JP2555376Y2 - 出窓の換気装置 - Google Patents
出窓の換気装置Info
- Publication number
- JP2555376Y2 JP2555376Y2 JP2930292U JP2930292U JP2555376Y2 JP 2555376 Y2 JP2555376 Y2 JP 2555376Y2 JP 2930292 U JP2930292 U JP 2930292U JP 2930292 U JP2930292 U JP 2930292U JP 2555376 Y2 JP2555376 Y2 JP 2555376Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- ventilation
- opening
- window
- vertical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、出窓に取付けられる換
気装置に関する。
気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、出窓にサッシ窓枠が取付けられ
る場合は、出窓の開口部の内周面を化粧する内装材が設
けられ、その内装材の屋外側端部がサッシ窓枠の屋内側
端部に密着される。また、出窓の窓形式を嵌め殺し、引
き違い、開き、上げ下げなどのいずれにも設定、変更で
きるように、窓形式の互換性を具備させるため、外壁に
固定される外周枠の内側にサッシ窓枠を嵌合して取付け
る構造が採用されることが多い。
る場合は、出窓の開口部の内周面を化粧する内装材が設
けられ、その内装材の屋外側端部がサッシ窓枠の屋内側
端部に密着される。また、出窓の窓形式を嵌め殺し、引
き違い、開き、上げ下げなどのいずれにも設定、変更で
きるように、窓形式の互換性を具備させるため、外壁に
固定される外周枠の内側にサッシ窓枠を嵌合して取付け
る構造が採用されることが多い。
【0003】この構造の出窓では、当然、外周枠とサッ
シ窓枠とを連結しなければならない。外周枠にサッシ窓
枠を嵌合して取付ける出窓においても、内装材はその屋
外側端部がサッシ窓枠の屋内側端部に密着されている。
シ窓枠とを連結しなければならない。外周枠にサッシ窓
枠を嵌合して取付ける出窓においても、内装材はその屋
外側端部がサッシ窓枠の屋内側端部に密着されている。
【0004】
【解決しようとする技術課題】従って、上記のような構
造の従来の出窓に換気装置を備える場合は、換気通路の
開設、換気孔の加工が容易でなく、また、換気グリルの
開閉機構をどこに設け、開閉操作をどこで行うかは、容
易に決められないため、従来、出窓には好適な換気装置
がなかった。
造の従来の出窓に換気装置を備える場合は、換気通路の
開設、換気孔の加工が容易でなく、また、換気グリルの
開閉機構をどこに設け、開閉操作をどこで行うかは、容
易に決められないため、従来、出窓には好適な換気装置
がなかった。
【0005】本考案は、外周枠にサッシ窓枠を嵌合した
構造の出窓において、できるだけ少ない加工で換気通路
の開設ができ、しかも、換気グリルの開閉操作が容易に
できる出窓の換気装置を提供することを目的とする。
構造の出窓において、できるだけ少ない加工で換気通路
の開設ができ、しかも、換気グリルの開閉操作が容易に
できる出窓の換気装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案による出窓の換気装置は、外周枠の上枠とサ
ッシ窓枠の上枠との間に、当接される両上枠の屋外側端
部を除き、間隙を設けて、両上枠の屋内側部分を短尺の
連結部材で連結するとともに、サッシ窓枠の上枠及び縦
枠の屋内側端部に、換気枠を構成する上枠と縦枠を連結
して、換気枠の上枠にはサッシ窓枠の上枠と内装材の上
枠の屋内側端部との間にグリルを設け、外周枠の上枠の
屋外側端部に換気孔を形成して、その換気孔と前記グリ
ルとの間を連通させ、そのグリルを開閉する開閉部材と
換気枠の縦枠の中間部に設けた操作部とを、前記換気枠
の縦枠内を延設した開閉力伝達部材で連結したことを特
徴としている。
め、本考案による出窓の換気装置は、外周枠の上枠とサ
ッシ窓枠の上枠との間に、当接される両上枠の屋外側端
部を除き、間隙を設けて、両上枠の屋内側部分を短尺の
連結部材で連結するとともに、サッシ窓枠の上枠及び縦
枠の屋内側端部に、換気枠を構成する上枠と縦枠を連結
して、換気枠の上枠にはサッシ窓枠の上枠と内装材の上
枠の屋内側端部との間にグリルを設け、外周枠の上枠の
屋外側端部に換気孔を形成して、その換気孔と前記グリ
ルとの間を連通させ、そのグリルを開閉する開閉部材と
換気枠の縦枠の中間部に設けた操作部とを、前記換気枠
の縦枠内を延設した開閉力伝達部材で連結したことを特
徴としている。
【0007】
【作用】外周枠の上枠の屋外側端部に設けられた換気孔
は、外周枠の上枠とサッシ窓枠の上枠との間及び連結部
材間を経て、換気枠の上枠のグリルに連通して、換気通
路が形成されている。グリルに設けられた開閉部材は、
換気枠の縦枠に設けられた操作部を操作することにより
開閉動作される。
は、外周枠の上枠とサッシ窓枠の上枠との間及び連結部
材間を経て、換気枠の上枠のグリルに連通して、換気通
路が形成されている。グリルに設けられた開閉部材は、
換気枠の縦枠に設けられた操作部を操作することにより
開閉動作される。
【0008】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、実施例に係る換気装置を備えた出窓の縦
断面図、図2は同じく横断面図である。
する。図1は、実施例に係る換気装置を備えた出窓の縦
断面図、図2は同じく横断面図である。
【0009】出窓の開口部Oを形成している外壁Wの屋
外側面に、外周枠1が木ねじaにより固着されている。
外周枠1は、上枠11と下枠12と左右の縦枠13とで
矩形に組み立てられている。これらの各枠11,12,
13は、屋外側端部に、共通の垂直面上において屋内方
向に面する当接部111,121,131を有し、それ
ぞれの当接部には屋内方向に突出する気密部材bが備え
てある。また、外周枠の上枠11と縦枠13は、屋内側
部分に、いずれも屋内方向に面する連結部112,13
2を有し、それぞれの連結部には各枠の長手方向に連続
するビス受け溝112´,132´が形成されている。
外側面に、外周枠1が木ねじaにより固着されている。
外周枠1は、上枠11と下枠12と左右の縦枠13とで
矩形に組み立てられている。これらの各枠11,12,
13は、屋外側端部に、共通の垂直面上において屋内方
向に面する当接部111,121,131を有し、それ
ぞれの当接部には屋内方向に突出する気密部材bが備え
てある。また、外周枠の上枠11と縦枠13は、屋内側
部分に、いずれも屋内方向に面する連結部112,13
2を有し、それぞれの連結部には各枠の長手方向に連続
するビス受け溝112´,132´が形成されている。
【0010】外周枠の下枠12は、見込み方向に一体に
成形されたものでも良いが、図示の例では、外装材の上
端部を嵌合させる見切り受け溝122を備える場合と、
備えない場合のいずれをも選択できるように、屋外側部
材12oと屋内側部材12iを連結してなる構成とされ
ている。
成形されたものでも良いが、図示の例では、外装材の上
端部を嵌合させる見切り受け溝122を備える場合と、
備えない場合のいずれをも選択できるように、屋外側部
材12oと屋内側部材12iを連結してなる構成とされ
ている。
【0011】そして、外周枠1の内側にはサッシ窓枠2
が嵌合されて、後述の短尺の連結部材4により連結され
ているが、サッシ窓枠の荷重に耐えられるように、外周
枠の下枠132の上面に、ブラケット3が下枠12の長
手方向に間隔をもって配設され、各ブラケットの屋内側
端部と屋外側端部が下枠12の屋内側端部と屋外側端部
に設けた連結部123,124にビスcにより連結され
ている。
が嵌合されて、後述の短尺の連結部材4により連結され
ているが、サッシ窓枠の荷重に耐えられるように、外周
枠の下枠132の上面に、ブラケット3が下枠12の長
手方向に間隔をもって配設され、各ブラケットの屋内側
端部と屋外側端部が下枠12の屋内側端部と屋外側端部
に設けた連結部123,124にビスcにより連結され
ている。
【0012】上記サッシ窓枠2は、上枠21と下枠22
と左右の縦枠23とで矩形に組み立てられている。図示
の例では、サッシ窓枠2内には引き違い障子が建付けら
れているが、窓形式(引き違い、開き、辷りだし、上げ
下げ)は任意である。そして、サッシ窓枠の各枠21,
22,23の屋内側部分には当接部211,221,2
31と係合部212,222,232が設けられ、これ
らの当接部と係合部にそれぞれ連結部材4の当接部41
を当接し、係合部32を係合した状態で、当接部におい
て接着剤による接着又はねじによる締結により結合され
ている。そして、連結部材4はいずれも他端部に外周枠
1に連結するための連結部43を有している。サッシ窓
枠の上枠21と縦枠23に取付けられる連結部材4は、
