JPH0633881Y2 - 昇降式ベッド - Google Patents
昇降式ベッドInfo
- Publication number
- JPH0633881Y2 JPH0633881Y2 JP1989151981U JP15198189U JPH0633881Y2 JP H0633881 Y2 JPH0633881 Y2 JP H0633881Y2 JP 1989151981 U JP1989151981 U JP 1989151981U JP 15198189 U JP15198189 U JP 15198189U JP H0633881 Y2 JPH0633881 Y2 JP H0633881Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- column
- bed
- support leg
- bed body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C17/00—Sofas; Couches; Beds
- A47C17/84—Suspended beds, e.g. suspended from ceiling
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、昇降可能にしたベッドに関するものであ
る。
る。
〔従来の技術〕 一般家庭やホテル等の宿泊施設で使用されいるベッドは
固定式のもので、基本的には第４図を示す様に、四隅に
支持脚（ａ）（ａ）…を備えた枠組（ｂ）に適度な弾性
を有するマット（ｃ）を設けた構造を有し、室内の適当
な位置に設置して使用される。
固定式のもので、基本的には第４図を示す様に、四隅に
支持脚（ａ）（ａ）…を備えた枠組（ｂ）に適度な弾性
を有するマット（ｃ）を設けた構造を有し、室内の適当
な位置に設置して使用される。
上記の如く固定式のベッドでは、移動が面倒で、ベッド
の下方の清掃が非常に面倒である。特にホテル等では頻
繁に清掃せねばならず、その作業は大変な労力と時間を
必要としていた。
の下方の清掃が非常に面倒である。特にホテル等では頻
繁に清掃せねばならず、その作業は大変な労力と時間を
必要としていた。
またベッドは大きなスペースを占有し、他の用途に使用
できないため、室内を広く有効に使えない。
できないため、室内を広く有効に使えない。
また室内空間を広くするためにベッドを折り畳めるよう
にしたものがあるが、折畳み時にベッドを起立させるた
めに、ベッド上の物を別途整理して収納せねばならず、
作業が面倒である。
にしたものがあるが、折畳み時にベッドを起立させるた
めに、ベッド上の物を別途整理して収納せねばならず、
作業が面倒である。
この考案は、ベッド本体を昇降自在にしたベッドを提供
しようとするものである。
しようとするものである。
この考案における昇降式ベッドは、壁面に適当な間隔を
持たせて平行に装着する一対のＣ形断面のコラムと、前
記両コラム内に夫々昇降自在に収容したコ字形断面の一
対の支持脚と、前記両支持脚の両側面上下に回転自在に
取り付けられ、かつ前記コラムの前後面で案内される複
数の転がりローラと、前記コラム内に昇降自在に収容し
たカウンタウエイトと、前記両コラムの上端間に回転自
在に架設した回転軸と、前記各コラム内で前記回転軸を
支点として前記支持脚とカウンタウエイトとを吊下げて
バランスさせる一対の連結部材と、前記両支持脚の前面
に片持ち支持させたベッド本体と、前記一方の支持脚に
水平方向にスライド自在に取り付けたロックバー並びに
前記ロックバーを常時前記支持脚から側方へ突出させる
スプリング、前記一方の支持脚及びベッド本体を貫通し
て回転自在に支持された回転支軸、前記回転支軸とロッ
クバーとを連結するリンク及び連通ロッドとからなる第
１ロック機構と、前記一方の支持脚に揺動自在に取り付
けられた先端に上面が傾斜したフック部を有するロック
片並びに前記ロック片を揺動させて前記フック部を常時
前記支持脚の側方から突出させるスプリングとからなる
