JP2552473B2 - 伸縮自在テ−ブル - Google Patents

伸縮自在テ−ブル

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JP2552473B2
JP2552473B2 JP62051983A JP5198387A JP2552473B2 JP 2552473 B2 JP2552473 B2 JP 2552473B2 JP 62051983 A JP62051983 A JP 62051983A JP 5198387 A JP5198387 A JP 5198387A JP 2552473 B2 JP2552473 B2 JP 2552473B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、主天板と補助天板を必要に応じて伸縮し
て、所望の使用状態に変更できる伸縮自在テーブルに関
し、特に詳しくは、左右一対の主天板と左右一対の補助
天板とを有して、補助天板の上位において一対の主天板
を接近させた縮小状態と、離間した一対の主天板間に1
枚の補助天板を介在させた第一伸長状態と、離間した一
対の主天板間に2枚の補助天板を介在させた第二伸長状
態とに、極めて簡単なハンドル操作のみで、自動的に変
更できる伸縮自在テーブルに関するものである。
「従来の技術」 従来のこの種テーブルとして、例えば実開昭61−第11
42639号公報に示すものが存する。
該従来の伸縮自在テーブルは、具体的には図示しない
が、基本的には、複数の脚を有する矩形状の基枠と、該
基枠上に支持される左右一対の主天板と、同じく基枠上
に支持される左右一対の補助天板とから成り、各主天板
は自身の下面に設けられた案内杆を、基枠に形成されて
いるガイド溝内に嵌入して、基枠に対して接離動可能に
支持され、各補助天板は上記基枠の上辺部に形成された
凹部内に対して昇降動可能に支持される構成となってい
る。
又、各補助天板の下面適所に、傾斜面を有する作動板
を夫々固設する一方、上記各主天板の案内杆に、該作動
板の傾斜面に当接して転動するローラを設けて、主天板
の接近又は離間動作に応じて、該ローラと作動板の傾斜
面の作用で、一対の補助天板を自動的に昇降動させる構
成を採用している。
そして、実際の使用に際しては、左右の主天板を夫々
離間する外方に移動すると、該各主天板の移動に応じ
て、案内杆のローラが上記作動板の傾斜面を転動して、
各補助天板を左右の主天板間に上昇させるので、これに
より左右一対の主天板と補助天板とが同一水平面上で連
続して連結された伸長状態が得られることとなる。
逆に、ローラによる持ち上げ作用を解除して、各補助
天板を降下した後、外方に離間している左右の主天板を
夫々内方に移動すると、各補助天板の上位において左右
一対の主天板のみが同一水平面上で連続して連結された
縮小状態が得られるものである。
従って、従来のテーブルにあっては、必要に応じてテ
ーブル面を伸長状態と縮小状態に適宜変更することによ
り、使用人数に最も適した使用が可能となる。
「発明が解決しようとする問題点」 然し乍ら、上記従来のテーブルにあっては、テーブル
面を伸長状態に変更するために、左右一対の主天板を離
間する方向に移動させる場合でも、縮小状態に変更する
ために、各主天板を接近する方向に移動させる場合で
も、各主天板を同期して自動的に離間及び接近させる機
構が全く施されていないので、変更使用の都度、各主天
板を手動で離間方向又は接近方向に個々に移動させなけ
ればならないと云う大きな問題点を有していた。
この為、従来にあっては、変更作業が極めて大変とな
る使用上の不利不便を招来している。
「問題点を解決するための手段」 而して、本発明は斯る従来テーブルの不利不便を有効
に解決するために開発されたもので、脚付の基枠上に接
離動可能に支持される左右一対の主天板と、基枠上に昇
降動可能に支持される左右一対の補助天板とを有し、補
助天板の上位において一対の主天板を接近させた縮小状
態と、離間した一対の主天板間に1枚の補助天板を介在
させた第一伸長状態と、離間した一対の主天板間に2枚
の補助天板を介在させた第二伸長状態とに変更できる伸
縮自在テーブルを前提として、上記基枠の中央部にピニ
オンギアを配設すると共に、該ピニオンギアを境とする
基枠の左右に、ピンを突設するカム板を回動可能に枢着
して、該左右のカム板の回動で上記一対の補助天板を個
々に昇降させる構成となし、且つ上記各主天板の下面、
各カム板のピンを遊嵌する長孔を形成し且つ該長孔の自
由端側にカム起立用ガイド面とカム倒し用ガイド面を形
成した作動腕を夫々固定して、各主天板が離間する方向
に移動すると、作動腕のカム起立用ガイド面で各カム板
を起立させ、逆に各主天板が接近する方向に移動する
と、カム倒し用ガイド面でカム板を倒す構成となすと共
に、上記ピニオンギアに咬合するラックを下部に設けた
一対の可動部材をピニオンギアの両側に配設し、一方の
可動部材に上記縮小及び第一・第二伸長状態と対応する
各ロック溝部を一定の間隔をおいて形成して、該一方の
可動部材を左右いずれか一の主天板の下面に固定し、他
方の可動部材に常時は自重により自身の先端部を下動さ
せるロック爪を有す切替溝部を形成して、該他方の可動
部材を各天板には固定せずにフリー状態となし、且つ一
方の可動部材が固定されていない他の主天板の下面に、
上記一対の可動部材の各溝部内に係入できる突起を有す
るハンドル部付操作杆を回動可能に支持して、該操作杆
を一対の可動部材間に位置させ、更に一方の可動部材の
固定部に上記ロック爪を係止するロック板を設ける構成
を採用した。
「作用」 依って、本発明にあっては、基本形となる4人用の使
用状態から6人用の使用状態に変更する場合には、操作
杆のハンドル部を外方に引くと、該ハンドル部の操作と
連動して、操作杆を支持する主天板のみが外方向に移動
する。
そして、該主天板が完全に外方に移動すると同時に、
主天板の下面に設けられている作動腕のカム起立用ガイ
ド面に、カム板のピンが当接して引き上げられるので、
カム板が起立して該カム板と対応する1枚の補助天板の
みを一対の主天板と同一水平位置まで上昇させる結果、
後はハンドル部の操作で、主天板を上昇した補助天板側
に移動させると、一対の主天板と1枚の補助天板とが、
同一水平面上で連続して連結されることとなる。
又、4人用の使用状態から8人用の使用状態に変更す
る場合には、操作杆のハンドル部の回動操作で、操作杆
の突起を180°回転して、他方の可動部材の切替溝部内
に係入して、ロック爪のロック板に対する係止を解除し
た後、操作杆のハンドル部を外方に引くと、突起の他方
の可動部材の切替溝部内に対する係入により、今度はピ
ニオンギアに対するラックの咬合を得て、他方の可動部
材が操作杆を支持する主天板と一緒に移動して、ピニオ
ンギアを回転させるので、一方の可動部材もラックを介
して逆方向に移動して、自身が固定されている主天板を
も、自動的に外方に同期して移動させることとなる。
そして、一対の主天板が完全に離間するまで外方向に
移動すると、該各主天板の下面に設けられている作動腕
のカム起立用ガイド面に左右のカム板のピンが当接し
て、各カム板を夫々同期して起立させて、2枚の補助天
板を同時に上昇させるので、後は6人用と同様に、ハン
ドル部を押して、操作杆を支持する主天板を補助天板側
に移動させると、ピニオンギアとラックの作用で、反対
側の主天板も補助天板側に同期して移動させるので、一
対の主天板と一対の補助天板とが、同一水平面上で連続
して連結されることとなる。
「実施例」 以下、本発明を図示する一実施例に基づいて詳述すれ
ば、該実施例に係る伸縮自在テーブルも、後述する脚機
構を付設した矩形状の基枠1と、該基枠1上に接離動可
能に支持される左右一対の主天板2A・2Bと、基枠1上に
昇降動可能に支持される左右一対の補助天板3A・3Bとを
有するものであるが、特徴とするところは、第1図Aに
示す如く、補助天板3A・3Bの上位において一対の主天板
2A・2Bを接近させた縮小状態(以下、4人用の使用状態
と云う)と、同図Bに示す如く、離間した一対の主天板
2A・2B間に1枚の補助天板3Aを介在させた第一伸長状態
(以下、6人用の使用状態と云う)と、同図Cに示す如
く、離間した一対の主天板2A・2B間に2枚の補助天板3A
・3Bを介在させた第二伸長状態(以下、8人用の使用状
態と云う)とに、極めて簡単なハンドル操作のみで、自
動的に変更できる構成となした点に存する。
そして、その具体的構造は、第2図乃至第4図に示す
如く、まず上記矩形状基枠1の枠板1a・1aの各内面両側
