JP2555653B2 - 入力トラヒック制御方式 - Google Patents
入力トラヒック制御方式Info
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- JP2555653B2 JP2555653B2 JP31561987A JP31561987A JP2555653B2 JP 2555653 B2 JP2555653 B2 JP 2555653B2 JP 31561987 A JP31561987 A JP 31561987A JP 31561987 A JP31561987 A JP 31561987A JP 2555653 B2 JP2555653 B2 JP 2555653B2
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- Japan
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- traffic control
- packet
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通信すべき情報をパケット単位に転送する
高速パケット通信における入力トラヒック制御方式に関
し、特に通信品質を良好に保つために有効な入力トラヒ
ック制御方式に関する。
高速パケット通信における入力トラヒック制御方式に関
し、特に通信品質を良好に保つために有効な入力トラヒ
ック制御方式に関する。
〔従来の技術〕 第3図は、従来のこの種の技術の一例を示すもので、
入力インタフェース部内の入力トラヒック制御部の構成
例を示している。入力情報をパケットに分解して転送を
行う高速パケット通信においては、呼接続時に加入者と
の間に、呼毎に入力トラヒックの規定値を設定し、加入
者はその設定値に従って情報転送を行う。通信網の加入
者インタフェース部では、入力情報量を観測し、規定値
を超過したパケットを廃棄することにより、入力トラヒ
ックを制御する。
入力インタフェース部内の入力トラヒック制御部の構成
例を示している。入力情報をパケットに分解して転送を
行う高速パケット通信においては、呼接続時に加入者と
の間に、呼毎に入力トラヒックの規定値を設定し、加入
者はその設定値に従って情報転送を行う。通信網の加入
者インタフェース部では、入力情報量を観測し、規定値
を超過したパケットを廃棄することにより、入力トラヒ
ックを制御する。
上記従来技術においては、網の状態によらず、規定値
超過のパケットを廃棄するので、たとえ中継網に余裕が
ある場合でもパケットが入力部で廃棄されるという問題
があった。
超過のパケットを廃棄するので、たとえ中継網に余裕が
ある場合でもパケットが入力部で廃棄されるという問題
があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、従来の技術における上述の如き問題を
解消し、中継網が転送可能である限り、規定値超過のパ
ケットについても転送を行うようにして、網の転送効率
を向上させ得る入力トラヒック制御方式を提供すること
にある。
とするところは、従来の技術における上述の如き問題を
解消し、中継網が転送可能である限り、規定値超過のパ
ケットについても転送を行うようにして、網の転送効率
を向上させ得る入力トラヒック制御方式を提供すること
にある。
上記目的を達成するため、本発明の入力トラヒック制
御方式は、予め設定された規定値を超過した規定超過パ
ケットの廃棄を、輻輳している中継ノードでのみ行なう
入力トラヒック制御方式であって、輻輳した中継ノード
20は、規定超過パケットを、予め規定された転送率に従
って転送もしくは廃棄する送出処理部13を具備し、規定
超過パケットの一部を転送率に従って転送することを特
徴とする。
御方式は、予め設定された規定値を超過した規定超過パ
ケットの廃棄を、輻輳している中継ノードでのみ行なう
入力トラヒック制御方式であって、輻輳した中継ノード
20は、規定超過パケットを、予め規定された転送率に従
って転送もしくは廃棄する送出処理部13を具備し、規定
超過パケットの一部を転送率に従って転送することを特
徴とする。
本発明に係わる入力トラヒック制御方式においては、
例えば、転送パケットのヘッダ内のクラス表示フィール
ドを用い、入力トラヒックの観測結果により上記呼接続
時に設定された規定値を超過した場合には、上記ヘッダ
内のクラス表示フィールドの内容を変更して中継網に転
送する。これにより、従来は入力インタフェース部での
規制により廃棄されていたパケットについても、中継網
が空いている限りは転送を行うことが可能となる。こ
の、規定値を過過したパケットについては、輻輳したノ
ードで積極的に廃棄、または、次ノードへの転送を規制
することにより、他の通常パケットに対する影響を排除
する。
例えば、転送パケットのヘッダ内のクラス表示フィール
ドを用い、入力トラヒックの観測結果により上記呼接続
時に設定された規定値を超過した場合には、上記ヘッダ
内のクラス表示フィールドの内容を変更して中継網に転
送する。これにより、従来は入力インタフェース部での
規制により廃棄されていたパケットについても、中継網
が空いている限りは転送を行うことが可能となる。こ
の、規定値を過過したパケットについては、輻輳したノ
ードで積極的に廃棄、または、次ノードへの転送を規制
することにより、他の通常パケットに対する影響を排除
する。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第2図は本発明の一実施例を示す入力トラヒック制御
部の構成図である。図において、10は入力トラヒック観
