JP2553041Y2 - プリンタの紙案内 - Google Patents
プリンタの紙案内Info
- Publication number
- JP2553041Y2 JP2553041Y2 JP6524790U JP6524790U JP2553041Y2 JP 2553041 Y2 JP2553041 Y2 JP 2553041Y2 JP 6524790 U JP6524790 U JP 6524790U JP 6524790 U JP6524790 U JP 6524790U JP 2553041 Y2 JP2553041 Y2 JP 2553041Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- paper
- plate
- guide plate
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電子計算機等のデータを印字出力するプリン
タの紙案内に関する。
タの紙案内に関する。
〔従来の技術〕 第5図は従来の紙案内の案内板と用紙端ガイドとの構
造を示す図で、案内板1の対向する斜面4に用紙端ガイ
ド5の可撓性を有する板形状6の先端近くにある半球状
の突起7が係合している。用紙端ガイド5を傾ける力が
加わると、片側の半球状の突起を中心にもう片側の半球
状の突起7が斜面にのりあげる。
造を示す図で、案内板1の対向する斜面4に用紙端ガイ
ド5の可撓性を有する板形状6の先端近くにある半球状
の突起7が係合している。用紙端ガイド5を傾ける力が
加わると、片側の半球状の突起を中心にもう片側の半球
状の突起7が斜面にのりあげる。
しかし、従来の紙案内の案内板と用紙端ガイドとの構
造は、その構造上用紙端ガイドが案内板に対して、何等
かの力により正規の角度より傾いた場合に、自力により
正規の角度に復帰する力が弱く、それにより、用紙に対
して印字が傾くという問題点を有していた。そこで本考
案は従来のこのような問題点を解決するため、用紙端ガ
イドが何等かの力により傾いた場合でも自力により正規
の角度に復帰する力を強くし、紙に対して印字の傾きを
防ぐことを目的とする。
造は、その構造上用紙端ガイドが案内板に対して、何等
かの力により正規の角度より傾いた場合に、自力により
正規の角度に復帰する力が弱く、それにより、用紙に対
して印字が傾くという問題点を有していた。そこで本考
案は従来のこのような問題点を解決するため、用紙端ガ
イドが何等かの力により傾いた場合でも自力により正規
の角度に復帰する力を強くし、紙に対して印字の傾きを
防ぐことを目的とする。
本考案のプリンタの紙案内は、表面で印字用紙を案内
し、裏面に2条のリブを一体的に突出形成した案内板
と、この案内板の端縁を挟み込むよう一端を断面コの字
形状に形成し、このコの字状部の端縁を3つに分割し
て、中央の板形状部にはその先端部に上記2条のリブ内
に摺動可能に嵌合する柱状の突起を形成し、両側の板状
部には可撓性を付与させて、その各先端部に上記リブの
各頂縁に乗り上げ可能な半球状の凸部を形成した用紙端
ガイドと、を備えることを特徴とする。
し、裏面に2条のリブを一体的に突出形成した案内板
と、この案内板の端縁を挟み込むよう一端を断面コの字
形状に形成し、このコの字状部の端縁を3つに分割し
て、中央の板形状部にはその先端部に上記2条のリブ内
に摺動可能に嵌合する柱状の突起を形成し、両側の板状
部には可撓性を付与させて、その各先端部に上記リブの
各頂縁に乗り上げ可能な半球状の凸部を形成した用紙端
ガイドと、を備えることを特徴とする。
以下に本考案の実施例を図面にもとずいて説明する。
第1図は本考案の紙案内の案内板1の形状を示す図で
あり、案内板1の裏面には2本のリブ2により溝3が形
成され、また2本のリブ2の上端部は互いに対向する斜
面4となっている。
あり、案内板1の裏面には2本のリブ2により溝3が形
成され、また2本のリブ2の上端部は互いに対向する斜
面4となっている。
第2図の用紙端ガイド5の端部は、案内板1の線を挟
み込むように断面コの字形状に形成され、さらに用紙端
ガイド5の面に対向するこの面は、2本のスリットによ
り3つに分割されていて、その両端の板形状をした部分
は可撓性が付与された弾性アーム6、6をなしていて、
その先端近くには案内板1の斜面4に係合すべき大きさ
の半球状の凸部7が形成されている。中央の板形状のア
ーム8はほとんど可撓性はなく、その先端近くには半球
状の凸部7、7とほぼ同じ線上に、案内板1の溝3内に
係合する円柱状の突起9が垂直に立設されている。ま
た、アーム6、8の向側には案内板1の表面に当たるべ
く突起10が出ている。
み込むように断面コの字形状に形成され、さらに用紙端
ガイド5の面に対向するこの面は、2本のスリットによ
り3つに分割されていて、その両端の板形状をした部分
は可撓性が付与された弾性アーム6、6をなしていて、
その先端近くには案内板1の斜面4に係合すべき大きさ
の半球状の凸部7が形成されている。中央の板形状のア
ーム8はほとんど可撓性はなく、その先端近くには半球
状の凸部7、7とほぼ同じ線上に、案内板1の溝3内に
係合する円柱状の突起9が垂直に立設されている。ま
た、アーム6、8の向側には案内板1の表面に当たるべ
く突起10が出ている。
第3図は案内板1に用紙端ガイド5が係合した状態を
示す図であり、案内板1の溝3に用紙端ガイド5の円柱
状の突起9が入り込み、案内板の斜面4には用紙端ガイ
ドの半球状の凸部7が板形状6により多少斜面に押さえ
つけながら係合する。また、用紙端ガイドの突起10は案
内板1の表面の上端部に当たる。
示す図であり、案内板1の溝3に用紙端ガイド5の円柱
状の突起9が入り込み、案内板の斜面4には用紙端ガイ
ドの半球状の凸部7が板形状6により多少斜面に押さえ
つけながら係合する。また、用紙端ガイドの突起10は案
内板1の表面の上端部に当たる。
このように構成された実施例において、いま、第4図
