JP2551562Y2 - テント - Google Patents

テント

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JP2551562Y2
JP2551562Y2 JP1992083949U JP8394992U JP2551562Y2 JP 2551562 Y2 JP2551562 Y2 JP 2551562Y2 JP 1992083949 U JP1992083949 U JP 1992083949U JP 8394992 U JP8394992 U JP 8394992U JP 2551562 Y2 JP2551562 Y2 JP 2551562Y2
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JP
Japan
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opening
main body
roof
tent
wall
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JP1992083949U
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English (en)
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JPH0645002U (ja
Inventor
実 斉藤
Original Assignee
株式会社ジャパン・クラップス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、剛性かつ耐水性を有
する材料で形成され、地表に立てた支柱で本体が支柱さ
れるテントに係り、特に雨水の侵入を有効に防止したテ
ントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種イベント,運動会等において日除け
等として仮設されるテントが各種開発されている。通常
このテントは、耐久性のある丈夫な布地等で形成され、
かつ、防水処理を施すことによって、突然の雨等にも対
応できるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
テントにあっては、全体をおおうタイプのものは別にし
て、即ち屋根に相当する部分のみを支柱で支持し、側壁
面が開口されたタイプの場合、例えば突然の横風が屋根
の内部に吹き込み、これによって屋根があおられて倒れ
たり、吹き飛ばされる場合があり、大きな問題になって
いる。
【0004】そこで、実公昭56−26586号公報に
記載のように、窓を開口させると共に、その開口した窓
に蚊帳地を取付けたものが開発されている。ところが、
これでは、十分な風抜けを行うことができず、しかもテ
ント内に向けて窓覆が上部を開く構成としているので、
外からの強風がテント内の上方に導かれてテントが上へ
持ち上げられる虞れがある。
【0005】また、実開昭63−117624号公報に
記載の風抜き器も提案されているが、開口面積が十分で
なく、僅かな風量の風のみに有効であって、突風には対
応できないものであり、しかも構造が複雑であるため故
障したり、開口部に埃等が目詰りする虞れがある。さら
に傾斜した屋根に取付けると雨水が入り込む虞れがあ
る。
【0006】そこで、この考案は、上記した欠点に鑑
み、簡単な構造であって、強風や突風に対し効果的に風
抜きを行うことができ、しかも屋根に取付けた場合であ
っても閉鎖時に雨の侵入を有効に防止することができる
テントを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1に係るテ
ントは、剛性かつ耐水性を有する材料で形成され、地表
に立てた支柱で支持される本体と、この本体の屋根に開
設されると共に周縁部に雨の侵入を阻むために一定高さ
に起立し上方に向けて尖まった形状に形成された壁を設
け、かつ、外部から吹き込む風を逃がす開口孔と、屋根
を流れ落ちる雨水を前記開口孔側の壁とによって分流さ
せるために上方向に向けて尖まった形状に形成されると
ともに縁部に沿って壁が形成され、前記開口孔を覆うよ
うに、かつ、開閉自在に設けられた開閉蓋と、この開閉
蓋を本体上側に折り返して本体に固定させる係止手段と
を備えたものである。
【0008】
【作用】この考案のテントは、屋根に直接開口した開口
孔を介して外部からの屋根内に吹き込む風を逃がすこと
ができるようになっている。また、このテントは開口孔
の周縁に一定高さの起立した壁を設け、屋根を伝って流
れ落ちる雨水が開口孔内へ侵入するのをその起立した壁
防止するようになっていると共に、蓋を上部が尖まっ
