JPH04179339A - 交換機の優先制御方式 - Google Patents

交換機の優先制御方式

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JPH04179339A
JPH04179339A JP2306049A JP30604990A JPH04179339A JP H04179339 A JPH04179339 A JP H04179339A JP 2306049 A JP2306049 A JP 2306049A JP 30604990 A JP30604990 A JP 30604990A JP H04179339 A JPH04179339 A JP H04179339A
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Application number
JP2306049A
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Inventor
Akira Noiri
野入 晃
Nobuya Arakawa
荒川 暢也
Tatsuhiko Kitamura
北村 達彦
Hiroshi Kimura
木村 廣志
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、交換機の優先制御方式に係り、特にビットレ
ートが申告値を越えて且つバッフ7メモリの空き領域が
比較的少ないときには受信データを廃棄するようにした
交換機の優先制御方式に関する。
[従来の技術] 一般に、データ伝送に適した交換方式としては、回線交
換方式の他にデータを一時的にバッファメモリに蓄積す
るようになした蓄積交換方式が知られている。この蓄積
交換方式を実行する装置としてはパケット交換機がある
。また、近年、広帯域網のデータ伝送モードとしてセル
と呼ばれる固定長パケットを用いデータを伝送するA 
T M (Asynchronous  Transf
er  Mode)が注目されている。このATMによ
るデータ交換を行なうものにATM交換機などが知られ
ている。パケット交換機とATM交換機との相違点は、
パケット交換機は取り扱うデータとして可変長のまたは
一定長のブロックに分割されたメツセージにヘッダを付
したパケットであり、ATM交換機は上記パケットに替
えて固定長のセルをデータとして取り扱う点にある。
そして、交換機としては両者は全く同様に機能する。
ここで、従来の交換機として特開平1−231457号
に示されるごときパケット交換機を例にとって説明する
。第2図に示す如くパケット交換機は、パケットのスイ
ッチングを行うパケットスイッチ回路40を有し、これ
には1つまたはそれ以上のパケットバッファ回路30が
収容されている。バケットバッファ回路30は交換機に
到来したパケットを一時的にバッファし・、優先順位に
従ってそれらをパケットスイッチ回路40へ転送する回
路である。バケットバッファ回路30の入力側には、や
はり1つまたは複数のヘッダ付加回路20が収容されて
いる。ヘッダ付加回路20は第3図に示すパケット14
にヘッダ28を付加することによって、交換機内部で転
送される内部パケット22(第4図)を形成する回路で
ある。
ヘッダ付加回路20の入力側には、端末インタフェース
回路10が一つまたはそれ以上収容されている。端末イ
ンタフェース回路10は、その入り側に複数の端末1が
収容され、端末1からの信号乃至はメツセージをパケッ
トに組み立てて多重化する回路である。この交換機のこ
れらの各回路は、制御プロセッサ100によって制御さ
れ、パケット交換機としての様々な機能を実現している
なお、第2図では端末からの信号をパケットとしてパケ
ットスイッチ回路40でスイッチングするまでの機能が
示されている。スイッチングされたパケットを中継線や
他の端末に送出する機能部分は図示されていないが、通
常のパケット交換機と同様にこの交換機もそれらの機能
を有していることは言うまでもない。
端末インタフェース回路10は端末1に対応してパケッ
ト交換回路11を有する。この回路11は各端末1を接
続し、端末1から入力されるメツセージを所定のビット
数のデータに分割し、各データごとに端末番号16(第
3図)を付加してパケット14に変換するパケット組み