に示したように、用紙端ガイド5に矢印11方向の力が加
わった場合、円柱状の突起9は用紙案内面に対し略垂直
をなしているため、用紙端ガイド5はこの突起9を中心
として図中反時計方向に回転し、図中右向の弾性アーム
6に設けられた半球状の凸部7を端縁寄りのリブ4の斜
面4に乗り上げさせるとともに、図中左方の弾性アーム
6に設けた半球状の凸部7を手前側のリブ4の斜面4に
乗り上げさせる。このため、アーム6は乗り上げた程度
に応じて面方向に撓み、その際に生じた反力により凸部
7を斜面4から滑り降りる方向、つまり紙端ガイド5を
図中時計方向に回転させてこれを復元させる。
に示したように、用紙端ガイド5に矢印11方向の力が加
わった場合、円柱状の突起9は用紙案内面に対し略垂直
をなしているため、用紙端ガイド5はこの突起9を中心
として図中反時計方向に回転し、図中右向の弾性アーム
6に設けられた半球状の凸部7を端縁寄りのリブ4の斜
面4に乗り上げさせるとともに、図中左方の弾性アーム
6に設けた半球状の凸部7を手前側のリブ4の斜面4に
乗り上げさせる。このため、アーム6は乗り上げた程度
に応じて面方向に撓み、その際に生じた反力により凸部
7を斜面4から滑り降りる方向、つまり紙端ガイド5を
図中時計方向に回転させてこれを復元させる。
以上述べたように、本考案によれば、案内板の端縁を
挟み込むようにして用紙端ガイドの一端に形成したコの
字形状を3つに分割し、中央の板形状部には、2条のリ
ブ内に摺動自在に嵌合する柱状の突起を形成し、両側の
可撓性を付与された板形状部には、リブの頂縁に乗り上
げ可能な半球状の凸部を形成したので、たとえ外力によ
って用紙端ガイドが変形したような場合でも、リブの頂
縁に乗り上げた半球状凸部によって上向きに変形した両
端の板形状部材の復帰弾性により、各凸部をリブから滑
り降ろすように用紙端ガイドを回動せしめて、これを正
規の位置に直ちに復帰させることができるなど優れた効
果をもたらす。
挟み込むようにして用紙端ガイドの一端に形成したコの
字形状を3つに分割し、中央の板形状部には、2条のリ
ブ内に摺動自在に嵌合する柱状の突起を形成し、両側の
可撓性を付与された板形状部には、リブの頂縁に乗り上
げ可能な半球状の凸部を形成したので、たとえ外力によ
って用紙端ガイドが変形したような場合でも、リブの頂
縁に乗り上げた半球状凸部によって上向きに変形した両
端の板形状部材の復帰弾性により、各凸部をリブから滑
り降ろすように用紙端ガイドを回動せしめて、これを正
規の位置に直ちに復帰させることができるなど優れた効
果をもたらす。
第1図は、本考案の紙案内の案内板の形状を示す斜視
図。 第2図は、本考案の用紙端ガイドの形状を示す斜視図。 第3図は、本考案の案内板と用紙端ガイドが係合してい
る状態を示す斜視図。 第4図は、本考案の用紙端ガイドが傾いている状態を示
す斜視図。 第5図は、従来の紙案内の構造を示す斜視図。 1……案内板 2……リブ 3……溝 4……斜面 5……用紙端ガイド 7……半球状の凸部 9……円柱状の突起
図。 第2図は、本考案の用紙端ガイドの形状を示す斜視図。 第3図は、本考案の案内板と用紙端ガイドが係合してい
る状態を示す斜視図。 第4図は、本考案の用紙端ガイドが傾いている状態を示
す斜視図。 第5図は、従来の紙案内の構造を示す斜視図。 1……案内板 2……リブ 3……溝 4……斜面 5……用紙端ガイド 7……半球状の凸部 9……円柱状の突起
Claims (1)
- 【請求項1】表面で印字用紙を案内し、裏面に2条のリ
ブを一体的に突出形成した案内板と、 該案内板の端縁を挟み込むよう一端を断面コの字形状に
形成し、該コの字状部の端縁を3つに分割して、中央の
板形状部にはその先端部に上記2条のリブ内に摺動可能
に嵌合する柱状の突起を形成し、両側の板状部には可撓
性を付与させて、その各先端部に上記リブの各頂縁に乗
り上げ可能な半球状の凸部を形成した用紙端ガイドと、 を備えることを特徴とするプリンタの紙案内。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6524790U JP2553041Y2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | プリンタの紙案内 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6524790U JP2553041Y2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | プリンタの紙案内 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0424362U JPH0424362U (ja) | 1992-02-27 |
JP2553041Y2 true JP2553041Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=31596905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6524790U Expired - Lifetime JP2553041Y2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | プリンタの紙案内 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553041Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-20 JP JP6524790U patent/JP2553041Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0424362U (ja) | 1992-02-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |