JP2553939Y2 - 流体吐出装置用の流量制御装置 - Google Patents
流体吐出装置用の流量制御装置Info
- Publication number
- JP2553939Y2 JP2553939Y2 JP1995008738U JP873895U JP2553939Y2 JP 2553939 Y2 JP2553939 Y2 JP 2553939Y2 JP 1995008738 U JP1995008738 U JP 1995008738U JP 873895 U JP873895 U JP 873895U JP 2553939 Y2 JP2553939 Y2 JP 2553939Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pitch
- valve
- flow control
- nozzle orifice
- axial hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C5/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
- B05C5/02—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work
- B05C5/0225—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work characterised by flow controlling means, e.g. valves, located proximate the outlet
- B05C5/0237—Fluid actuated valves
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/18—Mechanical movements
- Y10T74/18568—Reciprocating or oscillating to or from alternating rotary
- Y10T74/18576—Reciprocating or oscillating to or from alternating rotary including screw and nut
- Y10T74/18752—Manually driven
Landscapes
- Nozzles (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Lift Valve (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】本考案は例えば接着剤や熱溶融物や封止用
コンパウンド等の粘性のかなり高い物質を吐出できる吐
出装置のような流体吐出(分配)装置に係り、特にノズ
ルオリフィスを通る流量を調整する調整機構及び装置に
関する。 【0002】この種の流体吐出装置は流体の流れを本体
の空洞部を通してノズルオリフィスから例えばワーク上
に放出する。このノズルオリフィスを通る流量の制御
は、典型的にはノズルオリフィスの弁部材の移動によっ
て行われる。この弁部材は通常ノズルオリフィスに形成
された弁座に着座してノズルオリフィスを閉止し、本体
空洞部からの流体放出を阻止している。弁部材が移動し
ノズルオリフィスから離れると、流体は弁と弁座との間
の間隙に対応した速度でオリフィスを通って流出する。 【0003】ノズルオリフィス開口を通る流れを正確か
つ調整可能に制御することができれば、非常に望まし
い。例えば、ノズルオリフィスを通過する材料の粘度が
変化した場合、もし何ら補償しないと、その材料流の速
度が変化してしまう。これまでは、流体の流れを所望の
ものにするにはノズルを交換しなければならず、これは
時間を多く要する作業であった。 【0004】この流量制御の問題は、接着剤や熱溶融物
や封止用コンパウンド等のかなり粘性の大きい物質を吐
出する液体吐出装置の場合に、特に顕著となっていた。
このような液体吐出装置即ちガンは本願出願人に譲渡さ
れている1982年7月21日出願の米国特許出願第4
00,373号に開示されており、ほぼ円筒状本体を有
し、この本体には軸方向孔が設けられている。この孔の
一端にはノズルが連通し、このノズルはノズルオリフィ
スと、このオリフィスに設けられた弁座とを有する。細
長い弁棒を有するニードル弁は、上記弁座に係合可能な
ニードル端を具備し、ニードル弁が、弁座と係合するよ
うに、かつまたそれから離れるように移動することによ
って、ノズルオリフィスを通る液体の流れを制御してい
る。ニードル弁は通常圧縮バネによって閉位置の方に付
勢されており、この圧縮バネはニードル弁に指示された
ピストン・アッセンブリの一部にバネ力を印加してい
る。ノズルオリフィスから離れる方向へのニードル弁の
移動は、空気圧により、即ち、加圧空気をピストンに印
加してそれを移動することによって行い、これにより、
ニードル弁は、上記バネの付勢力に抗して移動される。
しかしながら、この液体吐出装置のニードル弁行程は、
これまで圧縮バネ張力の調整以外では調整することがで
きず、ニードル弁を、その閉止位置と全開位置との間を
移動するのに必要な空気圧を単に調整するだけである。
従って、このような吐出装置では、精密な流量制御はノ
ズルの交換によってのみ可能であり、しかし上述したよ
うにこの交換は時間を多く要する作業である。 【0005】本考案の第1の目的は、ノズルオリフィス
での弁部材の最大行程を微調整できる流体吐出装置用の
流量制御装置を提供することである。 【0006】もっと詳細な目的はノズルオリフィスの弁
座から離れる方向へのニードル弁の最大行程を微調整し
てノズル開口を通る液体の流量を高精度かつ調節可能に
制御できる液体吐出装置用流量制御装置を提供すること
である。 【0007】別の目的は構造や組立や操作が簡単な微調
整可能な流量制御装置を提供することである。 【0008】上述の目的や他の目的は、軸方向孔を有す
る本体即ち、流体ガンと、この孔の一端と連通したノズ
ルとを具備する本考案に係る流体吐出装置用の流量制御
装置によって達成される。このノズルは弁部材によって
開閉されるオリフィスを有し、このオリフィスは上記本
体孔内で軸方向に移動可能である。 【0009】ノズルオリフィスから離れる方向への弁部
材の移動量即ち行程の最大量は、ネジ部材の新規な組合
によって決定され、このネジ部材の組合は二組のネジの
ピッチ差を利用して上記弁行程を調整する。詳述する
と、本体孔内で軸方向に可動なスリーブ・ストッパー部
材は、その一端がノズルオリフィスから離れる方向への
弁部材の最大移動量に対する端部ストッパーを構成して
いる。このスリーブ・ストッパー部材は、回転が阻止さ
れており、この回転阻止は例えば、スリーブ・ストッパ
ー部材の側部に軸方向に延びたスロットを形成し、この
スロットに本体の止めネジを係合させることによって行
われる。スリーブ・ストッパー部材の一部は第1ピッチ
のオネジ部が形成され、この第1ピッチとは異なった第
2ピッチのメネジ部が本体の軸方向孔内に形成されてい
る。スリーブ・ストッパー部材のオネジ部と軸方向孔の
メネジ部との両方に調整ネジ部材が係合している。この
調整ネジ部材はほぼ円筒形の部分を有し、この円筒形部
分は外面で上記第2ピッチのネジ部と螺合し、内面で上
記第1ピッチのネジ部と螺合している。こうして調整ネ
ジ部材はスリーブ・ストッパー部材の対応ネジ部と軸方
向孔の対応ネジ部とに係合する。 【0010】調整ネジ部材が回転されるとスリーブ・ス
トッパー部材が軸方向に差動運動して、最大弁行程を調
整する。即ち、調整ネジは、その回転によって軸方向孔
内にネジ込まれ、又は引き出される。この調整ネジの回
転によってスリーブ・ストッパー部材も軸方向に移動す
るが、しかしこの移動量は上記調整ネジの移動量とは異
なりピッチ差に応じたものである。こうしてスリーブ・
ストッパー部材の端部ストッパーは、上記部材のピッチ
差によってわずかな量だけ移動される。このことは、両
ネジが同方向のネジ(即ち、共に右ネジ、又は共に左ネ
ジ)でありさえすればよく、調整ネジ部材のピッチかス
リーブ・ストッパー部材のそれよりも大きいか又はその
逆であるかに無関係である。 【0011】本考案は、弁座と係合可能なニードル弁に
よってノズルオリフィスを通る粘性の高い液体の流量を
制御する液体吐出装置に特に適するものである。ニード
ル弁はピストンを有し、このピストンに加えられた流体
圧によって移動される。弁座から離れる方向へのニード
ル弁の最大移動量は、弁ピストンに対する端部ストッパ
ーとして働くスリーブ・ストッパー部材の位置によって
制御される。スリーブ・ストッパー部材に形成されたオ
ネジ部は第1ピッチを有し、この第1ピッチはインチ当
たりのネジ山数が軸方向孔のネジ部の第2ピッチのもの
よりも多い。調整ネジ部材の回転によるスリーブ・スト
ッパー部材の全移動量は、このように第1ピッチと第2
ピッチとのピッチ差に比例するので、ピッチ差を適当に
定めることによってオリフィスから離れる方向へのニー
ドル弁移動量を微調整できる。 【0012】本考案の上述した諸目的や特徴や利点は、
添付図面を参照して以下に述べる本考案の説明から容易
に理解できるであろう。 【0013】本願考案の実施例に係る液体吐出装置、即
ちガンは、全体を10で示されている。このガン10は
ほぼ円筒形本体11と、端部キャップ12と、ノズル1
3とを含む。14は流量調整アッセンブリを示し、この
アッセンブリはガン10の一部を構成し、端部キャップ
12に取り付けられている。端部キャップ12と本体1
1とノズル13と流量調整アッセンブリ14とはいずれ
も縦方向即ち軸方向の貫通孔を有し、この貫通孔内には
軸方向に可動のニードル弁15が配置され、このニード
ル弁15はノズル13のオリフィス16からの液体の流
量を最終的に制御する。 【0014】液体用通路20はマニホールド21と円筒
形本体11とを貫通して前方空洞部22内に延在してい
る。液体は上記液体用通路20を通って空洞部22内に
流入し、それからニードル弁案内プッシュ23に設けら
れた軸方向通路18を通り、更にニードル弁15がオリ
フィス16に設置の弁座24から離れている時にはオリ
フィス16を通って進む。 【0015】ニードル弁15は、空気圧により移動され
て弁座24に係合し、またこの係合を解かれる。マニホ
ールド21内の空気入口26は円筒形本体11を貫通し
ており、加圧空気を後方空洞部27に送る。この空洞部
27に送られた加圧空気はピストンアッセンブリ28に
作用し、ニードル弁15を移動させる。このピストンア
ッセンブリ28は、ニードル弁15のネジ部に螺合した
ナット29と一対のピストンリング30a、30bとを
含み、この両ピストンリング30aと30bとの間には
弾性ガスケット31が介在している。このガスケット3
1の外側端は端部キャップ12の内部に形成されたシリ
ンダ32の内表面と接触して、これによりピストンアッ
センブリ28の前方側とシリンダ32の表面との間に気
密シールを構成している。 【0016】流量調整アッセンブリ14は、詳細を後述
するが、支持管33と、この支持管33の内部に配置さ
れたスリーブ・ストッパー部材34と、行程調整ネジ部
材35とから構成されている。圧縮バネ36はスリーブ
・ストッパー34内の圧縮バネ空洞37に配置されてい
る。このバネ36は一端が後方ピストンリング30aの
表面と接触し、他端がバネ張力調整用植設ボルト即ちス
タッド40に接触している。 【0017】この調整用スタッド40はスリーブ・スト
ッパー34に螺合している。スタッド40の軸方向の位
置を調整することによって、ニードル弁15を閉止する
力を調節即ち変えることができる。このようにニードル
弁15は通常弁座24と係合するように付勢され、オリ
フィス16を閉止する。適当な圧力の空気入口26を介
して後方空洞部27に圧送してピストンアッセンブリ2
8を圧縮バネ36の付勢力に抗して移動させることによ
って、ニードル弁15は弁座24から離れる。 【0018】キャップ12はネジ41によって本体11
の後端にボルト締めされている。好ましくは、端部キャ
ップ12と本体11との接触面間に弾性ガスケットシー
ル42を設けるとよい。マニホールド21と円筒形本体
11との間にはOリングシール43と44が補助的に設
けられている。 【0019】ノズル13は図示なきフランジ部を有し、
このフランジ部は図示なきネジ等によって円筒形本体1
1の前方部に固着されている。前方空洞部22を形成す
るシリンダ内面47とノズル13の小径部46との間は
Oリング45によってシールされている。前方シール・
アッセンブリ51と後方シール・アッセンブリ52とは
空気受入用後方空洞部27から液体受入用前方空洞部2
2をシールする。両シール・アッセンブリ51と52と
の間にはウィープホール即ち抜き穴54が設けられてい
る。両シール・アッセンブリを通って漏れ出した空気や
液体は上記抜き孔54を介してガン本体から排出され
る。通気孔56が付加的に端部キャップ12に穿設され
ている。 【0020】上述した吐出装置は、流量調整アッセンブ
リ14を除き、公知のものであり、本願考案自体を何ら
構成するものではない。即ち本考案の要旨は流量調整ア
ッセンブリ14によって表される流量制御調整機構に存
する。 【0021】流量調整アッセンブリ14の支持管33は
ガン10の軸方向孔の延長部を構成すると共に端部キャ
ップ12の延長部を構成している。この支持管33は、
長尺の管で端部キャップ12に螺合した前方部60と、
後方部61とを有する。支持管33を端部キャップ12
内に固定するために係止ナット59が設けられている。
上記前方部60はほぼ滑らかな円筒内面を有する。後方
部61も、ほぼ円筒状の内面を有し、この内面前方部6
0よりもわずかに大径である。後方部61は更に内部に
ピッチP1 のネジ部65を有する。なおこの説明におい
ては右ネジが用いられている。 【0022】スリーブ・ストッパー34は、支持管33
の前方部60内に収容され、軸方向に摺動可能である。
このスリーブ部材34は前方部62と後方部64とを有
する長尺の管形状であり、この前方部62の終端は端ス
トッパー63となり、後方部64の外周にはピッチP2
のネジ66が形成されている。上述の如く、スリーブ・
ストッパー34は内部空洞部37を有し、ここには、圧
縮バネ36が配置されている。スリーブ34の後方部6
4は軸方向ネジ67を有し、この孔67にはバネ36の
張力調整用スタッド40の一部が挿入されている。スリ
ーブ部材34の前方部62の外径は、支持管33の前方
部60の内径よりもほんのわずか小さくなっている。 【0023】支持管33の側面のネジ孔には止めネジ6
8が配置されている。この止めネジ68はスリーブ部材
34の前方部と後方部との間の遷移領域即ち中間領域に
形成されたスロット69内に入り込んでいる。このスロ
ット69はスリーブ部材34に沿って軸方向に延在し、
このスロット69の横幅は、止めネジ68がスリーブ部
材34の回転を阻止すると共に軸方向の移動を許容する
ように、狭小化されている。 【0024】流量調整アッセンブリ14の最終構成部材
は行程調整用ネジ35である。本考案の実施例では、こ
の行程調整用ネジ35は形状がほぼ管状であり、管状前
方部72と、後方端の把握部73とを有する。この端部
73の軸方向孔74をスタッド40が貫通している。ス
タッド40を所定位置に固定するために、係止ナット7
5がネジ35の端部73の後方に配置されている。別の
係止ナット78は、行程調整用ネジ35を所定の調整位
置に固定する。 【0025】行程調整ネジ35の前方部72の外径及び
内径は支持管33のメネジ65及びスリーブ部材34の
オネジ66と夫々螺合するように定められている。この
螺合の為に図2に示すように行程調整ネジ35の前方部
72の外面と内面には夫々ピッチP1 のネジ部76とピ
ッチP2 のネジ部77が形成されている。 【0026】オリフィス16からニードル弁15を離す
方向へのニードル弁最大移動量即ち最大行程の微調整
は、調整アッセンブリ14の部材間のピッチ差に基づく
ものである。本実施例では便宜上P1 として、28山/
インチのピッチをまた、P2 として32山/インチのピ
ッチを使用してある。このピッチ差は、行程調整ネジ3
5の回転をスリーブ・ストッパー34のわずかな軸方向
移動に変換する。換言すると行程調整ネジ35の軸方向
移動を、ピストン30とニードル弁15との移動制限で
ある端部ストッパー63のわずかな移動に変換する。例
えば、行程調整ネジ35を回転して距離D(図2参照)
だけ支持管33内にネジ込むと、スリーブ・ストッパー
34は行程調整ネジ35に対して相対的に距離dだけ後
方に移動する。ネジ山P1 はネジ山P2 よりもピッチが
大きい(即ち、1インチあたりのネジ山の数は少ない)
ので、端部キャップ12に対するスリーブ・ストッパー
34の全移動量は距離Xとなり、この距離XはDとdと
の差に相当し上記ピッチ差に比例する。即ち、P1 =2
8山/インチ及びP2 =32山/インチとし、行程調整
ネジ35を時計方向に14回転すると、このネジ35は
前方に(即ちノズル開口の方へ)1/2インチ移動す
る。この回転の結果、スリーブ・ストッパー34は、後
方に(即ち、行程調整ネジ35内へ)14/32インチ
だけ移動し、結局、スリーブ・ストッパー34の端部ス
トッパー63の正味移動量は前方向1/16インチ(こ
れは行程調整ネジ35の前方移動量と、スリーブ・スト
ッパー34の後方移動量との差に相当する。)となる。 【0027】以上、本考案を現時点での好適の実施例に
よって説明してきたが、当業者であれば、本考案の原理
から逸脱することなく、本考案の実施化の際、その構造
や配置や、部材や材料などを種々変更できるであろう。
コンパウンド等の粘性のかなり高い物質を吐出できる吐
出装置のような流体吐出(分配)装置に係り、特にノズ
ルオリフィスを通る流量を調整する調整機構及び装置に
関する。 【0002】この種の流体吐出装置は流体の流れを本体
の空洞部を通してノズルオリフィスから例えばワーク上
に放出する。このノズルオリフィスを通る流量の制御
は、典型的にはノズルオリフィスの弁部材の移動によっ
て行われる。この弁部材は通常ノズルオリフィスに形成
された弁座に着座してノズルオリフィスを閉止し、本体
空洞部からの流体放出を阻止している。弁部材が移動し
ノズルオリフィスから離れると、流体は弁と弁座との間
の間隙に対応した速度でオリフィスを通って流出する。 【0003】ノズルオリフィス開口を通る流れを正確か
つ調整可能に制御することができれば、非常に望まし
い。例えば、ノズルオリフィスを通過する材料の粘度が
変化した場合、もし何ら補償しないと、その材料流の速
度が変化してしまう。これまでは、流体の流れを所望の
ものにするにはノズルを交換しなければならず、これは
時間を多く要する作業であった。 【0004】この流量制御の問題は、接着剤や熱溶融物
や封止用コンパウンド等のかなり粘性の大きい物質を吐
出する液体吐出装置の場合に、特に顕著となっていた。
このような液体吐出装置即ちガンは本願出願人に譲渡さ
れている1982年7月21日出願の米国特許出願第4
00,373号に開示されており、ほぼ円筒状本体を有
し、この本体には軸方向孔が設けられている。この孔の
一端にはノズルが連通し、このノズルはノズルオリフィ
スと、このオリフィスに設けられた弁座とを有する。細
長い弁棒を有するニードル弁は、上記弁座に係合可能な
ニードル端を具備し、ニードル弁が、弁座と係合するよ
うに、かつまたそれから離れるように移動することによ
って、ノズルオリフィスを通る液体の流れを制御してい
る。ニードル弁は通常圧縮バネによって閉位置の方に付
勢されており、この圧縮バネはニードル弁に指示された
ピストン・アッセンブリの一部にバネ力を印加してい
る。ノズルオリフィスから離れる方向へのニードル弁の
移動は、空気圧により、即ち、加圧空気をピストンに印
加してそれを移動することによって行い、これにより、
ニードル弁は、上記バネの付勢力に抗して移動される。
しかしながら、この液体吐出装置のニードル弁行程は、
これまで圧縮バネ張力の調整以外では調整することがで
きず、ニードル弁を、その閉止位置と全開位置との間を
移動するのに必要な空気圧を単に調整するだけである。
従って、このような吐出装置では、精密な流量制御はノ
ズルの交換によってのみ可能であり、しかし上述したよ
うにこの交換は時間を多く要する作業である。 【0005】本考案の第1の目的は、ノズルオリフィス
での弁部材の最大行程を微調整できる流体吐出装置用の
流量制御装置を提供することである。 【0006】もっと詳細な目的はノズルオリフィスの弁
座から離れる方向へのニードル弁の最大行程を微調整し
てノズル開口を通る液体の流量を高精度かつ調節可能に
制御できる液体吐出装置用流量制御装置を提供すること
である。 【0007】別の目的は構造や組立や操作が簡単な微調
整可能な流量制御装置を提供することである。 【0008】上述の目的や他の目的は、軸方向孔を有す
る本体即ち、流体ガンと、この孔の一端と連通したノズ
ルとを具備する本考案に係る流体吐出装置用の流量制御
装置によって達成される。このノズルは弁部材によって
開閉されるオリフィスを有し、このオリフィスは上記本
体孔内で軸方向に移動可能である。 【0009】ノズルオリフィスから離れる方向への弁部
材の移動量即ち行程の最大量は、ネジ部材の新規な組合
によって決定され、このネジ部材の組合は二組のネジの
ピッチ差を利用して上記弁行程を調整する。詳述する
と、本体孔内で軸方向に可動なスリーブ・ストッパー部
材は、その一端がノズルオリフィスから離れる方向への
弁部材の最大移動量に対する端部ストッパーを構成して
いる。このスリーブ・ストッパー部材は、回転が阻止さ
れており、この回転阻止は例えば、スリーブ・ストッパ
ー部材の側部に軸方向に延びたスロットを形成し、この
スロットに本体の止めネジを係合させることによって行
われる。スリーブ・ストッパー部材の一部は第1ピッチ
のオネジ部が形成され、この第1ピッチとは異なった第
2ピッチのメネジ部が本体の軸方向孔内に形成されてい
る。スリーブ・ストッパー部材のオネジ部と軸方向孔の
メネジ部との両方に調整ネジ部材が係合している。この
調整ネジ部材はほぼ円筒形の部分を有し、この円筒形部
分は外面で上記第2ピッチのネジ部と螺合し、内面で上
記第1ピッチのネジ部と螺合している。こうして調整ネ
ジ部材はスリーブ・ストッパー部材の対応ネジ部と軸方
向孔の対応ネジ部とに係合する。 【0010】調整ネジ部材が回転されるとスリーブ・ス
トッパー部材が軸方向に差動運動して、最大弁行程を調
整する。即ち、調整ネジは、その回転によって軸方向孔
内にネジ込まれ、又は引き出される。この調整ネジの回
転によってスリーブ・ストッパー部材も軸方向に移動す
るが、しかしこの移動量は上記調整ネジの移動量とは異
なりピッチ差に応じたものである。こうしてスリーブ・
ストッパー部材の端部ストッパーは、上記部材のピッチ
差によってわずかな量だけ移動される。このことは、両
ネジが同方向のネジ(即ち、共に右ネジ、又は共に左ネ
ジ)でありさえすればよく、調整ネジ部材のピッチかス
リーブ・ストッパー部材のそれよりも大きいか又はその
逆であるかに無関係である。 【0011】本考案は、弁座と係合可能なニードル弁に
よってノズルオリフィスを通る粘性の高い液体の流量を
制御する液体吐出装置に特に適するものである。ニード
ル弁はピストンを有し、このピストンに加えられた流体
圧によって移動される。弁座から離れる方向へのニード
ル弁の最大移動量は、弁ピストンに対する端部ストッパ
ーとして働くスリーブ・ストッパー部材の位置によって
制御される。スリーブ・ストッパー部材に形成されたオ
ネジ部は第1ピッチを有し、この第1ピッチはインチ当
たりのネジ山数が軸方向孔のネジ部の第2ピッチのもの
よりも多い。調整ネジ部材の回転によるスリーブ・スト
ッパー部材の全移動量は、このように第1ピッチと第2
ピッチとのピッチ差に比例するので、ピッチ差を適当に
定めることによってオリフィスから離れる方向へのニー
ドル弁移動量を微調整できる。 【0012】本考案の上述した諸目的や特徴や利点は、
添付図面を参照して以下に述べる本考案の説明から容易
に理解できるであろう。 【0013】本願考案の実施例に係る液体吐出装置、即
ちガンは、全体を10で示されている。このガン10は
ほぼ円筒形本体11と、端部キャップ12と、ノズル1
3とを含む。14は流量調整アッセンブリを示し、この
アッセンブリはガン10の一部を構成し、端部キャップ
12に取り付けられている。端部キャップ12と本体1
1とノズル13と流量調整アッセンブリ14とはいずれ
も縦方向即ち軸方向の貫通孔を有し、この貫通孔内には
軸方向に可動のニードル弁15が配置され、このニード
ル弁15はノズル13のオリフィス16からの液体の流
量を最終的に制御する。 【0014】液体用通路20はマニホールド21と円筒
形本体11とを貫通して前方空洞部22内に延在してい
る。液体は上記液体用通路20を通って空洞部22内に
流入し、それからニードル弁案内プッシュ23に設けら
れた軸方向通路18を通り、更にニードル弁15がオリ
フィス16に設置の弁座24から離れている時にはオリ
フィス16を通って進む。 【0015】ニードル弁15は、空気圧により移動され
て弁座24に係合し、またこの係合を解かれる。マニホ
ールド21内の空気入口26は円筒形本体11を貫通し
ており、加圧空気を後方空洞部27に送る。この空洞部
27に送られた加圧空気はピストンアッセンブリ28に
作用し、ニードル弁15を移動させる。このピストンア
ッセンブリ28は、ニードル弁15のネジ部に螺合した
ナット29と一対のピストンリング30a、30bとを
含み、この両ピストンリング30aと30bとの間には
弾性ガスケット31が介在している。このガスケット3
1の外側端は端部キャップ12の内部に形成されたシリ
ンダ32の内表面と接触して、これによりピストンアッ
センブリ28の前方側とシリンダ32の表面との間に気
密シールを構成している。 【0016】流量調整アッセンブリ14は、詳細を後述
するが、支持管33と、この支持管33の内部に配置さ
れたスリーブ・ストッパー部材34と、行程調整ネジ部
材35とから構成されている。圧縮バネ36はスリーブ
・ストッパー34内の圧縮バネ空洞37に配置されてい
る。このバネ36は一端が後方ピストンリング30aの
表面と接触し、他端がバネ張力調整用植設ボルト即ちス
タッド40に接触している。 【0017】この調整用スタッド40はスリーブ・スト
ッパー34に螺合している。スタッド40の軸方向の位
置を調整することによって、ニードル弁15を閉止する
力を調節即ち変えることができる。このようにニードル
弁15は通常弁座24と係合するように付勢され、オリ
フィス16を閉止する。適当な圧力の空気入口26を介
して後方空洞部27に圧送してピストンアッセンブリ2
8を圧縮バネ36の付勢力に抗して移動させることによ
って、ニードル弁15は弁座24から離れる。 【0018】キャップ12はネジ41によって本体11
の後端にボルト締めされている。好ましくは、端部キャ
ップ12と本体11との接触面間に弾性ガスケットシー
ル42を設けるとよい。マニホールド21と円筒形本体
11との間にはOリングシール43と44が補助的に設
けられている。 【0019】ノズル13は図示なきフランジ部を有し、
このフランジ部は図示なきネジ等によって円筒形本体1
1の前方部に固着されている。前方空洞部22を形成す
るシリンダ内面47とノズル13の小径部46との間は
Oリング45によってシールされている。前方シール・
アッセンブリ51と後方シール・アッセンブリ52とは
空気受入用後方空洞部27から液体受入用前方空洞部2
2をシールする。両シール・アッセンブリ51と52と
の間にはウィープホール即ち抜き穴54が設けられてい
る。両シール・アッセンブリを通って漏れ出した空気や
液体は上記抜き孔54を介してガン本体から排出され
る。通気孔56が付加的に端部キャップ12に穿設され
ている。 【0020】上述した吐出装置は、流量調整アッセンブ
リ14を除き、公知のものであり、本願考案自体を何ら
構成するものではない。即ち本考案の要旨は流量調整ア
ッセンブリ14によって表される流量制御調整機構に存
する。 【0021】流量調整アッセンブリ14の支持管33は
ガン10の軸方向孔の延長部を構成すると共に端部キャ
ップ12の延長部を構成している。この支持管33は、
長尺の管で端部キャップ12に螺合した前方部60と、
後方部61とを有する。支持管33を端部キャップ12
内に固定するために係止ナット59が設けられている。
上記前方部60はほぼ滑らかな円筒内面を有する。後方
部61も、ほぼ円筒状の内面を有し、この内面前方部6
0よりもわずかに大径である。後方部61は更に内部に
ピッチP1 のネジ部65を有する。なおこの説明におい
ては右ネジが用いられている。 【0022】スリーブ・ストッパー34は、支持管33
の前方部60内に収容され、軸方向に摺動可能である。
このスリーブ部材34は前方部62と後方部64とを有
する長尺の管形状であり、この前方部62の終端は端ス
トッパー63となり、後方部64の外周にはピッチP2
のネジ66が形成されている。上述の如く、スリーブ・
ストッパー34は内部空洞部37を有し、ここには、圧
縮バネ36が配置されている。スリーブ34の後方部6
4は軸方向ネジ67を有し、この孔67にはバネ36の
張力調整用スタッド40の一部が挿入されている。スリ
ーブ部材34の前方部62の外径は、支持管33の前方
部60の内径よりもほんのわずか小さくなっている。 【0023】支持管33の側面のネジ孔には止めネジ6
8が配置されている。この止めネジ68はスリーブ部材
34の前方部と後方部との間の遷移領域即ち中間領域に
形成されたスロット69内に入り込んでいる。このスロ
ット69はスリーブ部材34に沿って軸方向に延在し、
このスロット69の横幅は、止めネジ68がスリーブ部
材34の回転を阻止すると共に軸方向の移動を許容する
ように、狭小化されている。 【0024】流量調整アッセンブリ14の最終構成部材
は行程調整用ネジ35である。本考案の実施例では、こ
の行程調整用ネジ35は形状がほぼ管状であり、管状前
方部72と、後方端の把握部73とを有する。この端部
73の軸方向孔74をスタッド40が貫通している。ス
タッド40を所定位置に固定するために、係止ナット7
5がネジ35の端部73の後方に配置されている。別の
係止ナット78は、行程調整用ネジ35を所定の調整位
置に固定する。 【0025】行程調整ネジ35の前方部72の外径及び
内径は支持管33のメネジ65及びスリーブ部材34の
オネジ66と夫々螺合するように定められている。この
螺合の為に図2に示すように行程調整ネジ35の前方部
72の外面と内面には夫々ピッチP1 のネジ部76とピ
ッチP2 のネジ部77が形成されている。 【0026】オリフィス16からニードル弁15を離す
方向へのニードル弁最大移動量即ち最大行程の微調整
は、調整アッセンブリ14の部材間のピッチ差に基づく
ものである。本実施例では便宜上P1 として、28山/
インチのピッチをまた、P2 として32山/インチのピ
ッチを使用してある。このピッチ差は、行程調整ネジ3
5の回転をスリーブ・ストッパー34のわずかな軸方向
移動に変換する。換言すると行程調整ネジ35の軸方向
移動を、ピストン30とニードル弁15との移動制限で
ある端部ストッパー63のわずかな移動に変換する。例
えば、行程調整ネジ35を回転して距離D(図2参照)
だけ支持管33内にネジ込むと、スリーブ・ストッパー
34は行程調整ネジ35に対して相対的に距離dだけ後
方に移動する。ネジ山P1 はネジ山P2 よりもピッチが
大きい(即ち、1インチあたりのネジ山の数は少ない)
ので、端部キャップ12に対するスリーブ・ストッパー
34の全移動量は距離Xとなり、この距離XはDとdと
の差に相当し上記ピッチ差に比例する。即ち、P1 =2
8山/インチ及びP2 =32山/インチとし、行程調整
ネジ35を時計方向に14回転すると、このネジ35は
前方に(即ちノズル開口の方へ)1/2インチ移動す
る。この回転の結果、スリーブ・ストッパー34は、後
方に(即ち、行程調整ネジ35内へ)14/32インチ
だけ移動し、結局、スリーブ・ストッパー34の端部ス
トッパー63の正味移動量は前方向1/16インチ(こ
れは行程調整ネジ35の前方移動量と、スリーブ・スト
ッパー34の後方移動量との差に相当する。)となる。 【0027】以上、本考案を現時点での好適の実施例に
よって説明してきたが、当業者であれば、本考案の原理
から逸脱することなく、本考案の実施化の際、その構造
や配置や、部材や材料などを種々変更できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案を含む吐出装置の縦断面図である。
【図2】図1とは異なった第2位置にネジ付調整部材を
相対移動した状態を示す図1と似た断面図である。 【符号の説明】 10 液体吐出装置 11 本体 13 ノズル 14 流量調整アッセンブリ 15 ニードル弁 16 ノズルオリフィス 33 支持管 34 スリーブ・ストッパー部材 35 行程調整ネジ 63 ストッパー 65 メネジ 66 オネジ 68 止めネジ 76 ネジ部 77 ネジ部 P1 、P2 ピッチ
相対移動した状態を示す図1と似た断面図である。 【符号の説明】 10 液体吐出装置 11 本体 13 ノズル 14 流量調整アッセンブリ 15 ニードル弁 16 ノズルオリフィス 33 支持管 34 スリーブ・ストッパー部材 35 行程調整ネジ 63 ストッパー 65 メネジ 66 オネジ 68 止めネジ 76 ネジ部 77 ネジ部 P1 、P2 ピッチ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭56−24272(JP,A)
実開 昭52−111429(JP,U)
実開 昭58−28179(JP,U)
実開 昭48−69413(JP,U)
特公 昭37−7031(JP,B1)
特公 昭46−28587(JP,B1)
実公 昭43−28538(JP,Y1)
芦場清三郎 「機械運動機構」 第1
版 (1957年10月15日) 技報堂出版株
式会社 P.35 「158.2螺旋体によ
る微動直線運動機構」
Claims (1)
- (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.接着剤吐出装置用の流量制御装置であって、 軸方向孔と、ノズルオリフィスを有し前記軸方向孔の一
端部に連通するノズルとを有する本体と、 前記ノズルオリフィスを開閉するために前記軸方向孔内
において軸方向に移動可能な弁部材と、 前記弁部材を閉位置へ付勢するためのバネ手段を含み、
前記軸方向孔内において前記弁部材を移動させるための
手段と、 前記バネ手段による閉弁力を調整するための手段と、 前記軸方向孔内において軸方向に移動可能であり、両端
部を有し、そのうちの一端部が前記ノズルオリフィスか
ら離れる方向への前記弁部材の移動に対する端部ストッ
パーを形成しており、前記バネ手段が配置されている軸
方向孔を有するスリーブ・ストッパー部材と、 前記スリーブ・ストッパー部材が前記本体の前記軸方向
孔に関して軸方向に移動することは許容するが、回転す
ることは阻止するためのキー手段と、 前記スリーブ・ストッパー部材の一部分に形成された第
1ピッチの雄ネジ部と、 前記本体の前記軸方向孔内に形成され、前記第1ピッチ
とは異なる第2ピッチの雌ネジ部と、 第2ピッチの雄ネジ部が設けられており前記本体の前記
軸方向孔の前記第2ピッチの前記雌ネジ部と係合し、第
1ピッチの雌ネジ部が設けられおり前記スリーブ・スト
ッパー部材の前記第1ピッチの前記雄ネジ部と係合して
いる管状部分を含み、回転させられることにより前記ス
リーブ・ストッパー部材を軸方向に差動移動させて、前
記ノズルオリフィスから離れる方向への前記弁部材の最
大開口移動量を調整する調整ネジ手段とを有することを
特徴とする接着剤吐出装置用の流量制御装置。 2.前記第1ピッチと前記第2ピッチとが同一方向であ
ることを特徴とする請求項1に記載の流量制御装置。 3.前記ノズルは、前記ノズルオリフィスに設けられた
弁座を有しており、 前記弁部材は、前記ノズルオリフィスを通る接着剤の流
量を制御するために前記弁座と係合可能なニードル弁で
あることを特徴とする請求項1に記載の流量制御装置。 4.前記第1ピッチは、前記第2ピッチよりも1インチ
当たりのネジ山数が多いことを特徴とする請求項3に記
載の流量制御装置。 5.前記ニードル弁は、細長い弁棒を有しており、前記
ニードル弁の一端部は、前記ノズルオリフィスを通る接
着剤の流量を制御するために前記弁座と係合可能であ
り、前記ニードル弁の他端部には、ピストンが設けられ
ており、前記ニードル弁は、前記ピストンにかけられる
流体圧力により前記弁座と密閉係合しかつまた前記密閉
係合を解くように前記本体の前記軸方向孔内を軸方向に
移動可能であることを特徴とする請求項3に記載の流量
制御装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/593,607 US4801051A (en) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | Flow control device for a fluid dispensing apparatus |
US593607 | 1984-03-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08620U JPH08620U (ja) | 1996-04-12 |
JP2553939Y2 true JP2553939Y2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=24375401
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60059700A Pending JPS60215167A (ja) | 1984-03-26 | 1985-03-26 | 流体叶出装置用の流量制御装置 |
JP1995008738U Expired - Lifetime JP2553939Y2 (ja) | 1984-03-26 | 1995-08-21 | 流体吐出装置用の流量制御装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60059700A Pending JPS60215167A (ja) | 1984-03-26 | 1985-03-26 | 流体叶出装置用の流量制御装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4801051A (ja) |
EP (1) | EP0158087B1 (ja) |
JP (2) | JPS60215167A (ja) |
AU (1) | AU576222B2 (ja) |
CA (1) | CA1233631A (ja) |
DE (2) | DE3560298D1 (ja) |
Families Citing this family (57)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH672672A5 (ja) * | 1985-12-10 | 1989-12-15 | Vaillant Gmbh | |
US4687137A (en) * | 1986-03-20 | 1987-08-18 | Nordson Corporation | Continuous/intermittent adhesive dispensing apparatus |
US4874451A (en) * | 1986-03-20 | 1989-10-17 | Nordson Corporation | Method of forming a disposable diaper with continuous/intermittent rows of adhesive |
US4852773A (en) * | 1987-12-28 | 1989-08-01 | Jesco Products Company, Inc. | Adjustable flow applicator for a positive displacement constant flow-rate dispenser |
US5042699A (en) * | 1989-01-26 | 1991-08-27 | Italtinto S.R.L. | Dispenser, in particular for paints |
US4967933A (en) * | 1989-02-27 | 1990-11-06 | Asymptotic Technologies, Inc. | Method and apparatus for dispensing viscous materials |
US5074443A (en) * | 1989-12-20 | 1991-12-24 | Nordson Corporation | Adaptor for liquid dispensing syringe |
DE4014760A1 (de) * | 1990-05-08 | 1991-11-14 | Electronal Ges Fuer Elektronik | Dispenserkopf zum aufbringen kleiner mengen einer pastoesen masse fuer die oberflaechenmontage elektronischer bauteile |
US5207352A (en) * | 1991-04-19 | 1993-05-04 | Nordson Corporation | Method and apparatus for dispensing high viscosity fluid materials |
US5080575A (en) * | 1991-05-17 | 1992-01-14 | Eastman Kodak Company | Adjustable valve stem apparatus for valve gated injection molding devices |
US5183069A (en) * | 1991-05-17 | 1993-02-02 | Eastman Kodak Company | Adjustable valve stem apparatus for valve gated injection molding devices |
DE4214827A1 (de) * | 1992-05-10 | 1993-11-11 | Eric Van Damme | Vorrichtung zum dosierten Zuführen von flüssigen oder viskosen Substanzen an eine Verbrauchsstelle |
US5277344A (en) * | 1992-10-05 | 1994-01-11 | Nordson Corporation | Flow control device for fluid dispenser |
JP2852843B2 (ja) * | 1993-04-02 | 1999-02-03 | 株式会社ベンカン | スローベントバルブ |
US5368233A (en) * | 1993-09-01 | 1994-11-29 | Nordson Corporation | Spray disk for close centerline spacing |
DE4411569C1 (de) * | 1994-04-02 | 1995-07-20 | Itw Dynatec Gmbh Klebetechnik | Auftragskopf zur dosierten Abgabe von strömenden Medien |
US5511695A (en) * | 1994-06-13 | 1996-04-30 | Hero Industries, Inc. | Paint colorant dispenser |
IE940697A1 (en) * | 1994-09-06 | 1996-03-06 | Loctite Ireland Ltd | Applicator for liquids such as adhesives |
US5573146A (en) * | 1995-01-09 | 1996-11-12 | Ingersoll-Rand Company | Adjustable pneumatic lift device for dual flow valve |
US5598974A (en) * | 1995-01-13 | 1997-02-04 | Nordson Corporation | Reduced cavity module with interchangeable seat |
US5735434A (en) * | 1996-09-25 | 1998-04-07 | Ingersoll-Rand Company | Dispensing apparatus with improved fluid valve and air knife and method |
WO1998038453A1 (en) | 1997-02-26 | 1998-09-03 | Bijur Lubricating Corporation | Positive displacement pump |
US6001178A (en) * | 1997-05-13 | 1999-12-14 | Nordson Corporation | Method and apparatus for applying uniform layers of adhesive to contoured surfaces of a substrate |
USD409634S (en) * | 1997-11-03 | 1999-05-11 | Nordson Corporation | Cartridge for a liquid dispensing device |
US5934520A (en) * | 1997-11-03 | 1999-08-10 | Nordson Corporation | Liquid dispensing device |
JP3382533B2 (ja) * | 1998-03-31 | 2003-03-04 | 松下電器産業株式会社 | 粘性流体塗布装置及び方法 |
US6206968B1 (en) | 1999-02-01 | 2001-03-27 | Lif Hospitality Mints Llc | Apparatus for coating products |
IT246625Y1 (it) * | 1999-04-07 | 2002-04-09 | Claber Spa | Vite di regolazione per testina di irrigatore sotterraneo a scomparsa |
US20050013975A1 (en) * | 2003-07-14 | 2005-01-20 | Nordson Corporation | Method of securing elastic strands to flat substrates and products produced by the method |
US6911232B2 (en) * | 2002-04-12 | 2005-06-28 | Nordson Corporation | Module, nozzle and method for dispensing controlled patterns of liquid material |
US7578882B2 (en) * | 2003-01-22 | 2009-08-25 | Nordson Corporation | Module, nozzle and method for dispensing controlled patterns of liquid material |
US7462240B2 (en) * | 2003-01-24 | 2008-12-09 | Nordson Corporation | Module, nozzle and method for dispensing controlled patterns of liquid material |
US20050001869A1 (en) * | 2003-05-23 | 2005-01-06 | Nordson Corporation | Viscous material noncontact jetting system |
EP2095885B1 (en) * | 2003-07-14 | 2017-08-02 | Nordson Corporation | Apparatus for dispensing discrete amounts of viscous material |
US20050097154A1 (en) * | 2003-10-30 | 2005-05-05 | Tsecouras Michael J. | Noise reduction in systems with an RF tuner front end |
US7028867B2 (en) * | 2003-10-30 | 2006-04-18 | Nordson Corporation | Conformal coating applicator and method |
US20060029724A1 (en) * | 2004-08-06 | 2006-02-09 | Nordson Corporation | System for jetting phosphor for optical displays |
DE202005003127U1 (de) * | 2005-02-26 | 2005-05-12 | Flühs Drehtechnik GmbH | Ventiloberteil |
US20070125541A1 (en) * | 2005-12-02 | 2007-06-07 | Halliburton Energy Services, Inc. | Threaded connector for well servicing applications |
US20070145164A1 (en) * | 2005-12-22 | 2007-06-28 | Nordson Corporation | Jetting dispenser with multiple jetting nozzle outlets |
US7540468B2 (en) * | 2006-04-26 | 2009-06-02 | Honeywell International, Inc. | Angled poppet valve manual override mechanism |
US7963572B2 (en) * | 2006-11-16 | 2011-06-21 | Halliburton Energy Services Inc. | Differential pitch hammerless connection with hydraulic driving mechanism |
JP2010022881A (ja) * | 2007-03-30 | 2010-02-04 | Musashi Eng Co Ltd | 液材吐出装置および液材吐出方法 |
US8141754B2 (en) | 2007-10-24 | 2012-03-27 | Techtronic Floor Care Technology Limited | Pressurized fluid dispenser |
JP5508875B2 (ja) * | 2010-01-26 | 2014-06-04 | 株式会社フジキン | 流体制御器および流量制御装置 |
FR2962413B1 (fr) * | 2010-07-08 | 2012-08-24 | Sidel Participations | Dispositif de remplissage avec systeme de regulation de debit |
US8746501B2 (en) * | 2011-10-31 | 2014-06-10 | Nordson Corporation | Pneumatically actuated liquid dispensing valve and method |
US9682392B2 (en) | 2012-04-11 | 2017-06-20 | Nordson Corporation | Method for applying varying amounts or types of adhesive on an elastic strand |
JP6410489B2 (ja) * | 2014-06-25 | 2018-10-24 | 株式会社Ihi | 空圧作動バルブ |
JP6464633B2 (ja) * | 2014-09-24 | 2019-02-06 | アイシン精機株式会社 | 定量塗布装置 |
TWI572414B (zh) * | 2015-03-24 | 2017-03-01 | All Ring Tech Co Ltd | Stroke fine - tuning method and construction of liquid material extrusion device |
CN105107650A (zh) * | 2015-09-17 | 2015-12-02 | 湖州织里华宁园艺工程有限公司 | 便于调节的园艺用喷水装置 |
FR3055818A1 (fr) * | 2016-09-14 | 2018-03-16 | Exel Industries | Dispositif de mise en rotation d'un fluide a l'interieur d'une buse, ensemble comprenant un tel dispositif et dispositif d'application |
CN107716201A (zh) * | 2017-10-31 | 2018-02-23 | 安徽新辰光学新材料有限公司 | 一种均匀涂布设备 |
US10500604B2 (en) | 2018-02-09 | 2019-12-10 | Nordson Corporation | Liquid adhesive dispensing system |
CN112495659B (zh) * | 2020-11-30 | 2021-11-19 | 扬州得路达交通科技有限公司 | 一种市政管理用快速喷淋降温系统 |
CN115041359B (zh) * | 2022-06-02 | 2023-10-13 | 洛阳市锐创电气设备有限公司 | 一种数控密封点胶机用陶瓷通断阀 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB354006A (en) * | 1930-06-18 | 1931-08-06 | Henry Thomas Tallack | Improvements in tangent screws for use with instruments of precision |
US2622765A (en) * | 1948-09-14 | 1952-12-23 | Emil Greiner Company | Microburet or pipet |
US2893130A (en) * | 1957-05-20 | 1959-07-07 | Ierokomos Nikiforos | Micrometer depth gauge |
US3094254A (en) * | 1960-02-29 | 1963-06-18 | Grace W R & Co | Nutating nozzle |
US3419246A (en) * | 1967-04-03 | 1968-12-31 | Lif O Gen Inc | Toggle valve |
US3690518A (en) * | 1970-11-13 | 1972-09-12 | Nordson Corp | Modular applicator system |
DE3108793C2 (de) * | 1981-03-07 | 1985-01-17 | Bima Maschinenfabrik Gmbh, 7450 Hechingen | Klebstoff-Auftragevorrichtung, insbesondere für die Lederwaren- und Schuhindustrie |
SU973983A1 (ru) * | 1981-05-06 | 1982-11-15 | Барнаульское опытно-конструкторское бюро автоматики Научно-производственного объединения "Химавтоматика" | Механизм дл точных поступательных перемещений |
CA1152465A (en) * | 1981-05-20 | 1983-08-23 | Nordson Corporation | Liquid dispensing device |
-
1984
- 1984-03-26 US US06/593,607 patent/US4801051A/en not_active Expired - Lifetime
-
1985
- 1985-02-27 DE DE8585102137T patent/DE3560298D1/de not_active Expired
- 1985-02-27 EP EP85102137A patent/EP0158087B1/en not_active Expired
- 1985-02-27 DE DE198585102137T patent/DE158087T1/de active Pending
- 1985-03-12 AU AU39740/85A patent/AU576222B2/en not_active Ceased
- 1985-03-26 CA CA000477535A patent/CA1233631A/en not_active Expired
- 1985-03-26 JP JP60059700A patent/JPS60215167A/ja active Pending
-
1995
- 1995-08-21 JP JP1995008738U patent/JP2553939Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
芦場清三郎 「機械運動機構」 第1版 (1957年10月15日) 技報堂出版株式会社 P.35 「158.2螺旋体による微動直線運動機構」 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0158087A1 (en) | 1985-10-16 |
JPH08620U (ja) | 1996-04-12 |
EP0158087B1 (en) | 1987-07-08 |
AU576222B2 (en) | 1988-08-18 |
DE158087T1 (de) | 1986-02-27 |
JPS60215167A (ja) | 1985-10-28 |
US4801051A (en) | 1989-01-31 |
CA1233631A (en) | 1988-03-08 |
DE3560298D1 (en) | 1987-08-13 |
AU3974085A (en) | 1985-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2553939Y2 (ja) | 流体吐出装置用の流量制御装置 | |
EP1427535B1 (en) | Spray gun | |
US3580513A (en) | Shower head | |
US5277344A (en) | Flow control device for fluid dispenser | |
US4817872A (en) | Adjustable fluid spray gun | |
EP2127758B1 (en) | Spray gun for painting | |
AU2002326030A1 (en) | Spray gun | |
JP5214829B2 (ja) | スナフバック弁組立体 | |
US5495963A (en) | Valve for controlling pressure and flow | |
DE4220060C2 (de) | Einrichtung zur Betätigung einer den Durchsatz von Verbrennungsluft steuernden Dralleinrichtung eines Brenners für Gasturbinentriebwerke | |
JPS60102967A (ja) | 迅速変化パタ−ン制御アセンブリを備えるスプレガン | |
DE2737680A1 (de) | Spritzpistole | |
US2613998A (en) | Variable area fuel nozzle | |
DE3028557C2 (de) | Vorrichtung zur Steuerung der Fluglage einer Rakete | |
DE69928929T2 (de) | Ringschieber-rückschlagventil | |
US2913187A (en) | Spray gun for viscous liquids | |
US4194694A (en) | Fluid control valve | |
US4394873A (en) | Fluid valve with compressible channel | |
US4019534A (en) | Needle valve assembly | |
JPH0464486B2 (ja) | ||
US3194502A (en) | Air operated spray device having flexible packing means | |
US4211258A (en) | Spray dampening system for offset printing with page control assembly | |
US2763514A (en) | Spray nozzle for fire hose and the like | |
JPH0513425Y2 (ja) | ||
US3156251A (en) | Fuel output adjustment apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970618 |