JP2553303B2 - 巻取機のシールテープ形成貼着装置 - Google Patents

巻取機のシールテープ形成貼着装置

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JP2553303B2
JP2553303B2 JP15703893A JP15703893A JP2553303B2 JP 2553303 B2 JP2553303 B2 JP 2553303B2 JP 15703893 A JP15703893 A JP 15703893A JP 15703893 A JP15703893 A JP 15703893A JP 2553303 B2 JP2553303 B2 JP 2553303B2
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tape
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seal
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winder
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深 志 小笠原
林 勲 古
川 肇 横
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H19/00Changing the web roll
    • B65H19/22Changing the web roll in winding mechanisms or in connection with winding operations
    • B65H19/29Securing the trailing end of the wound web to the web roll

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  • Package Closures (AREA)
  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールテープを形成す
るとともに、電子部品が収納され巻取機の巻取リールに
巻取られたテーピング帯の終端部にシールテープを貼着
する巻取機のシールテープ形成貼着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、チップ等の電子部品
は、通常、上流のテーピング機でテーピング帯Bに収納
された後、巻取機の巻取リールRに巻取られる。次にテ
ーピング帯Bの終端部は、既に巻取った巻取周面との間
で、図7の示すようなシールテープSを用いて貼着して
固定され、テーピング帯Bの巻き戻りが防止される。図
7に示すように、シールテープSはテーピング帯Bを引
き出す際用いるために、非粘着の引出耳61を有してい
る。また、図7に示すように、引出耳1を有する短冊状
のシールテープSは非粘着のベーステープ60上に連続
的に取りつけられ、ベーステープ60とともにリールに
巻かれて販売されている。
【0003】従来、シールテープの貼着装置は図8に示
すような構造のものが用いられている。すなわち、アー
ム65の尖端部でシールテープSの担帯ベーステープ6
0を折り返してシールテープSの先端を離反し、シール
テープSの先端を貼着ローラ67でテーピング帯Bに圧
接して貼着固定する方法が用いられる。(特開62−2
69839)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、引出耳
61を有するシールテープSは、予めベーステープ60
上に取付けられているが、このようにシールテープに予
め引出耳61を形成しておいてベーステープ60上に取
付けて保存しておくことは作業が煩雑でありコスト増と
なる。
【0005】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、シールテープの使用時にシールテープに
引出耳を形成し所定長としてテーピング帯に貼着するこ
とができる巻取機のシールテープ形成貼着装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、引出耳を有す
る所定長のシールテープを形成するとともに、電子部品
が収納され巻取機の巻取リールに巻取られたテーピング
帯の終端部に前記シールテープを貼着する巻取機のシー
ルテープ形成貼着装置において、シールテープが連続し
て送り込まれる回転体と、この回転体に隣接して配置さ
れ、回転体に対して離接自在に移動する差込板およびカ
ッタと、前記回転体の外周に設けられるとともに、前記
差込板が挿入される開閉自在の差込溝を有し、前記差込
板との間で前記引出耳を形成するとともにこの引出耳を
保持するテープ押え部と、前記回転体の外周に設けられ
るとともに、前記カッターが挿入されるカット溝を有
し、前記カッターとの間で前記シールテープを切断し、
このシールテープの切断端部を前記テーピング帯の終端
部に押付けるカット部と、を備えたことを特徴とする巻
取機のシールテープ形成貼着装置である。
【0007】
【作用】回転体に対してシールテープが送り込まれる
と、差込板がテープ押え部の差込溝内に挿入されて、差
込溝内でシールテープが折り込まれて引出耳が形成さ
れ、差込溝が閉となってテープ押え部によりシールテー
プが保持される。次に回転体が回転して停止し、カッタ
がカット部のカッタ溝内に挿入されてシールテープが所
定長に切断される。回転体が更に回転して停止した後、
シールテープの切断部が、カット部によりテーピング帯
の終端部に貼着される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1乃至図5は本発明による巻取機のシー
ルテープ形成貼着装置の一実施例を示す図である。
【0009】図1に示すように、シールテープ形成貼着
装置は、リール30からシールテープSが連続して送り
込まれる回転体1と、この回転体1の上方に並んで配置
された差込板6およびカッタ7とを備えている。このう
ち回転体1は半月状をなし、回転中心1aを中心として
回転するようになっている。また差込板6およびカッタ
7は、各々エアシリンダ21、22により保持されてお
り、上下方向に移動するようになっている。
【0010】また半月状の回転体1の外周2には、その
一端部にテープ押え部4が設けられている。テープ押え
部4は、回転体1に取付軸3を介して揺動自在に取付け
られており、テープ押え部4と回転体1との間には、差
込板6が挿入される差込溝4aが形成されている。また
テープ押え部4は、エアシリンダ25によって、差込溝
