JPH0636191Y2 - 魚釣り用テント - Google Patents

魚釣り用テント

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JPH0636191Y2
JPH0636191Y2 JP5984290U JP5984290U JPH0636191Y2 JP H0636191 Y2 JPH0636191 Y2 JP H0636191Y2 JP 5984290 U JP5984290 U JP 5984290U JP 5984290 U JP5984290 U JP 5984290U JP H0636191 Y2 JPH0636191 Y2 JP H0636191Y2
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JP
Japan
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tent
fishing
arch
sheet
eaves
Prior art date
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JP5984290U
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JPH0418163U (ja
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明 新井
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明 新井
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は魚釣り特にへら鮒釣りに最適な、各種プラスチ
ックのシートやチューブ、若しくはジュラルミン等のチ
ューブを使用した丈夫で軽く持ち運びに便利な魚釣りテ
ントに関するものである。
[従来の技術] 魚釣りの中でもへら鮒釣りは特に釣り技術を必要とす
る。例えば餌の材料や形状、その水面からの深さ、時
刻、光の強さ、浮きの動き等を考慮しなければならな
い。
へら鮒釣りは自然の池でも行われるが、釣り上げのみの
レジャーとして、釣り堀の方が流行しており、各人ごと
に釣り桟橋または岸に繋いだ舟から釣り糸を垂れる様に
なっている。釣り場所は一日一定であり、移動すること
は先ずない。
しかし野天であるため冬は吹きさらしで寒さに凍え、夏
は高温と強い陽射しに耐えなければならない。また雨が
降れば衣服が濡れたり、座布団を敷いて座っている場所
に水が流れ込み、著しい不快感を味わうこともある。
これらの対策として従来からパラソル式とテント式の身
体カバーが市販されている。パラソル式は中央の柱に相
当の強度を必要とするため太く重く、その下端を桟橋等
に固定する金具は更に重く、長くて持ち運びに不便であ
る。尚、雨の横降りに対してはビニールシートを側方と
後方に掛ける様になっているが、裾部を止めていないと
と、前方は広く開いているので風にあふられ、雨を防ぐ
効果は小さい。狭いので裾部を押さえるため物を置くこ
とも出来ない。また下から流れ込む水は防ぎようがな
い。更に柱が中央にあるため、釣竿を自由に動かすこと
ができない。
テント式構造のものは第5図の如く、2個の着地点でヒ
ンジ接ぎされた2本のアーチ形の骨の上にプラスチック
シートを掛けたテントに、釣り動作を妨げない様に小形
の庇を取付けたものである。この形式のものは中央柱が
なく体の動きは楽であるが、前方からの雨に対しては庇
が小さく体が濡れることと、下縁は止めがアーチ材の着
地点の2カ所に過ぎないため、風に吹き流される。この
形式も狭く物が置けない。また下に流れ込む水を防ぐこ
とが出来ないこと等の問題点がある。重量は材料選択の
ためか、かなり重い。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案においては側方、後方からの雨風は勿論、前方か
らの雨の降込みを防ぎ、下からの水の進入はなく、日除
け、通風等も万全を期し且つ軽く、畳めば釣竿バックや
道具バッグに収納可能で、持ち運びに便利な釣り用テン
トを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係る釣り用テントは底面は四角なプラスチック
繊維のシートで作られ、その4辺を折り上げた部分の上
縁と、プラスチック繊維シートのテント本体の下縁とを
縫い合わせ、底面の対角線上方に2個の交差するアーチ
材を配置し、アーチ材をテント本体の対角線上に点々と
縫付けられた筒に通すことによりテントを形成してい
る。側面、後面には縦にファスナーを用いた開閉口と、
その上部に水平のアーチ型雨除け換気口と、前面開口部
上に大型庇等を設ける。
水平のアーチ型雨除け換気口はその部分のシートを2重
にして置き、使用時は外側のシートの下縁を水平アーチ
により外方に張り出し、不使用時はマジックチャックで
内外シートは閉じて置く。また前面の大型庇はその下縁
の筒に通されるアーチ材と、必要に応じ、その上方に平
行して設けられる小形アーチの2本により支えられ、大
きく外側に張り出している。このアーチ材は特に柔軟で
弾力に富み、釣り動作により体の一部が当たった場合は
容易に撓み、動作を妨げないことと直ちに復元する様
に、細い柔軟なチューブを使用している。全般的に材料
は軽くて強いものを選定する。例えば底面は防水加工さ
れたテトロンまたはポリエステルシート、上部は防水ナ
イロン等の薄いシート、アーチはジュラルミンチューブ
または強いプラスチックチューブを使用する。
テントシートが薄いため陽射しを通し暑い場合は、上部
に別に備え付けの不透光シート20を被せる。その取付け
は不透光シート20の4隅に長い紐を取付けて置き、不透
光シートを適当な位置に被せ、手近なアーチ材に結び付
ける。
[作用] 本考案の底面には防水加工されたシートが取付けられる
ので、雨天時の水の流れ込みはなく、側面、後面の下縁
が底面に縫付けられているので、雨が降込むこともな
く、冬の寒風の吹込みを防ぐことも可能になった。逆に
夏はファスナーを開けば4方に通風口ができ、十分に風
を入れることができる。尚、ファスナーを閉じている時
は、テント本体の下縁はマジックチャックにより底面上
縁に付着して置く。日除けについては別に備え付けの不
透光シート20を、上部に被せるだけでよい。雨天時は側
面、後面は閉じるために蒸れるので、上部の水平換気口
の外側シートの下縁をアーチ材により水平に外側に張出
せば、雨に降込まれずに湿気を放出することが可能であ
る。換気口として使用しない時はマジックチャックで閉
じて置く。
庇の大きさは雨傘の半径程度は出ていないと降込まれる
ので、大形のものが必要である。庇が大きいので2本の
