JP2003144233A - テーブルおよびその収納方法 - Google Patents

テーブルおよびその収納方法

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JP2003144233A JP2001348739A JP2001348739A JP2003144233A JP 2003144233 A JP2003144233 A JP 2003144233A JP 2001348739 A JP2001348739 A JP 2001348739A JP 2001348739 A JP2001348739 A JP 2001348739A JP 2003144233 A JP2003144233 A JP 2003144233A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】天板を作業状態と格納状態とに簡単に、かつ、
安全に変更して、テーブルを小さなスペースに収納す
る。 【解決手段】 天板2と、天板2の裏面に固定された天
板受け部材3と、天板受け部材3が回動自在に軸支され
た天板受けヒンジ部材4と、天板ヒンジ受け部材4に固
定された一対の摺動ポスト5と、摺動ポスト5が摺動自
在に嵌挿されたポスト6と、ポスト6に固定されたベー
ス7と、ベース7の両端部に固定され、キャスター81
を有するキャスターベース8と、からテーブル1が構成
されている。そして、天板2が床面と平行な作業状態
と、床面に略直交する格納状態とに、天板受け部材3を
天板受けヒンジ部材4に対して固定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テーブルおよびそ
の収納方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、老人ホームの食堂や学校の多目
的室などには、テーブルが配置されており、食事や各種
作業に使用されている。一方、食堂や多目的室などを各
種活動に使用する場合には、テーブルを食堂や多目的室
などの一隅に寄せてオープンスペースを確保するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、テーブル
は、天板が固定されており、食堂などを各種活動に使用
するため、食堂などの一隅にテーブルを寄せてオープン
スペースを確保しようとしても、テーブルが占有する床
面積は一定であり、一定の収納スペースが必要となる。
このため、一のテーブルの天板上に他のテーブルを反転
させて、天板同士を重ね合わせることが行なわれている
が、高齢者や年少者にとって、テーブルの重量は大き
く、作業の安全性に難があるとともに、多くの労力と時
間を必要とする問題がある。また、テーブルを反転して
重ね合わされたとしても、2個のテーブルを重ね合わせ
ることが限度であり、多数のテーブルを収納するために
は、全テーブル個数の1/2に相当する床面積を占有す
ることになり、食堂や多目的室などに十分なオープンス
ペースを確保することができないものとなっていた。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、天板を作業状態と格納状態とに変更で
きるようにして、小さなスペースに安全に、かつ、簡単
に収納することのできるテーブルおよびその収納方法を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、天板と、天板
の裏面に固定された天板受け部材と、天板受け部材が回
動自在に軸支された天板受けヒンジ部材と、天板受けヒ
ンジ部材に固定された一対の摺動ポストと、摺動ポスト
が摺動自在に嵌挿されたポストと、ポストに固定された
ベースと、ベースの両端部に固定され、キャスターを有
する一対のキャスターベースと、からなり、ポストと各
摺動ポストとの間にガススプリングがそれぞれ配設さ
れ、ガススプリングの伸縮を許容する操作部を押圧可能
なペダルが設けられるとともに、ポストに対して摺動ポ
ストを任意の昇降位置で固定可能な操作レバーが設けら
れ、天板が床面と平行な作業状態と床面に略直交する格
納状態とに選択的に固定可能であることを特徴とするも
のである。
【0006】本発明によれば、天板受けヒンジ部材に対
して天板を固定した天板受け部材が回動自在に軸支さ
れ、かつ、天板が床面と平行な作業状態と床面に略直交
する格納状態とに天板受けヒンジ部材に天板受け部材を
固定することができることにより、天板を作業状態に固
定して食事や各種作業を行うことができるとともに、天
板を格納状態に固定して食堂などの一隅に収納すること
ができる。
【0007】また、ペダルを操作することにより、ベー
スおよび摺動ポスト間に配設されたガススプリングの伸
縮が可能となり、摺動ポスト、天板受けヒンジ部材およ
び天板ヒンジ部材を介して天板を昇降させることができ