4aを閉とするよう回転体1側に揺動するようになって
おり、さらに差込溝4aには差込溝4aを開とするよう
にテープ押え部4を付勢するスプリング10が嵌着され
ている。
【0011】他方、回転体1の外周2の他端部には、カ
ット部5が設けられている。カット部5はテープ押え部
4に対して180°反対側に設けられ、カット部5はカ
ッタ7が挿入されるカット溝8を有するとともに、シー
ルテープSの一端部を吸着して保持する吸着部9を有し
ている。カット部5はエアシリンダ26により回転体1
に対して半径方向外方に移動して、シールテープSをテ
ーピング帯Bの終端部に貼着するようになっている。
【0012】すなわち電子部品を収納したテーピング帯
Bは、半月状の回転体1の下方を水平方向に移動し、テ
ーピング帯Bを経て巻取機12に巻取られるが、このテ
ーピング帯Bの終端部にシールテープSがカット部5に
より貼着される。テーピング帯Bの終端部に貼着された
シールテープSは、その後圧接ローラ14、15により
既に巻取機の巻取リールRに巻取られたテーピング帯B
の表面に貼着されるようになっている。
【0013】さらにリール30と回転体1との間には、
シールテープSを案内するガイド11が設けられ、ガイ
ド11の下方にはシールテープSを下方から押上げてシ
ールテープSに弛みを形成するヘラ12が移動自在に設
けられている。
【0014】なお、図3に示すように、差込板6の下端
には切欠18が形成されており、差込溝4aの壁面、例
えばテープ押え部4の壁面には切欠18内を通過する突
起部17が設けられている。
【0015】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。
【0016】まず、図1に示すように、テープ押え部4
が上側に位置するように回転体1を駆動しておき、その
後停止する。一方、シールテープSは、リール30から
送り出され、ガイド11を経て回転体1側に送り込まれ
る。この場合、シールテープSは粘着面が上向きとな
り、その先端がカッタ7の先端に付着する。
【0017】図3に示すように、テープ押え部4の差込
溝4aは、圧縮バネ10によって開となっており、差込
板6が、エアシリンダ21によって、降下し、シールテ
ープSを折り返しながら差込溝4a内に進入する。つい
で、エアシリンダ25により、差込溝4aが閉となり、
テープ押え部4の突起部17が差込板6の切欠18を通
って、シールテープSの折り返し部の中央を圧着する
(図4(a)および(b))。図4(a)および(b)
において、図4(a)はテープ押え部4の突起部17部
分の側面図であり、図4(b)は突起部17以外の部分
の側面図である。次に差込板6が上昇して、シールテー
プSの引出耳61が形成される。
【0018】次に、図2に示すように、回転体1はテー
プ押え部4において、シールテープSの引出耳61を保
持し、外周2にシールテープSを懸け回しながら、時計
方向に180度回転し、テープ押え部5を下側にして停
止する。次にカット部5の吸着部9により、シールテー
プSを吸着固定し、カッタ7がエアシリンダー22によ
り駆動されて降下し、カット溝8内に進入してシールテ
ープSを所定長さ(回転体の円周×1/2)に切断す
る。
【0019】以上のようにして、図5に示すような引出
耳6を有するシールテープSが得られる。図5におい
て、図5(a)はシールテープSの平面図、図5(b)
はシールテープSの側面図である。なお、カッタ7によ
る切断時に、ヘラ12により予めシールテープSを持ち
上げ、シールテープSに遊びを作っておくことにより、
シールテープSの切断面をカッタ7の先端に付着させ、
巻き癖等による姿努の乱れを防止することができる。
【0020】次に、シールテープSをテーピング帯Bの
終端部に貼着させる作用について説明する。まず、回転
体1を更に180度時計方向に回転して、図1に示す最
初の位置に戻して停止する。上述したシールテープSの
製作は、巻取機の巻取リールRがテーピング帯Bを巻き
取っている間に、短時間に行なわれ、巻取機側からの貼
着信号を待機する。
【0021】図1においてテーピング帯Bの終端部(シ
ールテープ貼着位置)が、カット部5の直下に到着する
と、巻取機の巻取リールRが停止し、テーピング帯Bも
停止する。ついで、巻取機側から貼着信号がシールテー
プ形成貼着装置側に入力される。この場合、カット部5
がエアシリンダ26により降下して、シールテープSの
一端をテーピング帯Bの終端部に圧貼着し、同時にシー
ルテープSを吸着固定する吸着手段9と引出耳61を保
持しているテーブ押え部4が開放される。ついで、巻取
機の巻取リールRが再び駆動され、シールテープSは、
テーピング帯Bによって巻取機の巻取リールR側が導か
れ、テープガイド13により姿勢を整えた後、圧接ロー
ラー14、15によって、既に巻取られているテーピン
グ帯Bの外周部に貼着固定される。
【0022】以上説明したように、本実施例によれば、
シールテープの使用時にシールテープSに引出耳61を
形成するとともに所定長としてテーピング帯Bに貼着す
るので、予め引出耳を形成して所定長のシールテープS
を作成し保存しておく場合に比較して、コスト低減を図
ることができる。
【0023】なお、本実施例において、差込板6にテフ
ロンをコーテングした場合、差込板6がシールテープS
の粘着面と粘着せず引出耳61の形成が安定化する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シールテープの使用時にシールテープに引出耳を形成す
るとともに、シールテープを所定長としてテーピング帯
に貼着することができる。このため予め引出耳を形成し
所定長のシールテープを作成しておき、このシールテー
プをベーステープに取付けておく場合に比較して、コス
トの低減を図ることができる。またベーステープを使用
後に廃棄する必要がなく、またベーステープの分だけシ
ールテープを巻取るリールの巻取量を少なくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による巻取機のシールテープ形成貼着装
置を示す側面図。
【図2】図1において回転体を180°回転させた状態
を示す図。
【図3】テープ押え部の拡大斜視図。
【図4】テープ押え部において引出耳を形成する状態を
示す側面図。
【図5】本発明により形成されたシールテープを示す
図。
【図6】従来の巻取機の巻取リールを示す斜視図。
【図7】従来のシールテープとベーステープを示す平面
図。
【図8】従来のシールテープの貼着作用を示す側面図。
【符号の説明】
1 回転体 2 外周 4 テープ押え部 4a 差込溝 5 カット部 6 差込板 7 カッタ 8 カット溝 9 吸着部 10 スプリング 17 突起部 18 切欠 R 巻取機の巻取リール

