JP2553790B2 - 換気扇の制御装置 - Google Patents
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- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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- F24F11/0001—Control or safety arrangements for ventilation
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- F24F2110/50—Air quality properties
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、事務所、居間、台所等
で、環境の変化に応じて自動的に換気を行う換気扇の制
御装置に関するものである。
で、環境の変化に応じて自動的に換気を行う換気扇の制
御装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年の住宅および事務所等は高気密化が
進み、換気扇の普及率も増加し環境の変化をとらえ自動
的に換気を行う自動換気装置が求められていた。
進み、換気扇の普及率も増加し環境の変化をとらえ自動
的に換気を行う自動換気装置が求められていた。
【０００３】従来、この種の換気扇の制御装置は、特開
昭６２−５９３１９号公報に示すような構成が一般的で
あった。以下、その構成について図５を参照しながら説
明する。
昭６２−５９３１９号公報に示すような構成が一般的で
あった。以下、その構成について図５を参照しながら説
明する。
【０００４】図に示すように、環境の変化（例えば室内
空気の汚れ）を感知して直流電圧を発生するセンサ回路
１０１と、コンデンサと抵抗器等を用いて時系列的に基
準電圧を変化させる基準電圧発生回路１０２と、比較演
算増幅回路１０３と、判断回路１０４とから換気扇の制
御装置を構成している。
空気の汚れ）を感知して直流電圧を発生するセンサ回路
１０１と、コンデンサと抵抗器等を用いて時系列的に基
準電圧を変化させる基準電圧発生回路１０２と、比較演
算増幅回路１０３と、判断回路１０４とから換気扇の制
御装置を構成している。
【０００５】上記構成における換気扇の制御装置の動作
を、図４および図５を参照しながら以下に説明する。
を、図４および図５を参照しながら以下に説明する。
【０００６】まず、室内の空気の汚れ具合をセンサ回路
１０１が検知し、センサ回路１０１は空気の汚れ具合に
応じた直流の信号電圧Ｄを比較演算増幅回路１０３へ送
る。比較演算増幅回路１０３は、この信号電圧Ｄと、基
準電圧発生回路１０２の発生する基準電圧Ｅとを比較す
る。比較の結果とすでに基準電圧発生回路１０２へ送信
した電圧指令とから判断回路１０４は、センサ回路１０
１の信号電圧Ｄの値（Ｆａ又はＦｂ）とその変化を検知
して換気扇を動作させるものであった。
１０１が検知し、センサ回路１０１は空気の汚れ具合に
応じた直流の信号電圧Ｄを比較演算増幅回路１０３へ送
る。比較演算増幅回路１０３は、この信号電圧Ｄと、基
準電圧発生回路１０２の発生する基準電圧Ｅとを比較す
る。比較の結果とすでに基準電圧発生回路１０２へ送信
した電圧指令とから判断回路１０４は、センサ回路１０
１の信号電圧Ｄの値（Ｆａ又はＦｂ）とその変化を検知
して換気扇を動作させるものであった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気
扇の制御装置では、センサ回路１０１の電源電圧が不安
定または、脈動するために、センサ回路１０１の信号電
圧Ｄにリップル等の振幅電圧が発生した場合には、基準
電圧Ｅと直流電圧Ｄとの交点から検知される電圧が、た
とえば、Ｆａ，Ｆｂというように幅を持った値となり環
境の変化の正しい検知ができなかった。また、基準電圧
発生回路はコンデンサと抵抗器で構成されているために
時定数が介在してしまい、基準電圧Ｅの変化勾配を急に
して短時間に電圧をあげることができないので、室内気
の汚れ具合の検知の応答性が悪いという課題があった。
扇の制御装置では、センサ回路１０１の電源電圧が不安
定または、脈動するために、センサ回路１０１の信号電
圧Ｄにリップル等の振幅電圧が発生した場合には、基準
電圧Ｅと直流電圧Ｄとの交点から検知される電圧が、た
とえば、Ｆａ，Ｆｂというように幅を持った値となり環
境の変化の正しい検知ができなかった。また、基準電圧
発生回路はコンデンサと抵抗器で構成されているために
時定数が介在してしまい、基準電圧Ｅの変化勾配を急に
して短時間に電圧をあげることができないので、室内気
の汚れ具合の検知の応答性が悪いという課題があった。
【０００８】本発明は上記課題を解決するのもので、セ
ンサ回路の信号電圧に振幅電圧が発生し、室内気の汚れ
具合を正確に検知することができなくなるのを防止する
とともに、応答性を向上させて検知のできる換気扇の制
御装置を提供することを目的としている。
ンサ回路の信号電圧に振幅電圧が発生し、室内気の汚れ
具合を正確に検知することができなくなるのを防止する
とともに、応答性を向上させて検知のできる換気扇の制
御装置を提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的を達成
するための第１の手段は、環境の変化に応じて信号電圧
が変化するセンサ回路と、このセンサ回路のこの信号電
圧の周期より長い時間一定であって信号電圧を段階的に
複数の値に瞬時にして切換える基準電圧と比較して電圧
レベルを検知する検知手段と、この検知手段にて検知し
た信号電圧の変化に応じて換気扇を動作させる判断手段
とを備えた換気扇の制御装置の構成としたものである。
するための第１の手段は、環境の変化に応じて信号電圧
が変化するセンサ回路と、このセンサ回路のこの信号電
圧の周期より長い時間一定であって信号電圧を段階的に
複数の値に瞬時にして切換える基準電圧と比較して電圧
レベルを検知する検知手段と、この検知手段にて検知し
た信号電圧の変化に応じて換気扇を動作させる判断手段
とを備えた換気扇の制御装置の構成としたものである。
【００１０】また、第２の手段として、環境の変化に応
じて信号電圧が変化するセンサ回路と、このセンサ回路
の信号電圧を、この信号電圧の周期より長い時間一定で
あって一つの抵抗器の値に対して２倍ずつ値を大きくし
た複数個の抵抗器の組み合わせで段階的に複数の値に瞬
時にして切換える基準電圧と比較して電圧レベルを検知
する検知手段と、この検知手段にて検知した信号電圧の
変化に応じて換気扇を動作させる判断手段とを備えた換
気扇の制御装置の構成としたものである。
じて信号電圧が変化するセンサ回路と、このセンサ回路
の信号電圧を、この信号電圧の周期より長い時間一定で
あって一つの抵抗器の値に対して２倍ずつ値を大きくし
た複数個の抵抗器の組み合わせで段階的に複数の値に瞬
時にして切換える基準電圧と比較して電圧レベルを検知
する検知手段と、この検知手段にて検知した信号電圧の
変化に応じて換気扇を動作させる判断手段とを備えた換
気扇の制御装置の構成としたものである。
【００１１】
【作用】本発明は、上記した第１の手段の構成により、
センサ回路の電源電圧が不安定、または、脈動するため
にセンサ回路の信号電圧にリップル等の振幅電圧が発生
しても、この信号電圧を検知手段が、振幅電圧の周期よ
り長い時間一定の電圧値であって、かつ、瞬時にして段
階的に切換える基準電圧と比較して信号電圧の振幅の極
値を検知するので、環境の変化を正確に検知するととも
に、応答性を向上した検知ができる。
センサ回路の電源電圧が不安定、または、脈動するため
にセンサ回路の信号電圧にリップル等の振幅電圧が発生
しても、この信号電圧を検知手段が、振幅電圧の周期よ
り長い時間一定の電圧値であって、かつ、瞬時にして段
階的に切換える基準電圧と比較して信号電圧の振幅の極
値を検知するので、環境の変化を正確に検知するととも
に、応答性を向上した検知ができる。
【００１２】また、第２の手段の構成により、センサ回
路の電源電圧が不安定または脈動するためにセンサ回路
の信号電圧にリップル等の振幅電圧が発生しても、この
信号電圧を検知手段が、リップルの周期より長い時間一
定の電圧値であって、かつ、複数個の抵抗器の組み合わ
せで複数の値に瞬時にして段階的に切換えた基準電圧と
比較して、信号Ｅの振幅の極値を検知するので環境の変
化を正確に検知するとともに、段階的な複数の電圧を抵
抗器のみの切換えで発生させているので、応答性を向上
した検知ができる。
路の電源電圧が不安定または脈動するためにセンサ回路
の信号電圧にリップル等の振幅電圧が発生しても、この
信号電圧を検知手段が、リップルの周期より長い時間一
定の電圧値であって、かつ、複数個の抵抗器の組み合わ
せで複数の値に瞬時にして段階的に切換えた基準電圧と
比較して、信号Ｅの振幅の極値を検知するので環境の変
化を正確に検知するとともに、段階的な複数の電圧を抵
抗器のみの切換えで発生させているので、応答性を向上
した検知ができる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の第１実施例について図１およ
び図２を参照しながら説明する。
び図２を参照しながら説明する。
【００１４】図に示すよう、電源１にトランス２を介し
てヒータ部分３ａを接続したセンサ３は、環境の変化に
応じて変化する抵抗部分３ｂと互いに直列にして固定抵
抗器４を前記電源１に接続してある。この固定抵抗器４
には、抵抗器５とツェナーダイオード６を並列に接続
し、さらに抵抗器７をＡ点にて直列に接続して構成した
分圧回路８が並列に接続されている。そして前記トラン
ス２，センサ３，固定抵抗器４，および分圧回路８にて
センサ回路９が構成される。前記センサ回路９のＡ点に
は、２つの入力端子と一つの出力端子Ｃ点を有する比較
演算増幅手段１０の一方の入力端子が接続されている。
また比較演算増幅手段１０の他方の端子Ｂ点には、複数
の電圧源１１ａ，１１ｂ，１１ｃ，……１１ｆを複数の
スイッチ１１ｇ，１１ｈ，１１ｉ，……１１ｌにて瞬時
に切換えて基準電圧を切換える電圧発生手段１１が接続
されている。また、比較演算増幅手段１０の出力端子Ｃ
点には、前記電圧発生手段１１に電圧指令を送るととも
に、Ｃ点の電圧のＨｉｇｈレベル，ｌｏｗレベルを判別
してセンサ回路９の信号電圧を検知する検知素子１２が
接続されている。また、この比較演算増幅手段１０は、
前記Ａ点の信号電圧と前記電圧発生手段１１の切換えた
基準電圧との大きさを比較して出力端子Ｃ点の電圧値を
Ｈｉｇｈレベル，Ｌｏｗレベルに決定するものである。
そして、比較演算増幅手段１０、電圧発生手段１１、お
よび、検知素子１２にて検知手段１３が構成される。検
知素子１２には、信号電圧の変化に応じて換気扇を動作
させる判断手段１４が接続されている。
てヒータ部分３ａを接続したセンサ３は、環境の変化に
応じて変化する抵抗部分３ｂと互いに直列にして固定抵
抗器４を前記電源１に接続してある。この固定抵抗器４
には、抵抗器５とツェナーダイオード６を並列に接続
し、さらに抵抗器７をＡ点にて直列に接続して構成した
分圧回路８が並列に接続されている。そして前記トラン
ス２，センサ３，固定抵抗器４，および分圧回路８にて
センサ回路９が構成される。前記センサ回路９のＡ点に
は、２つの入力端子と一つの出力端子Ｃ点を有する比較
演算増幅手段１０の一方の入力端子が接続されている。
また比較演算増幅手段１０の他方の端子Ｂ点には、複数
の電圧源１１ａ，１１ｂ，１１ｃ，……１１ｆを複数の
スイッチ１１ｇ，１１ｈ，１１ｉ，……１１ｌにて瞬時
に切換えて基準電圧を切換える電圧発生手段１１が接続
されている。また、比較演算増幅手段１０の出力端子Ｃ
点には、前記電圧発生手段１１に電圧指令を送るととも
に、Ｃ点の電圧のＨｉｇｈレベル，ｌｏｗレベルを判別
してセンサ回路９の信号電圧を検知する検知素子１２が
接続されている。また、この比較演算増幅手段１０は、
前記Ａ点の信号電圧と前記電圧発生手段１１の切換えた
基準電圧との大きさを比較して出力端子Ｃ点の電圧値を
Ｈｉｇｈレベル，Ｌｏｗレベルに決定するものである。
そして、比較演算増幅手段１０、電圧発生手段１１、お
よび、検知素子１２にて検知手段１３が構成される。検
知素子１２には、信号電圧の変化に応じて換気扇を動作
させる判断手段１４が接続されている。
【００１５】上記構成において、室内の環境に応じて信
号電圧が変化するセンサ回路９の電源電圧が脈動する場
合には、Ａ点部分の信号電圧に図２に示す実線Ａのよう
に周期性をもった振幅が発生し、比較演算増幅手段１０
の一方の端子に送信される。一方、検知素子１２が、電
圧発生手段１１に電圧指令を送り、この電圧指令を受け
て電圧発生手段１１が、比較演算増幅手段１０のＢ点に
Ａ点の信号電圧の振幅の一周期分より長い時間ごとに、
Ｖ1,Ｖ2……Ｖ6のごとく瞬時段階的に切換える基準電圧
Ｂを送る。前記センサ回路９の信号電圧Ａと基準電圧Ｂ
を受けて、比較演算増幅手段１０が、Ａ点の信号電圧Ａ
とＢ点の基準電圧Ｂを比較して、基準電圧Ｂが信号電圧
Ａよりも大きくなると出力端子Ｃ点の電圧値ＣをＨｉｇ
ｈレベルに決定する。出力端子Ｃ点の電圧値Ｃを受けて
検知素子１２が、出力端子Ｃ点の電圧値のレベルをＨｉ
ｇｈと判別して、発生した電圧指令と判別した電圧値の
レベルから信号電圧Ａを（たとえばＶ6）検知する。検
知素子１２にて検知された信号電圧Ａは判断手段１４へ
送られ、この信号電圧Ａを受けて判断手段１４は、前回
送られてきた信号電圧との差から環境の変化を判別す
る。
号電圧が変化するセンサ回路９の電源電圧が脈動する場
合には、Ａ点部分の信号電圧に図２に示す実線Ａのよう
に周期性をもった振幅が発生し、比較演算増幅手段１０
の一方の端子に送信される。一方、検知素子１２が、電
圧発生手段１１に電圧指令を送り、この電圧指令を受け
て電圧発生手段１１が、比較演算増幅手段１０のＢ点に
Ａ点の信号電圧の振幅の一周期分より長い時間ごとに、
Ｖ1,Ｖ2……Ｖ6のごとく瞬時段階的に切換える基準電圧
Ｂを送る。前記センサ回路９の信号電圧Ａと基準電圧Ｂ
を受けて、比較演算増幅手段１０が、Ａ点の信号電圧Ａ
とＢ点の基準電圧Ｂを比較して、基準電圧Ｂが信号電圧
Ａよりも大きくなると出力端子Ｃ点の電圧値ＣをＨｉｇ
ｈレベルに決定する。出力端子Ｃ点の電圧値Ｃを受けて
検知素子１２が、出力端子Ｃ点の電圧値のレベルをＨｉ
ｇｈと判別して、発生した電圧指令と判別した電圧値の
レベルから信号電圧Ａを（たとえばＶ6）検知する。検
知素子１２にて検知された信号電圧Ａは判断手段１４へ
送られ、この信号電圧Ａを受けて判断手段１４は、前回
送られてきた信号電圧との差から環境の変化を判別す
る。
【００１６】つぎに、室内の環境が、たばこ等の煙で悪
くなると、Ａ点の信号電圧は同図の破線のようになり、
検知素子１２は上記同様に信号電圧ＡをＶ5と検知す
る。判断手段１４は、前回送られてきた信号電圧と今回
送られてきた信号電圧から、環境の変化がＶ6→Ｖ5とな
り環境が悪くなったと判断して換気扇を運転する。
くなると、Ａ点の信号電圧は同図の破線のようになり、
検知素子１２は上記同様に信号電圧ＡをＶ5と検知す
る。判断手段１４は、前回送られてきた信号電圧と今回
送られてきた信号電圧から、環境の変化がＶ6→Ｖ5とな
り環境が悪くなったと判断して換気扇を運転する。
【００１７】このように本発明の第１の実施例の換気扇
の制御装置によれば、環境の状態に応じたセンサ回路の
信号電圧が振幅をもっている場合でも、この振幅の一周
期分より長い時間ごとに複数の電圧源を瞬時にして段階
的に切換える基準電圧と信号電圧とを比較して検知する
ことで、正しくセンサ回路の信号電圧を検知することが
できる。また、複数の電圧源を段階的に切換えて基準電
圧を発生させることで、基準電圧をすばやく発生させる
ことができ、応答性の早い検知ができる。
の制御装置によれば、環境の状態に応じたセンサ回路の
信号電圧が振幅をもっている場合でも、この振幅の一周
期分より長い時間ごとに複数の電圧源を瞬時にして段階
的に切換える基準電圧と信号電圧とを比較して検知する
ことで、正しくセンサ回路の信号電圧を検知することが
できる。また、複数の電圧源を段階的に切換えて基準電
圧を発生させることで、基準電圧をすばやく発生させる
ことができ、応答性の早い検知ができる。
【００１８】つぎに、本発明の第２実施例について図３
および図４を参照しながら説明する。
および図４を参照しながら説明する。
【００１９】なお、上記第１実施例と同じ構成要素には
同一符号を付し、その説明は省略する。図に示すように
本実施例は、上記第１実施例の電圧発生手段１１が、複
数の電圧源を瞬時にして切換えて段階的に基準電圧を切
換えていたのに対し、第２実施例の電圧発生手段１５
は、第１の抵抗器１５ａの値をＲとして、第２の抵抗器
１５ｂの値を２Ｒ，第３の抵抗器１５ｃの値を４Ｒ、第
４の抵抗器１５ｄの値を８Ｒ、第５の抵抗器の値を１６
Ｒというように、第１の抵抗器１５ａの値を基準にし
て、他の抵抗器の値を２倍，４倍，８倍，１６倍と２の
べき乗倍にして、それぞれの一端を接続し、他端を電源
電圧Ｖｃｃまたは、零電圧に切換えて接続して、瞬時に
して段階的に基準電圧を切換えるものである。
同一符号を付し、その説明は省略する。図に示すように
本実施例は、上記第１実施例の電圧発生手段１１が、複
数の電圧源を瞬時にして切換えて段階的に基準電圧を切
換えていたのに対し、第２実施例の電圧発生手段１５
は、第１の抵抗器１５ａの値をＲとして、第２の抵抗器
１５ｂの値を２Ｒ，第３の抵抗器１５ｃの値を４Ｒ、第
４の抵抗器１５ｄの値を８Ｒ、第５の抵抗器の値を１６
Ｒというように、第１の抵抗器１５ａの値を基準にし
て、他の抵抗器の値を２倍，４倍，８倍，１６倍と２の
べき乗倍にして、それぞれの一端を接続し、他端を電源
電圧Ｖｃｃまたは、零電圧に切換えて接続して、瞬時に
して段階的に基準電圧を切換えるものである。
【００２０】上記構成において、室内の環境に応じてセ
ンサ回路９のＡ点部分の信号電圧は、比較演算増幅手段
１０によって、電圧発生手段１５がＶ1，Ｖ2,……Ｖ32
のごとく段階的に切換えて発生した基準電圧Ｂ（図では
Ｖ6までしか示していない）と比較されて、検知素子１
２にて検知されて、判断手段１４へ送られる。そして、
第１実施例のごとく前回送られた信号電圧との変化があ
った場合には、環境に変化があったことを判別して換気
扇を運転させる。
ンサ回路９のＡ点部分の信号電圧は、比較演算増幅手段
１０によって、電圧発生手段１５がＶ1，Ｖ2,……Ｖ32
のごとく段階的に切換えて発生した基準電圧Ｂ（図では
Ｖ6までしか示していない）と比較されて、検知素子１
２にて検知されて、判断手段１４へ送られる。そして、
第１実施例のごとく前回送られた信号電圧との変化があ
った場合には、環境に変化があったことを判別して換気
扇を運転させる。
【００２１】このように本発明の第２の実施例の換気扇
の制御装置によれば、第１実施例と同様の効果が得られ
るとともに、一つの抵抗器の抵抗値に対して２倍ずつ値
を大きくした５個の抵抗器の一端を接続して、他端を電
源電圧Ｖｃｃまたは零電圧とに切換えることで、５個の
抵抗器で２の５乗段階の基準電圧を発生することがで
き、信号電圧のきめ細かな検知ができる。さらに、複数
の基準電圧を抵抗器の切換えのみで瞬時にして発生させ
ることで、応答性の速い検知ができる。
の制御装置によれば、第１実施例と同様の効果が得られ
るとともに、一つの抵抗器の抵抗値に対して２倍ずつ値
を大きくした５個の抵抗器の一端を接続して、他端を電
源電圧Ｖｃｃまたは零電圧とに切換えることで、５個の
抵抗器で２の５乗段階の基準電圧を発生することがで
き、信号電圧のきめ細かな検知ができる。さらに、複数
の基準電圧を抵抗器の切換えのみで瞬時にして発生させ
ることで、応答性の速い検知ができる。
【００２２】なお、実施例では、段階的に発生させる基
準電圧を特定の段階数（Ｖ1……Ｖ6またはＶ1……
Ｖ32）としたが、段階数に限りがないことはいうまでも
ない。
準電圧を特定の段階数（Ｖ1……Ｖ6またはＶ1……
Ｖ32）としたが、段階数に限りがないことはいうまでも
ない。
【００２３】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、環境の変化に応じて変化するセンサ回路の信
号電圧を、この信号電圧の周期より長い時間一定であっ
て段階的に複数の値に瞬時にして切換える基準電圧と比
較して電圧レベル検知することで、信号電圧にリップル
等の振幅電圧が存在する不安定な場合でも、正しく検知
がどきる効果のある換気扇の制御装置を提供することが
できる。
によれば、環境の変化に応じて変化するセンサ回路の信
号電圧を、この信号電圧の周期より長い時間一定であっ
て段階的に複数の値に瞬時にして切換える基準電圧と比
較して電圧レベル検知することで、信号電圧にリップル
等の振幅電圧が存在する不安定な場合でも、正しく検知
がどきる効果のある換気扇の制御装置を提供することが
できる。
【００２４】また、コンデンサと抵抗による時定数の介
在しない構成で基準電圧を瞬時にして段階的に切換える
ことにより、基準電圧の変化勾配に制限を受けず、切換
えの速度を速くして応答性を向した検知ができる効果の
ある換気扇の制御装置を提供することができる。
在しない構成で基準電圧を瞬時にして段階的に切換える
ことにより、基準電圧の変化勾配に制限を受けず、切換
えの速度を速くして応答性を向した検知ができる効果の
ある換気扇の制御装置を提供することができる。
【図１】本発明の第１実施例の換気扇の制御装置の構成
を示すブロック図
を示すブロック図
【図２】同制御装置各部の信号電圧波形図
【図３】同第２実施例の換気扇の制御装置の構成を示す
ブロック図
ブロック図
【図４】同電圧発生手段の回路図
【図５】従来の換気扇の制御装置の構成を示すブロック
図
図
【図６】同制御装置各部の信号電圧波形図
９ センサ回路 １３ 検知手段 １４ 判断手段
Claims (2)
- 【請求項１】 環境の変化に応じて信号電圧が変化する
センサ回路と、このセンサ回路の信号電圧をこの信号電
圧の周期より長い時間一定であって段階的に複数の値に
瞬時にして切換える基準電圧と比較して電圧レベルを検
知する検知手段と、この検知手段にて検知した信号電圧
の変化に応じて換気扇を動作させる判断手段とを備えた
換気扇の制御装置。 - 【請求項２】 環境の変化に応じて信号電圧が変化する
センサ回路と、このセンサ回路の信号電圧を、この信号
電圧の周期より長い時間一定であって一つの抵抗器の値
に対して２倍ずつ値を大きくした複数個の抵抗器の組み
合わせで段階的に複数の値に瞬時にして切換える基準電
圧と比較して電圧レベルを検知する検知手段と、この検
知手段にて検知し信号電圧の変化に応じて換気扇を動作
させる判断手段とを備えた換気扇の制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3270755A JP2553790B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 換気扇の制御装置 |
| US07/960,062 US5294048A (en) | 1991-10-18 | 1992-10-14 | Apparatus for controlling ventilation fan |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3270755A JP2553790B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 換気扇の制御装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05106881A JPH05106881A (ja) | 1993-04-27 |
| JP2553790B2 true JP2553790B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=17490536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3270755A Expired - Fee Related JP2553790B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 換気扇の制御装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5294048A (ja) |
| JP (1) | JP2553790B2 (ja) |
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| US5875966A (en) * | 1997-03-07 | 1999-03-02 | Itt Manufacturing Enterprises, Inc. | Dual mode input signal conditioner |
| US6131473A (en) * | 1998-05-28 | 2000-10-17 | Bethlehem Steel Corporation | Retractable humidity sensor for use in corrosion test chambers |
| CA2435934A1 (en) * | 2002-09-12 | 2004-03-12 | 1045929 Ontario Limited | Defective sod rejector and deflector |
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Family Cites Families (6)
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|---|---|---|---|---|
| JPS6259319A (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-16 | Matsushita Seiko Co Ltd | 換気扇の制御装置 |
| JPS62119338A (ja) * | 1985-11-19 | 1987-05-30 | Matsushita Seiko Co Ltd | 自動換気扇の制御装置 |
| EP0287599B2 (de) * | 1986-10-11 | 1993-10-27 | Hölter, Heinz, Dipl.-Ing. | Sensor zur steuerung von umluftklappen von kraftfahrzeugen |
| EP0308455B1 (de) * | 1987-04-02 | 1993-01-27 | Eftag Entstaubungs- Und Fördertechnik Ag | Schaltungsanordnung zur auswertung der von einem halbleitergassensor erzeugten signale |
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-
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- 1991-10-18 JP JP3270755A patent/JP2553790B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-10-14 US US07/960,062 patent/US5294048A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5294048A (en) | 1994-03-15 |
| JPH05106881A (ja) | 1993-04-27 |
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