る。一方、操作レバーを操作することにより、ポストに
対して摺動ポストが固定され、天板を任意の高さ位置に
固定することができる。
【0008】この結果、天板が格納状態にあるテーブル
の床面積を、天板が作業状態にあるテーブルの床面積よ
りも大きく削減することができ、多数のテーブルを小さ
な床面積に収納することができる。また、天板を回動さ
せて、天板受けヒンジ部材に天板受け部材を固定すると
いう簡単な作業でよいことから、高齢者や年少者であっ
ても、安全に、かつ、簡単にテーブルを収納することが
できる。また、天板を使用する人に合わせて、あるい
は、各種作業に合わせて高さ位置を調整することができ
る。
【0009】本発明において、前記ベースの下端面に、
キャスターが接地状態にあるキャスターベースの高さよ
りも床面からの高さが高くなるように、切欠部が形成さ
れていると、一のテーブルのベースの下方空間に、他の
テーブルのキャスターベースの先端部を収容することが
でき、より小さな床面積に複数のテーブルを収納するこ
とができる。
【0010】また、本発明は、請求項1記載のテーブル
の天板を格納状態に固定した後、一のテーブルの一対の
キャスターベースの一半部に、他のテーブルの一対のキ
ャスターベースの他半部を沿わせて順に収納することを
特徴とするものである。
【0011】本発明によれば、一対のキャスターベース
間の空間を利用して他のテーブルのキャスターベースを
収容することができ、占有する床面積を削減して多数の
テーブルを収納することができる。
【0012】この結果、食堂などに大きなオープンスペ
ースを確保して各種活動に使用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のテーブルの実施の
形態について図面に基づいて説明する。
【0014】図1および図2には、本発明のテーブル1
の一実施形態が示されている。
【0015】このテーブル1は、天板2と、天板2の裏
面に固定された天板受け部材3と、天板受け部材3が回
動自在に軸支された天板受けヒンジ部材4と、天板受け
ヒンジ部材4にそれぞれ固定された一対の摺動ポスト
5,5と、摺動ポスト5,5が摺動自在に嵌挿されたポ
スト6と、ポスト6に固定されたベース7と、ベース7
の両端部に固定された一対のキャスターベース8と、か
ら構成されている。
【0016】天板2は、木材やプラスチックなどからな
り、各種作業などを行なうことができるように、縦横寸
法が設定されている。
【0017】天板受け部材3は、図2に示すように、設
定間隔をおいて配置された角パイプからなる一対の横桟
31(一方の横桟のみが示されている)と、一対の横桟
31の両端にそれぞれ溶接された断面L字状の一対の縦
桟32と、一対の横桟32の略中間部において、両端が
一対の横桟31の内面にそれぞれ溶接された補強桟33
と、からなり、各縦桟32には、一対の横桟31間にお
ける図示されない一方の横桟31に近接する位置にヒン
ジ穴32aが形成されている。そして、他方の横桟31
には、補強桟33の延長線上において、雌ねじ34aが
形成された固定プレート34が固定されている他、一方
の縦桟32には、ヒンジ穴32a近傍において、取付穴
35aが形成されたアーム35が固定されている(図3
参照)。
【0018】なお、天板受け部材3は、天板2の裏面に
配置され、縦桟32からビスをねじ込むことにより、天
板2に固定されている。
【0019】天板受けヒンジ部材4は、断面コ字状の支
持材41と、支持材41の両端にそれぞれ溶接されたヒ
ンジプレート42と、からなり、天板受けヒンジ部材4
の長さ、すなわち、ヒンジプレート42の外面間の長さ
は、前述した天板受け部材3の一対の縦桟32の内面間
隔に略設定されている。そして、各ヒンジプレート42
の一端部側上方には、天板受け部材3の縦桟32のヒン
ジ穴32aに対応してヒンジ穴42aが形成されている
他、一方のヒンジプレート42には、天板受け部材3の
アーム35の取付穴35aに対応してる雌ねじ42bが
形成されている。また、支持部41の略中間部には、天
板受け部材3の固定プレート34の雌ねじ34aに対応
して取付穴43aが形成された連結プレート43が固定
されている(図3参照)。
【0020】したがって、天板受けヒンジ部材4のヒン
ジプレート42を天板受け部材3の各縦桟32の内面に
沿うように配置し、縦桟32のヒンジ穴32aからヒン
ジプレート42のヒンジ穴42aにピン36を挿通する
ことにより、天板受けヒンジ部材4に対して天板受け部
材3、すなわち、天板2を回動自在に軸支することがで
きる。
【0021】ここで、天板受け部材3の補強桟33が天
板受けヒンジ部材4の支持材41に載置されるととも
に、天板2が天板受けヒンジ部材4のヒンジプレート4
2の上端縁に載置されると、天板2が床面と平行な作業
状態になるように設定されており、その際、天板受け部
