JP2553634B2 - フィン付き形材の製造装置 - Google Patents

フィン付き形材の製造装置

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JP2553634B2
JP2553634B2 JP12071188A JP12071188A JP2553634B2 JP 2553634 B2 JP2553634 B2 JP 2553634B2 JP 12071188 A JP12071188 A JP 12071188A JP 12071188 A JP12071188 A JP 12071188A JP 2553634 B2 JP2553634 B2 JP 2553634B2
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胤治 西野
和重 生田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B1/00Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
    • B21B1/08Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling structural sections, i.e. work of special cross-section, e.g. angle steel
    • B21B1/088H- or I-sections

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はフィン付き形材を圧延で製造する装置に関す
る。
第7図(イ),(ロ),(ハ)はフィン付き形材の横
断面の例を示す図である。近年、例えば下記の分野でフ
ィン付き形材の要望が高まっているが、本発明はこれ等
のフィン付き形材を圧延で製造する装置に関する。
例えば形材のウェブ1を薄肉とし、フィン2を設ける
と、軽量で高強度の構造材となる。
又建築に使用する際はウェブ1に配管や配線用の孔を
設けるが、この際にウェブ1にフィンを設けて補強する
事が好ましい。
更に他の例としては第7図(ハ)に示す如く、床板9
を支持するためにフィン2を設ける場合もある。
[従来の技術] フィン付き形材を製造する格別な圧延方法を示した先
行技術はない。
第8図は従来の圧延装置を利用してフィン付き形材を
製造すると仮定した場合の手段の一例を示し、(A)で
示したフィン状の肉厚部を有する粗型鋼片をブレークダ
ウンミルで製造し、これを(B)図に示した袋孔型10を
有する上下の水平ロール4と(C)図に示した袋孔型10
を設けた上下の水平ロール4と縦ロール11を有するユニ
バーサルミルとで交互にリバース圧延する。
しかしこの方法では下記の問題点が発生する。
第7図(イ)で、wはフィンの肉厚、hはフィンの高
さである。フィン付き型材としては、hが3w以上でフィ
ンのコーナーのRが小さく側面Sがウェブに垂直に近い
ものの要望が多いが、本発明者等の知見では、従来の圧
延法では袋孔型10にメタルが充満し易いように圧延条件
を工夫しても、フィン高さhは1.6w以下であり、又第7
図(ホ)に示す如く、成形されたフィンのコーナーのR
は大きくフィンの側面Sも傾斜せざるをえず、好ましい
形状のフィン付き形材とはなり難い。従って第7図
(ニ)に示した如く、ウェブに山形鋼12等を溶接したフ
ィン付き形材や、(ヘ)に示した如くウェブに鋼管15を
嵌挿して溶接したフィン付き形材も用いられているが、
溶接工程が煩瑣であり又軽量化や高強度化の要望を十分
には満たすことができない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、フィン高さhがフィンの肉厚wの3倍以上
で、Rが小さく、又フィンの側面Sがウェブに垂直に近
い、フィン付き形材が製造できる圧延装置を開示するも
のである。
[課題を解決するための手段] 第1図はウェブ1に形材の長さ方向の2条のフィン2
と2′を有する本発明の特許請求の範囲(2)のフィン
付き形材の製造装置の正面図、第2図はX−X矢視図で
ある。
第1図、第2図において、本発明は特許請求の範囲
(2)の如く、ウエブに形材の長さ方向の2条のフィン
