JP2555092Y2 - 浴槽における洗浄ノズルの取り付け構造 - Google Patents
浴槽における洗浄ノズルの取り付け構造Info
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- JP2555092Y2 JP2555092Y2 JP1852992U JP1852992U JP2555092Y2 JP 2555092 Y2 JP2555092 Y2 JP 2555092Y2 JP 1852992 U JP1852992 U JP 1852992U JP 1852992 U JP1852992 U JP 1852992U JP 2555092 Y2 JP2555092 Y2 JP 2555092Y2
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- cleaning
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- armrest
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、浴槽における洗浄ノズ
ルの取り付け構造に関する。
ルの取り付け構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】浴槽の内壁面には湯垢が付着するが、湯
垢が最も強固に付着する箇所は、標準湯面と浴槽内壁面
とが接する喫水線の上下近傍の喫水面である。したがっ
て、入浴後においてまたは排水後で水をはる前において
行う湯垢洗浄は、浴槽喫水面付近を中心に行われる。水
流噴射式の自動洗浄浴槽では、洗浄ノズルからの噴射水
流を対向側壁部の喫水面付近に衝突させて湯垢洗浄を行
うようにしている。
垢が最も強固に付着する箇所は、標準湯面と浴槽内壁面
とが接する喫水線の上下近傍の喫水面である。したがっ
て、入浴後においてまたは排水後で水をはる前において
行う湯垢洗浄は、浴槽喫水面付近を中心に行われる。水
流噴射式の自動洗浄浴槽では、洗浄ノズルからの噴射水
流を対向側壁部の喫水面付近に衝突させて湯垢洗浄を行
うようにしている。
【０００３】この種の従来の水流噴射式の自動洗浄浴槽
を図７，図８に示す。図７は概略的な外観を示す斜視
図、図８は垂直断面図である。
を図７，図８に示す。図７は概略的な外観を示す斜視
図、図８は垂直断面図である。
【０００４】図において、Ａ0 は浴槽、１は浴槽Ａ0 の
左右の側壁部、１ａは左右各側壁部１の下半部を内側に
膨出させた内側膨出部、１ｂは内側膨出部１ａの上面で
形成されるアームレスト（腕置き）、２は浴槽底壁、３
は上部の周辺部において外側に張り出させたフランジ部
である。４はコンクリートの床スラブ、５はコンクリー
トブロックによる腰壁、６は浴槽Ａ0 を載置支持する架
台である。
左右の側壁部、１ａは左右各側壁部１の下半部を内側に
膨出させた内側膨出部、１ｂは内側膨出部１ａの上面で
形成されるアームレスト（腕置き）、２は浴槽底壁、３
は上部の周辺部において外側に張り出させたフランジ部
である。４はコンクリートの床スラブ、５はコンクリー
トブロックによる腰壁、６は浴槽Ａ0 を載置支持する架
台である。
【０００５】１ｃは側壁部１における喫水面を示し、こ
こに湯垢が強固に付着することから、浴槽喫水面１ｃの
高さ位置において側壁部１に洗浄ノズル７を取り付けて
ある。８は固定用継手、９は配管である。配管９は、浴
槽側壁部１と腰壁５との間の比較的狭隘なスペース１０
内において腰壁５に沿って立ち上げられており、その上
端に固定用継手８が取り付けられている。
こに湯垢が強固に付着することから、浴槽喫水面１ｃの
高さ位置において側壁部１に洗浄ノズル７を取り付けて
ある。８は固定用継手、９は配管である。配管９は、浴
槽側壁部１と腰壁５との間の比較的狭隘なスペース１０
内において腰壁５に沿って立ち上げられており、その上
端に固定用継手８が取り付けられている。
【０００６】なお、洗浄ノズル７は一方の側壁部１にお
いて複数個設けられており、他方の側壁部１においても
同数個の洗浄ノズル７が設けられているが、図示を省略
している。いずれの洗浄ノズル７も浴槽喫水面１ｃの高
さ位置に設けられている。
いて複数個設けられており、他方の側壁部１においても
同数個の洗浄ノズル７が設けられているが、図示を省略
している。いずれの洗浄ノズル７も浴槽喫水面１ｃの高
さ位置に設けられている。
【０００７】各洗浄ノズル７から洗浄液を対向する浴槽
側壁部１の浴槽喫水面１ｃに向けて噴射することによ
り、湯垢が付着して汚れている喫水面１ｃ付近の側壁部
１の内面から湯垢を落とし清浄となるように洗浄する。
側壁部１の浴槽喫水面１ｃに向けて噴射することによ
り、湯垢が付着して汚れている喫水面１ｃ付近の側壁部
１の内面から湯垢を落とし清浄となるように洗浄する。
【０００８】
【考案が解決しようとする課題】ところで、浴槽側壁部
１は、通常、下側からフランジ部３に向かって外拡がり
の勾配がついているため、浴槽側壁部１と腰壁５との間
のスペース１０も上側にいくほどすなわちフランジ部３
に近づくほど狭くなる傾向がある。
１は、通常、下側からフランジ部３に向かって外拡がり
の勾配がついているため、浴槽側壁部１と腰壁５との間
のスペース１０も上側にいくほどすなわちフランジ部３
に近づくほど狭くなる傾向がある。
【０００９】そのため、フランジ部３の近くで浴槽喫水
面１ｃの付近に洗浄ノズル７を取り付けるとなると、固
定用継手８および配管９の配設のために一定以上の空間
を確保する必要があり、そうするためには、フランジ部
３の幅Ｌ0 を一定以上に大きくする必要がある。
面１ｃの付近に洗浄ノズル７を取り付けるとなると、固
定用継手８および配管９の配設のために一定以上の空間
を確保する必要があり、そうするためには、フランジ部
３の幅Ｌ0 を一定以上に大きくする必要がある。
【００１０】しかしながら、浴槽Ａ0 の全幅ＬT が一定
であると考えると、フランジ部３の幅Ｌ0 が大きくなる
ということは、対向する両側壁部１，１間の寸法Ｌ
W0（＝ＬT −２・Ｌ0 ）が小さくなるということであ
り、これはとりもなおさず入浴スペース１１が狭くなる
ことにほかならない。浴槽底壁２の幅ＬB0はかなり小さ
くなっている。
であると考えると、フランジ部３の幅Ｌ0 が大きくなる
ということは、対向する両側壁部１，１間の寸法Ｌ
W0（＝ＬT −２・Ｌ0 ）が小さくなるということであ
り、これはとりもなおさず入浴スペース１１が狭くなる
ことにほかならない。浴槽底壁２の幅ＬB0はかなり小さ
くなっている。
【００１１】本考案は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、入浴スペースを狭めることなく、側
壁部に対する洗浄液の噴射衝突を確かなものとすること
を目的とする。
れたものであって、入浴スペースを狭めることなく、側
壁部に対する洗浄液の噴射衝突を確かなものとすること
を目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本考案に係る浴槽におけ
る洗浄ノズルの取り付け構造は、側壁部の上端から外側
にフランジ部が張り出されかつ前記側壁部の下半部が内
側膨出部に形成されている浴槽において、前記下半部の
内側膨出部の外側に配管を配設するとともに、対向側壁
部に向けて洗浄液を噴射する洗浄ノズルを前記内側膨出
部において前記配管に接続してあることを特徴とするも
のである。
る洗浄ノズルの取り付け構造は、側壁部の上端から外側
にフランジ部が張り出されかつ前記側壁部の下半部が内
側膨出部に形成されている浴槽において、前記下半部の
内側膨出部の外側に配管を配設するとともに、対向側壁
部に向けて洗浄液を噴射する洗浄ノズルを前記内側膨出
部において前記配管に接続してあることを特徴とするも
のである。
【００１３】
【作用】側壁部における下半部の内側膨出部の外側のス
ペースは、側壁部上半部の外側スペースに比べて充分に
広い。この広い内側膨出部の外側スペースを配管の配設
箇所とすることで、ことさらフランジ部を幅の大きなも
のにしなくても、配管の配設は容易なものとなる。フラ
ンジ部の幅を小さくできる分だけ、両側壁部の対向寸法
ひいては入浴スペースが広くなる。
ペースは、側壁部上半部の外側スペースに比べて充分に
広い。この広い内側膨出部の外側スペースを配管の配設
箇所とすることで、ことさらフランジ部を幅の大きなも
のにしなくても、配管の配設は容易なものとなる。フラ
ンジ部の幅を小さくできる分だけ、両側壁部の対向寸法
ひいては入浴スペースが広くなる。
【００１４】内側膨出部の外側スペースに配管を配設す
ることに伴って、洗浄ノズルを内側膨出部に取り付ける
ことになるが、側壁部（喫水面）に対して洗浄液を強力
に噴射衝突させるようにすることはむずかしいことでは
ない。
ることに伴って、洗浄ノズルを内側膨出部に取り付ける
ことになるが、側壁部（喫水面）に対して洗浄液を強力
に噴射衝突させるようにすることはむずかしいことでは
ない。
【００１５】
【実施例】以下、本考案に係る浴槽における洗浄ノズル
の取り付け構造の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
の取り付け構造の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
【００１６】図１は実施例に係る水流噴射式の自動洗浄
浴槽Ａ1 の垂直断面図である。図２はそれの概略的な平
面図である。この自動洗浄浴槽Ａ1 は埋め込み型であ
る。
浴槽Ａ1 の垂直断面図である。図２はそれの概略的な平
面図である。この自動洗浄浴槽Ａ1 は埋め込み型であ
る。
【００１７】これらの図において、１は浴槽Ａ1 の左右
の側壁部、１ａは左右の各側壁部１の下半部に形成され
た内側膨出部、１ｂは内側膨出部１ａの上面をもって形
成されたアームレスト、１ｃは側壁部１における喫水面
である。２は側壁部１と一体の浴槽底壁、３は側壁部１
の上端の周辺部から外側に張り出されたフランジ部であ
る。４はコンクリートの床スラブ、５はコンクリートブ
ロックによる腰壁、６は浴槽Ａ1 を載置支持する架台で
ある。
の側壁部、１ａは左右の各側壁部１の下半部に形成され
た内側膨出部、１ｂは内側膨出部１ａの上面をもって形
成されたアームレスト、１ｃは側壁部１における喫水面
である。２は側壁部１と一体の浴槽底壁、３は側壁部１
の上端の周辺部から外側に張り出されたフランジ部であ
る。４はコンクリートの床スラブ、５はコンクリートブ
ロックによる腰壁、６は浴槽Ａ1 を載置支持する架台で
ある。
【００１８】内側膨出部１ａにおけるアームレスト１ｂ
のコーナー部に洗浄ノズル７が取り付けられている。こ
の洗浄ノズル７は、対向する浴槽側壁部１の喫水面１ｃ
に向けて洗浄液が噴射するように仰角が設定されてい
る。８は洗浄ノズル７をアームレスト１ｂに固定するた
めの固定用継手、９は固定用継手８を上端に取り付けて
いる配管である。このような洗浄ノズル７が左右の各ア
ームレスト１ｂそれぞれにおいて所定間隔を隔てて複数
個ずつ設けられている。
のコーナー部に洗浄ノズル７が取り付けられている。こ
の洗浄ノズル７は、対向する浴槽側壁部１の喫水面１ｃ
に向けて洗浄液が噴射するように仰角が設定されてい
る。８は洗浄ノズル７をアームレスト１ｂに固定するた
めの固定用継手、９は固定用継手８を上端に取り付けて
いる配管である。このような洗浄ノズル７が左右の各ア
ームレスト１ｂそれぞれにおいて所定間隔を隔てて複数
個ずつ設けられている。
【００１９】浴槽側壁部１と腰壁５との間のスペースを
上側スペース１０ａと下側スペース１０ｂとに分けて考
える。上側スペース１０ａは側壁部１の上半部に対応し
ており、比較的に狭くなっている。これに対し、下側ス
ペース１０ｂは下半部の内側膨出部１ａに対応してお
り、上側スペース１０ａに比べてかなり広いスペースと
なっている。その広い下側スペース１０ｂにおいて固定
用継手８および配管９が配設されている。
上側スペース１０ａと下側スペース１０ｂとに分けて考
える。上側スペース１０ａは側壁部１の上半部に対応し
ており、比較的に狭くなっている。これに対し、下側ス
ペース１０ｂは下半部の内側膨出部１ａに対応してお
り、上側スペース１０ａに比べてかなり広いスペースと
なっている。その広い下側スペース１０ｂにおいて固定
用継手８および配管９が配設されている。
【００２０】配管９の配設に際して充分ゆとりのある空
間があるので、従来例のようにことさらフランジ部３の
幅を大きいする必要はない。この実施例のフランジ部３
の幅Ｌ1 は、従来例の幅Ｌ0 に比べて２分の１以下にな
っている。
間があるので、従来例のようにことさらフランジ部３の
幅を大きいする必要はない。この実施例のフランジ部３
の幅Ｌ1 は、従来例の幅Ｌ0 に比べて２分の１以下にな
っている。
【００２１】洗浄ノズル７はアームレスト１ｂにおいて
次のように取り付けられている。すなわち、図３に示す
ように、アームレスト１ｂのコーナー部において、その
複数箇所にコーナーカット１ｄを形成してある。このコ
ーナーカット１ｄの傾斜角度は、ここに洗浄ノズル７を
取り付けたときに、洗浄ノズル７からの洗浄液の噴射方
向が対向側壁部１の喫水面１ｃに向かうような角度とな
っている。なお、アームレスト１ｂの長手方向両端の洗
浄ノズル７は、対向側壁部１だけではなく、隣接側壁部
１の喫水面１ｃにも洗浄液を噴射するようになってい
る。
次のように取り付けられている。すなわち、図３に示す
ように、アームレスト１ｂのコーナー部において、その
複数箇所にコーナーカット１ｄを形成してある。このコ
ーナーカット１ｄの傾斜角度は、ここに洗浄ノズル７を
取り付けたときに、洗浄ノズル７からの洗浄液の噴射方
向が対向側壁部１の喫水面１ｃに向かうような角度とな
っている。なお、アームレスト１ｂの長手方向両端の洗
浄ノズル７は、対向側壁部１だけではなく、隣接側壁部
１の喫水面１ｃにも洗浄液を噴射するようになってい
る。
【００２２】コーナーカット１ｄをアームレスト１ｂの
全長にわたる通しカットとしないのは次の理由による。
実施例のアームレスト１ｂの幅はＬA であるが、もし通
しカットにすると、アームレスト１ｂの実質的な幅がＬ
A よりも小さくなってしまい、腕や手が置きにくくな
る。コーナーカット１ｄを局部的に形成することで、ア
ームレスト１ｂの幅ＬA を確保し、腕や手を置きやすく
しているのである。
全長にわたる通しカットとしないのは次の理由による。
実施例のアームレスト１ｂの幅はＬA であるが、もし通
しカットにすると、アームレスト１ｂの実質的な幅がＬ
A よりも小さくなってしまい、腕や手が置きにくくな
る。コーナーカット１ｄを局部的に形成することで、ア
ームレスト１ｂの幅ＬA を確保し、腕や手を置きやすく
しているのである。
【００２３】さて、上記したように、広い下側スペース
１０ｂを固定用継手８および配管９の配置箇所としてあ
るので、フランジ部３の幅Ｌ1 を充分に小さくできる。
そして、浴槽Ａ1 の全幅ＬT を一定とすると、フランジ
部３の幅Ｌ1 が小さくなっている分だけ、対向する両側
壁部１，１の間の寸法ＬW1（ＬT −２・Ｌ1 ）が従来例
に比べて大きくなり、同様の理由により、浴槽底壁２の
幅ＬB1も従来例の幅ＬB0に比べて大きくなり、これらの
結果として、入浴スペース１１がより大きなものとなっ
ているのである。
１０ｂを固定用継手８および配管９の配置箇所としてあ
るので、フランジ部３の幅Ｌ1 を充分に小さくできる。
そして、浴槽Ａ1 の全幅ＬT を一定とすると、フランジ
部３の幅Ｌ1 が小さくなっている分だけ、対向する両側
壁部１，１の間の寸法ＬW1（ＬT −２・Ｌ1 ）が従来例
に比べて大きくなり、同様の理由により、浴槽底壁２の
幅ＬB1も従来例の幅ＬB0に比べて大きくなり、これらの
結果として、入浴スペース１１がより大きなものとなっ
ているのである。
【００２４】もちろん、複数の洗浄ノズル７は対向側壁
部１および隣接側壁部１の喫水面１ｃに向けて洗浄液を
噴射するから、喫水面１ｃに強固に付着している湯垢を
確実に落として清浄にすることができる。自動洗浄にお
いては、洗剤を溶かした液の噴射と水洗い用の湯の噴射
とをサイクリックに行うが、必ずしもそうする必要はな
く、単に湯のみによる洗浄であってもよい。
部１および隣接側壁部１の喫水面１ｃに向けて洗浄液を
噴射するから、喫水面１ｃに強固に付着している湯垢を
確実に落として清浄にすることができる。自動洗浄にお
いては、洗剤を溶かした液の噴射と水洗い用の湯の噴射
とをサイクリックに行うが、必ずしもそうする必要はな
く、単に湯のみによる洗浄であってもよい。
【００２５】なお、本考案は、洗浄ノズル７をアームレ
スト１ｂのコーナーカット１ｄに設けるに当たり、コー
ナーカット１ｄを通しカットとすることを除外するもの
ではない。また、洗浄ノズル７の取り付け箇所はアーム
レスト１ｂのコーナー部に限定するものでもない。例え
ば、図４に示すように、アームレスト１ｂの上面部に凹
部１ｅを形成して、そこに洗浄ノズル７を取り付けても
よい。また、図５に示すように、内側膨出部１ａのエプ
ロン部１ｆに凹部１ｇを形成して、そこに洗浄ノズル７
を取り付けてもよい。
スト１ｂのコーナーカット１ｄに設けるに当たり、コー
ナーカット１ｄを通しカットとすることを除外するもの
ではない。また、洗浄ノズル７の取り付け箇所はアーム
レスト１ｂのコーナー部に限定するものでもない。例え
ば、図４に示すように、アームレスト１ｂの上面部に凹
部１ｅを形成して、そこに洗浄ノズル７を取り付けても
よい。また、図５に示すように、内側膨出部１ａのエプ
ロン部１ｆに凹部１ｇを形成して、そこに洗浄ノズル７
を取り付けてもよい。
【００２６】また、図６に示すように、アームレスト１
ｂが浴槽Ａ1 の全長ではなく途中までとなっていて、そ
の先の部分１ｈがフランジ部３と同一高さになっている
場合もある。そして、アームレスト１ｂとほぼ面一の状
態で腰掛け１ｊを形成し、その腰掛け１ｊのエプロン部
分にも洗浄ノズル７を設けてもよい。洗浄ノズル７の方
向や噴射口の形状の工夫により、全周にわたって浴槽喫
水面１ｃを洗浄することが可能である。
ｂが浴槽Ａ1 の全長ではなく途中までとなっていて、そ
の先の部分１ｈがフランジ部３と同一高さになっている
場合もある。そして、アームレスト１ｂとほぼ面一の状
態で腰掛け１ｊを形成し、その腰掛け１ｊのエプロン部
分にも洗浄ノズル７を設けてもよい。洗浄ノズル７の方
向や噴射口の形状の工夫により、全周にわたって浴槽喫
水面１ｃを洗浄することが可能である。
【００２７】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、広い内
側膨出部の外側スペースを配管の配設箇所にしたので、
配管配設を容易にするためにフランジ部の幅を大きくし
なくてもよく、その分、より広い入浴スペースを確保す
ることができるとともに、内側膨出部において対向側壁
部に洗浄液が噴射衝突されるように洗浄ノズルを取り付
けることで側壁部に対する洗浄を確かなものにすること
ができる。
側膨出部の外側スペースを配管の配設箇所にしたので、
配管配設を容易にするためにフランジ部の幅を大きくし
なくてもよく、その分、より広い入浴スペースを確保す
ることができるとともに、内側膨出部において対向側壁
部に洗浄液が噴射衝突されるように洗浄ノズルを取り付
けることで側壁部に対する洗浄を確かなものにすること
ができる。
【図１】本考案の一実施例の自動洗浄浴槽における洗浄
ノズルの取り付け構造を示す縦断面図。
ノズルの取り付け構造を示す縦断面図。
【図２】実施例の自動洗浄浴槽の概略的な平面図。
【図３】実施例においてアームレストのコーナーカット
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図４】洗浄ノズルの取り付けについての別の実施例を
示す要部の断面図。
示す要部の断面図。
【図５】洗浄ノズルの取り付けについてのさらに別の実
施例を示す要部の断面図。
施例を示す要部の断面図。
【図６】洗浄ノズルの配設状態についての別の実施例を
示す概略平面図。
示す概略平面図。
【図７】従来例に係る自動洗浄浴槽の概略的な外観を示
す斜視図。
す斜視図。
【図８】従来例の自動洗浄浴槽の垂直断面図。
Ａ1 浴槽 １ 側壁部 １ａ 内側膨出部 １ｂ アームレスト １ｃ 浴槽喫水面 １ｄ コーナーカット ２ 浴槽底壁 ３ フランジ部 ４ 床スラブ ５ 腰壁 ６ 架台 ７ 洗浄ノズル ８ 固定用継手 ９ 配管 １０ａ 上側スペース １０ｂ 下側スペース １１ 入浴スペース
Claims (1)
- 【請求項１】 側壁部の上端から外側にフランジ部が張
り出されかつ前記側壁部の下半部が内側膨出部に形成さ
れている浴槽において、前記下半部の内側膨出部の外側
に配管を配設するとともに、対向側壁部に向けて洗浄液
を噴射する洗浄ノズルを前記内側膨出部において前記配
管に接続してあることを特徴とする浴槽における洗浄ノ
ズルの取り付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1852992U JP2555092Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 浴槽における洗浄ノズルの取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1852992U JP2555092Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 浴槽における洗浄ノズルの取り付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0580466U JPH0580466U (ja) | 1993-11-02 |
| JP2555092Y2 true JP2555092Y2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=11974159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1852992U Expired - Lifetime JP2555092Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 浴槽における洗浄ノズルの取り付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2555092Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4760654B2 (ja) * | 2006-10-11 | 2011-08-31 | パナソニック電工株式会社 | 洗剤吐出装置 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP1852992U patent/JP2555092Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0580466U (ja) | 1993-11-02 |
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