JP2000064726A - 排煙窓 - Google Patents

排煙窓

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JP2000064726A
JP2000064726A JP10239128A JP23912898A JP2000064726A JP 2000064726 A JP2000064726 A JP 2000064726A JP 10239128 A JP10239128 A JP 10239128A JP 23912898 A JP23912898 A JP 23912898A JP 2000064726 A JP2000064726 A JP 2000064726A
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JP
Japan
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window
louver
smoke exhaust
opened
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP10239128A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Nabeshima
潔 鍋島
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Special Wing (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排煙窓にガラリを組み入れて、両者を一体の
ものにすることにより、壁面の開口部分を少なくすると
ともに、施工作業の労力を軽減し、コスト低減を図る。 【解決手段】 横枠と縦枠により形成してある窓枠2内
に、上部を回動可能に連結して、窓枠外へ開閉可能な窓
体3を設ける。窓体3の上側半分には、ガラリ8が配設
してある。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、火災時に開放して
煙を排出する排煙窓に、ガラリを組み入れたものに関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来から、火災時に発生した煙を排出す
るため、建物の壁面の上部に排煙窓を設けたものがあ
る。排煙窓は、通常時は閉鎖された状態になっており、
火災時にのみ手動または自動的に開放するのが一般的で
ある。 【0003】一方、室内の換気・通風を行うため、建物
の外壁にガラリを設けたものがある。ガラリは、外気を
吸い込み、あるいは室内の空気を吹き出すように開口し
ており、雨水等が侵入しないように、幅の広い羽根状じ
ゃま板からなるものである。ガラリは、常時、通風可能
なように板が固定されたものと、必要なときだけ通風可
能なように板が可動するものとがある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】排煙窓は火災時の排煙
のみを目的とし、ガラリは室内の換気のみを目的とし、
両者の目的は異なるため、排煙と換気の両方を行うに
は、建物の壁面に排煙窓とガラリとを別個に設ける必要
がある。このため、壁面に開口部を多く設けなければな
らないため、建物の強度が弱くなるとともに、見た目も
悪いものになる。また、排煙窓とガラリとを別個に配設
しなければならないため、施工作業に手間がかかり、コ
ストが高くなるという問題がある。 【0005】そこで、本発明は、排煙窓にガラリを組み
入れて、両者を一体のものにすることにより、壁面の開
口部を少なくするとともに、施工作業の労力を軽減し、
コストの低減を図ることを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る排煙窓は、横枠と縦枠により形成して
ある窓枠内に、上部または下部を回動可能に連結して、
窓枠外へ開閉可能な窓体を設ける。そして、この窓体の
一部にガラリを配設したものである。 【0007】このような構成にしたことにより、壁面の
開口部を少なくすることができるとともに、施工作業の
労力を軽減し、コストの低減が図れる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る排煙窓の実施
の形態を、図面に基づいて説明する。図1に示すよう
に、建物の壁面の上部に配設してある排煙窓1は、横枠
と縦枠により形成してある窓枠2に、開閉自在な窓体3
が取り付けられることにより構成されている。窓体3
は、横框と縦框内に、ガラス等のパネル部材を装着した
ものであり、框内の上側半分は、後述するガラリ8にな
っている。窓体3は、窓枠2の下側の横枠に、窓の下側
の横框をヒンジ4,4で連結してある。このため、窓体
3の上側の部分が、屋外(図面奥手側)に開放自在にな
っている。 【0009】窓枠2の左右の縦枠の下側に、窓枠側ブラ
ケット5,5がそれぞれ固着してある。また、窓体3の
左右の縦枠の上側に、窓側ブラケット6,6がそれぞれ
固着してある。窓枠側ブラケット5,5と窓側ブラケッ
ト6,6とには、一対のステイダンパ7,7の両端がそ
れぞれねじ止めされることにより、一対のステイダンパ
は掛け渡されている。窓体3は、一対のステイダンパ
7,7によって、開放側に付勢してある。窓体3は、通
常時は、窓枠2に設けてあるロープ(図示せず)によ
り、閉じ側に引っ張られて保持されており、火災時に
は、ロープを緩めることにより、窓体は開放可能であ
る。窓体3を開閉するためには、壁面に設けた排煙窓開
閉スイッチ(図示せず)を操作すればよく、これにより
ロープは引っ張られたり、または緩められたりして、窓
体は開放または閉鎖された状態になる。 【0010】窓体3の上側半分には、ガラリ8が配設し
てある。ガラリ8は、同じ方向に傾斜して配置された一
定の幅を有する複数の板からなる。具体的には、固定ル
ーバー81…と可動ルーバー82…が交互に配設される
ことにより構成されている。可動ルーバー82は、駆動
モータ(図示せず)の駆動により揺動自在であり、壁面
に設けたガラリ開閉スイッチ(図示せず)を操作するこ
とにより、ガラリを開閉可能である。 【0011】すなわち、換気をするときには、可動ルー
バー82は、固定ルーバー81と同じ方向を向くため、
可動ルーバー82と固定ルーバー81との間にあるすき
間を通って、外気が進入可能である。これに対して、換
気を必要としないときは、可動ルーバー82は、固定ル
ーバー81と逆方向に向くことになる。このため、可動
ルーバー82と固定ルーバー81との間にすき間はでき
ず、外気は進入できないことになる。 【0012】次に、本発明の動作について説明する。火
災が発生していない通常時は、窓体3はロープにより引
っ張られ、閉鎖された状態になっている。この状態で室
内を換気するため、ガラリ8を開放したいときは、ガラ
リ開閉スイッチをオンにする。これにより、窓体3に設
けてあるガラリ8だけが開放した状態になり、換気する
ことが可能になる。 【0013】火災時には、排煙窓開閉スイッチを操作し
て、排煙窓に取り付けてあるロープを緩めることによ
り、窓体3はその下側の横框を回転軸として開放した状
態になり、煙を排出することが可能になる。 【0014】なお、前述した実施の形態では、窓体は、
その下側の横框を回転軸として屋外に開放自在になって
いたが、これに限られず、その上側の横框を回転軸とし
て開放自在にしても構わない。 【0015】また、窓体を開閉する手段は、前述したも
のに限られず、窓体を開閉することができるものであれ
ば、必ずしもステイダンパやロープ等を使用したものに
する必要もない。 【0016】また、窓体は、必ずしも排煙窓開閉スイッ
チを操作することにより開放するものにする必要はな
く、排煙窓開閉スイッチを設けないで、火災報知器等に
連動して自動的に開放するようにしてもよい。 【0017】また、ガラリは、必ずしも窓体の上側半分
に設ける必要はなく、窓体の一部であれば、どの位置に
設けてもよい。また、前述した実施の形態におけるガラ
リは開閉自在のものであったが、常時、開放した状態の
ものでもよい。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、壁
面に開口部分が少なくなるため、建物の強度が弱くなら
ず、見た目も悪くならない。また、施工作業に手間がか
からないため、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を示す正面図である。 【符号の説明】 2 窓枠 3 窓体 8 ガラリ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 横枠と縦枠により形成してある窓枠内
    に、上部または下部を回動可能に連結して、窓枠外へ開
    閉可能な窓体を設け、 前記窓体の一部にガラリを配設したことを特徴とする排
    煙窓。
JP10239128A 1998-08-25 1998-08-25 排煙窓 Pending JP2000064726A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110107204A (zh) * 2019-05-20 2019-08-09 中国科学技术大学 一种智能光感排烟消防装置
CN111305703A (zh) * 2020-03-16 2020-06-19 嵊州市虚谷自动化机械加工厂 一种被动式太阳能协调高效利用翻转式建筑窗体
CN111520049A (zh) * 2020-04-25 2020-08-11 天津中信仁恒机电工程有限公司 一种快速消防排烟环保装置

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CN110107204B (zh) * 2019-05-20 2024-03-29 中国科学技术大学 一种智能光感排烟消防装置
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CN111305703B (zh) * 2020-03-16 2021-04-16 深圳市胜德建筑科技有限公司 一种被动式太阳能协调高效利用翻转式建筑窗体
CN111520049A (zh) * 2020-04-25 2020-08-11 天津中信仁恒机电工程有限公司 一种快速消防排烟环保装置

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