に、所定寸法の固定レール4を夫々固定する一方、各主
天板2A・2Bの下面両側に、該各固定レール4に嵌合する
二重式の移動レール5を設けて、両レール4・5の作用
により、左右一対の主天板2A・2Bを基枠1に対して接離
動可能に支持すると共に、基枠1の枠板1a・1aの中央部
上面に二対のガイド孔6を形成する一方、各補助天板3A
・3Bの対応下面に、該各ガイド孔6に嵌入される軸部7
を一体に垂設して、ガイド孔6に対する軸部7の上下動
により、各補助天板3A・3Bを基枠1に対して昇降動可能
に支持する構成となしている。
尚、斯る各天板2A・2B・3A・3Bには、相互の連続した
連結状態を保障するために、対応する端面同士に凸部8
と凹部9を形成するものとするが、特に補助天板3A側に
は、ばね圧により常時は端面から突出しない状態に付勢
された棒状体10を設けて、主天板2Aの凸部8が棒状体10
の後端部を孔を介して押圧することにより、棒状体10の
先端部を端面から突出して、補助天板3B又は主天板2Bの
凹部9に係入できる構成となす。
又、本実施例にあっては、矩形状基枠1の枠板1a・1a
の中間に架設された連結桟11に、後述するラックと咬合
する1個のピニオンギア12と、該ピニオンギア12の両側
に配置される一対のガイドローラ13を回転可能に設ける
と共に、上記ガイド孔6の形成位置近傍間に、各補助天
板3A・3Bの下面を弾持するコイルスプリング14を支持す
るための左右の支持板15a・15bを架設し、且つ該各支持
板15a・15bと上記連結桟11間に、一組のカム板16a・16b
を回動可能に枢着した左右の第1軸材17a・17bを架設す
ると共に、各支持板15a・15bの外方に同じく一組のカム
板18a・18bを回動可能に枢着した左右の第2軸材19a・1
9bを架設して、該第2軸材19a・19bと第1軸材17a・17b
のカム板16a・18aと16b・18b同士とを、連動できるよう
にリンク20を介して夫々連結する。
他方、各主天板2A・2Bの下面に、上記左右の第2軸材
19a・19bのカム板18a・18bに突設されたピン21を遊嵌す
る長孔22aを有する作動腕22の基部を固定すると共に、
該作動腕22の長孔22aの先端部側に、カム起立用ガイド
面22bとカム倒し用ガイド面22cを夫々形成して、接近状
態にある各主天板2A・2Bが外方に移動すると、第4図A
・Bに示す如く、上記ピン21が長孔22a内を遊動して、
カム起立用ガイド面22bに当接して引き上げられること
により、各カム板16a・18aと16b・18bとをリンク20を介
して夫々起立させて、各補助天板3A・3Bの上昇を促し、
逆に各主天板2A・2Bが一旦外方に移動した後内方に移動
すると、今度は第4図C・Dに示す如く、ピン21が作動
腕22のカム倒し用ガイド面22c側に遊動して、該カム倒
し用ガイド面22cで強制的に押し下げられることによ
り、カム板16a・18aと16b・18bとを夫々倒して、各補助
天板3A・3Bの降下を促す構成となっている。
更に、本実施例にあっては、上記ピニオンギア12に咬
合するラック23を下部に設けた一対の可動部材24a・24b
を備え、該各可動部材24a・24bは、ピニオンギア12の両
側に上記一対のガイドローラ13を介して同期移動可能に
配設され、一方の可動部材24bのみが図中右側の主天板2
Bに固定され、他方の可動部材24aはどの天板にも固定さ
れずにフリー状態となっている。
そして、一方の可動部材24bの上面側には、上記4人
用・6人用・8人用の各使用状態をロックするロック溝
部25・26・27を一定の間隔をおいて形成すると共に、他
方の可動部材24aの先端側に1個の切替溝部28を形成
し、且つ該溝部28の開口部に常時は自重により自身の先
端部29aを下動させて、上記一方の可動部材24bの固定部
に設けられたロック板30に係止するロック爪29を設ける
ものとする。
又、図中左側に位置する主天板2Bの下面に、先端部に
上記可動部材24a・24bの各溝部25・26・27・28内に係入
できる突起31を有するハンドル部32a付操作杆32を回動
可能に支持して、該操作杆32を上記一対の可動部材24a
・24b間に位置させる構成を採用している。
更に、基枠1に設けられる脚34は、公知のショックア
ブソーバ機構(図示せず)を内蔵して、該機構に連結さ
れたハンドル35の操作で、自身の軸体36を上動又は下動
できるように構成して、基枠1自体を各天板2A・2B・3A
・3Bを伴って自由に昇降できるようになっている。
次に、斯る構成の伸縮自在のテーブルの使用例につい
て説明すると、まず4人用の使用に供されている場合
は、第1図Aに示す如く、主天板2A・2Bのみでテーブル
面が画成されているので、第5図A・B・Cに示す如
く、左右の第1・第2軸材17a・19aと17b・19bに枢着さ
れている各カム板16a・18aと16b・18bが、リンク20を介
して共に横倒し状態に回動し、各補助天板3A・3Bを降下
させて、該各補助天板3A・3Bの上位において主天板2A・
2Bを接近させている。
しかも、斯る状態にあっては、図示する如く、ハンド
ル部32aの回動操作で、操作杆32の突起31が一方の可動
部材24bの4人用のロック溝部25内に係入して、一方の
可動部材24bが操作杆32によりロックされているので、
図中左側の主天板2Aは勿論のこと右側の主天板2Bも、不
用意に離間する外方に移動することが全くないばかり
か、他方の可動部材24aも、自身のロック爪29をロック
板30に係止してその移動が阻止されている。
そして、この4人用の使用状態から、第1図Bに示す
6人用の使用状態に変更する場合には、操作杆32のハン
ドル部32aの操作で、第6図A・Bに示す如く、ロック
溝部25内に対する突起31の係入を解除して、操作杆32の
ハンドル部32aを外方に引くと、該ハンドル部32aの操作
と連動して、左側の主天板2Aのみが固定レール4と移動
レール5を介して外方向に移動する。
そして、該主天板2Aが完全に外方に移動すると同時
に、主天板2Aの下面に設けられている作動腕22のカム起
立用ガイド面22bに、カム板18aのピン21が当接して引き
上げられるので、各カム板16a・18aがリンク20を介して
同期して起立し、このカム板16a・18aの起立回動によ
り、図中左側の補助天板3Aの下面が持ち上げられて、該
補助天板3Aのみが主天板2A・2Bと同一水平位置まで上昇
する。
補助天板3Aの上昇を得た後、第7図A・Bに示す如
く、ハンドル部32aの操作で、主天板2Aを補助天板3A側
に移動させると、該主天板3Aの端面に設けられている凸
部8が、補助天板3Aの端面の孔内に係入して、該孔内の
棒状体10の先端部を逆の端面から突出して、図中右側の
主天板2Bの端面に設けられている凹部9内に係入するの
で、一対の主天板2A・2Bと1枚の補助天板3Aが同一水平
面上で連続して連結されることとなる。
更に、この時では、再度ハンドル部32aの回動操作
で、操作杆32の突起31を一方の可動部材24bの6人用の
ロック溝部26内に係入して、各主天板2A・2Bの移動を阻
止することは言うまでもない。
尚、6人用の使用状態に変更する作業過程において
は、図示する如く、右側の主天板2Bと補助天板3Bは、全
く4人用の使用状態下に置かれている。
又、斯る6人用の使用状態から4人用の使用状態に戻
す場合には、ロック溝部26に対する突起31の係入を解除
して、ハンドル部32aを介して、一旦主天板2Aを外方に
引いた後内方に移動させると、今度はカム板18aのピン2
1が、作動腕22のカム倒し用ガイド面22cに当接して押圧
されるので、各カム板16a・18aがリンク20を介して共に
倒れ、補助天板3Aがコイルスプリング14により弾接され
ながら降下して、主天板2Aの内方移動を許容することと
なる。
従って、後は操作杆32のハンドル部32aを押して、主
天板2Aを内方に移動させて、操作杆32の突起31を一方の
可動部材24bの4人用ロック溝部25内に係入すれば、第
5図Aに示す4人用の使用状態に極めて簡単に変更でき
ることとなる。
次に、4人用の使用状態から8人用の使用状態に変更
する場合には、操作杆32のハンドル部32aの回動操作
で、ロック溝部25内に対する突起31の係入を解除するこ
とは前記と同様であるが、今度は第8図A・Bに示す如
く、該突起31を180°回転して、他方の可動部材24aの切
替溝部28内に係入して、ロック爪29のロック板30に対す
る係止を解除した状態を得て、操作杆32のハンドル部32
aを外方に引く。
すると、突起31の他方の可動部材24aの溝部28内に対
