JP2555146Y2 - 自動車用フロアマット - Google Patents

自動車用フロアマット

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Publication number
JP2555146Y2
JP2555146Y2 JP6575691U JP6575691U JP2555146Y2 JP 2555146 Y2 JP2555146 Y2 JP 2555146Y2 JP 6575691 U JP6575691 U JP 6575691U JP 6575691 U JP6575691 U JP 6575691U JP 2555146 Y2 JP2555146 Y2 JP 2555146Y2
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JP
Japan
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floor mat
connector
flat cable
wire harness
electric
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Application number
JP6575691U
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JPH0516468U (ja
Inventor
休場貞文
亨 高山
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車の床に敷設する
フロアマットであって、特にフロアマットの内部にワイ
ヤハーネスを埋設してなるフロアマットに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】カーステレオ、カーテレビあるいは表示
灯等の電気器具の増設が盛んに取り入れられている現状
の自動車にあっては、それら電気器具の設備に伴ない多
数本の電線の配索が必要となる。
【0003】一般的に車室内設備の電気器具に使用され
るワイヤハーネス(電線束)を例えば車室内の運転席部
とリヤ部(トランク部)との間に配索するには、図1に
示す如く、電気器具を接続するに可能な形状のワイヤハ
ーネス1を整形すると共にそのワイヤハーネスの各端部
にはコネクタ2を取付けたハーネスを用意し、そのハー
ネス1を、図2に示す如く、車体3の床面に形成されて
いる辺縁部4に沿って配索し、しかる後、そのワイヤハ
ーネス上にプロテクタ5を被着してワイヤハーネスの損
傷を防ぎ、さらに車体3の床面からプロテクタ5の上面
にかけてフロアマット6を敷設しているのが現状であ
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、かかる従来
のワイヤハーネス1の配索手段にあっては、そのワイヤ
ハーネス1の床部配索のための作業が必要となることは
勿論のこと、プロテクタ5の取付けが必要となって、ワ
イヤハーネスの配索作業に手間がかかると共にプロテク
タ5の使用部品点数が必要となって経済性が悪い。また
車体に配索したワイヤハーネス1が、車体の振動等によ
り車体あるいは他物品と干渉し合って、長期の使用によ
ってワイヤハーネスが損傷しさらには短絡事故を生じる
という問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案はかかる従来の問
題点に着目してなされたもので、フロアマットの内部に
電線束(ワイヤハーネス)を埋設すると共に、そのフロ
アマットの辺縁に上記電線束に接続されるコネクタを固
定して、フロアマットの敷設によって電線束の配索がな
され、そのフロアマットに取付けられているコネクタ
に、電気器具のコネクタを接続することで器具の電気的
接続がなされるようにして、電線束配索作業の省力化
と、電線束の保護安全性を高めることができる自動車用
フロアマットを提供することにある。
【0006】
【実施例】以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0007】図3乃至図5において、11は車室の床面
に敷設されるフロアマットであって、このフロアマット
11は表面シート層12と裏面シート層13とからなる
二重層であって、その表面シート層12と裏面シート層
13を接着するとき、その両シート層12,13間に偏
平状に配列せしめてなるワイヤハーネス(フラットケー
ブル)14を、配置してから両シート層12と13を接
着する。つまりフロアマット11内にフラットケーブル
14を埋設したものである。
【0008】次いで、そのフロアマット11の辺縁に、
上記フラットケーブル14に接続されるコネクタ15を
固定するが、このコネクタ15の固定手段は、図5に示
すように、コネクタ本体16に形成されている鍔部17
と押え板18とによりフロアマット11を挟み取付ねじ
19によりコネクタ本体16と押え板18を結合するこ
とで、コネクタ15をフロアマット11に固着すること
ができる。20はコネクタ本体16に裏側に突設されて
いるステム部であって、このステム部20を車体の床面
に係止させればフロアマット11を安定した状態で敷設
固定することができ、コネクタ15及びフロアマット1
1の位置ずれを防止することができる。
【0009】このように本実施例にあっては、フロアマ
ット11の内部にフラットケーブル14を埋設し、さら
にこのフロアマット11の辺縁に上記フラットケーブル
14に接続されるコネクタ15を設けたものであるか
ら、このフロアマット11を敷設してそのコネクタ15
を、既に車体に設備されている電気器具に接続されてい
る相手コネクタと結合することにより、きわめて簡単に
電気回路が構成される。
【0010】従って本実施例によれば、フロアマットの
敷設によりケーブルの敷設も同時に行なえることから従
来のワイヤハーネスの敷設作業がきわめて簡素化できる
と共に従来例で使用されていたプロテクタの使用が省け
経済性が高められる。またフロアマット内にフラットケ
ーブル14を埋設したことで電線による盛上りや電線相
互の干渉がなくなり、電線間の損傷、短絡等が未然に防
止できる。さらにコネクタに突設したステム20によ
り、フロアマット及びコネクタの位置決めが確保でき
る。
【0011】
【考案の効果】以上のように本考案は、自動車用フロア
マット11の内部にフラットケーブル14を埋設し、さ
らにこのフラットケーブル14の辺縁に、上記フラット
ケーブル14に接続され、かつ位置決め用ステム部20
を具備するコネクタを設けた自動車用フロアマットであ
るから、これによればフロアマットの敷設によりケーブ
ルの敷設も同時に行なえることから従来のワイヤハーネ
スの敷設作業がきわめて簡素化できると共に従来例で使
用されていたプロテクタの使用が省け経済性が高められ
る。またフロアマット内にフラットケーブル14を埋設
したことで電線による盛上りや電線相互の干渉がなくな
り、電線間の損傷、短絡等が未然に防止できる。さらに
コネクタに突設したステム20により、フロアマット及
びコネクタの位置決めが確保できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のワイヤハーネス説明図。
【図2】従来のワイヤハーネス敷設状態を示した要部説
明図。
【図3】本考案実施例のフロアマットの要部斜視図。
【図4】本考案実施例の要部断面図。
【図5】本考案実施例のコネクタ取付部の構造説明図。
【符号の説明】
11:フロアマット 12:表面シート層 13:裏面シート層 14:フラットケー
ブル 15:コネクタ 16:コネクタ本体 17:鍔部 18:押え板 19:取付ねじ 20:ステム部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用フロアマット(11)の内部にフ
    ラットケーブル(14)を埋設し、さらにこのフラット
    ケーブル(14)の辺縁に、上記フラットケーブル(1
    4)に接続され、かつ位置決め用ステム部(20)を具
    備するコネクタを設けたことを特徴とする自動車用フロ
    アマット。
JP6575691U 1991-08-20 1991-08-20 自動車用フロアマット Expired - Lifetime JP2555146Y2 (ja)

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JPH0516468U JPH0516468U (ja) 1993-03-02
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