JP2555645Y2 - パワーシートのモータ制御装置 - Google Patents

パワーシートのモータ制御装置

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JP2555645Y2 JP1991027217U JP2721791U JP2555645Y2 JP 2555645 Y2 JP2555645 Y2 JP 2555645Y2 JP 1991027217 U JP1991027217 U JP 1991027217U JP 2721791 U JP2721791 U JP 2721791U JP 2555645 Y2 JP2555645 Y2 JP 2555645Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、パワーシートに装着
されたモータを駆動制御して、シートポジション、シー
トバックのリクライニング角度等を調整可能なパワーシ
ートのモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、車両等において、モータの駆
動制御により作動可能なシートスライド装置、シートリ
フター、リクライニング装置、可動式ヘッドレスト、サ
イドサポート装置等の種々の着座姿勢制御装置の装着さ
れた、いわゆるパワーシートと称されるシートが、よく
知られている。
【0003】このようなパワーシートにおける、着座姿
勢制御装置のモータは、一般に、制御回路を中心として
形成されたモータ制御装置によって、駆動制御可能に構
成されている。
【0004】制御回路は、たとえば、プリント基板等の
配線板への、マイクロコンピュータ(マイコン)やその
他種々の電子回路素子の配置、接続によって具現化さ
れ、モータやスイッチ手段、および、接点の切換えによ
りモータの駆動を制御するモータ制御リレー等の接続部
材が、制御回路の配線板にそれぞれ接続されている。そ
して、このような制御回路の配線板は、たとえば、モー
タ制御リレー等とともにコントロールボックスに収納さ
れ、コントロールボックスは、シートクッションの内部
等に配設されている。
【0005】また、シート、シートバック等の可動部材
のポジションを検出するポジション検出手段が、可動部
材を検出可能な位置、たとえば、モータの周辺に配設さ
れ、接続部材の1つとして、制御回路の配線板に接続さ
れている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、近年のパワ
ーシートにおいては、併設される着座姿勢制御装置の数
が増加し、着座姿勢制御装置の数に対応して、モータ、
および、モータ制御リレー、ポジション検出手段等の接
続部材が、シート内に配設されている。
【0007】しかしながら、公知のパワーシートのモー
タ制御装置においては、制御回路の接続部材が、それぞ
れの位置に分散して配設され、電気配線によって、コン
トロールボックス内の制御回路に接続されているため、
電気配線が、接続部材やモータ等の数だけ必要となり、
シートクッション等の内部で、多岐にわたって広がる。
そのため、制御回路からの電気配線の構成が複雑化する
とともに、電気配線作業が煩雑化し、作業性が低下す
る。
【0008】また、近年の自動車等のシートにおいて
は、スポーツタイプの自動車に代表されるように、着座
者の視点の低位置化、つまり、ヒップポイントの低位置
化が要求されている。しかしながら、公知の構成におい
ては、コントロールボックスがシートクッション等の内
部に配設されるため、ヒップポイントの低位置化をはか
ろうとすると、コントロールボックスとの接触により、
シートクッションのクッション性を損ない、快適性を低
下させる虞れがある。そのため、ヒップポイントの低位
置化が容易に行なえない。
【0009】この考案は、電気配線の複雑化を防止する
とともに、コントロールボックスによる着座者の快適性
の低下を防止するパワーシートのモータ制御装置の提供
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この考案によれば、リレー接点の切換えによってモ
ータを駆動制御するモータ制御リレーと、可動部材のポ
ジションを検出するポジション検出手段とが、可動部材
の駆動源となるモータと共にユニット化されて配設され
ている。また、制御回路の配線板が、着座者による任意
の操作のもとで対応する信号を出力するスイッチ手段と
共にユニット化されて配設されている。そして、モータ
に形成されたモータユニットとスイッチ手段に形成され
たスイッチユニットとの間、および、モータユニットと
電源との間が電気配線を介してそれぞれ接続されてい
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの考案の実施例
について詳細に説明する。
【0012】図1、図2に示すように、この考案に係る
パワーシートのモータ制御装置10は、制御回路12と、制
御回路に接続されたスイッチ手段14とを具備し、スイッ
チ手段の操作により、モータM1〜M4を駆動制御可能に構
成されている。
【0013】制御回路12は、配線板16、たとえば、所定
のプリント基板への電子回路素子やマイクロコンピュー
タ(ともに図示しない)等の配置、接続によって具現化
され、入力信号を処理して適当な信号を出力可能に構成
されている。なお、制御回路12の内容、構成および配線
板16の構成等はこの考案の趣旨でないため、詳細に説明
しない。
【0014】また、このようなモータ制御装置10は、図
3に示すように、たとえば、自動車等のパワーシート18
に装着され、モータM1〜M4は、シートスライド装置20、
シートリフター22の前部、後部、および、リクライニン
グ装置24の駆動源として、それぞれ設けられている。モ
ータM1〜M4として、たとえば、DCギヤードモータが利
用できる。
【0015】そして、モータM1〜M4を駆動制御し、シー
トスライド装置20、シートリフター22、リクライニング
装置24をそれぞれ作動させることによって、シート18の
前後、上下位置、傾斜角度、および、シートバック26の
傾斜角度(リクライニング角度)等がそれぞれ調整可能
となっている。なお、シートスライド装置20、シートリ
フター22、リクライニング装置24は、それぞれ公知の構
成とされ、その構成はこの考案の趣旨でないため、詳細
に説明しない。
【0016】図2を見るとわかるように、モータM1〜M4
は、モータ制御リレーRL1 〜RL8 のリレー接点RL1a〜RL
8aを介して、電源、たとえば、自動車のバッテリー28に
それぞれ接続され、モータ制御リレーに対応するリレー
接点の切換えによって、駆動制御される。モータ制御リ
レーRL1 〜RL8 は、制御回路12にそれぞれ接続され、制
御回路からの出力信号のもとで、各モータ制御リレーの
付勢、消勢が制御されている。なお、モータ制御リレー
RL1 〜RL8 として、たとえば、2つのモータ制御リレ
ー、対応するリレー接点を一体的に形成した、いわゆる
ツインリレーと称する構成のものが利用できる。
【0017】また、モータM1〜M4は、たとえば、ポジシ
ョン検出手段30(30-1〜30-4) をそれぞれ有して形成さ
れている。ポジション検出手段30として、たとえば、図
2に示すように、モータM1〜M4の出力軸(図示しない)
に固着された円板状の永久磁石32と、永久磁石の側方に
隣接して設けられたリードスイッチ34とを有して構成さ
れた回転センサが利用できる。このような構成において
は、永久磁石32が、モータM1〜M4のそれぞれの出力軸と
一体的に回転し、対応するリードスイッチ34の側方を通
過する永久磁石の極性によって、リードスイッチの接点
が開閉し、接点を閉じたとき、パルスが発生される。
【0018】このような回転センサ(ポジション検出手
段)のリードスイッチ34は、たとえば、接続部材の1つ
として制御回路12に接続される。このような構成におい
て、モータM1〜M4の回転により発生した回転センサ30か
らのパルスは、制御回路12に出力され、それぞれのパル
スの数が、制御回路のマイクロコンピュータ(マイコ
ン)にカウントされる。そして、回転センサ30のパルス
の数により、モータM1〜M4の回転数、つまりはシート18
の前後、上下位置、傾斜角度、および、シートバック26
のリクライニング角度がそれぞれ検出、認識される。
【0019】ここで、図1、図2に示すように、この考
案のパワーシートのモータ制御装置10においては、モー
タ制御リレーRL1 〜RL8 および、回転センサ30が、対応
するモータM1〜M4とユニット化されている。つまり、モ
ータ制御リレーRL1 〜RL8 、回転センサ30が、対応する
