JPH1118396A - 振動発生器 - Google Patents

振動発生器

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Publication number
JPH1118396A
JPH1118396A JP16840597A JP16840597A JPH1118396A JP H1118396 A JPH1118396 A JP H1118396A JP 16840597 A JP16840597 A JP 16840597A JP 16840597 A JP16840597 A JP 16840597A JP H1118396 A JPH1118396 A JP H1118396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration generator
cylinder
tube
shield plate
shield
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16840597A
Other languages
English (en)
Inventor
Taisuke Ueda
泰介 上田
Kazunari Matsuoka
和成 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP16840597A priority Critical patent/JPH1118396A/ja
Publication of JPH1118396A publication Critical patent/JPH1118396A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールド効果を保持しつつ、かつ小形、軽量
を実現する。 【解決手段】 筒2と、この筒2内で往復運動可能な可
動永久磁石3と、筒2の両端に設けられる固定永久磁石
6、7と、筒2の周囲に巻回するコイル8、9とからな
り、コイル8、9にパルス信号を印加して、筒2内で可
動永久磁石3を左右に移動させて振動を発生するものに
おいて、筒2の上面、下面を除いて両側面及び前面、後
面をシールド板10で囲んだ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話器等に
使用される振動発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、小形で安価な振動発生器と
して、樹脂で構成される筒体と、この筒体内で往復運動
可能な可動永久磁石と、筒の両端に設けられる固定永久
磁石と、筒に巻回されるコイルとからなり、コイルに一
定周期のパルス通電を行うことにより、可動永久磁石を
筒体内で往復運動させて、振動を得るものを開発し、す
でに出願も行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した振動発生器
は、小形、安価に製作し得る上に、十分な振動も得られ
るが、振動エネルギー源として永久磁石とコイルの電磁
力を使用するものであるため、外部周囲に漏れ磁束を放
出するおそれがある。この漏れ磁束を防止するために振
動発生器本体の全周にシールド板を設けることが考えら
れる。このシールド板を全周に施すことにより、完全な
シールドが可能となるが、シールド板はある程度の厚み
を持つので、振動発生器の形状が大きくなり、その分重
量も大となる。振動発生器等が搭載される、例えば携帯
電話器は、それ自体が小形、軽量化を要請されており、
振動発生器の大形化、重量大となることは好ましくな
い。
【0004】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、シールド効果を保持しつつ、かつ小形、
軽量の振動発生器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の振動発生器
は、筒と、筒内で往復運動可能な可動永久磁石と、筒の
両端に設けられる固定永久磁石と、筒に巻回されるコイ
ルを備えてなるものにおいて、実装方向を除く面にシー
ルドを施している。シールド部材として、例えば短冊形
のものが使用される。
【0006】この振動発生器では、シールドを施してい
るので、装置の回路部等が設けられる周囲に対してはシ
ールド効果を持つとともに、実装方向に対しては、シー
ルドを施していないので厚くなることはない。また、シ
ールドを施さない分、軽量となる。そのためシールド機
能を持ち、かつ小形、軽量の振動発生器を得ることがで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明の一実施
形態振動発生器の平面図、図2は、同実施形態振動発生
器の側面図、図3は、同実施形態振動発生器の横断面図
である。この実施形態振動発生器1は、樹脂の円筒状の
筒2内に、可動永久磁石3が設けられ、また、筒2の両
端には固定磁石6、7が設けられている。また筒2の周
囲に、2個のコイル8、9が直列に接続されて巻回され
ている。また、筒2の前面、後面、及び両側面を覆い、
シールド板10が設けられている。筒2の上面及び底面
にはシールド板が設けられていない。コイル8、9はリ
ード線11及びコネクタ12を介して、パルス電源(図
示せず)に接続される。シールド板10は磁性体材で形
成されている。固定永久磁石6、7は、筒2の蓋部4、
5を形成するシールド板10に一体的に固着されてい
る。
【0008】この実施形態振動発生器1において、パル
ス電源よりコネクタ12及びリード線11を介してコイ
ル8、9にパルス信号が印加されると、パルス信号のO
N/OFFに応じ、コイル8、9に流れる電流がON/
OFFし、可動永久磁石3の磁束と、コイル8、9によ
って生じる磁束の変化が生じ、可動永久磁石3は磁束の
バランスが安定な位置となるように筒2内を左右に運動
し、パルス信号に同期して振動する。
【0009】図4は、上記実施形態振動発生器のシール
ド板10の取付け前の形状を示す図であり、帯状短冊状
の形状をしており,それぞれ折曲げ点13a、13b、
13cで折曲げて、図5に示すように、コイル8、9を
巻回した筒2の周囲、すなわち振動部14に巻付け、固
着することにより、シールド板10の部分10a、10
bが側面の部分のシールド部を、シールド板10の部分
10c、10dが前面と後面のシールド部を形成するこ
とになる。
【0010】このようなシールド板10で周囲をシール
ドした振動発生器1を携帯電話器20に搭載する例を図
6に示す。振動発生器1は携帯電話器20のケース体2
1の内部に設けられるプリント回路基板22上に実装さ
れる。実装の姿勢は、筒2、コイル8、9等からなる振
動部14の周囲をシールド板10が囲む態様となる。振
動部14より発する磁束は、シールド板10によってシ
ールドされるので、周囲には漏れることがない。そのた
め、振動発生器1以外に,プリント回路基板22上に実
装される他の電子回路に漏洩磁束による影響を与えな
い。振動部14の上面にはシールドが施されていないの
で、小さなスペースに実装することができる。
【0011】なお、上記実施形態振動発生器は、2個の
コイルを用いているが、この発明は1個のコイル、また
は多数のコイルを持つものにも適用できる。また、上記
実施形態振動発生器では、シールド板の蓋部に固定永久
磁石を形成しているが、シールド板の内側に樹脂ケース
の蓋を設け、この樹脂ケースの蓋に固定永久磁石を固着
したものであってもよい。
【0012】図7は、この発明の他の実施形態振動発生
器に使用されるシールド板10の形状を示す図である。
ここに示すシールド板10は、形状が帯状、短冊状であ
る点、及び振動部の周囲に巻回し、貼着する点で、図4
に示したものと変わりはないが、このシールド板10に
は適所に1個ないし複数の貫通穴11dを設けている。
このような穴を設けることにより、振動時の音を吸収で
き、周囲に発する振動音を軽減することができる。
【0013】
【発明の効果】この出願の特許請求の範囲の請求項1に
係る発明によれば、実装方向を除く面にシールド部材を
使用しているので、周囲に対してシールド効果を持ち、
漏れ磁束による回路部への悪影響を防止できる上、振動
方向にはシールド部材を設けないので、厚さを厚くする
こともなく、またその分軽量となる。
【0014】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1に係るものにおいて、シールド部材として短冊形の
ものを使用するので、請求項1の効果に加えて装着が容
易で製造が簡単となる上、一連のシールド板を巻物状に
保管することができ、管理が容易となる。また、請求項
3に係る発明によれば、請求項2に係るものにおいて、
短冊形のシールド板に1個以上の穴を形成しているの
で、請求項2に係るものの効果に加えて振動音を吸収で
き、外部への振動音を小さくできる。
【0015】また、請求項4に係る発明によれば、請求
項1に係るものの効果に加えて、シールド板に固定永久
磁石が一体的に形成されるので、製造工程が簡単とな
り、成型磁石を使用する必要がないので、全体として安
価な機器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態振動発生器の平面図であ
る。
【図2】同実施形態振動発生器の側面図である。
【図3】同実施形態振動発生器の横断面図である。
【図4】同実施形態振動発生器に使用されるシールド板
の装着前の形状を示す図である。
【図5】同シールド板を振動部に装着する場合の説明図
である。
【図6】上記実施形態振動発生器を形態電話器に搭載し
た場合を示す概略斜視図である。
【図7】この発明の他の実施形態振動発生器に使用され
るシールド板を示す図である。
【符号の説明】
2 筒 3 可動永久磁石 6、7 固定永久磁石 8、9 コイル 10 シールド板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒と、筒内で往復運動可能な可動永久磁石
    と、筒の両端に設けられる固定永久磁石と、筒に巻回さ
    れるコイルを備えてなる振動発生器において、 実装方向を除く面にシールドを施したことを特徴とする
    振動発生器。
  2. 【請求項2】前記シールドは、短冊形のシールド部材を
    使用するものである請求項1記載の振動発生器。
  3. 【請求項3】前記短冊形のシールド部材は、1個以上の
    穴を設けているものである請求項1記載の振動発生器。
  4. 【請求項4】前記固定永久磁石は、前記シールド部材に
    一体的に形成されるものである請求項1記載の振動発生
    器。
JP16840597A 1997-06-25 1997-06-25 振動発生器 Pending JPH1118396A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16840597A JPH1118396A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 振動発生器

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JP16840597A JPH1118396A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 振動発生器

Publications (1)

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JPH1118396A true JPH1118396A (ja) 1999-01-22

Family

ID=15867523

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JP16840597A Pending JPH1118396A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 振動発生器

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JP (1) JPH1118396A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002159914A (ja) * 2000-11-24 2002-06-04 Azden Corp 振動発生器
KR100464967B1 (ko) * 2002-09-17 2005-01-05 삼성전기주식회사 선형 브러시리스 직류 모터
US7665510B2 (en) 2003-02-28 2010-02-23 Denso Corporation Fluid drive unit and heat transport system

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JP2002159914A (ja) * 2000-11-24 2002-06-04 Azden Corp 振動発生器
KR100464967B1 (ko) * 2002-09-17 2005-01-05 삼성전기주식회사 선형 브러시리스 직류 모터
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