JP3161317B2 - パネル計器 - Google Patents

パネル計器

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JP3161317B2
JP3161317B2 JP02225296A JP2225296A JP3161317B2 JP 3161317 B2 JP3161317 B2 JP 3161317B2 JP 02225296 A JP02225296 A JP 02225296A JP 2225296 A JP2225296 A JP 2225296A JP 3161317 B2 JP3161317 B2 JP 3161317B2
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宏 田村
茂 柴崎
穣 村山
孝幸 ▲はま▼田
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
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    • G09F13/04Signs, boards or panels, illuminated from behind the insignia
    • G09F13/0418Constructional details
    • G09F13/0422Reflectors
    • GPHYSICS
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    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、温度調節
計や温度指示計等のパネル計器に関し、小型化に適し、
正確な温度補償を行うことができるパネル計器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパネル計器は、図8に示される装
置が知られている。図において、1はケース、2は回路
基板で、ケース1に格納され、電極3を有している。4
は取付片で、回路基板2に突出して設けられ、温度セン
サ5が取り付けられている。6は端子金具で、ケース1
に設けられ、ネジ穴を有し、電極3と電気的に接続す
る。7は座金付きネジで、端子金具6のネジ穴にネジ止
めされる。このような装置は、特定の端子金具6に座金
付きネジ7により熱電対の端子(図示せず)が止めら
れ、温度センサ5の温度により端子金具6の温度として
温度補償が行われ、熱電対により温度測定を行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、技術進歩に伴
い、大型のパネル計器も小型化できるようになった。し
かし、パネル計器のケース1に設けられる端子の大きさ
は一定であり、ケース1の後端面の面積により制限を受
ける。このようなため、温度センサ5のスペースを設け
ることは、端子を設けるスペースを少なくするという問
題点があった。また、温度センサ5が測定する温度は、
実際の端子の温度と違うため、熱電対の温度測定の誤差
要因になっていた。
【0004】このような問題点を解決する方法として、
特開平7−209095号公報に開示される方法があ
る。これは、端子に接続する回路基板上に温度センサを
直接設け、端子の温度の測定を端子金具から行ってい
る。この方法では、発明者らが実験した結果では、温度
センサが回路基板に直接設けられるので、回路基板の温
度の影響を受け、実際の端子温度より2度以上も小さ
く、温度補償に誤差が生じてしまうという問題点があっ
た。そこで、本発明の目的は、小型化に適し、熱電対の
正確な温度補償を行うことができるパネル計器を実現す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケースと、こ
のケースに配置され、熱電対が接続される端子と、この
端子に電気的に接続し、前記ケースに格納される回路基
板と、前記端子の温度を測定する温度センサと、を有す
るパネル計器において、断熱材料で形成され、前記温度
センサを保持し、前記回路基板に取り付けられるホルダ
ーと、伝熱材料で形成され、前記ホルダーに前記温度セ
ンサを覆って熱的に接続し、固定すると共に、前記端子
と熱的に接続するカバーと、を具備することを特徴とす
るものである。
【0006】このような本発明では、ホルダーにより回
路基板からの熱が温度センサに伝熱することを防止す
る。そして、端子の熱がカバーを介して温度センサに伝
熱し、温度センサは温度を測定する。この温度センサが
感知する温度により熱電対の温度補償を行う。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を説明す
る。図1は本発明の一実施例を示した構成断面図で、端
子が設けられる部分を示している。図において、20は
ケース、21は取付け穴で、ケース20に貫通して複数
設けられ、対向する溝部22,23,ストッパー部材2
4,挿入溝25を有している。
【0008】30は端子で、ナット部材31,バネ部材
32,座金33,ネジ34からなり、熱電対を接続する
端子35が取り付けられ、取付け穴21に挿入されスト
ッパー部材24により保持される。ナット部材31は、
厚手の板材で概略コ字形に形成され、図2に示されるよ
うに、中間片31aとその両端に開放片31b,31c
を有している。ここで、図2の(a)は左側面図、
(b)は正面図、(c)は右側面図である。そして、開
放片31bから中間片31aに向かって切欠部31dが
形成されている。また、中間片31aにはネジ穴31e
が設けられている。
【0009】バネ部材32は、例えば銅のバネ板で概略
コ字形に形成され、内側にナット部材31を挟み、図3
に示されるように中間片32aとその両端に開放片32
b,32cを有している。ここで、図3の(a)は左側
面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。中間
片32aはネジ34が貫通する穴32dが設けられてい
る。開放片32b,32cは、それぞれ突起部32e,
32fを有し、突起部32e,32fが溝部22,23
に挿入され、取付け穴21から端子30が抜けることを
防止する。そして、開放片32cは概略U字状にコ字形
の内側に湾曲形成され、さらに先端が内側へ湾曲形成さ
れる。
【0010】40は回路基板で、ケース20に格納さ
れ、挿入溝25により端子30に導かれ、図4の組立説
明図に示されるように、搭載する回路(図示せず)に接
続する電極40a,40b,切欠部40c,貫通する穴
40d,40eを有する。電極40aは、バネ部材32
の開放片32cと電気的に接続する。
【0011】50はホルダーで、断熱材料、例えば、ポ
リフェニレンサルファイド樹脂などで形成され、温度セ
ンサ51を保持し、図5に示すように突起部50a,5
0b,50c,引掛部50d,穴部50e,スリット5
0fを有している。ここで、図5の(a)は上面図、
(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は右側面
図、(e)は底面図である。突起部50a,50bは、
それぞれ穴40d,切欠部40c,に挿入され、回路基
板40に対するホルダー50の位置を決める。引掛部5
0dは、穴40eに挿入し、ホルダー50を回路基板4
0に固定する。穴部50eは温度センサ51の配線51
aを上面から底面に導く。
【0012】52はカバーで、伝熱材料、例えば銅で形
成され、温度センサ51を湾曲形成された湾曲部52a
により覆って保持し、ホルダー50のスリット50fに
挿入され穴52bに突起部50cが挿入され、固定され
る。そして、ナット部材31の切欠部31dに導かれバ
ネ部材32の開放片32bと熱的に接続する。
【0013】このような装置の組立動作を図4を用いて
以下で説明する。温度センサ51の配線51aが、ホル
ダー50の穴部50eに挿入され、ホルダー50の上面
から底面に配線51aが導かれる。そして、カバー52
をホルダー50のスリット50fに挿入し、穴52bに
突起部50cを入れる。これによりカバー52がホルダ
ー50に固定され、温度センサ51がホルダー50に固
定される。そして、カバー52に温度センサ51をシリ
コンなどにより固定する。
【0014】ホルダー50の突起部50a,50b,引
掛部50dを、回路基板40の穴40d,切欠部40
c,穴40eに挿入する。これにより、引掛部50dが
回路基板40に引っ掛かりホルダー50を回路基板40
に固定する。温度センサ51の配線51aを回路基板4
0の電極40bに半田付けし、図6の組立完了状態にす
る。
【0015】そして、次に図1の状態にするために、図
1の左側から右側に挿入溝25に沿って回路基板40を
挿入する。これにより、回路基板40の電極40aにバ
ネ部材32の開放片32cが電気的に接続されると共
に、切欠部31dに導かれ、カバー52とバネ部材32
の開放片32bが熱的に接続される。これにより、端子
30の熱がカバー52を介して温度センサ51に伝熱す
る。この温度センサ51が感知する温度により、熱電対
の温度補償を行う。
【0016】このように、温度センサ51は、回路基板
40とはホルダー50により断熱しており、回路基板4
0の温度の影響を受けずに端子の温度を測定することが
できるので、熱電対の正確な温度補償を行うことができ
る。また、ホルダー50とカバー52とにより温度セン
サ51を固定するので、あたかも1つの部品として回路
基板40に取り付けることができる。このため、組立を
容易に行うことができる。そして、温度センサ51を端
子30の取り付けスペースに設けたので、ケース20に
端子を有効に設けることができ、パネル計器を小型化で
きる。
【0017】なお、実施例において、ナット部材31と
バネ部材32とを別にした構成を示したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、図7に示すように1つの
部材で構成してもよい。すなわち、端子金具60は、厚
板で概略コ字形に形成し、中間片60aとその両端に開
放片60b,60cを有している。中間片60aはネジ
61が取り付けられるネジ穴が設けられている。開放片
60cは、湾曲部60dを鍛造加工により薄肉化し湾曲
形成され、概略U字状にコ字形の内側に形成され、さら
に先端が内側へ湾曲形成される。これにより、回路基板
の電極に接触するために必要なバネ力を得る構成になっ
ている。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果があ
る。温度センサは、回路基板とはホルダーにより断熱し
ており、回路基板の温度の影響を受けずに端子の温度を
測定することができるので、熱電対の正確な温度補償を
行うことができる。
【0019】また、ホルダーとカバーとにより温度セン
サを固定するので、あたかも1つの部品として回路基板
に取り付けることができる。このため、組立が容易に行
うことができる。そして、温度センサを端子の取り付け
スペースに設けたので、ケースに端子を有効に設けるこ
とができ、パネル計器を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成断面図である。
【図2】ナット部材31の構成図である。
【図3】バネ部材32の構成図である。
【図4】組立動作の説明図である。
【図5】ホルダー50の構成図である。
【図6】組立完了時の構成図である。
【図7】端子の他の実施例を示した構成図である。
【図8】従来のパネル計器の概略構成図を示した図であ
る。
【符号の説明】
20 ケース 30 端子 40 回路基板 50 ホルダー 51 温度センサ 52 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲はま▼田 孝幸 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横 河電機株式会社内 (56)参考文献 実開 平5−52728(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01K 7/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、 このケースに配置され、熱電対が接続される端子と、 この端子に電気的に接続し、前記ケースに格納される回
    路基板と、 前記端子の温度を測定する温度センサと、を有するパネ
    ル計器において、 断熱材料で形成され、前記温度センサを保持し、前記回
    路基板に取り付けられるホルダーと、 伝熱材料で形成され、前記ホルダーに前記温度センサを
    覆って熱的に接続し、固定すると共に、前記端子と熱的
    に接続するカバーと、を具備することを特徴とするパネ
    ル計器。
JP02225296A 1995-10-27 1996-02-08 パネル計器 Expired - Lifetime JP3161317B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2017521684A (ja) * 2014-08-12 2017-08-03 オートニクス コーポレイション 熱電対の温度補償のための端子盤

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