JP2555816Y2 - 車両用サイドウインドの組付け構造 - Google Patents

車両用サイドウインドの組付け構造

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JP2555816Y2
JP2555816Y2 JP1990404919U JP40491990U JP2555816Y2 JP 2555816 Y2 JP2555816 Y2 JP 2555816Y2 JP 1990404919 U JP1990404919 U JP 1990404919U JP 40491990 U JP40491990 U JP 40491990U JP 2555816 Y2 JP2555816 Y2 JP 2555816Y2
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一弘 鈴木
重幸 川越
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Araco Corp
Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
Araco Corp
Aisin Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両用サイドウインドの
組付け構造に関する。
【0002】
【従来技術】車両用サイドウインドは、車体の側部に設
けた窓開口部の縁部に組付ブラケットを介して回動可能
に組付けられるフレームと、同フレームの内周に設けた
内周側の溝部に外周を嵌合されたウインドガラスを備
え、一般に図5および図6に示すように、車体の窓開口
部1aの前後方向の一側縁部1bに弾性を有するリテー
ナ2を介して組付けられていて、前後方向の他側縁部1
cに設けたロック手段3によるロックを解除することに
より、リテーナ2の弾撥力にてフレーム4および同フレ
ーム4に嵌合するウインドガラス5を一体的に車体の外
方へ回動させる構成になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、当該車両用
サイドウインドにおいてはリテーナ2の弾撥力により回
動させて窓開口部1aを開放するものであるから、窓開
口部1aの開放には自ずと限界があるとともにリテーナ
2の疲労強度が激しく耐久性にも問題がある。従って、
本考案の目的は、リテーナの疲労強度を考慮する必要が
なく、かつ窓開口部を十分に開放することができる車両
用サイドウインドの組付け構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、車体の側部に
設けた窓開口部の縁部に組付ブラケットを介して回動可
能に組付けられるフレームと、同フレームの内周に設け
られて同内周に沿って延びる内周側の溝部に外周を嵌合
されたウインドガラスを備え、前記窓開口部を開閉する
車両用サイドウインドの組付け構造であり、前記フレー
ムの上端縁部に筒状支持部材が同上端縁部に沿って摺動
可能に嵌合される上端縁側の溝部を設けるとともに、前
記組付ブラケットには前記フレームの上端縁側の溝部上
に前記筒状支持部材と同軸的に配置される筒状支持部を
け、前記筒状支持部材と前記筒状支持部の内孔内に支
持ピンを挿通して前記組付ブラケットを前記フレームに
組付けたことを特徴とするものである。
【0005】
【考案の作用・効果】かかる構成の組付け構造において
は、サイドウインドは組付ブラケットを介して車体に組
付けられるが、ウインドガラスを嵌合するフレームの上
端縁部が支持ピンにて組付ブラケットに支持されている
ため、サイドウインドは窓開口部の上端縁部に車体の外
方へ回動可能に支持されている。このため、サイドウイ
ンドはその下端部を外側上方へ大きく回動させて窓開口
部を大きく開放させることができるとともに、従来のリ
テーナの使用を省略しているので同リテーナの疲労強度
について考慮する必要がない。また、当該組付け構造に
おいては、組付ブラケット側の筒状支持部のフレームの
上端縁側の溝部に対する配置位置、および筒状支持部材
の同溝部に対する嵌合位置を自由に調整することができ
るため、車体における組付ブラケットの固定位置および
サイドウインドの組付け位置のずれに対して容易に対処
することができるとともに、サイドウインドの組付け位
置を容易に 変更することができる。さらにまた、当該組
付け構造においては、箇状支持部材および組付ブラケッ
ト側の筒状支持部が共にフレームの上端縁側の溝部に位
置して外部に全くまたは大きく露出することがないた
め、サイドウインドの組付け部位の見栄えを損なうこと
がない。
【0006】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明
するに、図1および図2には本考案に係る車両用サイド
ウインドの組付け構造の各部位の断面構造が示されてい
る。図1は図4の矢印1−1線方向に見た縦断側面図で
あり、かつ図2は図4の矢印2−2線方向に見た横断平
面図である。当該サイドウインドは第1フレーム部11
および第2フレーム部12からなるフレーム10aと、
ウインドガラス10bとからなり、組付ブラケット13
を介して車体の側部に形成した窓開口部21の上端縁部
22に組付けられている。
【0007】しかして、第1フレーム部11は下端縁部
11a、前後縁部11b,11cおよび前後の上端縁部
11d,11eからなる上端縁部の中央部が切欠部とな
った略枠状に屈曲されたもので、内周および外周に嵌合
溝11f,11gを備えている。また、第2フレーム部
12は図1〜図4に示すように第1フレーム部11の両
上端縁部11d,11e間に嵌合する長さを有する直線
状のもので、第1フレーム部11と同様内周および外周
に嵌合溝12a,12bを備えている。これら両フレー
ム部11,12の内周側の嵌合溝11f,12aにウイ
ンドガラス10bの外周が嵌合していて、両フレーム1
