JP2552416Y2 - 引戸装置 - Google Patents

引戸装置

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JP2552416Y2
JP2552416Y2 JP1348492U JP1348492U JP2552416Y2 JP 2552416 Y2 JP2552416 Y2 JP 2552416Y2 JP 1348492 U JP1348492 U JP 1348492U JP 1348492 U JP1348492 U JP 1348492U JP 2552416 Y2 JP2552416 Y2 JP 2552416Y2
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frame
sliding door
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JP1348492U
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Inventor
士郎 高岡
Original Assignee
新日軽株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、引戸装置に関する。特
に、店舗に適用するのに好適な引戸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3および図4に従来の店舗用引戸装置
の概略構成を示す。従来の店舗用引戸装置は、枠体10
に建て込んだ一方および他方障子31,41等より構成
されている。
【0003】ここで、枠体10は、下枠部(11),上
枠部(21)および縦枠部29,29から構成されてい
る。下枠部は、図4に示す如く、並設された内側および
外側レール部12,13を有する下レール11より構成
されている。また、上枠部は、下枠部(11)より上方
に平行配設されかつ内側および外側レール部12,13
と対応して内側および外側収容部22,23が形成され
た無目21等から構成されている。
【0004】また、一方障子31は、縦框(堅框32,
内召合せ框33),下框34および上框35より構成さ
れている。同様に、他方障子41は、縦框(堅框42,
外召合せ框43),下框44および上框45より構成さ
れている。しかして、障子31(41)は、その下框3
4(44)がレール部12(13)上に戸車36(4
6)を介して走行可能に支持されかつその上框35(4
5)が無目21の各収容部22(23)に摺動自在に嵌
挿されるように枠体10に建て込まれている。
【0005】なお、通常、枠体10には、一方および他
方障子31,41が外れないように、外れ止め片(図示
省略)が外付けされている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の引戸装置では、外れ止め片を枠体10に外付けして
いるので、外観美観上問題がある。また、外れ止め片
は、ドライバー等を用いて外部から取り外すことが可能
で防犯上問題がある。
【0007】また、従来の店舗用引戸装置には、一般住
宅と異なり煙り返し等がなく店舗内の環境整備上不便な
ことがある。そこで、かかる不都合を解消するために、
一般住宅用引戸と同様に煙り返し材および気密材(タイ
ト材)を一方および他方障子31,41の内,外召合せ
框33,43のそれぞれに一体的に形成することが考え
られる。しかし、これでは召合せ框33(43)と他方
の縦框[すなわち、堅框32(42)]とが同一形状で
はなくなり、形材の兼用が図れなくなる。そのため、製
作容易性および経済性が低下することになる。
【0008】本考案の目的は、上記事情に鑑み、外観の
美観を損なうことなく一方および他方障子が外部から取
り外されるのを防止して防犯性の向上を図り、かつ各障
子の内,外召合せ框を同一形状として製作容易性および
経済性の向上を図ることができる引戸装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案に係る引戸装置
は、並設されたレール部を有する下枠部と、この下枠部
より上方に平行配設されかつ各レール部と対応して収容
部が形成された上枠部とを含み構成された枠体と、内召
合せ框を有する一方障子と、外召合せ框を有する他方障
子とを備え、各障子を、その下端部が各レール部上に戸
車を介して走行可能に支持されかつその上端部が上枠部
の各収容部に摺動自在に嵌挿されるように枠体に建て込
んだ引戸装置において、一方障子の内召合せ框に、一方
アタッチメントをその係合部が外召合せ框に向けて突出
するように装着し、他方障子の外召合せ框の内面に、一
方アタッチメントと係合して両障子の左右方向の移動を
許容しつつ前後方向の移動を規制可能な他方アタッチメ
ントを装着し、一方および他方アタッチメントを、その
上下方向長さが各障子の下端および上枠部の収容部下端
間の距離よりも小さく、かつ少なくとも一方が下枠部の
レール部上端および上枠部の収容部下端間の距離より大
きくなるように形成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成による本考案では、一方および他方障
子を枠体に建て込んだ後、一方障子の内召合せ框に、一
方アタッチメントをその係合部が外召合せ框に向けて突
出するように装着する。また、他方障子の外召合せ框の
内面に、一方アタッチメントと係合して両障子の左右方
向の移動を許容しつつ前後方向の移動を規制可能な他方
アタッチメントを装着する。
【0011】ここで、両アタッチメントは、両障子の前
後方向の移動を規制するように係合されており、かつそ
の少なくとも一方は、その上下方向長さが下枠部のレー
ル部上端および上枠部の収容部下端間の距離より大きく
なるように形成されているので、当該両アタッチメント
により両障子が枠体から外れるのが防止される。しか
も、両アタッチメントは、内装されることになるので外
部から取り外すことはできない。したがって、防犯性の
向上を図ることができる。また、両アタッチメントが内
装されることより、外観の美観は損なわれない。
【0012】なお、両アタッチメントは、その上下方向
長さが各障子の下端および上枠部の収容部下端間の距離
よりも小さくなるように形成されているので、各障子の
左右方向の移動(開閉動作)を支障なく行える。
【0013】また、両アタッチメントは、協働して両障
子の内,外召合せ框の隙間を塞ぐので、煙り返し材およ
びタイト材としての機能を果たすことになる。
【0014】さらに、上記した如く、両アタッチメント
は両障子の内,外召合せ框に後付けされるので、両框を
同一形状とすることができ、製作容易性および経済性の
向上を図ることができる。
【0015】したがって、外観の美観を損なうことなく
一方および他方障子が外部から取り外されるのを防止し
て防犯性の向上を図り、かつ各障子の内,外召合せ框を
同一形状として製作容易性および経済性の向上を図るこ
