JP3607889B2 - テーブルおよびその収納方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テーブルおよびその収納方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、老人ホームの食堂や学校の多目的室などには、テーブルが配置されており、食事や各種作業に使用されている。一方、食堂や多目的室などを各種活動に使用する場合には、テーブルを食堂や多目的室などの一隅に寄せてオープンスペースを確保するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、テーブルは、天板が固定されており、食堂などを各種活動に使用するため、食堂などの一隅にテーブルを寄せてオープンスペースを確保しようとしても、テーブルが占有する床面積は一定であり、一定の収納スペースが必要となる。このため、一のテーブルの天板上に他のテーブルを反転させて、天板同士を重ね合わせることが行なわれているが、高齢者や年少者にとって、テーブルの重量は大きく、作業の安全性に難があるとともに、多くの労力と時間を必要とする問題がある。また、テーブルを反転して重ね合わされたとしても、2個のテーブルを重ね合わせることが限度であり、多数のテーブルを収納するためには、全テーブル個数の1/2に相当する床面積を占有することになり、食堂や多目的室などに十分なオープンスペースを確保することができないものとなっていた。
【0004】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、天板を作業状態と格納状態とに変更できるようにして、小さなスペースに安全に、かつ、簡単に収納することのできるテーブルおよびその収納方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、天板と、天板の裏面に固定された天板受け部材と、天板受け部材が回動自在に軸支された天板受けヒンジ部材と、天板受けヒンジ部材に固定された一対の摺動ポストと、摺動ポストが摺動自在に嵌挿されたポストと、ポストに固定されたベースと、キャスターを有し、ベースの両端部下端面にそれぞれベースの長手方向と長手方向が直交して固定された一対のキャスターベースと、ポストと各摺動ポストとの間にそれぞれ配設された一対のガススプリングと、からなり、ガススプリングの伸縮を許容する操作部を押圧可能なペダルが設けられるとともに、ポストに対して摺動ポストを任意の昇降位置で固定可能な操作レバーが設けられ、天板が床面と平行な作業状態と床面に略直交する格納状態とに選択的に固定可能な固定ネジが設けられ、また、ベースの下端面に、キャスターが接地状態にあるキャスターベースの高さよりも床面からの高さが高くなるように切欠部が形成されていることを特徴とするものである。
【0006】
本発明によれば、天板受けヒンジ部材に対して天板を固定した天板受け部材が回動自在に軸支され、かつ、天板が床面と平行な作業状態と床面に略直交する格納状態とに天板受けヒンジ部材に天板受け部材を固定することができることにより、天板を作業状態に固定して食事や各種作業を行うことができるとともに、天板を格納状態に固定して食堂などの一隅に収納することができる。
【0007】
また、ペダルを操作することにより、ベースおよび摺動ポスト間に配設されたガススプリングの伸縮が可能となり、摺動ポスト、天板受けヒンジ部材および天板ヒンジ部材を介して天板を昇降させることができる。一方、操作レバーを操作することにより、ポストに対して摺動ポストが固定され、天板を任意の高さ位置に固定することができる。
【0008】
この結果、天板が格納状態にあるテーブルの床面積を、天板が作業状態にあるテーブルの床面積よりも大きく削減することができ、多数のテーブルを小さな床面積に収納することができる。特に、一のテーブルのベースの下方空間に、他のテーブルのキャスターベースの先端部を収容することができ、より小さな床面積に複数のテーブルを収納することができる。また、天板を回動させて、天板受けヒンジ部材に天板受け部材を固定ネジを用いて固定するという簡単な作業でよいことから、高齢者や年少者であっても、安全に、かつ、簡単にテーブルを収納することができる。さらに、天板を使用する人に合わせて、あるいは、各種作業に合わせて高さ位置を調整することができる。
【0010】