立て機能を有する。パケット変換回路11は複数台がマ
ルチプレクサ13に収容され、マルチプレクサ13は各
パケット変換回路11から所定の順番でパケット14を
1個ずつ読み出しハイウェイ15にのせる多重化回路で
ある。
ヘッダ付加回路20は、ハイウェイ15からのパケット
14を制御プロセッサ100の制御により内部パケット
22のフォーマット(第4図)に変換する回路である。
この回路20は、バッファ21を有し、これはパケット
14を一時蓄積するメモリである。ヘッダ付加回路20
は、第2図に示すようにAおよびBの2つのヘッダ保持
メモリ23および25を有し、両者のメモリ読み出し出
力がバッファ21のそれと共にマルチプレクサ270入
力側に収容されている。
両ヘッダ保持メモリ23および25は各端末1に対応し
て制御データを格納する記憶位置を有し、呼設定時に制
御プロセッサ100から、前者のアドレスにはパケット
14の相手先端末番号24(第4図)と相手先に送るた
めに必要な他の制御データすなわちスイッチングヘッダ
27とが書き込まれる。また、後者のアドレスには、端
末1の種別などに対応する優先クラス26が書き込まれ
る。
一方のヘッダ保持メモリ23へのデータ設定は呼設定時
に制御プロセッサ100から行われる。こ′れは、ヘッ
ダ28の制御データが個々のパケット22に固有である
ためである。他方のヘッダ保持メモリ25への優先クラ
スデータ26の書き込みは、制御プロセッサ100から
行なわれ、これは呼設定時にその都度行うように構成さ
れるか、また書替えの必要が生じた時に行うように構成
される。呼設定時の都度行うように構成されている場合
には、端末1の種別に対応した固定的優先制度の他に、
例えば、トラヒック#X績制御などの個々の呼や局情に
応じた優先制御を行うこともできる。
制御プロセッサ100は、パケットスイッチ回路40、
パケットバッファ回路30およびヘッダ付加回路20な
どの交換機内部の各回路を制御してパケット交換機能を
実現する機能部である。特にこの従来例に関連しては、
2つのヘッダ保持メモリ23および25のデータ設定機
能がある。
より詳細には、プロセッサ100は例えば、端末1の優
先クラス26を決める情報が入力されると、制御線11
0により優先クラス保持メモリ25の対応するアドレス
にその端末工の優先クラス26を設定する。この設定の
入力は、予め局側から行なわれる。呼設定の際、プロセ
ッサ100は、発信端末1から受けた呼設定パケットか
らその呼の相手先端末番号24を識別し、パケットスイ
ッチ回路40のスイッチング制御情報を含むスイッチン
グヘッダ27と共にこれを一方のヘッダ保持メモリ23
のその発信端末1に対応したアドレスの記憶位置に書き
込む。
端末インタフェース回路10のハイウェイ15からヘッ
ダ付加回路20に入力されるパケット14は、バッファ
21に一旦蓄積される。バッファ21にパケット14が
完成すると、バッファ21はこれを所定のタイミングで
出力するが、これと同期してその端末番号16に対応す
るヘッダ保持メモリ23および25の各アドレスよりそ
れぞれ、相手先端末番号24およびスイッチングヘッダ
27、ならびに優先クラス26を読みだし、マルチプレ
クサ27に入力する。マルチプレクサ27はこれらを第
4図のパケット22のフォーマットに組み立て、ハイウ
ェイ29よりバケットバッファ回路30へ出力する。
バケットバッファ回路30には、各優先クラス26の種
類に対応する記憶領域AI−Anを有するバッファメモ
リ33が設けられている。ハイウェイ29より入力する
パケット22は、優先クラス分配器31によってその優
先クラスに従ってバッファメモリ33の領域AI−An
に蓄積される。
バッファメモリ33の各類fsliA1−Anは、それ
ぞれ互いに独立してFIFO動作を行う。各領域には選
択回路(ABT)35が接続され、選択回路35は、バ
ッファメモリ33の優先クラスの高い領域から先にパケ
ット22をその領域における入力順に従ってハイウェイ
37へ読み出す制御を行う。
パケットスイッチ回路40はハイウェイ37カ)ら入力
するパケット22をそのスイッチングヘッダ27の示す
方路に出力するスイッチ回路網である。
次にこの交換機の動作を説明する。まず、特定の端末1
の呼設定時に制御プロセッサ100は、一方のヘッダ保
持メモリ23の端末lに対応する記憶位置に制御線11
0を介してその呼の相手先端末番号24および他のスイ
ッチングデータを設定する。例えばこれと共に制御プロ
セッサ100は、優先クラス保持メモリ25の端末工の
記憶位置に制御線120を介してその端末工の優先クラ
ス26を設定する。この後者の設定は、呼設定時に行わ
なければ、優先クラス保持メモリ25に以前から蓄積さ
れている優先クラス26を使用する。
端末1からメツセージないしは情報信号が出力されると
、これは端末インタフェース回路1oで各端末ごとにデ
ータと端末番号16よりなるパケットに変換され、ハイ
ウェイ15からヘッダ付加回路20へ送られる。ヘッダ
付加回路20では、入力されたパケット14が、データ
と、相手先端末番号24、優先クラス26およびスイッ
チングヘッダ27を含むヘッダ28とで構成されるパケ
ット22に変換され、ハイウェイ29よりバケットバッ
ファ回路30へ送られる。バケットバッファ回路30は
、入力されるパケット22をその優先クラス26に対応
したバッファメモリ33に一旦蓄積した後、優先クラス
26の順序で、かつ同クラスのパケット22では人力さ
れた順番で、これをパケットスイッチ回路40へ出力す
る。パケットスイッチ回路40では、パケット22をそ
のスイッチングヘッダ27の示す出線へ送出する。
この交換機の特徴のひとつは、例えばある端末1を取り
替えて端末種別の変更が生じた場合、制御プロセッサ1
00に端末種別の変更を入力すると、制御プロセッサ1
00はその端末種別に基づき端末1の優先クラスを分析
し、制御線110よりヘッダ付加回路20の他方のヘッ
ダ保持メモリ25の対応アドレスに新たな優先クラスを
設定することにある。従って、端末の優先クラスの変更
を端末インタフェースの変更によらず、この従来技術で
は、制御プロセッサ100に端末1の優先クラスの変更
を入力することによって端末1の優先クラスを変更する
ことができる。制御プロセッサ100に入力された優先
クラスの変更は、そのときに他方のヘッダ保持メモリ2
5に設定される場合もあり、または、呼設定の都度同保
持メモリ25に設定される場合もある。
また、このように制御プロセッサ100から優先クラス
を可変的に設定できる特徴は、端末1の変更という端末
10個々の状態に応じた優先クラスの変更だけでなく、
例えばトラヒック条件の変化など、局情に応じた個々の
端末1ことの、もしくは端末種別に対応した優先クラス
の適切な設定の可能性をもたらす。例えば、ある種のト
ラヒックが非常に集中した場合、特定の種別の端末群に
ついて呼の設定時にヘッダ保持メモリ25の優先クラス
26を変更することによって、トラヒック規制を効果的
に行えるものであった。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述したごとき構成の装置にあっては、呼設
定時に端末1とプロセッサ100との間の通信により優
先度が決定されると、その呼の通信中は決定した優先度
が変更されることがない。
これは、パケット交換機が蓄積交換方式であることから
データ流量(ビットレート)の制限がかけられるので、
交換機内部のトラヒック制御がさほど難しくなく、また
再送も可能である、という点に基づいている。
しかしながら、ATM交換機等のように、可変ビットレ
ートの通信を取り扱う必要があり、しかも再送制御を行
わない交換システムの場合にあっては、交換機内のトラ
ヒックを制御する必要から先のパケット交換機の場合と
比較して、より細やかな優先制御を行うことが必要にな
る場合があるが、このような場合には先の交換機のごと
き優先制御ではこの必要性に対応することができない。
特に、ATM交換機のプロセッサは、端末とプロセッサ
との間の通信により端末側から申告されるビットレート
と、データの種別とに応じて交換機内の帯域と、そのデ
ータの優先度を決定するため、申告値を越えるデータが
端末から入力された場合に、交換機内の軽鎖を招き、他
の呼のデータの廃棄率を上昇させてしまうという問題点
があった。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に
解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、申
告値を越えるデータが端末から入力された場合に、その
データの優先度をハード的に更新し、当該データを所定
の場合には廃棄することによりもって交換機内の輻幅の
回避およびデータ廃棄率の抑制を行うことができる交換
機の優先制御方式を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前記問題点を解決するために、送信に先立っ
て端末と制御プロセッサとの間で送信に関するビットレ
ートを申告するための通信を行って該申告値に基づいて
送信を行い、送信が行われる端末に応じた優先度を示す
情報を含むヘッダを受信したデータに付して該優先度の
情報に応じて受信データを分配すると共に該受信データ
を一時的にバッファメモリに蓄積した後、交換回路へ送
出するようになした交換機の優先制御方式に適用される
このような優先制御方式において、前記端末から送信さ
れるデータのビットレートを検出し、該検出値が前記申
告値を越えたときにその旨を示す情報を受信データに付
するビットレート検出回路と、前記情報が付された受信
データ及び非優先データであるとして前記端末により予
め指示された受信データに対して、当該データは廃棄可
能であることを示すための情報を付するヘッダ更新回路
と、前記廃棄可能であることを示す情報と前記バッファ
メモリに蓄積されているデータ量とに基づいて、当該受
信データを前記バッファメモリに蓄積するか否かを判定
するための蓄積判定回路とを備え、この蓄積判定回路の
判定結果に応答して当該受信データを廃棄したり或はそ
のままバッファメモリに蓄積したりし、もって交換機内
の幅部の発生を抑制しつつ他の呼のデータの廃棄率も抑
制するようにしたものである。
[作用コ 本発明によれば、以上の様な優先制御方式としたので、
ビットレート検出回路は受信データのビットレートがそ
の申告値を越えた場合には受信データにその旨を示す情
報を付してマーキングし、ヘッダ更新回路は先にマーキ
ングされた受信データおよび非優先データであるとして
端末により予め指示された受信データに対して、当該デ
ータは廃棄可能であることを示す情報をヘッダに付して
廃棄可能データとし、蓄積判定回路はこの廃棄可能を示
す情報とバッファメモリに蓄積されているデータ量とに
基づいてこの受信データを蓄積するか否か判定する。こ
の判定回路が、データ廃棄の判定をしたときは当該受信
データをバッファメモリに蓄積することなく廃棄するこ
とにより他の優先度の受信データの廃棄率を抑制し、デ
ータ廃棄の判定をしないときにはそのまま当該データを
バッファメモリに蓄積する。
[実施例コ 以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づいて詳述
する。第1図は本発明に係る交換機としてのATM交換
機の構成を示す。まず、本発明に係るATM交換機は、
1またはそれ以上の端末インタフェース回路50を有し
ており、その入力側にはそれぞれデータを入力するため
の端末1が接続されている。この端末インタフェース回
路50は、上記端末1から送られてきたデータを局内ま
たは局間の伝送に必要な形に変換するためのATMセル
終端回路51と、各端末から入力されるデータのビット
レートを検出してこの検出値が申告値を越えたときにそ
の旨を示す情報を受信データに付する本発明の特長の1
っであるビットレート検出回路52と、各検出回路52
からのデータを多重化するマルチプレクサ13とにより
主に構成されている。
この端末インタフェース回路50の後段には、ハイウェ
イ15を介して1つまたはそれ以上のヘッダ付加回路6
0が収容されている。この付加回路60は、ハイウェイ
15から入力されるデータとしてのセルを変換する間だ
け一時的にセルを蓄積するバッファ62と、後段におい
てこのセルのスイッチング及びスイッチング後に必要と
なるセルヘッダの内容が書き込まれた従来例と同様なヘ
ッダ保持メモリ61と、各メモリ61からのセルを多重
化するマルチプレクサ63と、先のビットレート検出回
路52にて上記情報が付された受信データとしてのセル
及び非優先データとして端末1により予め指示された受
信データとしてのセルに対して当該セルは廃棄可能であ
ることを示すための情報を付する本発明の特長の1つで
あるヘッダ更新回路70とにより主に構成されている。
そして、このヘッダ付加回路60は、先のセルのヘッダ
を変換すると共にスイッチングに必要な情報を付する機
能と、端末からの申告値を越えて入力されたデータ(違
