JP2556158Y2 - 磁気テープカートリッジ - Google Patents
磁気テープカートリッジInfo
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- JP2556158Y2 JP2556158Y2 JP1993003894U JP389493U JP2556158Y2 JP 2556158 Y2 JP2556158 Y2 JP 2556158Y2 JP 1993003894 U JP1993003894 U JP 1993003894U JP 389493 U JP389493 U JP 389493U JP 2556158 Y2 JP2556158 Y2 JP 2556158Y2
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- JP
- Japan
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- leader block
- magnetic tape
- latch
- tape cartridge
- latch arm
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Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 50
- 238000003032 molecular docking Methods 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/28—Indicating or preventing prior or unauthorised use, e.g. cassettes with sealing or locking means, write-protect devices for discs
- G11B23/287—Indicating or preventing prior or unauthorised use, e.g. cassettes with sealing or locking means, write-protect devices for discs by mechanical lock
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/66—Threading; Loading; Automatic self-loading
- G11B15/67—Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting end of record carrier from container or spool
- G11B15/672—Extracting end of record carrier from container or single reel
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/107—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using one reel or core, one end of the record carrier coming out of the magazine or cassette
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、3480型磁気テープ
カートリッジに関し、特に、カートリッジを使用しない
ときにはその所定の位置でリーダーブロックをロックす
るリーダーブロックラッチ機構を有する磁気テープカー
トリッジに関する。
カートリッジに関し、特に、カートリッジを使用しない
ときにはその所定の位置でリーダーブロックをロックす
るリーダーブロックラッチ機構を有する磁気テープカー
トリッジに関する。
【0002】
【従来の技術及び考案の課題】3480型磁気テープカ
ートリッジの分野では、カートリッジを使用しないとき
にはその開口部からリーダーブロックがはみ出さないよ
うにすることが課題となっている。3480型磁気テー
プカートリッジは、業界で標準的なものであり、所定の
寸法を有する略直方体のハウジングからなっている。ハ
ウジングには磁気テープ用の単一のリールが回転自在に
取り付けられており、テープの一端にはリーダーブロッ
クが設けられている。このリーダーブロックは、カート
リッジのハウジングの一角にある開口部を通じてテープ
ドライブのテープ通しアームにアクセスできるものであ
る。磁気テープをカートリッジ内のリールに完全に巻き
付けると、リーダーブロックが開口部の方に引き寄せら
れて開口部は塞がる。リーダーブロックを開口部に引き
込むのに要する力は、リーダーブロックの長さと開口部
の大きさとの相関関係である。リーダーブロックとカー
トリッジの開口部との寸法は、それらを成形したり組み
立てたりする方法に応じて様々に変化するので、リーダ
ーブロックを巻き取るのに要する力は、公称のものから
かなり逸脱するという結果になる。
ートリッジの分野では、カートリッジを使用しないとき
にはその開口部からリーダーブロックがはみ出さないよ
うにすることが課題となっている。3480型磁気テー
プカートリッジは、業界で標準的なものであり、所定の
寸法を有する略直方体のハウジングからなっている。ハ
ウジングには磁気テープ用の単一のリールが回転自在に
取り付けられており、テープの一端にはリーダーブロッ
クが設けられている。このリーダーブロックは、カート
リッジのハウジングの一角にある開口部を通じてテープ
ドライブのテープ通しアームにアクセスできるものであ
る。磁気テープをカートリッジ内のリールに完全に巻き
付けると、リーダーブロックが開口部の方に引き寄せら
れて開口部は塞がる。リーダーブロックを開口部に引き
込むのに要する力は、リーダーブロックの長さと開口部
の大きさとの相関関係である。リーダーブロックとカー
トリッジの開口部との寸法は、それらを成形したり組み
立てたりする方法に応じて様々に変化するので、リーダ
ーブロックを巻き取るのに要する力は、公称のものから
かなり逸脱するという結果になる。
【0003】既存の3480型磁気テープカートリッジ
には、リーダーブロックとそれに付随するテープとがカ
ートリッジから抜け出るのを阻止するようなラッチ機構
は備わっていない。リーダーブロックは移動自在のもの