2,2′を有するフィン付き形材の製造装置において、該
製造装置がフィン2の外面と2′の外面の間隔に相当す
る幅で垂直な両側壁8,8′を有する溝5が外周に沿って
刻設された水平ロール4と圧延材3と対面する位置の該
溝5内に配設されたフィン圧下ユニットとを有し、該フ
ィン圧下ユニットは共通の水平フレーム6にそれぞれの
一端のみが軸支されて相互に密着させて配された垂直円
柱状の2ヶの片持縦ロール7−1,7−2を有し、フィン
圧下ユニットは一方の片持縦ロール7−1とこれに対面
する溝の側壁8は一方のフィン2の厚さを隔ててかつ他
方の片持縦ロール7−2とこれに対面する溝の側壁8′
は他方のフィン2′の厚さを隔てて水平ロールの溝5内
に配設され、一方の片持縦ロール7−1とこれに対面す
る側壁8とで一方のフィン2をその厚さ方向に圧下し同
時に他方の片持縦ロール7−2とこれに対面する側壁
8′とで他方のフィン2′をその厚さ方向に圧下するこ
とを特徴とする、フィン付き形材の製造装置である。
フィン圧下ユニットは、フレーム6に左右に片持縦ロ
ール7−1と7−2を軸支せしめて配するが、7−1と
7−2は互いに押し合ってフィン2,2′を加圧できるよ
うに設ける。フレーム6は水平ロール4のハウジングや
チョック(図示しない)に取付けるが、この取付けに際
しては溝部5の側壁8,8′と片持縦ロール7−1や7−
2とがフィン2,2′を肉厚方向に圧下するように取付け
る。圧延に際して片持縦ロール7−1,7−2はフィン2,
2′を押しつけるが、圧延材の走行によってそれぞれ逆
方向に回動する。第3図はウェブに設けるフィンが1ヶ
の、例えば第7図(ハ)のフィン付き形材の圧延装置の
例である。即ち 本発明は特許請求の範囲(1)の如く、ウエブに形材
の長さ方向の1条のフィン2を有するフィン付き形材3
の製造装置において、該製造装置が垂直な両側壁を有す
る溝が外周に沿って刻設された水平ロール4と圧延材3
と対面する位置の該溝内に配設されたフィン圧下ユニッ
トとを有し、該フィン圧下ユニットは第3図の共通の水
平フレーム6にそれぞれの一端のみが軸支されて相互に
密着して配された垂直円柱状の2ヶの片持縦ロール7−
1,7−2を有し、フィン圧下ユニットは一方の片持縦ロ
ール7−2とこれに対面する溝の側壁8−2はフィン2
の厚さを隔ててかつ他方の片持縦ロール7−1とこれに
対面する溝の側壁8−1は密着せしめて水平ロールの溝
内に配設され、一方の片持縦ロール7−2とこれに対面
する側壁8−2とでフィン2をその厚さ方向に圧下する
構造である事を特徴とする、フィン付き形材の製造装置
である。
この場合は、7−2と溝側壁8−2とはフィン2を肉
厚方向に圧下するが、片持縦ロール7−1は溝側壁に当
接して回動する。
[作用] 第4図は本発明で、フィン2を肉厚方向に圧下する作
用を示す図で、(A)は正面模式図、(B)は平面模式
図である。圧延材は矢印13の方向に圧延される。14−1,
14−2は片持縦ロールの外周を示す。圧延前の肉厚がd1
のフィン部は、片持縦ロールの外周と最初にP点で当接
し、片持縦ロールの回転(圧延材の矢印13方向への進
行)によって、片持縦ロールのP点はQ点に達するが、
この間に圧延材のフィン2は溝側壁8と片持縦ロールの
外周面14−1,14−2の間で圧下されて、厚さがd2のフィ
ンとなる。
第5図は形材の圧延ラインの例を示す図で、BDはブレ
ークダウンスタンド、E1及びE2はエッジングスタンド、
R1,R2はユニバーサルスタンド、Fは仕上げユニバーサ
ルスタンドである。
本発明のフィン付き形材の製造装置は、例えばR2とE2
との間にコンパクトガイドとして配する事ができる。第
6図はその際のフィン付き圧延材の断面形状の推移の例
である。第6図で(BD〜E1〜R1)は、BD,E1及びR1で粗
造形されたフィン付き圧延材で、R2でウェブやフランジ
は圧下されるが、このような袋孔型の水平ロールではフ
ィンは肉厚方向に圧下されることはない。
(A)は本発明のフィン付き形材の圧延装置で、形材は
R2の押込力とE2の引抜力で(A)を通過し、(A)をパ
スする間にフィンは肉厚方向に圧下される。R2とE2の間
では、圧延材の温度が仕上げユニバーサル圧延機におけ
るよりも高温であるためフィンの成形が容易であり、高
さが高く肉厚が薄いフィンの成形に適している。
このコンパクトガイド2段以上配列すると、フィンの
成形効果を更に高める事ができる。
(A)を通過したフィン付き形材は(E2)及び(F)
で圧延されて成品となる。
[発明の効果] 本発明のフィン付き形材の製造装置を用いると、例え
ばフィンの高さhがフィンの肉厚wの3倍以上で、フィ
ンとウェブとのコーナーのRが小さく、又フィンの側面
がウェブに垂直に近い、フィン付き形材が製造出来る。
本発明の装置を用いると、更に下記の効果が得られる。
フィン部は直動加圧されるのて造形性に優れ、又フィ
ンの倒れ込みやラップ疵や、すり疵も生じ難い。水平ロ
ール4を駆動ロールとすると、片持縦ロールは無駆動で
も、順調な圧延通材ができる。
水平ロール側に発生するフィン部圧下による軸方向荷
重はフランジ整形荷重とバランスする。
片持縦ロール側に発生するフィン部圧下による荷重
は、メタルタッチで相互にバランスする。
本発明の装置は構造が簡単で剛性が高く、高精度でフ
ィンが圧下成形される。
以上、本発明をフィン付きのH形材について説明した
が、H形以外のフィン付きの形材でも、本発明の装置を
用いる事により、好ましい形状のフィンをウェブに形成
する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の装置の例の全体の正面図、第2図は
第1図のX−X断面模式図、 第3図は、フィンが1ヶのフィン付き形材の圧延例を示
す図、 第4図は、フィンを肉厚方向に圧下する作用を示す図、 第5図は、形材の圧延ラインの例を示す図、 第6図は、フィン付き形材の成形過程における断面形状
の推移を示す図、 第7図は、フィン付き形材の横断面の形状例を示す図、 第8図は、従来の圧延方法の例を示す図、 である。 1:ウェブ、2,2′:フィン、3:フィン付き形材、4:水平
ロール、5:溝、6:水平フレーム、7(7−1,7−2):
片持縦ロール、8,8′,8−1,8−2:溝側壁、9:床板、10:
袋孔型、11:縦ロール、12:山形鋼、13:圧延材の進行方
向、14(14−1,14−2):片持縦ロールの外周。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウエブに形材の長さ方向の1条のフィンを
    有するフィン付き形材の製造装置において、該製造装置
    が垂直な両側壁を有する溝が外周に沿って刻設された水
    平ロールと圧延材と対面する位置の該溝内に配設された
    フィン圧下ユニットとを有し、該フィン圧下ユニットは
    共通の水平フレームにそれぞれの一端のみが軸支されて
    相互に密着して配された垂直円柱状の2ヶの片持縦ロー
    ルを有し、フィン圧下ユニットは一方の片持縦ロールと
    これに対面する溝の側壁はフィンの厚さを隔ててかつ他
    方の片持縦ロールとこれに対面する溝の側壁は密着せし
    めて水平ロールの溝内に配設され、一方の片持縦ロール
    とこれに対面する側壁とでフィンをその厚さ方向に圧下
    する構造である事を特徴とする、フィン付き形材の製造
    装置。
  2. 【請求項2】ウエブに形材の長さ方向の2条のフィンを
    有するフィン付き形材の製造装置において、該製造装置
    が2条のフィンの外寸の間隔に相当する幅で垂直な両側
    壁を有する溝が外周に沿って刻設された水平ロールと圧
    延材と対面する位置の該溝内に配設されたフィン圧下ユ
    ニットとを有し、該フィン圧下ユニットは共通の水平フ
    レームにそれぞれの一端のみが軸支されて相互に密着し
    て配された垂直円柱状の2ヶの片持縦ロールを有し、フ
    ィン圧下ユニットは一方の片持縦ロールとこれに対面す
    る溝の側壁は一方のフィンの厚さを隔ててかつ他方の片
    持縦ロールとこれに対面する溝の側壁は他方のフィンの
    厚さを隔てて水平ロールの溝内に配設され、一方の片持
    縦ロールとこれに対面する側壁とで一方のフィンをその
    厚さ方向に圧下し同時に他方の片持縦ロールとこれに対
    面する側壁とで他方のフィンをその厚さ方向に圧下する
    ことを特徴とする、フィン付き形材の製造装置。
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