JP2553486Y2 - カ−ド繰り出し装置 - Google Patents
カ−ド繰り出し装置Info
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- JP2553486Y2 JP2553486Y2 JP5855291U JP5855291U JP2553486Y2 JP 2553486 Y2 JP2553486 Y2 JP 2553486Y2 JP 5855291 U JP5855291 U JP 5855291U JP 5855291 U JP5855291 U JP 5855291U JP 2553486 Y2 JP2553486 Y2 JP 2553486Y2
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- card
- pulley
- hopper
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はカ−ド繰り出し装置に関
し、さらに詳しくは、複数枚の積層されたカ−ドを高速
でしかも確実かつ安全に1枚ずつ繰り出すカ−ド繰り出
し装置に関する。
し、さらに詳しくは、複数枚の積層されたカ−ドを高速
でしかも確実かつ安全に1枚ずつ繰り出すカ−ド繰り出
し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレホンカ−ドやプリペイドカ−
ドなどが広く一般に使用され、これらのカ−ドを集計す
るときは、カ−ド繰り出し装置でカ−ドを一枚ずつ繰り
出し、これをカウンタ−で計数して集計している。そこ
で、このようなカ−ドの集計に使用するカ−ド繰り出し
装置としては、カウントミスなどが生じないようにカ−
ドを確実かつ安全に1枚ずつ繰り出すようにしたものが
従来から種々考案されており、たとえば、図7に示すよ
うに、カ−ド溜め20の下方にカ−ド送出用のロ−ラ2
1を配設し、このロ−ラ21でもってカ−ド2をカ−ド
溜め20下方の開口部22から送り出し、次いで、この
ロ−ラ21より送り速度の速いカ−ド送り用ロ−ラ2
3,24によりカ−ド2をカ−ド溜め20から引き出
し、さらにカ−ド送り用ロ−ラ23,24より送り速度
の速いカ−ド排出用ロ−ラ25,26により搬送して、
多数のカ−ド2を間隔を開けて繰り出すようにしたもの
が提案されている。(実開昭63−16357号)
ドなどが広く一般に使用され、これらのカ−ドを集計す
るときは、カ−ド繰り出し装置でカ−ドを一枚ずつ繰り
出し、これをカウンタ−で計数して集計している。そこ
で、このようなカ−ドの集計に使用するカ−ド繰り出し
装置としては、カウントミスなどが生じないようにカ−
ドを確実かつ安全に1枚ずつ繰り出すようにしたものが
従来から種々考案されており、たとえば、図7に示すよ
うに、カ−ド溜め20の下方にカ−ド送出用のロ−ラ2
1を配設し、このロ−ラ21でもってカ−ド2をカ−ド
溜め20下方の開口部22から送り出し、次いで、この
ロ−ラ21より送り速度の速いカ−ド送り用ロ−ラ2
3,24によりカ−ド2をカ−ド溜め20から引き出
し、さらにカ−ド送り用ロ−ラ23,24より送り速度
の速いカ−ド排出用ロ−ラ25,26により搬送して、
多数のカ−ド2を間隔を開けて繰り出すようにしたもの
が提案されている。(実開昭63−16357号)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、この図7に
示すカ−ド繰り出し装置においては、カ−ド送出用のロ
−ラ21、カ−ド送り用ロ−ラ23およびカ−ド排出用
ロ−ラ25が、いずれも連動機構を介して常時回転駆動
しているため、カ−ド送出用のロ−ラ21の回転駆動に
よってカ−ド2がカ−ド溜め20より送り出される際、
送り出されるカ−ド2の送出タイミングがずれたりする
と、先に送り出されたカ−ド2の進行に関係なく次のカ
−ド2が送り出されて、カ−ド溜め20下方の開口部2
2でカ−ドづまりが生じたり、カ−ドが連鎖送りされた
りするという難点がある。
示すカ−ド繰り出し装置においては、カ−ド送出用のロ
−ラ21、カ−ド送り用ロ−ラ23およびカ−ド排出用
ロ−ラ25が、いずれも連動機構を介して常時回転駆動
しているため、カ−ド送出用のロ−ラ21の回転駆動に
よってカ−ド2がカ−ド溜め20より送り出される際、
送り出されるカ−ド2の送出タイミングがずれたりする
と、先に送り出されたカ−ド2の進行に関係なく次のカ
−ド2が送り出されて、カ−ド溜め20下方の開口部2
2でカ−ドづまりが生じたり、カ−ドが連鎖送りされた
りするという難点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案はかかる現状に鑑
み種々検討を行った結果なされたもので、カードを複数
枚積み重ねて収容するホッパと、ホッパに収容されたカ
ードに荷重を加える手段と、カードの厚みに応じて可変
調整されるゲートと、ホッパよりカードを送り出す第1
のローラと、第1のローラより送り速度が速くホッパよ
り送り出されたカードを引き出す第2のローラとからな
るカード繰り出し装置において、第1のローラの回転軸
にプーリを遊嵌してこのプーリと、径を第1のローラの
回転軸に遊嵌したプーリより小さくして第2のローラの
回転軸に固定したプーリと、モータに固定したプーリと
をベルトで連動連結し、第1のローラの回転軸に固定し
たレバーを同じ第1のローラの回転軸に遊嵌したプーリ
の側面に突設したピンに掛脱自在にして、第1のローラ
の回転軸に遊嵌したプーリがモータの駆動によりベルト
を介して回転すると、第1のローラの回転軸に固定した
レバーが遊嵌したプーリ側面のピンに当接して第1のロ
ーラが回転駆動され、第1のローラの回転軸が遊嵌した
プーリより速く回転すると第1のローラの回転軸に固定
したレバーが遊嵌したプーリ側面のピンから離脱して、
第1のローラの回転駆動で送り出されるカードが送り速
度が第1のローラより速い第2のローラで引き出される
と同時に、カードがホッパから送り出されるまで第1の
ローラの回転駆動が解除されるワンウェイ機構を設ける
ことによって、カードづまりや、カードの連鎖送りを生
じたりすることなく、複数枚の積層されたカードを高速
でしかも確実かつ安全に1枚ずつ繰り出すことができる
ようにしたものである。
み種々検討を行った結果なされたもので、カードを複数
枚積み重ねて収容するホッパと、ホッパに収容されたカ
ードに荷重を加える手段と、カードの厚みに応じて可変
調整されるゲートと、ホッパよりカードを送り出す第1
のローラと、第1のローラより送り速度が速くホッパよ
り送り出されたカードを引き出す第2のローラとからな
るカード繰り出し装置において、第1のローラの回転軸
にプーリを遊嵌してこのプーリと、径を第1のローラの
回転軸に遊嵌したプーリより小さくして第2のローラの
回転軸に固定したプーリと、モータに固定したプーリと
をベルトで連動連結し、第1のローラの回転軸に固定し
たレバーを同じ第1のローラの回転軸に遊嵌したプーリ
の側面に突設したピンに掛脱自在にして、第1のローラ
の回転軸に遊嵌したプーリがモータの駆動によりベルト
を介して回転すると、第1のローラの回転軸に固定した
レバーが遊嵌したプーリ側面のピンに当接して第1のロ
ーラが回転駆動され、第1のローラの回転軸が遊嵌した
プーリより速く回転すると第1のローラの回転軸に固定
したレバーが遊嵌したプーリ側面のピンから離脱して、
第1のローラの回転駆動で送り出されるカードが送り速
度が第1のローラより速い第2のローラで引き出される
と同時に、カードがホッパから送り出されるまで第1の
ローラの回転駆動が解除されるワンウェイ機構を設ける
ことによって、カードづまりや、カードの連鎖送りを生
じたりすることなく、複数枚の積層されたカードを高速
でしかも確実かつ安全に1枚ずつ繰り出すことができる
ようにしたものである。
【0005】