測部、11は規定値保持部、12は制御部、13は送出処理
部、14は加入者線、15は中継回線を示している。
部の構成図である。図において、10は入力トラヒック観
測部、11は規定値保持部、12は制御部、13は送出処理
部、14は加入者線、15は中継回線を示している。
本実施例においては、転送パケットは、ヘッダ部にク
ラス表示フィールドを有し、通常の入力パケットには値
“0"を持たせる。また、後述する如く、入力トラヒック
規定値を超過したパケットでは、この値を“1"として区
別する。
ラス表示フィールドを有し、通常の入力パケットには値
“0"を持たせる。また、後述する如く、入力トラヒック
規定値を超過したパケットでは、この値を“1"として区
別する。
呼接続時には、規定値保持部11に入力トラヒックの基
準となる規定値を設定する。通信中の呼に対しては、入
力トラヒック観測部10において加入者線14から到着した
パケットの入力量を観測し、制御部12では上で観測した
値と呼接続時に設定された規定値保持部11中の値とを比
較し、規定値超過の場合には送出処理部13に対して規定
値超過信号を送る。
準となる規定値を設定する。通信中の呼に対しては、入
力トラヒック観測部10において加入者線14から到着した
パケットの入力量を観測し、制御部12では上で観測した
値と呼接続時に設定された規定値保持部11中の値とを比
較し、規定値超過の場合には送出処理部13に対して規定
値超過信号を送る。
送出処理部13では、通常のパケットに対してはこれを
そのまま通継回線15に転送するが、入力量が規定値を超
過し、規定値超過信号が送られて来た場合には、パケッ
トヘッダ内の前記クラス表示フィールドを“1"に変更
し、そのパケットは入力トラヒック規定値を超過したパ
ケットであることを明示する。
そのまま通継回線15に転送するが、入力量が規定値を超
過し、規定値超過信号が送られて来た場合には、パケッ
トヘッダ内の前記クラス表示フィールドを“1"に変更
し、そのパケットは入力トラヒック規定値を超過したパ
ケットであることを明示する。
第1図に、中継ノードにおけるトラヒック制御の例を
示す。第1図(a)において、20は中継ノード、21はト
ラヒック観測部、22はトラヒック制御部、15は前記中継
回線を示している。転送途中の中継ノード20は、トラヒ
ック観測部21とトラヒック制御部22とを有する。トラヒ
ック観測部21で中継回線のトラヒック状況を観測し、輻
輳状態であると判断すると、トラヒック制御部22に輻輳
検出を通知する。輻輳検出の通知受けるとトラヒック制
御部22は、到着パケットのクラス表示フィールドを見
て、値が“1"のパケットに対してトラヒック制御を行
う。
示す。第1図(a)において、20は中継ノード、21はト
ラヒック観測部、22はトラヒック制御部、15は前記中継
回線を示している。転送途中の中継ノード20は、トラヒ
ック観測部21とトラヒック制御部22とを有する。トラヒ
ック観測部21で中継回線のトラヒック状況を観測し、輻
輳状態であると判断すると、トラヒック制御部22に輻輳
検出を通知する。輻輳検出の通知受けるとトラヒック制
御部22は、到着パケットのクラス表示フィールドを見
て、値が“1"のパケットに対してトラヒック制御を行
う。
第1図(b)に、上記トラヒック制御の具体例として
の積極的廃棄制御の例を示す。この場合は、輻輳ノード
に到着したクラス表示フィールドの値が“1"の入力規定
値超過パケットはすべて廃棄され、ノードの輻輳状態を
解消する。
の積極的廃棄制御の例を示す。この場合は、輻輳ノード
に到着したクラス表示フィールドの値が“1"の入力規定
値超過パケットはすべて廃棄され、ノードの輻輳状態を
解消する。
また、輻輳ノードのトラヒック制御方式として転送規
制を行う場合には、入力規定値超過パケットは転送率の
規定値の値により転送/廃棄される。50%規制を例にと
ると、第1図(c)に示す如く、輻輳ノードでは、到着
した規定値超過パケットのうち半数は転送され、残りの
半数は廃棄される。
制を行う場合には、入力規定値超過パケットは転送率の
規定値の値により転送/廃棄される。50%規制を例にと
ると、第1図(c)に示す如く、輻輳ノードでは、到着
した規定値超過パケットのうち半数は転送され、残りの
半数は廃棄される。
上記実施例に示した中継ノードにおいては、トラヒッ
ク観測部21をトラヒック制御部22の前段に設けた例を示
したが、トラヒック観測部21は、トラヒック制御部22の
後段に設けることもできる。この場合には、トラヒック
観測部21の構成を若干簡略化することができる。
ク観測部21をトラヒック制御部22の前段に設けた例を示
したが、トラヒック観測部21は、トラヒック制御部22の
後段に設けることもできる。この場合には、トラヒック
観測部21の構成を若干簡略化することができる。
また、上記実施例においては、転送パケットのヘッダ
部にクラス表示フィールドを有し、通常の入力パケット
には値“0"を、また、入力トラヒック規定値を超過した
パケットには“1"を、それぞれ設定するようにしたが、
これは他の方式により区別するようにしても良い。
部にクラス表示フィールドを有し、通常の入力パケット
には値“0"を、また、入力トラヒック規定値を超過した
パケットには“1"を、それぞれ設定するようにしたが、
これは他の方式により区別するようにしても良い。
以上、本発明によれば、輻輳した中継ノードにおいて
トラヒック制御を行ない、中継網が転送可能であるかぎ
り規定超過パケットについても転送を行なうので、網の
転送効率を向上させることが可能である。
トラヒック制御を行ない、中継網が転送可能であるかぎ
り規定超過パケットについても転送を行なうので、網の
転送効率を向上させることが可能である。
第1図(a)は本発明の一実施例である中継ノードにお
けるトラヒック制御の動作例を示す図、同(b)(c)
はトラヒック制御の具体例を示す図、第2図は実施例の
入力トラヒック制御部の構成図、第3図は従来技術の一
例を示す構成図である。 10:入力トラヒック観測部、11:規定値保持部、12:制御
部、13:送出処理部、14:加入者線、15:中継回線、20:中
継ノード、21:トラヒック観測部、22:トラヒック制御
部、23:中継回線。
けるトラヒック制御の動作例を示す図、同(b)(c)
はトラヒック制御の具体例を示す図、第2図は実施例の
入力トラヒック制御部の構成図、第3図は従来技術の一
例を示す構成図である。 10:入力トラヒック観測部、11:規定値保持部、12:制御
部、13:送出処理部、14:加入者線、15:中継回線、20:中
継ノード、21:トラヒック観測部、22:トラヒック制御
部、23:中継回線。
フロントページの続き (72)発明者 大西 広一 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−176045(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】予め設定された規定値を超過した規定超過
パケットの廃棄を、輻輳している輻輳中継ノードでのみ
行なう入力トラヒック制御方式において、上記輻輳中継
ノードは、上記規定超過パケットを予め規定された転送
率に従って転送もしくは廃棄する送出処理手段を具備
し、上記規定超過パケットの一部を上記転送率に従って
転送することを特徴とする入力トラヒック制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31561987A JP2555653B2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 入力トラヒック制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31561987A JP2555653B2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 入力トラヒック制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01157148A JPH01157148A (ja) | 1989-06-20 |
JP2555653B2 true JP2555653B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=18067543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31561987A Expired - Lifetime JP2555653B2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 入力トラヒック制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555653B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3491511B2 (ja) | 1997-12-17 | 2004-01-26 | 日本電信電話株式会社 | パケット転送ネットワーク |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0767107B2 (ja) * | 1990-08-24 | 1995-07-19 | 日本電気株式会社 | Atmセル流量監視/制御用セルカウンタ回路 |
JP2782973B2 (ja) * | 1991-04-10 | 1998-08-06 | 株式会社日立製作所 | パケット網における流量監視方法及びシステム |
KR102210057B1 (ko) * | 2016-09-30 | 2021-01-29 | 텔레폰악티에볼라겟엘엠에릭슨(펍) | 단축된 tti를 갖는 전송의 시그널링 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4769810A (en) * | 1986-12-31 | 1988-09-06 | American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories | Packet switching system arranged for congestion control through bandwidth management |
-
1987
- 1987-12-14 JP JP31561987A patent/JP2555653B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3491511B2 (ja) | 1997-12-17 | 2004-01-26 | 日本電信電話株式会社 | パケット転送ネットワーク |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01157148A (ja) | 1989-06-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070905 Year of fee payment: 11 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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