アーチ材を使用する方がよい。庇の下縁のアーチ材の両
端は、本体シートに縫い付けられたテープ片の止穴に嵌
められている。このアーチに平行してその上部に小形の
アーチ材を取付け、庇の中間部を支持する。この庇が風
で押込まれない様に、庇の下縁とテント本体のアーチ材
付近との間に突っ張り用アーチを入れる。庇のアーチ材
として特に柔軟な材料、例えば細いジュラルミンチュー
ブ等を使用すれば、手等が当たっても容易に撓んで、釣
り動作の邪魔にはならない。
[実施例] 次に実施例を図について説明する。第1図は本考案テン
トの全体斜視図、第2図はテントの側面図第3図はアー
チ材の説明図、第4図はアーチ材端連結具の突起を嵌め
るテープ片の拡大説明図、である。
底面1は長方形のシートで4辺は折り上げられ、その上
縁にテント本体2の下縁が縫付けられている。テント本
体の対角線の外側に沿って点々と同じ材料の筒3が縫い
付けられ、この中をアーチ材4が通される。
アーチ材4の構造は第3図に示す様に短いチューブ5を
接続具6で接続し、両端は突起8付き連結具7を嵌込
み、チューブ5内にゴム紐を通して両端の連結具7を引
っ張り、分解しにくい様になっている。アーチ材4は、
底面1の四つ角の外側に設けられた第4図に示すテープ
片9の止穴10に、その突起8を挿入することにより、テ
ントの形状が形成される。尚、底面用テープ片9にはル
ープ部11が設けられ、これにロープを通して周辺の固定
物に縛り付けテントを固定する。
庇12はその下縁に所々縫い付けられた筒3に、アーチ材
としてジュラルミンの細いチューブ5を通し、その両端
の連結具7の突起8を、テント本体対角線上に縫付けら
れたテープ片9の止穴10に挿入して形成される。更にこ
の庇12の中間部を支持するため、上記アーチの上部に平
行して小型アーチを取り付ける。この庇12が風に押し込
まれないように、突っ張り14を取付ける。庇12のアーチ
はしなやかで釣り動作には邪魔にならない。
テントの前面は半楕円型に切り取られ、その上縁は庇12
の下縁となり、半楕円の下端は底面1の上縁に縫付けら
れている。後面は1本の縦ファスナー16を開いて三角形
に窓を開くことができる。両側面は2本の縦ファスナー
16を開き、間の部分は巻上げ窓18を形成し、上から垂れ
ているリボン17で止める。窓を閉じた時はその下縁はマ
ジックチャック15で底面に付着して置く。側面の窓18の
上方に水平の換気口19を設ける。この換気口19は雨が降
込み窓18が開けられない時に使用する。この部分は2重
になっており、上からのシートが外側になって内側シー
トに重なっている。この換気口19を開くには、外側のシ
ートの下縁にとびとびに縫い付けられた筒3に、アーチ
材4を通して、両端の連結具7の突起8をテープ片9の
止穴10に嵌め、外側に平行に張り出せば換気口19が出来
上がり、雨は降込まず空気は抜出される。
使用材料はテント本体は薄いナイロンシート、底面は薄
いテトロンシートで、アーチ材は細いプラスチックまた
はジュラルミンのチューブであるので、重量は従来の釣
り用テントの25〜30%に軽減され、1m長さに畳めば釣竿
バッグに、50cm長さに巻込めば5〜10cm位の太さにな
り、バッグに入れて楽に運搬することが出来る。
[考案の効果] 本考案に係るテントは釣り特に釣り堀におけるへら鮒釣
り用に全天候型に構成され、更に保有が望ましい性能、
特に換気口と大型庇を設け、日除け装置を有し、軽くま
た小形に畳まれて運搬し易く、釣りの楽しさを更に助長
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例の斜視図、第2図はテント
の側面図、第3図はそのアーチ材の斜視図、第4図はそ
のテープ片の斜視図、第5図は従来のテントの例の側面
図である。 1…底面、2…テント本体、3…筒、 4…アーチ材、7…連結具、8…突起、 9…テープ片、10…止穴、12…庇、 14…突っ張り、15…マジックチャック、 16…ファスナー、18…窓、19…換気口、 20…不透光シート。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浸水防止用長方形底面の対角線上方にチュ
    ーブ組立て式アーチ材により底面と縫合わされたテント
    本体を支持し、側面及び後面に縦にファスナーを取付け
    て開く構造の釣り用テントにおいて、前面開口部上部に
    柔軟なアーチ材により張り出す大型庇と側面上部に2重
    シートの外側シートをアーチ材により水平に張り出す換
    気口を設けた魚釣り用テント。
  2. 【請求項2】日除け用不透光シートを必要な時にテント
    本体に被せる請求項(1)記載の魚釣り用テント。
JP5984290U 1990-06-06 1990-06-06 魚釣り用テント Expired - Lifetime JPH0636191Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5984290U JPH0636191Y2 (ja) 1990-06-06 1990-06-06 魚釣り用テント

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JP5984290U JPH0636191Y2 (ja) 1990-06-06 1990-06-06 魚釣り用テント

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Publication Number Publication Date
JPH0418163U JPH0418163U (ja) 1992-02-14
JPH0636191Y2 true JPH0636191Y2 (ja) 1994-09-21

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ID=31586698

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JP5984290U Expired - Lifetime JPH0636191Y2 (ja) 1990-06-06 1990-06-06 魚釣り用テント

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KR101168239B1 (ko) 2010-11-12 2012-07-30 김기훈 낚시텐트의 플라이

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JP2551562Y2 (ja) * 1992-11-11 1997-10-22 株式会社ジャパン・クラップス テント

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