JP2552782Y2 - 紙 箱 - Google Patents

紙 箱

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JP2552782Y2
JP2552782Y2 JP3907192U JP3907192U JP2552782Y2 JP 2552782 Y2 JP2552782 Y2 JP 2552782Y2 JP 3907192 U JP3907192 U JP 3907192U JP 3907192 U JP3907192 U JP 3907192U JP 2552782 Y2 JP2552782 Y2 JP 2552782Y2
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JP
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paper box
lid
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fold line
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進 斉藤
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Kyodo Printing Co Ltd
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Kyodo Printing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として粒状物、例え
ばドロップ、チョコレートのごとき菓子、錠剤タイプの
医薬品等の包装用紙箱に関し、振出し機能の向上と同時
に蓋のロック機能の向上をはかった紙箱に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、粒状物の包装用紙箱として、開蓋
時に90°の開蓋姿勢を保持し、内容品の落下散乱を防
止すべく、実公昭56−28916号公報にみられるよ
うな考案がされている。しかるに、内容品である粒状物
は紙箱内で転がりやすく、紙箱を蓋を下に斜めにした場
合や逆さにした場合粒状物が蓋の方へ移動するため蓋が
開いてしまうことが多く、蓋閉め用の掛止機構を必要と
していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、開蓋時の内
容品の落下散乱を防止すると共に、蓋閉め用掛止機構を
必要とせずに蓋のロック状態を確保し、しかも蓋の開閉
を容易にした紙箱を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、表面部、背面
部、側壁部、底面部を折線を介して連接し、背面部に折
線を介して順次頂面部と前面部を連接し、頂面部と側壁
部とにそれぞれ連接し一縁が前面部に貼着される連接部
を設け、これら連接部を側壁部と頂面部の間の折線の交
点から斜めに走る折線で区分し、その頂面部側を三角形
状の側面部に、側壁部側を三角形状の屈曲部としたこと
を特徴とする紙箱である。また、前記屈曲部の側壁部と
頂面部の間の折線の交点付近を切り欠いた紙箱とするこ
と、更に、前記側壁部と連接部間の折線を、頂面部と連
接部間の折線に対し、90°よりわずかに大なる角度と
し、これに対応して表面部の頂縁を低くしてなる紙箱と
することもよい。
【0005】
【作用】本考案の紙箱の蓋の開閉は、頂面部5と側壁部
3−1,3−2とにそれぞれ連接する連接部7−1,7
−2の屈曲部9−1,9−2で行われ、開蓋時には前面
部6が90°を越えて拡開せず、内容品の落下を防止
し、閉蓋時には屈曲部9−1,9−2が弾性的に働き、
特に蓋閉め用係止機構を要することなく、蓋閉のロック
状態が確保される。
【0006】
【実施例】本考案の一実施例を図面に従い説明すると、
図1は展開平面図、図2は組立状態の斜視図、図3ない
し図5は閉蓋順序を示す説明図、図6は本考案の他の実
施例を示す要部の斜視図であり、斜線部は貼着部分を示
す。
【0007】図1において、表面部1は折線を介して側
壁部3−1と、側壁部3−1は折線を介して、背面部2
と、背面部2は折線を介して側壁部3−2と順次連接さ
れ、側壁部3−2は折線を介して貼着部11が連接され
ている。表面部1と背面部2にはそれぞれ折線を介して
底面部4−1,4−2が連接され、側壁部3−1,3−
2にはそれぞれ折線を介して底面を形成する貼着部12
−1,12−2が連接されている。背面部2には折線を
介して頂面部5が連接され、頂面部5には折線を介して
前面部6が連接され、頂面部5と側壁部3−1および頂
面部5と側壁部3−2には、それぞれ直交する折線を介
して方形の連接部7−1,7−2が設けられ、各連接部
7−1,7−2には直交する折線の交点から対角線上に
折線13−1,13−2が形成され、この折線13−
1,13−2より頂面部5側を側面部8−1,8−2と
し、側壁部3−1,3−2側を屈曲部9−1,9−2と
し、各側面部8−1,8−2には折線を介して前面部6
との貼着部14−1,14−2が設けられている。ま
た、各屈曲部9−1,9−2には、屈曲を容易にするた
め該屈曲部を略二等分する折線15−1,15−2を設
けるとよい。
【0008】本考案に従えば、折線と貼着部を利用して
折り曲げ組み立てると図2にように開蓋状態になり、前
面部6は背面部2と直交した障壁状になり、側面部8−
1,8−2および屈曲部9−1,9−2と相俟って内容
品の外部への落下を防止する。
【0009】閉蓋するに当っては、頂面部5を図3のご
とく折り曲げると、屈曲部9−1,9−2は折線13−
1,13−2,15−1,15−2によって内側に折り
曲げられ、折り曲げられた屈曲部9−1,9−2はそれ
ぞれ側面部8−1,8−2の内側に重なって図4の状態
になり、さらに頂面部5の折り曲げによって屈曲部9−
1,9−2は側面部8−1,8−2に引張られて側面部
8−1,8−2と側壁部3−1,3−2の間で延ばされ
て、閉蓋をロック状態にする。すなわち、閉蓋時には、
一旦図4の状態になった後図5の状態となるように、2
段階にあたかも弾性状態で閉蓋され、ロックされ、蓋の
係止機構を必要としない。
【0010】また、図6のように、各屈曲部9−1,9
−2の折線の交点付近に切欠き16を設けることによっ
て、閉蓋を一層容易にすることができる。さらに、図1
と共に図2を参照すると理解されるように、側壁部3−
1,3−2と連接部7−1,7−2間の折線21−1,
21−2を、頂面部5と連接部7−1,7−2間の折線
に対して90°よりわずかに大なる角度にし、これに対
応して表面部1、貼着部11の上縁を切除することによ
って、組み立て後に頂面部5が少々前屈みになり、閉蓋
時のロック状態が一層確実となる。
【0011】
【考案の効果】以上述べたように、本考案の紙箱は、簡
単な構成によって蓋の開閉が容易であって、閉蓋時には
蓋閉め用係止機構を要することなくロック状態を確保
し、しかも開蓋時の内容品の落下を防止することができ
るという、実用上極めて有益なる効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す展開平面図である。
【図2】図1の組立斜視図である。
【図3】閉蓋状態説明図である。
【図4】閉蓋状態説明図である。
【図5】閉蓋状態説明図である。
【図6】本考案の他の実施例を示す要部の組立斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 表面部 2 背面部 3−1 側壁部 3−2 側壁部 4−1 底面部 4−2 底面部 5 頂面部 6 前面部 7−1 連接部 7−2 連接部 8−1 側面部 8−2 側面部 9−1 屈曲部 9−2 屈曲部 11 貼着部 12−1 貼着部 12−2 貼着部 13−1 折線 13−2 折線 14−1 貼着部 14−2 貼着部 15−1 折線 15−2 折線 16 切欠き 21−1 折線 21−2 折線

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面部1、背面部2、側壁部3−1,3
    −2、底面部を折線を介して連接し、背面部2に折線を
    介して順次頂面部5と前面部6を連接し、頂面部5と側
    壁部3−1,3−2とにそれぞれ連接し一縁が前面部6
    に貼着される連接部7−1,7−2を設け、これら連接
    部7−1,7−2を側壁部3−1,3−2と頂面部5の
    間の折線の交点から斜めに走る折線13−1,13−2
    で区分し、その頂面部5側を三角形状の側面部8−1,
    8−2に、側壁部3−1,3−2側を三角形状の屈曲部
    9−1,9−2としたことを特徴とする紙箱。
  2. 【請求項2】 前記屈曲部9−1,9−2の側壁部3−
    1,3−2と頂面部5の間の折線の交点付近を切り欠い
    た請求項1記載の紙箱。
  3. 【請求項3】 前記側壁部3−1,3−2と連接部7−
    1,7−2間の折線を、頂面部5と連接部7−1,7−
    2間の折線に対し、90°よりわずかに大なる角度と
    し、これに対応して表面部1の頂縁を低くした請求項1
    または2記載の紙箱。
JP3907192U 1992-05-15 1992-05-15 紙 箱 Expired - Fee Related JP2552782Y2 (ja)

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