JP2555070Y2 - 熱電対用端子台 - Google Patents

熱電対用端子台

Info

Publication number
JP2555070Y2
JP2555070Y2 JP1991083512U JP8351291U JP2555070Y2 JP 2555070 Y2 JP2555070 Y2 JP 2555070Y2 JP 1991083512 U JP1991083512 U JP 1991083512U JP 8351291 U JP8351291 U JP 8351291U JP 2555070 Y2 JP2555070 Y2 JP 2555070Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
thermocouple
terminal board
main body
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1991083512U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0534540U (ja
Inventor
宏 田村
嘉幸 鎌田
健治 平川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP1991083512U priority Critical patent/JP2555070Y2/ja
Publication of JPH0534540U publication Critical patent/JPH0534540U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2555070Y2 publication Critical patent/JP2555070Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は熱電対の接続される熱電
対用端子台に係り、特に基準接点補償を行う場合の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は実公昭59−4262号公報
などで熱電対用の測温ブロックを提案している。この様
な基準接点用の温度測定をするセンサには、この温度に
応じた補償電圧を発生する素子(横河技報第27巻第1
13頁(1983)参照)が用いられる。
【0003】しかしながら、この様な測温ブロックは端
子台のように多くの端子を高密度で有する場合には、測
温ブロックが相対的に大形であるため装着が困難になる
と言う課題があった。また基準接点補償の用途では、温
度センサの温度と端子温度を等しくする必要があり、両
者をなるべき近接させることが望まれていた。本考案は
このような課題を解決したもので、小型で端子温度との
偏差の少ない熱電対用端子台を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本考案は、端子金具10と、熱電対の基準接点の温度
を測定する温度センサ20と、隣接する端子との間に隔
壁を有し、この端子に端子金具が装着される端子盤本体
30とを有する熱電対用端子台において、次の構成とし
たものである。
【0005】即ち、端子盤本体30は前記温度センサを
収容する温度計測室36を続けて有する補償用端子3
5、外部の信号線が接続される端子34を有している。
補償用端子金具10は、この補償用端子と接触する導電
性材料よりなる矩形の平面部11、この平面部に設けら
れた熱電対の信号線がネジ止めされるネジ穴12、この
平面部の対向する二辺に設けられた、当該平面部を基準
に直角をなす係止部13、この係止部13の先端に設け
られ端子盤本体に装着された際係止する鉤状突起14、
この平面部の係止部を有する辺の一方に設けられた、前
記端子盤本体に装着された際に端子盤本体底部より突出
する突出導体部15、この平面部の係止部を有しない辺
の一方に設けられた弾性力を有するU字部16、このU
字部の底部に設けられたこのU字部の当接面18より狭
い幅を有する屈曲部17を一体に有している。温度セン
サ20は、このU字部16に挟まれた状態で当該温度計
測室36に収容され、この屈曲部の空隙より端子盤本体
底部に突出する端子を有している。
【0006】
【作用】本考案の各構成要素はつぎの作用をする。平面
部とネジ穴は熱電対信号線の接続を行うものであり、係
止部と鉤状突起は端子盤本体に補償用端子金具を装着す
るものである。突出導体部は他の機器に信号を伝送する
端子となる。U字部16と屈曲部により温度センサを挟
み、温度センサを基準接点と同一の温度にしている。
【0007】
【実施例】以下図面を用いて、本考案を説明する。図1
は本考案の一実施例を示す要部構成斜視図である。図に
おいて、端子盤本体30は樹脂などの絶縁性が高く成型
性の良好な材料よりなるもので、底面32には他のプリ
ント基板やコネクタが装着される。端子34は外部の信
号線が接続されるものであり、補償用端子35は熱電対
40の基準接点として使用されるもので、熱電対40の
圧着端子42がネジ44により接続されると共に温度セ
ンサ20が熱的に接続されている。温度計測室36は補
償用端子35の信号線接続部に連続して設けられたもの
で、温度センサ20が収容される。隔壁38は端子34
の間に設けられたもので、接続された信号線が隣接する
端子と短絡するのを防止している。端子34には通常の
端子金具50が取付けられ、補償用端子35には補償用
端子金具10が取付けられる。そこで、端子34や補償
用端子35には金具取付用の取付穴が設けられている。
補償用端子35や端子金具50は、導電性が良く、熱伝
導率も良く、剛性の高い材料、例えば金属が用いられて
いる。
【0008】図2は補償用端子金具10の詳細図で、
(A)は平面図、(B)は左側面図、(C)は正面図、
(D)は右側面図である。図において、平面部11は補
償用端子35と接触するもので、補償用端子35の形状
に合せて矩形になっている。ネジ穴12は平面部11に
設けられたもので、ネジ44により熱電対40信号線の
端部に設けられたの圧着端子42がネジ止めされる。係
止部13は平面部11の対向する二辺に設けらたもの
で、平面部11に対して直角方向に折り曲げられてい
る。鉤状突起14は係止部13の先端に設けられたもの
で、三又に分岐した係止部13の両側の部材外側に位置
している。鉤状突起14は補償用端子金具10を補償用
端子35に差し込んだとき、弾性作用により取付穴の径
まで狭められ裏面に達すると開放されて、裏面に係止す
るものである。突出導体部15は片方の係止部13の中
央部材を伸直したもので、底面32から突出する雄形端
子として用い、接続された信号線の信号を出力する。U
字部16は平面部11の係止部13を有しない辺の一方
に設けられたもので、ほぼ平面部11の辺の幅に見合っ
た幅の当接面18を有している。屈曲部17はU字部1
6の底部に設けられたもので、当接面18よりも狭い幅
とすることにより温度センサ20の端子が底面32側に
突出するのを可能にする。
【0009】温度センサ20は底面32側に露出する端
子を有するもので、U字部16に弾性的に挟まれて当接
面18と接触する。屈曲部17の空隙に端子を位置させ
た状態で、温度センサ20が収容されている。図3は端
子金具50の詳細図で、(A)は平面図、(B)は正面
図、(C)は側面図である。端子金具50は補償用端子
金具10からU字部16、屈曲部17及び当接面18を
取り除いたもので、平面部51、ネジ穴52、係止部5
3、鉤状突起54及び突出導体部55を有している。
【0010】図4は端子盤本体30の具体例を示す構成
図で、(A)は平面図、(B)はAのB−B断面図であ
る。ここでは4列の端子が配置されており、両外側には
一列11個、両内側には一列10個の端子が設けられて
いる。信号線の接続の便宜を考慮して、両内側に設けら
れた内側隔壁38aはB−B線に対して斜めになってお
り、両外側に設けられた外側隔壁38bは真っ直ぐにな
っている。通常の用途では、ほとんどの端子は許容され
る温度精度では同一と見なせるので、一つの端子温度を
測定すれば十分な基準接点補償が行える。そこで補償用
端子35は右内側最下部の端子を選定しており、補償用
端子金具10と温度センサ20が装着されている。この
様な端子盤は、例えば指示調節計に取付けられる。温度
を均一にするには、熱電対40の接続後に端子カバ―で
覆うと良い。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば熱
電対の接続される平面部と一体のU字部に温度センサを
装着しているので、基準接点と温度センサの温度は事実
上同一と見なせ、良い精度で熱電対の基準接点補償が行
える。また補償用端子35は一個の部品で、熱電対の接
続と温度センサの収容を兼用しており組立性が良いと言
う実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部構成斜視図であ
る。
【図2】補償用端子金具10の詳細図である。
【図3】端子金具50の詳細図である。
【図4】端子盤本体30の具体例を示す構成図である。
【符号の説明】
10…補償用端子金具 20…温度センサ 30…端子盤本体 40…熱電対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−117081(JP,U) 実開 平2−69735(JP,U) 実開 平2−80982(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端子金具と、熱電対の基準接点の温度を測
    定する温度センサ20と、隣接する端子との間に隔壁を
    有し、この端子に端子金具が装着される端子盤本体30
    とを有する熱電対用端子台において、 前記温度センサを収容する温度計測室36を続けて有す
    る補償用端子35、外部の信号線が接続される端子34
    を有する前記端子盤本体30と、 この補償用端子と接触する導電性材料よりなる矩形の平
    面部11、この平面部に設けられた熱電対の信号線がネ
    ジ止めされるネジ穴12、この平面部の対向する二辺に
    設けられた、当該平面部を基準に直角をなす係止部1
    3、この係止部13の先端に設けられ端子盤本体に装着
    された際係止する鉤状突起14、この平面部の係止部を
    有する辺の一方に設けられた、前記端子盤本体に装着さ
    れた際に端子盤本体底部より突出する突出導体部15、
    この平面部の係止部を有しない辺の一方に設けられた弾
    性力を有するU字部16、このU字部の底部に設けられ
    たこのU字部の当接面18より狭い幅を有する屈曲部1
    7を一体に有する補償用端子金具10と、 このU字部16に挟まれた状態で当該温度計測室36に
    収容され、この屈曲部の空隙より端子盤本体底部に突出
    する端子を有する前記温度センサ20と、 を具備することを特徴とする熱電対用端子台。
JP1991083512U 1991-10-15 1991-10-15 熱電対用端子台 Expired - Fee Related JP2555070Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991083512U JP2555070Y2 (ja) 1991-10-15 1991-10-15 熱電対用端子台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991083512U JP2555070Y2 (ja) 1991-10-15 1991-10-15 熱電対用端子台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0534540U JPH0534540U (ja) 1993-05-07
JP2555070Y2 true JP2555070Y2 (ja) 1997-11-19

Family

ID=13804543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991083512U Expired - Fee Related JP2555070Y2 (ja) 1991-10-15 1991-10-15 熱電対用端子台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2555070Y2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4540774B2 (ja) * 1999-10-22 2010-09-08 富士電機ホールディングス株式会社 端子台
KR101973037B1 (ko) * 2011-11-28 2019-08-20 대우조선해양 주식회사 온도 측정 시스템
KR101602187B1 (ko) * 2014-12-24 2016-03-10 한국항공우주산업 주식회사 열전대선 모듈
KR101811407B1 (ko) * 2016-05-03 2017-12-22 주식회사 오토닉스 온도 측정 장치
CN106197719B (zh) * 2016-08-09 2018-08-14 大连交通大学 一种用于测量瞬态切削温度的薄膜热电偶引线夹紧机构

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57117081U (ja) * 1981-01-13 1982-07-20
JPH0738835Y2 (ja) * 1988-11-14 1995-09-06 オムロン株式会社 温度測定装置
JPH0755833Y2 (ja) * 1988-12-09 1995-12-20 オムロン株式会社 温度補償素子内蔵コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0534540U (ja) 1993-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2914616B2 (ja) コネクタソケット
JP3132985B2 (ja) コンタクトにおける接続端子部構造
JP2001237009A (ja) フラット回路体用コネクタ
JP2935493B2 (ja) 熱電対用汎用コネクタ
JPH118025A (ja) 回路装置
JPH04319634A (ja) 温度センサ
JP3064874B2 (ja) コネクタプラグ
JP2555070Y2 (ja) 熱電対用端子台
JP3307758B2 (ja) 計器類の端子構造
US6530786B2 (en) Printed circuit board-connecting connector
JP3473361B2 (ja) 計器類の端子構造
JP2536470Y2 (ja) プリント基盤固定構造
JPH04138262A (ja) 画像ヘッド
JP3870769B2 (ja) コネクタ搭載構造
JP3079882B2 (ja) 温度補償装置
JPH0755833Y2 (ja) 温度補償素子内蔵コネクタ
JP3161317B2 (ja) パネル計器
JPS641623Y2 (ja)
JPH033967Y2 (ja)
JPS594262Y2 (ja) 測温ブロツク
KR200381014Y1 (ko) 엘씨디 패널 온도측정 센서 어셈블리
JPH0635391Y2 (ja) コネクタ
JP2596686Y2 (ja) 外部接続端子付きケース基板
JPH0737267Y2 (ja) シャーシとそのケース間の同軸コネクタ
JPH0214152Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees