JP2552212Y2 - テープレコーダのモード切換え操作装置 - Google Patents

テープレコーダのモード切換え操作装置

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JP2552212Y2
JP2552212Y2 JP10412991U JP10412991U JP2552212Y2 JP 2552212 Y2 JP2552212 Y2 JP 2552212Y2 JP 10412991 U JP10412991 U JP 10412991U JP 10412991 U JP10412991 U JP 10412991U JP 2552212 Y2 JP2552212 Y2 JP 2552212Y2
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lever
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sliding
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チァン ジョン オ
一郎 佐久間
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東京ピジョン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、テープレコーダのモー
ド切換え操作装置に係わるもので、特にレバー操作で電
源スイッチ用摺動板を摺動させるモード切換え操作装置
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図4(a),(b),(c)に、従来の
テープレコーダのモード切換え操作装置を示す。同図に
おいて、1は摺動板であり、その摺動変位により、摺動
方向の一端に配置されているスイッチ(図示してない)
はオン・オフされる。2はプレイボタンで作動されるプ
レイ用レバー、3はプレイをストップさせるストップ用
レバーである。両レバー2,3には係合用突子2a,3
aがあり、摺動板1には、前記突子2a,3aをそれぞ
れ案内する斜面部1a,1cと、それに続く凹部1b,
1dが設けられている。
【0003】図4(a)は、ストップ状態を示す。この
ストップ状態では、ストップレバー3を矢印方向に押し
ても、突子3aは摺動板1の斜面部1aに係合せず、外
れた縁辺に当たるので、空押しとなる。
【0004】図4(b)は、プレイ状態(例えば、フォ
ワードプレイ)を示す。即ち、押されたレバー2の突子
2aが摺動板1の斜面部1aを押圧し、そこで生ずる分
力作用で摺動板を付勢バネ(図示してない)に抗して矢
印方向に摺動させ、凹部1bに入る。この摺動板1の摺
動によりスイッチはオンされる。また、摺動板1は突子
2aにより、オン位置にロックされると共に、摺動板の
斜面部1cはストップレバー3の突子3aと係合し得る
位置におかれる。したがって、このプレイ状態でストッ
プ用レバー3を押すと、突子3aが摺動板1の斜面部1
cを押圧し、そこで生ずる分力作用で摺動板をプレイ方
向に摺動させるので、プレイ用レバー2の突子2aは凹
部1bから外れ、ロックは解除されることになり、レバ
ー2は付勢バネにより戻され、同時に摺動板1も付勢バ
ネ(図示してない)により戻される。また、摺動板1の
戻り行程で、斜面部1cはストップ用レバー3の突子3
aの押し込みを阻止するので、レバー3はそれ以上進入
できず、付勢バネにより図4(a)の状態に戻される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記構成のモード切換
え操作機構では、プレイ用レバー2とストップ用レバー
3を同時に押した場合、図4(c)に示すように摺動板
1がスイッチをオンにするプレイ位置に摺動すると共に
ストップ用レバー3の突子3aも摺動板1の斜面部1c
を通過して凹部1dに入り、斜面部1cの下部に当たる
位置に至るので、摺動板1はそのプレイ位置にロックさ
れてしまう。そのため、解除する場合は、ストッププレ
イ以外の他のボタンを押さねばならず、操作性が不自然
となって好ましくない。またプレイボタンがロックされ
たままとなるので、そのまま放置された場合、電池の無
駄な消耗を招く。
【0006】
【考案の目的】本考案は、上記ストップ用レバーを他の
プレイ用レバーと同時に押し込み操作しても、ストップ
用レバーのみを自動的に戻るようにしたモード切換え操
作装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成するため、
本考案は、各モード設定用レバーの押し込み操作により
スイッチ作動用摺動板を摺動させてスイッチを作動させ
ると共に前記摺動板の凹部に各モード設定用レバーの突
子が係合して設定用レバーを保持するテープレコーダの
モード切換え操作装置において、前記摺動板(1)には
係合解除用突起部(4)が設けられ、前記モード設定用
レバーの押し込みモード設定時、ストップ用レバー
(5)には、その押し込み操作時に前記突起部(4)
一側面を弾圧して摺動板(1)をロック解除方向に摺動
させて係合を解除すると共に摺動板(1)の復帰状態で
戻り動作時に前記突起部(4)の他側面側を迂回して
通り、またモード設定用レバーの非モード設定時ストッ
プ用レバー(5)を他のモード設定用操作レバーと同時
に押し込んだ際の前記ストップ用レバー(5)の戻り動
作時に前記突起部(4)の他側面を弾性的に回避して通
る係合用弾性部材(5c)が設けられていることを要旨
とする。
【0008】
【作用】上記構成によれば、従来の装置と同様にストッ
プ用レバーの押し込み操作により、摺動板のロック状態
は解除される。また、ストップ用レバーを他の操作レバ
ーと同時に押し込んだ場合にも、摺動板はその摺動位置
に保持されたままで、ストップ用レバーが戻される。
【0009】
【実施例】図1(a)〜(h)、図2および図3に、本
考案の一実施例を示す。なお、図4と同一または類似す
る部材には同じ符号が付されている。即ち、1は摺動
板、1aは斜面部、1bは凹部、2はプレイ用レバー、
2aは突子であって、摺動板1の板面上の所定部位に、
係合用斜面4a,4bを有する突起部4が設けられてい
る。
【0010】5は合成樹脂製のストップ用レバーであっ
て、前記摺動板1上の突起部4に係合される腕形弾性部
材5aと、戻り用バネに用いられるバネ部材5bとを備
えている。前記弾性部材4aの先端には前記突起部4と
直接係合する頭部5cが形成されている。なお、6は前
記バネ部材5bを支える受部であり、Sは摺動板1の摺
動方向の一端に配置された電源スイッチである。
【0011】次に、モード切換え操作を図1(a)〜
(h)に基づいて説明する。図1(a)は、ストップ状
態を示す。ストップ用レバー5の弾性部材、5aの頭部
5cは、摺動板1の突起部4から外れた位置にあるた
め、レバー5を押し込んでも、空押しとなる。
【0012】図1(b)は、プレイ用レバー2を押し込
んだ状態を示す。摺動板1は右方向に摺動してスイッチ
Sをオンにし、その位置にロックされている。このプレ
イ状態では、摺動板1の突起部4はストップ用レバー5
の弾性部材5aの頭部5cの通る位置におかれている。
【0013】図1(c)はストップ用レバー5の押し込
み行程途中の状態を示す。前記弾性部材5aの頭部5c
は、突起部4の係合用斜面4aと弾圧係合し、その際に
生ずる分力作用で摺動板1をロック解除方向(プレイ時
の摺動板の摺動方向)に摺動させている。この摺動によ
り、プレイ用レバー2の突子2aは摺動板1の凹部1b
から離脱した状態におかれている。
【0014】図1(d)は、前記弾性部材5aの頭部5
cが突起部4を通過することで、摺動板1は解放され、
付勢バネにより元の位置に戻され、同時にプレイ用レバ
ー2も付勢バネにより押し込み前の位置に戻された状態
を示している。ここで、スイッチSはオフされる。ま
た、ストップ用レバー5のバネ部材5bはレバー5の押
し込み時に受部6との関係で反発力を蓄積した状態にあ
る。
【0015】図1(e)は、弾性部材5aの頭部5cが
突起部4を迂回して通り、ストップ用レバー5がバネ部
材5bの蓄積付勢力で押し込み前の位置に戻された状態
を示している。
【0016】図1(f)は、プレイ用レバー2をストッ
プ用レバー5を同時に押し込んだ状態を示している。同
時押しの場合、摺動板1は図1(b)と同時に右方向に
摺動してスイッチSをオンにしてロックされるが、その
前にストップ用レバー5の弾性部材5aの頭部5cは前
記突起部4を通過した位置におかれている。
【0017】図1(g)は、ストップ用レバー5がバネ
部材5bの蓄積反発力により元位置に戻る際、弾性部材
5aの頭部5cが突起部4の他方の斜面4bを弾力で回
避している状態を示している。斜面4bを弾圧する際に
生じる分力作用は摺動板1を左方向に押圧するので、摺
動板1はそのままプレイ位置にロックされる。
【0018】図1(h)は、前記弾性部材5aの頭部5
cが突起部4の斜面4bを通過した状態を示している。
【0019】なお、上記実施例では、ストップ用レバー
5に戻し用バネ部材5aを一体に形成しているが、バネ
部材は別に設けたものを用いてもよい。
【0020】
【考案の効果】以上に述べたように、本考案によれば、
ストップ用レバーを他の操作レバーと同時に押し込んで
も、ストップ用レバーはロックされないので、ストップ
ボタン本来の機能を果たし、操作性の不自然を改善する
ことができ、また誤動作による電池の消耗を確実に回避
させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるモード切換え操作装置
の作動状態を示す説明図である。
【図2】摺動板の部分斜視図である。
【図3】ストップ用レバーの斜視図である。
【図4】従来のモード切換え操作装置の作動状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 摺動板 2 操作レバー 3 従来のストップ用レバー 4 係合用突起部 5 本考案によるストップ用レバー 5a 弾性部材 5b バネ部材 5c 頭部 6 受部 S スイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各モード設定用レバーの押し込み操作に
    よりスイッチ作動用摺動板を摺動させてスイッチを作動
    させると共に前記摺動板の凹部に各モード設定用レバー
    の突子が係合して設定用レバーを保持するテープレコー
    ダのモード切換え操作装置において、 前記摺動板(1)には係合解除用突起部(4)が設けら
    れ、前記モード設定用レバーの押し込みモード設定時、
    ストップ用レバー(5)には、その押し込み操作時に前
    記突起部(4)の一側面を弾圧して摺動板(1)をロッ
    ク解除方向に摺動させて係合を解除すると共に摺動板
    (1)の復帰状態での戻り動作時に前記突起部(4)の
    他側面側を迂回して通り、またモード設定用レバーの非
    モード設定時ストップ用レバー(5)を他のモード設定
    操作レバーと同時に押し込んだ際の前記ストップ用レ
    バー(5)の戻り動作時に前記突起部(4)の他側面を
    性的に回避して通る係合用弾性部材(5c)が設けら
    れていることを特徴とするテープレコーダのモード切換
    え操作装置。
JP10412991U 1991-11-21 1991-11-21 テープレコーダのモード切換え操作装置 Expired - Fee Related JP2552212Y2 (ja)

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