とができる。
【0016】
【実施例】本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
本考案に係る引戸装置は、図1および図2に示す如く、
枠体10[下枠部(下レール11),上枠部(無目2
1)],一方および他方障子31,41ならびに本装置
の特徴部である一方および他方アタッチメント51,6
1を含み構成されている。なお、図3および図4に示し
た構成要素と同一のものについては同一の符号を付し、
その説明を省略もしくは簡略化する。
【0017】ここで、一方障子31の内召合せ框33に
は、一方アタッチメント51がその係合部52が外召合
せ框43に向けて突出するようにネジ等を用いて装着さ
れている。また、他方障子41の外召合せ框43の内面
43aには、一方アタッチメント51と係合して両障子
31,41の左右方向の移動を許容しつつ前後方向の移
動を規制可能な他方アタッチメント61がネジ等を用い
て装着されている。そして、上記一方および他方アタッ
チメント51,61は、図1に示す如く、その上下方向
長さLが各障子31,41の下框34,44の下端およ
び無目21の収容部(22,23)下端24間の距離
[すなわち、図1における(H−h1)]よりも小さ
く、かつ少なくとも一方(本実施例では両アタッチメン
ト51,61)が下レール11のレール部(12,1
3)上端および無目21の収容部(22,23)下端2
4間の距離[すなわち、図1における(H−h)]より
大きくなるように形成されている。
【0018】次に作用について説明する。一方および他
方障子31,41を枠体10に建て込んだ後、一方障子
31の内召合せ框33に、一方アタッチメント51をそ
の係合部52が外召合せ框43に向けて突出するように
装着する。また、他方障子41の外召合せ框43の内面
43aに、一方アタッチメント51と係合して両障子3
1,41の左右方向の移動を許容しつつ前後方向の移動
を規制可能な他方アタッチメント61を装着する。
【0019】ここで、両アタッチメント51,61は、
両障子31,41の前後方向の移動を規制するように係
合されており、かつ一方アタッチメント51は、その上
下方向長さLが下レール11のレール部(12,13)
上端および無目21の収容部(22,23)下端24間
の距離(H−h)より大きくなるように形成されている
ので、当該両アタッチメント51,61により両障子3
1,41が枠体10から外れるのが防止される。しか
も、両アタッチメント51,61は、内装されることに
なるので外部から取り外すことができなくなる。したが
って、防犯性の向上を図ることができる。また、両アタ
ッチメント51,61が内装されることより、外観の美
観は損なわれない。
【0020】なお、両アタッチメント51,61は、そ
の上下方向長さLが各障子31,41の下端および無目
21の収容部(22,23)下端24間の距離(H−h
1)よりも小さくなるように形成されているので、各障
子31,41の左右方向の移動(開閉動作)を支障なく
行える。
【0021】また、両アタッチメント51,61は、協
働して両障子31,41の内,外召合せ框33,43の
隙間を塞ぐので、煙り返し材およびタイト材としての機
能を果たすことになる。
【0022】さらに、上記した如く、両アタッチメント
51,61は両障子31,41の内,外召合せ框33,
43に後付けされるので、両框32,43を同一形状と
することができ、製作容易性および経済性の向上を図る
ことができる。
【0023】したがって、外観の美観を損なうことなく
一方および他方障子31,41が外部から取り外される
のを防止して防犯性の向上を図り、かつ各障子31,4
1の内,外召合せ框33,43を同一形状として製作容
易性および経済性の向上を図ることができる。
【0024】なお、一方アタッチメント51と同様構成
のアタッチメント51′を、例えば他方障子41の外召
合せ框43に内召合せ框33に向けて突出するように装
着して両召合せ框33,43の隙間を塞ぐことにより、
より一層の気密性の向上を図ることができる。
【0025】なお、上記実施例では、他方アタッチメン
ト61を、長さLの連続板状に形成したが、一方アタッ
チメント51と係合して両障子31,41の左右方向の
移動を許容しつつ前後方向の移動を規制することができ
れば、どのように形成してもよい。例えば、他方アタッ
チメント61を、中間部分が不連続となるように形成し
てもよい。
【0026】
【考案の効果】本考案によれば、一方障子の内召合せ框
に、一方アタッチメントをその係合部が外召合せ框に向
けて突出するように装着し、他方障子の外召合せ框の内
面に、一方アタッチメントと係合して両障子の左右方向
の移動を許容しつつ前後方向の移動を規制可能な他方ア
タッチメントを装着し、一方および他方アタッチメント
を、その上下方向長さが各障子の下端および上枠部の収
容部下端間の距離よりも小さく、かつ少なくとも一方が
下枠部のレール部上端および上枠部の収容部下端間の距
離より大きくなるように形成した構成としたので、次の
ような効果を奏する。
【0027】.両アタッチメントは、両障子の前後方
向の移動を規制するように係合されており、かつその少
なくとも一方は、その上下方向長さが下枠部のレール部
上端および上枠部の収容部下端間の距離より大きくなる
ように形成されているので、当該両障子が枠体から外れ
るのが防止される。しかも、両アタッチメントは、内装
されることになるので外部から取り外すことができなく
なる。したがって、防犯性の向上を図ることができる。
また、両アタッチメントが内装されることより、外観の
美観は損なわれない。なお、両アタッチメントは、その
上下方向長さが各障子の下端および上枠部の収容部下端
間の距離よりも小さくなるように形成されているので、
各障子の左右方向の移動(開閉動作)を支障なく行え
る。
【0028】.また、両アタッチメントは、協働して
両障子の内,外召合せ框の隙間を塞ぐので、煙り返しお
よびタイト材としての機能を果たすことになる。
【0029】.さらに、上記した如く、両アタッチメ
ントは両障子の内,外召合せ框に後付けされるので、両
框を同一形状とすることができ、製作容易性および経済
性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部を示す縦断面図であ
る。
【図2】一実施例の一方および他方障子の内,外召合せ
框と一方および他方アタッチメントとの位置関係を示す
横断面図である。
【図3】従来の引戸装置の外観図である。
【図4】従来の引戸装置の概略構成を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 枠体 11 下レール(下枠部) 12 内側レール部(レール部) 13 外側レール部(レール部) 21 無目(上枠部) 22 内側収容部(収容部) 23 外側収容部(収容部) 31 一方障子 33 内召合せ框 41 他方障子 43 外召合せ框 51 一方アタッチメント 61 他方アタッチメント