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】引出耳を有する所定長のシールテープを形
    成するとともに、電子部品が収納され巻取機の巻取リー
    ルに巻取られたテーピング帯の終端部に前記シールテー
    プを貼着する巻取機のシールテープ形成貼着装置におい
    て、 シールテープが連続して送り込まれる回転体と、 この回転体に隣接して配置され、回転体に対して離接自
    在に移動する差込板およびカッタと、 前記回転体の外周に設けられるとともに、前記差込板が
    挿入される開閉自在の差込溝を有し、前記差込板との間
    で前記引出耳を形成するとともにこの引出耳を保持する
    テープ押え部と、 前記回転体の外周に設けられるとともに、前記カッター
    が挿入されるカット溝を有し、前記カッターとの間で前
    記シールテープを切断しこのシールテープの切断端部を
    前記テーピング帯の終端部に押付けるカット部と、 を備えたことを特徴とする巻取機のシールテープ形成貼
    着装置。
  2. 【請求項2】差込板の先端側には切欠が設けられ、差込
    溝の壁面にはこの切欠内を通過する突起部が設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の巻取機のシールテ
    ープ形成貼着装置。
  3. 【請求項3】カット部にはシールテープを保持する吸着
    部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の巻
    取機のシールテープ形成貼着装置。
JP15703893A 1993-06-28 1993-06-28 巻取機のシールテープ形成貼着装置 Expired - Lifetime JP2553303B2 (ja)

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JPH0710129A JPH0710129A (ja) 1995-01-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015187022A (ja) * 2014-03-26 2015-10-29 株式会社 東京ウエルズ 帯状部材形成固定装置

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TWI542526B (zh) * 2015-05-19 2016-07-21 All Ring Tech Co Ltd A magazine and a method and apparatus for forming a tape loaded with a tape in the cassette

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