材3の固定プレート34が天板受けヒンジ部材4の連結
プレート43に対向し、連結プレート43の取付穴43
aを通して固定ネジ37(図3参照)を固定プレート3
4の雌ねじ34aにねじ込むことにより、天板受けヒン
ジ部材4に対して天板受け部材3を固定することができ
る。
【0022】一方、固定ネジ37を固定プレート34の
雌ねじ34aから離脱させた後、天板2を持ち上げれ
ば、天板受けヒンジ部材4に対して天板受け部材3をピ
ン36回りに回動させることができる。そして、天板2
を床面に対して略直交するように回動させた際、アーム
35がヒンジプレート42の側方に位置し、アーム35
の取付穴35aを通して固定ネジ37をヒンジプレート
42の雌ねじ42bにねじ込むことにより、天板受けヒ
ンジ部材4に対して天板受け部材3を天板2の格納状態
に固定することができる。
【0023】摺動ポスト5は、角パイプで形成され、各
上端部が天板受けヒンジ部材4の支持部41の長手方向
中間部近傍にボルトを介してそれぞれ固定されている。
そして、一対の摺動ポスト5は、設定間隔を保持するよ
うに、ボルトナットを介して下端部が相互に連結されて
いる。
【0024】ポスト6は、図4および図5に示すよう
に、断面方形に形成されたポスト本体61と、ポスト本
体61の上端部にビス止めされ、摺動ポスト5の断面形
状に対応する2個の開口62aが設定間隔をおいて形成
されたポストカバー62と、からなり、ポスト本体61
の内面には、一対の摺動ポスト5に跨がる大きさの摩擦
シュー63が対向して固定されている。そして、ポスト
本体61の内面側の各隅部には、断面L字状のホルダー
64が配設されており、ホルダー64の各辺部には、摺
動ポスト5の外面およびポスト本体61の内面に沿って
転動するように、上下方向に間隔をおいて複数個の案内
ローラー65が回転自在に軸支されている。
【0025】したがって、ボルトナットを介して一体に
連結された一対の摺動ポスト5がポストカバー62の各
開口62aを通してそれぞれ嵌挿された際、一対の摺動
ポスト5は、ホルダー64に軸支された案内ローラー6
5に案内されて上下方向に同調して昇降可能となってい
る。
【0026】ベース7は、断面コ字状に形成され、その
下方空間に後述するキャスターベース8を挿入すること
ができるように、両端部を除く下端縁に設定高さの切欠
部7a(図1および図2参照)が形成されている。ま
た、ベース本体71の上面には、設定間隔をおいてヒン
ジ部材71が固定されている。
【0027】キャスターベース8は、断面コ字状に形成
され、図1および図2に示すように、両端部近傍にキャ
スター81が設けられている他、下端に接地板821を
有する固定ネジ82が両端部に螺合されている。したが
って、固定ネジ82をねじ込むことにより、接地板82
1を床面に接地させてキャスター81を相対的に床面か
ら浮上させ、所定位置に移動しないように配置すること
ができ、一方、固定ネジ82を弛めることにより、キャ
スター81を接地させ、キャスター81を利用して移動
させることができる。
【0028】なお、固定ネジ82を弛めてキャスター8
1を接地させたときのキャスターベース8の高さは、該
キャスターベース8の長さ方向中間部の上面に前述した
ベース7の両端部下面を固定した際、ベース7の、両端
部を除く下端面(切欠部7a)と床面との間隔よりも小
さく設定されている。
【0029】一方、前述した各摺動ポスト5の内部に
は、それぞれガススプリング9(図5参照)が配設され
ており、ガススプリング9の本体側端部が摺動ポスト5
の上端部に、そのピストンロッド側端部がポスト本体6
1の下端部にそれぞれ連結されている。
【0030】なお、ガススプリング9は、従来周知の市
販品であり、そのピストンロッドの先端部に操作部9a
(図5参照)が設けられており、操作部9aを押し込む
ことにより、ピストンロッド側室とピストン背圧側室間
のガスの流通が可能となり、ピストンロッドを伸縮させ
ることができる。
【0031】一方、ガススプリング9を伸縮させること
ができるように、すなわち、操作部9aを押圧操作でき
るように操作部材10が設けられている。この操作部材
10は、図4および図5に示すように、ベース7に設け
られたヒンジ部材71に軸支されたシャフト101と、
シャフト101にアーム102を介して連結されたペダ
ル103と、シャフト103に連結された操作プレート
104と、からなり、操作プレート104は、一対のガ
ススプリング9の操作部9aに臨むように、大きさが設
定されている。したがって、ペダル104を踏み込むこ
とにより、シャフト103がヒンジ部材71回りに回動
し、操作プレート104を左右のガススプリング9の操
作部9aを同時に押し上げることができる。
【0032】なお、アーム102は、前述したポスト本
体61の略中間部下端に形成された図示しない切欠を通
して外方に延出されている。
【0033】また、ポスト6に対して摺動ポスト5を任
意の昇降位置で固定するため、ストッパ11が設けられ
ている。このストッパ11は、並設された一対の摺動ポ
スト5の間において、ポスト本体61の対向する内面に
それぞれ固定された摩擦シュー63に挿通され、一端部
がポスト本体61に固定された連結ロッド111と、連
結ロッド111の他端部に回動自在に軸支された操作レ
バー112と、からなり、操作レバー112の上端側内
端面がポスト本体61の外面に当接されている。そし
て、操作レバー112の上端側内端面形状は、図5にお
いて、操作レバー112を連結ロッド111との軸支部
回りに反時計方向に回動させた際、連結ロッド111と
の軸支部との距離が漸増するするように形成されてい
る。したがって、操作レバー112を連結ロッド111
との軸支部回りに反時計方向に持ち上げることにより、
連結ロッド111が牽引され、連結ロッド111を介し
てポスト本体61、すなわち、摩擦シュー63を摺動ポ
スト5の外面に押圧させ、摺動ポスト5を任意の昇降位
置に固定することができる。
【0034】次に、このように構成されたテーブル1の
操作要領を説明する。
【0035】なお、初期状態では、天板受け部材3が天
板受けヒンジ部材4に載置され、天板受け部材3の固定
プレート34と天板受けヒンジ部材4の連結プレート4
3が固定ネジ37を介して固定されており、天板2が床
面と平行な作業状態にあるものとする。また、キャスタ
ーベース8の接地板821を床面に接地させ、床面に移
動しないように配置されているものとする。
【0036】天板2の高さを調整する場合は、操作レバ
ー112を押し下げ、摺動ポスト5に対する摩擦シュー
63の押圧を解除した後、ペダル103を踏み込めば、
ペダル103の踏み込みに連動して操作プレート104
が上方に回動し、操作プレート104がガススプリング
9の操作部9aを押し込むことにより、ピストンロッド
側室とピストン背圧側室とのガスの流通が許容される。
この状態で、天板2を持ち上げれば、あるいは、押し下
げれば、摺動ポスト5とポスト6間に連結されたガスス
プリング9が伸縮し、ポスト6に対して摺動ポスト5、
すなわち、天板2を昇降させることができる。天板2が
作業に適した高さ位置に達したならば、ペダル103の
踏み込みを解除して、ガススプリング9の操作部9aか
ら操作プレート104を離脱させ、ガススプリング9の
伸縮を阻止する。この後、操作レバー112を手前側に
持ち上げれば、操作レバー112の回動によってポスト
本体61の対向する周壁間の間隔が狭まり、摩擦シュー
63が一対の摺動ポスト5を押圧し、摺動ポスト5をそ
の位置に摩擦力で保持することができる。
【0037】一方、テーブル1を格納する場合は、天板
受け部材3の固定プレート34と天板受けヒンジ部材4
の連結プレート43との固定ネジ37による連結を解除
した後、天板2を持ち上げると、天板2および天板受け
部材3は、天板受けヒンジ部材4に対しピン36回りに
回動する。ここで、天板2を床面に対して略直交する格
納姿勢に回動させた後、天板受け部材3のアーム35と
天板受けヒンジ部材4のヒンジプレート42とを固定ネ
ジ37を介して連結すれば、天板2を格納姿勢に固定す
ることができる。次いで、固定ネジ82を弛めてキャス
ター81を接地させれば、テーブル2をキャスター81
を利用して食堂などの隅部に移動させることができる。
【0038】この結果、天板2の作業状態のままテーブ
ル1を収納する場合(図6の鎖線状態参照)に比較して
必要とする床面積を大きく削減することが可能となり、
小さなスペースでテーブル1を収納することができる。
【0039】一方、複数個のテーブル1を収納する場合
は、前述したように、全てのテーブル1について、天板
2を格納状態に固定するとともに、固定ネジ82を弛め
てキャスター81を接地させた後、図6に示すように、
他のテーブル12 をキャスターベース8の幅分左右方
向、例えば、右方向にオフセットさせて一のテーブル1
1 に向かい合わせ、他のテーブル12 の天板受けヒンジ
部材42 の連結プレート432 が一のテーブル11 の格
納状態に固定された天板21 に当接するまで他のテーブ
ル12 を一のテーブル1 に向けて押し出せば、図7に示
すように、一のテーブル11 の左方のキャスターベース
1 の一半部内面および右方のキャスターベース81
一半部外面に、他のテーブル12 の左方のキャスターベ
ース82 の他半部外面および右方のキャスターベース8
2 の他半部内面をそれぞれ沿わせることができる。この
際、一のテーブル11 のベース71 の下方空間に他のテ
ーブル12 の左方のキャスターベース82 の先端部が収
容される。すなわち、ベース7の下端部は切欠部7aを
有して、キャスターベース8の高さよりも高い空間が床
面との間に確保されており、ベース7の下方空間にキャ
スターベース8の先端部を収容することができる。
【0040】さらに、テーブル13 を、テーブル2 の場
合とは逆方向、すなわち、左方向にキャスターベース8
の幅分オフセットさせて他のテーブル12 に向かい合わ
せ、テーブル13 の天板受けヒンジ部材43 の連結プレ
ート433 が他のテーブル1 2 の格納状態に固定された
天板22 に当接するまでテーブル13 を他のテーブル1
2 に向けて押し出せば、図8に示すように、一のテーブ
ル11 の左方のキャスターベース81 の一半部外面およ
び右方のキャスターベース81 の一半部内面に、テーブ
ル13 の左方のキャスターベース83 の他半部内面およ
び右方のキャスターベース83 の他半部外面をそれぞれ
沿わせることができる。この際、他のテーブル12 のベ
ース72 の下方にテーブル13 の右方のキャスターベー
ス83 の先端部を収容することができる。
【0041】以下同様に、テーブル1を、キャスターベ
ース8の幅分左右方向にオフセットさせて先に収納され
たテーブル1に向かい合わせ、その天板受けヒンジ部材
4の連結プレート43が先に収納されたテーブル1の格
納状態に固定された天板2に当接するまで先に収納され
たテーブル1に向けて押し出し、先に収納されたテーブ
ル1の一方のキャスターベース8の一半部内面または外
面および他方のキャスターベース8の一半部外面または
内面に、テーブル1の一方のキャスターベース8の他半
部内面または外面および他方のキャスターベース8の他
半部外面または内面をそれぞれ沿わせるとともに、先に
収納されたテーブル1のベース7の下方にテーブル1の
一方または他方のキャスターベース8の先端部を収容す
ることができる。
【0042】この結果、多数のテーブル1を少ない床面
積に収納することが可能となり、食堂などに大きなオー
プンスペースを確保して多目的に活用することができ
る。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、天板を作
業状態から格納状態に安全に、かつ、簡単に変更するこ
とができるとともに、小さな床面積に収納することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテーブルの作業状態を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明のテーブルの格納状態を示す斜視図であ
る。
【図3】天板受け部材と天板受けヒンジ部材との関係を
一部省略して示す分解斜視図である。
【図4】ポストと摺動ポストの関係を示す横断面図であ
る。
【図5】ポストと摺動ポストの関係を一部省略して示す
縦断面図である。
【図6】複数個のテーブルの収納要領を模式的に示す平
面図である。
【図7】複数個のテーブルの収納要領を模式的に示す平
面図である。
【図8】複数個のテーブルの収納要領を模式的に示す平
面図である。
【符号の説明】 1 テーブル 2 天板 3 天板受け部材 4 天板受けヒンジ部材 5 摺動ポスト 6 ポスト 7 ベース 8 キャスターベース 9 ガスシリンダ 10 操作部材 103 ペダル 11 ストッパ 112 操作レバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板と、天板の裏面に固定された天板受
    け部材と、天板受け部材が回動自在に軸支された天板受
    けヒンジ部材と、天板受けヒンジ部材に固定された一対
    の摺動ポストと、摺動ポストが摺動自在に嵌挿されたポ
    ストと、ポストに固定されたベースと、ベースの両端部
    に固定され、キャスターを有する一対のキャスターベー
    スと、からなり、ポストと各摺動ポストとの間にガスス
    プリングがそれぞれ配設され、ガススプリングの伸縮を
    許容する操作部を押圧可能なペダルが設けられるととも
    に、ポストに対して摺動ポストを任意の昇降位置で固定
    可能な操作レバーが設けられ、天板が床面と平行な作業
    状態と床面に略直交する格納状態とに選択的に固定可能
    であることを特徴とするテーブル。
  2. 【請求項2】 前記ベースの下端面に、キャスターが接
    地状態にあるキャスターベースの高さよりも床面からの
    高さが高くなるように、切欠部が形成されていることを
    特徴とする請求項1記載のテーブル。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のテーブルの天板を格納状
    態に固定した後、一のテーブルの一対のキャスターベー
    スの一半部に、他のテーブルの一対のキャスターベース
    の他半部を沿わせて順に収納することを特徴とするテー
    ブルの収納方法。
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