JPH0551244U - 洗浄ノズル付浴槽 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入浴時に邪魔にならない洗浄ノズル付浴槽を
得る。 【構成】 左右の手摺り部２、２′内に洗浄ノズル３、
３′を取り付ける。 【効果】 洗浄ノズル３、３′が浴槽１内に出張らない
ので、入浴時に邪魔にならないと共にデザイン的にも良
くなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は自動浴槽洗浄装置を取り付けるための洗浄ノズル付浴槽に関する。

【０００２】

【従来の技術】

浴槽の一部又は浴槽の蓋に洗浄ノズルを取り付け、この洗浄ノズルから洗浄水 を浴槽内に噴射して浴槽を自動的に洗浄する装置が公知である（特開平２−３４ １０６９、同２−３４１０７０）。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、上記公知例において、浴槽に取り付けられる洗浄ノズルは浴槽内に突 出しているため、入浴時に邪魔になると共に既製の浴槽に加工して取り付けるこ とは実際上難しく、又専用浴槽を製造することになると加工工程が増え、可成り のコストアップになる。

【０００４】 本考案の目的は入浴時に邪魔にならず、専用浴槽を製造する際にそれ程コスト アップにならず、デザイン的に優れた洗浄ノズル付浴槽を提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案の構成は次のとおりである。

【０００６】 浴槽内の左右の手摺部に夫々浴槽内を半分づつ洗浄するための洗浄ノズルを取 り付けて成る洗浄ノズル付の浴槽。なお、ノズルは取り付け箇所と反対側の壁面 に向けて付けられ、複数のノズルにより、一様に壁面に噴射することができるよ うにその位置が工夫されている。

【０００７】

【作用】

洗浄ノズルには洗浄ユニットが接続され、加圧された洗浄水を洗浄ノズルから 浴槽内に噴射して、この噴射エネルギーと化学力により浴槽内を洗浄する。洗浄 ノズルからの噴射は、左右のものが交互になるように制御される。但し、洗浄ノ ズルの向きを可変に構成した場合には、噴射が交差しないように設定することに より、同時に噴射するようにしてもよい。

【０００８】

【実施例】

１は浴槽、２、２′は手摺り部、３、３′はこの手摺り部２、２′内に組み込 まれた洗浄ノズルにして、この洗浄ノズル３、３′には洗浄ユニット（図示せず ）が接続されており、浴槽１の内面に向けて洗浄水を噴射して、浴槽１内を全面 洗浄する。

【０００９】

【考案の効果】

本考案は以上のように、浴槽の手摺り部に洗浄ノズルを組み込んだので、この 洗浄ノズルが浴槽内に出っ張ったりせず、よって入浴時に邪魔にならないと共に 浴槽のデザインも向上する。又、専用浴槽の場合に加工がしやすいと共に製造コ ストを安く抑えることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る浴槽の斜視図。

【図２】手摺り部空間と洗浄ノズルの斜視図。

【符号の説明】

１ 浴槽 ２、２′ 手摺り部 ３、３′ 洗浄ノズル

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 浴槽内の左右の手摺り部に夫々浴槽内を
   半分づつ洗浄するための洗浄ノズルを取り付けて成る洗
   浄ノズル付浴槽。