JP2554962Y2 - 回転軸間結合部の変位計測用アダプター - Google Patents

回転軸間結合部の変位計測用アダプター

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JP2554962Y2
JP2554962Y2 JP3341593U JP3341593U JP2554962Y2 JP 2554962 Y2 JP2554962 Y2 JP 2554962Y2 JP 3341593 U JP3341593 U JP 3341593U JP 3341593 U JP3341593 U JP 3341593U JP 2554962 Y2 JP2554962 Y2 JP 2554962Y2
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JP
Japan
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sensor
fixture
axis
supported
flange
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JP3341593U
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智徳 益田
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Taihei Dengyo Kaisha Ltd
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Taihei Dengyo Kaisha Ltd
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の目的】
【0001】図3 に例示するように、多数の回転機器の
回転軸をタンデム結合して使用する場合、それらの回転
軸の接続にはそれぞれフランジa,b,c,dによって
いるのであるが、これらの回転軸のアラインメントの正
確さを保つことは機器の運転上きわめて重要である。従
って、機器の保守のためフランジの結合を開放し、一方
の回転軸を基準として他方の回転軸の偏心状態を点検
し、その軸支点の位置を修正する。そして、このような
点検作業および修正作業は何回も繰り返される。この点
検作業には図2に示すように、一方の軸のフランジに固
定した測長用センサーの可動触角を他方の軸のフランジ
の円周面に当接し、それらの二軸を徐々に相対的に回転
することにより、二軸間の偏心量を計測する。軸間結合
部と周囲のケーシング間のスペースが充分に広い場合は
このようにして計測の目的が達成されるのであるが、セ
ンサーの寸度は通常長いので、スペースが狭い場合セン
サーの取り付けが不可能である。
【0002】 この考案は、通常の測長用センサーを使用
し前記のスペースが充分に広い場合も、著しく狭い場合
にも自由に対応できるような便利な計測手段を提供する
のがその目的である。
【考案の構成】
【0003】 以下、図示の実施例によりこの考案を説明
すれば、この考案にかかる回転軸間結合部の変位計測用
アダプターはセンサー支持具1と、測長方向変換具2と
を組にしてなっている。
【0004】 図1および図2には一方の回転軸Aのフラ
ンジA1にセンサー支持具1が取り付けられている状態
が描かれているのであるが、センサー支持具1は第1の
固定具11と第2の固定具12とを有している。第1の
固定具11は図2のように、前記した状態において棒状
のセンサー3を回転軸Aの軸心(鎖線で示す)に軸直か
つ着脱自在に、フランジA1の前方において軸支するこ
とが可能である。また、第2の固定具12は図1のよう
に、前記の状態においてセンサー3を前記した軸心に平
行かつ着脱自在に軸支することが可能である
【0005】 なお、図示の例によれば、第1の固定具1
1はフランジA1に対する取付腕13から前方に伸びる
主腕14の先端に穿った割溝穴からなり、この割溝穴に
よりセンサー3を嵌合固定するようになっている。一
方、第2の固定具12は前記した主腕14の中間から下
方に伸びる副腕15に水平に穿った前記と同様な割溝穴
からなっているのであるが、これらの固定具11,12
の構造自体はこの考案を限定するものではない。
【0006】 つぎに、この考案によれば前記した測長方
向変換具2は可動桿23と、ブロック25と、バネ26
とを有している。可動桿23は前記した第1の固定具1
1により着脱自在に軸支可能なスリーブ21に遊嵌さ
れ、先端には触角22が形成されている。ブロック25
は可動桿23に固定されており、可動桿23に対する傾
斜面24を有している。また、バネ26はスリーブ21
とブロック25の間に介挿されている。
【0007】 なお、図示の例によれば、可動桿23の頂
端には引き上げ用のツマミ27がついており、ブロック
25は傾斜角45°の円錐台形をしているが、これらの
形状構造自体はこの考案を限定するものではない。
【0008】 また、この考案によれば、第1の固定具1
1に軸支させた場合のセンサー3の可動触角31および
同じく第1の固定具11に軸支させた場合の測長方向変
換具2の触角22はいずれも前記した回転軸Aの軸心
含む一平面内において、回転軸Aに接続される他方の回
転軸BのフランジB1の周面に当接することが可能でな
ければならない。
【0009】 さらに、この考案によれば、第2の固定具
12に軸支させた場合のセンサー3の可動触角31は、
第1の固定具11に軸支させた測長方向変換具2の傾斜
面24に前記した平面内において当接することが可能で
なければならない。
【0010】 すなわち、この考案は前記のようにしてな
るので、回転軸間結合部と周囲のケーシングとのスペー
スが非常に狭い場合、図1に示すように測長方向変換具
2をセンサー支持具1の固定具11に軸支させ、かつセ
ンサー3を固定具12に軸支させることにより、測長方
向変換具2の触角22が回転軸BのフランジB1の周面
に当接する一方、センサー3の可動触角31がブロック
25の傾斜面24に当接する。
【0011】 従って、回転軸A,Bを相対的に徐々に
転させたとき、それらの回転軸間に偏心があれば、その
偏心に起因する触角22の移動量はつぎの計算式により
直ちに計算できる。
【0012】なお、回転軸間結合部の周囲のスペースが
充分に広い場合は図2のようにセンサー3を固定具11
に軸支させて計測を行い得るのはもちろんである。
【考案の効果】かくしてこの考案によれば、回転軸間結
合部の周囲が非常に狭い場合でも、最も普及している寸
度の長いセンサーを使用し、繰り返して行わなければな
らない回転軸相互間の偏心量の計測を気軽に実行できる
ので、多軸タンデム結合による回転機器の保守の向上に
寄与するところが多大である。
【図面の簡単な説明】
【図3】多軸タンデム結合回転機器の一例のブロック図
【図1】この考案にかかるアダプターの一実施例のセン
サー支持具を回転軸間結合部に取り付けた一使用例の斜
視図
【図2】同じく他の使用例の斜視図
【符号の説明】
A,Bは回転軸、A1,B1はフランジ、1はセンサー
支持具、11は第1の固定具、12は第2の固定具、2
は測長方向変換具、21はスリーブ、22は触角、23
は可動桿、24は傾斜面、25はブロック、26はバ
ネ、3はセンサー、31は可動触角である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記のセンサー支持具1と測長方向変換具
    2とを組にしてなり、 前記センサー支持具1は一方の回転軸AのフランジA1
    に取り付けた状態において、フランジA1の前方に棒状
    のセンサー3を回転軸Aの軸心に軸直かつ着脱自在に
    支可能な第1の固定具11と、センサー3を前記軸心
    平行かつ着脱自在に軸支可能な第2の固定具12とを有
    し、 前記測長方向変換具2は第1の固定具11により着脱自
    在に軸支可能なスリーブ21に遊嵌しかつ先端に触角2
    2を形成した可動桿23と、可動桿23に固定しかつ可
    動桿23に対する傾斜面24を有するブロック25と、
    スリーブ21とブロック25間に介挿したバネ26とを
    有し、 前記第1の固定具11に軸支させた場合のセンサー3の
    可動触角31および、同じく前記第1の固定具11によ
    り軸支させた場合の測長方向変換具2の触角22はいず
    れも前記軸心を含む一平面内において、回転軸Aに接続
    される他方の回転軸BのフランジB1の周面に当接可能
    であり、 前記第2の固定具12に軸支させた場合のセンサー3の
    可動触角31は前記第1の固定具11に軸支させた測長
    方向変換具2の傾斜面24に前記平面内において当接可
    能である回転軸間結合部の変位計測用アダプター。
JP3341593U 1993-05-17 1993-05-17 回転軸間結合部の変位計測用アダプター Expired - Fee Related JP2554962Y2 (ja)

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JPH0684307U JPH0684307U (ja) 1994-12-02
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