第２ロック機構と、前記一方のコラムの上部に形成さ
れ、前記第１ロック機構のロックバーが侵入するロック
溝と、前記一方のコラムの下部に形成され、前記第２ロ
ック機構のロック片のフックが侵入する係止溝とを有し
ている。
持たせて平行に装着する一対のＣ形断面のコラムと、前
記両コラム内に夫々昇降自在に収容したコ字形断面の一
対の支持脚と、前記両支持脚の両側面上下に回転自在に
取り付けられ、かつ前記コラムの前後面で案内される複
数の転がりローラと、前記コラム内に昇降自在に収容し
たカウンタウエイトと、前記両コラムの上端間に回転自
在に架設した回転軸と、前記各コラム内で前記回転軸を
支点として前記支持脚とカウンタウエイトとを吊下げて
バランスさせる一対の連結部材と、前記両支持脚の前面
に片持ち支持させたベッド本体と、前記一方の支持脚に
水平方向にスライド自在に取り付けたロックバー並びに
前記ロックバーを常時前記支持脚から側方へ突出させる
スプリング、前記一方の支持脚及びベッド本体を貫通し
て回転自在に支持された回転支軸、前記回転支軸とロッ
クバーとを連結するリンク及び連通ロッドとからなる第
１ロック機構と、前記一方の支持脚に揺動自在に取り付
けられた先端に上面が傾斜したフック部を有するロック
片並びに前記ロック片を揺動させて前記フック部を常時
前記支持脚の側方から突出させるスプリングとからなる
第２ロック機構と、前記一方のコラムの上部に形成さ
れ、前記第１ロック機構のロックバーが侵入するロック
溝と、前記一方のコラムの下部に形成され、前記第２ロ
ック機構のロック片のフックが侵入する係止溝とを有し
ている。
上記昇降式ベッドは、就寝時には、ベッド本体を降ろし
て使用し、清掃時や広い空間が必要な場合には、ベッド
本体を上昇させる。
て使用し、清掃時や広い空間が必要な場合には、ベッド
本体を上昇させる。
上記ベッド本体の昇降時、ベッド本体とカウンタウエイ
トとが釣り合っており、しかもベッド本体を案内する支
持脚を保持している連通部材は一本の回転軸で連結され
ており、両支持脚は必ず同期して昇降し、且つ支持脚も
その両側面上下に設けられたローラにてコラムにガタツ
キなく案内されるので、ベッド本体は軽く昇降し、しか
も傾いたりせずにスムーズ昇降する。
トとが釣り合っており、しかもベッド本体を案内する支
持脚を保持している連通部材は一本の回転軸で連結され
ており、両支持脚は必ず同期して昇降し、且つ支持脚も
その両側面上下に設けられたローラにてコラムにガタツ
キなく案内されるので、ベッド本体は軽く昇降し、しか
も傾いたりせずにスムーズ昇降する。
またベッドを上昇させるときには、下方位置からベッド
本体を持上げれば、ロック片のフックがコラムの係止溝
から自動的に外れて第２ロック機構が解除され、ベッド
本体をそのまま上方位置まで上昇できる。そして所定位
置まで上昇すると、第１ロック機構のロックバーが自動
的に突出してコラムに形成されたロック溝に侵入し、ベ
ッド本体を停止させる。一方ベッド本体を下降させると
きには、第１ロック機構の解除レバーを回せば、回転支
軸が回転し、ロックバーを引き込んでロック溝から外
し、第１ロック機構を解除する。この状態でベッド本体
を降ろす。そして所定位置まで下降すると、ロック片が
コラムに形成された係止溝に侵入して、第２ロック機構
がベッド本体の浮き上がりを防止する。
本体を持上げれば、ロック片のフックがコラムの係止溝
から自動的に外れて第２ロック機構が解除され、ベッド
本体をそのまま上方位置まで上昇できる。そして所定位
置まで上昇すると、第１ロック機構のロックバーが自動
的に突出してコラムに形成されたロック溝に侵入し、ベ
ッド本体を停止させる。一方ベッド本体を下降させると
きには、第１ロック機構の解除レバーを回せば、回転支
軸が回転し、ロックバーを引き込んでロック溝から外
し、第１ロック機構を解除する。この状態でベッド本体
を降ろす。そして所定位置まで下降すると、ロック片が
コラムに形成された係止溝に侵入して、第２ロック機構
がベッド本体の浮き上がりを防止する。
以下、この考案の実施例を第１図乃至第３図を参照して
説明する。
