JP2554173B2 - 鋼板板継裏当圧着装置 - Google Patents

鋼板板継裏当圧着装置

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JP2554173B2
JP2554173B2 JP1243606A JP24360689A JP2554173B2 JP 2554173 B2 JP2554173 B2 JP 2554173B2 JP 1243606 A JP1243606 A JP 1243606A JP 24360689 A JP24360689 A JP 24360689A JP 2554173 B2 JP2554173 B2 JP 2554173B2
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淳児 ▲吉▼田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、船体外板の突合わせ板継片面溶接作業に好
適な鋼板板継裏当圧着装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、船舶の建造における船体外板等鋼板の突合わせ
板継片面溶接を行うにあたっては、継手部の裏側に溶接
線全長にわたって裏当材を当て、中央に押付ねじを備え
左右にマグネットを有するクランプ治具を溶接線に沿い
適宜間隔を存して多数配置し、裏当材を鋼板継手部裏側
に圧着している。
しかしながら、このような裏当材圧着方法では、多数
のクランプ治具を上向き作業で着脱することは困難であ
るとともに、クランプ治具の着脱作業及び収納作業等に
多くの作業時間を要し、作業効率が甚だ悪い。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもの
で、多数のクランプ治具及びその着脱作業が不要となっ
て裏当材圧着作業効率が向上し、かつ圧着力が均一化す
るとともに圧着力の強さが容易に変更でき圧着性能が向
上する鋼板板継裏当圧着装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明は、上縁の前後にそれぞれ左右1対
のマグネット車輪を軸支した本体フレームと、上記本体
フレームの中央部にシリンダーにより裏当材に向け昇降
可能に支持され複数個のローラーが並設された圧着ロー
ラー板と、上記本体フレームから上方に突出し上記裏当
材を巾方向に挾む1対のセンサー棒及び同センサー棒の
左右移動を検出するセンサーポテンショメーターと、上
記前部のマグネット車輪の方向を変える操舵軸に連結さ
れるとともに上記センサーポテンショメーターに電気的
に接続された舵角ポテンショメーターと、上記マグネッ
ト車輪の1対を駆動するサーボモーターと、上記舵角ポ
テンショメーターの出力に応じ前部のマグネット車輪の
操舵をするギヤドモーターとを具えたことを特徴とす
る。
〔作用〕
本発明装置においては、マグネット車輪で鋼材裏面に
吸着走行する本体フレームの中央部に昇降可能に支持さ
れている圧着ローラー板が、シリンダーにより押上げら
れて裏当材に押付けられそれを圧着する。またマグネッ
ト車輪はサーボモーターにより走行速度にむらがなく定
速度で走行して、走行に伴い裏当材巾を1対のセンサー
棒で検出し、センサーポテンショメーターと舵角ポテン
ショメーターの連動により、常に裏当材を倣い走行す
る。
〔実施例〕
本発明鋼板板継裏当圧着装置の一実施例を図面につい
て説明すると、第1図はその上面図、第2図は第1図の
II−IIに沿った側面図、第3図は同上におけるセンサー
棒及びセンサーポテンショメーターの斜視図、第4図は
同上における舵角ギヤドモーター及び舵角ポテンショメ
ーターの斜視図、第5図はこの装置の走行要領の説明図
である。
第1図〜第4図において、1は突合わせ板継片面溶接
される鋼板の継手部の裏側に溶接線全長にわたって当て
られる裏当材で、継手部開先に応じた適宜巾を有し鋼板
裏面にテープ等で軽く張付けられている。
この裏当材1を下側から圧着するのが本発明圧着装置
で、上部開口の長方箱形の本体フレーム2の上縁には、
前部に左右1対の遊動マグネット車輪3,後部に左右1対
の駆動マグネット車輪4がそれぞれ軸支され、中央部に
は圧着ローラー板5が配設されている。しかしてこの圧
着ローラー板5は、長方箱形のフレーム6とその上縁に
並設された複数個の小径ローラー7から構成されてお
り、フレーム6の下部は本体フレーム2に固定された平
行リンク8に支持され、この平行リンク8の上端は本体
フレーム2の底板上に設置されているエアシリンダー9
に連結されている。
上記駆動マグネット車輪4の車輪軸4′は、駆動ベル
ト10,ベベルギヤ対11及び減速機12を介して走行用のサ
ーボモーター13に連結されている。また上記遊動マグネ
ット車輪3の車輪軸3′は、本体フレーム2に固定の軸
受14に支承された竪方向の操舵軸15に連結されており、
その操舵軸15は操舵減速機16,ギヤ対17及び減速機18を
介して操舵用のギヤドモーター19に連結されている。
更に遊動マグネット車輪3の直ぐ後方位置において本
体フレーム2に固定された水平のスライドシャフト20
に、センサー本体21が横スライド自在に支持されるとと
もに、このセンサー本体21の上端から1対のセンサー棒
22が裏当材1を巾方向に挾むように突出しており、また
センサー本体21にはセンサーポテンショメーター23が付
設され、その下部連結のピニオン24が本体フレーム2に
固定のラック25と噛合している。
一方上記マグネット車輪3に連結の操舵軸15の中間部
に取付けられたギヤ対26に舵角ポテンショメーター27が
連結され、この舵角ポテンショメーター27と上記センサ
ーポテンショメーター23とが電気的に接続され、舵角ポ
テンショメーター27から偏差信号を上記ギヤドモーター
19へ出すようになっており、かつ両ポテンショメーター
23,27はセンサー本体21が本体フレーム2の横方向中央
で零ボルトにセットしておく。
なお本体フレーム2の前後の上縁外側には、脱着金具
28が枢着されており、下端に脱着レバー29を挿入して外
方へ回動することにより上端が鋼板を押上げるようにな
っている。また本体フレーム2の後下部外側には動力及
び制御用ケーブル30が接続されている。
このような装置において、鋼板の継手部裏側に配置の
図示せざる昇降式作業台に本体フレーム2を載せ、1対
のセンサー棒22が裏当材1を巾方向に挾むように本体フ
レーム2を上昇させるとともに、エアシリンダー9を作
動させ、平行リンク8を介して圧着ローラー板5を押上
げて裏当材1を圧着する。
この状態で、図示せざる溶接ヘッドの走行と同期する
ようにサーボモーター13を作動すると、駆動マグネット
車輪4が駆動して本体フレーム2が溶接線に沿い走行
し、圧着ローラー板5は小径ローラー7が回転しながら
裏当材1の溶接進行位置を圧着する。本体フレーム2の
走行に伴いセンサー棒22すなわちセンサー本体21が、第
5図(A)の中正位置から、(B),(C)の左右どち
らかに±e移動すると、センサーポテンショメーター23
の位相が変化して舵角ポテンショメーター27との間に位
相ずれが生じ、それにより舵角ポテンショメーター27に
変位電圧が生じてそれがギヤドモーター19に送られ、同
ギヤドモーター19は舵角ポテンショメーター27とセンサ
ーポテンショメーター23との位相が合うようすなわち変
位電圧を零にするように、ギヤ対17,操舵減速機16を介
して操舵軸15を±α゜回動させ、遊動マグネット車輪3
の方向を変える。
溶接線全長にわたり本体フレーム2が走行し終わった
ときは、前後の脱着金具28を脱着レバー29により回動さ
せ、脱着金具28の上端が鋼板を押上げる反作用により遊
動マグネット車輪3及び駆動マグネット車輪4の鋼板に
対する吸着が解除して脱着する。
かくしてこの装置によれば、本体フレーム2の中央部
に設置した圧着ローラー板5を裏当材1に押当て、駆動
マグネット車輪4の駆動で走行することにより、効率よ
く適確に裏当材1を鋼板継手裏面に圧着することがで
き、エアシリンダー9の圧力調整により適宜の押圧力を
しかも均一に作用させることができる。
また本体フレーム2の走行はサーボモーター13により
むらなく定速度で行うことができ、更にセンサー棒22の
左右移動に応じたセンサーポテンショメーター23と舵角
ポテンショメーター27の連動により、常に正しく裏当材
1を倣うことができる。
〔発明の効果〕
要するに本発明によれば、上縁の前後にそれぞれ左右
1対のマグネット車輪を軸支した本体フレームと、上記
本体フレームの中央部にシリンダーにより裏当材に向け
昇降可能に支持され複数個のローラーが並設された圧着
ローラー板と、上記本体フレームから上方に突出し上記
裏当材を巾方向に挾む1対のセンサー棒及び同センサー
棒の左右移動を検出するセンサーポテンショメーター
と、上記前部のマグネット車輪の方向を変える操舵軸に
連結されるとともに上記センサーポテンショメーターに
電気的に接続された舵角ポテンショメーターと、上記マ
グネット車輪の1対を駆動するサーボモーターと、上記
舵角ポテンショメーターの出力に応じ前部のマグネット
車輪の操舵をするギヤドモーターとを具えたことによ
り、多数のクランプ治具及びその着脱作業が不要となっ
て裏当材圧着作業効率が向上し、かつ圧着力が均一化す
るとともに圧着力の強さが容易に変更でき圧着性能が向
上する鋼板板継裏当圧着装置を得るから、本発明は産業
上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明鋼板板継裏当圧着装置の一実施例の上面
図、第2図は第1図のII−IIに沿った側面図、第3図は
同上におけるセンサー棒及びセンサーポテンショメータ
ーの斜視図、第4図は同上における舵角ギヤドモーター
及び舵角ポテンショメーターの斜視図、第5図はこの装
置の走行要領の説明図である。 1……裏当材、2……本体フレーム、3……遊動マグネ
ット車輪、3′……車輪軸、4……駆動マグネット車
輪、4′……車輪軸、5……圧着ローラー板、6……フ
レーム、7……小径ローラー、8……平行リンク、9…
…エアシリンダー、10……駆動ベルト、11……ベベルギ
ヤ対、12……減速機、13……サーボモーター、14……軸
受、15……操舵軸、16……操舵減速機、17……ギヤ対、
18……減速機、19……ギヤドモーター、20……スライド
シャフト、21……センサー本体、22……センサー棒、23
……センサーポテンショメーター、24……ピニオン、25
……ラック、26……ギヤ対、27……舵角ポテンショメー
ター、28……脱着金具、29……脱着レバー、30……動力
及び制御用ケーブル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上縁の前後にそれぞれ左右1対のマグネッ
    ト車輪を軸支した本体フレームと、上記本体フレームの
    中央部にシリンダーにより裏当材に向け昇降可能に支持
    され複数個のローラーが並設された圧着ローラー板と、
    上記本体フレームから上方に突出し上記裏当材を巾方向
    に挾む1対のセンサー棒及び同センサー棒の左右移動を
    検出するセンサーポテンショメーターと、上記前部のマ
    グネット車輪の方向を変える操舵軸に連結されるととも
    に上記センサーポテンショメーターに電気的に接続され
    た舵角ポテンショメーターと、上記マグネット車輪の1
    対を駆動するサーボモーターと、上記舵角ポテンショメ
    ーターの出力に応じ前部のマグネット車輪の操舵をする
    ギヤドモーターとを具えたことを特徴とする鋼板板継裏
    当圧着装置。
JP1243606A 1989-09-20 1989-09-20 鋼板板継裏当圧着装置 Expired - Lifetime JP2554173B2 (ja)

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