JP2551826B2 - ブレーキ制御装置 - Google Patents

ブレーキ制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はブレーキ制御方法に関する。
〔従来の技術と解決しようとする課題〕
従来、回転中のモータにブレーキをかける場合、ホー
ル素子等の検出器を有するモータにおいては、該検出器
の入力端子を入れ換えることにより、検出器の位相をず
らせて逆位相としてブレーキ力を得たり、または、コイ
ルをショートすることによってブレーキをかけていた。
しかして、センサーレスのブラシレスモータでは、18
0゜位相をずらせる方法は実際的には不可能である。
けだし、通常の状態での駆動は逆起電力のプラスの部
分の120゜間をモータ駆動電源側にスイッチし、マイナ
ス部分の120゜間を接地側にスイッチする。そして、ブ
レーキ時は逆起電力のプラスの部分の120゜間を接地側
にスイッチし、逆起電力のマイナスの部分の120゜間を
モータ駆動電源側にスイッチする。一方、センサーレス
タイプでは、逆起電力検出部で逆起電力を検出してロー
タ位置の検出信号としている。従って、ゼロクロスを検
出する場合、駆動時は逆起電力を検出した後パワー段が
動作すると検出部がより安定になるように動作するが、
ブレーキモード時は逆起電力を検出した後、パワー段が
動作すると検出部が元の状態に引き戻されるように動作
する。即ち、極めて高速でON−OFFを繰り返し、発振状
態となって不安定になって起動不能となるからである。
そこで、本発明では、簡単かつ確実にブレーキをかけ
ることができるブレーキ制御方法を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、フィルタを有する逆起電力検出部
と、3相のステータコイルに励磁電流を通電するタイミ
ングを制御する制御回路部と、を備えたセンサーレス3
相ブラシレスモータのブレーキ制御装置において、逆起
電力検出部と制御回路部との間には第1切換部が配設さ
れ、制御回路部とステータコイルとの間には第2切換部
が設けられ、制動時には、第1切換部が切り換えられる
ことによって、逆起電力検出部から制御回路部に送給さ
れる3相の入力信号のうち2相の入力信号が相互に入れ
換えられると共に、第2切換部が切り換えられることに
よって、制御回路部からステータコイルに送給される3
相の信号のうち第1切換部にて入れ換えられた信号が再
度入れ換えられる。
〔作用〕
モータ回転中に、上述の如き本発明に係るブレーキ制
御装置を用いて逆相制動すれば、ブレーキ力が作用し、
モータは停止する。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明のブレーキ制御装置に用いた電気回路
を示し、この回路は、フィルタ1,1,1を有する逆起電力
検出部2と、ステータコイル3a,3b,3cに励磁電流を通電
するタイミングを制御する制御回路部4と、を備えてい
る。なお、このブレーキ制御装置はセンサーレス3相ブ
ラシレスモータに使用される。
即ち、センサーレスブラシレスモータでは、逆起電力
を検出してロータ位置の検出信号として、その信号に基
づいて、ステータコイル3a,3b,3cに励磁電流を通電して
回転駆動するものであって、逆起電力検出部2にて検出
された信号を、制御回路部4に入力し、該制御回路部4
で励磁電流のタイミングを制御し、さらに、該制御回路
4からステータコイル3a,3b,3cにその制御された信号が
順次入力される。
しかして、逆起電力検出部2は、フィルタ1,1,1と、
アンプ8,8,8と、からなり、該フィルタ1…によりステ
ータコイル3a,3b,3cの逆起電力波形の歪みによるノイズ
を除去し、アンプ8,8,8によりその信号を増幅して制御
回路4に入力する。また、制御回路部4は、アンド回路
9a…と、増幅器10a…と、トランジスタ11a…と、抵抗12
a…と、を備えている。
また、この回路は、逆起電力検出部2から上記制御回
路部4への入力信号の3相のうちの2相を相互に入れ換
える第1切換部5と、該制御回路部4から上記ステータ
コイル3a,3b,3cへ入力される信号のうちの上記入れ換え
られた信号に対応する信号を相互に入れ換える第2切換
部6,6と、を備えている。
即ち、コイル3a,3b,3cからの夫々の逆起電力U1,V1,W1
は、第2図の(I)(II)(III)に示す様な波形であ
れば、逆起電力検出部2から制御回路部4への入力信号
U2,V2,W2は、第2図の(IV)(V)(VI)に示す様な波
形であり、また、制御回路部4から各コイル3a,3b,3cへ
の励磁電流U3,V3,W3は、第2図の(VII)(VIII)(I
X)の様な波形となり、このモータは回転する。
しかして、モータ回転中にブレーキをかけようとすれ
ば、第1切換部5と第2切換部6,6とを作動させて、第
3図に示す様なブレーキモードとすればよい。つまり、
検出部2から制御回路部4への入力信号のV2,W2を入れ
換えて、第3図の(V)(VI)に示すV2′,W2′とする
と共に、制御回路部4において、該制御回路部4からス
テータコイル3a,3b,3cへ入力される信号のV3,W3を入れ
換えて、第3図の(VIII)(IX)に示すV3′,W3′とす
れば、このモータにブレーキ力が作用し、停止する。
なお、第1切換部5と第2切換部6,6とは接続用配線1
3により連結され、同時に切換えられる。
また、逆起電力検出部2のフィルタ1の時定数を、ブ
レーキ力が作用してモータ回転数が減少するに従って順
次大とすれば、より一層効果的にブレーキがかかること
になる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したような装置であるので、以下
に記載されるような効果を奏する。
回転中に確実にブレーキ力を作用させることができ
て、停止させることができる。特に、逆起電力検出部2
のフィルタ1の時定数を、モータ回転数が減少するに従
って順次大とすれば、より一層効果的にブレーキがかか
ることになる。また、この方法を行なうための電気回路
は複雑なものとはならず、この方法を採用した場合にお
いてもそのブラシレスモータの製造は簡単であり、コス
ト高とならない利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るブレーキ制御装置に用いられた電
気回路の一実施例を示す回路図、第2図は回転駆動中の
特性を示す波形図、第3図はブレーキモード中の特性を
示す波形図である。 1……フィルタ、2……逆起電力検出部、3……ステー
タコイル、4……制御回路部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルタ1を有する逆起電力検出部2と、
    3相のステータコイル3a,3b,3cに励磁電流を通電するタ
    イミングを制御する制御回路部4と、を備えたセンサー
    レス3相ブラシレスモータのブレーキ制御装置におい
    て、 該逆起電力検出部2と該制御回路部4との間には第1切
    換部5が配設され、該制御回路部4と該ステータコイル
    3a,3b,3cとの間には第2切換部6が設けられ、 制動時には、該第1切換部5が切り換えられることによ
    って、該逆起電力検出部2から該制御回路部4に送給さ
    れる3相の入力信号のうち2相の入力信号が相互に入れ
    換えられると共に、該第2切換部6が切り換えられるこ
    とによって、該制御回路部4から該ステータコイル3a,3
    b,3cに送給される3相の信号のうち該第1切換部5にて
    入れ換えられた信号が再度入れ換えられる、ことを特徴
    とするブレーキ制御装置。
  2. 【請求項2】該逆起電力検出部2の該フィルタ1の時定
    数は、モータの回転数が減少するに従って漸次増大する
    請求項1記載のブレーキ制動装置。
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JPS5931319B2 (ja) * 1976-11-06 1984-08-01 日本電信電話株式会社 Dcブラシレス電動機のブラシ角進み遅れ制御装置
JPS59162785A (ja) * 1983-03-07 1984-09-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動機による位置決め装置
JPS63114586A (ja) * 1986-10-29 1988-05-19 Shibaura Eng Works Co Ltd 三相dcブラシレスモ−タの制動方法

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