JP3364948B2 - ブラシレスモータの駆動装置 - Google Patents

ブラシレスモータの駆動装置

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JP3364948B2
JP3364948B2 JP11568492A JP11568492A JP3364948B2 JP 3364948 B2 JP3364948 B2 JP 3364948B2 JP 11568492 A JP11568492 A JP 11568492A JP 11568492 A JP11568492 A JP 11568492A JP 3364948 B2 JP3364948 B2 JP 3364948B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブラシレスモータにかか
り電機子巻線に誘起される誘起電圧によって磁石回転子
と電機子巻線との相対的位置を検出するブラシレスモー
タの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のブラシレスモータは、特公
昭57−160386にも見られる図8に示すような構
成となっている。同図に於て、1はモータ、2はスイッ
チング素子群、3は位置検出回路、4は位置検出回路3
の信号によりスイッチング素子群の駆動信号を生成して
モータ1を回転駆動する制御装置、1u、1v、1w、
はモータ1のU相、V相、W相の巻線をそれぞれ示して
いる。
【0003】磁石回転子が回転することによって巻線1
u、1v、1wに発生する誘起電圧はそれぞれ位置検出
回路3u、3v、3wに入力されU相、V相、W相の位
置検出信号に変換される。この3系統の位置検出信号は
それぞれ制御装置4に入力され、制御装置4は位置検出
信号に基づいた駆動信号を生成し、駆動回路に駆動信号
を与えモータを回転している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
ではU相、V相、W相それぞれに専用の位置検出回路を
設けなくてはならず複雑な構成になっている。また各々
の相の回路素子のばらつきで正確な位置検出ができない
といった問題を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる問題点を解決する
ために本発明は、モータのU相、V相、W相の巻線の誘
起電圧信号を一つに結合し1個の位置検出回路でモータ
を駆動できるようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明は、巻線と位置検出回路の間に設けたス
イッチを切り替え、位置検出に有効な信号のみを選択す
るようにしたものである。
【0007】また、本発明は前記スイッチの位置検出回
路側の3信号を接続し、1個の位置検出回路に入力する
ようにしたものである。
【0008】また、本発明は、前記スイッチの制御を制
御装置の専用端子を用いて通電させるようにしたもので
ある。
【0009】さらに、前記スイッチの制御を制御装置の
駆動信号より生成して通電させるようにしたものであ
る。
【0010】
【実施例】以下には本発明の一実施例を添付図面を用い
て説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の構成図で、1は
モータ、2はスイッチング素子群、3は位置検出回路、
4は制御装置、TSu、TSv、TSwはそれぞれU
相、V相、W相に設けられたスイッチを示している。
【0012】図2は本発明の一実施例のブラシレスモー
タの回転中のそれぞれの構成要素に於ける波形を示した
ものである。U、V、Wはブラシレスモータ1の巻線の
電圧波形、Sbは基準電圧波形、SrはスイッチTS
u、TSv、TSwの出力波形、SPは位置検出信号、
TRu、TRv、TRw、TRx、TRy、TRzはス
イッチング素子群2に出力される制御装置4からの駆動
出力波形TRをt0からt11の時間としてそれぞれ示
している。
【0013】図3はスイッチング素子群2の構成を示す
図で、TRu,TRxが直列に接続されその接続点がモ
ータ1のU相巻線に接続されている。また、TRv,T
Ryが直列に接続されその接続点がモータ1のV相巻線
に接続されている。TRw,TRzが直列に接続されそ
の接続点がモータ1のW相巻線に接続されている。TR
u、TRv、TRw、TRx、TRy、TRzは制御装
置4より駆動信号を受け取りモータ1の通電相、通電方
向を切り替えモータを回転している。
【0014】図4は、他の実施例を示す構成図で、制御
装置4の専用端子4U、4V、4Wからの駆動信号でス
イッチTSu、TSv、TSwは動作する。
【0015】図5は、他の実施例におけるブラシレスモ
ータの回転中のそれぞれの構成要素に於ける波形を示し
たものである。TRu、TRv、TRw、TRx、TR
y、TRzはスイッチング素子群2に出力される制御装
置4からの駆動出力波形TR、スイッチTSu、TS
v、TSwの駆動信号SENSu、SENSv、SEN
Swをt0からt11の時間としてそれぞれ示してい
る。
【0016】図6は、他の実施例を示す構成図で、5は
スイッチ駆動信号生成器でスイッチング素子群2の駆動
信号からスイッチTSu、TSv、TSwの駆動信号を
生成している。
【0017】図7は、スイッチ駆動信号生成器5の構成
を示す図である。まず図1に於て、スイッチTSu、T
Sv、TSwはモータ1の巻線1u、1v、1wにそれ
ぞれ接続され、スイッチTSu、TSv、TSwの他方
は1点にまとめられ位置検出回路3に接続されている。
スイッチTSu、TSv、TSwは必要に応じて切り替
えることが出来、切り替えられたスイッチのみが巻線か
らの電圧信号を位置検出回路3に傳えることができるよ
うになっている。
【0018】次に図2に於て、U相では同図で明らかな
ように、時刻t1からt2とt4からt5で位置検出が
可能になっている。また、V相では同様に、時刻t3か
らt4とt6からt7で位置検出が可能になっている。
W相では、時刻t2からt3とt5からt6で位置検出
が可能になっている。位置検出可能時間でスイッチTS
u、TSv、TSwを動作させると同図のSRに示すU
相、V相、W相の合成信号を作ることができる。この合
成信号SRを位置検出回路3に入力し位置検出信号SP
を得ることができ、位置検出回路1個でブラシレスモー
タを駆動することができる。
【0019】また、図4、図5に於て、専用端子4U、
4V、4Wからは駆動信号SENSu、SENSv、S
ENSwが出力されスイッチTSu、TSv、TSwを
駆動する。U相では同図で明らかなように、時刻t1か
らt2とt4からt5で駆動信号SENSuがON信号
になっている。また、V相では同様に、時刻t3からt
4とt6からt7で駆動信号SENSvON信号になっ
ている。W相では、時刻t2からt3とt5からt6駆
動信号SENSwがON信号になっている。従って前述
の通り、位置検出可能時間でスイッチTSu、TSv、
TSwを動作させ、U相、V相、W相の合成信号を作る
ことができ、位置検出回路1個でブラシレスモータを駆
動することができる。
【0020】さらに、図6、図7に於て、スイッチ駆動
信号生成器5はスイッチング素子群2に出力される制御
装置4からの駆動出力波形TRu、TRxをNOR回路
にて処理しスイッチ駆動信号SENSuを生成してい
る。また同様に駆動出力波形TRv、TRyをNOR回
路にて処理しスイッチ駆動信号SENSvを、駆動出力
波形TRw、TRzをNOR回路にて処理しスイッチ駆
動信号SENSwを生成している。NOR回路の動作に
ついては周知なのでここでは説明を省略する。従って同
様に前述の通り、位置検出可能時間でスイッチTSu、
TSv、TSwを動作させ,U相、V相、W相の合成信
号を作ることができ位置検出回路1個でブラシレスモー
タを駆動することができる。
【0021】
【発明の効果】上記の説明で明らかなように、本発明は
3相結線された電機子巻線と、6個の制御電極付き半導
体スイッチング素子を3相ブリッジ接続して形成したス
イッチング素子群と、磁石回転子とを有し、3相結線さ
れた電機子巻線に各々異なるスイッチの一端を接続し、
3つのスイッチの他端を一つの位置検出装置に接続し、
その位置検出装置から出力される電圧信号に基づいてス
イッチング素子群を制御して磁石回転子を回転させる制
御装置を設け、3相結線された電機子巻線のうち通電さ
れていない、位置検出可能な巻線に接続されているスイ
ッチを通電可能状態とするブラシレスモータの駆動装置
であり、位置検出回路が1個になるため各相の回路ばら
つきがなくなり、正確な位置検出が行え、円滑にモータ
を運転することができる。また、回路を縮小することが
でき、安価に、制御回路を簡素にすることができる。簡
単な構成で波形を選択することができる。
【0022】
【0023】さらに、前記構成にて、前記スイッチの制
御を制御装置の専用端子を用いて通電させる特徴とする
ブラシレスモータの駆動装置であり、特別な部品を使用
せずに実現できこれもまた正確な位置検出が行え、円滑
にモータを運転することができる。
【0024】また前記構成にて前記スイッチの制御を制
御装置の駆動信号より生成して通電させる特徴とするブ
ラシレスモータの駆動装置によれば制御装置を簡単な安
価なもので実現できる。
【0025】このように本発明は、数々の利点を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図
【図2】第1の実施例に於ける動作波形図
【図3】スイッチング素子群の構成図
【図4】本発明の第2の一実施例の構成図
【図5】第2の実施例に於ける動作波形図
【図6】本発明の第3の一実施例の構成図
【図7】本発明の第3の一実施例に於けるスイッチ駆動
信号生器の構成図
【図8】従来例の構成図
【符号の説明】
1 モータ 2 スイッチング素子群 3 位置検出回路 4 制御装置 TSu U相に設けられたスイッチ TSv V相に設けられたスイッチ TSw W相に設けられたスイッチ U U相巻線の電圧波形 V V相巻線の電圧波形 W W相巻線の電圧波形 Sb 基準電圧波形 Sr スイッチの出力波形 SP 位置検出信号 TR 駆動出力波形 4U、4V、4W 制御装置の専用端子 5 スイッチ駆動信号生成器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−54893(JP,A) 特開 平4−54894(JP,A) 特開 平3−235693(JP,A) 特開 平3−183394(JP,A) 特開 平6−237596(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 6/00 - 6/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3相結線された電機子巻線と、6個の制
    御電極付き半導体スイッチング素子を3相ブリッジ接続
    して形成したスイッチング素子群と、磁石回転子とを有
    し、前記3相結線された電機子巻線に各々異なるスイッ
    チの一端を接続し、前記3つのスイッチの他端を一つの
    位置検出装置に接続し、その位置検出装置から出力され
    る電圧信号に基づいて前記スイッチング素子群を制御し
    て前記磁石回転子を回転させる制御装置を設け、前記3
    相結線された電機子巻線のうち通電されていない、位置
    検出可能な巻線に接続されている前記スイッチを通電可
    能状態とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 スイッチの制御を制御装置の専用端子を
    用いて通電させる請求項1記載のブラシレスモータの駆
    動装置。
  3. 【請求項3】 スイッチの制御を制御装置の駆動信号よ
    り生成して通電させる請求項1記載のブラシレスモータ
    の駆動装置。
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