また、本発明は、請求項1記載のテーブルの天板を固定ネジを介して格納状態に固定した後、一のテーブルの一対のキャスターベースの一半部に、他のテーブルの一方のキャスターベースの先端部をベースの下方空間に収容しつつ他のテーブルの一対のキャスターベースの他半部を沿わせて順に収納することを特徴とするものである。
【0011】
本発明によれば、一対のキャスターベース間の空間を利用して他のテーブルのキャスターベースを収容することができ、占有する床面積を削減して多数のテーブルを収納することができる。特に、他のテーブルの一方のキャスターベースの先端部をベースの下方空間に収容することができることから、複数のテーブルをより小さな床面積に収納することができる。
【0012】
この結果、食堂などに大きなオープンスペースを確保して各種活動に使用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のテーブルの実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0014】
図1および図2には、本発明のテーブル1の一実施形態が示されている。
【0015】
このテーブル1は、天板2と、天板2の裏面に固定された天板受け部材3と、天板受け部材3が回動自在に軸支された天板受けヒンジ部材4と、天板受けヒンジ部材4にそれぞれ固定された一対の摺動ポスト5,5と、摺動ポスト5,5が摺動自在に嵌挿されたポスト6と、ポスト6に固定されたベース7と、ベース7の両端部に固定された一対のキャスターベース8と、から構成されている。
【0016】
天板2は、木材やプラスチックなどからなり、各種作業などを行なうことができるように、縦横寸法が設定されている。
【0017】
天板受け部材3は、図2に示すように、設定間隔をおいて配置された角パイプからなる一対の横桟31(一方の横桟のみが示されている)と、一対の横桟31の両端にそれぞれ溶接された断面L字状の一対の縦桟32と、一対の横桟32の略中間部において、両端が一対の横桟31の内面にそれぞれ溶接された補強桟33と、からなり、各縦桟32には、一対の横桟31間における図示されない一方の横桟31に近接する位置にヒンジ穴32aが形成されている。そして、他方の横桟31には、補強桟33の延長線上において、雌ねじ34aが形成された固定プレート34が固定されている他、一方の縦桟32には、ヒンジ穴32a近傍において、取付穴35aが形成されたアーム35が固定されている(図3参照)。
【0018】
なお、天板受け部材3は、天板2の裏面に配置され、縦桟32からビスをねじ込むことにより、天板2に固定されている。
【0019】
天板受けヒンジ部材4は、断面コ字状の支持材41と、支持材41の両端にそれぞれ溶接されたヒンジプレート42と、からなり、天板受けヒンジ部材4の長さ、すなわち、ヒンジプレート42の外面間の長さは、前述した天板受け部材3の一対の縦桟32の内面間隔に略設定されている。そして、各ヒンジプレート42の一端部側上方には、天板受け部材3の縦桟32のヒンジ穴32aに対応してヒンジ穴42aが形成されている他、一方のヒンジプレート42には、天板受け部材3のアーム35の取付穴35aに対応してる雌ねじ42bが形成されている。また、支持材41の略中間部には、天板受け部材3の固定プレート34の雌ねじ34aに対応して取付穴43aが形成された連結プレート43が固定されている(図3参照)。
【0020】
したがって、天板受けヒンジ部材4のヒンジプレート42を天板受け部材3の各縦桟32の内面に沿うように配置し、縦桟32のヒンジ穴32aからヒンジプレート42のヒンジ穴42aにピン36を挿通することにより、天板受けヒンジ部材4に対して天板受け部材3、すなわち、天板2を回動自在に軸支することができる。
【0021】
ここで、天板受け部材3の補強桟33が天板受けヒンジ部材4の支持材41に載置されるとともに、天板2が天板受けヒンジ部材4のヒンジプレート42の上端縁に載置されると、天板2が床面と平行な作業状態になるように設定されており、その際、天板受け部材3の固定プレート34が天板受けヒンジ部材4の連結プレート43に対向し、連結プレート43の取付穴43aを通して固定ネジ37(図3参照)を固定プレート34の雌ねじ34aにねじ込むことにより、天板受けヒンジ部材4に対して天板受け部材3を固定することができる。
【0022】
一方、固定ネジ37を固定プレート34の雌ねじ34aから離脱させた後、天板2を持ち上げれば、天板受けヒンジ部材4に対して天板受け部材3をピン36回りに回動させることができる。そして、天板2を床面に対して略直交するように回動させた際、アーム35がヒンジプレート42の側方に位置し、アーム35の取付穴35aを通して固定ネジ37をヒンジプレート42の雌ねじ42bにねじ込むことにより、天板受けヒンジ部材4に対して天板受け部材3を天板2の格納状態に固定することができる。
【0023】
摺動ポスト5は、角パイプで形成され、各上端部が天板受けヒンジ部材4の支持部41の長手方向中間部近傍にボルトを介してそれぞれ固定されている。そして、一対の摺動ポスト5は、設定間隔を保持するように、ボルトナットを介して下端部が相互に連結されている。
【0024】
ポスト6は、図4および図5に示すように、断面方形に形成されたポスト本体61と、ポスト本体61の上端部にビス止めされ、摺動ポスト5の断面形状に対応する2個の開口62aが設定間隔をおいて形成されたポストカバー62と、からなり、ポスト本体61の内面には、一対の摺動ポスト5に跨がる大きさの摩擦シュー63が対向して固定されている。そして、ポスト本体61の内面側の各隅部には、断面L字状のホルダー64が配設されており、ホルダー64の各辺部には、摺動ポスト5の外面およびポスト本体61の内面に沿って転動するように、上下方向に間隔をおいて複数個の案内ローラー65が回転自在に軸支されている。
【0025】
したがって、ボルトナットを介して一体に連結された一対の摺動ポスト5がポストカバー62の各開口62aを通してそれぞれ嵌挿された際、一対の摺動ポスト5は、ホルダー64に軸支された案内ローラー65に案内されて上下方向に同調して昇降可能となっている。
【0026】
ベース7は、断面コ字状に形成され、その下方空間に後述するキャスターベース8を挿入することができるように、両端部を除く下端縁に設定高さの切欠部7a(図1および図2参照)が形成されている。また、ベース本体71の上面には、設定間隔をおいてヒンジ部材71が固定されている。
【0027】
キャスターベース8は、断面コ字状に形成され、図1および図2に示すように、両端部近傍にキャスター81が設けられている他、下端に接地板821を有する固定ネジ82が両端部に螺合されている。したがって、固定ネジ82をねじ込むことにより、接地板821を床面に接地させてキャスター81を相対的に床面から浮上させ、所定位置に移動しないように配置することができ、一方、固定ネジ82を弛めることにより、キャスター81を接地させ、キャスター81を利用して移動させることができる。
【0028】
なお、固定ネジ82を弛めてキャスター81を接地させたときのキャスターベース8の高さは、該キャスターベース8の長さ方向中間部の上面に前述したベース7の両端部下面を固定した際、ベース7の、両端部を除く下端面(切欠部7a)と床面との間隔よりも小さく設定されている。
【0029】
一方、前述した各摺動ポスト5の内部には、それぞれガススプリング9(図5参照)が配設されており、ガススプリング9の本体側端部が摺動ポスト5の上端部に、そのピストンロッド側端部がポスト本体61の下端部にそれぞれ連結されている。
【0030】
なお、ガススプリング9は、従来周知の市販品であり、そのピストンロッドの先端部に操作部9a(図5参照)が設けられており、操作部9aを押し込むことにより、ピストンロッド側室とピストン背圧側室間のガスの流通が可能となり、ピストンロッドを伸縮させることができる。
【0031】
一方、ガススプリング9を伸縮させることができるように、すなわち、操作部9aを押圧操作できるように操作部材10が設けられている。この操作部材10は、図4および図5に示すように、ベース7に設けられたヒンジ部材71に軸支されたシャフト101と、シャフト101にアーム102を介して連結されたペダル103と、シャフト103に連結された操作プレート104と、からなり、操作プレート104は、一対のガススプリング9の操作部9aに臨むように、大きさが設定されている。したがって、ペダル104を踏み込むことにより、シャフト103がヒンジ部材71回りに回動し、操作プレート104を左右のガススプリング9の操作部9aを同時に押し上げることができる。
【0032】
なお、アーム102は、前述したポスト本体61の略中間部下端に形成された図示しない切欠を通して外方に延出されている。
【0033】
