JP2554553Y2 - 格子の取付構造 - Google Patents

格子の取付構造

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JP2554553Y2
JP2554553Y2 JP7828392U JP7828392U JP2554553Y2 JP 2554553 Y2 JP2554553 Y2 JP 2554553Y2 JP 7828392 U JP7828392 U JP 7828392U JP 7828392 U JP7828392 U JP 7828392U JP 2554553 Y2 JP2554553 Y2 JP 2554553Y2
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昌雄 平野
淳央 福井
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はガラスを収納した開口
枠の室内側に格子を後付けする、格子の取付構造に関す
るものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】上付子と
下付子及び縦付子とから方形状に組まれたフレーム内に
横格子と縦格子を架設して組み立てられた格子をガラス
を収納した開口枠の室内側に後付けする場合、格子はガ
ラス面の清掃の便宜等よりガラス面との間に距離を隔て
て設置されるが、通常は実公平3-54298号のようにフレ
ームの外法と開口枠の内法が一致しており、上付子と下
付子がそれぞれ上枠と下枠の内周面に突き当たった状態
で取り付けられるため下付子の背面とガラスとの間にゴ
ミや水が溜まり易くなっており、これらを排出するには
下付子を開口枠から取り外す必要がある。
【0003】この考案は後付けされる格子の従来の取付
構造に着目してなされたもので、ゴミや水の排出を考慮
した取付構造を提案しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案では開口枠の縦枠
の内周側に固定され、格子の縦付子を保持する縦枠アタ
ッチメントの下端位置にスペーサを設置し、このスペー
サ上に縦付子を載置して格子を開口枠に取り付けること
により、または縦付子の下端を下付子の下面から下方へ
突出させることにより下枠と下付子間にスリットを形成
し、下付子とガラス面間に溜まるゴミや水の排出を促
す。
【0005】スペーサは縦枠アタッチメントの内部に納
まり、縦枠アタッチメントの下端位置の下枠上に設置さ
れ、縦付子を支持することにより下付子の下面と下枠の
上面側の見込み片との間に下付子の全長に亘ってスリッ
トを形成する。縦付子の下端を下付子の下面から下方へ
突出させた場合は、この下端がスペーサと同様に下付子
を下枠から浮かせることにより下付子と下枠との間にス
リットを形成する。
【0006】下付子と下枠間に空間が形成され、下付子
の背面の空間と連通することにより下付子の背面に溜ま
るゴミや水は自然に、あるいは容易に排出され、下付子
を取り外す手間が解消される。
【0007】縦アタッチメントは内周側が開放した断面
形状をし、開口枠の縦枠の内周側に固定される。格子は
この縦枠アタッチメント内に縦付子が差し込まれ、その
下端がスペーサ上に載り、または突出する下端が直接下
枠上に載り、下枠に支持された状態で開口枠に取り付け
られる。
【0008】
【実施例】以下本考案を一実施例を示す図面に基づいて
説明する。
【0009】この考案は図7に示すように上下の上付子
3及び下付子4と両側の縦付子5,5とから方形状に組
まれたフレーム2内に横格子6と縦格子7を架設して組
み立てられた格子1をガラス8を収納した開口枠9の室
内側に後付けするもので、下付子3と下枠11間にスリッ
ト16を形成し、格子1の背面に溜まるゴミや水の排出を
容易にしたものである。
【0010】開口枠9の縦枠12,12の内周側には図2に
示すように内周側が開放した断面形状をする縦枠アタッ
チメント13,13が固定され、格子1は縦付子5,5がこ
の縦枠アタッチメント13,13内に差し込まれ、保持され
た状態で開口枠9に取り付けられる。格子1の下付子4
は図2,図4に示すようにその下面41と縦付子5の下端
が面一に,またはそれに近い状態に縦付子5に突き合わ
せられ、これに連結されている。
【0011】図1〜図4はスリット16を縦枠アタッチメ
ント13の下端位置に設置されるスペーサ14によって形成
した場合の実施例である。
【0012】スペーサ14は縦枠アタッチメント13の内部
に納まる大きさで、図1,図3,及び図7の一部拡大図
である図4に示すように各縦枠アタッチメント13の下端
位置の下枠11上に設置される。このスペーサ14上に格子
1の縦付子5と下付子4が載り、支持される。この両縦
枠アタッチメント13,13内に設置されるスペーサ14,14
によって下付子4の下面41と下枠11の上面側の見込み片
111 との間にスペーサ14の厚さに相当する幅のスリット
16が下付子4の全長に亘って形成される。スリット16、
すなわち下付子4と下枠11間の空間は図1に示すように
下付子4の背面とガラス8間の空間と連通し、下付子4
の背面の溜まるゴミや水は矢印で示すようにスリット16
から格子1の外側へ排出される。図5は格子1が開口枠
9の室内側の面より突出する場合の実施例を示してい
る。
【0013】図6は縦付子5の下端51を下付子4の下面
41から下方へ突出させ、上記実施例におけるスペーサ14
に代わり、縦付子5の下端51によってスリット16を形成
した場合の実施例を示したものである。
【0014】縦付子5の下端51は下枠11の見込み片111
上に直接載り、その下付子4からの突出長さだけ下付子
4が下枠11から浮き上がり、下付子4の下面41と下枠11
の見込み片111 との間に下付子4の全長に亘ってスリッ
ト16が形成される。
【0015】一方の縦枠アタッチメント13の内部のスペ
ーサ14上には図2,図4に示すように格子1の面内の横
方向の移動を規制するスペーサ15が設置され、他方の縦
枠アタッチメント13の内部には格子1をスペーサ15側へ
付勢するバネ17が固定されており、格子1はバネ17の変
形を利用し、横方向にけんどん式に建て入れられ、縦付
子5がスペーサ15に突き当たった状態で設置される。
【0016】上付子3と上枠10との間には図1に示すよ
うに格子1と開口枠9との間の製作誤差や、格子1の熱
膨張の吸収のためにクリアランスが設けられるが、上付
子3に上枠10に密着する気密材18が敷設されることによ
り外観上、クリアランスが塞がれ、上枠10からの光漏れ
の防止が図られる。
【0017】
【考案の効果】この考案は以上の通りであり、開口枠の
縦枠の内周側に固定され、格子を保持する縦枠アタッチ
メントの下端位置の下枠上にスペーサを設置し、このス
ペーサ上に縦付子を載置して、または縦付子の下端を下
付子の下面から下方へ突出させ、下付子を下枠から浮か
せた状態で格子を開口枠に取り付け、下枠と下付子間に
全長に亘ってスリットを形成したものであるため下付子
とガラス面間に溜まるゴミや水の排出を促し、あるいは
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】格子の開口枠への収納状態を示した縦断面図で
ある。
【図2】図1の横断面図である。
【図3】スペーサを設置する場合の、格子の開口枠への
取付時の様子を示した斜視図である。
【図4】下付子と縦付子の突合せ部分の、縦枠アタッチ
メントへの納まり状態を示した立面図である。
【図5】格子の開口枠への他の収納状態を示した縦断面
図である。
【図6】縦付子の下端を突出させた場合の、格子の開口
枠への取付時の様子を示した斜視図である。
【図7】開口枠と格子を示した室外側の立面図である。
【符号の説明】
1……格子、2……フレーム、3……上付子、4……下
付子、41……下面、5……縦付子、51……下端、6……
横格子、7……縦格子、8……ガラス、9……開口枠、
10……上枠、11……下枠、111 ……見込み片、12……縦
枠、13……縦枠アタッチメント、14……スペーサ、15…
…スペーサ、16……スリット、17……バネ、18……気密
材。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下の上付子3及び下付子4と両側の縦
    付子5,5とから方形状に組まれたフレーム2内に横格
    子6と縦格子7を架設して組み立てられた格子1をガラ
    ス8を収納した開口枠9の室内側に取り付けてなる格子
    の取付構造であり、格子1は開口枠9の縦枠12,12の内
    周側に固定され、内周側が開放した断面形状をする縦枠
    アタッチメント13,13内に両縦付子5,5が差し込ま
    れ、保持された状態で開口枠9に取り付けられ、各縦枠
    アタッチメント13の下端位置の下枠11上には縦枠アタッ
    チメント13の内部に納まるスペーサ14が設置され、この
    スペーサ14上に縦付子5が載置されており、下付子4の
    下面41と下枠11の上面側の見込み片111 との間には下付
    子4の全長に亘ってスペーサ14の厚さに相当する幅のス
    リット16が形成されていることを特徴とする格子の取付
    構造。
  2. 【請求項2】 上下の上付子3及び下付子4と両側の縦
    付子5,5とから方形状に組まれたフレーム2内に横格
    子6と縦格子7を架設して組み立てられた格子1をガラ
    ス8を収納した開口枠9の室内側に取り付けてなる格子
    の取付構造であり、格子1は開口枠9の縦枠12,12の内
    周側に固定され、内周側が開放した断面形状をする縦枠
    アタッチメント13,13内に両縦付子5,5が差し込ま
    れ、保持された状態で開口枠9に取り付けられ、縦付子
    5の下端51は下付子4の下面41から下方へ突出してお
    り、下付子4の下面41と下枠11の上面側の見込み片111
    との間には下付子4の全長に亘って縦付子5の下端51の
    下付子4からの突出長さに相当する幅のスリット16が形
    成されていることを特徴とする格子の取付構造。
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