た形状に形成し、開口孔に向かい流れ落ちる雨水を開口
孔と開閉蓋とにそれぞれ設けた壁によって左右に誘導・
分流させるようになっている。
【0009】
【実施例】以下この考案の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。図1はこの考案に係る第1実施例
のテント1を示すものであり、このテント1は、支柱で
支持された本体1Aの開口孔2(図2参照)に開閉蓋3
が開閉自在に取付けられている。
【0010】 本体1Aは、剛性かつ耐水性を有する厚手
の布地等で形成されており、切妻型の屋根を構成してい
る。また、この本体1Aの開口孔2近傍には開閉蓋3に
設けたループ状の止め部材3Eが係止するボタン1Bが
設けられている。なお、このテントの本体1Aを構成す
る屋根としては特にこの切妻型のものに限定されるもの
ではなく、寄棟型の屋根にも勿論適用可能である。ま
た、この本体1Aの壁面部分である支柱の周辺に三方幕
を形成したものについても適用可能であり、この場合に
は風抜けについての効果がより高いものである。
【0011】 開口孔2は、この実施例では図2に示すよ
うに頂角が上部に位置する二等辺三角形状に形成されて
おり、図3に示すように三辺からなる周縁部に屋根を伝
って流れ落ちる雨水の侵入を防止するため一定高さの起
立した壁2Aが形成されている。なお、この実施例では
開口孔を二等辺三角形状に形成したが、特にこれに限定
されるものではなく、上部が尖状を有するような形状、
例えば菱形,五角形状,その他各種の形状のものが適用
可能である。
【0012】 開閉蓋3は、開口孔2に開閉自在に設けら
れており、この実施例では開口孔2を完全に覆うように
開口孔2より一回り大き目の二等辺三角形状に形成さ
れ、かつ、少なくとも壁2Aの高さよりも高い起立壁3
Aを周縁部に形成した構成となっている。そして、この
開閉蓋3は、本体1Aに厚手の布や皮で形成して縫着し
た補強部材等の連結手段3Bで取付けられており、上方
へ自由に折り返すことができるようになっている。ま
た、この開閉蓋2の内外面には、適宜の手段、例えば長
い桿等で引掛けて開いたり閉じたりさせるためのフック
3C,3Dが設けられている。
【0013】 さらに、この開閉蓋3には、閉鎖時に不用
意に開放せぬようにするため、開口孔2の周縁部に設け
たマジックテープ4Aと係止するマジックテープ4Bが
周縁部に取付けられていると共に、開口孔2を確実に閉
じておくため、ループ状の止め部材3Eが取付けられて
いる。さらに、この開閉蓋3の外面下部側には、この開
閉蓋3を上方へ折り返して確実に開放させておくため、
本体1Aの上部側に設けたマジックテープ5Aに係止す
るマジックテープ5Bが取付けられている。
【0014】 なお、この実施例の開閉蓋3は二等辺三角
形状に形成されているが、特にこれに限定されるもので
はなく、屋根を伝って流れ落ちる雨水を分流させるよう
な形状、つまり周縁部に沿って形成する起立壁3Aが
方に向けて尖状に形成されものであればよい。
【0015】 次に、この考案に係る他の実施例について
図4及び図5を参照しながら説明する。図4はこの考案
の第2実施例に係るテント11を示すものであり、この
テント11は、正八角形等に形成した大型のものが使用
されており、本体11Aには、三連の窓21,22,2
3に開閉自在に取付けられた三連の開閉蓋31,32,
33が設けられている。この開閉蓋31〜33は、内部
に硬めの芯材を挿入して縫い合せ、ある程度のウェィト
を付与しており、開閉時に折り曲りやへたり等が発生す
るのを防止するようになっている。また、この開閉蓋3
1〜33には、鉄片31A〜33Aが取付けてあり、閉
じたときに、本体1′A側のマグネット片31B〜33
Bに磁力で吸着して固定保持されるようになっている。
【0016】 そして、これらの開閉蓋31〜33は、連
結ロープ6A,6Bで一体に連結されており、図5に示
すように滑車8を介して開閉部材7であるウインチ等で
連結ロープ6A,6Bを巻き上げて同時に3つの開閉蓋
31〜33を開閉させるようになっている。なお、これ
らの開閉蓋31〜33の開閉手段としては、特にこれに
限定されるものではなく、各種のものが適用可能であ
る。また、開閉蓋の閉鎖時の固定保持手段としては、特
にこの磁力を利用したものに限定されるものではなく、
例えばゴム等の弾性力によって閉鎖状態を保持するよう
にしてもよい。
【0017】
【考案の効果】以上説明してきたように、この考案に係
るテントによれば、屋根に直接開口した開口孔を介して
外部から屋根内に吹き込む風を逃がすことができるよう
になっており、屋根の大きさに合せて大きな開口孔が開
設できるので、風抜け効率のよいものが低コストで提供
できる。
【0018】 また、この考案に係るテントは、開口孔の
