JP2553819B2 - 竪型充填包装機 - Google Patents

竪型充填包装機

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JP2553819B2
JP2553819B2 JP5310242A JP31024293A JP2553819B2 JP 2553819 B2 JP2553819 B2 JP 2553819B2 JP 5310242 A JP5310242 A JP 5310242A JP 31024293 A JP31024293 A JP 31024293A JP 2553819 B2 JP2553819 B2 JP 2553819B2
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film
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、液状もしくはペースト
状の充填物を樹脂性の筒状フィルムに充填し、充填物が
充填された筒状フィルムを熱シールすることで袋詰製品
を製造する竪型充填包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液状もしくはペースト状の充填物
(製品)を樹脂性の筒状フィルムに充填し、シールして
袋詰めする充填包装機としては、図8および図9に示す
ような竪形充填包装機がある。図8は、従来の竪型充填
包装機の概略側面図であり、図9は、図8に示した竪型
充填包装機の正面図である。
【0003】図8および図9に示すように、この竪型充
填包装機は、投入パイプ102の内部に設けられた投入
ノズル101から投入される充填物Aを袋詰めするもの
である。投入パイプ102の外周部には、シート状フィ
ルム120’を筒状に形成するための製袋ガイド103
が取り付けられている。製袋ガイド103によって筒状
に形成された筒状フィルム120は、製袋ガイド103
の下方に設けられた竪シール部104によってその合わ
せ面がヒートシールされる。
【0004】投入パイプ102の下方には、筒状フィル
ム120を挟み込んで送るための、一方が2つの円盤状
ローラで構成された一対のフィルム送りローラ106が
設けられている。各フィルム送りローラ106下方に
は、各フィルム送りローラ106の回転に同期して回転
される2つの円柱状ローラからなる一対のシゴキローラ
107が設けられている。各シゴキローラ107は、筒
状フィルム120を挟み込むことによって充填物Aを分
割するためのものであり、互いに筒状フィルム120の
送り方向に垂直な方向に移動可能に設けられている。
【0005】各シゴキローラ107の下方には、筒状フ
ィルム120を横方向にヒートシールするための熱シー
ル装置108が配置されている。熱シール装置108
は、それぞれヒーター(不図示)が内蔵され、互いに筒
状フィルム120の移動方向に垂直な方向に移動可能な
一対のヒーターバー108aを有し、各ヒーターバー1
08aにより筒状フィルム120を挟み、加圧すること
で筒状フィルム120が熱シールされる構成となってい
る。
【0006】さらに、熱シール装置108の下方には、
熱シール装置108により熱シールされた部位(以下、
「熱シール部」という)を冷却し切断するための切断装
置109が配置されている。切断装置109は図10に
示すように互いに対向して筒状フィルム120の移動方
向に垂直な方向(矢印B方向)に移動可能な一対の本体
110a、110bを有し、各本体110a、110b
の対向面の互いに対応する位置にはそれぞれ凹部115
が形成されている。また、一方の本体110aには、本
体110aを内部から冷却するための冷却水通路116
が形成されているとともに、凹部115には本体110
aの移動方向と等しい方向すなわち筒状フィルム120
の厚み方向に出入り可能に設けられ通常は引き込まれて
いる切断刃111が装着されている。
【0007】また、投入パイプ102の下端には、下方
に向けて広げられた2本のピンを有する案内張り105
が取り付けられている。
【0008】上記のように構成された本従来例におい
て、製袋ガイド103および竪シール部104によって
シート状フィルム120’を円筒状に形成して得られる
筒状フィルム120は、各フィルム送りローラ106を
駆動するモータ(不図示)の回転によって下方に送られ
る。このとき、案内張り105により筒状フィルム12
0は開いた状態とされる。充填物Aの投入は、各フィル
ム送りローラ106の回転が停止され、各シゴキローラ
107、熱シール装置108および切断装置109が開
いた状態のとき行なわれる。投入終了後、各シゴキロー
ラ107が筒状フィルム120を挟む方向に移動して充
填物Aを分割し、各フィルム送りローラ106とともに
図示矢印方向に回転する。この回転によって筒状フィル
ム120が下方に送られ、それに伴って筒状フィルム1
20には空充填部120aが形成される。
【0009】そして、筒状フィルム120が図8および
図9に示される位置まで送られたら、各シゴキローラ1
07の回転を停止させ、熱シール装置108を閉じて筒
状フィルム120の空充填部120aを加圧し熱シール
する。熱シール後、再び筒状フィルム120を下方に送
り、筒状フィルム120の熱シール部が切断装置109
の間に送られたら切断装置109を閉じて熱シール部を
加圧保持する。これにより熱シール部が冷却され、この
状態で切断刃111を突出させて筒状フィルム120の
熱シール部を切断する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の竪型充填包装機では、各シゴキローラにより筒状フィ
ルムを挟み込むことで充填物を所定量毎に分割してい
る。ところが、充填物が筒状フィルム内に落下する際に
筒状フィルムには充填物の重量が加わるので、各シゴキ
ローラが閉じるときの、各シゴキローラよりも下方の部
分における筒状フィルムの膨らみ状態はその度毎にばら
ついている。そのため、各シゴキローラを所定のタイミ
ングで閉じても、分割される充填物の量にはばらつきが
あり、分割される充填物の定量性をある程度以上には高
めることができないという問題点があった。
【0011】このような問題点を解決するために、各シ
ゴキローラと熱シール装置との間に筒状フィルムを押え
る成型板を設けたものが提案されている。これは、成型
板によって筒状フィルムの側部を押えて膨らみを規制
し、その状態で各シゴキローラにより筒状フィルムを挟
み込むことで、分割する製品の量を一定にしている。し
かしながら、この場合には、製品の定量性は向上するも
のの、成型板で筒状フィルムの膨らみを規制するために
筒状フィルムの送りを停止させる必要があるので、その
分だけ袋詰製品1つあたりの生産時間が増え、生産性が
低下してしまう。
【0012】そこで本発明は、生産性を低下させること
なく製品の定量性をより高めることのできる竪型充填包
装機を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の竪型充填包装機は、製品が充填される樹脂製の
筒状フィルムを下方に送るフィルム送りローラと、前記
フィルム送りローラによって送られた筒状フィルムを挟
み込んでしごくことにより、前記筒状フィルムに空充填
部を形成するしごき機構と、前記空充填部を熱シールし
切断する熱シール機構とを有する竪型充填包装機におい
て、前記しごき機構は、前記筒状フィルムを間において
互いに対向移動および回転自在に対向配置された一対の
第1のシゴキローラと、前記第1のシゴキローラの下方
に、前記筒状フィルムを間において互いに対向移動およ
び回転自在に対向配置された一対の第2のシゴキローラ
とを有し、 前記第1のシゴキローラでしごき動作が開始
された位置と同じ位置で、前記第2のシゴキローラによ
るしごき動作が行われることを特徴とする。
【0014】また、製品が充填される樹脂製の筒状フィ
ルムを下方に送るフィルム送りローラと、前記フィルム
送りローラによって送られた筒状フィルムを挟み込んで
しごくことにより、前記筒状フィルムに空充填部を形成
するしごき機構と、前記空充填部を熱シールし切断する
熱シール機構とを有する竪型充填包装機において、前記
しごき機構は、前記筒状フィルムを間において互いに対
向移動および回転自在に対向配置された一対の第1のシ
ゴキローラと、前記第1のシゴキローラの下方に、前記
筒状フィルムを間において互いに対向移動および回転自
在に対向配置された一対の第2のシゴキローラとを有
し、前記第1のシゴキローラの回転中心と前記第2の
ゴキローラの回転中心との鉛直方向における距離は、前
記筒状フィルムをその膨らみが安定した状態で前記第1
シゴキローラ前記第2のシゴキローラとで挟み込ん
だとき分割される充填物の量が、包装製品に充填され
るべき充填物の量と等しくなるように配置されるととも
に、前記第1のシゴキローラと前記第2のシゴキローラ
との間に、前記筒状フィルムの側部を押えて前記筒状フ
ィルムの膨らみを規制する成型板が設けられ 前記第2
のシゴキローラで前記筒状フィルムを挟み込み、かつ、
前記成型板で前記筒状フィルムの側部を押えた状態で前
記第1のシゴキローラによる前記筒状フィルムの挟み込
みが行われ、前記第2のシゴキローラでの挟み込みおよ
び前記成型板での押えが解除された後、前記第1のシゴ
キローラのしごき動作が開始され、前記第1のシゴキロ
ーラのしごき動作が開始された位置よりも、前記第2の
シゴキローラの挟み込みの解除で充填物が下降する距離
だけ下方で、前記第2のシゴキローラによるしごき動作
が開始されることを特徴とするものであってもよい。
【0015】さらに、前記製品は流体物質であってもよ
い。
【0016】
【作用】上記のとおり構成された本発明の竪型充填包装
機では、製品が充填された筒状フィルムは一対の第1の
シゴキローラにより挟み込まれ、これにより製品が分割
される。そして、各第1のシゴキローラを回転させて筒
状フィルムを下方に送ると、筒状フィルムには空充填部
が形成される。各第1のシゴキローラにより製品を分割
したとき、筒状フィルムへの製品の投入状況等により筒
状フィルムの膨らみ状態にはばらつきがあるので、分割
された製品の量もばらついている。
【0017】そこで、各第1のシゴキローラが筒状フィ
ルムを挟み込んだ位置と同じ位置で、各第2のシゴキロ
ーラにより再び筒状フィルムを挟み込み、しごき動作を
開始する。各第2のシゴキローラによって筒状フィルム
を挟み込むときには、各第1のシゴキローラと各第2の
シゴキローラとの鉛直方向の距離分だけ筒状フィルムが
送られ、筒状フィルムの膨らみ状態も安定している。こ
のため、各第1のシゴキローラにより製品を分割したと
きに余分に分割された場合には、この余分な製品は各第
2のシゴキローラの挟み込みによって更に分割されるの
で、筒状フィルムの膨らみを安定させるために特に筒状
フィルムの送りを停止させなくても製品の定量性はより
高まる。
【0018】また、一対の第1のシゴキローラと一対の
第2のシゴキローラとの鉛直方向における距離を規定す
るとともに第1のシゴキローラと第2のシゴキロ
ーラとの間成型板を設けたものでは、各第1のシゴキ
ローラでの筒状フィルムの挟み込みに先立ち、各第2の
シゴキローラで筒状フィルムを挟んだ状態で成型板によ
り筒状フィルムの膨らみを規制する。そして、各第1の
シゴキローラにより筒状フィルムを挟み込むと、各第1
のシゴキローラと各第2のシゴキローラとの間における
筒状フィルムの膨らみが規制されているので、第1のシ
ゴキローラのみで分割した場合に比べて定量性が向上す
る。その後、各第2のシゴキローラによる挟み込みおよ
び成型板による押えを解除して各第1のシゴキローラに
よるしごき動作を行う。ここで、各第2のシゴキローラ
による挟み込みの解除によって充填物は下降するので、
各第1のシゴキローラによるしごき動作が開始された位
置よりも、充填物が下降する分だけ下方で、第2のシゴ
キローラによるしごき動作が行われる。これにより余分
な製品が更に分割され、より定量性が向上する。この場
合には、熱シール工程や切断工程等、筒状フィルムの送
りを停止しているときに、成型板により筒状フィルムの
側部を押えることができるので、成型板の動作だけのた
めに筒状フィルムの送りを停止させる必要もなく、袋詰
製品の生産性は向上する。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0020】(第1実施例)図1は、本発明の竪型充填
包装機の第1実施例の概略側面図である。本実施例の竪
型充填包装機は、投入ノズル1から投入される製品とし
ての充填物Aを、製袋ガイド3によって筒状に形成され
た筒状フィルム20に充填し、充填物Aが充填された筒
状フィルム20を熱シールすることで袋詰製品を製造す
るものである。
【0021】図1において、投入ノズル1、投入パイプ
2、製袋ガイド3、竪シール部4、案内張り5、各フィ
ルム送りローラ6、筒状フィルム20、熱シール装置8
および切断装置9は、それぞれ図8に示した従来のもの
と同様に構成されるので、それらの説明は省略する。
【0022】各フィルム送りローラ6の下方には、各フ
ィルム送りローラ6の回転に同期して回転される2つの
円柱状ローラからなる一対の第1のシゴキローラ7aが
設けられている。各第1のシゴキローラ7aは、筒状フ
ィルム20を挟み込むことによって充填物Aを分割する
ためのものであり、互いに筒状フィルム20の送り方向
に垂直な方向に移動可能に設けられている。さらに、各
第1のシゴキローラ7aの下方にも、各第1のシゴキロ
ーラ7aと同様の一対の第2のシゴキローラ7bが、各
フィルム送りローラ6の回転に同期して回転可能、およ
び筒状フィルム20の送り方向に垂直な方向に移動可能
に設けられている。そして、各第2のシゴキローラ7b
の下方に、熱シール装置8が配置されている。
【0023】次に、本実施例の竪型充填包装機の動作に
ついて、図2および図3を参照して説明する。
【0024】まず、図2の(a)に示すように、各第1
のシゴキローラ7a、各第2のシゴキローラ7b、熱シ
ール装置8および切断装置9を開いた状態で、筒状フィ
ルム20に液状、半液状、あるいはペースト状の充填物
Aが充填される。なお、図2の(a)には、筒状フィル
ム20の下端部は予め熱シール装置8による熱シールお
よび切断装置9による切断が行なわれており、閉塞され
ている状態を示している。充填物Aの充填が終了した
ら、図2の(b)に示すように各第1のシゴキローラ7
を閉じて充填物Aを分割し、この状態で各フィルム送り
ローラ6および各第1のシゴキローラ7aを矢印方向に
回転させる。すると、図2の(c)に示すように筒状フ
ィルム20はしごかれつつ下方に送られ、筒状フィルム
20には各第1のシゴキローラ7aにより空充填部20
aが形成される。
【0025】そして、筒状フィルム20が、第1のシゴ
キローラ7aの回転中心と第2のシゴキローラ7bの回
転中心との鉛直方向における距離dと等しい距離だけ送
られたら、図2の(d)に示すように各第2のシゴキロ
ーラ7bを閉じると同時に、各第1のシゴキローラ7a
を開き、今度は各フィルム送りローラ6と各第2のシゴ
キローラ7bとで筒状フィルム20を下方に送る。つま
り、第1のシゴキローラ7aによりしごき動作が開始さ
れる位置と、第2のシゴキローラ7bによりしごき動作
が開始される位置とは、同じ位置である。
【0026】これにより、筒像フィルム20各第2のシ
ゴキローラ7bによって再びしごかれることになる。ま
た、筒状フィルム20が各第1のシゴキローラ7aによ
って挟み込まれてから距離dだけ送られるまでの間に、
空充填部20aよりも下方での筒状フィルム20の膨ら
み状態は安定している。このため、筒状フィルム20が
膨らんだ状態で各第1のシゴキローラ7aによる挟み込
みが行なわれ、分割された充填物Aの量が多い場合に
は、図4の(a)に示すように、距離dだけ筒状フィル
ム20を送ったときの空充填部20aの長さLは、筒状
フィルム20の径が小さくなることによる充填物Aの上
昇で、筒状フィルム20の送り量よりも短くなってい
る。各第2のシゴキローラ7bによる筒状フィルム20
の挟み込みはこの状態で行なわれるので、図4の(b)
に示すように、余分な充填物A’は各第2のシゴキロー
ラ7bによって更に分割され、各第2のシゴキローラ7
bよりも下方には所定量の充填物Aが残る。
【0027】各フィルム送りローラ6と各第2のシゴキ
ローラ7bとで筒状フィルム20を下方に送り、図3の
(e)に示すように、空充填部20aの下端部が熱シー
ル装置8の間まで送られたら、各フィルム送りローラ6
および各第2のシゴキローラ7bの回転を停止して筒状
フィルム20の送りを停止させ、図3の(f)に示すよ
うに熱シール装置8を閉じて空充填部20aの下端部を
熱シールする。
【0028】空充填部20aの下端部の熱シール後、熱
シール装置8を開いて再び筒状フィルム20を下方に送
る。そして、筒状フィルム20の、熱シール装置8によ
り熱シールされた部位すなわち熱シール部が切断装置9
の間まで送られたら、筒状フィルム20の送りを停止さ
せ、図3の(g)に示すように切断装置9を閉じて熱シ
ール部を加圧し冷却するとともに、切断刃11を突出さ
せて筒状フィルム20の熱シール部を切断する。
【0029】筒状フィルム20の熱シール部が切断され
たら、図3の(h)に示すように切断刃11を引き込ま
せるとともに切断装置9を開く。これにより袋詰製品2
1が分割され、これら一連の動作を繰り返すことで袋詰
製品21が連続して生産される。
【0030】以上説明したように、各第1のシゴキロー
ラ7aにより筒状フィルム20をしごき、筒状フィルム
20が所定量送られたら更に各第2のシゴキローラ7b
によりしごくことで、各第1のシゴキローラ7aにより
余分に充填物Aが分割された場合には、その余分な充填
物A’は各第2のシゴキローラ7bにより分割され、分
割される充填物Aの定量性をより高めることができる。
また、筒状フィルム20を送りつつ定量の充填物Aを分
割することができるので、袋詰製品21の生産性も低下
することはない。
【0031】(第2実施例)図5は、本発明の竪型充填
包装機の第2実施例の概略側面図である。本実施例の竪
型充填包装機は、投入ノズル51から投入される製品と
しての充填物Aを、製袋ガイド53によって筒状に形成
された筒状フィルム70に充填し、充填物Aが充填され
た筒状フィルム70を熱シールすることで袋詰製品を製
造するものである。
【0032】図5において、投入ノズル51、投入パイ
プ52、製袋ガイド53、竪シール部54、案内張り5
5、各フィルム送りローラ56、筒状フィルム70、熱
シール装置58および切断装置59は、それぞれ図8に
示した従来のものと同様に構成されるので、それらの説
明は省略する。また、本実施例においても、各フィルム
送りローラ56と熱シール装置58との間に、第1実施
例と同様の一対の第1のシゴキローラ57aおよび一対
の第2のシゴキローラ57bがそれぞれ設けられてい
る。ただし、第1のシゴキローラ57aの回転中心と第
2のシゴキローラ57bの回転中心との鉛直方向におけ
る距離d’は、筒状フィルム70の膨らみが安定した状
態で各第1のシゴキローラ57aおよび各第2のシゴキ
ローラ57bを同時に閉じたときに、両者により分割さ
れる充填物Aの量が、包装製品に充填されるべき充填物
Aの量と等しくなるように配置されている。
【0033】さらに、各第1のシゴキローラ57aと各
第2のシゴキローラ57bとの間には、筒状フィルム7
0を間において互いに対向する2つのシリンダ63が、
それぞれシリンダ支持部材64に固定されて配置されて
いる。各シリンダ63は、それぞれのロッドが熱シール
装置58および切断装置59の移動方向と平行に進退可
能に配置されており、各ロッドの先端部には、それぞれ
成型板62が固定されている。すなわち各成型板62
は、それぞれシリンダ63により熱シール装置58およ
び切断装置59の移動方向と平行に移動される構成とな
っている。また、各成型板62はそれぞれ筒状フィルム
70に当接する平板部を有し、これら各平板部の平面が
熱シール装置58の対向面と略平行となるように設けら
れている。
【0034】次に、本実施例の竪型充填包装機の動作に
ついて、図6および図7を参照して説明する。
【0035】本実施例では、充填物Aの投入は止められ
ることなく連続して行なわれており、まず、図6の
(a)に示すように、各第1のシゴキローラ57a、各
成型板63、熱シール装置58および切断装置59を開
き、かつ、各第2のシゴキローラ57bを閉じた状態
で、筒状フィルム70に液状、半液状、あるいはペース
ト状の充填物Aが充填される。このとき、各第2のシゴ
キローラ57bは閉じているので、各第2のシゴキロー
ラ57bよりも下方には充填物Aは充填されない。な
お、図6の(a)には、筒状フィルム70の下端部は予
め熱シール装置58による熱シールおよび切断装置59
による切断が行なわれており、閉塞されている状態を示
している。また、各第2のシゴキローラ57bよりも下
方の筒状フィルム70は、各第2のシゴキローラ57b
によりしごかれ、密着状態となっている充填物Aが各
第1のシゴキローラ57aよりも上方まで充填された
ら、図6の(b)に示すように各成型板63をそれぞれ
筒状フィルム70に向けて移動させ、その直後に各第1
のシゴキローラ57aを閉じて充填物Aを分割する。各
成型板63を移動させることにより、筒状フィルム70
の膨らみ各成型板63により規制され状態で充填物
Aが分割されるので、分割される充填物Aの量はほぼ
定となるが、充填物Aの投入圧力のばらつき等に起因す
る筒状フィルム70の伸び等のため、正確には一定とは
ならない
【0036】次いで、図6の(c)に示すように、各成
型板63を開くとともに各第2のシゴキローラ57bを
開く。すると、分割された充填物Aは自重により筒状フ
ィルム70の下端まで下降するが、充填物Aが充填され
た部位は各第1のシゴキローラ57aにより密閉されて
いるので、分割された充填物Aの上方には空充填部70
aが形成される。なお、分割された充填物Aが下降する
ことにより形成された空充填部70aはしごかれて形成
されたものではないので、その内面には非常にわずかで
はあるが充填物Aが付着している。
【0037】各成型板63および各第2のシゴキローラ
57bをそれぞれ開いたら、図6の(d)に示すよう
に、各フィルム送りローラ56および各第1のシゴキロ
ーラ57aを矢印方向に回転させる。すると、筒状フィ
ルム70は各第1のシゴキローラ57aによりしごかれ
つつ下方に送られ、空充填部70aが更に形成されてい
く。
【0038】筒状フィルム70が各フィルム送りローラ
56および各第1のシゴキローラ57aにより下方に送
られ、空充填部70aの下端部が各第2のシゴキローラ
57bの間に達したら、図7の(e)に示すように各第
2のシゴキローラ57bを閉じる。すなわち、第1のシ
ゴキローラ57aのしごき動作が開始された位置より
も、第2のシゴキローラ57bを開くことで充填物Aが
下降する距離だけ下方で、第2のシゴキローラ57bが
閉じられる。このとき、図6の(b)で示した工程で充
填物Aが余分に分割されていた場合には、図4の(b)
で説明したように、余分な充填物が更に分割される。
の直後に各第1のシゴキローラ57aを開く。そして、
図7の(f)に示すように各フィルム送りローラ56と
各第2のシゴキローラ57bとで筒状フィルム70を下
方に送る。これにより、筒状フィルム70は各第2のシ
ゴキローラ57bによって再びしごかれることになり、
各第2のシゴキローラ57bにより空充填部70a’が
形成される。また、図6の(c)に示した工程で形成さ
れた空充填部70aに付着していた充填物Aも、このと
きに各第2のシゴキローラ57bによってしごかれるの
で、空充填部70a’の内面には充填物は残らない。
【0039】そして、各第2のシゴキローラ57bによ
って形成された空充填部70a’の下端部が熱シール装
置58の間に送られたら、各フィルム送りローラ56お
よび各第2のシゴキローラ57bの回転を停止して筒状
フィルム70の送りを停止させ、図7の(g)に示すよ
うに熱シール装置58を閉じて空充填部70a’の下端
部を熱シールする。一方、各成型板62をそれぞれ筒状
フィルム70に向けて移動させ、各第2のシゴキローラ
57bよりも上方における筒状フィルム70の膨らみを
規制する。
【0040】空充填部70a’の下端部の熱シール後、
熱シール装置58を開いて再び筒状フィルム70を下方
に送る。そして、筒状フィルム70の、熱シール装置5
8により熱シールされた部位すなわち熱シール部が切断
装置59の間まで送られたら、筒状フィルム70の送り
を停止させ、図7の(h)に示すように切断装置59を
閉じて熱シール部を加圧し冷却するとともに、切断61
を突出させて筒状フィルム70の熱シール部を切断す
る。
【0041】筒状フィルム70の熱シール部が切断され
たら、切断刃61を引き込ませるとともに切断装置59
を開く。これにより袋詰製品が分割される。前述したよ
うに、この間にも充填物Aは投入されており、充填物A
が各第1のシゴキローラ57aよりも上方まで投入され
たら、図6の(b)に示したように各第1のシゴキロー
ラ57aを閉じて充填物Aを分割し、以降の一連の動作
を繰り返すことで袋詰製品が連続して生産される。
【0042】以上説明したように本実施例では、各第1
のシゴキローラ57aでの充填物Aの分割の際には筒状
フィルム70の膨らみは各成型板62により強制的に規
制されるので、分割される充填物Aの定量性をより向上
させることができる。また、各成型板62を筒状フィル
ム70に向けて移動させた状態で各第1のシゴキローラ
57aおよび各第2のシゴキローラ57bにより充填物
Aが分割されるので、充填物Aの投入量が十分多けれ
ば、図7の(g)に示した熱シール工程、あるいは図7
の(h)に示した切断工程と同時に各第1のシゴキロー
ラ57aを閉じて充填物Aを分割することもでき、袋詰
製品1つあたりを生産するのに要する時間を短縮するこ
とができる。
【0043】上述した各実施例において、熱シール後の
冷却効果を向上させるために、熱シール装置の内部に熱
シール装置を内部から冷却するための冷却水通路(不図
示)を形成したり、熱シール装置と切断装置との間に、
冷却用のエアを吹き付けるためのノズル(不図示)を設
けてもよい。さらに、切断装置による加圧の際に熱シー
ル部に傷が発生するのを防止するために、切断装置の互
いの対向面にシリコーンゴム(不図示)を貼り付けた構
成としてもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0045】一対の第1のシゴキローラの下方に一対の
第2のシゴキローラを設け、第1のシゴキローラでしご
き動作が開始された位置と同じ位置で、第2のシゴキロ
ーラによるしごき動作を行うことで、各第1のシゴキロ
ーラにより充填物が余分に分割された場合には各第2の
シゴキローラにより余分な充填物を分割でき、製品の定
量性を向上させることができる。また、筒状フィルムを
送りつつ定量の製品を分割できるので、袋詰製品の生産
性が低下することもない。
【0046】また、一対の第1のシゴキローラの回転中
心と一対の第2のシゴキローラの回転中心との鉛直方向
における距離を、筒状フィルムの膨らみが安定した状態
で一対の第1のシゴキローラおよび一対の第2のシゴキ
ローラによりそれぞれ筒状フィルムを挟み込んだとき
に、両者により分割される充填物の量が、包装製品に充
填されるべき充填物の量と等しくなるように配置し、さ
らに、一対の第1のシゴキローラと一対の第2のシゴキ
ローラとの間に成型板を設けることによって、より確実
に製品の定量性を向上させることができる。そして、こ
の場合においては、熱シール工程または切断工程という
筒状フィルムの送りが停止されているときに成型板によ
る筒状フィルムの膨らみの規制を行なうことができるの
で、袋詰製品の生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の竪型充填包装機の第1実施例の概略側
面図である。
【図2】図1に示した竪型充填包装機の動作のうち、充
填物の充填から第2のシゴキローラによる空充填部の挟
み込みまでの動作を連続的に示す図である。
【図3】図1に示した竪型充填包装機の動作のうち、第
2のシゴキローラの駆動から熱シール部の切断までの動
作を連続的に示す図である。
【図4】図2の(d)に示した動作により、余分な充填
物がさらに分割される状態を示す図である。
【図5】本発明の竪型充填包装機の第2実施例の概略側
面図である。
【図6】図5に示した竪型充填包装機の動作のうち、充
填物の充填から第1のシゴキローラによる空充填部の形
成までの動作を連続的に示す図である。
【図7】図5に示した竪型充填包装機の動作のうち、第
2のシゴキローラによる空充填部の挟み込みから熱シー
ル部の切断までの動作を連続的に示す図である。
【図8】従来の竪型充填包装機の概略側面図である。
【図9】図8に示した竪型充填包装機の正面図である。
【図10】図8に示した竪型充填包装機の切断装置の構
成図である。
【符号の説明】
1、51 投入ノズル 2、52 投入パイプ 3、53 製袋ガイド 4、54 竪シール部 5、55 案内張り 6、56 フィルム送りローラ 7a、57a 第1のシゴキローラ 7b、57b 第2のシゴキローラ 8、58 熱シール装置 9、59 切断装置 11、61 切断刃 20、70 筒状フィルム 20a 空充填部 62 成型板 63 シリンダ 64 シリンダ支持部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品が充填される樹脂製の筒状フィルム
    を下方に送るフィルム送りローラと、前記フィルム送り
    ローラによって送られた筒状フィルムを挟み込んでしご
    くことにより、前記筒状フィルムに空充填部を形成する
    しごき機構と、前記空充填部を熱シールし切断する熱シ
    ール機構とを有する竪型充填包装機において、 前記しごき機構は、前記筒状フィルムを間において互い
    に対向移動および回転自在に対向配置された一対の第1
    のシゴキローラと、前記第1のシゴキローラの下方に、
    前記筒状フィルムを間において互いに対向移動および回
    転自在に対向配置された一対の第2のシゴキローラとを
    有し、 前記第1のシゴキローラでしごき動作が開始された位置
    と同じ位置で、前記第2のシゴキローラによるしごき動
    作が行われる ことを特徴とする竪型充填包装機。
  2. 【請求項2】 製品が充填される樹脂製の筒状フィルム
    を下方に送るフィルム送りローラと、前記フィルム送り
    ローラによって送られた筒状フィルムを挟み込んでしご
    くことにより、前記筒状フィルムに空充填部を形成する
    しごき機構と、前記空充填部を熱シールし切断する熱シ
    ール機構とを有する竪型充填包装機において、 前記しごき機構は、前記筒状フィルムを間において互い
    に対向移動および回転自在に対向配置された一対の第1
    のシゴキローラと、前記第1のシゴキローラの下方に、
    前記筒状フィルムを間において互いに対向移動および回
    転自在に対向配置された一対の第2のシゴキローラとを
    有し、 前記第1のシゴキローラの回転中心と前記第2のシゴキ
    ローラの回転中心との鉛直方向における距離は、前記筒
    状フィルムをその膨らみが安定した状態で前記第1のシ
    ゴキローラと前記第2のシゴキローラとで挟み込んだと
    きに分割される充填物の量が、包装製品に充填されるべ
    き充填物の量と等しくなるように配置されるとともに、 前記第1のシゴキローラと前記第2のシゴキローラとの
    間に、前記筒状フィルムの側部を押えて前記筒状フィル
    ムの膨らみを規制する成型板が設けられ、 前記第2のシゴキローラで前記筒状フィルムを挟み込
    み、かつ、前記成型板で前記筒状フィルムの側部を押え
    た状態で前記第1のシゴキローラによる前記筒状フィル
    ムの挟み込みが行われ、前記第2のシゴキローラでの挟
    み込みおよび前記成型板での押えが解除された後、前記
    第1のシゴキローラのしごき動作が開始され、前記第1
    のシゴキローラのしごき動作が開始された位置よりも、
    前記第2のシゴキローラの挟み込みの解除で充填物が下
    降する距離だけ下方で、前記第2のシゴキローラによる
    しごき動作が開始されることを特徴とする 竪型充填包装
    機。
  3. 【請求項3】 前記製品は流体物質である請求項1また
    は2に記載の竪型充填包装機。
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