反セルで廃棄可能)であるか否かを示す情報をセルヘッ
ダに書き込む機能とを有する。
このヘッダ付加回路60の後段には、ハイウェイ29を
介して1つまたはそれ以上のセルバッファ回路80が収
容されている。このセルバッファ回路80は、これに入
力されるセルをその優先クラスに従って分配するための
優先クラス分配器31と、本発明の特長の1っである蓄
積判定回路81と、この回路81から送出されるセルを
一時的の蓄積する従来例と同様なバッファメモリ82と
、このメモリ82より上記ATMスイッチへ送出される
べきセルを決定するための選択回路84とにより主に構
成されている。この蓄積判定回路81は、上記廃棄可能
であることを示す情報とバッフアメモリ82に蓄積され
ているデータ量とに基づいて、当該受信データとしての
セルをバッファメモリに蓄積するか否かを判定する回路
であり、バッファメモリのデータ蓄積量が比較的多いこ
とに起因してこの回路が蓄積しない旨を判定した場合に
は当該受信データは廃棄される様になっている。
そして、このセルバッファ回路80の後段には、ハイウ
ェイ37を介してATMセルのスイッチングを行うAT
Mスイッチ90が収容されている。
このATMスイッチ90は、ATMセルのスイッチング
を行って受信データとしてのセルを最終的にスイッチン
グヘッダの示す方向に送出するための回路である。制御
プロセッサ200は、上記端末インタフェース回路50
、ヘッダ付加回路6o、セルバッファ回路80及びAT
Mスイッチ9oの各回路を制御してセルの交換機能を発
揮する制御部である。第1図では端末からの信号をAT
Mスイッチ90でスイッチングするまでの機能が示され
ている。スイッチングされたセルを中継線や他の端末に
送出する機能部分は図示されていないが、通常の交換機
と同様にこの交換機もそれらの機能を有していることは
言うまでもない。
次に、上記実施例の動作について説明する。
まず、端末1がデータを送信する際、それに先立ってこ
の端末1と制御プロセッサ200との間で送信に関する
ビットレートを申告するための通信が行なわれる。具体
的には、自端末の識別最大ビットレート、平均ビットレ
ート等を申告するための通信が行なわれる。この端末1
からの申告内容に従って、制御プロセッサ200は交換
機内またはネットワークのリソースの状況に基づいてそ
の通信を交換機が容量的に受は付けることができるか否
かを算出し、その結果、リソースに余裕がある場合には
、その端末1からのデータを受は付けて呼の受は付けと
する。他方、リソースに余裕が無い場合には、呼の受は
付けを拒絶する。呼を受は付ける場合にはその受は付け
に先立フて、制御プロセッサ200は、ヘッダ付加回路
60のヘッダ保持メモリ61に先の申告に基づいて必要
なデータを書き込むと共に端末インタフェース回路50
のビットレート検出回路52に端末1から先に申告され
たビットレートを書き込む。呼の受は付けにより端末l
からデータが送信されるとこのデータは、端末インタフ
ェース回路5o内のATMセル終端回路51にて所定長
に分割されると共に各データ片55の先頭に端末番号5
6が付され、局内もしくは局間伝送に必要な第6図に示
す如し形のセルに変換された後、ビットレート検出回路
52へ送られる。このビットレート検出回路52は、端
末から送られてくるデータのビットレートを常にモニタ
ーしており、この値が先の申告値を越えた場合にはその
セルのセルヘッダに違反セルであることをマーキングす
る。このビットレートの検出方法としては、例えば一定
周期毎にクリアーされるカウンタを用意し、これに端末
から固定長のセルが入力される毎にカウントアツプする
機構を設けるようにして、その周期中に申告値を越えた
セルを違反セルとする検出方法が考えられる。
しカルながら、この方法に限定されるものでもないこと
は勿論である。この回路で違反セルであるとマーキング
されたセルも廃棄されることなく後段のマルチプレクサ
13へ送られて、ここで多重化された後、ハイウェイ1
5を介してヘッダ付加回路60へ送出される。このよう
に違反セルであっても直ちには廃棄しない理由は、後段
にてリソース(バッファメモリ)に余裕がある場合には
この違反セルを廃棄することなく使用することができる
からである。
ヘッダ付加回路60は、ハイウェイ15から入力される
セルを第7図に示す如きセルフオーマットに変換する。
この回路内のヘッダ保持メモリ61には前述の如くヘッ
ダ変換に必要な情報が記憶されており、バッファ62は
上記ヘッダ保持メモリ61からヘッダデータを引き出す
間−時的にセル内容を記憶する。このバッファ62およ
びヘッダ保持メモリ61からの出力はマルチブしフサ6
3にて従来例と同様に多重化されて、第7図に示す如き
セルフオーマットが形成される。従来技術と同様に、こ
のセルフオーマットは、最終的に当該データを届けるべ
き相手先を同定するための情報を示す相手先端末番号6
5と、通信中の端末1に対応する優先度を示す優先クラ
ス66と、後段のデータ転送に必要とされる情報を示す
スイッチングヘッダ68を含んている。ここにおける優
先クラスの内容は、通信中の端末の種類により一義的に
決定されるものであり、この端末1との通信が完了する
まで変更されることはない。マルチプレクサ63からの
データはヘッダ更新回路70に入力され、ここで所定の
セルのヘッダが更新されることになる。具体的には、こ
のヘッダ更新回路70は、先の端末インタフェース回路
50内のビットレート検出回路52にて違反セルである
とマーキングされたセルおよび端末自身が非優先セルで
あるとして送信してきた受信データのセルを検出すると
、そのセルのスイッチングヘッダ67に含まれる違反セ
ル表示ビット68に当該ビットは廃棄可能であることを
表示し、このヘッダを更新する。ここで、各セルの優先
クラスの内容は何ら変更されない点に注意されたい。違
反セルでないセルは、何らヘッダが更新されることなく
出力されるのは勿論である。このヘッダ更新回路70か
らのセルは、ハイウェイ29を介してセルバッファ回路
80に入力される。
このセルバッファ回路80内の優先クラス分配器31は
、これに入力した個々のセルの優先クラスの内容に応じ
て各セルを対応するバッファメモ’) 82 (M 1
−Mn)に向けて分配する。ここで優先クラス分配器3
1とバッファメモリ82との間には蓄積判定回路81 
(Jl−Jn)がそれぞれ接続されており、この回路8
1においては、スイッチングヘッダの違反セル表示ビッ
トの内容と、対応するバッファメモリ82中のデータ蓄
積量とに基づいて、当該セルをバッファメモリに蓄積す
るか否かを判定する。ここでスイッチングヘッダに違反
セル表示ビットを設けた理由は、バッファメモリ82に
おいてデータ蓄積するか否かを少しでも早く決定するこ
とにより、判定に必要な時間だけデータをバッファリン
グするためのレジスタの容量を極力少なくするためであ
る。具体的にその制御方法を第5図のフローチャートに
基づいて説明する。各蓄積判定回路81は、それぞれに
接続されているバッファメモリ82内の蓄積データ量(
セル数)をモニターしており、セルが入力されたときに
蓄積判定回路は以下の処理を行う。
まず、対応するバッファメモリ82の全容量に相当する
分量のセル数(データ)が蓄積(100%)されている
場合(Sl)には、既にメモリの空領域が無いことから
入力したセルを全て廃棄する(S2)。
対応するバッファメモリ82に空き領域がある場合には
、既に蓄積されているセル数(データ量)に応じてセル
を廃棄する場合と、蓄積する場合とに分かれることにな
る。すなはち、バッファメモ1) 82内のセル数がバ
ッファメモリ容量のX%未満の場合には、容量に比較的
余裕があることから入力したセルを全てバッファメモリ
に蓄積する(S3)。これに対して、バッファメモリ8
2内のセル数がバッファメモリ容量のX%以上の場合に
は、そのセルが廃棄可能のセルでるか否かが判断され(
S4) 、廃棄可能のセルである場合にはメモリの空き
領域が比較的少ないことからそのセルを廃棄する(S2
)。また、廃棄可能のセルでない場合には、空き領域が
比較的少ないけれどもそのセルをバッファメモリに蓄積
する(S3)。−度バッファメモリに蓄積されたセルは
廃棄されないのは勿論である。また、上記Xの値は任意
に設定することができ、固定値であってもよく、あるい
は外部の制御プロセッサから任意に変更できる様にして
も良い。ここで、設定されるXの値を1(100%)と
すれば、従来と同様の動作をする交換機となることは言
うまでもない。各バッファメモリ82に蓄積されたセル
は、従来例と同様に優先クラスの高い領域からFIFO
動作でもって選択回路84により順次選択されて出力さ
れ、ハイウェイ37を介してATMスイッチ90へ送出
される。
そして、このATMスイッチ90は、セルのスイッチン
グヘッダの示す送線ヘセルを送出する。
[発明の効果] 以上のように、申告値を越えるビットレートのデータが
端末から入力された場合であってセルバッファ回路内の
バッフ7メモリの空き領域が比較的少ない場合には、こ
のセルをバッファメモリに蓄積することなく廃棄するこ
ととしたので、対応するバッファメモリに過度にデータ
が蓄積される状態の発生頻度を抑制することができる。
従って、beを生ぜしめることなく、他の優先度の低い
端末からのデータセル或いは非優先セルがそれに対応す
るバッファメモリに蓄積されることなく廃棄される率即
ち廃棄率を可及的に低減することができるのみならず、
それら非優先セルの伝送遅延も可及的に低減することが
できる。
また、ビットレートが申告値よりも高い違反セルや非優
先セルであっても、交換機が比較酌交いている場合には
、これを廃棄することなく相手端末にデータを届けるこ
とができ、従って、全体的な交換機使用効率を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る交換機としてのATM交換機を示
す構成図、第2図は従来の交換機とじてのパケット交換
機を示す構成図、第3図は第2図に示す交換機にて使用
されるパケットを示す構成図、第4図は第2図に示す交
換機にて使用されるヘッダを付加したパケットフォーマ
ットを示す構成図、第5図は本発明の優先制御方式を示
すフローチャート、第6図は本発明にて使用するセルを
示す構成図、第7図は本発明にて使用するヘッダを付加
したセルフオーマットを示す構成図である。 1・・・端末、50・・・端末インタフェース回路、5
2・・・ビットレート検出回路、60・・・ヘッダ付加
回路、70・・・ヘッダ更新回路、80・・・セルバッ
ファ回路、81・・・蓄積判定回路、82・・・バッフ
ァメモリ、90・・・ATMスイッチ、200・・・制
御プロセッサ。 バケットフォーフット 第3図 バケフトフ1−71ト 第4図 優先制御方式の70−チ1−) 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送信に先立って端末と制御プロセッサとの間で送
    信に関するビットレートを申告するための通信を行って
    該申告値に基づいて送信を行い、送信が行われる端末に
    応じた優先度を示す情報を含むヘッダを受信したデータ
    に付して該優先度の情報に応じて受信データを分配する
    と共に該受信データを一時的にバッファメモリに蓄積し
    た後、交換回路へ送出するようになした交換機の優先制
    御方式において、 前記端末から送信されるデータのビットレートを検出し
    、該検出値が前記申告値を越えたときにその旨を示す情
    報を受信データに付するビットレート検出回路と、 前記情報が付された受信データ及び非優先データである
    として前記端末により予め指示された受信データに対し
    て、当該データは廃棄可能であることを示すための情報
    を付するヘッダ更新回路と、前記廃棄可能であることを
    示す情報とバッファメモリに蓄積されているデータ量と
    に基づいて、当該受信データを前記バッファメモリに蓄
    積するか否かを判定するための蓄積判定回路とを備え、
    該蓄積判定回路が蓄積しないと判定したときには当該受
    信データを廃棄するようにしたことを特徴とする交換機
    の優先制御方式。
  2. (2)前記受信データは固定長のセルであることを特徴
    とする請求項1記載の交換機の優先制御方式。
JP2306049A 1990-11-14 1990-11-14 交換機の優先制御方式 Pending JPH04179339A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7937516B2 (en) * 2002-11-09 2011-05-03 Nxp B.V. Integrated circuit with LIN-protocol transmission

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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