JP2554120B2 - ターンテーブル装置 - Google Patents

ターンテーブル装置

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JP2554120B2
JP2554120B2 JP63068326A JP6832688A JP2554120B2 JP 2554120 B2 JP2554120 B2 JP 2554120B2 JP 63068326 A JP63068326 A JP 63068326A JP 6832688 A JP6832688 A JP 6832688A JP 2554120 B2 JP2554120 B2 JP 2554120B2
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    • G11B17/0282Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation by means provided on the turntable

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁気的に吸引可能な部分を具え、ほぼ円筒
形の外壁および中心心決め孔を有する中心ハブを設けた
平坦な丸い情報ディスクを回転軸線の回りに心決めし、
磁気的にクランプし、作動位置で回転させるターンテー
ブル装置であり、前記回転軸線を横切って延在するター
ンテーブル装置に関するものである。
この形式のターンテーブル装置は、本願人によるヨー
ロッパ特許出願第117576号および第118146号に記載され
ている。ターンテーブル装置は例えばディスク押え手段
などの他の手段を必要としないで情報ディスクを良好に
心決めおよびクランプすることができることが望まし
い。例えばモータスピンドルの端部を構成する心決め部
材を精密に加工しまたハブの中心孔を精密に加工するこ
とにより現在使用されている加工技術により釈放すべき
正確な嵌合が可能となり、例えば光情報ディスクで動作
するシステムなどの現代の情報ディスクシステムに課せ
られる厳しい偏心度条件を満足することができる。ハブ
およびターンテーブルの装置の双方は軸線方向の寸法が
僅かであることが必要である。更に、ターンテーブル装
置を具える装置の取付高さが必要以上に大きくならない
ことが重要である。ターンテーブル装置および上述の形
式の情報ディスクは、情報ディスクをカセットに収容
し、情報ディスクをカセットハウジング内で回転させな
ければならないシステムに好適である。カセットは装置
の前面の溝孔状開口に挿入し、その後に駆動手段および
情報ディスクを互いに連係動作させなければならないこ
とがよくある。この場合、情報ディスクおよびターンテ
ーブル装置を互いに接近し合う方向に軸線方向に僅かに
移動することが必要である。情報ディスクにハブを使用
することはカセットハウジング内の情報ディスクとター
ンテーブル装置との間の距離が少なくとも部分的にハブ
により既にブリッジされるという利点がある。
しかし、このターンテーブル装置および他のターンテ
ーブル装置の欠点は、情報ディスクとターンテーブル装
置とが互いに軸線方向に移動する前にユーザーが情報デ
ィスクをターンテーブルの上方の比較的正確な中心位置
に位置決めしておかない限り情報ディスクとターンテー
ブル装置との間の正確な連係動作が得られないという欠
点がある。これは、情報ディスクのハブとターンテーブ
ルとの間に発生する比較的大きな軸線方向の磁気力が相
当大きな摩擦力を引き起こす程大きな垂直力を発生し、
情報ディスクが中心位置に半径方向移動するのを阻止す
る。
本発明の目的は、高い自己心決め能力のあるターンテ
ーブル装置を得るにある。このことは、たとえば情報デ
ィスクがターンテーブル上に比較的偏心位置に載置され
たとしても他に外部力を加えることなく自動的に心決め
され、適正にクランプされるようターンテーブル装置を
構成することを意味する。上述の目的を達成するため本
発明ターンテーブル装置は、前記回転軸線(16)を横切
って延在するターンテーブル底部(19)および同軸状の
円筒形のターンテーブル壁(20)を有し、このターンテ
ーブル壁(20)には情報ディスクを支持する支持端縁
(29)を設け、前記ターンテーブル底部およびターンテ
ーブル壁により前記情報ディスク(3)のハブ(7A,7
B)に掛合するための位置決め空間(21)を形成するタ
ーンテーブル(18)と、 前記位置決め空間(21)の中心に配置し、前記情報デ
ィスクの心決め孔(17A,17B)に掛合可能であり、完全
に心決めされていない状態の情報ディスクの心決め孔
(17A,17B)の壁に掛合しうる予心決め面(23)を有す
る予心決め部分を具える遊端を設けた同軸状の心決め部
材(22)と、 前記ハブの磁気的に吸引可能な部分と空隙を介して連
係動作するよう前記ターンテーブルの底部に設けた磁気
的クランプ手段(24,25)と、 前記位置決め空間(21)に配置して前記ターンテーブ
ル壁(20)により包囲させる心決めリング(26)であっ
て、ターンテーブル底部から遠い側の端面にターンテー
ブル壁の支持端縁(29)の近傍の外周縁からターンテー
ブル底部に向って内方に傾斜する環状摺動面(27)を設
けたプラスチック製の心決めリング(26)とを具え 前記各部分の寸法、磁気手段の磁界強さ、情報ディス
クの心決め中に互いに掛合するハブ(7A,7B)およびタ
ーンテーブル装置(8)の材料の摩擦係数は、心決め部
材(22)の予心決め面(23)が情報ディスクの心決め孔
(17A,17B)に掛合する位置に情報ディスク(3)が達
したとき、情報ディスクのハブの外壁(28A,28B)が摺
動面(27)上に載置し、情報ディスクが磁気力の作用の
下に作動位置に自動的に移動することができ、前記磁気
力が心決め孔(17A,17B)の端縁を心決め部材(22)の
予心決め面(23)に沿って摺動させ、ハブ(7A,7B)の
端縁を摺動面(27)に沿って摺動させることができるも
のに選択したことを特徴とする。
このように、材料、摩擦係数、磁気力および形状を適
当に選択することにより、ターンテーブル装置上に極め
て偏心させた状態で装置する情報ディスクは少なくとも
ハブの心決め孔における心決め部材の容認しうるクリア
ランスにもかかわらず、磁気力により所要位置に自動的
に移動することができる。本発明の利点は、特に情報デ
ィスクを挿入溝孔に挿入した後はユーザーがディスクに
アクセスできない装置にターンテーブル装置を使用する
ときに明らかになる。情報ディスクはカセットハウジン
グ内に比較的大きなクリアランスで配置するが、ターン
テーブル装置に対して正確な位置をとることができる。
必要条件は、情報ディスクのハブを最大限容認できる偏
心度の範囲内で配置するようカセットハウジングを装置
内に位置決めすることである。本発明によりターンテー
ブル装置により得られるこの範囲の実質的大きさにより
カセット内の情報ディスクとの適正な連係動作が得られ
る。
上述したように、ターンテーブル装置および情報ディ
スクを互いに連係動作させるのに軸線方向に僅かな移動
のみが必要であれば好ましい。
この点で好ましい実施例においては、心決め部材の遊
端を摺動面の上端縁よりもターンテーブル底部に接近さ
せて配置する。このことは、貫入深さが僅かであること
を意味し、僅かな軸線方向移動が適切であることを意味
する。しかし、このことは極めて重要な他の利点であ
る。この実施例によるターンテーブル装置においては、
ハブの心決め孔の内側に心決め部材が位置していない偏
心状態で情報ディスクがターンテーブ装置に配置された
ときでも磁気力の作用の下でターンテーブルに対する情
報ディスクの自動心決めを得ることができる。この理由
は、ターンテーブル装置に対する情報ディスクの傾斜状
態により、ディスクがターンテーブルの中心に指向する
力の成分を受けるよう磁気力が作用するためである。
好適なターンテーブル装置においては、心決め壁を円
筒形のターンテーブル壁により囲まれたプラスチックリ
ングにより構成する。このようなリングは容易に製造す
ることができる。情報ディスクのハブに使用される材料
との組合せによりこのリングは比較的低摩擦係数が得ら
れる。
本発明の他の実施例においては、前記磁気的クランプ
手段は、複数個の互いに同一の軸線方向に磁化した永久
磁石と、ターンテーブル底部に固着した軟磁性リングと
を有するものとして構成し、前記ターンテーブルにホル
ダを連結し、このホルダには互いに等間隔離して円状に
配列して前記軟磁性リングの上に配置する永久磁石の寸
法に対応する複数個の窪みを設け、前記永久磁石を前記
窪みに取付け、磁気クランプ力により軟磁性リングに連
結する。この実施例の利点は、異なる数の永久磁石が必
要な場合に同一の永久磁石を異なるターンテーブル装置
に使用できる点である。永久磁石は窪み内に単に落と込
むことによって取付けることができ、取付けは迅速に行
える。効果的な磁気作用のために、永久磁石は軸線方向
に磁化し、互いに隣接する窪みにおいて交互に磁化方向
が逆向きになるよう取付けるとよい。好適な実施例にお
いては、心決め壁およびホルダは単一のプラスチック部
分をなすよう一体に形成する。
次に、図面につき本発明の好適な実施例を説明する。
第1および3図に示すカセットは本願人によるオラン
ダ国特許出願第8603060号(未公開)に記載のカセット
である。カセットは、第1カセット部分1と第2カセッ
ト部分2とを有し、これら部分を組合せて情報ディスク
3のための箱形エンクロージャを構成する。このディス
クはカセット内で若干のクリアランスを有し、これによ
り摺動自在のシャッタ4が開いた後には適当な手段によ
りカセット内で回転することができる。シャッタ4は壁
に設けた溝孔を露出させることができ、このとき駆動ス
ピンドルが情報ディスクに掛合し、また書込みおよび/
または読取手段例えば磁気ヘッドまたは光学ヘッドを回
転する情報キャリヤの近傍に配置することができる。
情報ディスク3は、駆動手段に対向する第1側面3A
と、反対側の第2側面3Bとを有する。更に情報ディスク
は2個のディスク5A,5Bを設ける。これら2個のディス
クは、透明プラスウチックにより形成し、それぞれ情報
面6A,6Bを有する。このディスクは光学的に読取りかつ
書込むことができる記録可能情報ディスクとする。情報
表面は光変調層でカバーする。2個のディスクは中心部
および周縁部のみで互いに接触する。中心部において、
中心孔をディスクの双方に貫通させて形成する。
情報キャリヤ3の心決めおよびクランプのため、ハブ
を設け、このハブは各ディスク用の2個のハブ7A,7Bの
組合せとみなすことができる。これらハブは情報ディス
クをリターンテーブル装置8上に心決めしまたクランプ
する作用を行う。これらハブには、情報ディスクの中心
孔の内壁に掛合してハブをディスクの中心軸線10(破線
で示す)に対して心決めする第1心決め手段9A,9Bを設
ける。更にハブには、ハブおよび情報キャリヤをターン
テーブル装置に対して心決めするための第2心決め手段
11A,11Bを設ける、各ハブの情報キャリヤの側にはフラ
ンジ状部分12A,12Bを設ける。
第1心決め手段9A,9Bはそれぞれ弾性リム13A,13Bを有
し、これら弾性リムは情報キャリヤ(ディスク)の中心
孔の内壁に弾性的に作用し、心決めを行うとともにクラ
ンプ手段としても機能し、情報ディスクの対向側面が掛
合するよう各ハブのフランジ状部分に予張力を与える。
リム13A,13Bは、それぞれ断面がフック状のフック状端
部14A,14Bを有する。フック状端部14Aはディスク5Bの背
面に掛合し、フック状端部14Bはディスク5Aの背面に掛
合する。
リム13Aは単一一体プラスチック部分15Aの一部をな
す。同様にリム13Bは単一一体プラスチック部分15Bに属