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並設されたレール部を有する下枠部と、
    この下枠部より上方に平行配設されかつ各レール部と対
    応して収容部が形成された上枠部とを含み構成された枠
    体と、 内召合せ框を有する一方障子と、外召合せ框を有する他
    方障子とを備え、 各障子を、その下端部が各レール部上に戸車を介して走
    行可能に支持されかつその上端部が上枠部の各収容部に
    摺動自在に嵌挿されるように枠体に建て込んだ引戸装置
    において、 一方障子の内召合せ框に、一方アタッチメントをその係
    合部が外召合せ框に向けて突出するように装着し、 他方障子の外召合せ框の内面に、一方アタッチメントと
    係合して両障子の左右方向の移動を許容しつつ前後方向
    の移動を規制可能な他方アタッチメントを装着し、 一方および他方アタッチメントを、その上下方向長さが
    各障子の下端および上枠部の収容部下端間の距離よりも
    小さく、かつ少なくとも一方が下枠部のレール部上端お
    よび上枠部の収容部下端間の距離より大きくなるように
    形成したことを特徴とする引戸装置。
JP1348492U 1992-03-16 1992-03-16 引戸装置 Expired - Lifetime JP2552416Y2 (ja)

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JP1348492U JP2552416Y2 (ja) 1992-03-16 1992-03-16 引戸装置

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Publication Number Publication Date
JPH0671866U JPH0671866U (ja) 1994-10-07
JP2552416Y2 true JP2552416Y2 (ja) 1997-10-29

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