JP2556212B2 - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

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JP2556212B2
JP2556212B2 JP3111746A JP11174691A JP2556212B2 JP 2556212 B2 JP2556212 B2 JP 2556212B2 JP 3111746 A JP3111746 A JP 3111746A JP 11174691 A JP11174691 A JP 11174691A JP 2556212 B2 JP2556212 B2 JP 2556212B2
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B49/00Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F25B49/02Arrangement or mounting of control or safety devices for compression type machines, plants or systems
    • F25B49/027Condenser control arrangements

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケ―シング内に2つの
熱源側熱交換器を収納した空気調和装置の運転制御装置
に係り、特にインバ―タの過熱防止対策に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば実開平2―12802
0号公報に開示される如く、空気調和装置の室外ユニッ
トに付設される電気パ―ツケ―スの構造として、ケ―ス
本体の前面を開口し、この前面開口を塞ぐ前蓋体と、ケ
―ス本体の上面側を覆う上蓋体との間に小間隔を形成
し、前蓋体の上端から上蓋体の前面下端に亘って、ケ―
ス内外を流通する換気通路を形成することにより、室外
ユニットに配設される熱交換器のファンの送風を利用し
て内部の電気パ―ツケ―スを冷却し、電気パ―ツケ―ス
に収納されるインバ―タ等の電気パ―ツが高電流により
過熱状態となるのを防止しようとするものは公知の技術
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、2台の熱源
側熱交換器を室外ユニットのケ―シング内に収納するこ
とにより、熱交換面積を増大させ、熱交換能力を強化し
たいわゆる2面熱交形空気調和装置がある。このような
空気調和装置の室外ユニットにも、上記従来のものよう
にファンの送風により冷却される電気パ―ツケ―スの構
造を採用することにより、インバ―タの異常過熱を防止
することが可能となる。
【0004】しかるに、空気調和装置の冷房運転時、外
気温度が低いときには凝縮温度が過低下する虞れがあ
り、そのためある程度凝縮温度が低下すると、ファンの
運転を停止し、或いは低風量で運転することにより凝縮
能力を低減させて凝縮温度を回復させるようになされて
いる。したがって、上記従来のもののように、ファンの
送風によりインバ―タが冷却されるような電気パ―ツケ
―スの構造を採用していても、ファンの停止又は低風量
運転により、電気パ―ツケ―スの冷却効果が十分得られ
ず、インバ―タが異常過熱する虞れがあった。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、空気調和装置の冷房運転中における
凝縮温度の低下時、熱源側熱交換器の凝縮能力を低減さ
せながら、電気パ―ツケ―スの冷却機能を維持する手段
を講ずることにより、インバ―タの異常過熱を有効に防
止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の解決手段は、2つの熱源側熱交換器を配置
した室外ユニットにおいて、凝縮温度の低下時に、一方
の熱源側熱交換器には冷媒を流通させながらファンを停
止又は風量低減させ、他方の熱源側熱交換器には冷媒の
流通を遮断して凝縮能力を低減しながらファンの運転を
続行するとともに、この運転される側のファンの通風路
に電気パ―ツケ―スを配置しておくことにより、電気パ
―ツケ―スの冷却機能を持続することにある。
【0007】具体的に、請求項1の発明の講じた手段
は、図1に示すように、室外ユニット(X)のケ―シン
グ(11)内に第1ファン(19a)と第2ファン(1
9b)とが配設され、該各ファン(19a),(19
b)の通風路に、各々冷媒回路(10)に並列に接続さ
れる第1,第2熱源側熱交換器(3a),(3b)が配
設されるとともに、上記第2ファン(19b)の通風路
にインバ―タ等の電気パ―ツを収納する電気パ―ツケ―
ス(21)が配設されてなる空気調和装置を前提とす
る。さらに、上記第1,第2熱源側熱交換器(3a),
(3b)の冷媒流通路にそれぞれ介設され、閉鎖可能な
第1,第2弁(4a),(4b)を設ける。そして、空
気調和装置の運転制御装置として、冷媒の凝縮温度を検
出する凝縮温度検出手段(Pr )と、空気調和装置の冷
房運転時、該凝縮温度検出手段(Pr)の出力を受け、
冷媒の凝縮温度が所定値以下のとき、上記第1弁(4
a)を開き、第2弁(4b)を閉じるとともに、上記第
1ファン(19a)を停止させ、第2ファン(19b)
を運転するよう制御する過負荷制御手段(51A)とを
設ける構成としたものである。
【0008】請求項2の発明の講じた手段は、室外ユニ
ット(X)のケ―シング(11)内に風量可変な第1フ
ァン(19a)と第2ファン(19b)とが配設され、
該各ファン(19a),(19b)の通風路に各々冷媒
回路(10)に並列に接続される第1,第2熱源側熱交
換器(3a),(3b)が配設されるとともに、上記第
2ファン(19b)の通風路にインバ―タ等の電気パ―
ツを収納する電気パ―ツケ―ス(21)が配設されてな
る空気調和装置を前提とする。さらに、上記第1,第2
熱源側熱交換器(3a),(3b)の冷媒流通路にそれ
ぞれ介設され、閉鎖可能な第1,第2弁(4a),(4
b)を設ける。そして、空気調和装置の運転制御装置と
して、冷媒の凝縮温度を検出する凝縮温度検出手段(P
r )と、空気調和装置の冷房運転時、該凝縮温度検出手
段(Pr )の出力を受け、冷媒の凝縮温度が所定値以下
のとき、上記第1弁(4a)を開き、第2弁(4b)を
閉じるとともに、上記第1ファン(19a)の風量を通
常風量よりも低減させ、第2ファン(19b)を通常風
量で運転するよう制御する過負荷制御手段(51B)と
を設ける構成としたものである。
【0009】請求項3の発明の講じた手段は、上記請求
項2の発明と同様の空気調和装置を前提とし、同様の第
1,第2弁(4a),(4b)を設ける。そして、空気
調和装置の運転制御装置として、冷媒の凝縮温度を検出
する凝縮温度検出手段(Pr)と、空気調和装置の冷房
運転時、該凝縮温度検出手段(Pr)の出力を受け、冷
媒の凝縮温度が第1設定温度以下になると、上記第1弁
(4a)を開き、第2弁(4b)を閉じるとともに、上
記第1ファン(19a)の風量を通常風量よりも低減さ
せ、第2ファン(19b)を通常風量で運転するよう制
御する第1過負荷制御手段(51B)と、空気調和装置
の冷房運転時、上記凝縮温度検出手段(Pr )の出力を
受け、冷媒の凝縮温度が上記第1設定温度よりも低い第
2設定温度以下になると、上記第1弁(4a)を開き、
第2弁(4b)を閉じるとともに、上記第1ファン(1
9a)を停止させ、第2ファン(19b)を運転するよ
う制御する第2過負荷制御手段(51A)とを設ける構
成としたものである。
【0010】
【作用】以上の構成により、請求項1の発明では、第2
熱源側熱交換器(3b)に空調空気を供給する第2ファ
ン(19b)の通風路に電気パ―ツケ―ス(21)が設
置され、常時電気パ―ツケ―ス(21)内の電気パ―ツ
が冷却されるとともに、低外気等の条件下で凝縮温度が
所定値よりも低くなると、過負荷制御手段(51A)に
より、第1弁(4a)が開かれたままで第1ファン(1
9b)が停止されるので、第1熱源側熱交換器(3a)
の凝縮能力がごく僅かに抑制されるとともに、冷媒回路
(10)の冷媒循環が確保され、冷房運転が継続され
る。一方、第2弁(4b)が閉じられ、第2ファン(1
9b)が通常風量で運転されるので、第2熱源側熱交換
器(3b)に液冷媒が多量に貯溜され、第2熱源側熱交
換器(3b)の熱交換面積つまり凝縮能力が激減する。
したがって、各熱源側熱交換器(3a),(3b)の能
力が低減されて凝縮温度が適正範囲に回復する一方、電
気パ―ツの冷却機能が維持され、信頼性が向上すること
になる。
【0011】請求項2の発明では、凝縮温度が所定値よ
りも低くなると、過負荷制御手段(51B)により、第
1弁(4a)を開いたままで第1ファン(19a)の風
量を通常風量よりも低減させるように制御するととも
に、第2弁(4)及び第2ファン(19b)を上記請求
項1の発明におけると同様に制御するようにしているの
で、能力を微細に調節するような場合にも電気パ―ツの
冷却機能が維持されることになる。
【0012】請求項3の発明では、凝縮温度が第1設定
温度以下になると、第1過負荷制御手段(51B)によ
り上記請求項2の発明の制御を行い、さらに凝縮温度が
第1設定温度よりも低い第2設定温度以下になると、第
2過負荷制御手段(51A)により、上記請求項1の発
明の制御を行うようにしているので、凝縮温度の低下に
応じて段階的に凝縮能力が調節されるとともに、その間
電気パ―ツの冷却機能が維持されることになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図2以下の
図面に基づき説明する。
【0014】図2は本発明の実施例に係る空気調和装置
の配管系統を示し、該空気調和装置は、一台の室外ユニ
ット(X)に対して複数の室内ユニット(Y1),(Y2
),…が並列に配置されたマルチタイプのものであ
る。
【0015】ここで、上記室外ユニット(X)には、イ
ンバ―タ(図示せず)により運転容量が可変に調節され
る圧縮機(1)と、冷房運転時には図中実線のごとく暖
房運転時には図中破線のごとく切換わる四路切換弁
(2)と、冷房運転時には凝縮器として暖房運転時には
蒸発器として機能する2台の第1,第2熱源側熱交換器
(3a),(3b)と、それぞれ各熱源側熱交換器(3
a),(3b)用の減圧弁として機能する2つの第1,
第2室外電動膨張弁(4a),(4b)と、吸入冷媒中
の液冷媒を除去するためのアキュムレ―タ(8)とが主
要機器として配置されている。そして、室外ユニット
(X)において、上記第1熱源側熱交換器(3a)及び
第1室外電動膨張弁(4a)は第1分岐配管(9a)に
より、上記第2熱源側熱交換器(3b)及び第2室外電
動膨張弁(4b)は第2分岐配管(9b)により、それ
ぞれ直列に接続されるとともに、各分岐配管(9a),
(9b)は主冷媒配管(9)に対して互いに並列に接続
されている。つまり、上記第1,第2室外電動膨張弁
(4a),(4b)はそれぞれ各分岐配管(9a),
(9b)の通路を個別に閉鎖可能な弁として機能するも
のである。
【0016】また、各室内ユニット(Y1 ),(Y2
),…は同一に構成されており、各々冷房運転時には
蒸発器として、暖房運転時には凝縮器として機能する利
用側熱交換器(7)と、該利用側熱交換器(7)の減圧
弁として機能する室内電動膨張弁(6)とが配置され、
該各利用側熱交換器(7)及び室内電動膨張弁(6)は
室内分岐配管(9yn)(n =1 ,2,…)により直列に
接続されている。
【0017】上記各冷媒配管(9),(9a),(9
b)及び(9y1),(9y2),…を閉回路に接続するこ
とにより、冷媒が循環する閉回路の冷媒回路(10)が
構成されている。
【0018】また、(Pr)は吐出ラインに配置され、
高圧側圧力を検出する高圧圧力センサ、(Pe)は吸入
ラインに配置され、低圧側圧力を検出する低圧圧力セン
サであって、上記各センサは、空気調和装置の運転を制
御するコントロ―ラ(図示せず)に信号線で接続されて
おり、コントロ―ラにより、各センサで検出される冷媒
等の状態に応じて、各機器の作動を制御するようになさ
れている。
【0019】空気調和装置の暖房運転時、四路切換弁
(2)の接続状態が図中破線側に切換わり、圧縮機
(1)から吐出されるガス冷媒が利用側熱交換器(7)
で室内空気との熱交換により凝縮,液化され、液冷媒と
なってレシ―バ(5)に貯溜された後、各分岐配管(9
a),(9b)に分岐して流れ、各室外電動膨張弁(4
a),(4b)で減圧され、各熱源側熱交換器(3
a),(3b)で蒸発して圧縮機(1)に吸入されるよ
うに循環する。また、冷房運転時には、四路切換弁
(2)が図中実線側に切換わり、冷媒の循環方向は上記
冷房運転時とは逆向きとなって、吐出冷媒が各分岐配管
(9a),(9b)に分岐して流れ、各熱源側熱交換器
(3a),(3b)で室外空気との熱交換により凝縮,
液化された後、室内電動膨張弁(6)で減圧され、利用
側熱交換器(7)で蒸発して圧縮機(1)に戻るように
循環する。
【0020】次に、空気調和装置の室外ユニット(X)
の構造について説明する。図3〜図5は空気調和装置の
室外ユニット(X)の構造を示し、該室外ユニット
(X)のケ−シング(11)は箱体状に形成されてお
り、箱体の底部となる部位には床板(12)が設けら
れ、箱体の長手方向の図中前面となる部位には左端から
横方向に順次連結される4枚の前側板(13a1),(1
3a2),(13b1),(13b2)が設けられ、箱体の長
手方向の図中後面となる部位には上記各前側板(13a
1)〜(13b2)に各々相対峙して左端から横方向に順
次連結される4枚の保護網(14a1)〜(14b2)が設
けられ、箱体の左右側面となる部位には左右一対の左右
側板(15a)〜(15b)が設けられるとともに、箱
体の蓋体として、上述の相対峙する各前側板(13a1)
〜(13b2)−保護網(14a1)〜(14b2)間に跨っ
て載置される4個の天板(16a1),(16a2),(1
6b1),(16b2)が左側板(15a)から右方に向っ
て順次設けられている。
【0021】そして、該各天板(16a1)〜(16b2)
の内部にはそれぞれ4台のファン(19a1),(19a
2),(19b1),(19b2)が収納されており、左側
の一対のファン(19a1),(19a2)により第1ファ
ン(19a)が構成され、右側の一対のファン(19b
1),(19b2)により第2ファン(19b)が構成さ
れている。また、上記各天板(16a1)〜(16b2)の
上面が空調空気を吹出す空気吹出口(18a1)〜(18
b2)となっていて、この各空気吹出口(18a1)〜(1
8b2)のうち、左側の一対の空気吹出口(18a1),
(18a2)により第1空気吹出口(18a)が構成さ
れ、右側の一対の空気吹出口(18b1),(18b2)に
より、第2空気吹出口(18b)が構成されている。
【0022】また、上記各保護網(14a1)〜(14b
2)が配置される後側部において、左側の一対の第1,
第2保護網(14a1),(14a2)に跨って空調空気を
取り入れる第1空気吸込口(17a)が形成され、右側
の一対の保護網(14b1),(14b2)に跨って第2空
気吸込口(17b)が形成されていて、ケ―シング(1
1)内に、各空気吸込口(17a),(17b)から各
空気吹出口(18a),(18b)まで空調空気が流通
する通風路が形成されている。
【0023】そして、上記冷媒回路(10)に配設され
る室外ユニット(X)側の圧縮機(1)、四路切換弁
(2)、各熱源側熱交換器(3a),(3b)、各室外
電動膨張弁(4a),(4b)、アキュムレ―タ(8)
等の各機器はこの室外ユニット(X)のケ―シング(1
1)内で、床板(12)上に載置して収納されている。
ここで、上記第1熱源側熱交換器(3a)は、図4の破
線に示すように、平面略コ字状に形成されており、上記
第1空気吸込口(17a)の直下流、つまり左側の一対
の保護網(14a1),(14a2)に対面して立設されて
おり、第2熱源側熱交換器(3b)は、同じく図4の破
線に示すように平面略コ字状に形成されており、第2空
気吸込口(17b)の直下流、つまり右側の一対の保護
網(14b1),(14b2)に対面して立設されている。
さらに、図示しないが、箱体の長手方向の中央部となる
部位には、通風路を左右に区画するための中央仕切り板
が設けられており、この中央仕切り板は前面中央部から
各熱源側熱交換器(3a),(3b)の境界付近まで延
設されている。つまり、通風路の各熱源側熱交換器(3
a),(3b)上流側は仕切られずに連通状態となって
いる一方、通風路の各熱源側熱交換器(3a),(3
b)下流側は中央仕切り板により、第1空気吹出口(1
8A)側と第2空気吹出口(18b)側とに仕切られて
いる。
【0024】ここで、上記ファン(19a),(19
b)の特性について説明する。上記第1ファン(19
a)と第2ファン(19b)とは同一構成をしており、
いずれも高風量「H」と低風量「L」とに切換え可能な
風量可変形ファン(19a1),(19b1)と、一定風量
でのみ運転可能な定風量形ファン(19a2),(19b
2)とを備えている。そして、これらの組み合わせによ
り、風量可変形ファン(19a1),(19b1)が「H」
で定風量形ファン(19a2),(19b2)が「オン」と
なる強風量と、風量可変形ファン(19a1),(19b
1)が「H」で定風量形ファン(19a2),(19b2)
が「オフ」となる弱風量と、風量可変形ファン(19a
1),(19b1)が「L」で定風量形ファン(19a
2),(19b2)が「オフ」となる微風量との3段階に
調節しうるようになされている。
【0025】ここで、上記第3前側板(13b1)には、
図3の破線部分に示すように、インバ―タ等の電気パ―
ツ(P1 ),(P2 ),…を収納するための電気パ―ツ
ケ―ス(21)が取り付けられており、第3前側板(1
3b1)の上記電気パ―ツケ―ス(21)と対向する部位
には、室外空気を取り入れるための一対の開口(K
1),(K2 )が設けられている。
【0026】そして、図6に詳示するように、上記電気
パ―ツケ―ス(21)において、各種の電気パ―ツ(P
1 ),(P2 ),…を収納するケ―ス本体(22)の前
面が開口されていて、この前面開口を塞ぐ前蓋体(2
3)と、ケ―ス本体(22)の上面側を覆う上蓋体(2
4)とが設けられている。そして、上記前蓋体(23)
とケ―ス本体(22)上端との間には上部間隙(25)
が形成され、ケ―ス本体(22)下端と前蓋体(23)
下端の一側端側との間には下部間隙(26)が形成され
ていて、上記ファン(19)の運転時、この下部間隙
(26)から上部間隙(25)に亘って、ケ―ス内外を
換気風が流通するようになされている。そして、開口
(K1 )から外気(Wo )が下部間隙(26)を介して
電気パ―ツケ―ス(21)内部に流れる一方、遮蔽板
(27)により、下部間隙(26)付近において、室外
ユニット(X)内部に流れる熱交換後の内部空気(Wi
)を遮蔽するようになされている。また、(28)は
ケ―ス本体(22)に取り付けられ、外気温度を検出す
るための空気サ―ミスタ、(29)は配線の端部を接続
するための端子台である。
【0027】さらに、下部間隙(26)から上方の電気
パ―ツ(P1 ),(P2 ),…付近まで延びるダクト
(30)が設けられていて、該ダクト(30)により、
換気風を電気パ―ツ(P1 ),(P2 ),…に集中させ
て冷却効果を高めるとともに、外部から雨等が侵入して
端子台(29)が濡れるのを防止するようになされてい
る。
【0028】次に、上記各熱源側熱交換器(3a),
(3b)の能力を調節するための各室外電動膨張弁(4
a),(4b)の開度制御及び各ファン(19a)〜
(19d)の風量制御の内容について、表1及び図7に
基づき説明する。
【0029】
【表1】
【0030】上記表1は上記各室外電動膨張弁(4
a),(4b)の開度及び各ファン(19a),(19
b)の冷房運転中における制御モ―ドを示し、第1,第
2ファン(19a),(19b)が強風量に、かつ各室
外電動膨張弁(4a),(4b)の開度が全開(200
0パルス)に制御される制御される通常制御モ―ドと、
この状態から熱源側熱交換器(3a),(3b)の能力
を低下させて室内負荷とのバランスを取るための低外気
制御モ―ドとが設けられている。該低外気制御モ―ドに
は、第1ファン(19a)が弱風量に、第2ファン(1
9b)が強風量に、かつ各室外電動膨張弁(4a),
(4b)が全開(2000パルス)に制御されるステッ
プS1と、各ファン(19a),(19b)の風量は上
記ステップS1と同じに、かつ第1室外電動膨張弁(4
a)の開度が全開(2000パルス)で第2室外電動膨
張弁(4b)の開度が全閉(0パルス)に制御されるス
テップS2と、第1ファン(19a)が微風量で第2フ
ァンが強風量に、かつ各室外電動膨張弁(4a),(4
b)の開度が上記ステップS2と同じに制御されるステ
ップS3と、各ファン(19a),(19b)の風量が
上記ステップS3と同じに、かつ第1室外電動膨張弁
(4a)の開度が凝縮温度Tc の制御目標値を30
(℃)とする凝縮温度一定制御により、第2室外電動膨
張弁(4b)の開度が全閉(0パルス)に制御されるス
テップS4と、第1ファン(19a),(19b)が停
止され第2ファン(19c)が強風量に、かつ各室外電
動膨張弁(4a),(4b)の開度が上記ステップS4
と同じに制御されるステップS5と、各ファン(19
a),(19b)がいずれも停止され、かつ各室外電動
膨張弁(4a),(4b)の開度が上記ステップS5と
同じに制御されるステップS6との合計6つの制御モ―
ドが設けられている。つまり、ステップS1から順次能
力を低減させていくようになされている。
【0031】図7は冷房運転中における制御状態の変化
を示し、凝縮温度Tc、インバ―タ周波数Ftc及び外気
温度Ta の変化に応じて制御状態を変更するようになさ
れている。すなわち、通常制御モ―ドで運転中に、Tc
<29.5(℃)かつFtc<A(Aは定数)の状態が3
0秒間継続したときにはステップS1に移行し、以下、
Tc <29.5(℃)かつFtc<Aの状態が30秒間継
続したときには、圧縮機(1)の運転容量が小さいにも
拘らず凝縮温度Tc が低いことから熱源側熱交換器(3
a),(3b)の能力が過大と判断して、順次ステップ
S1,S2,S3,S4に移行する一方、ステップS1
又はS2による運転中にTc >43(℃)かつFtc=B
(Bは上記定数Aよりも大きい定数)の状態が30秒間
継続したときには、圧縮機(1)の運転容量が増大した
にも拘らず凝縮温度Tc が高くなったことで熱源側熱交
換器(3a),(3b)の能力を回復させうると判断し
て、それぞれ通常制御モ―ド又はステップS1に制御に
戻る。なお、ステップS4による運転中には、凝縮温度
Tc 一定制御による第1室外電動膨張弁(4a)の開度
制御で、Tc >43(℃)又はFtc=C(Cは上記定数
Bと同じかやや大きい定数)で、第1室外電動膨張弁
(4a)の開度が全開(2000パルス)のときに、室
外電動膨張弁(4a)の開度を絞らなくても熱源側熱交
換器(3a),(3b)の能力が過大でなくなっている
ことに鑑み、ステップS2まで戻るようになされてい
る。
【0032】また、ステップS4による運転中、Tc <
26.4になると、より厳しい低外気条件となるためス
テップS5に移行する。すなわち、第1ファン(19
a)を停止させ、この停止された第1ファン(19a)
の通風路に設置された第1室外電動膨張弁(4a)の開
度を凝縮温度一定制御により制御するとともに、第2フ
ァン(19b)は強風量で運転し、この強風量で運転さ
れる第2ファン(19b)の通風路に設置された第2室
外電動膨張弁(4b)を閉じることにより、各熱源側熱
交換器(3a),(3b)の凝縮能力を極めて小さくし
ながら、第2ファン(19b)による室外ユニット
(X)のケ―シング(11)内への外部空気の取り入れ
を継続し、電気パ―ツケ―ス(21)内に換気風を流通
させることにより、電気パ―ツ(P1 ),(P2 ),…
の冷却機能を維持するようになされている。
【0033】なお、ステップS5による運転中に、Tc
<26.4(℃)かつT1 <3(℃)になると、極端な
低外気条件であるためステップS6に移行して、各ファ
ン(19a),(19b)を停止させる一方、ステップ
S6による運転中にTc >38.6(℃)又はT1 >6
(℃)になると、極端な低外気条件から脱したと判断し
て、ステップS5に戻り、ステップS5による運転中に
Tc >43(℃)になると、低外気条件が緩和したと判
断してステップS4の制御に戻る。
【0034】上記制御状態の変化において、ステップS
5の制御により、請求項1の発明にいう過負荷制御手段
(51A)が構成されている。また、ステップS2〜4
の制御により、請求項2の発明にいう過負荷制御手段
(51B)が構成されている。
【0035】したがって、上記実施例では、室外ユニッ
ト(X)のケ―シング(11)内に2つの熱源側熱交換
器(3a),(3b)を配置したいわゆる2面熱交形空
気調和装置において、空気調和装置の冷房運転中に低外
気条件等で熱源側熱交換器(3a),(3b)における
冷媒の凝縮温度Tc が低下すると、適正な冷媒状態を維
持すべく熱源側熱交換器(3a),(3b)の凝縮能力
を低減させる必要が生じる。したがって、熱源側熱交換
器(3a),(3b)の流量を制限するとともに、熱源
側熱交換器(3a),(3b)への風量を低減したり、
停止することになるが、室外ユニット(X)のケ―シン
グ(11)に電気パ―ツケ―ス(21)を配設し、電気
パ―ツケ―ス(21)内のインバ―タ等の電気パ―ツ
(P1 ),(P2 ),…を熱源側熱交換器(3a),
(3b)への送風を利用して冷却するようにしたもので
は、電気パ―ツ(P1 ,(P2 ),…の冷却機能が損な
われ、特にインバ―タのように高電流が流れるものでは
過熱により故障が生じる虞れがある。
【0036】ここで、上記実施例では、第2熱源側熱交
換器(3b)に空調空気を供給する第2ファン(19
b)の通風路に電気パ―ツケ―ス(21)を設置し、常
時電気パ―ツケ―ス(21)内の電気パ―ツ(P1 ),
(P2 ),…を冷却するとともに、低外気等の条件下で
凝縮温度が所定値よりも低くなると、過負荷制御手段
(51A)により、第1弁(4a)が開かれたままで第
1ファン(19b)が停止されるので、第1熱源側熱交
換器(3a)の凝縮能力がごく僅かに抑制されるととも
に、冷媒回路(10)の冷媒循環が確保され、冷房運転
が継続される。一方、第2弁(4b)が閉じられ、第2
ファン(19b)が通常風量で運転されるので、第2熱
源側熱交換器(3b)に液冷媒が多量に貯溜され、第2
熱源側熱交換器(3b)の熱交換面積つまり凝縮能力が
激減する。したがって、各熱源側熱交換器(3a),
(3b)の能力を低減して凝縮温度を適正範囲に回復さ
せながら、電気パ―ツ(P1 ),(P2 ),…の冷却機
能が維持され、信頼性が向上することになる。
【0037】特に、請求項2の発明に対応して、過負荷
制御手段(51B)により、第1ファン(19a)を風
量可変形とし、凝縮温度Tc が所定値(上記実施例では
29.5(℃))よりも低くなったときに第1ファン
(19a)の風量を通常風量よりも低減する(上記実施
例では弱風量又は微風量)ことにより第1熱源側熱交換
器(3a)の能力を低減しながら、第2室外電動膨張弁
(4b)を全閉として第2熱源側熱交換器(3b)の能
力を出すことなく第2ファン(19b)を通常風量で運
転するようにしているので、能力を微細に調節するよう
な場合にも電気パ―ツ(P1 ),(P2 ),…の冷却機
能を維持することができる。
【0038】さらに、請求項3の発明のごとく、上記二
つの過負荷制御手段(51A),(51B)を組み合わ
せ、凝縮温度Tc が第1設定温度(上記実施例では2
9.5(℃))以下になると、第1過負荷制御手段(5
1B)により第1室外電動膨張弁(4a)を開いたまま
で第1ファン(19a)の風量を通常風量よりも低減
し、凝縮温度Tc が第2設定温度(上記実施例では2
6.4(℃))以下になると、第2過負荷制御手段(5
1A)により、第1ファン(19a)の運転を停止させ
ながら、その間第2室外電動膨張弁(4b)を閉じ、第
2ファン(19b)を通常風量で運転することによっ
て、低外気条件の変化に応じてより微細に能力を調節し
ながら、その間電気パ―ツ(P1 ),(P2 ),…の冷
却機能を維持することができる。
【0039】なお、上記実施例では、各熱源側熱交換器
(3a),(3b)が介設される室外分岐配管(9
a),(9b)にそれぞれ室外電動膨張弁(4a),
(4b)を配置したが、本発明は斯かる実施例に限定さ
れるものではなく、例えば各室外分岐配管(9a),
(9b)には開閉弁を配置し、主冷媒配管(9)に共通
の電動膨張弁を配置して、低外気時には第1熱源側熱交
換器(3a)側の開閉弁を開き、第2熱源側熱交換器
(3b)側の開閉弁を開くような構成も可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、室外ユニットのケ―シング内に2つのファンを
配設し、各ファンの通風路に各々冷媒回路に並列に接続
される第1,第2熱源側熱交換器を配設するとともに、
第2ファンの通風路に電気パ―ツを収納する電気パ―ツ
ケ―スを配設し、各熱源側熱交換器の冷媒流通路に閉鎖
可能な第1,第2弁を介設してなる空気調和装置の運転
制御装置として、凝縮温度が所定値よりも低くなると、
第1弁を開いたままで第1ファンを停止する一方、第2
弁を閉じて第2ファンを運転するようにしたので、各熱
源側熱交換器の能力を低減して凝縮温度を適正範囲に回
復させながら、電気パ―ツの冷却機能を維持することが
でき、よって、信頼性の向上を図ることができる。
【0041】請求項2の発明によれば、凝縮温度が所定
値よりも低くなると、第1弁を開いたままで第1ファン
の風量を通常風量よりも低減させるように制御する一
方、第2弁及び第2ファンを上記請求項1の発明におけ
ると同様に制御するようにしたので、熱源側熱交換器の
能力を微細に調節しながら電気パ―ツの冷却機能を維持
することができる。
【0042】請求項3の発明によれば、凝縮温度が第1
設定温度以下になると上記請求項2の発明の制御を行
い、さらに凝縮温度が第1設定温度よりも低い第2設定
温度以下になると上記請求項1の発明の制御を行うよう
にしたので、凝縮温度の低下に応じて熱源側熱交換器の
能力を段階的に調節しながら、その間電気パ―ツの冷却
機能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】実施例に係る空気調和装置の冷媒配管系統図で
ある。
【図3】室外ユニットの正面図である。
【図4】室外ユニットの平面図である。
【図5】室外ユニットの左側面図である。
【図6】電気パ―ツケ―スの内部構造を示す上記図3の
VI−VI線断面図である。
【図7】空気調和装置の運転制御の変化を示す制御状態
遷移図である。
【符号の説明】
3a 第1熱源側熱交換器 3b 第2熱源側熱交換器 4a 第1室外電動膨張弁 4b 第2室外電動膨張弁 10 冷媒回路 11 ケ―シング 19a 第1ファン 19b 第2ファン 21 電気パ―ツケ―ス 51 過負荷制御手段 Pr 高圧圧力センサ(凝縮温度検出手段) X 室外ユニット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外ユニット(X)のケ―シング(1