する。リム13Aはほぼ軸線方向に突出し、フランジ状部
分12Aの端縁から若干の距離に配置し、これらリムは、
一体部分の軸線の近傍に位置する部分に軸線10に沿って
指向する力を加えることにより端部位置に向けて軸線方
向に移動することができる。組合せた状態では弾性リム
13Aはフランジ状部分の弾性により常に張力を受ける。
同様に、一体部分15Bは変形可能なフランジ状部分12Bお
よびリム13Bを有し、組合せた状態では常に張力を発生
する。このようにして2個のディスク5A,5Bをハブによ
って互いに引き寄せ合い、2個の組合せ状態に保持す
る。各ハブ7A,7Bは上記心決め手段11A,11Bにより構成さ
れる磁化可能クランプリングを有する。これら心決め手
段はそれぞれ一体部分15A,15Bとディスク5A,5Bとの間に
別個の部分としてクランプする。
ターンテーブル装置(第3および4図参照)は、情報
ディスク3を心決めし、磁気的にクランプし、また作動
位置で回転軸線16の回りに回転させる作用を行う。第2
心決め手段11A,11Bは、情報ディスクをターンテーブル
装置に磁気的にクランプするために磁気的に吸引可能な
金属とする。ハブ7A,7Bはほぼ円筒形の外壁を有し、一
体部分15A,15Bの各々には個別の中心心決め孔17A,17Bを
金属スリーブ18A,18Bにそれぞれ形成して設ける。原理
的に心決め孔17A,17Bは同軸状にはなっていない。即ち
情報ディスク3は2個のディスク5A,5Bから組立てたも
のであり、これらディスク5A,5Bを互いにかつ一体部分1
5A,15Bを心決めするものに対して固定するためである。
しかし、実際上この差は図面では示すことができない程
小さいものである。よって適宜上、2個の心決め孔は共
通軸線10を有するものとする。
ターンテーブル装置8は、回転軸線16を横切る方向に
延在する、ターンテーブル底部19と、同軸上の円筒形の
ターンテーブル壁20とを設けたターンテーブル18を有す
るものとする。このターンテーブルは適当な安定性のあ
る形状保持材料、例えば亜鉛合金のような金属により構
成する。ターンテーブル底部および円筒形ターンテーブ
ル壁はともに情報キャリヤのハブ7A,7Bに掛合する位置
決め空間21を形成する。同軸状の心決め部材22を空間21
の中心に配設する。この心決め部材は情報キャリヤの心
決め孔17A,17Bに掛合することができる。心決め部材の
遊端には、第3図に示すような完全に心決めされていな
い状態にある情報キャリヤの心決め孔17A,17Bに掛合す
ることができる予心決め面23を設ける。ターンテーブル
装置には、更にターンテーブルの底部において磁気クラ
ンプ手段24,25を設け、この手段は空隙を介して情報キ
ャリヤの磁気的吸引可能部分11A,Bと連係動作するよう
構成する。
位置決め空間21の周縁に心決め壁26を配設する。この
心決め壁のターンテーブル底部19から遠い方の側面には
ターンテーブル底部に向って外周縁から内方に傾斜する
環状摺動面27を設ける。これら種々の部分の寸法、磁気
手段の磁界強度、並びにハブ7A,7Bおよび情報キャリヤ
の心決め中に互いに掛合するターンテーブル装置の材料
の摩擦係数は、一旦情報キャリヤ3が第3図に示す位置
(心決め部材22の遊端が情報キャリヤの心決め孔17a,17
Bに掛合する)に達した後には、情報ディスクのハブの
外壁28A,28Bが摺動面27の上方に位置し、情報ディスク
が磁気力の作用の下に作動位置に自動的に移動するよう
に選択する。これらの力は同時に作用して心決め孔17A,
17Bの端縁を心決め部材22の予心決め面23に沿って摺動
させ、またハブ7A,7Bの端縁を摺動面27に沿って摺動さ
せる。第3図に示す状態では、情報キャリヤ3の磁気力
の作用の下に左方に移動する。心決め部材22が心決め孔
17Aに掛合したとき作動位置に達し、このとき軸線10が
ターンテーブル装置の回転軸線16に一致し、ディスク5A
はターンテーブル18の円筒形の壁20の上端縁29に休止す
る。この状態を第4図に示す。
第4図から明らかなように、心決め部材22の遊端は摺
動面27の状端縁よりもターンテーブル底部19の方に接近
している。このレベルの違いは心決め部材22の先端が情
報キャリヤの心決め孔の内側にほとんど位置するが、完
全に位置していないとき情報キャリヤはターンテーブル
装置に対して傾斜状態をとり、磁気力の作用の下で心決
め方向に自動的に移動するよう作用する。これら手法に
より良好な自動心決め作用を生じるとともに、心決め部
材のみが情報キャリヤのハブに僅かな距離貫入すること
が得られる。従って、ターンテーブル装置に対する情報
ディスクの最小軸線方向移動で第4図に示す作動位置が
得られる。
心決め壁26は、円筒形のターンテーブル壁20によって
囲まれるプラスチックリングによって構成する。摺動面
27の上端縁は、ターンテーブル壁20の上端縁29よりも僅
かに下方に位置し、これにより第4図の作動位置におい
て情報キャリヤ3が上端縁29によって確実に支持される
ことになる。このことが回転軸線16に直交してターンテ
ーブル上にディスクを正確に位置決めするのを保証す
る。
磁気クランプ手段24は、第5図に示すように互いに同
一の複数個の磁化永久磁石を有する。磁気クランプ手段
は、例えば接着または他の適当な方法でターンテーブル
底部19に取付けた軟磁性リング25を有する。磁石をホル
ダ31の窪みに取付け、このホルダ31はターンテーブル18
に連結する。この目的のため、ホルダには永久磁石と同
一寸法の窪みを形成し、これら窪みを互いに当間隔離し
て円形状に配列し、永久磁石が軟磁性リング25上に位置
するようにする。永久磁石はN−S指向が交互に上向
き、下向きとなるようにホルダに取付ける。軟磁性リン
グ25はターンテーブル底部19に対向する側面で磁束ライ
ンを短絡する。永久磁石の上側は、第4図に示すように
空隙32を介して磁気的に吸引可能なリング11Aまたは11B
と連係動作する。永久磁石は軟磁性リングに両者間の磁
気クランプ力でのみ連結するが、例えば接着などの適当
な方法で補強的にリングに連結することもできる。
心決め壁26およびホルダ31は単一のプラスチック部分
に属する。第5図において垂直方向に見てわかるように
この部分には、中心に配置した複数個の弾性突出部33を
設け、これら突出部33を溝孔34により互いに分離する。
取付け中に突出部33は軸線方向に変形し、ターンテーブ
ル18の環状カラー35の下側に掛合し、これによりプラス
チック部分をターンテーブルに連結する。
第3および4図に示す情報キャリヤおよびターンテー
ブル装置の組合せは実際に組立て試験を行っている。情
報キャリヤは直径130mm、厚さ2.8mとした。ハブは直径2
5mm、厚さ2.2mmとした。ハブの中心孔は4.004〜4.012mm
の間の直径とした。ハブと永久磁石との間の動作位置に
おける空隙は0.2mmとした。磁気的吸引リングはDIN1744
0規格の16%のクロム、1%のマンガン、1%のケイ
素、0.1%の炭素を含有するステンレス鋼により形成し
た。中心孔を有する金属スリーブはDIN規格の18%クロ
ム、8%のニッケル、2%のマンガンを含有するステン
レス鋼により形成した。ターンテーブル装置の心決め部
材の直径は3.998〜4.000mmとした。プラスチック部分の
摺動面はポリアセタル(polyacetal)により形成し、回
転軸線に対して20゜の角度を付けた。心決め部材の遊端
はターンテーブルの支持端縁よりも0.4mm下方にくるよ
うに配置し、予心決め面は120゜の頂角を有する円錐面
に構成した。
永久磁石は5mmの直径、2mmの厚さとし、サマリウム/
コバルト磁石により構成し、軟鉄リングにより短絡し
た。磁石装置から発生する磁束は108×10-6ウェーバ、
作動状態でのインダクタンスは1.2テスラであった。
このような情報ディスクの組合せ自動位置決めは、2m