モータM1〜M4に一体的に設けられ、各モータが、モータ
ユニット36(36-1 〜36-4) としてそれぞれ形成されてい
る。
【0020】たとえば、図1に例示するように、ツイン
リレーとして形成されたモータ制御リレーRL1,RL2 は、
(制御用)コネクタ38のソケット39、および、リレー接
点RL1a,RL2a を介してモータM1に接続された(電源用)
コネクタ40のソケット41とともに、ユニットボックス42
に内蔵されている。そして、モータM1へのユニットボッ
クス42の固着によって、モータユニット36-1が形成され
ている。
【0021】なお、図1に示すように、回転センサ30
は、モータM1〜M4の出力軸の回りに予め内蔵されてい
る。
【0022】ここでは、モータユニット36-1を例示しい
るが、図2に示すように、モータユニット36-2〜36-4に
おいても、対応するモータM2〜M4とモータ制御リレーRL
3 〜RL8 、回転センサ30とのユニット化によって、同様
の構成とされることはいうまでもない。
【0023】なお、図1の参照符号44は、モータM1〜M4
の駆動に連動して回転するリードスクリューを示し、リ
ードスクリューの回転によって、シートスライド装置20
等の対応する着座姿勢制御装置が作動する。
【0024】モータM1〜M4は、たとえば、スイッチ手段
14の操作によって、それぞれ駆動制御される。図1、図
2に示すように、スイッチ手段14は、たとえば、マニュ
アルスイッチ46とオートスイッチ48とを備えている。
【0025】図2に示すように、マニュアルスイッチ46
は、たとえば、スライド用スイッチ46a 、リフター前部
用スイッチ46b 、リフター後部用スイッチ46c 、リクラ
イニング用スイッチ46d を有して形成され、各スイッチ
は、電気配線50を介して、制御回路12にそれぞれ接続さ
れている。そして、マニュアルスイッチ46のスイッチ操
作に伴う、制御回路12への対応する信号の出力によっ
て、対応するモータM1〜M4が駆動制御可能となってい
る。
【0026】なお、図1に例示するように、マニュアル
スイッチのスライド用スイッチ46a、リフター前部用ス
イッチ46b 、リフター後部用スイッチ46c は、兼用スイ
ッチとして具体化され、兼用スイッチのスライド操作お
よび回動操作によって、それぞれのスイッチを個別に操
作可能に構成されている。しかしながら、マニュアルス
イッチ46は、モータM1〜M4を個別に駆動制御可能であれ
ば足りるため、兼用スイッチに限定されず、スライド用
スイッチ46a 、リフター前部用スイッチ46b 、リフター
後部用スイッチ46c を個別に形成してもよい。
【0027】また、オートスイッチ48は、たとえば、メ
モリーセットスイッチ48a 、メモリー再生スイッチ48b,
48c を有して形成され、各スイッチは、マニュアルスイ
ッチ46と同様に、電気配線50を介して、制御回路12に接
続されている。
【0028】たとえば、メモリーセットスイッチ48a が
操作されると、モータM1〜M4の回転数により認識された
シート18、シートバック26のポジションが、マイコンの
メモリー機能にメモリーポジションとして格納される。
また、メモリーポジションを有する状態で、メモリー再
生スイッチ48b,48c が操作されると、対応する格納内容
が読み出され、モータM1〜M4の駆動制御により、シート
18、シートバック26のメモリーポジションが自動的に再
現される。
【0029】ここで、図1、図2に示すように、この考
案においては、制御回路12、スイッチ手段14が、スイッ
チボックス52により、スイッチユニット54として一体的
に形成されている。そして、たとえば、制御回路12から
の電気配線56を介して、モータユニット36(36-1 〜36-
4) に接続されている。
【0030】電気配線56は、たとえば、コネクタのプラ
グ58を端末に有して形成されている。そして、モータユ
ニット36に設けられたコネクタのソケット39へのプラグ
58の挿着、連結によって、モータユニット、スイッチユ
ニット54間が、電気配線56を介して接続されている。
【0031】なお、図3に示すように、スイッチ手段1
4、つまり、スイッチユニット54は、着座者の操作可能
な位置、たとえば、シートクッション60のサイド等に設
けられている。
【0032】ここで、図1に示すように、自動車のバッ
