JP2553619B2 - 水位検知装置 - Google Patents

水位検知装置

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JP2553619B2
JP2553619B2 JP63076732A JP7673288A JP2553619B2 JP 2553619 B2 JP2553619 B2 JP 2553619B2 JP 63076732 A JP63076732 A JP 63076732A JP 7673288 A JP7673288 A JP 7673288A JP 2553619 B2 JP2553619 B2 JP 2553619B2
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義幸 横網代
康清 上田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、浴槽に設定量の水または湯を給水し、循環
して設定温度に保つ自動風呂の水位検知装置に関するも
のである。
従来の技術 従来のこの種の水位検知装置のシステム図を第3図に
示す。1は貯水部である浴槽、2は浴槽1の側部に設け
られたアダプター、3は湯沸器であり、アダプター2と
湯沸器3間は往き管4と戻り管5とで接続されている。
6は戻り管5の外部配管である。往き管4には貯水部1
内の水を循環したり、貯水部1内に給水を行うためのポ
ンプ7と、循環水の温度を上げるための加熱手段8とが
接続されている。また戻り管5には貯水槽1内に水が有
るか否かを検知する残水検知手段9(水流スイッチ)と
貯水槽1内の水位を検知するための圧力センサ10と循環
水の温度を検知する温度センサ11とが接続されている。
また給水源12が給水管13を介して切換手段14に接続され
ている。切換手段14は往き管4の接続を戻り管5もしく
は給水管13に切り換えるものである。また、15は制御手
段であり、第4図に示すように圧力センサ10と温度セン
サ11の信号を入力として各設定値との判定を行い、残水
検知手段9の入力と共にメモリとプロセッサとの共働に
よってポンプ7、加熱手段8、給水源12、切換手段14を
制御するものである。上記構成において、貯水部1の水
位を湯沸器3側の圧力センサ10で検知し、設定水位に給
水するものであり、圧力センサ10が検知する圧力は第3
図のPA+PXである。この内、アダプタ2から上の分の水
位は人体の寸法で決まっており、その差が少ないために
浴槽が違ってもあまり変化が無く、したがって圧力PA
変化が少ないが、アダプタ2と圧力センサ10間の圧力PX
は貯水部1と湯沸器3の相対的な設置状況によって大き
く変化し、そのため画一的に定めることはできず設置現
場での一品調整が必要になって不便である。しかも前記
のように一般調整したとしても、圧力センサや制御器な
どの経年変化によって変わってしまう。しかし第5図の
圧力特性図に示すように、貯水部への給水を開始して貯
水部1へ水が入り出してからアダプター2に達するまで
はPXで表しているように圧力の変化がなく、水位がアダ
プター2を横切ったときから圧力が上昇する特性を示す
ので、その圧力変曲点を検出して基準値とすることによ
り、設置条件に関係なく一定の水位に給水することが可
能になる。その原理を用いた給水動作のフロー図を第6
図に示す。経過時間toまでがS1〜S4に示す基準値給水で
あり、アダプター2に達するまでの状態である。経過時
間toで水位がアダプター2を横切り、S5に示す圧力変曲
点検知を行う。S6で今回得られた新しい水位基準値を記
憶し、そこからPAの上昇を行うまでS7で設定値給水を行
う。経過時間tAで設定値になったら、S8〜S101に示す通
り、給水停止を行うものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、ある地域では入浴した水を全て抜き、
次に入浴するときに空の貯水槽に再度給水を行う入浴形
態を有しているので、給水時に毎回圧力変曲点検知を行
い水位基準値の記憶更新を行って設定値給水を行うこと
ができるが、他の地域では入浴した水を抜かずに次に入
浴するときに沸き返して使う入浴形態を有し、この場合
には給水によって圧力が上昇するのみで変曲点はいつま
で経っても現れないために設定水位を越えてオーバフロ
ーしてしまう問題を有していた。
本発明はかかる従来の問題を解消するもので、沸き返
しであるか否かを判別し、沸き返しであるときには変曲
点に頼らず設定値給水を行うことを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の水位検知装置は、
貯水部の残水の有無を検知する残水検知手段と、給水モ
ード運転に先立って残水検知手段からの入力で残水の有
無を判別し、残水が無い場合には給水モード運転で圧力
変曲点の圧力を検知し新しい水位基準値として記憶を更
新するとともに、残水が有る場合には以前の水位基準値
の記憶を用いて貯水部の水位を定める制御手段とを備え
たものである。
作用 本発明は上記した構成によって、沸き返しの場合でも
設定値給水ができ、しかもその時用いる水位基準値記憶
は前回新しく給水したときの更新値を用いることになる
ので経年変化など時間をかけて変化する誤差要因を全て
吸収して安定した水位制御が行えるものである。
実施例 以下、本発明の実施例における給水モード運転を第1
図のフロー図と第2図の圧力特性図にもとづいて説明す
る。第6図と同一ステップには第1図にも同一番号を付
しており、第5図と同一圧力、時間である場合には第2
図にも同一番号を付している。従来と異る点は、S2から
入る給水モード運転に先立って、S11〜S13で示す残水検
知を行い、その結果残水が無いと判別された場合にはS2
以降に示す従来と同一のステップで変曲点を検知し、水
位基準値の記憶を更新して設定値給水を行うが、残水が
あると判別された場合には沸き返しであると判断してS1
4で前記憶値を取り出しS15〜S16で補水運転を行って設
定値給水を行うものである。前記の残水有無の判別はS1
1〜S12で循環モード運転を行い、残水検知手段である水
流スイッチ9がオンするか否かで判別する。残水が無け
れば貯水部1から空気が入って来るためオフになり、判
別が可能になる。この判別期間が第2図に示す経過時間
tBであり、このとき水流スイッチ9がオンであれば前回
の記憶値PXを用い、その値にPAを足した値まで補水を行
い、設定水位に給水するものである。このときに使用す
る前回の記憶値PXが極めて古いものであれば、それは圧
力センサ10や制御手段15などの経年度化によって最適値
でなくなっている可能性が高いが、幸い、入浴形態とし
て沸き返しを行う場合でも毎回そうすることは無く、数
回目には貯水槽1内を空にして新鮮給水を行うものであ
るため、前回の記憶値PXは常に比較的新しい状態で更新
されており問題を生じない。なお、第1図で省略してい
るが、残水有りと判別して補水を行ったときには、貯水
の内残水が大部分であるために冷えているので、S10の
給水エンド以降に循環モード運転が続き、加熱手段8を
付勢して貯水槽1内の貯水を設定温度まで加熱するもの
であり、第1図では設定水位に給水するフローのみを示
している。残水検知の他の方法としては、第2図の一点
鎖線に示すように、先ず給水を開始して水位(圧力)が
すぐ上昇し始めたら、残水があると判別し、補水を行う
構成も考えられるが、その方法では最初から設定水位に
あった場合でも残水判別のために給水が行われ、設定水
位以上に水位が上昇してしまう欠点を有する。それに較
べ水流スイッチで判別する構成では判別のために水位が
上昇することなく、上記欠点は無い。
発明の効果 以上のように本発明の水位検知装置は、貯水部の残水
の有無を検知する残水検知手段と、給水モード運転に先
立って残水検知手段からの入力で残水の有無を判別し、
残水が無い場合には給水モード運転で圧力変曲点の圧力
を検知し新しい水位基準値として記憶を更新するととも
に、残水が有る場合には以前の水位基準値の記憶を用い
て貯水部の水位を定める制御手段を有するため、下記の
特徴を有する。
(1) 貯水槽の水を入れ替える毎に新しい水位基準値
を記憶し使用するので、圧力センサや制御手段の経年変
化の影響が受けにくくなると同時に、沸き返し時の補水
においても確実に設定水位に給水できる。
(2) 給水モード運転に先立って残水の有無を判別す
るので、設定水位より上昇してしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における水位検知装置の制御
手段のフロー図、第2図は同装置の残水があるときの圧
力特性図、第3図は同装置が適用される水位検知装置の
システム図、第4図は同装置における制御手段のブロッ
ク図、第6図は従来の制御手段の給水モード運転のフロ
ー図、第5図は同圧力特性図である。 1……貯水部、4……往き管、5……戻り管、7……ポ
ンプ、9……残水検知手段(水流スイッチ)、10……圧
力検知手段、12……給水源、14……切換手段、15……制
御手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯水部と、前記貯水部側部に接続された往
    き管と戻り管と、前記往き管に接続されたポンプと、前
    記戻り管に接続され前記貯水部の水位を圧力信号として
    検知する圧力検知手段と、給水源と、前記給水源に接続
    された給水管と、前記貯水部の残水の有無を検知する残
    水検知手段と、前記往き管を前記戻り管もしくは前記給
    水管に接続して循環モードもしくは給水モードに切り換
    える切換手段と、前記圧力検知手段からの圧力値を入力
    とし、前記ポンプ、給水源、および前記切換手段を付勢
    して循環モード運転および給水モード運転を行うととも
    に、前記給水モード運転に先立って前記残水検知手段か
    らの入力で残水の有無を判別し、残水が無い場合には給
    水モード運転で圧力変曲点の圧力を検知し新しい水位基
    準値として記憶を更新するとともに、残水が有る場合に
    は以前の水位基準値の記憶を用いて前記貯水部の水位を
    定める制御手段とを有する水位検知装置。
JP63076732A 1988-03-30 1988-03-30 水位検知装置 Expired - Lifetime JP2553619B2 (ja)

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JPH01247942A JPH01247942A (ja) 1989-10-03
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