mより大きい即ち心決め部材の半径よりも大きい初期偏
心度で可能であることがわかった。このことは初期位置
において、心決め部材の遊端は情報ディスクのハブの中
心孔に位置していないことを意味する。自動心決めが得
られる偏心度の範囲は中心孔の直径よりも大きい直径を
有する円の範囲内に位置し、上述の具体例では5mm以上
の直径にもなる。作動位置での磁気手段のクランプ力は
約25ニュートンであり、この目的には十分大きいもので
ある。
上述したところは一実施例につき説明したが、発明の
範囲内で種々の変更を加えることができる。第3乃至5
図に示すターンテーブル装置は、図示の光情報キャリヤ
との連係動作するものに適するばかりでなく、磁気情報
ディスクまたは光磁気情報ディスクなどの全く異なる種
類の情報ディスクの心決めおよびクランプにも適する。
情報ディスクのハブの構成とは全く異なる構成とするこ
ともできる。適当なハブの構成は、例えば、オランダ国
特許出願に記載されており、これはヨーロッパ特許出願
第11757号(A1)として公開されている。ターンテーブ
ル装置自体も図示の構成とは全く異なるものとすること
ができる。例えば、ターンテーブル18は単一部分の代わ
りに多数部分により構成することもできる。代案として
ターンテーブル18および心決め壁26は一体部分を構成す
るように一体にすることもできる。図示の実施例におい
て、心決め部材22を、図示しない電動モータのモータス
ピンドルの端部により構成する。しかし、原理的には異
なる形式の心決め部材も使用することができ、円筒形で
はなく例えば星形にすることもできる。特に標準の部品
で異なる形式および寸法のターンテーブル装置を製造す
るのが望ましい場合、複数個の同一の永久磁石24を使用
すると有利であるが、例えばフェロキシドュア(ferrox
dure)または樹脂結合磁石材料により用途に合うよう設
計し最適化した環状磁石を使用することもできる。一般
的にターンテーブル装置に永久磁石を設け、情報ディス
クのハブに磁気的吸引可能金属リングまたはディスクを
設けると有利である。しかし、原理的に逆の関係にする
こともできる。更に、永久磁石の代わりに電磁石を使用
することもできる。
本発明の利点は、使用する実施例および作用すべき目
的に基づいて得られる。更に、本発明の利点は、本発明
によるターンテーブル装置を既知の装置のターンテーブ
ル装置と比べると明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、光情報ディスクを収容するカセットの斜視
図、 第2図は、カセットのシャッタを明けた状態の第1図と
同様のカセットの斜視図、 第3図は、ターンテーブル装置および情報ディスクの中
心部分の予心決め状態を示す縦断面図、 第4図は、心決めされた作動状態を示す第3図と同様の
縦断面図、 第5図は、第3図のターンテーブル装置の平面図であ
る。 1……第1カセット部分、2……第2カセット部分 3……情報ディスク、4……シャッター 5A,5B……ディスク、6A,6B……情報面 7A,7B……ハブ、8……ターンテーブル装置 9A,9B……第1心決め手段 10……中心軸線 11A,11B……第2心決め手段 12A,12B……フランジ状部分 13A,13B……リム、14A,14B……フック状端部 15A,15B……一体部分、16……回転軸線 17A,17B……心決め孔、18……ターンテーブル 18A,18B……金属スリーブ 19……ターンテーブル底部 20……ターンテーブル壁、21……位置決め空間 22……心決め部材、23……予心決め面 24,25……磁気クランプ手段 26……心決め壁、27……摺動面 28A,28B……ハブの外壁、31……ホルダ 33……突出部、34……溝孔 35……環状カラー

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気的に吸引可能な部分(11a,11B)を具
    え、ほぼ円筒形の外壁(28A,28B)および中心心決め孔
    (17A,17B)を有する中心ハブ(7A,7B)を設けた平坦な
    丸い情報ディスク(3)を回転軸線(16)の回りに心決
    めし、磁気的にクランプし、作動位置で回転させるター
    ンテーブル装置(8)において、 前記回転軸線(16)を横切って延在するターンテーブル
    底部(19)および同軸状の円筒形のターンテーブル壁
    (20)を有し、このターンテーブル壁(20)には情報デ
    ィスクを支持する支持端縁(29)を設け、前記ターンテ
    ーブル底部およびターンテーブル壁により前記情報ディ
    スク(3)のハブ(7A,7B)に掛合するための位置決め
    空間(21)を形成するターンテーブル(18)と、 前記位置決め空間(21)の中心に配置し、前記情報ディ
    スクの心決め孔(17A,17B)に掛合可能であり、完全に
    心決めされていない状態の情報ディスクの心決め孔(17
    A,17B)の壁に掛合しうる予心決め面(23)を有する予
    心決め部分を具える遊端を設けた同軸状の心決め部材
    (22)と、 前記ハブの磁気的に吸引可能な部分と空隙を介して連係
    動作するよう前記ターンテーブルの底部に設けた磁気的
    クランプ手段(24,25)と、 前記位置決め空間(21)に配置して前記ターンテーブル
    壁(20)により包囲させる心決めリング(26)であっ
    て、ターンテーブル底部から遠い側の端面にターンテー
    ブル壁の支持端縁(29)の近傍の外周縁からターンテー
    ブル底部に向って内方に傾斜する環状摺動面(27)を設
    けたプラスチック製の心決めリング(26)とを具え 前記各部分の寸法、磁気手段の磁界強さ、情報ディスク
    の心決め中に互いに掛合するハブ(7A,7B)およびター
    ンテーブル装置(8)の材料の摩擦係数は、心決め部材
    (22)の予心決め面(23)が情報ディスクの心決め孔
    (17A,17B)に掛合する位置に情報ディスク(3)が達
    したとき、情報ディスクのハブの外壁(28A,28B)が摺
    動面(27)上に載置し、情報ディスクが磁気力の作用の
    下に作動位置に自動的に移動することができ、前記磁気
    力が心決め孔(17A,17B)の端縁を心決め部材(22)の
    予心決め面(23)に沿って摺動させ、ハブ(7A,7B)の
    端縁を摺動面(27)に沿って摺動させることができるも
    のに選択したことを特徴とするターンテーブル装置。
  2. 【請求項2】心決め部材(22)の遊端を摺動面(27)の
    上端縁よりもターンテーブル底部(19)に接近させて配
    置した請求項1記載のターンテーブル装置。
  3. 【請求項3】前記磁気的クランプ手段は、複数個の互い
    に同一の軸線方向に磁化した永久磁石(24)と、ターン
    テーブル底部(19)に固着した軟磁性リング(25)とを
    有するものとして構成し、前記ターンテーブル(18)に
    ホルダ(31)を連結し、このホルダには互いに等間隔離
    して円状に配列して前記軟磁性リング(25)の上に配置
    する永久磁石(24)の寸法に対応する複数個の窪みを設
    け、 前記永久磁石(24)を前記窪みに取付け、磁気クランプ
    力により軟磁性リングに連結した請求項1記載のターン
    テーブル装置。
  4. 【請求項4】心決めリング(26)およびホルダ(31)は
    単一のプラスチック部分をなすよう一体に形成した請求
    項1記載のターンテーブル装置。
  5. 【請求項5】前記摺動面(27)は回転軸線に対して20゜
    の傾斜角度で傾斜させた請求項1記載のターンテーブル
    装置。
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