説明する。
昇降式ベッドは、第１図に示す様に、室内の壁（１）に
ベッド本体（２）を水平に昇降自在に設けるもので、第
２図及び第３図に示す様に、壁（１）に適当な間隔を持
たせて一対のコラム（３）（４）を立方向に取付け、該
コラム（３）（４）に後述の如くベッド本体（２）を案
内させて昇降させる。
ベッド本体（２）を水平に昇降自在に設けるもので、第
２図及び第３図に示す様に、壁（１）に適当な間隔を持
たせて一対のコラム（３）（４）を立方向に取付け、該
コラム（３）（４）に後述の如くベッド本体（２）を案
内させて昇降させる。
上記コラム（３）（４）はＣ型フレームを用い、夫々の
両側に案内レール（3a）（3a）（4a）（4a）を構成して
いる。各コラム（３）（４）の上端には夫々回転軸
（５）（６）を軸受（７）（７）…を介して回転自在に
架設し、回転軸（５）（６）間をカップリング（８）
（８）を介して連結棒（９）にて連結してある。尚、回
転軸（５）（６）と連結棒（９）は一体のものを使用し
てもよい。
両側に案内レール（3a）（3a）（4a）（4a）を構成して
いる。各コラム（３）（４）の上端には夫々回転軸
（５）（６）を軸受（７）（７）…を介して回転自在に
架設し、回転軸（５）（６）間をカップリング（８）
（８）を介して連結棒（９）にて連結してある。尚、回
転軸（５）（６）と連結棒（９）は一体のものを使用し
てもよい。
また各コラム（３）（４）内にはコ字形の支持脚（10）
（11）を収容してあり、支持脚（10）（11）の両側面の
上下２個所に設けた転がりローラ（12）（12）…（13）
（13）…を各コラム（３）（４）の案内レール（3a）
（3a）（4a）（4a）内に装着してある。各コラム（３）
（４）と支持脚（10）（11）との間にはカウンタウエイ
ト（14）（15）が昇降自在に収容されている。このカウ
ンタウエイト（14）（15）はベッド本体（２）と釣り合
う重さのものを使用する。このカウンタウエイト（14）
（15）は夫々支持脚（10）（11）に連結部材、例えばチ
ェーン（16）（17）にて連結されており、該チェーン
（16）（17）は回転軸（５）（６）に固定された歯車
（18）（19）に噛合っている。従って、一方のカウンタ
ウエイト（14）と支持脚（10）とは歯車（18）を支点と
してチェーン（16）にて吊下げられ、他方のカウンタウ
エイト（15）と支持脚（11）とは歯車（19）を支点とし
てチェーン（17）にて吊下げられている。尚、チェーン
（16）（17）は支持脚（10）（11）が最下降位置に来た
とき、カウンタウエイト（14）（15）が歯車（18）（1
9）の近傍まで上昇する長さに設定しておく。
（11）を収容してあり、支持脚（10）（11）の両側面の
上下２個所に設けた転がりローラ（12）（12）…（13）
（13）…を各コラム（３）（４）の案内レール（3a）
（3a）（4a）（4a）内に装着してある。各コラム（３）
（４）と支持脚（10）（11）との間にはカウンタウエイ
ト（14）（15）が昇降自在に収容されている。このカウ
ンタウエイト（14）（15）はベッド本体（２）と釣り合
う重さのものを使用する。このカウンタウエイト（14）
（15）は夫々支持脚（10）（11）に連結部材、例えばチ
ェーン（16）（17）にて連結されており、該チェーン
（16）（17）は回転軸（５）（６）に固定された歯車
（18）（19）に噛合っている。従って、一方のカウンタ
ウエイト（14）と支持脚（10）とは歯車（18）を支点と
してチェーン（16）にて吊下げられ、他方のカウンタウ
エイト（15）と支持脚（11）とは歯車（19）を支点とし
てチェーン（17）にて吊下げられている。尚、チェーン
（16）（17）は支持脚（10）（11）が最下降位置に来た
とき、カウンタウエイト（14）（15）が歯車（18）（1
9）の近傍まで上昇する長さに設定しておく。
上記の如く吊下げ保持された支持脚（10）（11）にベッ
ド本体（２）を取付け、該ベッド本体（２）を片持ち支
持させてある。
ド本体（２）を取付け、該ベッド本体（２）を片持ち支
