JPS5829517Y2 - 電子ブザ− - Google Patents

電子ブザ−

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JPS5829517Y2
JPS5829517Y2 JP1981009774U JP977481U JPS5829517Y2 JP S5829517 Y2 JPS5829517 Y2 JP S5829517Y2 JP 1981009774 U JP1981009774 U JP 1981009774U JP 977481 U JP977481 U JP 977481U JP S5829517 Y2 JPS5829517 Y2 JP S5829517Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buzzer
electronic
diaphragm
coil
magnetic core
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981009774U
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English (en)
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JPS56117798U (ja
Inventor
芳行 五味
Original Assignee
セイコーエプソン株式会社
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Publication date
Application filed by セイコーエプソン株式会社 filed Critical セイコーエプソン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、共鳴装置を有しさらに電子ブザーを駆動させ
るための電子回路がICチップ化され、共鳴装置の一部
または電子ブザーの一部に備えられ1体化された電子ブ
ザーに関する。
本考案の目的は、電子ブザーの電子回路をICチップ化
し、共鳴装置の一部、または電子ブザーの1部に備え付
け1体化することにより、外部電源を継ぐだけで電子ブ
ザーを鳴らすことができるようにしたものである。
さらに他の目的は電子回路内に数種類のブザー音(発生
音)パターンを設け、その中から1つを任意に取り出せ
るようにし、電子ブザーの汎用性を広くしたものである
第1図は、従来からある電磁型ブザーの断面図を示した
ものである。
本ブザーは、磁性材料からなる磁心1、電磁石を駆動す
るためのコイル2、電磁石を偏極させるための永久磁石
3、磁性材料などから成る振動板4と振動板4に抵抗溶
接、または接着等によって固定され、通常振動板4に磁
気的な励振を起こさせるための磁性体から成る錘り5か
ら構成されている。
6は磁心1と一体で作られた電磁型ブザーケースである
7は基板でコイル2の端子がハンダ付けで固定されケー
ス6に固定されている。
このタイプは電話の受話機と原理を同じくしており、こ
の他にペイモルフ形の圧電結晶板の屈曲振動によって振
動板を励振させる圧電型ブザーがあるが駆動方法は電磁
型の場合と類似したものである。
この様なブザーを駆動させるためには、外部に特別に駆
動回路を設け、そこから基板7に配線しなければならな
い。
従ってその取り扱いは非常に不便なものである。
また小型化することも不可能であり、使用範囲を狭くし
ている。
本考案は、この様な点を改良し、小型く汎用性に富んだ
電子ブザーを提供することにある。
第2図は本考案に基づく共鳴装置付の電磁型ブザーを示
すものである。
本電磁型ブザーは、磁性材料から成る磁心8、電磁石を
駆動するためのコイル9、電磁石を偏極させるための永
久磁石10磁性材料等から成る振動板11と、振動板1
1に抵抗溶接または接着等によって固定され、通常振動
板11に磁気的な励振を起こさせるための磁性体から成
る錘り12から構成されている。
13はコイル9、永久磁石10を保護するためのケース
である。
14は本考案に基づ<ICチップ化された電子回路部1
5の装着された回路基板で、コイル9からのリード端子
がハンダ付けで固定され、さらに電子回路を駆動するた
めの電源取り付は部16が設けられている。
これらが共鳴装置17内に取りつけられている。
電子ブザーが小型化すればする程そこから得られる音量
は小さなものとなり、十分な音量を取り出すための装置
として、共鳴装置17が必要となってくる。
共鳴装置17は内周に設けた段部17aで振動板11の
位置決めをし、他方の端部17bが回路基板14の一方
の面に設けた電子部品を越えて配置され、電子部品の保
護をしている。
第3図に本考案による電磁型ブザーを用いた電子回路の
ブロック図を示す。
18は駆動信号の基準となる発振回路部である。
ブザー音は人間工学的に言って、人間の耳に快い響を与
える音であることは、必要最小条件であり、その音の振
動数24KHzである。
従って発振回路部18から得られる基準振動数も2−4
KHzが適当である。
19は発振回路部18からの信号の分周回路である。
20は論理回路で発振回路18からの出力と分周回路1
9からの任意の分周段における出力信号を組合せ、アン
ドゲートに入力しその出力を21の駆動回路に入力し、
さらに22の電磁型ブザーに入力し、ブザー音を得るも
のである。
第4図は第3図に於ける駆動回路21を示す。
電磁石のコイル24をトランジスタ25の直接の負荷と
してベース側にパルス電圧を入力する直流パルス駆動方
式である。
26はパルス電圧が入力された時にコイル24に急激な
電圧がかからない様にするための抵抗である。
ここで、駆動回路21に入力されるパルス波形の一例に
ついて模式的に第5図に示す。
発振回路18における標準信号または分周回路19にお
ける任意の分周段における信号を適用する。
その1つは、数KHzの周波数を有する信号Aであり、
またその1つは数10Hzの周波数を有する信号Bであ
り、さらに1つはIH2程度の周波数を有する信号Cで
ある。
これら3種類の信号を3人力のアンドゲートに入力し、
その出力信号りが得られる。
このような3種類の周波数を台底すると信号Aは高音の
発生源になり、また信号Bによって細かい断続音となる
−即ち、擬音的に書けば「す、す、す・・・・・・」と
なる。
本考案ではさらにこれを信号Cによって長周期の断続音
となるよう制御するので、 「す、す、す、す」「休み
」 「す、す、す、す、」「休み」という具合になる。
従って論理回路20で作られた信号を外部操作で駆動回
路21に任意に入れられるように1つのICチップを作
れば、連続音、断続音と1つのブザーで数種類のブザー
音パターンをひった利用範囲の広いものとすることがで
きる。
さらに信号AとBとCの選択の仕方を工夫すれば、コオ
ロギや鈴虫の声等の虫の声や、鳥の声等の擬声音が簡単
に作り出せることになる。
実験では、信号Aに4096H2を、信号Bには32H
zを、さらに信号CにはIHzを適用して、真に虫の音
に近い擬声が得られたので記しておく。
このようにして得られたブザー音は、ブザー音色(発音
)パターンによって単に共鳴装置で増大させるだけでな
く、電子回路部15において、昇圧回路または可変抵抗
等を付は加えることにより音量を調整することも可能で
ある。
本考案は、このようにして連続音、断続音、虫の音、鳥
の声等の擬声音を1つのブザーで取り出すことができ、
ブザー音のバラエティ−に富んだものにしていくことが
できる。
さらに小型でありながら音量の十分な、しかも音量調整
の可能な汎用性の広い、利用価値の高い電子ブザーを提
供するものである。
本考案は、共鳴器付きの電磁型ブザーにICチップ化さ
れた電子回路部が取り付けられ一体化されたものについ
て説明してきたが、電子ブザーの構造、大きさ、または
発振回路、分周回路、論理回路、駆動回路等の電子回路
は本実施例に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・・・・従来の電磁型ブザーの略断面図、第
2図・・・・・・本考案に基づく電子ブザーの略断面で
ある。 第3図・・・・・・本考案に基づく駆動回路の一実施例
の図である。 第4図・・・・・・本考案に基づく駆動回路の一実施例
の図である。 第5図・・・・・・本考案に用いる分周出力波形とその
合成されたゲート出力波形である。 1・・・・・・磁心、2・・・・・・コイル、3・・・
・・・永久磁石、4・・・・・・振動板、5・・・・・
・振動板用錘り、6・・・・・・ブザーケース、7・・
・・・・基板、8・・・・・・磁心、9・・・・・・コ
イル、10・・・・・・永久磁石、11・・・・・・振
動板、12・・・・・・振動板用錘り、13・・・・・
・ブザーケース、14・・・・・・回路基板、15・・
・・・・電子回路部、16・・・・・・電源取り付は部
、17・・・・・・共鳴装置、18・・・・・・発振回
路部、19・・・・・・分周回路部、20・・・・・・
論理回路部、21・・・・・・駆動回路部、22・・・
・・・電子ブザー、23・・・・・・電源、24・・・
・・・コイル、25・・・・・・トランジスタ、26・
・・・・・抵抗、A・・・・・・分周出力信号、B・・
・・・・分周出力信号、C・・・・・・分周出力信号、
D・・・・・・ゲート出力信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁心8の外周にコイルを巻回配置するとともに前記磁心
    の一端をカップ状に延長して前記コイルを包囲するよう
    形成し、前カップ状の開口部端部に振動板用錘り12を
    有する振動板を載置するとともに、前記カップ状部の底
    部分に回路基板の一方の面を直接固着し、且つ前記カッ
    プの内周部に前記振動板を偏極させるための永久磁石を
    配置して成り、前記回路基板は前記磁心との固着面と反
    対側に電子回路のICチップ及び配線パターンからなる
    電子回路部を形成して成るとともに前記コイルの端末を
    引き出して接続するための開口部を備えており、更に前
    記磁心と前記回路基板及び前記振動板は筒状の共鳴装置
    の中に嵌入され、前記筒状の共鳴装置は内周に前記振動
    板表面と当接する段部を備えて共鳴空間を構成するとと
    もに、方の端部の位置が前記回路基板に配置された電子
    部品の位置を越えて配置されたことを特徴とする電子ブ
    ザー。
JP1981009774U 1981-01-27 1981-01-27 電子ブザ− Expired JPS5829517Y2 (ja)

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JP1981009774U JPS5829517Y2 (ja) 1981-01-27 1981-01-27 電子ブザ−

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56117798U JPS56117798U (ja) 1981-09-09
JPS5829517Y2 true JPS5829517Y2 (ja) 1983-06-28

Family

ID=29606412

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JP1981009774U Expired JPS5829517Y2 (ja) 1981-01-27 1981-01-27 電子ブザ−

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5239416Y2 (ja) * 1971-07-28 1977-09-06
JPS5058673U (ja) * 1973-09-26 1975-05-31
JPS5157630U (ja) * 1974-10-31 1976-05-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56117798U (ja) 1981-09-09

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