1,12とウインドガラス10bとは接着剤にて互いに
接着されている。この状態で両フレーム部11,12は
枠状態のフレーム10aを構成している。
【0008】組付ブラケット13は図1および図3に示
すように、前後方向に延びるブラケット本体13aと同
本体13aの外側に設けられた筒状支持部13bとから
なり、同本体13aにおける支持部13bの前後両側に
内側へ突出する組付ボルト14a,14bが挿通固着さ
れている。支持部13bは所定長さを有するもので、第
2フレーム12の上端縁側の嵌合溝12b上に配置可能
に形成されている。また、かかる嵌合溝12bには複数
本の筒状支持部材15が同嵌合溝12bに沿って摺動可
能に嵌合している。各支持部材15は組付ブラケット1
3の支持部13bと同軸的に位置して、同支持部13b
を前後から挟んでいる。各支持部材15および支持部1
3bの内孔内には支持ピン16が挿通されていて、各組
付ブラケット13を各支持部材15に対して回動可能に
連結している。
【0009】かかる構成のサイドウインドにおいては、
図1および図2に示すように、第1フレーム部11の外
周側の嵌合溝11gにウェザーストリップ17aが嵌着
され、かつ第2フレーム部12の上端フランジ部12c
の上端にウェザーストリップ17bが嵌着されていて、
組付ブラケット13に固着した固定ボルト14a,14
bおよび各ナット14c,14dにて車体の窓開口部2
1の上端縁部22に組付けられている。
【0010】かかる状態において、サイドウインドは支
持ピン16を回動中心として下端部側が車体の内外方向
へ回動可能であり、内方への回動時にはウインドガラス
10bの内側外周面が窓開口部21の段部23に嵌着し
たウェザーストリップ24に密接して、同窓開口部21
を液密的に閉鎖している。また、かかる状態において
は、第2フランジ部12の上端フランジ部12cが組付
ブラケット13を外部から遮閉するとともに、ウインド
ガラス10bの内面外部に塗装したセラミック塗料面1
8にて各ウェザーストリップ17a,17bを外部から
遮閉している。
【0011】かかる状態においてサイドウインドの下端
部を外側へ押動すれば、同サイドウインドは支持ピン1
6を回動中心として外側へ回動して窓開口部21を開放
する。なお、回動されたサイドウインドは図示しない保
持機構にて回動状態を保持される。
【0012】このため、サイドウインドはその下端部を
外側上方へ大きく回動させて窓開口部21を大きく開放
させることができるとともに、従来のリテーナの使用を
省略しているので同リテーナの疲労強度について考慮す
る必要がない。また、当該サイドウインドにおいては、
組付ブラケット13の支持部13bの第2フレーム部1
2における嵌合溝12bに対すると配置位置と、各支持
部材15の同嵌合溝12bに対する嵌合位置を自由に調
整し得て、同組付ブラケット13と第2フレーム部12
との組付け位置を自由に設定することができるため、車
体における組付ブラケット13の固定位置およびサイド
ウインドの組付け位置のずれに対して容易に対処する
とができるとともに、サイドウインドの組付け位置を容
易に変更することができる。さらにまた、当該組付け構
造においては、支持部材15および組付ブラケット13
の支持部13bが共に第2フレーム部12の嵌合溝12
bに嵌合されて外部に全くまたは大きく露出することが
ないため、サイドウインドの組付け部位の見栄えを損な
うことがない。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る組付け構造における図
4の矢印1−1線方向に見た縦断側面図である。
【図2】同組付け構造における図4の矢印2−2線方向
に見た横断平面図である。
【図3】同組付け構造におけるフレーム部、組付ブラケ
ット、支持部材および支持ピンの分解斜視図である。
【図4】同組付け構造を採用したサイドウインドの斜視
図である。
【図5】従来のサイドウインドの斜視図である。
【図6】同サイドウインドにおける図5の矢印6−6線
方向に見た横断平面図である。
【符号の説明】
10a…フレーム、10b…ウインドガラス、11…第
1フレーム部、11f,11g…嵌合溝、12…第2フ
レーム部、12a,12b…嵌合溝、13…組付ブラケ
ット、15…筒状支持部材、16…支持ピン、21…窓
開口部、22…上端縁部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の側部に設けた窓開口部の縁部に組
    付ブラケットを介して回動可能に組付けられるフレーム
    と、同フレームの内周に設けられて同内周に沿って延び
    る内周側の溝部に外周を嵌合されたウインドガラスを備
    え、前記窓開口部を開閉する車両用サイドウインドの組
    付け構造であり、前記フレームの上端縁部に筒状支持部
    材が同上端縁部に沿って摺動可能に嵌合される上端縁側
    の溝部を設けるとともに、前記組付ブラケットには前記
    フレームの上端縁側の溝部上に前記筒状支持部材と同軸
    的に配置される筒状支持部を設け、前記筒状支持部材と
    前記筒状支持部の内孔内に支持ピンを挿通して前記組付
    ブラケットを前記フレームに組付けたことを特徴とする
    車両用サイドウインドの組付け構造。
JP1990404919U 1990-12-26 1990-12-26 車両用サイドウインドの組付け構造 Expired - Lifetime JP2555816Y2 (ja)

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JPS6054622U (ja) * 1983-09-24 1985-04-17 橋本フオ−ミング工業株式会社 自動車用サイドウインドウの開閉支持装置
JPS63148514U (ja) * 1987-03-20 1988-09-30

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