テリー28からの電気配線62は、端末にコネクタ40のプラ
グ64を有して形成されている。そして、モータユニット
36に設けられたコネクタ40のソケット41へのプラグ64の
挿着、連結によって、モータユニット、バッテリー28間
が、電気配線62を介して接続されている。
【0033】なお、バッテリー28からの供給電流は、電
気配線62、モータユニット36、および、電気配線56を介
して、スイッチユニットの制御回路12に供給されてい
る。
【0034】上記のように、この考案のパワーシートの
モータ制御装置10によれば、モータ制御リレーRL1 〜RL
8 、回転センサ30(30-1 〜30-4) が、対応するモータM1
〜M4とユニット化されてそれぞれ配設されるとともに、
制御回路12が、スイッチ手段14とユニット化されて配設
されている。
【0035】つまり、モータ制御装置10の構成部材は、
モータユニット36、スイッチユニット54のいずれかとユ
ニット化されて配設され、電気配線56,62 によってモー
タユニット、スイッチユニット間、および、モータユニ
ット、バッテリー間をそれぞれ接続すれば足りる。その
ため、制御回路12、バッテリー28からのそれぞれの電気
配線数が、モータユニット36の個数に制限でき、構成部
材の数に対応して電気配線の設けられた公知の構成と異
なり、シート18における、電気配線が大幅に簡略化でき
る。従って、電気配線、つまりはモータ制御装置自体の
構成が簡素化し、電気配線作業の簡単化により、作業性
が改善される。
【0036】そして、モータ制御リレーRL1 〜RL8 、回
転センサ30が、対応するモータM1〜M4とユニット化され
て配設されるため、モータ制御リレー、回転センサを個
別に配置、接続することもない。そのため、モータ制御
リレーRL1 〜RL8 、回転センサ30の取付作業の省略によ
り、作業工程数が削減でき、この点からも、作業性の改
善がはかられる。
【0037】また、制御回路12がスイッチ手段14とのユ
ニット化によって配設されるため、制御回路を収納する
ためのコントロールボックスが省略できる。そのため、
シートクッション内部からコントロールボックスが削除
でき、コントロールボックスの内蔵に利用されていたス
ペースが、シートのクッション性向上のためのスペース
として利用できる。従って、シートクッションのクッシ
ョン性、着座者の快適性を損なうことなく、ヒップポイ
ントの低位置化がはかられる。
【0038】そして、スイッチユニット54の内部は、制
御回路12の配線板16のみとなるため、従来のコントロー
ルボックスと異なり、スイッチユニットの小型化、薄型
化が十分にはかられる。そのため、スイッチユニット54
をシートクッション60のサイドに設けた場合において
も、スイッチユニットが過剰に出張ることもなく、シー
トの外観品質を低下させることもない。
【0039】また、2組のコネクタ38,40 を利用して、
モータユニット36、スイッチユニット54間、および、モ
ータユニット、バッテリー28間を接続する構成では、電
気配線の接続作業が容易に行なえる。そのため、この点
からも、作業性の改善が十分にはかられる。
【0040】ここで、実施例において、電気配線56,62
は、制御回路12、バッテリー28にそれぞれ設けられ、コ
ネクタ38,40 によって、モータユニット36に接続されて
いる。しかし、これとは逆に、モータユニット36に電気
配線56,62 をそれぞれ設け、モータユニットから制御回
路12、バッテリー28にそれぞれ接続する構成としてもよ
い。
【0041】なお、実施例においては、着座姿勢制御装
置として、シートスライド装置20、シートリフター22、
リクライニング装置24を例示しているが、これに限定さ
れず、たとえば、可動式ヘッドレストやサイドサポート
装置の装着されたパワーシートにも、この考案が応用で
きる。
【0042】また、実施例においては、自動車用のパワ
ーシートのモータ制御装置として具体化されている。し
かし、モータの駆動制御により、シートポジション、リ
クライニング角度等を調整可能なシートであれば足り、
自動車用のパワーシートに限定されず、たとえば、電
車、飛行機、船舶等のシートやあんま、理髪等のための
シートに、この考案のパワーシートのモータ制御装置を
応用してもよい。
【0043】上述した実施例は、この考案を説明するた
めのものであり、この考案を何等限定するものでなく、
この考案の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも
全てこの考案に包含されることはいうまでもない。
【0044】
【考案の効果】上記のように、この考案に係るパワーシ
ートのモータ制御装置によれば、モータ制御リレーとポ
ジション検出手段とがモータにユニット化されるととも
に、制御回路の配線板がスイッチ手段とユニット化され
ている。そして、モータに形成されたモータユニットと
スイッチ手段に形成されたスイッチユニットとの間、お
よび、モータユニットと電源との間が電気配線を介し
てそれぞれ接続されている。
【0045】そのため、制御回路、電源からのそれぞれ
の電気配線数が、モータユニットの個数に制限され、電
気配線が大幅に簡略化できる。従って、電気配線、つま
りはモータ制御装置自体の構成が簡素化し、電気配線作
業の簡単化により、作業性が改善される。
【0046】そして、ユニット化されたスイッチ手段、
モータを所定の位置にそれぞれ配設すれば足りるため、
制御回路、モータ制御リレー、ポジション検出手段等の
構成部材の個別の取付作業が省略できる。そのため、作
業工程数が大幅に削減でき、この点からも、作業性の改
善が十分にはかられる。
【0047】また、制御回路および制御回路への接続部
材がスイッチ手段、モータとユニット化されて配設され
るため、これらの収納のためのコントロールボックスが
省略できる。そのため、シートクッション内部からコン
トロールボックスが削除でき、コントロールボックスの
内蔵に利用されていたスペースが、シートのクッション
性向上のためのスペースとして利用できる。従って、シ
ートクッションのクッション性、着座者の快適性を損な
うことなく、ヒップポイントの低位置化がはかられる。
【0048】また、2組のコネクタを利用して、モータ
ユニット、スイッチユニット間、および、モータユニッ
ト、バッテリー間を接続する構成では、電気配線の接続
作業が容易に行なえる。そのため、この点からも、作業
性の改善が十分にはかられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るパワーシートのモータ制御装置
の部分分解斜視図である。
【図2】制御回路を中心とした概略ブロック図である。
【図3】パワーシートの概略側面図である。
【符号の説明】
10 パワーシートのモータ制御装置 12 制御回路 14 スイッチ手段 28 バッテリー(電源) 30(30-1 〜30-4) ポジション検出手段(回転センサ) 36(36-1 〜36-4) モータユニット 38 (制御用)コネクタ 40 (電源用)コネクタ 54 スイッチユニット 56 電気配線 62 電気配線 M1〜M4 モータ RL1 〜RL8 モータ制御リレー

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線板によって具現化された制御回路
    と、 着座者による任意の操作のもとで、対応する信号を出力
    可能なスイッチ手段と、 可動部材の駆動源となる単数または複数のモータと、 リレー接点の切換えによってモータを駆動制御するモー
    タ制御リレーと、 可動部材のポジションを検出するポジション検出手段
    と、 を具備し、 モータ制御リレー、ポジション検出手段がモータとユニ
    ット化されて配設されるとともに、制御回路の配線板が
    スイッチ手段とユニット化されて配設され、 モータに形成されたモータユニットとスイッチ手段に形
    成されたスイッチユニットとの間、および、モータユニ
    ットと電源との間が、電気配線を介してそれぞれ接続さ
    れたパワーシートのモータ制御装置。
  2. 【請求項2】 2組のコネクタの対応するプラグ、ソケ
    ットが、スイッチユニットからの電気配線端末、モータ
    ユニット、および、電源からの電気配線端末、モータユ
    ニットにそれぞれ設けられ、各コネクタの対応するプラ
    グ、ソケット間のそれぞれの連結によって、モータユニ
    ットとスイッチユニットとの間、および、モータユニッ
    トと電源との間がそれぞれ接続された請求項1記載のパ
    ワーシートのモータ制御装置。
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