であり、テープ通しアームがリーダーブロックを把持し
てリーダーブロックとそれに付随する磁気テープとをテ
ープドライブ内のテープ走行路に通すようになってい
る。しかし、3480型磁気テープカートリッジを、ユ
ーザー側で扱ったり、倉庫に保管したり、ある地点間で
輸送したりするときに、リーダーブロックをうっかりと
カートリッジから引き出してしまい、テープの一部を損
傷させることもありうる。
には、リーダーブロックとそれに付随するテープとがカ
ートリッジから抜け出るのを阻止するようなラッチ機構
は備わっていない。リーダーブロックは移動自在のもの
であり、テープ通しアームがリーダーブロックを把持し
てリーダーブロックとそれに付随する磁気テープとをテ
ープドライブ内のテープ走行路に通すようになってい
る。しかし、3480型磁気テープカートリッジを、ユ
ーザー側で扱ったり、倉庫に保管したり、ある地点間で
輸送したりするときに、リーダーブロックをうっかりと
カートリッジから引き出してしまい、テープの一部を損
傷させることもありうる。
【0004】
【課題を解決するための手段】リーダーブロックラッチ
機構を備えた改良型磁気テープカートリッジによって、
上記の課題は解決され、当該分野において技術的進歩が
達成されている。このリーダーブロックラッチ機構は、
リーダーブロックをカートリッジのハウジングの開口部
内の所定の位置に自動的及び機械的に確実に固定するロ
ック機能を果たしている。従って、ラッチ機構を解除し
ないことには、テープドライブやユーザーがリーダーブ
ロックをハウジングから引き出すことはできないのであ
る。
機構を備えた改良型磁気テープカートリッジによって、
上記の課題は解決され、当該分野において技術的進歩が
達成されている。このリーダーブロックラッチ機構は、
リーダーブロックをカートリッジのハウジングの開口部
内の所定の位置に自動的及び機械的に確実に固定するロ
ック機能を果たしている。従って、ラッチ機構を解除し
ないことには、テープドライブやユーザーがリーダーブ
ロックをハウジングから引き出すことはできないのであ
る。
【0005】ラッチ機構は、カートリッジのハウジング
内に回動自在に連結されたラッチアームを有することが
好ましい。リーダーブロックは、このラッチアームと係
合することによって、ハウジングから出ないようになっ
ている。ラッチアームの第1端は、リーダーブロックに
設けられた機構と係合すること、さらに、カートリッジ
のハウジングの穴を通じてテープドライブとアクセスす
ること、が好ましい。ラッチアームの第2端は、好まし
い実施例では、カートリッジのハウジングに回動自在に
連結されている。ラッチアームは、通常の状態では、第
1位置、すなわち、第1端が上記機構と係合してリーダ
ーブロックがカートリッジのハウジングから抜け出るこ
とのない位置にある。リーダーブロックのロック状態を
適切に維持するために、ラッチアームはスプリングによ
って第1位置に付勢されることが好ましい。ラッチアー
ムは、テープドライブによって、第2位置、すなわち、
リーダーブロックがカートリッジのハウジングから自由
に出られる位置に移動する。リーダーブロックは、テー
プドライブのリーダーブロックラッチ解除ピンによって
解放されることが好ましい。このラッチ解除ピンがハウ
ジングの穴からカートリッジに進入し、スプリングの付
勢力に勝る力をラッチアームに加えることによって、ラ
ッチアームはロック位置からロック解除位置へ移動す
る。このように、カートリッジを扱ったり輸送している
最中でも、リーダーブロックラッチ機構がリーダーブロ
ックを自動的にロックするので、リーダーブロックとそ
れに付随する磁気テープとをうっかりとカートリッジか
ら引き出してしまうことはなく、そして、リーダーブロ
ックのロックは、カートリッジをテープドライブに挿入
することによって自動的に解除されるのである。さら
に、リーダーブロックラッチ機構は、第1位置にあると
きには、ラッチ解除ピン用の穴を封止するようになって
いる。
内に回動自在に連結されたラッチアームを有することが
好ましい。リーダーブロックは、このラッチアームと係
合することによって、ハウジングから出ないようになっ
ている。ラッチアームの第1端は、リーダーブロックに
設けられた機構と係合すること、さらに、カートリッジ
のハウジングの穴を通じてテープドライブとアクセスす
ること、が好ましい。ラッチアームの第2端は、好まし
い実施例では、カートリッジのハウジングに回動自在に
連結されている。ラッチアームは、通常の状態では、第
1位置、すなわち、第1端が上記機構と係合してリーダ
ーブロックがカートリッジのハウジングから抜け出るこ
とのない位置にある。リーダーブロックのロック状態を
適切に維持するために、ラッチアームはスプリングによ
って第1位置に付勢されることが好ましい。ラッチアー
ムは、テープドライブによって、第2位置、すなわち、
リーダーブロックがカートリッジのハウジングから自由
に出られる位置に移動する。リーダーブロックは、テー
プドライブのリーダーブロックラッチ解除ピンによって
解放されることが好ましい。このラッチ解除ピンがハウ
ジングの穴からカートリッジに進入し、スプリングの付
勢力に勝る力をラッチアームに加えることによって、ラ
ッチアームはロック位置からロック解除位置へ移動す
る。このように、カートリッジを扱ったり輸送している
最中でも、リーダーブロックラッチ機構がリーダーブロ
ックを自動的にロックするので、リーダーブロックとそ
れに付随する磁気テープとをうっかりとカートリッジか
ら引き出してしまうことはなく、そして、リーダーブロ
ックのロックは、カートリッジをテープドライブに挿入
することによって自動的に解除されるのである。さら
に、リーダーブロックラッチ機構は、第1位置にあると
きには、ラッチ解除ピン用の穴を封止するようになって
いる。
【0006】
【実施例】以下に、添付図面に示した本考案の一実施例
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
【0007】現在使われているコンピュータシステムテ
ープ送り機の1つのタイプのものでは、データ記憶媒体
としてIBM社製3480型磁気テープカートリッジが
利用されている。3480型磁気テープカートリッジは
略直方体の外側ハウジングを有しており、このハウジン
グは、一端にリーダーブロックを備えた磁気テープを巻
き付けている単一のリールを収容するようになってい
