パネルを嵌合する方式が普通である。
【0003】しかしながら、表示用パネルはアクリル等
の材質の基板上に表示フィルムを貼着してなるものであ
るから、大型のものは撓みやすい。このため、枠体の嵌
合溝に嵌合しにくい。そのほか、表示枠体は屋外に装置
される場合も多いので、単に表示用パネルを嵌合溝に嵌
合する構造では、雨水が嵌合溝と表示用パネルとの間を
通って表示枠体の内部に浸入する。その結果、表示枠体
の内側を汚し表示パネルの表示部が劣化して外観体裁も
損なうことになる。
【0004】
【考案の目的】本考案は上記欠点を解消し、表示用枠体
に対する表示用パネルの取付け作業を容易にするととも
に、表示枠体内に雨水が浸入するのを有効に防止するこ
とができる大型表示枠体用枠材を提供することをその目
的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案に係る大型表示枠体用枠材は、上下枠材及び
左右両側枠材をコーナー具を介して方形に枠組みし、そ
の枠組みの開口部に表示用パネルを装着してなる大型表
示枠体において、上記枠材には上記表示枠体の外周壁を
構成する基枠部を形成するとともに、該基枠部の側端部
には上記表示用パネルの端縁の嵌合溝を一体に形成し、
該嵌合溝の内側開口端から上記表示枠体の内側に斜めに
折曲されさらにその端部から上記表示用パネルと平行に
延出して表示用パネルを上記嵌合溝に案内する案内縁を
形成し、該案内縁と上記表示用パネルとの間には空隙を
形成したことを特徴とする。
【0006】
【考案の作用】前記構成によれば、上記上下枠材及び左
右両側枠材の端部は直角に突合せられて枠組みされる。
このとき表示用パネルの端縁は上記嵌合溝に嵌合され
る。その際、嵌合溝の内側には案内縁が形成されている
ので、表示用パネルは上記案内縁から嵌合溝内へ案内さ
れる確実な表示用パネル装着ができる。
【0007】次に、案内縁と表示用パネルとの間には空
隙が形成されているから、下枠材においては、風雨が嵌
合溝と表示用パネルとの間を通って表示枠体の内部に浸
入しても水返しができると共に、上記空隙に達した後は
それ以上進入することはできない。
【0008】
【実施例】図2、図3及び図4はそれぞれ大型表示枠体
の側面図、横断面図及び縦断面図で、この大型表示枠体
1は固定金具2を介して適宜の構造物の壁躯体又は柱或
は天井Aに固定されている。なお、固定金具2は角筒形
部材2aとL字形部材2bとを連結したもので、上記表
示枠体1はL字形部材2bにボルト12で固定されてい
る。
【0009】表示枠体1は上下枠材3a、3bと左右両
側枠材3cとをコーナー具4を介して方形に枠組みし、
その枠組みの開口部に宣伝広告、案内表示等の表示用パ
ネル5(単層又は複層)を装着したもので、上記各枠材
3a、3b、3cはアルミニウム又はその合金から構成
され、それぞれ同寸、同断面形状を有するものとして形
成されている。例えば、上下枠材3a、3bは300〜
1200mm、側枠材3cは1200〜3600mm程度の
各種大きさに形成される。
【0010】すなわち、図1に示されるように、上記各
枠材3a、3b、3cには上記表示枠体1の外周壁を構
成する板状の基枠部6が形成されているとともに、該基
枠部6の両側端部には基枠部6と直角の方向に(表示枠
体1の内方に)開口する嵌合溝7が形成されている。ま
た、嵌合溝7の内側開口端からは案内縁8が形成されて
いる。この案内縁8は上記表示枠体1の内側に傾斜状に
折曲された傾斜部8aと傾斜部8aから基枠部6に対し
て直角の方向に延出する延出部8bと端部に設けられた
外向きの鉤部8cとから一体に構成されている。
【0011】前記構成によれば、上記上下及び左右両側
枠材3a、3b、3cの端部は直角に突合せられてコー
ナー具4を介して箱形に枠組みされる。このとき表示用
パネル5の端縁は上記嵌合溝7に嵌合される。その際、
嵌合溝7の内側には案内縁8が形成されているので、表
示用パネル5は上記案内縁8の延出部8bなどから傾斜
部8a、傾斜部8aから嵌合溝7内へ案内され、延出部
8bと平行になるように確実に導かれ配置される。した
がって、表示用パネル5が大型で撓み易いものであって
も、上記案内縁8により嵌合作業は非常に容易となる。
【0012】次に、案内縁8と上記表示用パネル5との
間には空隙Sが形成されるように構成されている。この
ため、特に下枠材3b、左右両側枠材3cにおいては、
風雨が嵌合溝7と表示用パネル5との間を通って表示枠
体1の内部に浸入しても水返しができると共に、上記空
隙Sに達した後はそれ以上進入することはできない。こ
のように、案内縁8の端部の鉤部8cなどに水返し機能
もあるので、表示枠体1の内側に汚したり、表示枠体1
や表示用パネル5の表示部を劣化させて外観体裁を損な
うことがない。
【0013】さらに、上下及び左右両側の枠材は全て同
じ断面構造をもつから、組立てを楽に行なうことができ
る。
【0014】なお、箱形に枠組みされた表示枠体1の内
側には、それぞれコ字形の縱部材9aと横部材9bとを
結合してなる補強部材9がビス止め固定されている。上
記固定金具2のボルトは直接には上記縦部材9aに固定
されている。また、上記表示枠体1の内部には蛍光灯等
の照明器具10が内装されている。さらに、補強部材9
の横部材9b又は下枠材3bには万が一浸入した場合の
雨水を排水したり、照明器具10からの熱を放熱させる
ための孔11が切起こし形成されている。
【0015】
【効果】前記構成によれば、上下及び左右両側の枠材の
端部は直角に突合せられて箱形に枠組みされる。このと
き表示用パネルの端縁は上記嵌合溝に嵌合される。その
際、嵌合溝の内側には案内縁が形成されているので、表
示用パネルは上記案内縁から嵌合溝内へ案内される。し
たがって、表示用パネルが大型で撓み易いものであって
も、上記案内縁により嵌合作業は非常に容易確実とな
る。
【0016】また、案内縁と上記表示用パネルとの間に
は空隙が形成されるように構成されている。このため、
特に下枠材、左右両側枠材においては、風雨が嵌合溝と
表示用パネルとの間を通って表示枠体の内部に浸入して
も水返しができると共に、上記空隙に達した後はそれ以
上進入することはできない。このように、案内縁には水
返し機能もあるので、表示枠体の内側を汚したり、枠体
や表示用パネルの表示部を劣化させて外観体裁を損なう
ことがない。また、上記表示用パネルの端縁の嵌合溝は
基枠部の側端部に一体に形成されているから、表示用パ
ネルの取付強度が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る大型表示枠体用枠材の断面図であ
る。
【図2】上記大型表示枠体の側面図である。
【図3】上記大型表示枠体の横断面説明図である。
【図4】上記大型表示枠体の縦断面説明図である。
【符号の説明】
S 空隙 1 表示枠体 3a 上枠材 3b 下枠材 3c 側枠材 5 表示用パネル 6 基枠部 7 嵌合溝 8 案内縁
フロントページの続き (72)考案者 武田 勇作 静岡県静岡市曲金3丁目2番1号 理研 軽金属工業株式会社内 (72)考案者 向達 毅 静岡県静岡市曲金3丁目2番1号 理研 軽金属工業株式会社内 (72)考案者 坂本 光弘 静岡県静岡市曲金3丁目2番1号 理研 軽金属工業株式会社内 (56)参考文献 実公 昭61−28218(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下枠材及び左右両側枠材をコーナー具
    を介して方形に枠組みし、その枠組みの開口部に表示用
    パネルを装着してなる大型表示枠体において、上記枠材
    には上記表示枠体の外周壁を構成する基枠部を形成する
    とともに、該基枠部の側端部には上記表示用パネルの端
    縁の嵌合溝を一体に形成し、該嵌合溝の内側開口端から
    上記表示枠体の内側に斜めに折曲されさらにその端部か
    上記表示用パネルと平行に延出して表示用パネルを上
    記嵌合溝に案内する案内縁を形成し、該案内縁と上記表
    示用パネルとの間には空隙を形成したことを特徴とする
    大型表示枠体用枠材。
JP1993010926U 1993-02-18 1993-02-18 大型表示枠体用枠材 Expired - Lifetime JP2556311Y2 (ja)

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JP1993010926U JP2556311Y2 (ja) 1993-02-18 1993-02-18 大型表示枠体用枠材

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0664275U JPH0664275U (ja) 1994-09-09
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Family

ID=11763849

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6128218U (ja) * 1984-07-25 1986-02-20 昭和電線電纜株式会社 連絡用母線
JPS6128215U (ja) * 1984-07-25 1986-02-20 松下電工株式会社 照明器具のフランジ取付構造

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JPH0664275U (ja) 1994-09-09

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