JP2556073B2 - 舞台床面傾斜装置 - Google Patents
舞台床面傾斜装置Info
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- JP2556073B2 JP2556073B2 JP62318363A JP31836387A JP2556073B2 JP 2556073 B2 JP2556073 B2 JP 2556073B2 JP 62318363 A JP62318363 A JP 62318363A JP 31836387 A JP31836387 A JP 31836387A JP 2556073 B2 JP2556073 B2 JP 2556073B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は舞台及びその周辺の床面を任意の角度で隙間
なく傾斜させる装置に関するものである。
なく傾斜させる装置に関するものである。
[従来の技術] 演劇や各種のショー等を上演する劇場の舞台及びその
周辺の床面は、場面や用途に応じて傾斜させられるよう
にしておくことにより、舞台の遠近感を出すことができ
演出効果が高められる。又、舞台として使用したり、客
席やオーケストラピット等として使用することが容易に
なる。
周辺の床面は、場面や用途に応じて傾斜させられるよう
にしておくことにより、舞台の遠近感を出すことができ
演出効果が高められる。又、舞台として使用したり、客
席やオーケストラピット等として使用することが容易に
なる。
従来は、舞台床面を比較的大きな区画に仕切り、第6
図に示すように各区画の床面aを片側から油圧ジャッキ
b等により昇降させて、傾斜角度を変えるようにしてい
る。
図に示すように各区画の床面aを片側から油圧ジャッキ
b等により昇降させて、傾斜角度を変えるようにしてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、比較的大きな区画の床面aを一枚板と
することは剛性を保持するために厚さが大となり、重量
も増す結果、油圧ジャッキb等の容量及び駆動エネルギ
ーが著しく大きくなってしまう。
することは剛性を保持するために厚さが大となり、重量
も増す結果、油圧ジャッキb等の容量及び駆動エネルギ
ーが著しく大きくなってしまう。
又、大きな区画の一枚板の床面aの傾斜のみでは、舞
台道具のセッティングも制限されていた。
台道具のセッティングも制限されていた。
更に床面aの傾動の際第7図に示すよう隣接する床面
a′とせりcの部分が干渉してしまうため、各床面a,
a′の隙間を大きくとらなければならず、特に床面a,a′
が厚い場合は隙間が著しく大きくなり、危険であった。
a′とせりcの部分が干渉してしまうため、各床面a,
a′の隙間を大きくとらなければならず、特に床面a,a′
が厚い場合は隙間が著しく大きくなり、危険であった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は斯かる従来の問題点を解決し、適当な区画に
仕切った床面を隙間なく任意の角度に傾斜、配列し得る
ようにすることを目的とするもので、この目的を達成す
るため、本発明の請求項1に記載の舞台床面傾斜装置で
は、略垂直に昇降し得る複数の支持架構3と、各支持架
構3のそれぞれの上部に支持架構3の前後方向へ略水平
に移動し得るように設けられた支えローラ10と、各支持
架構3の上部に一端が枢支され且つ他端が支えローラ10
に対して枢支された前後動用シリンダ11と、各支えロー
ラ10に対して一端が枢支された傾動用シリンダ16と、支
持架構3と同数の床面13とを備え、各床面13の下部中央
部分に支持ブラケット14をそれぞれ設け、該支持ブラケ
ット14を支持架構3の左右方向へ略水平に延びるピン15
により支えローラ10に対して枢支し、傾動用シリンダ16
の他端を床面13に枢支している。
仕切った床面を隙間なく任意の角度に傾斜、配列し得る
ようにすることを目的とするもので、この目的を達成す
るため、本発明の請求項1に記載の舞台床面傾斜装置で
は、略垂直に昇降し得る複数の支持架構3と、各支持架
構3のそれぞれの上部に支持架構3の前後方向へ略水平
に移動し得るように設けられた支えローラ10と、各支持
架構3の上部に一端が枢支され且つ他端が支えローラ10
に対して枢支された前後動用シリンダ11と、各支えロー
ラ10に対して一端が枢支された傾動用シリンダ16と、支
持架構3と同数の床面13とを備え、各床面13の下部中央
部分に支持ブラケット14をそれぞれ設け、該支持ブラケ
ット14を支持架構3の左右方向へ略水平に延びるピン15
により支えローラ10に対して枢支し、傾動用シリンダ16
の他端を床面13に枢支している。
また、本発明の請求項2に記載の舞台床面傾斜装置で
は、略垂直に昇降し得る複数の支持架構3と、各支持架
構3のそれぞれの上部前端部分に支持架構3の左右方向
へ略水平に延びる前後動用回転軸20によって基端部が枢
支されたレバー21と、該レバー21を前後動用回転軸20を
中心として回動させ得る前後動用モータ25と、各支持架
構3のそれぞれの上部後端部分に支持架構3の左右方向
へ略水平に延びる傾動用回転軸29によって枢支されたガ
イドレバー30と、該ガイドレバー30を傾動用回転軸29を
中心として回動させ得る傾動用モータ37と、支持架構3
と同数の床面13とを備え、各床面13の下部前端寄り部分
に支持ブラケット22を、また、下部後端寄り部分に傾動
ブラケット33をそれぞれ設け、支持ブラケット22を支持
架台3の左右方向へ略水平に延びるピン23によりレバー
21の先端部に枢支し、傾動ブラケット33をガイドレバー
30に該ガイドレバー30の先端部分と基端部分との間を移
動し得るように係合している。
は、略垂直に昇降し得る複数の支持架構3と、各支持架
構3のそれぞれの上部前端部分に支持架構3の左右方向
へ略水平に延びる前後動用回転軸20によって基端部が枢
支されたレバー21と、該レバー21を前後動用回転軸20を
中心として回動させ得る前後動用モータ25と、各支持架
構3のそれぞれの上部後端部分に支持架構3の左右方向
へ略水平に延びる傾動用回転軸29によって枢支されたガ
イドレバー30と、該ガイドレバー30を傾動用回転軸29を
中心として回動させ得る傾動用モータ37と、支持架構3
と同数の床面13とを備え、各床面13の下部前端寄り部分
に支持ブラケット22を、また、下部後端寄り部分に傾動
ブラケット33をそれぞれ設け、支持ブラケット22を支持
架台3の左右方向へ略水平に延びるピン23によりレバー
21の先端部に枢支し、傾動ブラケット33をガイドレバー
30に該ガイドレバー30の先端部分と基端部分との間を移
動し得るように係合している。
[作用] 本発明の請求項1に記載の舞台床面傾斜装置において
は、傾動用シリンダ16を作動させると、支えローラ10に
支持ブラケット14を介して枢支された床面13が支持架構
3に対して傾動し、また、前後動用シリンダ11を作動さ
せると、支えローラ10が支持架構3に対して略水平に移
動することにより、隣接する床面13の間隔が狭まる。
は、傾動用シリンダ16を作動させると、支えローラ10に
支持ブラケット14を介して枢支された床面13が支持架構
3に対して傾動し、また、前後動用シリンダ11を作動さ
せると、支えローラ10が支持架構3に対して略水平に移
動することにより、隣接する床面13の間隔が狭まる。
本発明の請求項2に記載の舞台床面傾斜装置において
は、傾動用モータ37を作動させると、ガイドレバー30が
回動することにより床面13が支持架構3に対して傾動
し、また、前後動用モータ25を作動させると、レバー21
が回動することにより、隣接する床面13の間隔が狭ま
る。
は、傾動用モータ37を作動させると、ガイドレバー30が
回動することにより床面13が支持架構3に対して傾動
し、また、前後動用モータ25を作動させると、レバー21
が回動することにより、隣接する床面13の間隔が狭ま
る。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図乃至第4図は本発明の一実施例であり、主舞台
或はその周辺の下方に組み立てた固定フレーム1に、4
本の支柱2からなる支柱架構3を昇降可能に取り付け、
前記各支柱2の内側面に設けたラックギヤ4に、前記固
定フレーム1に据付けた直流モータ5及び減速機6によ
り回転されるピニオン7を噛合せしめて前記支持架構3
を任意の高さに昇降し得るようにしてある。
或はその周辺の下方に組み立てた固定フレーム1に、4
本の支柱2からなる支柱架構3を昇降可能に取り付け、
前記各支柱2の内側面に設けたラックギヤ4に、前記固
定フレーム1に据付けた直流モータ5及び減速機6によ
り回転されるピニオン7を噛合せしめて前記支持架構3
を任意の高さに昇降し得るようにしてある。
該支持架構3の頂部の各横材8上にレール9を平行に
敷設し、該各レール9上に支えローラ10を夫々配設し、
前記支持架構3の頂部に一端を固定した支点水平移動用
の保持力を有するベアロックシリンダ(前後動用シリン
ダ)11のロッド12の先端を、前記各支えローラ10に接続
し、該各ロッド12の突出により各支えローラ10が前記各
レール9上を移動し得るようにしてある。
敷設し、該各レール9上に支えローラ10を夫々配設し、
前記支持架構3の頂部に一端を固定した支点水平移動用
の保持力を有するベアロックシリンダ(前後動用シリン
ダ)11のロッド12の先端を、前記各支えローラ10に接続
し、該各ロッド12の突出により各支えローラ10が前記各
レール9上を移動し得るようにしてある。
所要の大きさに区画した小迫り用の床面13の裏側中央
部両端に支持ブラケット14を夫々凸設し、該各支持ブラ
ケット14の下端部を前記各支えローラ10にピン15等によ
り枢着し、該各支えローラ10と前記床面13の裏側所要位
置との間に床面傾斜用の保持力を有するベアロックシリ
ンダ(傾動用シリンダ)16を夫々連結して、該各ベアロ
ックシリンダ16の各ロッド17を夫々突出することによ
り、前記各ピン15を中心として床面13が傾動し得るよう
にしてある。
部両端に支持ブラケット14を夫々凸設し、該各支持ブラ
ケット14の下端部を前記各支えローラ10にピン15等によ
り枢着し、該各支えローラ10と前記床面13の裏側所要位
置との間に床面傾斜用の保持力を有するベアロックシリ
ンダ(傾動用シリンダ)16を夫々連結して、該各ベアロ
ックシリンダ16の各ロッド17を夫々突出することによ
り、前記各ピン15を中心として床面13が傾動し得るよう
にしてある。
更に、このようにして構成した舞台床面傾斜装置18
を、床面13の傾動方向が同一方向となるよう前終、左右
に複数設置して舞台迫り19を形成してある。
を、床面13の傾動方向が同一方向となるよう前終、左右
に複数設置して舞台迫り19を形成してある。
各支持架構3の高さを一定とし、且つ各床面13をベア
ロックシリンダ16により水平に保持することによって、
任意の高さの隙間のない水平床面が形成され、本舞台の
延長として或は客席、オーケストラピットとして使用で
きる。
ロックシリンダ16により水平に保持することによって、
任意の高さの隙間のない水平床面が形成され、本舞台の
延長として或は客席、オーケストラピットとして使用で
きる。
舞台迫り19を全面的に同一方向に傾斜させる場合は、
水平状態では隣接する各床面13′のせりが干渉してしま
って各床面13を傾動できないため、先ず各支持架構3を
ラックギア4、ラックピニオン7、直流モータ5、減速
機6により、夫々所定の高さに段階的に上昇させ、次い
で各ベアロックシリンダ16のロッド17を略同一長さ突出
して各床面13を略同一角度に傾斜させる。
水平状態では隣接する各床面13′のせりが干渉してしま
って各床面13を傾動できないため、先ず各支持架構3を
ラックギア4、ラックピニオン7、直流モータ5、減速
機6により、夫々所定の高さに段階的に上昇させ、次い
で各ベアロックシリンダ16のロッド17を略同一長さ突出
して各床面13を略同一角度に傾斜させる。
各床面13を単に傾斜させただけでは、傾斜角度が大き
くなるに従って前後に隣接する床面13′のせりとの隙間
が大きくなってしまうので、支点水平移動用のベアロッ
クシリンダ11のロッド12を夫々所要のストローク引き込
むことにより、後方の床面13が前方に移動せしめられて
前記せりの隙間が無くなる。同様の操作を後方の床面13
について順次行なうことにより隙間のない任意の角度の
傾斜が舞台迫り19に形成される。ここで、後方の床面13
ほど、前方に送られる距離すなわちロッド12の引込量は
増大する。
くなるに従って前後に隣接する床面13′のせりとの隙間
が大きくなってしまうので、支点水平移動用のベアロッ
クシリンダ11のロッド12を夫々所要のストローク引き込
むことにより、後方の床面13が前方に移動せしめられて
前記せりの隙間が無くなる。同様の操作を後方の床面13
について順次行なうことにより隙間のない任意の角度の
傾斜が舞台迫り19に形成される。ここで、後方の床面13
ほど、前方に送られる距離すなわちロッド12の引込量は
増大する。
以上において、対となっているベアロックシリンダ11
と16は夫々同期して駆動され、且つ自己保持力を有する
ので、各床面13にかかる荷重を充分支持することがで
き、安定した傾斜又は水平な床面13が得られる。
と16は夫々同期して駆動され、且つ自己保持力を有する
ので、各床面13にかかる荷重を充分支持することがで
き、安定した傾斜又は水平な床面13が得られる。
第5図は本発明の他の実施例であり、前記実施例と略
同様の構成において、支持架構3の頂部の一方の側に回
転軸(前後動用回転軸)20を軸支し、該回転軸20にレバ
ー21を回り止めして取り付け、該レバー21の先端部に床
面13の裏側に設けた支持ブラケット22をピン23により枢
着し、該回転軸20に取り付けたスプロケット24と減速機
付きのモータ(前後動用モータ)25の出力軸26に固定し
たスプロケット27とにチェーン28を無端に掛け回してあ
る。前記支持架構3の頂部の他方の側に回転軸(傾動用
回転軸)29を軸支し、該回転軸29に断面コ字状のガイド
レバー30をガイド溝31が側方に向くよう回り止めして取
り付け、前記床面13の裏側に設けた傾動用ブラケット33
の先端部にローラ34をピン35により取り付け、該ローラ
34を前記ガイドレバー30のガイド溝31に嵌合してある。
更に、該回転軸29に取り付けたスプロケット36と減速機
付きのモータ(傾動用モータ)37の出力軸38に固定した
スプロケット39とにチェーン40を無端に掛け回してあ
る。図中41,42はストッパ、43は緩衝材を示す。
同様の構成において、支持架構3の頂部の一方の側に回
転軸(前後動用回転軸)20を軸支し、該回転軸20にレバ
ー21を回り止めして取り付け、該レバー21の先端部に床
面13の裏側に設けた支持ブラケット22をピン23により枢
着し、該回転軸20に取り付けたスプロケット24と減速機
付きのモータ(前後動用モータ)25の出力軸26に固定し
たスプロケット27とにチェーン28を無端に掛け回してあ
る。前記支持架構3の頂部の他方の側に回転軸(傾動用
回転軸)29を軸支し、該回転軸29に断面コ字状のガイド
レバー30をガイド溝31が側方に向くよう回り止めして取
り付け、前記床面13の裏側に設けた傾動用ブラケット33
の先端部にローラ34をピン35により取り付け、該ローラ
34を前記ガイドレバー30のガイド溝31に嵌合してある。
更に、該回転軸29に取り付けたスプロケット36と減速機
付きのモータ(傾動用モータ)37の出力軸38に固定した
スプロケット39とにチェーン40を無端に掛け回してあ
る。図中41,42はストッパ、43は緩衝材を示す。
本実施例の場合は減速機付モータ37を駆動することに
より、チェーン40を介してスプロケット36を回転すると
回転軸29及びガイドレバー30が第5図において時計回り
に回動し、ローラ34が押し上げられて床面13が所定の角
度に傾斜する。
より、チェーン40を介してスプロケット36を回転すると
回転軸29及びガイドレバー30が第5図において時計回り
に回動し、ローラ34が押し上げられて床面13が所定の角
度に傾斜する。
せりの隙間を詰める場合は、減速機付モータ25を駆動
することにより、チェーン28を介してスプロケット24を
回転すると回転軸20及びレバー21が第5図において反時
計回りに回動し、床面13が前進せしめられてせりの隙間
が詰められる。
することにより、チェーン28を介してスプロケット24を
回転すると回転軸20及びレバー21が第5図において反時
計回りに回動し、床面13が前進せしめられてせりの隙間
が詰められる。
なお、本発明の舞台床面傾斜装置は上述の実施例のみ
に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明の舞台床面傾斜装置におい
ては下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
ては下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
(1) 本発明の請求項1に記載の舞台床面傾斜装置に
おいては、傾動用シリンダ16を作動させると、支えロー
ラ10に支持ブラケット14を介して枢支された床面13が支
持架構3に対して傾動するので、最小限の設備及び動力
で舞台の全部あるいは一部分の傾斜角度を迅速に変更す
ることができ、また、前後動用シリンダ11を作動させる
と、支えローラ10が支持架加3に対して略水平に移動す
ることにより、隣接する床面13の間隔を適正で安全な状
態に狭めることができる。
おいては、傾動用シリンダ16を作動させると、支えロー
ラ10に支持ブラケット14を介して枢支された床面13が支
持架構3に対して傾動するので、最小限の設備及び動力
で舞台の全部あるいは一部分の傾斜角度を迅速に変更す
ることができ、また、前後動用シリンダ11を作動させる
と、支えローラ10が支持架加3に対して略水平に移動す
ることにより、隣接する床面13の間隔を適正で安全な状
態に狭めることができる。
(2) 本発明の請求項2に記載の舞台床面傾斜装置に
おいては、傾動用モータ37を作動させると、ガイドレバ
ー30が回動することにより床面13が支持架構3に対して
傾動するので、最小限の設備及び動力で舞台の全部ある
いは一部分の傾斜角度を迅速に変更することができ、ま
た、前後動用モータ25を作動させると、レバー21が回動
することにより、隣接する床面13の間隔を適正で安全な
状態に狭めることができる。
おいては、傾動用モータ37を作動させると、ガイドレバ
ー30が回動することにより床面13が支持架構3に対して
傾動するので、最小限の設備及び動力で舞台の全部ある
いは一部分の傾斜角度を迅速に変更することができ、ま
た、前後動用モータ25を作動させると、レバー21が回動
することにより、隣接する床面13の間隔を適正で安全な
状態に狭めることができる。
第1図は本発明の装置の一実施例の説明図、第2図は第
1図に示した装置の側面図、第3図は第1図に示した装
置の配置例の説明図、第4図は第3図に示した配置例に
よる舞台の傾斜例の説明図、第5図は本発明装置の他の
実施例の説明図、第6図は従来の舞台床面の傾斜装置、
第7図は従来の傾斜装置を主舞台迫りに適用した場合の
説明図である。 3は支持架構、10は支えローラ、11はベアロックシリン
ダ(前後動用シリンダ)、14は支持ブラケット、15はピ
ン、16はベアロックシリンダ(傾動用シリンダ)、20は
回転軸(前後動用回転軸)、21はレバー、22は支持ブラ
ケット、23はピン、25はモータ(前後動用モータ)、29
は回転軸(傾動用回転軸)、30はガイドレバー、33は傾
動ブラケット、37はモータ(傾動用モータ)を示す。
1図に示した装置の側面図、第3図は第1図に示した装
置の配置例の説明図、第4図は第3図に示した配置例に
よる舞台の傾斜例の説明図、第5図は本発明装置の他の
実施例の説明図、第6図は従来の舞台床面の傾斜装置、
第7図は従来の傾斜装置を主舞台迫りに適用した場合の
説明図である。 3は支持架構、10は支えローラ、11はベアロックシリン
ダ(前後動用シリンダ)、14は支持ブラケット、15はピ
ン、16はベアロックシリンダ(傾動用シリンダ)、20は
回転軸(前後動用回転軸)、21はレバー、22は支持ブラ
ケット、23はピン、25はモータ(前後動用モータ)、29
は回転軸(傾動用回転軸)、30はガイドレバー、33は傾
動ブラケット、37はモータ(傾動用モータ)を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】略垂直に昇降し得る複数の支持架構(3)
と、各支持架構(3)のそれぞれの上部に支持架構
(3)の前後方向へ略水平に移動し得るように設けられ
た支えローラ(10)と、各支持架構(3)の上部に一端
が枢支され且つ他端が支えローラ(10)に対して枢支さ
れた前後動用シリンダ(11)と、各支えローラ(10)に
対して一端が枢支された傾動用シリンダ(16)と、支持
架構(3)と同数の床面(13)とを備え、各床面(13)
の下部中央部分に支持ブラケット(14)をそれぞれ設
け、該支持ブラケット(14)を支持架構(3)の左右方
向へ略水平に延びるピン(15)により支えローラ(10)
に対して枢支し、傾動用シリンダ(16)の他端を床面
(13)に枢支したことを特徴とする舞台床面傾斜装置。 - 【請求項2】略垂直に昇降し得る複数の支持架構(3)
と、各支持架構(3)のそれぞれの上部前端部分に支持
架構(3)の左右方向へ略水平に延びる前後動用回転軸
(20)によって基端部が枢支されたレバー(21)と、該
レバー(21)を前後動用回転軸(20)を中心として回動
させ得る前後動用モータ(25)と、各支持架構(3)の
それぞれの上部後端部分に支持架構(3)の左右方向へ
略水平に延びる傾動用回転軸(29)によって枢支された
ガイドレバー(30)と、該ガイドレバー(30)を傾動用
回転軸(29)を中心として回動させ得る傾動用モータ
(37)と、支持架構(3)と同数の床面(13)とを備
え、各床面(13)の下部前端寄り部分に支持ブラケット
(22)を、また、下部後端寄り部分に傾動ブラケット
(33)をそれぞれ設け、支持ブラケット(22)を支持架
台(3)の左右方向へ略水平に延びるピン(23)により
レバー(21)の先端部に枢支し、傾動ブラケット(33)
をガイドレバー(30)に該ガイドレバー(30)の先端部
分と基端部分との間を移動し得るように係合したことを
特徴とする舞台床面傾斜装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62318363A JP2556073B2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | 舞台床面傾斜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62318363A JP2556073B2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | 舞台床面傾斜装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01158990A JPH01158990A (ja) | 1989-06-22 |
JP2556073B2 true JP2556073B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=18098313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62318363A Expired - Fee Related JP2556073B2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | 舞台床面傾斜装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2556073B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101494194B1 (ko) * | 2012-01-20 | 2015-02-25 | 다리안 완다 그룹 캄퍼니 리미티드 | 복합 승강 스테이지 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2803842B2 (ja) * | 1989-05-12 | 1998-09-24 | カヤバ工業株式会社 | 舞台用の傾斜台装置 |
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- 1987-12-16 JP JP62318363A patent/JP2556073B2/ja not_active Expired - Fee Related
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