JP3050801U - 窓枠部取り付用換気扇 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 窓に取り付ける換気扇で、ファン回転部の径
が小さく長手方向でその風量をカバーするクロスフロー
ファンを利用して、窓に取り付ける為の窓開口を極力小
さくする。 【構成】 クロスフローファンとダクトで構成され、ダ
クト部を窓の窓枠と柱の間に挟み、木ネジ等で柱に取り
付ける。柱と窓枠の隙間でダクトの挟まっていない部分
は塞ぎ板で塞ぐ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、部屋の窓枠部取り付け用換気扇に関する考案である

【０００２】

【従来の技術】

従来の 窓枠部取り付け型換気扇は軸流ファンで、その取り付けスペース（窓 を開けて取り付け幅を確保する）は少なくとも軸流ファンの直径以上必要であっ た。 更に、ファン本体枠の多くは正方形となっているので、開けた窓のうちファン 本体取り付け部以外のスペースを塞ぎ板等で塞がなければならなかった。 このように、大きく窓をあけてファン本体をとりつけ、本体部以外を塞ぎ板で 塞ぐ方法は見た目が非常に悪く、あまり使われていなかった。 多くは壁に貫通穴をあけ壁取り付け型換気扇であった、この施工は素人では難し く専門家に依頼しなければならなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

換気肩を取り付ける窓の開口を狭く出来れば見た目もスマートで、本体以外の 塞ぎ板も狭くすることができ、素人でも簡単に取り付け可能となる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

幅が狭くて長手方向で、必要風量を獲得できるクロスフローファンを使用する ことによって、窓の開口を狭く出来る。

【０００５】

【作用】

図２はクロスフローファンを窓枠に取り付けた断面図で、空気は矢印の方向に 流れる。

【０００６】

【実施例】 図１及び図２はトイレに取り付けたクロスフローファン型換気扇で、用足し後 タイマーを利用して３分から４分運転すれ臭気は無くなる。

【０００７】

【考案の効果】

従来の、壁貫通型の軸流換気肩は壁貫通工事が有るので、素人が取り付けるの は難しかった。又、窓枠取り付け型の軸流換気扇は窓を大きく開けるので不格好 であった。 このクロスフローファン型は窓開けを２ｃｍから３ｃｍ程度なので見た目もス ッキリしていて、素人のいわゆる日曜大工仕事で簡単に取り付けが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】窓枠にクロスフロー型換気扇を取り付けた正面
図

【図２】窓枠にクロスフロー型換気扇を取り付けた断面
図

【図３】クロスフロー型換気扇本体の正面図

【図４】クロスフロー型換気扇本体のＡ−Ａ断面図

【符号の説明】 １ クロスフロー型換気扇本体 ２ 引き違い窓 ３ 隙間塞ぎ板 ４ 柱 ５ 取り付用ネジ ６ 排気ダクト ７ 吸気部網 ８ 雨水侵入防止用整流板 ９ 取り付用ネジ穴 １０ ファン回転子 １１ モーター １２ モーターカバー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】クロスフローファンを使用して、窓枠と窓
   の間の取り付け隙間を極力小さくした窓枠部取り付用換
   気扇。