る。使用の際には、協働するテープドライブがリーダー
ブロックをカートリッジの外側ハウジングの開口部から
引き出す。そして、テープドライブ内のテープ通しアー
ムが、リーダーブロックを把持してテープをカートリッ
ジの一角の開口部から引き出し、リーダーブロックとそ
れに付随するテープとをテープ走行路に沿わせながらテ
ープドライブの巻取リールに移送する。この3480型
磁気テープカートリッジの外側寸法と構造、及び、リー
ダーブロックを把持するためのテープ通しアームリーダ
ーブロックピンは、業界で標準とされているものであ
る。図1〜5では、リーダーブロックは他の同等部材と
接触しており、また、磁気テープカートリッジとテープ
通しアームリーダーブロックピンとの細部は、図面を簡
略化するため省略している。
ープ送り機の1つのタイプのものでは、データ記憶媒体
としてIBM社製3480型磁気テープカートリッジが
利用されている。3480型磁気テープカートリッジは
略直方体の外側ハウジングを有しており、このハウジン
グは、一端にリーダーブロックを備えた磁気テープを巻
き付けている単一のリールを収容するようになってい
る。使用の際には、協働するテープドライブがリーダー
ブロックをカートリッジの外側ハウジングの開口部から
引き出す。そして、テープドライブ内のテープ通しアー
ムが、リーダーブロックを把持してテープをカートリッ
ジの一角の開口部から引き出し、リーダーブロックとそ
れに付随するテープとをテープ走行路に沿わせながらテ
ープドライブの巻取リールに移送する。この3480型
磁気テープカートリッジの外側寸法と構造、及び、リー
ダーブロックを把持するためのテープ通しアームリーダ
ーブロックピンは、業界で標準とされているものであ
る。図1〜5では、リーダーブロックは他の同等部材と
接触しており、また、磁気テープカートリッジとテープ
通しアームリーダーブロックピンとの細部は、図面を簡
略化するため省略している。
【0008】図1に示すように、磁気テープカートリッ
ジ100内のリーダーブロック101は、カートリッジ
100に収容されたリール115上に磁気テープ108
を巻き戻すためのテープドライブ(図示せず)の巻き戻
し作用によって、カートリッジ100の一角に設けられ
た開口部119へ引き込まれるようになっている。リー
ダーブロック101がカートリッジのハウジング117
内に完全に引き込まれてしまわないように、カートリッ
ジ100にはストップ機構(図示せず)が設けられてい
る。従って、巻き戻し操作では、適当な分量の磁気テー
プ108が巻き取られ、リーダーブロック101はハウ
ジング117内のリーダーブロックストップ(図示せ
ず)に対して正確に位置決めされる。このストップ機構
は、リーダーブロック101を開口部119から十分に
突出させておくような位置に設けられているので、テー
プ通しアームリーダーブロックピンをリーダーブロック
101の露出端に形成されたスロットに差し込むことが
できるようになっている。
ジ100内のリーダーブロック101は、カートリッジ
100に収容されたリール115上に磁気テープ108
を巻き戻すためのテープドライブ(図示せず)の巻き戻
し作用によって、カートリッジ100の一角に設けられ
た開口部119へ引き込まれるようになっている。リー
ダーブロック101がカートリッジのハウジング117
内に完全に引き込まれてしまわないように、カートリッ
ジ100にはストップ機構(図示せず)が設けられてい
る。従って、巻き戻し操作では、適当な分量の磁気テー
プ108が巻き取られ、リーダーブロック101はハウ
ジング117内のリーダーブロックストップ(図示せ
ず)に対して正確に位置決めされる。このストップ機構
は、リーダーブロック101を開口部119から十分に
突出させておくような位置に設けられているので、テー
プ通しアームリーダーブロックピンをリーダーブロック
101の露出端に形成されたスロットに差し込むことが
できるようになっている。
【0009】このような構造に伴う難点として、テープ
ドライブがテープ108をカートリッジ内に十分に巻き
戻さなければ、リーダーブロック101はカートリッジ
100の開口部119の所定の位置まで完全には引き込
まれないということが挙げられる。リーダーブロック1
01が過度にはみ出ていると、カートリッジ100をあ
る場所から他の場所へ運んでいる最中にリーダーブロッ
ク101を何かの突起物にひっかけてテープ108をう
っかりとカートリッジ100から引き出してしまうこと
がある。その、テープの引き出された部分は汚れてしま
うかもしれず、そうなれば、データを正確に読み取った
り書き込んだりするべきテープドライブの性能を劣化さ
せることになる。また、テープ108が、破れるなどし
て、物理的に傷んでしまうこともある。リーダーブロッ
ク101をカートリッジ100内の所定の位置に確実に
ロックするための機構は、今のところ、存在していな
い。
ドライブがテープ108をカートリッジ内に十分に巻き
戻さなければ、リーダーブロック101はカートリッジ
100の開口部119の所定の位置まで完全には引き込
まれないということが挙げられる。リーダーブロック1
01が過度にはみ出ていると、カートリッジ100をあ
る場所から他の場所へ運んでいる最中にリーダーブロッ
ク101を何かの突起物にひっかけてテープ108をう
っかりとカートリッジ100から引き出してしまうこと
がある。その、テープの引き出された部分は汚れてしま
うかもしれず、そうなれば、データを正確に読み取った
り書き込んだりするべきテープドライブの性能を劣化さ
せることになる。また、テープ108が、破れるなどし
て、物理的に傷んでしまうこともある。リーダーブロッ
ク101をカートリッジ100内の所定の位置に確実に
ロックするための機構は、今のところ、存在していな
い。
【0010】<リーダーブロックラッチ機構> 図1には、本考案に係る改良型磁気テープカートリッジ
100内に設けられたリーダーブロックラッチ機構10
2の平面図が示されている。図2,4にはリーダーブロ
ックラッチ機構102の作動状態が、図3,5にはその
非作動状態が、断面図と斜視図とによって示されてい
る。特に、リーダーブロックラッチ機構102はラッチ
アーム103からなる。このラッチアーム103は、適
当なピボット機構106a,106b,111によって、磁
気テープカートリッジ100のハウジング117と一端
(第2端)105で回動自在に連結している。ピボット
機構106a,106b,111はピボットピンクレードル