【実施例】以下、本考案カ−ド繰り出し装置の一実施例
を示す図1ないし図6に基づいて説明する。図1および
図2において、1は複数枚のカ−ド2を積層して収容す
るホッパであり、3はホッパ1に収容されたカ−ド2に
荷重を加える重りロ−ラである。4はホッパ1の先端壁
下部に上下摺動自在に取りつけたゲ−トで、カ−ド2の
厚みに応じてホッパ1の底板5との隙間6を可変調整
し、カ−ド2が一枚ずつ送り出されるようにしている。
を示す図1ないし図6に基づいて説明する。図1および
図2において、1は複数枚のカ−ド2を積層して収容す
るホッパであり、3はホッパ1に収容されたカ−ド2に
荷重を加える重りロ−ラである。4はホッパ1の先端壁
下部に上下摺動自在に取りつけたゲ−トで、カ−ド2の
厚みに応じてホッパ1の底板5との隙間6を可変調整
し、カ−ド2が一枚ずつ送り出されるようにしている。
【0006】7はホッパ1の下方にあってカ−ド2をホ
ッパ1より送り出す第1のロ−ラで、回転軸8にレバ−
9を固定するとともに、プ−リ10を遊嵌している。そ
して、プ−リ10の側面にピン11を突設して、プ−リ
10が回転するとピン11がレバ−9に当接して第1の
ロ−ラ7を連動回転させるようにし、回転軸8がプ−リ
10より速く回転するときおよびプ−リ10の回転が停
止するときはレバ−9がピン11から離脱するようにし
て掛脱自在にしている。
ッパ1より送り出す第1のロ−ラで、回転軸8にレバ−
9を固定するとともに、プ−リ10を遊嵌している。そ
して、プ−リ10の側面にピン11を突設して、プ−リ
10が回転するとピン11がレバ−9に当接して第1の
ロ−ラ7を連動回転させるようにし、回転軸8がプ−リ
10より速く回転するときおよびプ−リ10の回転が停
止するときはレバ−9がピン11から離脱するようにし
て掛脱自在にしている。
【0007】しかして、レバ−9がピン11から離脱し
ているときは第1のロ−ラ7は回転駆動せず、プ−リ1
0が回転してピン11がレバ−9に当接すると第1のロ
−ラ7が回転軸8を介して回転駆動されるワンウェイ機
構が構成され、このワンウェイ機構により第1のロ−ラ
7が間歇的に矢印方向に回転駆動されると、ホッパ1内
に収容されて重りロ−ラ3で荷重が加えられた複数枚の
カ−ド2が最下端のものから順次に送り出される。12
はホッパ1よりカ−ド2を送り出すとき摩擦抵抗を少な
くするため、ホッパ1の下方にホッパ1の底板5から突
出するように配設されたフリ−ロ−ラである。
ているときは第1のロ−ラ7は回転駆動せず、プ−リ1
0が回転してピン11がレバ−9に当接すると第1のロ
−ラ7が回転軸8を介して回転駆動されるワンウェイ機
構が構成され、このワンウェイ機構により第1のロ−ラ
7が間歇的に矢印方向に回転駆動されると、ホッパ1内
に収容されて重りロ−ラ3で荷重が加えられた複数枚の
カ−ド2が最下端のものから順次に送り出される。12
はホッパ1よりカ−ド2を送り出すとき摩擦抵抗を少な
くするため、ホッパ1の下方にホッパ1の底板5から突
出するように配設されたフリ−ロ−ラである。
【0008】13および14は第1のローラ7の先方に
あってローラ7によって送り出されたカード2を引き出
す第2のローラであり、上方のローラ14が圧接された
下方のローラ13の回転軸15にプーリ16を固定し
て、このプーリ16と、前記の第1のローラ7の回転軸
8に遊嵌したプーリ10とを、モータ17に固定したプ
ーリ18とベルト19で連動連結し、モータ17の駆動
により連動回転するようにしている。ここで、プーリ1
6の径およびプーリ10の径は、プーリ16の径をプー
リ10の径より小径にして、モータ17で連動回転され
るとローラ13の周速がローラ7の周速より速くなるよ
うに設定されている。
あってローラ7によって送り出されたカード2を引き出
す第2のローラであり、上方のローラ14が圧接された
下方のローラ13の回転軸15にプーリ16を固定し
て、このプーリ16と、前記の第1のローラ7の回転軸
8に遊嵌したプーリ10とを、モータ17に固定したプ
ーリ18とベルト19で連動連結し、モータ17の駆動
により連動回転するようにしている。ここで、プーリ1
6の径およびプーリ10の径は、プーリ16の径をプー
リ10の径より小径にして、モータ17で連動回転され
るとローラ13の周速がローラ7の周速より速くなるよ
うに設定されている。
【0009】
【作用】本考案カ−ド繰り出し装置は以上のようにして
構成され、モ−タ17を駆動させると、プ−リ18およ
びベルト19を介してプ−リ10および16が回転駆動
される。このとき、プ−リ10は回転軸8に遊嵌されて
いるため、図3に示すように、プ−リ10の側面に突設
したピン11がレバ−9に当接するまでの間はレバ−9
が停止したままで保持され、回転軸8は静止し、第1の
ロ−ラ7の回転駆動は解除されている。
構成され、モ−タ17を駆動させると、プ−リ18およ
びベルト19を介してプ−リ10および16が回転駆動
される。このとき、プ−リ10は回転軸8に遊嵌されて
いるため、図3に示すように、プ−リ10の側面に突設
したピン11がレバ−9に当接するまでの間はレバ−9
が停止したままで保持され、回転軸8は静止し、第1の
ロ−ラ7の回転駆動は解除されている。
【0010】プ−リ10が回転して、図4に示すよう
に、プ−リ10の側面に突設したピン11がレバ−9に
至り当接すると、レバ−9を固定した回転軸8を介して
第1のロ−ラ7が回転駆動され、図1に示すようにホッ
パ1内に収容されて重りロ−ラ3で荷重が加えられた複
数枚のカ−ド2の最下端のものが送り出される。このと
き、カ−ド2はフリ−ロ−ラ12により摩擦抵抗を少な
くして円滑に送り出され、また、ゲ−ト4でカ−ド2の
厚みに応じてホッパ1の底板5との隙間6が可変調整さ
れ、このゲ−ト4を通って一枚のカ−ド2が送り出され
る。
に、プ−リ10の側面に突設したピン11がレバ−9に
至り当接すると、レバ−9を固定した回転軸8を介して
第1のロ−ラ7が回転駆動され、図1に示すようにホッ
パ1内に収容されて重りロ−ラ3で荷重が加えられた複
数枚のカ−ド2の最下端のものが送り出される。このと
き、カ−ド2はフリ−ロ−ラ12により摩擦抵抗を少な
くして円滑に送り出され、また、ゲ−ト4でカ−ド2の
厚みに応じてホッパ1の底板5との隙間6が可変調整さ
れ、このゲ−ト4を通って一枚のカ−ド2が送り出され
る。
【0011】そして、ゲ−ト4から送り出されたカ−ド
2の先端が第2のロ−ラ13および14に達すると、下
方のロ−ラ13とこの下方のロ−ラ13に圧接する上方
のロ−ラ14とでカ−ド2が挟持され、プ−リ10およ
びプ−リ16により第1のロ−ラ7より周速が速くなる
ように設定されたこれらの第2のロ−ラ13および14
によって、第1のロ−ラ7から送り出される速度より速
い速度でカ−ド2が引き出される。
2の先端が第2のロ−ラ13および14に達すると、下
方のロ−ラ13とこの下方のロ−ラ13に圧接する上方
のロ−ラ14とでカ−ド2が挟持され、プ−リ10およ
びプ−リ16により第1のロ−ラ7より周速が速くなる
ように設定されたこれらの第2のロ−ラ13および14
によって、第1のロ−ラ7から送り出される速度より速
い速度でカ−ド2が引き出される。
【0012】このように第2のロ−ラ13および14に
よりカ−ド2が加速されて引き出されると、第1のロ−
ラ7はカ−ド2を介して第2のロ−ラ13および14と
周速を同期して回転し、プ−リ10の回転より速くなる
ため、図5に示すように、ピン11を突設したプ−リ1
0の回転に先行してレバ−9が回転し、第1のロ−ラ7
へのモ−タ17からの動力の伝達が解除される。
よりカ−ド2が加速されて引き出されると、第1のロ−
ラ7はカ−ド2を介して第2のロ−ラ13および14と
周速を同期して回転し、プ−リ10の回転より速くなる
ため、図5に示すように、ピン11を突設したプ−リ1
0の回転に先行してレバ−9が回転し、第1のロ−ラ7
へのモ−タ17からの動力の伝達が解除される。
