JP2554038B2 - 1室型水中洗浄・水切り装置 - Google Patents

1室型水中洗浄・水切り装置

Info

Publication number
JP2554038B2
JP2554038B2 JP6100733A JP10073394A JP2554038B2 JP 2554038 B2 JP2554038 B2 JP 2554038B2 JP 6100733 A JP6100733 A JP 6100733A JP 10073394 A JP10073394 A JP 10073394A JP 2554038 B2 JP2554038 B2 JP 2554038B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
cleaned
chamber
rotary table
underwater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6100733A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07275816A (ja
Inventor
敏郎 内波
忠男 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UCHINAMI KK
Original Assignee
UCHINAMI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UCHINAMI KK filed Critical UCHINAMI KK
Priority to JP6100733A priority Critical patent/JP2554038B2/ja
Publication of JPH07275816A publication Critical patent/JPH07275816A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2554038B2 publication Critical patent/JP2554038B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄室に満たした洗浄
液中で被洗浄物を回転させ、かつ洗浄液流を噴射して水
中洗浄を行なった後、水を落して被洗浄物を回転させ、
かつ気流を噴射して水切りを行なう水中洗浄・水切り装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工業的洗浄の分野において、従来はフロ
ン溶剤や有機溶剤その他石油系等の特別な洗浄剤が用い
られた。その結果、オゾン層の破壊であるとか、地下水
や河川、近海の汚染などの問題を惹起するなどの弊害が
顕著になってきたため、前記の特別な洗浄剤を使用しな
い洗浄装置の開発が進められている。本件発明者もこの
問題に取り組み、水を主体とした洗浄液によって従来の
フロンやエタン溶剤など特別の洗浄剤を用いたのとほぼ
同等の洗浄効果が得られる技術を開発した。開発の成果
は出願され、その一部は既に公告されている。即ち、特
開平3−109981号の発明及び実公平5−1357
号の考案は微細な気泡を被洗浄物に吹き上げ、衝突、破
裂して振動、揺動作用を起こし、かつそれが高圧水流で
加速される結果生じた高速気泡の衝突によってキャビテ
ーションを生起させ、顕著な洗浄効果を発揮するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のように
水を主体とした洗浄液による洗浄技術の発明の過程でな
されたもので、その課題は被洗浄物を回転させることに
より、水中での洗浄と、空中での水切りとをより効率化
するとともに、その際に洗浄液流及び気流の当たる死角
をなくし、洗浄と水切りを理想に近付けることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、前記洗浄室10に設けてある搬送手段12か
ら被洗浄物を離して回転可能な位置へ移動させる往復動
機構20を装備し、回転軸30に直交した状態から斜交
した状態へ傾斜しかつ動力伝達可能な継手31を介して
被洗浄物のセットのための回転台32を回転軸30の端
部に装着するとともに、その回転軸30は往復動機構2
0により移動可能に取り付け、回転台32の傾斜角度を
変化させるために被洗浄物のセット部以外の箇所で回転
台32を支える伸縮支持杆41を有する傾斜機構40を
前記往復動機構20により移動可能に取り付けるという
手段を講じたものである。
【0005】
【実施例】図1、図2は本発明に係る1室型水中洗浄・
水切り装置の第1の実施例に関するもので、ここで1室
型とは、水中洗浄と水切りとを一つの洗浄室で行なう型
式のことである。なお第1の実施例では被洗浄物Wは洗
浄室10を通過する。
【0006】洗浄室10は被洗浄物Wを回転可能に収容
して前記水中洗浄と水切りとを行なう空間を提供する。
その洗浄室10内へ被洗浄物Wを搬入し、またそこから
被洗浄物を搬出するため搬送手段12が設けてある。第
1実施例の装置は搬送手段12として、洗浄室10の外
部に設けられた外部搬送手段12−1と、その延長上に
あって洗浄室10内の底部11に設けられた内部搬送手
段12−2及び、同様にそれらの延長上にあって洗浄室
10から被洗浄物を搬出するため第3の搬送手段12−
3とを有している。
【0007】各搬送手段12−1、12−2、12−3
は洗浄室10ヘの入口Iと出口Oとの間で分断されてい
るが、被洗浄物Wは分断部分を載り越えて移動する。こ
れらの搬送手段12−1、12−2、12−3は例えば
スプロケットホイルとそれに掛回されたチェンから構成
でき、駆動源14の作動によって回動し、搬送手段12
−1、12−2、12−3の上面に載置した被洗浄物W
を次工程へ順次移動させる。
【0008】洗浄室10の入口I(及び出口O)の開口
部周囲にシール部材15が設けてあり、それに密閉扉1
3を圧接させて洗浄室10を水密に閉じる(図3等参
照)。16は密閉扉13の開閉機構であり、これは入口
I及び出口Oの上部に装着したシリンダ装置等からな
る。17は加圧手段であり、密閉扉13をシール部材1
5に圧接させるもので、これもシリンダ装置等からな
る。
【0009】洗浄室10の下部には往復動機構20が設
けられ、該機構20は搬送手段12で送られた洗浄物W
を搬送手段12−2の上面から上昇させることにより回
転台32にのせ、さらに所要高さ上昇させた状態で回転
と傾斜を行なわせる。故に回転のための機構と傾斜のた
めの機構は往復動機構20の基台21に装着される。こ
の往復動機構20は装置下部に設置された上下方向のシ
リンダ装置22を適数個有し、それに前記の基台21が
取り付けられ、ほぼ水平の姿勢を保って上下に往復動す
るようになっている。
【0010】回転軸30は洗浄室10の底部11を水密
性を保って貫通し、その回転軸30の上端部に傾斜可能
かつ回転力の伝達が可能な継手31を介して回転台32
を装着する。実施例のものは基台21の中央下部に回転
動力源33であるモータを取り付け、それにより駆動さ
れる回転軸30を基台21上に上向きに立て、その先端
部に回転封止部35を介して継手31を設けている。
【0011】継手31としては、図5等に、最も簡易な
構造のものを例示したが、これに限定されるものではな
く、各種の自在継手或いは等速ジョイントの如く、回転
力の伝達と傾斜が可能なものであればそれらを任意に選
択、使用することができる。
【0012】回転台32を傾斜させるために傾斜機構4
0が回転台32の下に介装される。例示の傾斜機構40
は回転台32を下から支える受け台34を操作すること
により、回転台32の回転軸30に対する傾斜角を変化
させるものである。受け台34上にはリング状のベアリ
ング手段42が設けてあり(図6)、それにより回転台
32を抵抗なく支承している。傾斜機構40は少なくと
も2個、好ましくは4個の上下動シリンダ装置からなる
伸縮支持杆41と、回転台32に載置された被洗浄物の
荷重を負担するため、受け台34と回転軸30とともに
上下可能であるが回転はしない支持部材44との間に設
けた支持リンク43とからなる。リンク43は不可欠で
はない。
【0013】回転台32は、洗浄室10内で被洗浄物W
を回転させながら回転軸30に対する傾斜角度を変化さ
せるために前記の如く昇降、傾斜及び回転の各動作の制
御が可能なように構成されているものである。また、本
発明の装置の場合、回転軸30の方向は上下に限らず、
本質的には横でも斜めでも良い。往復動機構20の方向
を上下に限定しないのはそのためである。
【0014】ここでリンク43を省略し、継手として等
速ボールジョイント22を使用した例を図7、図8を参
照して説明する。等速ボールジョイント22は市販のも
ので良く、回転軸30の上端に接続された入力軸23
と、ボール24及び出力軸25とを有し、出力軸25の
上部に回転台32が設けてある。回転台32は、下に設
けた傾斜機構40の上端にベアリング手段42を介して
支持されているが、その傾斜機構40は伸縮支持杆41
のみからなる。26は軸筒、27は摺動筒、28は原位
置確認スイッチを示す。他の構成は図1の例と同様で良
いので符号を援用し、詳細な説明は省略する。
【0015】なお、図1、図2は被洗浄物Wが洗浄室1
0を通過する通過型の水中洗浄・水切り装置であること
は既に述べたが、被洗浄物を元へ戻す帰還型の装置を第
2の実施例として図9、図10に示した。この帰還型の
水中洗浄・水切り装置は、被洗浄物Wを洗浄室10へ入
口Iから搬入したのち再び同じ口を出口Oとして元へ戻
すものであるが、その他の機構は図1乃至図6に示した
のと同じで良いので符号を援用し、詳細な説明は省略す
る。
【0016】故に洗浄室10内は通過型でも帰還型でも
同様の大きさである。図4によりその構成を説明する
と、洗浄室10内には、まずそこへ洗浄液を満たす注水
手段51、洗浄液を抜く排水口手段52、被洗浄物Wに
対して洗浄液流を噴射させる2系列噴射ノズル53が必
要である。この噴射ノズル53は負圧により気流を被洗
浄物に噴射できるものであるとさらに良い。噴射ノズル
53は、洗浄室10の壁面に設けられ、そこから被洗浄
物へ向けて数十Kg/cm2 以上の高圧水流を噴射する
ことができる2系列型で、また水切り工程では乾燥気体
もそこから高速で被洗浄物へ噴射する。底部11上に
は、被洗浄物Wに気泡を吹き上げる多数のノズル54を
列設した配気管55が設置され、洗浄室10の底部ほぼ
全域で気泡を吹き上げるようになっている。
【0017】さらに、洗浄室10の天井部には被洗浄物
Wを回転台32上へ押え付けるための回転押え盤62を
設ける。この回転押え盤62は、回転軸30と同軸上に
配置された上部回転軸60に前記と同様の継手61を介
して取り付けられており、回転軸60は押え用の上部往
復動機構63によって軸方向へ移動つまり昇降可能とす
る。各図中、65は水中洗浄用のポンプ、66はその駆
動用モータ、67は洗浄液の循環タンク、68はフィル
タであり、洗浄液を浄化して繰返し使用するために設け
られている。
【0018】洗浄液は上水や工業用水などを室温乃至8
0℃程度までの間で適当な温度に加温して使用する。但
し、水、温水に防錆剤やアルカリ性の洗剤など無害とさ
れている薬品、化学品類を併用することは許容できるも
のとする。また69はオーバーフローダクト、70は洗
浄水移動用ノズル、71はそのためのポンプ、72は排
気用ブロワ、73は油水分離フィルタ、74は空中洗浄
ポンプ兼用の駆動ポンプを示す。
【0019】このように構成された本発明に係る装置を
用いて洗浄を行なう場合、大型の洗浄物は般送手段12
にのせて搬送し、小物部品などはバスケットに収めて搬
送手段12にのせ洗浄室10へ搬送し、それらの被洗浄
物Wが回転台32へ達したら搬送手段12を停止させ
る。
【0020】洗浄室10の定位置に搬送された被洗浄物
Wに対して、往復動機構20が作動し、回転台32が上
昇するので被洗浄物Wは回転台32に乗ってさらに押し
上げられ、傾斜回転させたときに搬送手段12−2に接
しない位置に配置される(図5の鎖線)。この位置の上
方には回転押え盤62があるので、被洗浄物Wを上下か
ら挾んだ状態に固定することができる。
【0021】被洗浄物Wが回転台32上へセットされる
と、洗浄室10の入口I及び出口Oが密閉扉13の降
下、圧接により閉じられ、水密状態となる(帰環型の場
合は1箇所の密閉扉のみが閉じられる。)。その洗浄室
10に洗浄液が注入され、被洗浄物Wは全体が洗浄液中
に没する。
【0022】次いで回転台32を回転させ、かつ傾斜機
構40を作動させることにより被洗浄物Wの姿勢を変化
させながら、それに対して噴射ノズル53から気泡とと
もに洗浄液流を高圧で噴射し、洗浄を行なう。水中洗浄
工程が完了したあとは洗浄液を落とし、その後再び被洗
浄物の姿勢を変化させながら、それに対して噴射ノズル
53から乾燥のためのエアを噴射し、被洗浄物に付着し
ている水気を切る訳である。水中洗浄と水切りを終えた
あと、密閉扉13を開き被洗浄物は先方へ進み或いは元
へ戻って洗浄室外へ出され、代わって次の洗浄物が前記
洗浄、水切り工程に入る。回転は左右逆方向回転を含
む。
【0023】本発明における水中洗浄中、被洗浄物は高
速で回転しており、それに対して洗浄液流が高速で気泡
とともに吹き当たってキャビテーションを生起しながら
洗浄作用をなす。しかも本発明の場合には回転台32を
傾斜させ、洗浄液及び噴射液流並びに無数の気泡に対す
る死角をなくしているので、凹状の部分や空洞状に入り
込んだ部分などに対しても洗浄液流及び気流が十分な速
度及び密度で到達し、洗浄能力及び水切り能力を高め
る。なお被洗浄物の回転速度は少なくとも毎分百数十回
転、物によっては一千回転を越しても良い。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、被洗浄物を回転させるとともに、回
転させながら回転軸30に対する角度を変化させること
により、洗浄流及び気泡並びに気流の当る死角をなく
し、洗浄能力及び水切り能力を著しく向上させることが
でき、特に 洗浄水中に被洗浄物を沈めて洗浄する従来の水中洗浄
ではできなかった高速遠心分離法による脱水が可能にな
り、かつ同一室内で洗浄、水切りをするのでスペースが
少なくて済み、 従来の遠心分離では回転を左右逆にしても排除し尽く
せなかった溜り水を被洗浄物を傾斜させることにより排
除して水切りを完全に近付けることができ、従って水を
主体とした洗浄液を用いた無害な洗浄技術による洗浄結
果を理想的なものに近付けることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る1室型水中洗浄・水切り装置の第
1の実施例を示す正面図。
【図2】同上装置の平面図。
【図3】洗浄室入口部の正面説明図。
【図4】洗浄室の横断面図。
【図5】本発明装置の要部を示す説明図。
【図6】回転台の平面図。
【図7】継手と傾斜機構の変形例を示す正面図。
【図8】同上要部の一部破断拡大図。
【図9】本発明装置の第2の実施例を示す正面図。
【図10】同上装置の平面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−197478(JP,A) 特開 平6−292870(JP,A) 特開 平7−127972(JP,A) 特開 昭56−33071(JP,A) 特開 昭58−210887(JP,A) 特開 平5−317816(JP,A) 特開 昭62−234585(JP,A) 特開 昭56−67569(JP,A) 実開 平2−100681(JP,U) 実開 平2−12349(JP,U) 実開 平6−77872(JP,U) 実開 平6−34781(JP,U) 実開 平5−9672(JP,U) 実開 昭57−191042(JP,U) 実公 昭61−43587(JP,Y2) 実公 昭48−14556(JP,Y2) 実公 平7−19593(JP,Y2) 実公 昭48−14876(JP,Y2)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄室に洗浄液を満たし、その中で被洗
    浄物を回転させ、かつ洗浄液流を噴射して水中洗浄を行
    なった後、水を落して被洗浄物を回転させ、かつ気流を
    噴射して水切りを行なう水中洗浄・水切り装置であっ
    て、前記洗浄室10に設けてある搬送手段12から被洗
    浄物を離して回転可能な位置へ移動させる往復動機構2
    0を装備し、回転軸30に直交した状態から斜交した状
    態へ傾斜しかつ動力伝達可能な継手31を介して、被洗
    浄物のセットのための回転台32を回転軸30の端部に
    装着するとともに、その回転軸30は往復動機構20に
    より移動可能に取り付け、回転台32の傾斜角度を変化
    させるために被洗浄物のセット部以外の箇所で回転台3
    2を支える伸縮支持杆41を有する傾斜機構40を前記
    往復動機構20により移動可能に取り付けたことを特徴
    とする1室型水中洗浄・水切り装置。
  2. 【請求項2】 搬送手段12は洗浄室10の底部11上
    に設けてあり、被洗浄物をセットする回転台32は垂直
    軸回りに回転可能な回転軸30の上端部に自在継手31
    を介して取り付けてあり、非作動時に、回転体32の上
    面が搬送手段12の上面より下に位置するように設定さ
    れている請求項第1項記載の1室型水中洗浄・水切り装
    置。
  3. 【請求項3】 往復動機構20は基台21と、該基盤2
    1を昇降させるための昇降軸22とを備えており、基台
    21に回転軸30とこれを回転させるための回転動力源
    33とが設置されている請求項第1項記載の1室型水中
    洗浄・水切り装置。
  4. 【請求項4】 回転台32の下部に受け台34を配置
    し、受け台34上に設けたベアリング手段42を介して
    回転台32を回転可能に支承するとともに、受け台34
    を下から支える傾斜機構40によって回転台32の傾斜
    角度を変化させるように構成された請求項第1項記載の
    1室型水中洗浄・水切り装置。
  5. 【請求項5】 傾斜機構40は、ピストンシリンダから
    なる伸縮支持杆41と、回転台32に加わる荷重を負担
    するため受け台34と回転軸30との間に介在させた支
    持リング43とからなる請求項第4項記載の1室型水中
    洗浄・水切り装置。
  6. 【請求項6】 洗浄室に洗浄液を満たし、その中で被洗
    浄物を回転させ、かつ洗浄液流を噴射して水中洗浄を行
    なった後、水を落して被洗浄物を回転させ、かつ気流を
    噴射して水切りを行なう水中洗浄・水切り装置であっ
    て、被洗浄物を回転可能に収容し得る空間を提供し、そ
    の空間へ被洗浄物を搬入、搬出する搬送手段12を具備
    し、前記空間を洗浄液で満たすため、搬入、搬出用の開
    口を水密的に閉じる水密扉13を設けた洗浄室10と、
    被洗浄物を搬送手段12より上方へ持ち上げるために昇
    降可能な基台21を洗浄室底11の下に設置した往復動
    機構20と、被洗浄物をセットするための回転台32を
    上端に有し、その回転台32を回転可能かつ回転軸に対
    して傾斜可能に結合する継手31を具備し、前記基台2
    1上に立設された回転軸30と、ベアリング手段42を
    介して回転台32を回転可能に下から支えるため、回転
    台32の下側に配置された受け台34を有し、回転台3
    2の傾斜角度を変化させるため回転軸30の周囲に少な
    くとの3箇所配置された、伸縮支持杆41を有する傾斜
    機構40とからなることを特徴とする1室型水中洗浄・
    水切り装置。
  7. 【請求項7】 搬送手段12は、洗浄室10の外部に設
    けられた外部搬送手段12−1と、その延長上にあって
    洗浄室10の内部に設けられた内部搬送手段12−2と
    を有している請求項第1項又は第6項記載の1室型水中
    洗浄・水切り装置。
JP6100733A 1994-04-13 1994-04-13 1室型水中洗浄・水切り装置 Expired - Fee Related JP2554038B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6100733A JP2554038B2 (ja) 1994-04-13 1994-04-13 1室型水中洗浄・水切り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6100733A JP2554038B2 (ja) 1994-04-13 1994-04-13 1室型水中洗浄・水切り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07275816A JPH07275816A (ja) 1995-10-24
JP2554038B2 true JP2554038B2 (ja) 1996-11-13

Family

ID=14281793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6100733A Expired - Fee Related JP2554038B2 (ja) 1994-04-13 1994-04-13 1室型水中洗浄・水切り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2554038B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5719559B2 (ja) * 2010-10-15 2015-05-20 森合精機株式会社 洗浄装置およびこれに用いる治具
JP6578088B2 (ja) * 2014-07-15 2019-09-18 株式会社ショウワ ワゴン洗浄機
JP7232395B2 (ja) * 2019-03-16 2023-03-03 株式会社不二越 真空脱脂洗浄装置およびそれを用いた真空脱脂洗浄方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07275816A (ja) 1995-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0127857B1 (ko) 수중 세정방법 및 그 장치
US3736948A (en) Washing and sanitizing apparatus for carts such as hospital carts
JPH08192420A (ja) コンクリートミキサの洗浄方法および洗浄装置
JP2554038B2 (ja) 1室型水中洗浄・水切り装置
JPH038485A (ja) 円筒形物体の外表面の洗浄方法及び装置
JP4566479B2 (ja) バレル洗浄装置
JPWO2002054472A1 (ja) 半導体基板の洗浄装置
JP2003010804A (ja) 洗浄装置
JPH06343931A (ja) 洗浄装置
CN106807702A (zh) 一种危险物容器清洗设备和方法
JPH0796233B2 (ja) 成形金型用水洗浄装置
CN206632088U (zh) 一种危险物容器清洗设备
JPH09314469A (ja) 中子砂除去装置及び除去方法
JP3003397U (ja) 密封式遠心分離撹拌洗浄装置
JP2603031Y2 (ja) 洗浄乾燥装置
JPH1099807A (ja) コンテナ容器洗浄装置
CN113799677B (zh) 一种具有内部清洗功能的液罐车
JP2982885B2 (ja) 洗浄処理装置および該処理装置を用いる洗浄処理方法
JPH0642953B2 (ja) 水中自動洗浄方法及びその装置
JPH0747341A (ja) 混気洗浄方法及び装置
JP2540618Y2 (ja) 車両の洗浄装置
JP2001062409A (ja) 洗浄装置
JPH10258018A (ja) 内視鏡洗浄装置
JP3314735B2 (ja) 部品洗浄装置
JPH08281223A (ja) 機械部品等の精密洗浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070822

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090822

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100822

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees