JPS6021104A - 板材のエツジヤ−圧延方法 - Google Patents
板材のエツジヤ−圧延方法Info
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- JPS6021104A JPS6021104A JP58128590A JP12859083A JPS6021104A JP S6021104 A JPS6021104 A JP S6021104A JP 58128590 A JP58128590 A JP 58128590A JP 12859083 A JP12859083 A JP 12859083A JP S6021104 A JPS6021104 A JP S6021104A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、厚板圧延、ホットストリップ圧延の粗圧延工
程、あるいは、分塊圧延等におけるエツジヤ−圧延方法
に関するものである。
程、あるいは、分塊圧延等におけるエツジヤ−圧延方法
に関するものである。
例えば、前述するホットストリップ圧延における粗圧延
にあっては、圧延素材を後続する連続仕上圧延機で圧延
可能な厚みに圧延し、また、所定の製品中を得るための
中調整圧延が行なわれるが、この中調整圧延、即ち、エ
ツジヤ−圧延において、ヴアーテイカルスケールブレー
カー(VSB)あるいは、エツジヤ−として一対の円筒
状の竪ロールを用いて巾調整圧延を行う場合に、圧延材
に圧下刃を付与すると竪ロールに接する圧延材の一方(
片側)がしばしば浮き上り、充分な中圧下を行うことが
できず、巾寸法精寒が低下することとなり、また、浮き
上りにより圧延材の側端面に段部が形成され、直角度が
低下することとなり、ひいては歩留カ低下を招くことに
なる。特に、前述する圧延材の片側浮き上多現象が発生
すると、l】圧下パスにおいて、各パス毎に浮き上シ方
向が。
にあっては、圧延素材を後続する連続仕上圧延機で圧延
可能な厚みに圧延し、また、所定の製品中を得るための
中調整圧延が行なわれるが、この中調整圧延、即ち、エ
ツジヤ−圧延において、ヴアーテイカルスケールブレー
カー(VSB)あるいは、エツジヤ−として一対の円筒
状の竪ロールを用いて巾調整圧延を行う場合に、圧延材
に圧下刃を付与すると竪ロールに接する圧延材の一方(
片側)がしばしば浮き上り、充分な中圧下を行うことが
できず、巾寸法精寒が低下することとなり、また、浮き
上りにより圧延材の側端面に段部が形成され、直角度が
低下することとなり、ひいては歩留カ低下を招くことに
なる。特に、前述する圧延材の片側浮き上多現象が発生
すると、l】圧下パスにおいて、各パス毎に浮き上シ方
向が。
作業側、駆動側交互に現出することになり、ますます圧
延材の巾寸法精度の低下、側端面形状の悪化を助長する
ことになる。これらの現象は厚板圧延工程、あるいは、
分塊圧延工程におけるエツジヤ−圧延においても同様に
現出する。
延材の巾寸法精度の低下、側端面形状の悪化を助長する
ことになる。これらの現象は厚板圧延工程、あるいは、
分塊圧延工程におけるエツジヤ−圧延においても同様に
現出する。
このため、従来から種々のエツジヤ−圧延方法が提案さ
れ゛ているが、例えば、その代表的なエツジャー圧延方
法として、竪ロールとして上方に拡径するテーパー状の
ロールを用い、あるいは、円節状の竪ロールを中方向に
傾斜せしめて配置しく特開昭53−116259号公報
)圧延時に圧延材に対する押え力を発生せしめ、バック
リング。
れ゛ているが、例えば、その代表的なエツジャー圧延方
法として、竪ロールとして上方に拡径するテーパー状の
ロールを用い、あるいは、円節状の竪ロールを中方向に
傾斜せしめて配置しく特開昭53−116259号公報
)圧延時に圧延材に対する押え力を発生せしめ、バック
リング。
あるいは、浮き上シを防止せんとするものがあるが、完
全には浮き上シを防止することは出来ず、また、竪ロー
ルのテーパー、あるいは、竪ロールの1J方向の傾斜に
よって圧延材の側端面の直角度が低下することになる。
全には浮き上シを防止することは出来ず、また、竪ロー
ルのテーパー、あるいは、竪ロールの1J方向の傾斜に
よって圧延材の側端面の直角度が低下することになる。
また、圧延材の中央部を押圧する押えロールと取p付け
ものも提案されているが、バックリング防止、浮き上シ
防止効果は推認し得るものの圧延装置が複雑となり、保
守整備を困難なものとし、圧延材に上反シが生じる様な
場合には、圧延材が押えロールに衝突し、機器の損傷を
招くのみならず、円滑な操業を阻害することになる。さ
らにまた、竪ロールとしてカリバーロールを用いて圧延
することが提案されているが(特公昭55−7322号
公報)、これは本来的には圧延材を大巾圧下し、噛み込
み不良、スリップ発生の減少を目的とするものであり、
板厚がカリバー寸法より薄くなる場合には浮き上多現象
を防止することができない欠点を有するもので、従来の
各種エツジヤ−圧延方法においては、バックリング現象
し、浮き上多現象の解決には極めて不充分なものといわ
ざるを得す、特に片側の浮き上り現象に対しては何等具
体的な解決手段を見い出し得ないのが現状である。
ものも提案されているが、バックリング防止、浮き上シ
防止効果は推認し得るものの圧延装置が複雑となり、保
守整備を困難なものとし、圧延材に上反シが生じる様な
場合には、圧延材が押えロールに衝突し、機器の損傷を
招くのみならず、円滑な操業を阻害することになる。さ
らにまた、竪ロールとしてカリバーロールを用いて圧延
することが提案されているが(特公昭55−7322号
公報)、これは本来的には圧延材を大巾圧下し、噛み込
み不良、スリップ発生の減少を目的とするものであり、
板厚がカリバー寸法より薄くなる場合には浮き上多現象
を防止することができない欠点を有するもので、従来の
各種エツジヤ−圧延方法においては、バックリング現象
し、浮き上多現象の解決には極めて不充分なものといわ
ざるを得す、特に片側の浮き上り現象に対しては何等具
体的な解決手段を見い出し得ないのが現状である。
そこで1本発明者等はエツジヤ−圧延における圧延材の
片側の浮上り現象を種々解析するとともに、実験圧延機
によるプラスチシンモデルを用いて実験を重ねた結果到
達したもので、即ち、エツジヤ−圧延時における圧延材
の片側の浮き上り現象は種々の解析の結果、 il+圧延材の側端縁における形状の不均一性(2)圧
延材を搬送するローラテーブルの巾方向における傾斜に
よる圧延材の水平方向の傾斜(3)エツジヤ−の竪ロー
ルの傾斜 等がその生麩る要因であることが判明した。
片側の浮上り現象を種々解析するとともに、実験圧延機
によるプラスチシンモデルを用いて実験を重ねた結果到
達したもので、即ち、エツジヤ−圧延時における圧延材
の片側の浮き上り現象は種々の解析の結果、 il+圧延材の側端縁における形状の不均一性(2)圧
延材を搬送するローラテーブルの巾方向における傾斜に
よる圧延材の水平方向の傾斜(3)エツジヤ−の竪ロー
ルの傾斜 等がその生麩る要因であることが判明した。
前述の要因のうち、C2)および(3)の要因について
は圧延設備を改善することによってこれを原因とする圧
延材の片側の浮きより現象は解消し得るものであるが、
圧延材の形状に起因するものは、その圧延時において側
端縁の形状が与える圧延材の挙動を充分に把握する必要
がある。
は圧延設備を改善することによってこれを原因とする圧
延材の片側の浮きより現象は解消し得るものであるが、
圧延材の形状に起因するものは、その圧延時において側
端縁の形状が与える圧延材の挙動を充分に把握する必要
がある。
いま、第1図に示す様に、(a)圧延材(スラブ)の断
面形状における矩形度が変形したもの、(b)厚み調整
圧延(水平パス)で形成されたバルジが不均衡に形成さ
れたもの、あるいは、(C)圧延材のコーナ一部が対象
的に変形(圧延)されたものがあるが、これらの形態の
圧延材をエツジヤ−圧延する場合、中圧下により圧延材
の塑性変形に伴う材料の#r、動が生ずるが、この材料
流動量の板厚方向成分がいずれの圧延材の形状に対して
も、より外方に突出する図中A部がB部よシ多くな夛、
竪ロールから圧延材に与える材料流動の反作用がA部に
対して犬きくなシ、A部およびB部に対する材料流動の
反作用が圧延材を回動させる偶力として作用する結果、
図中矢印方向の圧延材の回動、換言すれば、圧延材の片
側の浮き上りが生ずることになる。
面形状における矩形度が変形したもの、(b)厚み調整
圧延(水平パス)で形成されたバルジが不均衡に形成さ
れたもの、あるいは、(C)圧延材のコーナ一部が対象
的に変形(圧延)されたものがあるが、これらの形態の
圧延材をエツジヤ−圧延する場合、中圧下により圧延材
の塑性変形に伴う材料の#r、動が生ずるが、この材料
流動量の板厚方向成分がいずれの圧延材の形状に対して
も、より外方に突出する図中A部がB部よシ多くな夛、
竪ロールから圧延材に与える材料流動の反作用がA部に
対して犬きくなシ、A部およびB部に対する材料流動の
反作用が圧延材を回動させる偶力として作用する結果、
図中矢印方向の圧延材の回動、換言すれば、圧延材の片
側の浮き上りが生ずることになる。
本発明は前述する知見にもとづき、圧延材の側端縁にお
ける直角度を得るとともに圧延材の浮き上り現象を防止
し、かつ、バックリング現象をも効果的に防止し得るエ
ツジヤ−圧延方法を提供せんとしてなされたもので、そ
の特徴とするところは一対の竪ロールを有する幅圧下ス
タンドにより圧延材を所要幅に圧延する板材のヱツジャ
ー圧延方法において、 前記幅圧下スタンドにおける竪ロールの一方または双方
における竪ロール軸芯を圧延材の進行方向と平行な鉛直
面内において進行方向と同方向或いは逆方向に適宜角度
範囲で傾斜せしめ、この竪ロールにより所要の圧下を行
い、圧延材を押圧する鉛直方向の運動ベクトルを付与し
つつ圧延を行う点に存するものである。
ける直角度を得るとともに圧延材の浮き上り現象を防止
し、かつ、バックリング現象をも効果的に防止し得るエ
ツジヤ−圧延方法を提供せんとしてなされたもので、そ
の特徴とするところは一対の竪ロールを有する幅圧下ス
タンドにより圧延材を所要幅に圧延する板材のヱツジャ
ー圧延方法において、 前記幅圧下スタンドにおける竪ロールの一方または双方
における竪ロール軸芯を圧延材の進行方向と平行な鉛直
面内において進行方向と同方向或いは逆方向に適宜角度
範囲で傾斜せしめ、この竪ロールにより所要の圧下を行
い、圧延材を押圧する鉛直方向の運動ベクトルを付与し
つつ圧延を行う点に存するものである。
以下、図示の実施例にもとづいてさらに本発明を詳述す
る。
る。
第2口軽よび第4図は本発明のエツジヤ−圧延方法の概
略を示すもので、圧延材1を平滑な一対の竪ロール2,
2aを用いて中圧下圧延、即ち、エツジヤ−圧延を行う
。エツジヤ−圧延を行う場合、圧延材1が圧延中に浮き
上夛現象の生起を作業者なり、あるいは、検出器等を用
いて検出すると、一対の竪ロール2,2aのうち一方を
、若しくは、双方をその竪ロールのロール軸芯3を圧延
材1の進行方向と平行な垂直面内において、圧延材の進
行方向と同方向あるいは逆方向に適宜の角度θ0だけ傾
斜せしめる。詳述するならば、圧延中に圧延材1が竪ロ
ール2に対する水平面に対して角度β傾斜し噛み込むよ
うな場合(図中1)あるいは、厚さ調整圧下(水平パス
)によるダブルバルジの不均一性に起因して第1図(b
lの如き側端縁形状(図中l)を有する圧延材1が材料
の流動に起因する浮き上多現象が生じると(図中璽)浮
き上りを生じた[111の竪ロール、例えば、竪ロール
2aをその回転軸芯3を圧延材の進行方向と平行な垂直
面内において角度θ0傾斜せしめる。この結果、第1図
中記載するように、竪ロール2aの回転運動方向とそれ
による圧延材1の放出方向の運動ベクトルの合成によ)
圧延材1の押付は力fが生起し、この押付は力でか圧延
材の浮き上多現象を解消し、あるいは、抑制することに
なシ、正常な圧延(図中■)が行なわれる。この竪ロー
ル2aの傾斜角度θは各種実験によればL5〜5°の範
囲で充分にその効果を奏することが確認されている・し
かし乍ら、この浮き上夛現象が大きく、一方の竪ロール
2aのみを傾斜させただけではその抑制が不可能な場合
には、反浮き上り側である他方の竪ロール2を圧延材1
の進行方向と逆方向に適宜の角度θ。だけ傾斜せしめて
やれば、竪ロール2aの場合とは逆に運動ベクトルの合
成が生起し、圧延材の扛重力f′が発生することになり
、竪ロール2aにおいては押付は力f、竪ロール2にお
いては扛重力f′がそれぞれ発生し、この両者の力によ
り圧延材1に全体として姿勢を水平に保とうとする作用
が生じ、もって、圧延材の浮き上り現象を防止すること
ができ、充分な巾調整圧下を行うことができる。この場
合、竪ロール2.2aは圧延材1の進行方向と平行な垂
直面内において傾斜させる関係から、圧延材1の両側端
縁の直角度は維持されることは容易に理解されるところ
である。
略を示すもので、圧延材1を平滑な一対の竪ロール2,
2aを用いて中圧下圧延、即ち、エツジヤ−圧延を行う
。エツジヤ−圧延を行う場合、圧延材1が圧延中に浮き
上夛現象の生起を作業者なり、あるいは、検出器等を用
いて検出すると、一対の竪ロール2,2aのうち一方を
、若しくは、双方をその竪ロールのロール軸芯3を圧延
材1の進行方向と平行な垂直面内において、圧延材の進
行方向と同方向あるいは逆方向に適宜の角度θ0だけ傾
斜せしめる。詳述するならば、圧延中に圧延材1が竪ロ
ール2に対する水平面に対して角度β傾斜し噛み込むよ
うな場合(図中1)あるいは、厚さ調整圧下(水平パス
)によるダブルバルジの不均一性に起因して第1図(b
lの如き側端縁形状(図中l)を有する圧延材1が材料
の流動に起因する浮き上多現象が生じると(図中璽)浮
き上りを生じた[111の竪ロール、例えば、竪ロール
2aをその回転軸芯3を圧延材の進行方向と平行な垂直
面内において角度θ0傾斜せしめる。この結果、第1図
中記載するように、竪ロール2aの回転運動方向とそれ
による圧延材1の放出方向の運動ベクトルの合成によ)
圧延材1の押付は力fが生起し、この押付は力でか圧延
材の浮き上多現象を解消し、あるいは、抑制することに
なシ、正常な圧延(図中■)が行なわれる。この竪ロー
ル2aの傾斜角度θは各種実験によればL5〜5°の範
囲で充分にその効果を奏することが確認されている・し
かし乍ら、この浮き上夛現象が大きく、一方の竪ロール
2aのみを傾斜させただけではその抑制が不可能な場合
には、反浮き上り側である他方の竪ロール2を圧延材1
の進行方向と逆方向に適宜の角度θ。だけ傾斜せしめて
やれば、竪ロール2aの場合とは逆に運動ベクトルの合
成が生起し、圧延材の扛重力f′が発生することになり
、竪ロール2aにおいては押付は力f、竪ロール2にお
いては扛重力f′がそれぞれ発生し、この両者の力によ
り圧延材1に全体として姿勢を水平に保とうとする作用
が生じ、もって、圧延材の浮き上り現象を防止すること
ができ、充分な巾調整圧下を行うことができる。この場
合、竪ロール2.2aは圧延材1の進行方向と平行な垂
直面内において傾斜させる関係から、圧延材1の両側端
縁の直角度は維持されることは容易に理解されるところ
である。
前述の説明においては、円筒状の竪ロール2゜2aを用
いて圧延材1が浮き上多現象を検出したのち、竪ロール
2,2aを傾動せしめる場合について述べたが、予じめ
竪ロール2,2aを適宜な角度θで圧延材の進行方向と
平行な垂直面内で進行方向へ傾斜せしめておくことによ
シ、圧延材の両側端縁に押付は力fを付与し、浮き上多
現象を゛ 防止し得ることも出来、また1本発明は、カ
リバー付き竪ロールで巾調整圧下を行う場合に、圧延材
の厚みがカリバー寸法よシ薄い場合にも当然適用し得る
ものである。
いて圧延材1が浮き上多現象を検出したのち、竪ロール
2,2aを傾動せしめる場合について述べたが、予じめ
竪ロール2,2aを適宜な角度θで圧延材の進行方向と
平行な垂直面内で進行方向へ傾斜せしめておくことによ
シ、圧延材の両側端縁に押付は力fを付与し、浮き上多
現象を゛ 防止し得ることも出来、また1本発明は、カ
リバー付き竪ロールで巾調整圧下を行う場合に、圧延材
の厚みがカリバー寸法よシ薄い場合にも当然適用し得る
ものである。
次に、第5図乃至第7図において、本発明のエツジヤ−
圧延方法を実施するための圧延機の概略構成について説
明するが、これは本発明を何等限定するものではなく、
好ましい例を示すに過ぎないもので、図示の実施例にお
いては理解を容易にするためにバーチカルエツジヤ−の
片側半分の構造を示しているが、他方も同一の構成を採
用するものである。
圧延方法を実施するための圧延機の概略構成について説
明するが、これは本発明を何等限定するものではなく、
好ましい例を示すに過ぎないもので、図示の実施例にお
いては理解を容易にするためにバーチカルエツジヤ−の
片側半分の構造を示しているが、他方も同一の構成を採
用するものである。
10はバーチカルエツジヤ−のハウジングを示し、この
ハウジング10にフレーム11を圧延材の巾方向に例え
ばハウジング10上を転動する車輪12によシ進退自在
に装架され、その背部はハウジング10に設けられたウ
オームスクリューからなる圧下機構13の圧下ネジ14
に連接されている。前記フレーム11にチョンク16に
回転自在に軸支された竪ロール15が、その下部におい
て7゛/−ム11に回動可能に装着された上方に開口す
る受け金17の段部18に嵌着され支持される。一方、
竪ロール15の上部1d、フレーム11内においてフレ
ーム11の内面に圧延材の進行方向に対向して設置され
たシリンダー19のピストン20によシ支持され、シリ
ンダー19の作動により、竪ロール15は圧延材の進行
方向と平行な垂直面内において進行方向と同方向或いは
逆方向に傾動可能な構造とされている。尚、竪ロール1
5の駆動はその図示を省略したが、従来と同様に行なわ
れる。
ハウジング10にフレーム11を圧延材の巾方向に例え
ばハウジング10上を転動する車輪12によシ進退自在
に装架され、その背部はハウジング10に設けられたウ
オームスクリューからなる圧下機構13の圧下ネジ14
に連接されている。前記フレーム11にチョンク16に
回転自在に軸支された竪ロール15が、その下部におい
て7゛/−ム11に回動可能に装着された上方に開口す
る受け金17の段部18に嵌着され支持される。一方、
竪ロール15の上部1d、フレーム11内においてフレ
ーム11の内面に圧延材の進行方向に対向して設置され
たシリンダー19のピストン20によシ支持され、シリ
ンダー19の作動により、竪ロール15は圧延材の進行
方向と平行な垂直面内において進行方向と同方向或いは
逆方向に傾動可能な構造とされている。尚、竪ロール1
5の駆動はその図示を省略したが、従来と同様に行なわ
れる。
前述ノバーチカルエツジャーにおいて、圧下機構13を
作動させ圧下ネジ14を移動し、竪ロール15に所要の
圧下量を付与しエツジヤ−圧延を行うが、その圧延中に
圧延材が浮き上υを生じた場合、圧延材の進行方向′と
平行な垂直面内において圧延材の進行方向と同方向に竪
ロール15の軸芯を傾斜せしめる。今、第6図において
右方へ圧延材が進行しているとすると、左方側のシリン
ダー19’を作動させ、ピストン20により竪ロール1
5のチョック16を押圧すると、竪ロール15はその下
端な支持する受け金17の作用に工す回動し、圧延材進
行方向(右方)へ所要角度θ傾斜することになり、竪ロ
ール15の傾斜により前述の如き圧延材の押付は力fを
生起し、浮き上り現象を伴わない安定した圧延が行なわ
れることになる。また圧延が可逆的に行なわれる場合、
前述とは逆に右方側のシリンダー19を作動させ、竪ロ
ール15を左方へ傾斜せしめ圧延を行う。
作動させ圧下ネジ14を移動し、竪ロール15に所要の
圧下量を付与しエツジヤ−圧延を行うが、その圧延中に
圧延材が浮き上υを生じた場合、圧延材の進行方向′と
平行な垂直面内において圧延材の進行方向と同方向に竪
ロール15の軸芯を傾斜せしめる。今、第6図において
右方へ圧延材が進行しているとすると、左方側のシリン
ダー19’を作動させ、ピストン20により竪ロール1
5のチョック16を押圧すると、竪ロール15はその下
端な支持する受け金17の作用に工す回動し、圧延材進
行方向(右方)へ所要角度θ傾斜することになり、竪ロ
ール15の傾斜により前述の如き圧延材の押付は力fを
生起し、浮き上り現象を伴わない安定した圧延が行なわ
れることになる。また圧延が可逆的に行なわれる場合、
前述とは逆に右方側のシリンダー19を作動させ、竪ロ
ール15を左方へ傾斜せしめ圧延を行う。
以上から明らかな様に、本発明に係るエツジヤ−圧延方
法によれば、竪ロールを圧延材の進行方向と平行な垂直
面内はおいて、圧延材の進行方向と同方向あるいは反対
方向に適宜角度で傾斜させることによシ、圧延材の浮き
上シを防止することができ、また、その竪ロールは垂直
面内において傾斜させるために側端縁の直角塵を確保す
ることができ、さらに、圧延状態が安定することにより
巾精度が向上する等、その奏するところは大なるもので
ある。
法によれば、竪ロールを圧延材の進行方向と平行な垂直
面内はおいて、圧延材の進行方向と同方向あるいは反対
方向に適宜角度で傾斜させることによシ、圧延材の浮き
上シを防止することができ、また、その竪ロールは垂直
面内において傾斜させるために側端縁の直角塵を確保す
ることができ、さらに、圧延状態が安定することにより
巾精度が向上する等、その奏するところは大なるもので
ある。
第1図は圧延材の断面形状を示す説明図、第2図乃至第
4図は本発明のエツジヤ−圧延方法を示す概略説明図、
第5図はバーチカルエツジヤ−の部分概略正面図、第6
図は第4図V−マ線断側面図、第7図は、第5図Vl−
Vl線断乎面図である。 図において、10はハウジング、11はフレーム、15
t[:ロール、161d、チョック、19idシリンダ
ー、zOはピストンである。 ′3+1 図 Fig、 2
4図は本発明のエツジヤ−圧延方法を示す概略説明図、
第5図はバーチカルエツジヤ−の部分概略正面図、第6
図は第4図V−マ線断側面図、第7図は、第5図Vl−
Vl線断乎面図である。 図において、10はハウジング、11はフレーム、15
t[:ロール、161d、チョック、19idシリンダ
ー、zOはピストンである。 ′3+1 図 Fig、 2
Claims (1)
- (1)一対の竪ロールを有する幅圧下スタンドにより圧
延材を所要幅に圧延する板材のエツジヤ−圧延方法にお
いて、 前記幅圧下スタンドにおける竪ロールの一方または双方
における竪ロール軸芯を圧延材の進行方向と平行な鉛直
面内において進行方向と同方向或いは逆方向に適宜角度
範囲で傾斜せしめ、この竪ロールによシ所要の圧下を行
うことを特徴とする仮相のエツジヤ−圧延方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58128590A JPS6021104A (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 板材のエツジヤ−圧延方法 |
CA000458777A CA1243510A (en) | 1983-07-13 | 1984-07-12 | Process for width reduction of plate-like stock material |
EP84304803A EP0132136B1 (en) | 1983-07-13 | 1984-07-13 | Method & apparatus for edge rolling plate like stock material |
DE8484304803T DE3468630D1 (en) | 1983-07-13 | 1984-07-13 | Method & apparatus for edge rolling plate like stock material |