する係入により、今度はピニオンギア12に対する自身の
ラック23の咬合を得て、他方の可動部材24aが主天板2A
と一緒に移動して、ピニオンギア12を回転させるので、
これに応じて一方の可動部材24bも自身のラック23を介
して逆方向に移動して、右側の主天板2Bをも外方に同期
して移動させることとなる。
そして、第9図A・Bに示す如く、左右の主天板2A・
2Bが完全に離間するまで外方向に移動すると、該各主天
板2A・2Bの下面に設けられている作動腕22のカム起立用
ガイド面22bに左右のカム板18a・18bのピン21が当接し
て、左右のカム板16a・18aと16b・18bを夫々同期して起
立させるので、これにより左右一対の補助天板3A・3Bが
同時に上昇する。
一対の補助天板3A・3Bの上昇を得た後は、第10図A・
Bに示す如く、ハンドル部32aを押して、左側の主天板2
Aを補助天板3A側に移動させると、同様にピニオンギア1
2とラック23の作用で、右側の主天板2Bも補助天板3B側
に同期して移動して、左側の主天板2Aの凸部8が、補助
天板3Aの棒状体10を逆の端面から突出して、右側の補助
天板3Bの凹部9に係入させると同時に、右側の主天板2B
の凹部9に、補助天板3Bの凸部8が係入するので、一対
の主天板2A・2Bと一対の補助天板3A・3Bが同一水平面上
で連続して連結されることとなる。
尚、この時にも、再度ハンドル部32aの回動操作で、
操作杆32の突起31を一方の可動部材24bの8人用ロック
溝部27内に係入して、各主天板2A・2Bの移動を阻止する
ことは言うまでもない。
又、斯る8人用の使用状態から4人用の使用状態に戻
す場合には、突起31を一方の可動部材24bのロック溝部2
7から、他方の可動部材24aの切替溝部28内に切り替え係
入して、操作杆32のハンドル部32aを引っ張って、上記
ピニオンギア12とラック23の作用で、左右の主天板2A・
2Bを同期して外方に移動させた後、ハンドル部32aを押
して、左右の主天板2A・2Bを同期して内方に移動させる
と、今度はカム板18a・18bのピン21が、各作動腕22のカ
ム倒し用ガイド面22cに当接して押圧されるので、各カ
ム板16a・18aと16b・18bが同時に倒れて、各補助天板3A
・3Bをコイルスプリング14により弾持しながら降下させ
る結果、左右の主天板2A・2Bが接近することが許容され
る。
従って、ハンドル部32aを更に押して、左右の主天板2
A・2Bを同期して内方に移動させて、操作杆32の突起31
を4人用のロック溝部25内に係入すれば、4人用の使用
状態が極めて簡単に得られることとなる。又、斯る場合
に際しては、他方の可動部材24aは主天板2Aと一緒に移
動して、再び自身のロック爪29をロック板30に係止する
ことは言うまでもない。
尚、本実施例にあっては、6人用の使用状態から8人
用の使用状態に相互に変更する場合には、一旦4人用の
使用状態に変更した後、8人用又は6人用に変更するこ
ととなる。
従って、本実施例にあっては、如何なる使用状態に変
更する場合にあっても、すべてテーブルの片側において
操作杆32のハンドル部32aを回動操作したり、或いは押
したり引いたりするだけで、変更作業が自動的に完了す
るので、婦女子でも極めて簡単に操作することが可能と
なる。
又、4人用であっても、6人用であっても、8人用で
あっても、各天板の高さを調整したい場合には、既述し
たハンドル35の操作で、ショックアブソーバ機構を作動
させて、第11図に示す如く基枠1を昇降させれば、天板
の高低位置を自由に調節できるので、この点からも使用
上の便利さが保障されることとなる。
「発明の効果」 以上の如く、本発明は、上記構成を採用することによ
り、如何なる使用状態に変更する場合であっても、全て
テーブルの片側において、操作杆のハンドル部を回動操
作したり、或いは押したり引いたりするだけで、天板の
縮小状態と伸長状態が自動的に得られるので、変更作業
が頗る簡素化されて、従来の伸縮自在テーブルの不利不
便を完全に一掃することが可能となった。
しかも、使用状態を変更するハンドル操作は、単に回
動したり押したり引いたりするだけで済むので、例え大
型テーブルに実施しても、多大な労力が要求される心配
が全くない。従って、本発明に係る伸縮自在テーブル
は、婦女子でも極めて簡単に操作できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本発明の実施例に係るテーブルの4人用の使
用(縮小)状態を示す斜視図、同図Bは6人用の使用
(第一伸長)状態を示す斜視図、同図Cは8人用の使用
(第二伸長)状態を示す斜視図、第2図Aは基枠側の構
造を示す斜視図、同図Bは基枠側の構造と天板側の構造
を組合せた状態を示す斜視図、第3図は各天板側の構造
を底面から示す分解斜視図、第4図A乃至Dは作動腕と
カム板とピンの作用関係を示す説明図、第5図Aは4人
用の使用状態を示す断面図、同図Bは4人用の使用状態
における一対の可動部材と操作杆の関係を示す説明図、
同図Cは第5図BのA−A線断面図、第6図Aは4人用
から6人用へ変更する操作過程を示す断面図、同図Bは
その可動部材と操作杆の関係を示す説明図、第7図Aは
6人用の使用状態を示す断面図、同図Bは6人用の使用
状態における一対の可動部材と操作杆の関係を示す説明
図、第8図A・Bは4人用から8人用へ変更する際の切
替状態を示す要部説明図、第9図Aは4人用から8人用
へ変更する操作過程を示す断面図、同図Bはその可動部
材と操作杆の関係を示す説明図、第10図Aは8人用の使
用状態を示す断面図、同図Bは8人用の使用状態におけ
る一対の可動部材と操作杆の関係を示す説明図、第11図
は天板の高低調節を示す正面図である。 1……基枠、2A・2B……主天板、3A・3B……補助天板、
12……ピニオンギア、16a・16b・18a・18b……カム板、
21……ピン、22……作動腕、22a……長孔、22b……カム
起立用ガイド面、22c……カム倒し用ガイド面、23……
ラック、24a……他方の可動部材、24b……一方の可動部
材、25・26・27……ロック溝部、28……切替溝部、29…
…ロック爪、30……ロック板、31……突起、32……操作
杆、32a……ハンドル部、34……脚。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脚付の基枠上に接離動可能に支持される左
    右一対の主天板と、基枠上に昇降動可能に支持される左
    右一対の補助天板とを有し、補助天板の上位において一
    対の主天板を接近させた縮小状態と、離間した一対の主
    天板間に1枚の補助天板を介在させた第一伸長状態と、
    離間した一対の主天板間に2枚の補助天板を介在させた
    第二伸長状態とに変更できる伸縮自在テーブルであっ
    て、上記基枠の中央部にピニオンギアを配設すると共
    に、該ピニオンギアを境とする基枠の左右に、ピンを突
    設するカム板を回動可能に枢着して、該左右のカム板の
    回動で上記一対の補助天板を個々に昇降させる構成とな
    し、且つ上記各主天板の下面に、各カム板のピンを遊嵌
    する長孔を形成し且つ該長孔の自由端側にカム起立用ガ
    イド面とカム倒し用ガイド面を形成した作動腕を夫々固
    定して、各主天板が離間する方向に移動すると、作動腕
    のカム起立用ガイド面で各カム板を起立させ、逆に各主
    天板が接近する方向に移動すると、カム倒し用ガイド面
    でカム板を倒す構成となすと共に、上記ピニオンギアに
    咬合するラックを下部に設けた一対の可動部材をピニオ
    ンギアの両側に配設し、一方の可動部材に上記縮小及び
    第一・第二伸長状態と対応する各ロック溝部を一定の間
    隔をおいて形成して、該一方の可動部材を左右いずれか
    一の主天板の下面に固定し、他方の可動部材に常時は自
    重により自身の先端部を下動させるロック爪を有する切
    替溝部を形成して、該他方の可動部材を各天板には固定
    せずにフリー状態となし、且つ一方の可動部材が固定さ
    れていない他の主天板の下面に、上記一対の可動部材の
    各溝部内に係入できる突起を有するハンドル部付操作杆
    を回動可能に支持して、該操作杆を一対の可動部材間に
    位置させ、更に一方の可動部材の固定部に上記ロック爪
    を係止するロック板を設けたことを特徴とする伸縮自在
    テーブル。
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