106bとサポート106aとからなる軸受を有してお
り、この軸受によって、ラッチ機構102をハウジング
117に確実に固定し、なおかつ正確に位置決めできる
ようになっている。ラッチアーム103の第2端105
にはピボットピン111が設けられている。ピボットピ
ン111は、その一端をピボットピンクレードル106
b内に入れ、他端をサポート106aの開口部内に入れた
状態で、軸受の中に収まっている。このピボット式構成
によって、ラッチアーム103は符号R(図5)の方向
に回動できるようになっている。
100内に設けられたリーダーブロックラッチ機構10
2の平面図が示されている。図2,4にはリーダーブロ
ックラッチ機構102の作動状態が、図3,5にはその
非作動状態が、断面図と斜視図とによって示されてい
る。特に、リーダーブロックラッチ機構102はラッチ
アーム103からなる。このラッチアーム103は、適
当なピボット機構106a,106b,111によって、磁
気テープカートリッジ100のハウジング117と一端
(第2端)105で回動自在に連結している。ピボット
機構106a,106b,111はピボットピンクレードル
106bとサポート106aとからなる軸受を有してお
り、この軸受によって、ラッチ機構102をハウジング
117に確実に固定し、なおかつ正確に位置決めできる
ようになっている。ラッチアーム103の第2端105
にはピボットピン111が設けられている。ピボットピ
ン111は、その一端をピボットピンクレードル106
b内に入れ、他端をサポート106aの開口部内に入れた
状態で、軸受の中に収まっている。このピボット式構成
によって、ラッチアーム103は符号R(図5)の方向
に回動できるようになっている。
【0011】<ラッチスプリング> ラッチアーム103にはスプリング113が取り付けら
れており、このスプリング113によって、ラッチ機構
102のラッチアーム103とハウジング117に取り
付けられたストッパー118とは相互に組み合わせられ
ている。柔軟部材であるスプリング113はヒンジのよ
うな様態でラッチアーム103に取り付けられている。
ここで使用されるスプリング機構はピボットピン111
に同軸的に巻かれたねじれスプリングでもよく、あるい
は、ラッチアーム103に力を加えてそれを第1位置す
なわちリーダーブロックロック位置(図1,2,4)に保
持するという機能を果たすものであれば他の同様な機構
を用いてもよい。
れており、このスプリング113によって、ラッチ機構
102のラッチアーム103とハウジング117に取り
付けられたストッパー118とは相互に組み合わせられ
ている。柔軟部材であるスプリング113はヒンジのよ
うな様態でラッチアーム103に取り付けられている。
ここで使用されるスプリング機構はピボットピン111
に同軸的に巻かれたねじれスプリングでもよく、あるい
は、ラッチアーム103に力を加えてそれを第1位置す
なわちリーダーブロックロック位置(図1,2,4)に保
持するという機能を果たすものであれば他の同様な機構
を用いてもよい。
【0012】第1位置では、ラッチアーム103は、リ
ーダーブロック101がハウジング117から抜け出る
のを阻止する。これは、ラッチアーム103の端部の突
起107と、リーダーブロック101に設けられた対応
機構116とが係合することによって達成される。対応
機構116は、本実施例ではリーダーブロック101に
形成された略直方体の切欠となっているが、リーダーブ
ロック101に組み込まれたドッキングピンであっても
かまわない。機構116の形状と寸法とは設計上自由に
選択することができ、半円筒形やV字形の切欠として形
成することもできる。このように種々の変形例が存在す
るので、ラッチアーム103の第1端104を受け入れ
るための、リーダーブロック101に設けられる構造を
示すものとして、ここでは敢えて「機構」ということば
を使用している。たとえユーザーあるいはテープドライ
ブがリーダーブロック101をカートリッジ100から
引き出そうとしても、機構116と係合しているラッチ
アーム103によって、リーダーブロック101の前方
すなわちA方向(図1)への移動は阻止される。従っ
て、リーダーブロック101は、ラッチアーム103と
ドッキングストッパーとの間に捕捉され、ドッキングピ
ン109と機構116とによって、通常の作動方向すな
わちA方向・逆A方向のどちらに対しても移動不可能と
なる。スプリング113によってラッチアーム103は
このロック位置に保持されるので、何らかの外力を加え
なくても、テープ108をカートリッジ100内に完全
に収納するリーダーブロックロック機能は常に働くよう
になっている。
ーダーブロック101がハウジング117から抜け出る
のを阻止する。これは、ラッチアーム103の端部の突
起107と、リーダーブロック101に設けられた対応
機構116とが係合することによって達成される。対応
機構116は、本実施例ではリーダーブロック101に
形成された略直方体の切欠となっているが、リーダーブ
ロック101に組み込まれたドッキングピンであっても
かまわない。機構116の形状と寸法とは設計上自由に
選択することができ、半円筒形やV字形の切欠として形
成することもできる。このように種々の変形例が存在す
るので、ラッチアーム103の第1端104を受け入れ
るための、リーダーブロック101に設けられる構造を
示すものとして、ここでは敢えて「機構」ということば
を使用している。たとえユーザーあるいはテープドライ
ブがリーダーブロック101をカートリッジ100から
引き出そうとしても、機構116と係合しているラッチ
アーム103によって、リーダーブロック101の前方
すなわちA方向(図1)への移動は阻止される。従っ
て、リーダーブロック101は、ラッチアーム103と
ドッキングストッパーとの間に捕捉され、ドッキングピ
ン109と機構116とによって、通常の作動方向すな
わちA方向・逆A方向のどちらに対しても移動不可能と
なる。スプリング113によってラッチアーム103は
このロック位置に保持されるので、何らかの外力を加え
なくても、テープ108をカートリッジ100内に完全
に収納するリーダーブロックロック機能は常に働くよう
になっている。
【0013】<リーダーブロックラッチ機構の解除> ラッチアーム103に、スプリング113によって加え
られていた力に勝る外力を与えると、ラッチ機構102
は図3,5に示す第2位置に移動する。ラッチアーム1
03に対するこの外力は、通常、リーダーブロックラッ
チ解除ピン112をハウジング117の底部のガイド穴
114に挿入し、ラッチアーム103をピボットピン1
11を中心としてR方向(図5)すなわち垂直方向に回
動させることによって行使される。このように外力を用
いると、ラッチアーム103の第1端104が機構11
6を通過し、ユーザーあるいはテープドライブは、リー
ダーブロック101をハウジング117から引き出すこ
とができるようになる。
られていた力に勝る外力を与えると、ラッチ機構102
は図3,5に示す第2位置に移動する。ラッチアーム1
03に対するこの外力は、通常、リーダーブロックラッ
チ解除ピン112をハウジング117の底部のガイド穴
114に挿入し、ラッチアーム103をピボットピン1
11を中心としてR方向(図5)すなわち垂直方向に回
動させることによって行使される。このように外力を用
いると、ラッチアーム103の第1端104が機構11
6を通過し、ユーザーあるいはテープドライブは、リー
ダーブロック101をハウジング117から引き出すこ
とができるようになる。
【0014】ラッチ解除ピン112は、通常はテープド
ライブ機構の一部となっており、ドライブハブに隣接し
ている。そして、カートリッジ100はテープドライブ
機構によってこのドライブハブに対して位置決めされる
ようになっている。従って、ユーザーあるいはテープド
ライブ内に収容された適当な持ち上げ機構がカートリッ
ジ100をドライブハブの上方に乗せると、テープドラ
イブ機構に設けられたラッチ解除ピン112は、ガイド
穴114に進入し、リーダーブロック101をロック位
置で保持しているラッチアーム103と接触する。磁気
テープカートリッジ100をドライブハブに沿わせなが
らさらに下げると、ラッチ解除ピン112によってラッ
チアーム103がピボットピン111を中心として垂直
方向(R)に回動し、突起107は機構116を通り抜
け、リーダーブロック101をハウジング117から自
由に引き出すことができるようになる。
ライブ機構の一部となっており、ドライブハブに隣接し
ている。そして、カートリッジ100はテープドライブ
機構によってこのドライブハブに対して位置決めされる
ようになっている。従って、ユーザーあるいはテープド
ライブ内に収容された適当な持ち上げ機構がカートリッ
ジ100をドライブハブの上方に乗せると、テープドラ
イブ機構に設けられたラッチ解除ピン112は、ガイド
穴114に進入し、リーダーブロック101をロック位
置で保持しているラッチアーム103と接触する。磁気
テープカートリッジ100をドライブハブに沿わせなが
らさらに下げると、ラッチ解除ピン112によってラッ
チアーム103がピボットピン111を中心として垂直
方向(R)に回動し、突起107は機構116を通り抜
け、リーダーブロック101をハウジング117から自
由に引き出すことができるようになる。
【0015】このラッチ解除ピン112とガイド穴11
4とは互いに協働して、さらに、カートリッジ100を
ドライブハブに対して正確に位置決めすることにより、
リーダーブロック101をテープ通しアームに並べる。
カートリッジが異なるとそこに収納される磁気テープの
長さも異なるので、これは重要なことである。リーダー
ブロック101とテープ通しアームとを一列に並べて、
テープ通しアームが、テープ108を巻き付けているリ
ール115に対して略接線方向にカートリッジ100か
らテープ108を引き出すようにすることも重要であ
る。従って、ガイド穴114によって、テープドライブ
のラッチ解除ピン112と磁気テープカートリッジ10
0内に収容されたラッチ機構102とは、相互に連結す
るようになっているのである。ガイド穴114の、ハウ
ジング117の外面と対面しているエッジを漏斗形状の
ような先細りにすると、ラッチ解除ピン112をガイド
穴114に容易に通すことができる。
4とは互いに協働して、さらに、カートリッジ100を
ドライブハブに対して正確に位置決めすることにより、
リーダーブロック101をテープ通しアームに並べる。
カートリッジが異なるとそこに収納される磁気テープの
長さも異なるので、これは重要なことである。リーダー
ブロック101とテープ通しアームとを一列に並べて、
テープ通しアームが、テープ108を巻き付けているリ
ール115に対して略接線方向にカートリッジ100か
らテープ108を引き出すようにすることも重要であ
る。従って、ガイド穴114によって、テープドライブ
のラッチ解除ピン112と磁気テープカートリッジ10
0内に収容されたラッチ機構102とは、相互に連結す
るようになっているのである。ガイド穴114の、ハウ
ジング117の外面と対面しているエッジを漏斗形状の
ような先細りにすると、ラッチ解除ピン112をガイド
穴114に容易に通すことができる。
【0016】さらに、ラッチ解除ピン112は円柱形を
なしており、テープドライブに回転自在に取り付けられ
ている。ラッチ解除ピン112はテープ108を開口部
119に対して正確に案内できるような位置に設けられ
ているので、テープ108が開口部119の側面部に接
近することはなく、これにより、テープの機械的摩損を
低減することができる。こうして、テープ108は、ラ
ッチ解除ピン112を越えてリール115から解放さ
れ、開口部119を通じて磁気テープカートリッジ10
0から出ていくのである。
なしており、テープドライブに回転自在に取り付けられ
ている。ラッチ解除ピン112はテープ108を開口部
119に対して正確に案内できるような位置に設けられ
ているので、テープ108が開口部119の側面部に接
近することはなく、これにより、テープの機械的摩損を
低減することができる。こうして、テープ108は、ラ
ッチ解除ピン112を越えてリール115から解放さ
れ、開口部119を通じて磁気テープカートリッジ10
0から出ていくのである。
【0017】<リーダーブロックラッチ機構の再ロック
> テープドライブが、テープ108のデータの読み取り及
び書き込みを終えてカートリッジ100内に収納された
リール115にテープ108を巻き戻すと、リーダーブ
ロック101はカートリッジ100の開口部119に収
まる。テープドライブのテープエレベータがカートリッ
ジ100をドライブハブから持ち上げて垂直方向に動か
すと、ラッチ解除ピン112がガイド穴114から退避
し、スプリング113によってラッチアーム103はロ
ック解除位置(図3,5)からロック位置(図1,2,
4)へ移動する。従って、磁気テープカートリッジ10
0をドライブハブより外してテープドライブから取り出
す時点では、既に、ラッチアーム103はスプリング1
13によって作動し、リーダーブロック101は開口部
119内の所定の位置に確実に保持されていることにな
る。この作用は、カートリッジ100が乗せられている
ところのテープドライブ内に設けられたラッチ解除ピン
112によって自動的に達成されるので、ユーザー自ら
がわざわざリーダーブロックラッチ機構102を利かせ
たり外したりする必要はない。この構造によって、ユー
ザーがリーダーブロックラッチ機構102をロックある
いはロック解除し損なう可能性は除去されており、従っ
て、カートリッジ100やそれと協働するテープドライ
ブを損傷させる虞れもなくなっている。
> テープドライブが、テープ108のデータの読み取り及
び書き込みを終えてカートリッジ100内に収納された
リール115にテープ108を巻き戻すと、リーダーブ
ロック101はカートリッジ100の開口部119に収
まる。テープドライブのテープエレベータがカートリッ
ジ100をドライブハブから持ち上げて垂直方向に動か
すと、ラッチ解除ピン112がガイド穴114から退避
し、スプリング113によってラッチアーム103はロ
ック解除位置(図3,5)からロック位置(図1,2,
4)へ移動する。従って、磁気テープカートリッジ10
0をドライブハブより外してテープドライブから取り出
す時点では、既に、ラッチアーム103はスプリング1
13によって作動し、リーダーブロック101は開口部
119内の所定の位置に確実に保持されていることにな
る。この作用は、カートリッジ100が乗せられている
ところのテープドライブ内に設けられたラッチ解除ピン
112によって自動的に達成されるので、ユーザー自ら
がわざわざリーダーブロックラッチ機構102を利かせ
たり外したりする必要はない。この構造によって、ユー
ザーがリーダーブロックラッチ機構102をロックある
いはロック解除し損なう可能性は除去されており、従っ
て、カートリッジ100やそれと協働するテープドライ
ブを損傷させる虞れもなくなっている。
【0018】ラッチアーム103は、さらに、刻み構造
110を有する第2スプリング機構を備えている。刻み
構造110は、ラッチアーム103の長手方向に形成さ
れた、互いに間隔の開いた複数の平行な穴からなる。ラ
ッチアーム103は、この刻み構造110によって、ロ
ック位置にあるときにはリール115の平面内で曲がる
ようになっている。従って、磁気テープカートリッジ1
00がテープドライブ上に取り付けられていないのにリ
ーダーブロック101がカートリッジ100からはみ出
ているような場合でも、ラッチ機構102は図1,2,
4に示すようなロック位置にある。ただし、このときに
はリーダーブロック101は所定の位置にはない。ユー
ザーがリーダーブロック101を開口部119の方に押
し戻すと、刻み構造110によってラッチアーム103
がリール115と同一平面方向に曲がり、リーダーブロ
ック101は、突起107が機構116と係合する位置
(図1)に到達するまで、ラッチアーム103の第1端
104を通り抜ける。
110を有する第2スプリング機構を備えている。刻み
構造110は、ラッチアーム103の長手方向に形成さ
れた、互いに間隔の開いた複数の平行な穴からなる。ラ
ッチアーム103は、この刻み構造110によって、ロ
ック位置にあるときにはリール115の平面内で曲がる
ようになっている。従って、磁気テープカートリッジ1
00がテープドライブ上に取り付けられていないのにリ
ーダーブロック101がカートリッジ100からはみ出
ているような場合でも、ラッチ機構102は図1,2,
4に示すようなロック位置にある。ただし、このときに
はリーダーブロック101は所定の位置にはない。ユー
ザーがリーダーブロック101を開口部119の方に押
し戻すと、刻み構造110によってラッチアーム103
がリール115と同一平面方向に曲がり、リーダーブロ
ック101は、突起107が機構116と係合する位置
(図1)に到達するまで、ラッチアーム103の第1端
104を通り抜ける。
【0019】以上、本考案の一実施例について具体的に
記載したが、当該技術分野において通常の知識を有する
者であれば、そこにいくつかの変形を加えることは可能
であり、それらの変形例もまた本考案の範囲に含まれる
ものである。
記載したが、当該技術分野において通常の知識を有する
者であれば、そこにいくつかの変形を加えることは可能
であり、それらの変形例もまた本考案の範囲に含まれる
ものである。
【図1】 本考案の一実施例に係る、リーダーブロック
ラッチ機構を有する磁気テープカートリッジの部分平面
図であり、リーダーブロックがロックされている状態を
示している。
ラッチ機構を有する磁気テープカートリッジの部分平面
図であり、リーダーブロックがロックされている状態を
示している。
【図2】 図1の磁気テープカートリッジの部分断面図
であり、リーダーブロックがロックされている状態を示
している。
であり、リーダーブロックがロックされている状態を示
している。
【図3】 図1の磁気テープカートリッジの部分断面図
であり、リーダーブロックのロックが解除されている状
態を示している。
であり、リーダーブロックのロックが解除されている状
態を示している。
【図4】 図1の磁気テープカートリッジの部分斜視図
であり、リーダーブロックがロックされている状態を示
している。
であり、リーダーブロックがロックされている状態を示
している。
【図5】 図1の磁気テープカートリッジの部分斜視図
であり、リーダーブロックのロックが解除されている状
態を示している。
であり、リーダーブロックのロックが解除されている状
態を示している。
100 磁気テープカートリッジ 101 リ
ーダーブロック 102 リーダーブロックラッチ機構 103 ラ
ッチアーム 104 第1端 105 第
2端 106 軸受 106a
サポート 106b ピボットピンクレードル 107 突
起 108 磁気テープ 109 ド
ッキングピン 110 刻み構造 111 ピ
ボットピン 112 リーダーブロックラッチ解除ピン 113 ス
プリング 114 ガイド穴 115 リ
ール 116 機構 117 ハ
ウジング 118 ストッパー 119 開
口部
ーダーブロック 102 リーダーブロックラッチ機構 103 ラ
ッチアーム 104 第1端 105 第
2端 106 軸受 106a
サポート 106b ピボットピンクレードル 107 突
起 108 磁気テープ 109 ド
ッキングピン 110 刻み構造 111 ピ
ボットピン 112 リーダーブロックラッチ解除ピン 113 ス
プリング 114 ガイド穴 115 リ
ール 116 機構 117 ハ
ウジング 118 ストッパー 119 開
口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ジョージ・フイリップ・ランボセック アメリカ合衆国55074ミネソタ州シェイ フアー、フルビー・ロード18105番 (56)参考文献 実開 平1−170390(JP,U) 実開 平4−35284(JP,U)
Claims (10)
- 【請求項1】 一角に開口部(119)を備えた略直方
体のハウジング(117)と、該ハウジング(117)
内に設けられたリーダーブロックラッチ手段(102)
とを有する磁気テープカートリッジにして、 上記ハウジング(117)内には、磁気テープ(10
8)を巻いた単一のリール(115)が回転自在に備え
付けられるようになっており、 上記磁気テープ(108)の一端にはリーダーブロック
(101)が取り付けられており、 上記リーダーブロックラッチ手段(102)は、上記リ
ーダーブロック(101)が上記磁気テープカートリッ
ジから抜け出るのを阻止する機能を有し、 さらに、上記リーダーブロックラッチ手段(102)
は、上記ハウジング(117)に回動自在に連結したラ
ッチアーム手段(103)と、該ラッチアーム手段(1
03)に連結したスプリング手段(113)とを有し、 上記ラッチアーム手段(103)は、上記リーダーブロ
ック(101)による上記開口部(119)の通過を阻
止するための第1位置に位置決めされ得る第1端(10
4)を有し、 上記スプリング手段(113)は、上記ラッチアーム手
段(103)を上記第1位置に向けて付勢することを特
徴とする磁気テープカートリッジ。 - 【請求項2】 上記ラッチアーム手段(103)は、上
記第1端(104)の反対側にあってピボットピン手段
(111)を備えた第2端(105)を有し、 上記リーダーブロックラッチ手段(102)は、さら
に、上記ラッチアーム手段(103)が上記ピボットピ
ン手段(111)を中心として回動できるように、上記
ピボットピン手段(111)を受け入れるための軸受手
段(106)を有することを特徴とする請求項1記載の
磁気テープカートリッジ。 - 【請求項3】 上記リーダーブロックラッチ手段(10
2)は、さらに、テープドライブに設けられたリーダー
ブロックラッチ解除ピン(112)を受け入れるために
上記ハウジング(117)に形成された穴(114)を
有し、 上記磁気テープカートリッジを上記テープドライブに装
填したときに、上記リーダーブロックラッチ解除ピン
(112)が、上記ラッチアーム手段(103)に対す
る上記スプリング手段(113)の付勢力を凌いで上記
ラッチアーム手段(103)を第2位置、すなわち、上
記ラッチアーム手段(103)の上記第1端(104)
が上記リーダーブロック(101)による上記開口部
(119)の通過を阻止しない第2位置へ回動させるこ
とができるように、上記穴(114)は、上記ラッチア
ーム手段(103)の隣接に設けられていることを特徴
とする請求項1記載の磁気テープカートリッジ。 - 【請求項4】 上記ラッチアーム手段(103)の上記
第1端(104)が、上記リーダーブロック(101)
による上記開口部(119)の通過を阻止する位置にあ
るときには、上記穴(114)は上記第1端(104)
に近接していることを特徴とする請求項3記載の磁気テ
ープカートリッジ。 - 【請求項5】 上記第1端(104)は、上記ラッチア
ーム手段(103)が上記第1位置にあるときには、上
記穴(114)を封止することを特徴とする請求項4記
載の磁気テープカートリッジ。 - 【請求項6】 上記ラッチ解除ピン(112)が、上記
磁気テープ(108)が上記ラッチ解除ピン(112)
を経由して上記開口部(119)から引き出される際の
案内手段としての機能をなすように、上記穴(114)
の位置が決められていることを特徴とする請求項3記載
の磁気テープカートリッジ。 - 【請求項7】 上記ラッチアーム手段(103)が上記
第1位置にあるときには、上記リーダーブロック(10
1)を上記開口部(119)に引き込むことができるよ
うに、上記ラッチアーム手段(103)は上記単一のリ
ール(115)と同一平面方向において柔軟性を有して
いることを特徴とする請求項1記載の磁気テープカート
リッジ。 - 【請求項8】 上記ラッチアーム手段(103)の上記
第1端(104)は、上記リーダーブロック(101)
による上記開口部(119)の通過を阻止するために、
上記リーダーブロック(101)に設けられた機構(1
16)と係合する突起(107)を有することを特徴と
する請求項1記載の磁気テープカートリッジ。 - 【請求項9】 上記機構(116)は、上記突起(10
7)と協働するために、上記リーダーブロック(10
1)の表面に形成された切欠を有することを特徴とする
請求項8記載の磁気テープカートリッジ。 - 【請求項10】 上記機構(116)は、上記突起(1
07)と協働する切欠であって、上記リーダーブロック
(101)の表面に形成されていて上記リーダーブロッ
ク(101)の略上下方向に延在する略直方体の切欠を
有することを特徴とする請求項8記載の磁気テープカー
トリッジ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US833317 | 1992-02-10 | ||
US07/833,317 US5232180A (en) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | Magnetic tape cartridge having leader block latch mechanism |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0596984U JPH0596984U (ja) | 1993-12-27 |
JP2556158Y2 true JP2556158Y2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=25264076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993003894U Expired - Lifetime JP2556158Y2 (ja) | 1992-02-10 | 1993-02-10 | 磁気テープカートリッジ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5232180A (ja) |
JP (1) | JP2556158Y2 (ja) |
KR (1) | KR930020323U (ja) |
DE (1) | DE9301731U1 (ja) |
FR (1) | FR2689674B1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0589443B1 (en) * | 1992-09-25 | 1998-10-28 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Magnetic tape cartridge having leader block retainer mechanism |
US5883771A (en) * | 1997-09-25 | 1999-03-16 | Hewlett-Packard Company | Single reel tape cartridge with locking leader block |
JP3642950B2 (ja) * | 1997-12-24 | 2005-04-27 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気テープカートリッジ |
US6311916B1 (en) * | 2000-03-31 | 2001-11-06 | Imation Corp. | Leader block assembly for a data storage tape cartridge |
JPWO2002039445A1 (ja) * | 2000-11-13 | 2004-03-18 | ソニー株式会社 | テープドライブ装置及びテープ引出装置並びにテープカセット |
US6860444B2 (en) | 2002-11-15 | 2005-03-01 | Imation Corp. | Leader block assembly with tapered engagement surfaces for a data storage tape cartridge |
JP2005071459A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | 記録テープカートリッジ |
JP2005085379A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Fuji Photo Film Co Ltd | 記録テープカートリッジ |
JP2006155761A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Mitsumi Electric Co Ltd | 記録再生装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1311514A (fr) * | 1960-12-09 | 1962-12-07 | Philips Nv | Chargeur pour bande d'enregistrement |
US4383660A (en) * | 1981-03-30 | 1983-05-17 | International Business Machines Corp. | Single reel tape cartridge with leader block door seal |
US4452406A (en) * | 1982-03-26 | 1984-06-05 | International Business Machines Corporation | Leader block for single reel tape cartridge |
US4775115A (en) * | 1987-04-13 | 1988-10-04 | Shape Inc. | Single reel tape cartridge used with a leader block |
US4977474A (en) * | 1988-02-01 | 1990-12-11 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic tape cartridge requiring uniform force during leader block attachment and detachment |
JPH0268344U (ja) * | 1988-11-10 | 1990-05-23 |
-
1992
- 1992-02-10 US US07/833,317 patent/US5232180A/en not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-02-08 FR FR9301348A patent/FR2689674B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1993-02-09 KR KR2019930001644U patent/KR930020323U/ko active IP Right Grant
- 1993-02-09 DE DE9301731U patent/DE9301731U1/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-02-10 JP JP1993003894U patent/JP2556158Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2689674A1 (fr) | 1993-10-08 |
DE9301731U1 (de) | 1993-06-09 |
FR2689674B1 (fr) | 1995-11-17 |
JPH0596984U (ja) | 1993-12-27 |
US5232180A (en) | 1993-08-03 |
KR930020323U (ko) | 1993-09-24 |
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