外周枠1の下枠に取付けられた複数個のブラケット3の
間を連続する長さを有している。
と左右の縦枠23とで矩形に組み立てられている。図示
の例では、サッシ窓枠2内には引き違い障子が建付けら
れているが、窓形式(引き違い、開き、辷りだし、上げ
下げ)は任意である。そして、サッシ窓枠の各枠21,
22,23の屋内側部分には当接部211,221,2
31と係合部212,222,232が設けられ、これ
らの当接部と係合部にそれぞれ連結部材4の当接部41
を当接し、係合部32を係合した状態で、当接部におい
て接着剤による接着又はねじによる締結により結合され
ている。そして、連結部材4はいずれも他端部に外周枠
1に連結するための連結部43を有している。サッシ窓
枠の上枠21と縦枠23に取付けられる連結部材4は、
外周枠1の下枠に取付けられた複数個のブラケット3の
間を連続する長さを有している。
【0013】このように連結部材4を取付けたサッシ窓
枠2が外周枠1に嵌合され、サッシ窓枠の各枠21,2
2,23の屋外側端面を外周枠1の各枠の当接部11
1,121,13に気密部材bを介して当接し、連結部
材4の連結部43からビスdを外周枠の上枠11、縦枠
13の連結部112,132のビス受け溝112´,1
32´にねじ込み、また、サッシ窓枠の下枠22の連結
部材4の連結部43からビスdをブラケット3の中間部
に形成してあるビス受け溝31にねじ込むことによりサ
ッシ窓枠2が外周枠1に結合されている。
枠2が外周枠1に嵌合され、サッシ窓枠の各枠21,2
2,23の屋外側端面を外周枠1の各枠の当接部11
1,121,13に気密部材bを介して当接し、連結部
材4の連結部43からビスdを外周枠の上枠11、縦枠
13の連結部112,132のビス受け溝112´,1
32´にねじ込み、また、サッシ窓枠の下枠22の連結
部材4の連結部43からビスdをブラケット3の中間部
に形成してあるビス受け溝31にねじ込むことによりサ
ッシ窓枠2が外周枠1に結合されている。
【0014】5はサッシ窓枠2の屋内側端部に設けられ
た換気枠であり、上枠51と左右の縦枠52とから門型
に組み立てられている。上枠51は、ほぼ倒立L字形の
被覆部511とその被覆部の下端部から屋外方向に延び
るスライド板61により開閉される通気孔5121を有
している。グリル部512は被覆部511と一体に成形
されても良いが、通気孔5121の形状、配設パターン
を任意に交換又は選定することを可能にするため、別部
材で形成され、ビスeにより被覆部511に結合されて
いる。そして、換気枠の上枠51はグリル部512の屋
外側端部に設けられているビス受け溝5122に、サッ
シ窓枠2の上枠21の屋内側端部に形成してある連結縁
213からビスfをねじ込むことによりサッシ窓枠2に
結合されている。
た換気枠であり、上枠51と左右の縦枠52とから門型
に組み立てられている。上枠51は、ほぼ倒立L字形の
被覆部511とその被覆部の下端部から屋外方向に延び
るスライド板61により開閉される通気孔5121を有
している。グリル部512は被覆部511と一体に成形
されても良いが、通気孔5121の形状、配設パターン
を任意に交換又は選定することを可能にするため、別部
材で形成され、ビスeにより被覆部511に結合されて
いる。そして、換気枠の上枠51はグリル部512の屋
外側端部に設けられているビス受け溝5122に、サッ
シ窓枠2の上枠21の屋内側端部に形成してある連結縁
213からビスfをねじ込むことによりサッシ窓枠2に
結合されている。
【0015】また、換気枠の縦枠52は、見込み方向中
間部に中空部521を有し、屋外側端部に前記上枠51
のビス受け溝5122と同様のビス受け溝522を有し
ている。そして、サッシ窓枠の縦枠23の屋内側端部に
形成してある連結縁233からビスfをビス受け溝52
2にねじ込んでサッシ窓枠に結合されている。
間部に中空部521を有し、屋外側端部に前記上枠51
のビス受け溝5122と同様のビス受け溝522を有し
ている。そして、サッシ窓枠の縦枠23の屋内側端部に
形成してある連結縁233からビスfをビス受け溝52
2にねじ込んでサッシ窓枠に結合されている。
【0016】上記換気枠5がサッシ窓枠2に取付けられ
た状態で、換気枠5の上枠51の被覆部511の下端部
において屋内方向に屈曲形成されている連結縁5111
と出窓の開口枠を構成するまぐさ71の間に、出窓開口
部の内装材である天板81の屋外側端部を挿入し、連結
縁5111から木ねじgを打ち込んで天板81が取付け
られ、また、換気枠の縦枠52の屋内側端部に形成され
た連結縁523と出窓開口枠を構成する柱72との間
に、出窓開口部の内装材である側板82の屋外側端部を
挿入し、その連結縁523から木ねじgを打ち込んで側
板82が取付けられている。もう一つの出窓開口部の内
装材であるカウンタ83は、その屋外側端部をサッシ窓
枠の下枠22と連結部材4との間に嵌入して取付けられ
ている。
た状態で、換気枠5の上枠51の被覆部511の下端部
において屋内方向に屈曲形成されている連結縁5111
と出窓の開口枠を構成するまぐさ71の間に、出窓開口
部の内装材である天板81の屋外側端部を挿入し、連結
縁5111から木ねじgを打ち込んで天板81が取付け
られ、また、換気枠の縦枠52の屋内側端部に形成され
た連結縁523と出窓開口枠を構成する柱72との間
に、出窓開口部の内装材である側板82の屋外側端部を
挿入し、その連結縁523から木ねじgを打ち込んで側
板82が取付けられている。もう一つの出窓開口部の内
装材であるカウンタ83は、その屋外側端部をサッシ窓
枠の下枠22と連結部材4との間に嵌入して取付けられ
ている。
【0017】さて、上記出窓において換気機能を実現す
るため、外周枠1の上枠11の屋外側端部、一例とし
て、垂下壁113に、換気孔114が形成されている。
そして、外周枠とサッシ窓枠の両上枠11,21を連結
している連結部材4は短尺であり、換気枠5の上枠51
は、断面コ字形に形成されて空隙50を有している。従
って、出窓の屋外側と開口部Oの間には換気孔114よ
り上枠11,21の間及び換気枠の上枠51内の空隙5
0を経てグリル部512の換気孔5121に至る通気路
が形成されている。
るため、外周枠1の上枠11の屋外側端部、一例とし
て、垂下壁113に、換気孔114が形成されている。
そして、外周枠とサッシ窓枠の両上枠11,21を連結
している連結部材4は短尺であり、換気枠5の上枠51
は、断面コ字形に形成されて空隙50を有している。従
って、出窓の屋外側と開口部Oの間には換気孔114よ
り上枠11,21の間及び換気枠の上枠51内の空隙5
0を経てグリル部512の換気孔5121に至る通気路
が形成されている。
【0018】なお、9は外周枠1の上枠11の屋外側面
に取付けられた化粧材であり、上枠からわずかに離間し
て取付けることにより、換気孔114を下向きに開口さ
せて、換気孔114からの雨雪の浸入を防止し、かつ、
外観低下を防止している。そして、グリル部512の換
気孔5121を開閉するスライド板61は、図3に例示
するように、ばね62により常時換気孔を閉じる方向に
付勢されており、かつスライド板61の閉方向端部がカ
ム63に当接されている。このカム63は換気枠の一方
の縦枠52の上部に回転自在に備えてあり、その回転軸
64はその縦枠52の中空部521内を下方に延長さ
れ、この出窓が設けられている部屋に居る人が開閉操作
し易い位置において、縦枠52の出窓開口部に臨む面に
設けられた換気孔開閉操作部(図示せず)に連係させて
ある。換気孔開閉操作部は、例えば、釦の一回の押圧に
より回転軸64が90°回転されて止められ、次の一回
の押圧により回転軸64がさらに90°回転されて止め
られる機構、又はダイヤルの一定方向の回転により回転
軸64を介してカム63が90°回転され、ダイヤルの
反対方向の回転によりカム63が90°回転される機構
でも良い。縦枠52に設けた操作部の操作によって上枠
51に設けた換気孔5121が開閉されるようにした点
に特徴があるものであって、操作部の操作によって換気
孔を開閉させるための機構の構成は、何等限定されるも
のではない。
に取付けられた化粧材であり、上枠からわずかに離間し
て取付けることにより、換気孔114を下向きに開口さ
せて、換気孔114からの雨雪の浸入を防止し、かつ、
外観低下を防止している。そして、グリル部512の換
気孔5121を開閉するスライド板61は、図3に例示
するように、ばね62により常時換気孔を閉じる方向に
付勢されており、かつスライド板61の閉方向端部がカ
ム63に当接されている。このカム63は換気枠の一方
の縦枠52の上部に回転自在に備えてあり、その回転軸
64はその縦枠52の中空部521内を下方に延長さ
れ、この出窓が設けられている部屋に居る人が開閉操作
し易い位置において、縦枠52の出窓開口部に臨む面に
設けられた換気孔開閉操作部(図示せず)に連係させて
ある。換気孔開閉操作部は、例えば、釦の一回の押圧に
より回転軸64が90°回転されて止められ、次の一回
の押圧により回転軸64がさらに90°回転されて止め
られる機構、又はダイヤルの一定方向の回転により回転
軸64を介してカム63が90°回転され、ダイヤルの
反対方向の回転によりカム63が90°回転される機構
でも良い。縦枠52に設けた操作部の操作によって上枠
51に設けた換気孔5121が開閉されるようにした点
に特徴があるものであって、操作部の操作によって換気
孔を開閉させるための機構の構成は、何等限定されるも
のではない。
【0019】また、換気枠5の上枠51は、比較的大き
い空隙50を有するので、この空隙内に軸流ファンなど
の強制換気手段を備えることができる。この場合は、換
気枠の縦枠52にファンモータの始動・停止用のスイッ
チが設けられる。従って、換気孔5121の開閉操作部
の操作と連動してファンモータのスイッチをON・OF
Fさせることも可能である。また、外側又は内側の換気
孔114又は5121にモータにより開閉動作される開
閉部材を設け、縦枠52に設けたスイッチの操作により
換気孔の開閉をし、あるいは、一つのスイッチの操作に
より制御回路を介して換気孔の自動開閉とファンモータ
の始動・停止をさせることも可能である。
い空隙50を有するので、この空隙内に軸流ファンなど
の強制換気手段を備えることができる。この場合は、換
気枠の縦枠52にファンモータの始動・停止用のスイッ
チが設けられる。従って、換気孔5121の開閉操作部
の操作と連動してファンモータのスイッチをON・OF
Fさせることも可能である。また、外側又は内側の換気
孔114又は5121にモータにより開閉動作される開
閉部材を設け、縦枠52に設けたスイッチの操作により
換気孔の開閉をし、あるいは、一つのスイッチの操作に
より制御回路を介して換気孔の自動開閉とファンモータ
の始動・停止をさせることも可能である。
【0020】
【考案の効果】上述のように、本考案によれば、外周枠
の上枠とサッシ窓枠の上枠の屋内側部分を短尺の連結部
材で連結し、サッシ窓枠の上枠と縦枠の屋内側端部と出
窓の開口部の内装材との間に上枠と縦枠から成る換気枠
を取付け、換気枠の上枠にグリルを設けて、外周枠の上
枠の屋外側端部に換気孔を形成することにより、その換
気孔からグリルまで連通する通気路が構成されるので、
最少限の加工数量で換気通路が開設される。また、グリ
ルの開閉機構の開閉力伝達部材が換気枠の縦枠内を延設
され、操作部がその縦枠の中間部において出窓の開口部
内側に臨ませてあるので、グリルの開閉操作が容易にで
き、しかも、出窓の内周面に開閉機構の構成部材が露出
されないので、出窓の体裁が損なわれることがない。
の上枠とサッシ窓枠の上枠の屋内側部分を短尺の連結部
材で連結し、サッシ窓枠の上枠と縦枠の屋内側端部と出
窓の開口部の内装材との間に上枠と縦枠から成る換気枠
を取付け、換気枠の上枠にグリルを設けて、外周枠の上
枠の屋外側端部に換気孔を形成することにより、その換
気孔からグリルまで連通する通気路が構成されるので、
最少限の加工数量で換気通路が開設される。また、グリ
ルの開閉機構の開閉力伝達部材が換気枠の縦枠内を延設
され、操作部がその縦枠の中間部において出窓の開口部
内側に臨ませてあるので、グリルの開閉操作が容易にで
き、しかも、出窓の内周面に開閉機構の構成部材が露出
されないので、出窓の体裁が損なわれることがない。
【図1】本考案の一実施例の縦断面図である。
【図2】同じく横断面図である。
【図3】グリル開閉機構の一例を示す平面図である。
O 出窓の開口部 1 外周枠 11 上枠 12 下枠 13 縦枠 2 サッシ窓枠 21 上枠 22 下枠 23 縦枠 3 ブラケット 4 連結部材 5 換気枠 51 上枠 511 被覆部 512 グリル部 52 縦枠 61 スライド板 81 内装材の天板 82 内装材の側板 83 内装材のカウンタ
Claims (1)
- 【請求項1】(イ)外周枠と、サッシ窓枠と、連結部材
と、換気枠と、換気孔開閉機構とを有し、 (ロ)前記外周枠は、出窓の開口部を形成する外壁に固
定され、外周枠の上枠の屋外側端部に換気孔が設けられ
ており、 (ハ)前記サッシ窓枠は、前記外周枠内に嵌合して、窓
枠の上、下、縦枠の屋外側端部を前記外周枠の上、下、
縦枠の屋外側端部に支持され、 (ニ)前記連結部材は、短尺物であって、前記外周枠の
上、縦枠の屋内側部分と前記サッシ窓枠の上、縦枠の屋
内側部分とを、各枠の長手方向に間隔をもって連結する
ものであり、 (ホ)前記換気枠は、上枠と縦枠とからなり、換気枠の
上枠は前記サッシ窓枠の上枠の屋内側端部に連結され、
前記サッシ窓枠の上枠の屋内側端部と出窓の開口枠との
間において前記出窓の開口部に連通するグリルを有して
おり、前記外周枠の上枠の換気孔と前記グリルとは前記
外周枠の上枠と前記サッシ窓枠の上枠の間の通気路を介
して連通されており、 (ヘ)前記換気孔開閉機構は、前記グリルを開閉するた
めの開閉力伝達部材が前記換気枠の縦枠内を延長され、
操作部がその縦枠において前記出窓の開口部内側に臨ま
せてあることを特徴とする出窓の換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2930292U JP2555376Y2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 出窓の換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2930292U JP2555376Y2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 出窓の換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0584790U JPH0584790U (ja) | 1993-11-16 |
JP2555376Y2 true JP2555376Y2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=12272430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2930292U Expired - Fee Related JP2555376Y2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 出窓の換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555376Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7296223B2 (ja) * | 2019-03-14 | 2023-06-22 | 三協立山株式会社 | 窓 |
-
1992
- 1992-04-06 JP JP2930292U patent/JP2555376Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0584790U (ja) | 1993-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100773155B1 (ko) | 더블창짝을 구비한 창호시스템 | |
KR20130140973A (ko) | 창호용 자연환기장치 | |
KR102087826B1 (ko) | 창문 설치용 환기장치 | |
US6715527B2 (en) | Ventilation apparatus for garages | |
KR100508797B1 (ko) | 건축물용 환기장치 | |
JP2555376Y2 (ja) | 出窓の換気装置 | |
JP3118504B2 (ja) | 換気装置 | |
JPH05280260A (ja) | 換気扇付窓サッシ | |
JP3016970B2 (ja) | 電動採光窓装置 | |
CN219864766U (zh) | 一种通风入户门 | |
KR200201645Y1 (ko) | 환기창이 설치된 현관문 | |
JPH0318630Y2 (ja) | ||
JPS5840231Y2 (ja) | 換気装置 | |
JPH0420142Y2 (ja) | ||
JP3981955B2 (ja) | カーテンウォール | |
JPH0622792Y2 (ja) | 嵌殺し窓の換気構造 | |
JP3434468B2 (ja) | 扉体の換気構造 | |
JP2509927Y2 (ja) | 開閉自在窓 | |
JPS6342276Y2 (ja) | ||
JP2000064726A (ja) | 排煙窓 | |
JPS5856316Y2 (ja) | 換気装置付窓枠 | |
JPH053660Y2 (ja) | ||
JP3050801U (ja) | 窓枠部取り付用換気扇 | |
JPH043110Y2 (ja) | ||
JPS6132073Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |