JP2553671Y2 - 携帯機器に搭載される振動体の取付け構造 - Google Patents
携帯機器に搭載される振動体の取付け構造Info
- Publication number
- JP2553671Y2 JP2553671Y2 JP1992019133U JP1913392U JP2553671Y2 JP 2553671 Y2 JP2553671 Y2 JP 2553671Y2 JP 1992019133 U JP1992019133 U JP 1992019133U JP 1913392 U JP1913392 U JP 1913392U JP 2553671 Y2 JP2553671 Y2 JP 2553671Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting structure
- vibrating body
- cushion member
- portable device
- vibration motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ページャなどの携帯
機器に無音報知手段として搭載される振動体の取付け構
造に関する。
機器に無音報知手段として搭載される振動体の取付け構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりページャ等の無音報知手段とし
て扁平コアレス振動モータ又は円筒コアレス振動モータ
を両面粘着テープで、外ケース又は内蔵された印刷配線
基板に装着するか、あるいはカバーアングルを介して印
刷配線基板に半田付し、この印刷配線基板をビス等によ
って外ケースに取付してなる構造のものが知られてい
る。
て扁平コアレス振動モータ又は円筒コアレス振動モータ
を両面粘着テープで、外ケース又は内蔵された印刷配線
基板に装着するか、あるいはカバーアングルを介して印
刷配線基板に半田付し、この印刷配線基板をビス等によ
って外ケースに取付してなる構造のものが知られてい
る。
【0003】このような振動体は固く装着する程、外部
に発生する振動は押えこまれて振幅が小さなものとな
り、振動周波数も高くなって触感が不快なものとなるき
らいがある。
に発生する振動は押えこまれて振幅が小さなものとな
り、振動周波数も高くなって触感が不快なものとなるき
らいがある。
【0004】また、ページャ自体が小さいものなので、
落下しやすく内蔵された各部品の損傷の問題がある。こ
の損傷の問題は落下の衝撃がページャ自体の重さが加味
されるので、非常に大きなショックが各部品に加わるた
め、内蔵される電子部品には十分な配慮が必要となる。
落下しやすく内蔵された各部品の損傷の問題がある。こ
の損傷の問題は落下の衝撃がページャ自体の重さが加味
されるので、非常に大きなショックが各部品に加わるた
め、内蔵される電子部品には十分な配慮が必要となる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】振動体、特にコアレス
モータのロータのアンバランスを利用するものでは、強
固に組み上げる程、振幅が小さくなるので、振動体自体
での耐衝撃性向上に限界がある。この考案は、耐衝撃性
を改善し、しかも振幅を犠牲にすることのない振動体の
取付け構造を得ようとするものである。
モータのロータのアンバランスを利用するものでは、強
固に組み上げる程、振幅が小さくなるので、振動体自体
での耐衝撃性向上に限界がある。この考案は、耐衝撃性
を改善し、しかも振幅を犠牲にすることのない振動体の
取付け構造を得ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、無音報知手
段として携帯機器に搭載される振動体の取付け構造にお
いて、前記振動体は、出力軸に外付けされた偏心カムも
しくは内蔵された偏心ロータの回転により振動を発生さ
せる振動モータからなり、このような振動モータが両面
に粘着面を有するスポンジ状クッション部材を介して外
ケースに軟装着されてなるものである。また、上記振動
体は印刷配線基板に直接、またはカバーアングルを介し
て半田付され、この印刷配線基板を、両面に粘着面を有
する上記のクッション部材を介して外ケースに装着した
ものである。
段として携帯機器に搭載される振動体の取付け構造にお
いて、前記振動体は、出力軸に外付けされた偏心カムも
しくは内蔵された偏心ロータの回転により振動を発生さ
せる振動モータからなり、このような振動モータが両面
に粘着面を有するスポンジ状クッション部材を介して外
ケースに軟装着されてなるものである。また、上記振動
体は印刷配線基板に直接、またはカバーアングルを介し
て半田付され、この印刷配線基板を、両面に粘着面を有
する上記のクッション部材を介して外ケースに装着した
ものである。
【0007】
【作用】このようにすると、振動体は強固に装着される
ものでないので、振幅が押さえこまれなくなり、振動周
波数も大とならないし、クッション部材により落下等の
衝撃が緩和する。
ものでないので、振幅が押さえこまれなくなり、振動周
波数も大とならないし、クッション部材により落下等の
衝撃が緩和する。
【0008】
【実施例】図1は、振動体として偏心ロータを内蔵させ
た円筒型コアレス振動モータの取付け構造の要部断面図
で、このモータM1はケース1に配したL型のターミナ
ル2とブラケット3に配した同様なターミナル2を給電
を兼ねた取付け脚として機能させるために印刷配線基板
4所要パターンに半田付する。この印刷配線基板4に
は、他に回路部品5が植設されると共に、裏面に配した
本考案の特徴である両面に粘着材6を有する厚さ2mm
のスポンジ状クッション部材7を介して外ケース8に装
着されるようになっている。
た円筒型コアレス振動モータの取付け構造の要部断面図
で、このモータM1はケース1に配したL型のターミナ
ル2とブラケット3に配した同様なターミナル2を給電
を兼ねた取付け脚として機能させるために印刷配線基板
4所要パターンに半田付する。この印刷配線基板4に
は、他に回路部品5が植設されると共に、裏面に配した
本考案の特徴である両面に粘着材6を有する厚さ2mm
のスポンジ状クッション部材7を介して外ケース8に装
着されるようになっている。
【0009】図2は、上記振動体として偏心カムを外付
けした円筒モータM2をカバーアングルAを介して印刷
配線基板4に脚部を半田付して取付けした実施例を示す
もので、Kは偏心カムである。
けした円筒モータM2をカバーアングルAを介して印刷
配線基板4に脚部を半田付して取付けした実施例を示す
もので、Kは偏心カムである。
【0010】図3は、振動体として偏心ロータを内蔵し
た薄い扁平なコアレス振動モータの取付け構造の要部断
面図で、このモータM3は、頂部が比較的広いので、こ
こに前述のクッション部材8を同様に貼着して外ケース
8に逆さに直接装着したものである。
た薄い扁平なコアレス振動モータの取付け構造の要部断
面図で、このモータM3は、頂部が比較的広いので、こ
こに前述のクッション部材8を同様に貼着して外ケース
8に逆さに直接装着したものである。
【0011】
【考案の効果】上記クッション部材は厚みを2mm程度
に選定すると、クッション部材8で装着しないものに比
べ、振動周波数としてのモータ回転数が約1000rp
m低下し、振幅も大きくなることが確かめられた。
に選定すると、クッション部材8で装着しないものに比
べ、振動周波数としてのモータ回転数が約1000rp
m低下し、振幅も大きくなることが確かめられた。
【0012】落下等の衝撃テストにおいても、クッショ
ン部材のために、内蔵される各部品のダメージがなくな
り、その結果、各部の強度アップ対策を過剰しなくてす
むようになるので、小型化に有利となる。
ン部材のために、内蔵される各部品のダメージがなくな
り、その結果、各部の強度アップ対策を過剰しなくてす
むようになるので、小型化に有利となる。
【0013】
【図1】本考案の振動体の取付け構造の第1の実施例の
要部断面図である。
要部断面図である。
【図2】同第2の実施例の要部断面図である。
【図3】同第3の実施例の要部断面図である。
M1 円筒コアレス振動モータ 1 ケース 2 L型ターミナル 3 ブラケット 4 印刷配線基板 5 回路部品 6 粘着材 7 クッション部材 8 外ケース A アングル M2 カバーアングル付円筒コアレス振動モータ M3 扁平コアレス振動モータ K 偏心カム
Claims (2)
- 【請求項1】 無音報知手段として携帯機器に搭載され
る振動体の取付け構造において、前記振動体は、出力軸
に外付けされた偏心カムもしくは内蔵された偏心ロータ
の回転により振動を発生させる振動モータからなり、こ
のような振動モータが両面に粘着面を有するスポンジ状
クッション部材を介して外ケースに軟装着されてなるこ
とを特徴とする携帯機器に搭載される振動体の取付け構
造。 - 【請求項2】 上記振動体は印刷配線基板に直接、また
はカバーアングルを介して半田付され、この印刷配線基
板を両面に粘着面を有する上記のクッション部材を介し
て外ケースに装着した請求項1記載の携帯機器に搭載さ
れる振動体の取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992019133U JP2553671Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 携帯機器に搭載される振動体の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992019133U JP2553671Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 携帯機器に搭載される振動体の取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0572184U JPH0572184U (ja) | 1993-09-28 |
JP2553671Y2 true JP2553671Y2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=11990970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992019133U Expired - Lifetime JP2553671Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 携帯機器に搭載される振動体の取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553671Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4857253B2 (ja) * | 2007-12-07 | 2012-01-18 | 株式会社日立製作所 | 画像表示装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6345898A (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-26 | 松下電工株式会社 | 金属ベ−スプリント配線板 |
JPS6399598A (ja) * | 1986-10-15 | 1988-04-30 | 松下電工株式会社 | プリント基板 |
JPS63102300A (ja) * | 1986-10-18 | 1988-05-07 | 松下電工株式会社 | プリント基板 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP1992019133U patent/JP2553671Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0572184U (ja) | 1993-09-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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