JP2555904B2 - 自動車電話方式 - Google Patents

自動車電話方式

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JP2555904B2
JP2555904B2 JP2109148A JP10914890A JP2555904B2 JP 2555904 B2 JP2555904 B2 JP 2555904B2 JP 2109148 A JP2109148 A JP 2109148A JP 10914890 A JP10914890 A JP 10914890A JP 2555904 B2 JP2555904 B2 JP 2555904B2
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    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車電話方式、特に自動車電話方式にお
いて移動局として使用される自動車電話装置に関する。
〔従来の技術〕
自動車電話方式は、移動局である自動車電話装置と、
サービスエリア内にある自動車電話装置との間で制御情
報および通話情報の送受信をそれぞれ行なう基地局と、
複数の基地局を制御する制御局と、制御局と一般電話網
とを接続する自動車電話交換局とを有している。
一般電話機から自動車電話装置に通話するには、一般
電話機が接続されている一般電話網から自動車電話交換
局を経由して、目的の自動車電話装置が存在するサービ
スエリアを提供する基地局を管理している制御局が呼ば
れる。制御局は、該当する基地局を経由して、目的の自
動車電話装置を呼び出す。
他方、自動車電話装置から通話を行なう場合には、そ
の自動車電話装置がいるサービスエリアを提供する基地
局を経由して制御局が呼ばれる。制御局は、通話チャネ
ルを割り当てて通話を行なわせる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、通話量が増加してきて通話チャネルに
空きチャネルがなくなれば、通話を行なうことができな
くなる。通話が可能となるには、使用中であった通話チ
ャネルに空きチャネルが生じなければならない。自動車
電話装置の使用者には、通話チャネルに空きチャネルが
生じたことは分からないので、空きチャネルが生じるま
で発呼要求を繰り返さねばならない。
本発明の目的は、通話量が増加した場合でも、発呼を
繰り返すことなく、通話を行なうことができる自動車電
話方式用自動車電話装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の自動車電話方式の自動車電話装置は、予め定
められた数の無線通話チャネルを使用して基地局との間
で通話を行なう自動車電話装置において、前記予め定め
られた数の無線通話チャネルの電界レベルを検出する第
1の検出手段と、検出された電界レベルが予め定められ
たレベルよりも高い通話チャネルの数を検出する第2の
検出手段と、検出された通話チャネルの数および前記予
め定められた数から通話チャネルの使用状況を示す使用
情報を算出する算出手段とを有する構成である。また、
前記使用情報を表示する表示手段を備えて構成してもよ
い。更に、前記基地局から伝送される制御信号から自局
に無用な制御信号を検出する手段とを具備し、前記第1
および第2の検出手段ならびに前記算出手段の動作を、
前記自局に無用な制御信号を受信した期間に行なうよう
に構成してもよい。更にまた、前記予め定められた数の
無線通話チャネルの周波数を記憶するメモリを有して構
成してもよい。
本発明の自動車電話方式の自動車電話装置は、基地局
から送出される制御信号により通話のための処理を行な
い、通話チャネルを介して前記基地局との間で通話を行
なう自動車電話装置において、前記制御信号から、前記
通話チャネルに空きがないことを示すロックアウト信号
を検出する検出手段と、予め定められた期間内に検出さ
れた前記ロックアウト信号の数を計数する計数手段と、
計数されたロックアウト信号の数から通話チャネルの使
用状況を示す使用情報を算出する算出手段とを有する構
成である。また、前記使用情報を表示する表示手段を備
えて構成してもよい。更に、前記計数されたロックアウ
ト信号の数を予め定められた数と比較する比較手段を備
えて構成してもよい。
〔実施例〕
第1図を参照すると、本発明の第1の実施例による自
動車電話方式は、自動車電話装置11(11A,11Bおよび11
C)と、サービスエリア12(12A,12Bおよび12C)内にい
る自動車電話装置11との間で制御情報および通話情報の
送受信をそれぞれ行なう基地局13(13A,13Bおよび13C)
と、基地局13を制御する制御局14と、制御局14と一般電
話網16とを接続する自動車電話交換局15とを有してい
る。自動車電話装置11と基地局13との間および基地局13
と制御局14との間には、通話情報の送受信に使用される
通話チャネル17(17A,17Bおよび17C)と、着呼処理およ
び発呼処理に必要な制御情報の送受信に使用される制御
チャネル18(18A,18Bおよび18C)とが設けられている。
基地局13の各々には、複数の通話チャネルが割り当て
られている。隣接する基地局の通話チャネルが互いに干
渉しないように、異なる周波数の通話チャネルが割り当
てられるいる。例えば、基地局13Aに、通話チャネル17A
の周波数帯としてf1,f3,f5,f7,f9が割り当てられた場
合、サービスエリア同志が基地局13Aと部分的にオーバ
ーラップする基地局13Bには、通話チャネル17Bとして17
Aとは周波数帯が異なる通話チャネルf0,f2,f4,f6,f8が
割り当てられている。しかし、サービスエリアが基地局
13Aとは全然オーバーラップしない基地局13Cには、通話
チャネル17Cとして周波数帯f1,f3,f5,f7,f9が割り当て
られている。制御チャネル18は、制御局14から基地局13
を通して自動車電話装置11へ着呼情報を伝送する第1の
着呼制御チャネルと、自動車電話装置11から基地局13を
通して制御局14へ着呼応答情報を伝送する第2の着呼制
御チャネルと、自動車電話装置11から基地局13を経由し
て制御局14へ発呼信号を伝送する第1の発呼制御チャネ
ルと、制御局14から基地局13を経由して自動車電話装置
11へ発呼応答情報を伝送する第2の発呼制御チャネルと
を有している。
第2図に示すように、第1の着呼制御チャネル18−1
における情報伝送は、期間170msのタイムスロットTを
単位として行なわれる。通常は、位置情報(1タイムス
ロット)および発呼制御チャネル情報(2タイムスロッ
ト)が、制御局14から基地局13を経由して、繰り返し送
出される。位置情報および発呼制御チャネル情報は、従
来の方式の場合と同様であるので、説明は省略する。
自動車電話装置11に着呼があると、例えばタイムスロ
ットTmに、着呼先自動車電話装置の電話番号を指定した
着呼信号が、制御局14から第1の着呼制御チャネル18−
1を通して送出される。その後はまた位置情報および発
呼制御チャネル情報が繰り返し送出される。指定された
電話番号を持つ着呼先自動車電話装置11は着呼信号を検
出すると、第2の着呼制御チャネル18−2を通して、着
呼応答信号を制御局14へ送出する。着呼応答信号を受け
た制御局14は、第1の着呼制御チャネル18−1を通し
て、通話チャネルを指定するための通話チャネル情報
(2タイムスロット)を着呼先自動単電話装置11へ送出
する。2タイムスロットの内、最初のタイムスロットで
着呼先自動車電話装置11の電話番号情報を伝送し、次の
タイムスロットで通話チャネル番号情報を伝送する。最
初のタイムスロットで着呼先自動車電話装置の電話番号
情報が送られるので、該当する自動車電話装置だけがこ
の通話チャネル情報を受信できる。通話チャネル情報を
受信した着呼先自動車電話装置は、指定された通話チャ
ネルを使用して発呼者と通話できる。通話量が増加して
通話チャネルのすべてが使用されると、制御局14は、割
り当てる通話チャネルがないことを示すロックアウト信
号を、第1の着呼制御チャネル18−1を通して送出す
る。
自動車電話装置11から通話を行なう場合には、発呼信
号が、自動車電話装置11から第1の発呼制御チャネルを
通して、制御局14へ送出される。発呼信号を受けた制御
局14は、通話チャネルに空きがある場合には、第2の発
呼制御チャネルを通して、通話チャネル情報を該当する
自動車電話装置11へ送出する。通話チャネルに空きがな
い場合には、制御局14は、第1の着呼制御チャネルを通
して、ロックアウト信号を送出する。ロックアウト信号
が送出されると、発呼操作を行なっても、通話チャネル
の割り当てができないので、通話を行なうことができな
い。通話が可能となるのは、通話中の自動車電話装置の
少なくとも一つが通話を終了することによって、通話チ
ャネルに空きチャネルが発生しなければならない。しか
しながら、従来の自動車電話方式においては、自動車電
話装置の使用者には、通話チャネルに空きチャネルが発
生したことは分らないので、空きチャネルが得られるま
で発呼操作を繰り返さなければならない。
このような状態を解消するために、第1の実施例にお
ける自動車電話装置11の各々においては、各サービスエ
リア12に割り当てられている複数の通話チャネル17の電
界レベルが検出される。検出された電界レベルが予め定
められたレベルより高い場合には、対応する通話チャネ
ルは通話に使用されていると判断される。そのサービス
エリア12に割り当てられた通話チャネルの数と、使用し
ていると、判断された通話チャネルの数とから、通話チ
ャネルの使用率が算出され、通話チャネルの混雑度を示
す情報として表示される。自動車電話装置11の使用者
は、表示された通話チャネルの混雑度から、通話チャネ
ルがどの程度使用されているかを知ることができる。
次に、第3図を参照して、第1図の自動車電話装置11
を詳細に説明する。自動車電話装置11は、電話機21と、
制御器22と、送信機23と、受信機24と、アンテナ共用器
25と、送受信アンテナ26と、通話チャネルに割り当てら
れている帯域の周波数を有する信号を発生する周波数シ
ンセサイザ27とを有している。送信機23および受信機24
は、アンテナ共用器25を通して送受信アンテナ26と接続
されている。送信機23および受信機24の送信周波数およ
び受信周波数は、周波数シンセサイザ27からの信号によ
って切替えられる。制御器22は、送信機23および受信器
24を介して制御情報および通話信号の授受を行なう。ま
た、制御器22は、周波機シンセサイザ27を制御して、送
信機23および受信機24の送信および受信チャネルを切替
える。通話を行なっていない待機状態においては、第1
の着呼制御チャネルによって制御局14から送られてくる
制御情報が受信機24によって受信され、制御器22へ送ら
れる。制御器22は、受信された制御情報に応じて制御処
理や着呼処理を行なう。また発呼する場合には、制御器
22は、電話機21からのオフフック信号を検出して、発呼
処理を行なう。これらの処理は従来の自動車電話装置の
場合と同様であるので、詳細の説明は省略する。
自動車電話装置11は、待機状態において、通話チャネ
ルの混雑度を検知して表示する。このために、自動車電
話装置11は、該当する基地局13に割り当てられている通
話チャネル17の電界レベルを検出する電界レベル検出器
28と、通話チャネルの混雑度を表示する表示器29とを有
している。電界レベル検出器28は、制御器22によって制
御された周波数シンセサイザ27からの周波数信号に応じ
て、自動車電話装置11が現在あるサービスエリアで使用
されているすべての通話チャネルの電界レベルSIを検出
する。例えば、サービスエリア12A内にいる自動車電話
装置11Aの場合には、通話チャネルf1,f3,f5,f7,f9の電
界レベルが検出される。使用されている通話チャネルで
は、その通話チャネルに割り当てられた周波数の電波が
送出されているので、電界レベルは高い。すなわち、こ
の電界レベルは、電波が送出されていない通話チャネル
の電界レベルとは極端に異なる。従って、電界レベルを
検出することによって、通話チャネルが使用されている
か否かを知ることができる。検出された電界レベルS
Iは、制御器22に送られる。制御器22では、電界レベルS
1がしきい値より高いか否かにより、対応する通話チャ
ネルが使用中であるか否かを判断する。使用中と判断さ
れた通話チャネルの数とこのサービスエリアに割り当て
られている通話チャネルの数とから、通話チャネルの混
雑度が算出される。算出された混雑度の情報は、表示器
29に表示される。
次に、電界レベルSIを検出して通話チャネルの混雑度
を表示器29に表示させるまでの制御器22の混雑度検出処
理について、第4図を参照して説明する。第1の着呼制
御チャネル18−1を受信している待機状態になったと
き、混雑度検出処理が開始される(ステップ30)。電話
機21のオフフック信号を検出すると(ステップ31)、発
呼処理を開始する(ステップ32)。第1の着呼制御チャ
ネル18−1で伝送されてきた位置情報と登録済みの位置
情報とを比較し(ステップ33)、異なっている場合には
位置登録処理を従来と全く同じ方法によって行なう(ス
テップ34)。更に、第1の着呼制御チャネル18−1で伝
送されてきた着呼信号が自局宛かどうかを判断し(ステ
ップ35)、自局宛の着呼信号である場合には従来と全く
同じ方法で着呼処理を行なう(ステップ36)。ステップ
37において、自局に無用な制御情報のタイムスロット、
すなわち位置情報の次に伝送されてきた発呼制御チャネ
ル情報、他の自動車電話装置宛の通話チャネル情報が検
出されると、現在いるサービスエリアに割り当てられて
いる通話チャネルをメモリから順次選定し(ステップ3
8)、その通話チャネルの電界レベルSIを検出する(ス
テップ39)。検出された電界レベルがしきい値より高け
れば(ステップ40)、この通話チャネルは使用中である
と判断し、使用中を示すフラグをセットする(ステップ
41)。検出された電界レベルがしきい値より高くなけれ
ば(ステップ40)、この通話チャネルは使用されていな
いと判断し、使用中を示すフラグをリセットする(ステ
ップ42)。その後、第1の着呼制御チャネル18−1を受
信する受信状態に戻す(ステップ43)。ステップ44にお
いて、このサービスエリアに割り当てられた通話チャネ
ルのすべてについて電界レベルの検出が終了したかどう
かを判断し、終了していなければ、ステップ31に戻る。
終了していれば、使用されている通話チャネル数を計数
して通話チャネルの使用率を算出し(ステップ45)、表
示器29に表示させる(ステップ46)。表示器29に表示さ
れると、計数値がリセットされて(ステップ47)、ステ
ップ31へ戻り同様な操作を繰り返す。なお、表示器29に
おける表示は、次の検出結果が得られるまで保持され
る。
サービスエリアによって使用される通話チャネルが異
なっている第1の実施例においては、サービスエリア毎
に使用される通話チャネルの周波数を予め制御器22内の
メモリに登録しておき、電界レベルを検出する通話チャ
ネルをそのサービスエリアに割り当てられている通話チ
ャネルに限定しているので、無用な通話チャネルまで電
界レベルを検出することがない。また、第1の実施例に
おいては、サービスエリアに割り当てられている通話チ
ャネルがどの程度使用されているかが表示されるので、
使用者は通話チャネルの混雑度を知ることができる。
次に、第5図を参照して、本発明の第2の実施例につ
いて説明する。第2の実施例は、自動車電話装置50の構
成の一部が自動車電話装置11と異なる以外は、第1の実
施例と同様な構成を有する。第2の実施例における自動
車電話装置50は、電話機51と、制御器52と、送信機53
と、受信機54と、アンテナ共用器55と、送受信アンテナ
56と、通話チャネルに割り当てられている帯域の周波数
を有する信号を発生する周波数シンセサイザ57とを有し
ている。自動車電話装置50は、電界レベル検出器28を有
していない点および制御器52で混雑度検出処理を行なう
点を除いて、自動車電話装置11と同様である。制御器52
における制御処理、着呼処理および発呼処理は、制御器
22の場合のように、従来の処理と同様である。制御器52
における通話チャネルの混雑度検出においては、第1の
着呼制御チャネル18−1を通して送られてくるロックア
ウト信号を検出することによって行なわれる。
一般に、自動車電話方式においては、各サービスエリ
アに割り当てられる通話チャネルの数は限定されている
ので、通話が増加すると、通話チャネルが不足し、ロッ
クアウト信号の送出頻度も増大する。すなわち、ロック
アウト信号の送出頻度と通話チャネルの混雑度とは相関
がある。従って、第2の実施例においては、所定時間内
に送出されるロックアウト信号の数を求め、基準値と比
較することにより、通話チャネルの混雑度を検出してい
る。
ところで、第1の着呼制御チャネル18−1を介して制
御局から送られてくる制御情報の内、位置情報および発
呼制御チャネル情報が、全時間の約50%を占めることが
実測データとして得られている。いま、サービスエリア
内のすべての自動車電話装置(移動局)のうち、50%が
着信可能とし、残りの移動局は電源がオフの状態などで
着信不能とする。このような場合に、第1の着呼制御チ
ャネル18−1を介して送られてくる位置情報および発呼
制御チャネル情報以外の情報は、すなわち着呼信号、通
話チャネル情報およびロックアウト信号は、次のように
送出される。
(1)電源オフの移動局に対して、 着呼信号+着呼信号(基地局は、着呼信号を2回送る) (2)通話チャネルが空いている場合、電源オンの移動
局に対して、 着呼信号+通話チャネル情報I+通話チャネル情報II (3)通話チャネルが空いていない場合、電源オンの移
動局に対して、 着呼信号+ロックアウト信号 ここで、電源オンの移動局が50%で、空きの通話チャ
ネルがない場合には、着呼信号、通話チャネル情報およ
びロックアウト信号のうち、4回に1回はロックアウト
信号が送出される。また、同じ条件で2回に1回の頻度
で通話チャネルが空いていない場合には、9回に1回は
ロックアウト信号が送出される。所定時間を3分(180
秒)間とすると、この時間のうち、位置情報および着呼
制御チャネル情報を送出される時間は90秒間であり、残
りの情報(着呼信号、通話チャネル情報およびロックア
ウト信号)が送出される時間は90秒間である。1タイム
スロットは0.17秒(170ミリ秒)間であるので、空き通
話チャネルの数が全通話チャネルに対し0%である場
合、ロックアウト信号が送出される回数は、 また、空き通話チャネルが50%ある場合、ロックアウ
ト信号が送出される回数は、 従って、所定時間(3分間)に59回以上ロックアウト
信号が検出されれば、空き通話チャネルの数が50%以下
なので、通話チャネルの混雑度が高いと判断する。
次に上記のように所定時間内に検出されるロックアウ
ト信号の数を計数して通話チャネルの混雑度を表示器58
に表示させるまでの制御器52の混雑度検出処理につい
て、第6図を参照して説明する。第1の着呼制御チャネ
ル18−1を受信している待機状態になったとき、混雑度
検出処理が開始される(ステップ60)。電話機51のオフ
フック信号を検出すると(ステップ61)、発呼処理を開
始する(ステップ62)。第1の着呼制御チャネル18−1
で伝送されてきた位置情報と登録済みの位置情報とを比
較し(ステップ63)、異なっている場合には位置登録処
理を従来と全く同じ方法によって行なう(ステップ6
4)。更に、第1の着呼制御チャネル18−1で伝送され
てきた着呼信号が自局宛かどうかを判断し(ステップ6
5)、自局宛の着呼信号である場合には従来と全く同じ
方法で着呼処理を行なう(ステップ66)。ロックアウト
信号が検出されると(ステップ67)、カウンタの計数値
を+1する(ステップ68)。次にステップ69において、
所定時間経過したかを判断する。所定時間に達していな
ければ、ステップ61に戻る。所定時間経過していれば、
カウンタの計数値と基準値(例えば、59)とから混雑度
の高低情報を得る(ステップ70)。得られた混雑度の高
低情報は、表示器58に表示させる(ステップ71)。表示
器58に表示されると、計数値がリセットされて(ステッ
プ72)、ステップ61へ戻り同様な操作を繰り返す。な
お、表示器58における表示は、次の検出結果が得られる
まで保持される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の第1の態様による自動車
電話装置においては、サービスエリアに割り当てられて
いる複数の通話チャネルの電界レベルが検出され、電界
レベルが予め定められたレベルよりも高い場合にはこの
通話チャネルは通話に使用されていると判断され、割り
当てられた通話チャネルの数と使用されいる通話チャネ
ルの数とから通話チャネルの使用率が算出され、通話チ
ャネルの混雑度を示す情報として表示される。
また、本発明の第2の態様による自動車電話装置にお
いては、割り当てる通話チャネルがないことを示す制御
局からのロックアウト信号が検出され、予め定められた
期間内の検出回数が計数され、通話チャネルの混雑度を
示す情報として表示される。
従って、自動車電話装置の使用者は、通話チャネルの
混雑度を示す情報を確認して電話を掛けることができる
ので、通話量が増加した場合に、通話チャネルに空きチ
ャネルが生じるまで何度も発呼要求を繰り返すことなく
通話を行なうことができる。
また、第1の態様において、使用されている通話チャ
ネル数を検出する処理を、自局に無用な制御情報のタイ
ムスロット期間に実行すれば、自局に必要な制御情報、
例えば、位置情報,自局宛の着呼信号等の受信に支障を
与えることはなく通話チャネルの混雑度を示す情報を得
ることができる。
更に、第2の態様において、予め定められた期間内に
計数されたロックアウト信号の数を予め定められた数と
比較し、比較結果に応じて例えば、「空き」あるいは
「混雑」等の表示をすれば、使用者は容易に通話チャネ
ルの混雑度を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例による自動車電話方式の
ブロック図、第2図は第1の実施例において制御情報を
伝送する制御チャネルの構成を示す図、第3図は第1の
実施例における自動車電話装置のブロック図、第4図は
第1の実施例における自動車電話装置において通話チャ
ネルの混雑度を検出する動作を示すフローチャート、第
5図は本発明の第2の実施例における自動車電話装置の
ブロック図、第6図は第2の実施例における自動車電話
装置において通話チャネルの混雑度を検出する動作を示
すフローチャートである。 11(11A,11B,11C)……自動車電話装置、12(12A,12B,1
2C)……サービスエリア、13(13A,13B,13C)……基地
局、14……制御局、15……自動車電話交換局、16……一
般電話網、17(17A,17B,17C)……通話チャネル、18(1
8A,18B,18C)……制御チャネル、21,51……電話機、22,
52……制御器、23,53……送信機、24,54……受信機、2
5,55……アンテナ共用器、26,56……送受信アンテナ、2
7,57……周波数シンセサイザ、28……電界レベル検出
器、29,58……表示器、SI……電界レベル。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定められた数の無線通話チャネルを使
    用して、基地局との間で通話を行なう自動車電話方式の
    自動車電話装置において、前記予め定められた数の無線
    通話チャネルの電界レベルを検出する第1の検出手段
    と、検出された電界レベルが予め定められたレベルより
    も高い通話チャネルの数を検出する第2の検出手段と、
    検出された通話チャネルの数および前記予め定められた
    数から通話チャネルの使用状況を示す使用情報を算出す
    る算出手段と、前記基地局から伝送される制御信号から
    自局に無用な制御信号を検出する手段とを有し、前記第
    1および第2の検出手段ならびに前記算出手段の動作
    を、前記自局に無用な制御信号を受信したの期間に行な
    うことを特徴とする自動車電話装置。
  2. 【請求項2】基地局から送出される制御信号により通話
    のための処理を行ない、通話チャネルを介して前記基地
    局との間で通話を行なう自動車電話方式の自動車電話装
    置において、前記制御信号から、前記通話チャネルに空
    きがないことを示すロックアウト信号を検出する検出手
    段と、予め定められた期間内に検出された前記ロックア
    ウト信号の数を計数する計数手段と、形成されたロック
    アウト信号の数から通話チャネルの使用状況を示す使用
    情報を算出する算出手段とを有することを特徴とする自
    動車電話装置。
  3. 【請求項3】前記使用情報を表示する表示手段を有する
    請求項2記載の自動車電話装置。
  4. 【請求項4】前記計数されたロックアウト信号の数を予
    め定められた数と比較する比較手段を有する請求項2記
    載の自動車電話装置。
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