持させてある。
また一方の支持脚（10）にはベッド本体（２）を上昇位
置でロックするための第１ロック機構（20）と、下降位
置でロックするための第２ロック機構（21）とが設けら
れている。第１ロック機構（20）は支持脚（10）に支持
ブラケット（22）を介してロックバー（23）を水平方向
にスライド自在に設け、ロックバー（23）の後端を連結
ロッド（24）及びリンク（25）を介して回転支軸（26）
に連結してあり、ロックバー（23）と支持脚（10）との
間に圧縮間在させたスプリング（27）にて常時ロックバ
ー（23）の先端を支持脚（10）の他方から突出させて、
コラム（３）に形成されたロック溝（28）に侵入させる
ようにしてある。上記回転支軸（26）はベッド本体
（２）を貫通して回転自在に取付けられており、回転支
軸（26）の突出端に解除レバー（29）を取付けてある。
解除レバー（29）はロック状態で、水平位置にあり、該
解除レバー（29）を下方へ回すと、リンク（25）及び連
結ロッド（24）を介してロックバー（23）を退入させ、
ロックを解除する。上記ロック溝（28）はコラム（３）
の上部の適当な位置に形成する。第２ロック機構（21）
は支持脚（10）にロック片（30）を揺動自在に設け、ロ
ック片（30）と支持脚（12）との間にスプリング（31）
を張設して、ロック片（30）の下端のロック部（30a）
を常時支持脚の側方へ突出させるように構成してあり、
ベッド本体（２）が下降端までくると、ロック片（30）
のフック部（30）がコラム（３）に形成された係止溝
（図示せず）に侵入し、ベッド本体（２）の浮き上がり
を防止する。上記ロックバー（23）の先端上面及びロッ
ク片（30）のフック部（30a）の上面は共に下り勾配の
テーパに形成されており、ベッド本体（２）の上昇時、
コラム（３）に引掛かることがない。
置でロックするための第１ロック機構（20）と、下降位
置でロックするための第２ロック機構（21）とが設けら
れている。第１ロック機構（20）は支持脚（10）に支持
ブラケット（22）を介してロックバー（23）を水平方向
にスライド自在に設け、ロックバー（23）の後端を連結
ロッド（24）及びリンク（25）を介して回転支軸（26）
に連結してあり、ロックバー（23）と支持脚（10）との
間に圧縮間在させたスプリング（27）にて常時ロックバ
ー（23）の先端を支持脚（10）の他方から突出させて、
コラム（３）に形成されたロック溝（28）に侵入させる
ようにしてある。上記回転支軸（26）はベッド本体
（２）を貫通して回転自在に取付けられており、回転支
軸（26）の突出端に解除レバー（29）を取付けてある。
解除レバー（29）はロック状態で、水平位置にあり、該
解除レバー（29）を下方へ回すと、リンク（25）及び連
結ロッド（24）を介してロックバー（23）を退入させ、
ロックを解除する。上記ロック溝（28）はコラム（３）
の上部の適当な位置に形成する。第２ロック機構（21）
は支持脚（10）にロック片（30）を揺動自在に設け、ロ
ック片（30）と支持脚（12）との間にスプリング（31）
を張設して、ロック片（30）の下端のロック部（30a）
を常時支持脚の側方へ突出させるように構成してあり、
ベッド本体（２）が下降端までくると、ロック片（30）
のフック部（30）がコラム（３）に形成された係止溝
（図示せず）に侵入し、ベッド本体（２）の浮き上がり
を防止する。上記ロックバー（23）の先端上面及びロッ
ク片（30）のフック部（30a）の上面は共に下り勾配の
テーパに形成されており、ベッド本体（２）の上昇時、
コラム（３）に引掛かることがない。
上記昇降式ベッドは、ベッド本体（２）を上昇させた状
態では、第１ロック機構（20）のロックバー（23）が支
持脚（10）から突出し、コラム（３）に形成されたロッ
ク溝（28）に係止して、ベッド本体（２）をロックして
いる。第２ロック機構（21）は、ロック片（30）が支持
脚（10）内に位置している。
態では、第１ロック機構（20）のロックバー（23）が支
持脚（10）から突出し、コラム（３）に形成されたロッ
ク溝（28）に係止して、ベッド本体（２）をロックして
いる。第２ロック機構（21）は、ロック片（30）が支持
脚（10）内に位置している。
ベッド本体（２）を降ろすときは、解除レバー（29）を
下方へ回し、回転支軸（26）及びリンク（25）、連結ロ
ッド（24）を介してロックバー（23）を後退させて、ロ
ックを解除し、そのままベッド本体（２）を引き降ろ
す。すると、支持脚（10）（11）に設けた転がりローラ
（12）（12）…、（13）（13）…が各コラム（３）
（４）に形成された案内レール（3a）（3a）、（4a）
（4a）内を転がって支持脚（10）（11）をコラム（３）
（４）に沿って下降させ、同時にチェーン（16）（17）
にて回転軸（５）（６）を回転させて、カウンタウエイ
ト（14）（15）を相対的に上昇させてベッド本体（２）
を下げる。そして支持脚（10）（11）が下端まで来る
と、第２ロック機構（21）のロック片（30）が揺動し
て、フック部（30a）をコラム（３）に形成された係止
溝に嵌まり、ベッド本体（２）をロックする。
下方へ回し、回転支軸（26）及びリンク（25）、連結ロ
ッド（24）を介してロックバー（23）を後退させて、ロ
ックを解除し、そのままベッド本体（２）を引き降ろ
す。すると、支持脚（10）（11）に設けた転がりローラ
（12）（12）…、（13）（13）…が各コラム（３）
（４）に形成された案内レール（3a）（3a）、（4a）
（4a）内を転がって支持脚（10）（11）をコラム（３）
（４）に沿って下降させ、同時にチェーン（16）（17）
にて回転軸（５）（６）を回転させて、カウンタウエイ
ト（14）（15）を相対的に上昇させてベッド本体（２）
を下げる。そして支持脚（10）（11）が下端まで来る
と、第２ロック機構（21）のロック片（30）が揺動し
て、フック部（30a）をコラム（３）に形成された係止
溝に嵌まり、ベッド本体（２）をロックする。
ベッド本体（２）を上昇させるときは、そのままベッド
本体（２）を持ち上げる。すると、ロック片（30）は自
動的に揺動復帰してロックが解除され、ベッド本体
（２）は問題なく上昇し、上昇端まで来ると、スプリン
グ（27）にてロックバー（23）が突出させられ、ロック
溝（28）に嵌ってベッド本体（２）をロックする。
本体（２）を持ち上げる。すると、ロック片（30）は自
動的に揺動復帰してロックが解除され、ベッド本体
（２）は問題なく上昇し、上昇端まで来ると、スプリン
グ（27）にてロックバー（23）が突出させられ、ロック
溝（28）に嵌ってベッド本体（２）をロックする。
従って就寝時には、解除レバー（29）を回してベッド本
体（２）を降ろして、就寝し、清掃時や広い空間を必要
とするときにはベッド本体（２）を上昇させればよい。
体（２）を降ろして、就寝し、清掃時や広い空間を必要
とするときにはベッド本体（２）を上昇させればよい。
尚、上記実施例ではベッド本体（２）を手動で昇降させ
るようにしているが、回転軸（５）（６）を適宜の駆動
手段で正逆回転させるようにすれば、自動で昇降させる
こともできる。
るようにしているが、回転軸（５）（６）を適宜の駆動
手段で正逆回転させるようにすれば、自動で昇降させる
こともできる。
この考案によれば、ベッド本体を片持ち支持している支
持脚は、その両側面上下に設けたローラがコラム内に収
容されて前後から保持されているので、ベッド本体の荷
重が支持脚に作用しても倒れを生じず、しかも荷重がか
かった状態でもローラが転がり、支持脚はガタツキなく
昇降する。また両支持脚は回転軸で連結された連結部材
に吊下げられており、両支持脚は必ず同じように昇降す
る。そのためベッド本体は傾いたりせずに水平状態を保
ったままスムーズに昇降する。しかもベッド本体及び支
持脚とカウンタウエイトとは連結部材を介して釣り合っ
ており、ベッド本体は軽く昇降する。
持脚は、その両側面上下に設けたローラがコラム内に収
容されて前後から保持されているので、ベッド本体の荷