AU30567/84A AU551748B2 (en) | 1983-07-13 | 1984-07-13 | Continuous hot strip rolling method and edger roll therefor |
KR1019840004103A KR890002596B1 (ko) | 1983-07-13 | 1984-07-13 | 연속열간압연기, 가변 캘리버형 에저로울, 및 에저에 의한 플레이트형 스토우크 재료의 압연방법 |
US06/834,509 US4712414A (en) | 1983-07-13 | 1986-02-28 | Rolling method of plate-like stock material by edger, and continuous hot rolling mill |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58128590A JPS6021104A (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 板材のエツジヤ−圧延方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6021104A true JPS6021104A (ja) | 1985-02-02 |
Family
ID=14988513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58128590A Pending JPS6021104A (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 板材のエツジヤ−圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021104A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6076203A (ja) * | 1983-10-03 | 1985-04-30 | Kobe Steel Ltd | 板材のエツジヤ−圧延方法 |
JPS6234601A (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-14 | Kobe Steel Ltd | エツジヤ−圧延方法 |
JPS6238701A (ja) * | 1985-08-14 | 1987-02-19 | Kobe Steel Ltd | エツジヤ−圧延方法 |
-
1983
- 1983-07-13 JP JP58128590A patent/JPS6021104A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6076203A (ja) * | 1983-10-03 | 1985-04-30 | Kobe Steel Ltd | 板材のエツジヤ−圧延方法 |
JPH0255121B2 (ja) * | 1983-10-03 | 1990-11-26 | Kobe Steel Ltd | |
JPS6234601A (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-14 | Kobe Steel Ltd | エツジヤ−圧延方法 |
JPH0220321B2 (ja) * | 1985-08-07 | 1990-05-09 | Kobe Steel Ltd | |
JPS6238701A (ja) * | 1985-08-14 | 1987-02-19 | Kobe Steel Ltd | エツジヤ−圧延方法 |
JPH0220322B2 (ja) * | 1985-08-14 | 1990-05-09 | Kobe Steel Ltd |
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