【0013】そして、第2のロ−ラ13および14によ
り引き出されるカ−ド2が第1のロ−ラ7から離れる
と、図6に示すようにカ−ド2を介して第2のロ−ラ1
3および14と周速を同期して回転していた第1のロ−
ラ7の同期回転が中断され、このときレバ−9もピン1
1に対し先行して回転しているため、第1のロ−ラ7は
回転を停止する。カ−ド2の後端は、このときまだゲ−
ト4よりホッパ1内部に残った状態にあるが、第2のロ
−ラ13および14により搬送されてホッパ1から完全
に送り出され、こうして1枚のカ−ド2が繰り出され
る。
り引き出されるカ−ド2が第1のロ−ラ7から離れる
と、図6に示すようにカ−ド2を介して第2のロ−ラ1
3および14と周速を同期して回転していた第1のロ−
ラ7の同期回転が中断され、このときレバ−9もピン1
1に対し先行して回転しているため、第1のロ−ラ7は
回転を停止する。カ−ド2の後端は、このときまだゲ−
ト4よりホッパ1内部に残った状態にあるが、第2のロ
−ラ13および14により搬送されてホッパ1から完全
に送り出され、こうして1枚のカ−ド2が繰り出され
る。
【0014】このように、カ−ド2の繰り出しは、図3
ないし図6に示すワンウェイ機構によって、カ−ド2を
1枚送り出す毎に繰り返され、このワンウェイ機構によ
り第1のロ−ラ7が間歇的に矢印方向に回転駆動され
て、ホッパ1内に収容された複数枚のカ−ド2が最下端
のものから順次に送り出される。そして、第2のロ−ラ
13および14によりカ−ド2が引き出されると同時に
第1のロ−ラ7の回転駆動が解除され、カ−ド2がホッ
パ1から完全に送り出されるまで第1のロ−ラ7の回転
駆動は解除されたままで保持される。
ないし図6に示すワンウェイ機構によって、カ−ド2を
1枚送り出す毎に繰り返され、このワンウェイ機構によ
り第1のロ−ラ7が間歇的に矢印方向に回転駆動され
て、ホッパ1内に収容された複数枚のカ−ド2が最下端
のものから順次に送り出される。そして、第2のロ−ラ
13および14によりカ−ド2が引き出されると同時に
第1のロ−ラ7の回転駆動が解除され、カ−ド2がホッ
パ1から完全に送り出されるまで第1のロ−ラ7の回転
駆動は解除されたままで保持される。
【0015】従って、カ−ド2がホッパ1から完全に送
り出される前に、引き続きカ−ド2が第1のロ−ラ7で
送り出されることもなく、カ−ドづまりや、カ−ドの連
鎖送りが生じることがない。また、プ−リ10が回転し
てピン11がレバ−9に当接すると第1のロ−ラ7が回
転軸8を介して回転駆動され、レバ−9がピン11から
離脱すると第1のロ−ラ7の回転駆動が解除されるワン
ウェイ機構が、モ−タ16の駆動によりカ−ド2を1枚
送り出す毎に繰り返されるため、カ−ド2を高速でしか
も確実かつ安全に1枚ずつ繰り出すことがてきる。
り出される前に、引き続きカ−ド2が第1のロ−ラ7で
送り出されることもなく、カ−ドづまりや、カ−ドの連
鎖送りが生じることがない。また、プ−リ10が回転し
てピン11がレバ−9に当接すると第1のロ−ラ7が回
転軸8を介して回転駆動され、レバ−9がピン11から
離脱すると第1のロ−ラ7の回転駆動が解除されるワン
ウェイ機構が、モ−タ16の駆動によりカ−ド2を1枚
送り出す毎に繰り返されるため、カ−ド2を高速でしか
も確実かつ安全に1枚ずつ繰り出すことがてきる。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のカード繰
り出し装置にあっては、カードを複数枚積み重ねて収容
するホッパと、ホッパに収容されたカードに荷重を加え
る手段と、カードの厚みに応じて可変調整されるゲート
と、ホッパよりカードを送り出す第1のローラと、第1
のローラより送り速度が速くホッパより送り出されたカ
ードを引き出す第2のローラとからなるカード繰り出し
装置において、第1のローラの回転軸にプーリを遊嵌し
てこのプーリと、径を第1のローラの回転軸に遊嵌した
プーリより小さくして第2のローラの回転軸に固定した
プーリと、モータに固定したプーリとをベルトで連動連
結し、第1のローラの回転軸に固定したレバーを同じ第
1のローラの回転軸に遊嵌したプーリの側面に突設した
ピンに掛脱自在にして、第1のローラの回転軸に遊嵌し
たプーリがモータの駆動によりベルトを介して回転する
と、第1のローラの回転軸に固定したレバーが遊嵌した
プーリ側面のピンに当接して第1のローラが回転駆動さ
れ、第1のローラの回転軸が遊嵌したプーリより速く回
転すると第1のローラの回転軸に固定したレバーが遊嵌
したプーリ側面のピンから離脱して、第1のローラの回
転駆動で送り出されるカードが送り速度が第1のローラ
より速い第2のローラで引き出きれると同時に、カード
がホッパから送り出されるまで第1のローラの回転駆動
が解除されるワンウェイ機構を設けているため、カード
づまりや、カードの連鎖送りを生じたりすることなく、
複数枚の積層されたカードを高速でしかも確実かつ安全
に1枚ずつ繰り出すことがてきる。また、第1のローラ
の回転軸とこの回転軸にモータの動力を伝達する手段と
の間に前記のワンウェイ機構を設けるだけで、カードづ
まりや、カードの連鎖送りを生じたりすることなく、複
数枚の積層されたカードを高速でしかも確実かつ安全に
1枚ずつ繰り出すことがてきるようにしたため、装置が
大型化したり、複雑化することもなく、構成が簡単で製
造も容易である。
り出し装置にあっては、カードを複数枚積み重ねて収容
するホッパと、ホッパに収容されたカードに荷重を加え
る手段と、カードの厚みに応じて可変調整されるゲート
と、ホッパよりカードを送り出す第1のローラと、第1
のローラより送り速度が速くホッパより送り出されたカ
ードを引き出す第2のローラとからなるカード繰り出し
装置において、第1のローラの回転軸にプーリを遊嵌し
てこのプーリと、径を第1のローラの回転軸に遊嵌した
プーリより小さくして第2のローラの回転軸に固定した
プーリと、モータに固定したプーリとをベルトで連動連
結し、第1のローラの回転軸に固定したレバーを同じ第
1のローラの回転軸に遊嵌したプーリの側面に突設した
ピンに掛脱自在にして、第1のローラの回転軸に遊嵌し
たプーリがモータの駆動によりベルトを介して回転する
と、第1のローラの回転軸に固定したレバーが遊嵌した
プーリ側面のピンに当接して第1のローラが回転駆動さ
れ、第1のローラの回転軸が遊嵌したプーリより速く回
転すると第1のローラの回転軸に固定したレバーが遊嵌
したプーリ側面のピンから離脱して、第1のローラの回
転駆動で送り出されるカードが送り速度が第1のローラ
より速い第2のローラで引き出きれると同時に、カード
がホッパから送り出されるまで第1のローラの回転駆動
が解除されるワンウェイ機構を設けているため、カード
づまりや、カードの連鎖送りを生じたりすることなく、
複数枚の積層されたカードを高速でしかも確実かつ安全
に1枚ずつ繰り出すことがてきる。また、第1のローラ
の回転軸とこの回転軸にモータの動力を伝達する手段と
の間に前記のワンウェイ機構を設けるだけで、カードづ
まりや、カードの連鎖送りを生じたりすることなく、複
数枚の積層されたカードを高速でしかも確実かつ安全に
1枚ずつ繰り出すことがてきるようにしたため、装置が
大型化したり、複雑化することもなく、構成が簡単で製
造も容易である。
【0017】
【図1】本考案カ−ド繰り出し装置の一実施例を示す概
略側面図である。
略側面図である。
【図2】図1に示すカ−ド繰り出し装置の要部平面図で
ある。
ある。
【図3】図1に示すカ−ド繰り出し装置のワンウェイ機
構作動説明図である。
構作動説明図である。
【図4】図1に示すカ−ド繰り出し装置のワンウェイ機
構作動説明図である。
構作動説明図である。
【図5】図1に示すカ−ド繰り出し装置のワンウェイ機
構作動説明図である。
構作動説明図である。
【図6】図1に示すカ−ド繰り出し装置のワンウェイ機
構作動説明図である。
構作動説明図である。
【図7】従来のカ−ド繰り出し装置の概略側面図であ
る。
る。
1 ホッパ 2 カ−ド 3 重りロ−ラ 4 ゲ−ト 6 隙間 7 第1のロ−ラ 8 回転軸 9 レバ− 10,16,18 プ−リ 11 ピン 13,14 第2のロ−ラ 15 回転軸 17 モ−タ 19 ベルト
Claims (1)
- 【請求項1】 カードを複数枚積み重ねて収容するホッ
パと、ホッパに収容されたカードに荷重を加える手段
と、カードの厚みに応じて可変調整されるゲートと、ホ
ッパよりカードを送り出す第1のローラと、第1のロー
ラより送り速度が速くホッパより送り出されたカードを
引き出す第2のローラとからなるカード繰り出し装置に
おいて、第1のローラの回転軸にプーリを遊嵌してこの
プーリと、径を第1のローラの回転軸に遊嵌したプーリ
より小さくして第2のローラの回転軸に固定したプーリ
と、モータに固定したプーリとをベルトで連動連結し、
第1のローラの回転軸に固定したレバーを同じ第1のロ
ーラの回転軸に遊嵌したプーリの側面に突設したピンに
掛脱自在にして、第1のローラの回転軸に遊嵌したプー
リがモータの駆動によりベルトを介して回転すると、第
1のローラの回転軸に固定したレバーが遊嵌したプーリ
側面のピンに当接して第1のローラが回転駆動され、第
1のローラの回転軸が遊嵌したプーリより速く回転する
と第1のローラの回転軸に固定したレバーが遊嵌したプ
ーリ側面のピンから離脱して、第1のローラの回転駆動
で送り出されるカードが送り速度が第1のローラより速
い第2のローラで引き出されると同時に、カードがホッ
パから送り出されるまで第1のローラの回転駆動が解除
されるワンウェイ機構を設けたことを特徴とするカード
繰り出し装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5855291U JP2553486Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | カ−ド繰り出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5855291U JP2553486Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | カ−ド繰り出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054277U JPH054277U (ja) | 1993-01-22 |
JP2553486Y2 true JP2553486Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=13087622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5855291U Expired - Lifetime JP2553486Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | カ−ド繰り出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553486Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4904149B2 (ja) | 2006-12-27 | 2012-03-28 | 日本電産サンキョー株式会社 | カード送出装置 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP5855291U patent/JP2553486Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH054277U (ja) | 1993-01-22 |
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