また、ポスト6に対して摺動ポスト5を任意の昇降位置で固定するため、ストッパ11が設けられている。このストッパ11は、並設された一対の摺動ポスト5の間において、ポスト本体61の対向する内面にそれぞれ固定された摩擦シュー63に挿通され、一端部がポスト本体61に固定された連結ロッド111と、連結ロッド111の他端部に回動自在に軸支された操作レバー112と、からなり、操作レバー112の上端側内端面がポスト本体61の外面に当接されている。そして、操作レバー112の上端側内端面形状は、図5において、操作レバー112を連結ロッド111との軸支部回りに反時計方向に回動させた際、連結ロッド111との軸支部との距離が漸増するするように形成されている。したがって、操作レバー112を連結ロッド111との軸支部回りに反時計方向に持ち上げることにより、連結ロッド111が牽引され、連結ロッド111を介してポスト本体61、すなわち、摩擦シュー63を摺動ポスト5の外面に押圧させ、摺動ポスト5を任意の昇降位置に固定することができる。
【0034】
次に、このように構成されたテーブル1の操作要領を説明する。
【0035】
なお、初期状態では、天板受け部材3が天板受けヒンジ部材4に載置され、天板受け部材3の固定プレート34と天板受けヒンジ部材4の連結プレート43が固定ネジ37を介して固定されており、天板2が床面と平行な作業状態にあるものとする。また、キャスターベース8の接地板821を床面に接地させ、床面に移動しないように配置されているものとする。
【0036】
天板2の高さを調整する場合は、操作レバー112を押し下げ、摺動ポスト5に対する摩擦シュー63の押圧を解除した後、ペダル103を踏み込めば、ペダル103の踏み込みに連動して操作プレート104が上方に回動し、操作プレート104がガススプリング9の操作部9aを押し込むことにより、ピストンロッド側室とピストン背圧側室とのガスの流通が許容される。この状態で、天板2を持ち上げれば、あるいは、押し下げれば、摺動ポスト5とポスト6間に連結されたガススプリング9が伸縮し、ポスト6に対して摺動ポスト5、すなわち、天板2を昇降させることができる。天板2が作業に適した高さ位置に達したならば、ペダル103の踏み込みを解除して、ガススプリング9の操作部9aから操作プレート104を離脱させ、ガススプリング9の伸縮を阻止する。この後、操作レバー112を手前側に持ち上げれば、操作レバー112の回動によってポスト本体61の対向する周壁間の間隔が狭まり、摩擦シュー63が一対の摺動ポスト5を押圧し、摺動ポスト5をその位置に摩擦力で保持することができる。
【0037】
一方、テーブル1を格納する場合は、天板受け部材3の固定プレート34と天板受けヒンジ部材4の連結プレート43との固定ネジ37による連結を解除した後、天板2を持ち上げると、天板2および天板受け部材3は、天板受けヒンジ部材4に対しピン36回りに回動する。ここで、天板2を床面に対して略直交する格納姿勢に回動させた後、天板受け部材3のアーム35と天板受けヒンジ部材4のヒンジプレート42とを固定ネジ37を介して連結すれば、天板2を格納姿勢に固定することができる。次いで、固定ネジ82を弛めてキャスター81を接地させれば、テーブル2をキャスター81を利用して食堂などの隅部に移動させることができる。
【0038】
この結果、天板2の作業状態のままテーブル1を収納する場合(図6の鎖線状態参照)に比較して必要とする床面積を大きく削減することが可能となり、小さなスペースでテーブル1を収納することができる。
【0039】
一方、複数個のテーブル1を収納する場合は、前述したように、全てのテーブル1について、天板2を格納状態に固定するとともに、固定ネジ82を弛めてキャスター81を接地させた後、図6に示すように、他のテーブル12 をキャスターベース8の幅分左右方向、例えば、右方向にオフセットさせて一のテーブル11 に向かい合わせ、他のテーブル12 の天板受けヒンジ部材42 の連結プレート432 が一のテーブル11 の格納状態に固定された天板21 に当接するまで他のテーブル12 を一のテーブル1 に向けて押し出せば、図7に示すように、一のテーブル11 の左方のキャスターベース81 の一半部内面および右方のキャスターベース81 の一半部外面に、他のテーブル12 の左方のキャスターベース82 の他半部外面および右方のキャスターベース82 の他半部内面をそれぞれ沿わせることができる。この際、一のテーブル11 のベース71 の下方空間に他のテーブル12 の左方のキャスターベース82 の先端部が収容される。すなわち、ベース7の下端部は切欠部7aを有して、キャスターベース8の高さよりも高い空間が床面との間に確保されており、ベース7の下方空間にキャスターベース8の先端部を収容することができる。
【0040】
さらに、テーブル13 を、テーブル2 の場合とは逆方向、すなわち、左方向にキャスターベース8の幅分オフセットさせて他のテーブル12 に向かい合わせ、テーブル13 の天板受けヒンジ部材43 の連結プレート433 が他のテーブル12 の格納状態に固定された天板22 に当接するまでテーブル13 を他のテーブル12 に向けて押し出せば、図8に示すように、一のテーブル11 の左方のキャスターベース81 の一半部外面および右方のキャスターベース81 の一半部内面に、テーブル13 の左方のキャスターベース83 の他半部内面および右方のキャスターベース83 の他半部外面をそれぞれ沿わせることができる。この際、他のテーブル12 のベース72 の下方にテーブル13 の右方のキャスターベース83 の先端部を収容することができる。
【0041】
以下同様に、テーブル1を、キャスターベース8の幅分左右方向にオフセットさせて先に収納されたテーブル1に向かい合わせ、その天板受けヒンジ部材4の連結プレート43が先に収納されたテーブル1の格納状態に固定された天板2に当接するまで先に収納されたテーブル1に向けて押し出し、先に収納されたテーブル1の一方のキャスターベース8の一半部内面または外面および他方のキャスターベース8の一半部外面または内面に、テーブル1の一方のキャスターベース8の他半部内面または外面および他方のキャスターベース8の他半部外面または内面をそれぞれ沿わせるとともに、先に収納されたテーブル1のベース7の下方にテーブル1の一方または他方のキャスターベース8の先端部を収容することができる。
【0042】
この結果、多数のテーブル1を少ない床面積に収納することが可能となり、食堂などに大きなオープンスペースを確保して多目的に活用することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、天板を作業状態から格納状態に安全に、かつ、簡単に変更することができるとともに、小さな床面積に収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテーブルの作業状態を示す斜視図である。
【図2】本発明のテーブルの格納状態を示す斜視図である。
【図3】天板受け部材と天板受けヒンジ部材との関係を一部省略して示す分解斜視図である。
【図4】ポストと摺動ポストの関係を示す横断面図である。
【図5】ポストと摺動ポストの関係を一部省略して示す縦断面図である。
【図6】複数個のテーブルの収納要領を模式的に示す平面図である。
【図7】複数個のテーブルの収納要領を模式的に示す平面図である。
【図8】複数個のテーブルの収納要領を模式的に示す平面図である。
【符号の説明】
1 テーブル
2 天板
3 天板受け部材
4 天板受けヒンジ部材
5 摺動ポスト
6 ポスト
7 ベース
8 キャスターベース
9 ガススプリング
10 操作部材
103 ペダル
11 ストッパ
112 操作レバー
Claims (2)
- 天板と、天板の裏面に固定された天板受け部材と、天板受け部材が回動自在に軸支された天板受けヒンジ部材と、天板受けヒンジ部材に固定された一対の摺動ポストと、摺動ポストが摺動自在に嵌挿されたポストと、ポストに固定されたベースと、キャスターを有し、ベースの両端部下端面にそれぞれベースの長手方向と長手方向が直交して固定された一対のキャスターベースと、ポストと各摺動ポストとの間にそれぞれ配設された一対のガススプリングと、からなり、ガススプリングの伸縮を許容する操作部を押圧可能なペダルが設けられるとともに、ポストに対して摺動ポストを任意の昇降位置で固定可能な操作レバーが設けられ、天板が床面と平行な作業状態と床面に略直交する格納状態とに選択的に固定可能な固定ネジが設けられ、また、ベースの下端面に、キャスターが接地状態にあるキャスターベースの高さよりも床面からの高さが高くなるように切欠部が形成されていることを特徴とするテーブル。
- 請求項1記載のテーブルの天板を固定ネジを介して格納状態に固定した後、一のテーブルの一対のキャスターベースの一半部に、他のテーブルの一方のキャスターベースの先端部をベースの下方空間に収容しつつ他のテーブルの一対のキャスターベースの他半部を沿わせて順に収納することを特徴とするテーブルの収納方法。
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