JP2555246B2 - ショットブラスト機 - Google Patents
ショットブラスト機Info
- Publication number
- JP2555246B2 JP2555246B2 JP4134894A JP13489492A JP2555246B2 JP 2555246 B2 JP2555246 B2 JP 2555246B2 JP 4134894 A JP4134894 A JP 4134894A JP 13489492 A JP13489492 A JP 13489492A JP 2555246 B2 JP2555246 B2 JP 2555246B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shot
- blasting machine
- particles
- shot blasting
- impeller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ショットブラスト機に
関し、さらに詳しくはロール表面のダル目付用、鋳造品
の表面研磨用ステンレス鋼帯の脱スケール等に用いられ
るショットブラスト機の改善技術に関する。
関し、さらに詳しくはロール表面のダル目付用、鋳造品
の表面研磨用ステンレス鋼帯の脱スケール等に用いられ
るショットブラスト機の改善技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ショットブラスト機において
は、インペラ(投射機)から投射されたショット粒は、
被投射材に投射されたのち、下部のパンに集められ、バ
ケットコンベアにより、上部に搬送される。これから、
ショット粒の大小の分別作業が行われ、小さいショット
粒は、ダストとして、バグフィルタ等に集められ処理さ
れる。
は、インペラ(投射機)から投射されたショット粒は、
被投射材に投射されたのち、下部のパンに集められ、バ
ケットコンベアにより、上部に搬送される。これから、
ショット粒の大小の分別作業が行われ、小さいショット
粒は、ダストとして、バグフィルタ等に集められ処理さ
れる。
【0003】そして、ある一定の大きさをもったショッ
ト粒のみが、再度インペラに供給され使用される。この
インペラへのショット粒供給手段として従来はスクリュ
ーコンベアが使用されている。従来から使用されている
ショットブラスト機の1例を図3に示す。ショット粒は
鋼帯5の搬送路の上下側各2基設けられたインベラ2か
ら鋼帯5の両面に投射される、投射されたショット粒は
下部に設けたスクリューコンベア3により運ばれバケッ
トエレベータ10で上部スクリューコンベア4まで搬送
され、上部スクリューコンベア4はショット粒をセパレ
ータ8に装入する。セパレータ8ではショット粒を大小
の粒子に分離し、小粒子はダストとして処理され、大粒
子は導入管7を介して再びショット粒として使用され
る。なお1はハウジングである。
ト粒のみが、再度インペラに供給され使用される。この
インペラへのショット粒供給手段として従来はスクリュ
ーコンベアが使用されている。従来から使用されている
ショットブラスト機の1例を図3に示す。ショット粒は
鋼帯5の搬送路の上下側各2基設けられたインベラ2か
ら鋼帯5の両面に投射される、投射されたショット粒は
下部に設けたスクリューコンベア3により運ばれバケッ
トエレベータ10で上部スクリューコンベア4まで搬送
され、上部スクリューコンベア4はショット粒をセパレ
ータ8に装入する。セパレータ8ではショット粒を大小
の粒子に分離し、小粒子はダストとして処理され、大粒
子は導入管7を介して再びショット粒として使用され
る。なお1はハウジングである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術のシ
ョットブラスト機においては1つの導入管の中にあるシ
ョット粒の量が適量より多すぎる又は少なすぎる場合が
あり、各インペラへの供給量が非常にアンバランスにな
るという問題があった。すなわち、多すぎる場合はスク
リューコンベアの最終段において多量に供給され、少な
すぎる場合にはスクリューコンベヤの初段においてのみ
供給され以降には供給されないという状態となるからで
あり、何れにしても、各インペラに供給されるショット
粒にアンバランスが生じ鋼帯表面にブラスト効果のむら
を生じるという問題があった。
ョットブラスト機においては1つの導入管の中にあるシ
ョット粒の量が適量より多すぎる又は少なすぎる場合が
あり、各インペラへの供給量が非常にアンバランスにな
るという問題があった。すなわち、多すぎる場合はスク
リューコンベアの最終段において多量に供給され、少な
すぎる場合にはスクリューコンベヤの初段においてのみ
供給され以降には供給されないという状態となるからで
あり、何れにしても、各インペラに供給されるショット
粒にアンバランスが生じ鋼帯表面にブラスト効果のむら
を生じるという問題があった。
【0005】本発明は、前記問題点を解決し、各インペ
ラへのショット粒を等量に安定供給することにより鋼帯
表面を均一にブラストできるショットブラスト機を提供
することを課題とするものである。
ラへのショット粒を等量に安定供給することにより鋼帯
表面を均一にブラストできるショットブラスト機を提供
することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するためにインペラへのショット粒の供給手段とし
て、スクリューコンベアから、旋回シュートに変更した
ものである。これは高炉の炉頂からのコークス、鉄鋼石
の供給手段として、旋回シュートを用いていることにヒ
ントを得たものである。
解決するためにインペラへのショット粒の供給手段とし
て、スクリューコンベアから、旋回シュートに変更した
ものである。これは高炉の炉頂からのコークス、鉄鋼石
の供給手段として、旋回シュートを用いていることにヒ
ントを得たものである。
【0007】本発明は2基以上の投射機を備えたショッ
トブラスト機に適用され、次の技術手段を採った。すな
わち、各投射機のショット粒受入ホッパを略同一円周上
に配設し、ホッパにショット粒を供給する旋回シュート
を設けたことを特徴とするショットブラスト機である
トブラスト機に適用され、次の技術手段を採った。すな
わち、各投射機のショット粒受入ホッパを略同一円周上
に配設し、ホッパにショット粒を供給する旋回シュート
を設けたことを特徴とするショットブラスト機である
【0008】。
【作用】本発明によれば、各投射機のショット粒受入ホ
ッパを略同一円周上に配設しておき、旋回シュートか
ら、ショット粒を各受入ホッパに各インペラへ直接供給
することになる。この場合、旋回シュートの回転数によ
り、各インペラへの旋回1回当りのショット粒の供給量
を変化させることが可能であり、また一定時間内では常
に各インペラへの一定量のショット粒を供給することが
できる。
ッパを略同一円周上に配設しておき、旋回シュートか
ら、ショット粒を各受入ホッパに各インペラへ直接供給
することになる。この場合、旋回シュートの回転数によ
り、各インペラへの旋回1回当りのショット粒の供給量
を変化させることが可能であり、また一定時間内では常
に各インペラへの一定量のショット粒を供給することが
できる。
【0009】なお、ショットブラスト機内のショット粒
量の多少は下部パンに設置されているセンサにより感知
することができる。
量の多少は下部パンに設置されているセンサにより感知
することができる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図1に示す。落下したシ
ョット粒を下部スクリューコンベア3、バケットエレベ
ータ10、上部スクリューコンベア4を介してセパレー
タ8に装入するまでは、図3の従来例と同じである。こ
こで本発明では、従来はセパレータ8からそのまま導入
管7(ショット粒受入ホッパ)へ供給されていたショッ
ト粒を旋回シュート6において一度収集し、同一円周上
に配設された導入管7へ均等に供給することを特徴とす
るものである。なお、11は旋回シュート6の旋回用モ
ータである。
ョット粒を下部スクリューコンベア3、バケットエレベ
ータ10、上部スクリューコンベア4を介してセパレー
タ8に装入するまでは、図3の従来例と同じである。こ
こで本発明では、従来はセパレータ8からそのまま導入
管7(ショット粒受入ホッパ)へ供給されていたショッ
ト粒を旋回シュート6において一度収集し、同一円周上
に配設された導入管7へ均等に供給することを特徴とす
るものである。なお、11は旋回シュート6の旋回用モ
ータである。
【0011】従って、各インペラ2は等量のショット粒
を持つことになり、鋼帯表面に均一にショット粒を投射
することができる。これにより例えば、ステンレス鋼帯
のショット粒不均一の原因によるスケール残り不良の発
生率は激減した。その例を図2に示す。図2の横軸は、
従来の年単位平均、最近の月単位平均の不良発生率を調
査したものであるが、本発明装置を操業に導入してから
は不良発生率は大幅に減少していることが分かる。
を持つことになり、鋼帯表面に均一にショット粒を投射
することができる。これにより例えば、ステンレス鋼帯
のショット粒不均一の原因によるスケール残り不良の発
生率は激減した。その例を図2に示す。図2の横軸は、
従来の年単位平均、最近の月単位平均の不良発生率を調
査したものであるが、本発明装置を操業に導入してから
は不良発生率は大幅に減少していることが分かる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、各インペラーに供給されるシ
ョット粒の量を均等にすることが可能となったため、均
一なブラスト効果を要求されるロール表面のダル目付、
鋳造品の表面研磨、ステンレス鋼帯の脱スケール等の分
野において、不均一なショットがもたらす不良の発生率
を激減させるという優れた効果を奏する。
ョット粒の量を均等にすることが可能となったため、均
一なブラスト効果を要求されるロール表面のダル目付、
鋳造品の表面研磨、ステンレス鋼帯の脱スケール等の分
野において、不均一なショットがもたらす不良の発生率
を激減させるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例の側面の説明図である。
【図2】本発明の効果を示すグラフである。
【図3】従来例の側面の説明図である。
1 ハウジング 2 インペラ(投射機) 3 下部スクリューコンベア 4 上部スクリューコンベア 5 鋼帯 6 旋回シュート 7 導入管 8 セパレータ 10 バケットエレベータ 11 旋回用モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横沢 二男 千葉市中央区川崎町1番地 川崎製鉄株 式会社 千葉製鉄所内
Claims (1)
- 【請求項1】 2基以上の投射機を備えたショットブラ
スト機において、 該各投射機のショット粒受入ホッパを略同一円周上に配
設し、該ホッパにショット粒を供給する旋回シュートを
設けたことを特徴とするショットブラスト機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4134894A JP2555246B2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | ショットブラスト機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4134894A JP2555246B2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | ショットブラスト機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05329774A JPH05329774A (ja) | 1993-12-14 |
JP2555246B2 true JP2555246B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=15139010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4134894A Expired - Lifetime JP2555246B2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | ショットブラスト機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555246B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101387341B1 (ko) * | 2012-12-27 | 2014-04-21 | (주)포스코 | 회전슈트를 이용한 고로빈 연원료 공급 시스템 및 그 방법 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100544878B1 (ko) * | 2001-12-24 | 2006-01-24 | 주식회사 포스코 | 디스케일러설비의 숏볼 회수 처리장치 |
KR20040043387A (ko) * | 2002-11-18 | 2004-05-24 | 주식회사 포스코 | 숏볼 블라스터의 숏볼 입도별 선택장치 |
US7832243B2 (en) | 2004-05-19 | 2010-11-16 | Sintokogio, Ltd. | Apparatus for a shot peening treatment |
KR100826594B1 (ko) * | 2007-02-14 | 2008-04-30 | (주)세광쇼트기계인천공장 | 선재 전용 쇼트 블라스팅장치 |
WO2013005469A1 (ja) * | 2011-07-07 | 2013-01-10 | 新東工業株式会社 | ショット処理装置 |
-
1992
- 1992-05-27 JP JP4134894A patent/JP2555246B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101387341B1 (ko) * | 2012-12-27 | 2014-04-21 | (주)포스코 | 회전슈트를 이용한 고로빈 연원료 공급 시스템 및 그 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05329774A (ja) | 1993-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960709 |