重が支持脚に作用しても倒れを生じず、しかも荷重がか
かった状態でもローラが転がり、支持脚はガタツキなく
昇降する。また両支持脚は回転軸で連結された連結部材
に吊下げられており、両支持脚は必ず同じように昇降す
る。そのためベッド本体は傾いたりせずに水平状態を保
ったままスムーズに昇降する。しかもベッド本体及び支
持脚とカウンタウエイトとは連結部材を介して釣り合っ
ており、ベッド本体は軽く昇降する。
またベッドを上昇させるときには、下方位置からベッド
本体を持上げれば、ロック片のフックがコラムの係止溝
から自動的に外れて第２ロック機構が解除され、ベッド
本体をそのまま上方位置まで上昇させることができる。
そして所定位置まで上昇すると、第１ロック機構のロッ
クバーが自動的に突出してコラムに形成されたロック溝
に侵入し、ベッド本体を停止させ、荷重がかかってもベ
ッド本体が落下しない。一方ベッド本体を下降させると
きには、第１ロック機構の解除レバーを回せば、回転支
軸が回転し、ロックバーを引き込んでロック溝から外
し、第１ロック機構を解除する。この状態でベッド本体
を降ろす。そして所定位置まで下降すると、ロック片が
コラムに形成された係止溝に侵入して、第２ロック機構
がベッド本体の浮き上がりを防止する。
本体を持上げれば、ロック片のフックがコラムの係止溝
から自動的に外れて第２ロック機構が解除され、ベッド
本体をそのまま上方位置まで上昇させることができる。
そして所定位置まで上昇すると、第１ロック機構のロッ
クバーが自動的に突出してコラムに形成されたロック溝
に侵入し、ベッド本体を停止させ、荷重がかかってもベ
ッド本体が落下しない。一方ベッド本体を下降させると
きには、第１ロック機構の解除レバーを回せば、回転支
軸が回転し、ロックバーを引き込んでロック溝から外
し、第１ロック機構を解除する。この状態でベッド本体
を降ろす。そして所定位置まで下降すると、ロック片が
コラムに形成された係止溝に侵入して、第２ロック機構
がベッド本体の浮き上がりを防止する。
このようにベッド本体の昇降操作に際して、下降時のみ
第１ロック機構の解除操作を行うだけでよく、第２ロッ
ク機構は自動的に動作してベッド本体の浮き上がりを防
止し、第１ロック機構はベッド本体の落下を防止する。
しかも第１ロック機構は自動的に解除されないので、ベ
ッド本体が不用意に落下せず、その下方で作業をしてい
ても安全である。
第１ロック機構の解除操作を行うだけでよく、第２ロッ
ク機構は自動的に動作してベッド本体の浮き上がりを防
止し、第１ロック機構はベッド本体の落下を防止する。
しかも第１ロック機構は自動的に解除されないので、ベ
ッド本体が不用意に落下せず、その下方で作業をしてい
ても安全である。
従って、ホテル等のように頻繁に清掃を行う場合には、
ベッド本体の上げ下げが容易で、操作も簡単であるの
で、老人や女性でも楽に作業できる。
ベッド本体の上げ下げが容易で、操作も簡単であるの
で、老人や女性でも楽に作業できる。
第１図は本考案に係る昇降式ベッドの斜視図、第２図は
昇降式ベッドの支持部の一部拡大正面図、第３図はその
拡大平面図、第４図は一般的なベッドの斜視図である。 （２）…ベッド本体、（３）（４）…コラム、 （５）（６）…回転軸、（10）（11）…支持脚、 （14）（15）…カウンタウエイト、 （16）（17）…連結部材。
昇降式ベッドの支持部の一部拡大正面図、第３図はその
拡大平面図、第４図は一般的なベッドの斜視図である。 （２）…ベッド本体、（３）（４）…コラム、 （５）（６）…回転軸、（10）（11）…支持脚、 （14）（15）…カウンタウエイト、 （16）（17）…連結部材。
Claims (1)
- 【請求項１】壁面に適当な間隔を持たせて平行に装着す
る一対のＣ形断面のコラムと、前記両コラム内に夫々昇
降自在に収容したコ字形断面の一対の支持脚と、前記両
支持脚の両側面上下に回転自在に取り付けられ、かつ前
記コラムの前後面で案内される複数の転がりローラと、
前記コラム内に昇降自在に収容したカウンタウエイト
と、前記両コラムの上端間に回転自在に架設した回転軸
と、前記各コラム内で前記回転軸を支点として前記支持
脚とカウンタウエイトとを吊下げてバランスさせる一対
の連結部材と、前記両支持脚の前面に片持ち支持させた
ベッド本体と、前記一方の支持脚に水平方向にスライド
自在に取り付けたロックバー並びに前記ロックバーを常
時前記支持脚から側方へ突出させるスプリング、前記一
方の支持脚及びベッド本体を貫通して回転自在に支持さ
れた回転支軸、前記回転支軸とロックバーとを連結する
リンク及び連結ロッドとからなる第１ロック機構と、前
記一方の支持脚に揺動自在に取り付けられた先端に上面
が傾斜したフック部を有するロック片並びに前記ロック
片を揺動させて前記フック部を常時前記支持脚の側方か
ら突出させるスプリングとからなる第２ロック機構と、
前記一方のコラムの上部に形成され、前記第１ロック機
構のロックバーが侵入するロック溝と、前記一方のコラ
ムの下部に形成され、前記第２ロック機構のロック片の
フックが侵入する係止溝とを有する昇降式ベッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989151981U JPH0633881Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 昇降式ベッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989151981U JPH0633881Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 昇降式ベッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0389656U JPH0389656U (ja) | 1991-09-12 |
| JPH0633881Y2 true JPH0633881Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=31698262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989151981U Expired - Lifetime JPH0633881Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 昇降式ベッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633881Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107157172A (zh) * | 2017-05-26 | 2017-09-15 | 广州德贝尔家居有限公司 | 一种手动升降床 |
| CN107212673A (zh) * | 2017-05-26 | 2017-09-29 | 广州德贝尔家居有限公司 | 一种电动升降床 |
| CN107136808A (zh) * | 2017-05-26 | 2017-09-08 | 广州德贝尔家居有限公司 | 一种升降床的配重结构 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS544705U (ja) * | 1977-06-14 | 1979-01-12 | ||
| JPH0342823Y2 (ja) * | 1986-02-15 | 1991-09-09 | ||
| JPH01112756U (ja) * | 1988-01-26 | 1989-07-28 |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1989151981U patent/JPH0633881Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0389656U (ja) | 1991-09-12 |
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