周縁に一定高さの起立した壁を設け、屋根を伝って流れ
落ちる雨水が開口孔内へ侵入するのを防止するようにな
っていると共に、蓋を上部が尖まった形状に形成し、開
口孔に向かい流れ落ちる雨水を開口孔と開閉蓋との双方
に設けた壁によって左右に誘導・分流させるようになっ
ているので、屋根に設けた開口孔からの雨水の侵入を効
果的に阻止することができる。さらに、この開口孔の周
縁の壁で補強されているので、常時孔がしっかりと一
の形を保持することができ、撓んで隙間から水が侵入す
ることもないばかりか、長期間に亘り、開口孔の補強手
段ともなり、裂傷するのを防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る第1実施例のテントを示す斜視
図。
【図2】同テントの開閉孔の周辺を示す要部拡大図。
【図3】図2に示す開閉孔周辺の断面図。
【図4】第2実施例のテントを示す斜視図。
【図5】同テントの断面図。
【符号の説明】
1,11 テント 1A,11A 本体 2,21〜23 開口孔 2A 壁 3,31〜33 開閉蓋3A 蓋 4A,4B,5A,5B マジックテープ(係止手段)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛性かつ耐水性を有する材料で形成さ
    れ、地表に立てた支柱で支持される本体(1A・11
    A)と、 この本体(1A・11A)の屋根に開設されると共に、
    周縁部に雨の侵入を阻むために一定高さに起立し上方に
    向けて尖まった形状に形成された(2A)を設け、
    つ、外部から吹き込む風を逃がす開口孔(2・21〜2
    3)と、 屋根を流れ落ちる雨水を前記開口孔(2・21〜23)
    側の壁(2A)とによって誘導・分流させるために上方
    に向けて尖まった形状に形成されるとともに縁部に沿っ
    て壁(3A)が形成され、前記開口孔(2・21〜2
    3)を覆うように、かつ、開閉自在に設けられた開閉蓋
    (3・31〜33)と、 この開閉蓋(3・31〜33)を本体(1A・11A)
    上側に折り返して本体(1A・11A)に固定させる係
    止手段(4A・4B・5A・5B)とを備えたことを特
    徴とするテント。
JP1992083949U 1992-11-11 1992-11-11 テント Expired - Lifetime JP2551562Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992083949U JP2551562Y2 (ja) 1992-11-11 1992-11-11 テント

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JP1992083949U JP2551562Y2 (ja) 1992-11-11 1992-11-11 テント

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Publication Number Publication Date
JPH0645002U JPH0645002U (ja) 1994-06-14
JP2551562Y2 true JP2551562Y2 (ja) 1997-10-22

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ID=13816842

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992083949U Expired - Lifetime JP2551562Y2 (ja) 1992-11-11 1992-11-11 テント

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100580868B1 (ko) * 2003-12-03 2006-05-16 경 재 최 텐트용 환기창의 방수구조
JP2016196753A (ja) * 2015-04-03 2016-11-24 株式会社キャラバンジャパン テント及びテントシート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0115620Y2 (ja) * 1985-06-26 1989-05-10
JPH0636191Y2 (ja) * 1990-06-06 1994-09-21 明 新井 魚釣り用テント

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JPH0645002U (ja) 1994-06-14

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