    1)内に第1ファン(19a)と第2ファン(19b)
    とが配設され、該各ファン(19a),(19b)の通
    風路に、各々冷媒回路(10)に並列に接続される第
    1,第2熱源側熱交換器(3a),(3b)が配設され
    るとともに、上記第2ファン(19b)の通風路にイン
    バ―タ等の電気パ―ツを収納する電気パ―ツケ―ス(2
    1)が配設されてなる空気調和装置において、上記第
    1,第2熱源側熱交換器(3a),(3b)の冷媒流通
    路にそれぞれ介設され、閉鎖可能な第1,第2弁(4
    a),(4b)を備えるとともに、冷媒の凝縮温度を検
    出する凝縮温度検出手段(Pr )と、空気調和装置の冷
    房運転時、該凝縮温度検出手段(Pr )の出力を受け、
    冷媒の凝縮温度が所定値以下のとき、上記第1弁(4
    a)を開き、第2弁(4b)を閉じるとともに、上記第
    1ファン(19a)を停止させ、第2ファン(19b)
    を運転するよう制御する過負荷制御手段(51A)とを
    備えたことを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 室外ユニット(X)のケ―シング(1
    1)内に風量可変な第1ファン(19a)と第2ファン
    (19b)とが配設され、該各ファン(19a),(1
    9b)の通風路に各々冷媒回路(10)に並列に接続さ
    れる第1,第2熱源側熱交換器(3a),(3b)が配
    設されるとともに、上記第2ファン(19b)の通風路
    にインバ―タ等の電気パ―ツを収納する電気パ―ツケ―
    ス(21)が配設されてなる空気調和装置において、上
    記第1,第2熱源側熱交換器(3a),(3b)の冷媒
    流通路にそれぞれ介設され、閉鎖可能な第1,第2弁
    (4a),(4b)を備えるとともに、冷媒の凝縮温度
    を検出する凝縮温度検出手段(Pr )と、空気調和装置
    の冷房運転時、該凝縮温度検出手段(Pr )の出力を受
    け、冷媒の凝縮温度が所定値以下のとき、上記第1弁
    (4a)を開き、第2弁(4b)を閉じるとともに、上
    記第1ファン(19a)の風量を通常風量よりも低減さ
    せ、第2ファン(19b)を通常風量で運転するよう制
    御する過負荷制御手段(51B)とを備えたことを特徴
    とする空気調和装置の運転制御装置。
  3. 【請求項3】 室外ユニット(X)のケ―シング(1
    1)内に風量可変な第1ファン(19a)と第2ファン
    (19b)とが配設され、該各ファン(19a),(1
    9b)の通風路に各々冷媒回路(10)に並列に接続さ
    れる第1,第2熱源側熱交換器(3a),(3b)が配
    設されるとともに、上記第2ファン(19b)の通風路
    にインバ―タ等の電気パ―ツを収納する電気パ―ツケ―
    ス(21)が配設されてなる空気調和装置において、上
    記第1,第2熱源側熱交換器(3a),(3b)の冷媒
    流通路にそれぞれ介設され、閉鎖可能な第1,第2弁
    (4a),(4b)を備えるとともに、冷媒の凝縮温度
    を検出する凝縮温度検出手段(Pr )と、空気調和装置
    の冷房運転時、該凝縮温度検出手段(Pr )の出力を受
    け、冷媒の凝縮温度が第1設定温度以下になると、上記
    第1弁(4a)を開き、第2弁(4b)を閉じるととも
    に、上記第1ファン(19a)の風量を通常風量よりも
    低減させ、第2ファン(19b)を通常風量で運転する
    よう制御する第1過負荷制御手段(51B)と、空気調
    和装置の冷房運転時、上記凝縮温度検出手段(Pr )の
    出力を受け、冷媒の凝縮温度が上記第1設定温度よりも
    低い第2設定温度以下になると、上記第1弁(4a)を
    開き、第2弁(4b)を閉じるとともに、上記第1ファ
    ン(19a)を停止させ、第2ファン(19b)を運転
    するよう制御する第2過負荷制御手段(51A)とを備
    えたことを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
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