JP3039033U - テント用外幕の開口部 - Google Patents

テント用外幕の開口部

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JP3039033U
JP3039033U JP1996013179U JP1317996U JP3039033U JP 3039033 U JP3039033 U JP 3039033U JP 1996013179 U JP1996013179 U JP 1996013179U JP 1317996 U JP1317996 U JP 1317996U JP 3039033 U JP3039033 U JP 3039033U
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JP
Japan
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curtain
opening
tent
outer curtain
type
Prior art date
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Application number
JP1996013179U
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English (en)
Inventor
裕一 玉浦
Original Assignee
小川テント株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雨天時でも外幕内に雨の吹込みが少なく、プ
ライバシーを守ることが可能なテント用外幕の開口部を
提供する。 【解決手段】 ロッジ型テントの外幕12に設けられた
開口部14(14a,14b,14c,14d)の、幕
体13(13a,13b,13c,13d)の中間部に
開口度合いを変えることができる固定部16を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、テント用外幕の開口部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のロッジ型テントは、内幕用フレーム本体に張設された内幕と、この内幕 の上部に設けられかつ外幕用フレーム本体に張設された外幕とにより構成されて いる。
【0003】 そして、外幕にはテント内の換気を良くするための開口部、すなわち、窓用開 口部とか出入口開口部とかが設けられている。またこれらの開口部は、外幕とこ の外幕に取付けられた開閉自在な幕体とにより構成されており、幕体を下側から 上側へ巻上げて開口部の所定の位置に固定することによりテント内の良好な換気 状態を保持することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したロッジ型テントでは、外幕の開口部を開いてテント内 の換気を行う場合、従来は開口部の上端縁部まで幕体を巻上げて固定していた。
【0005】 図5は、従来のロッジ型テントを用いて外幕の開口部を開いた様子を示す図で ある。
【0006】 図5からも理解できるように、従来は外幕12の開口部14を下端縁部15a から上端縁縁部15bまで幕体13を巻上げて固定部(止め具)16を用いて固 定しているため、雨天時では開口部14から雨が吹込んで内幕10やテント内の 荷物(図示せず)を濡らしてしまう。また外幕12の開口部14からテント内が 覗かれてプライバシーを守ることができない等の問題があった。
【0007】 そこで、雨天時でも外幕内に雨の吹込みが少なく、外幕内でのプライバシーの 保持可能な外幕の開口部の出現が望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため、この考案の外幕の開口部によれば、テント用外幕と該外幕に取付け られ開閉自在な幕体とにより構成されてなる前記外幕の開口部において、 開口部の、幕体の中間部に開口度合いを変えることができる固定部を具えてい ることを特徴とする。
【0009】 このように、この考案では、開口部の、幕体の中間部に開口度合いを変えるこ とができる固定部を具えているので、開口部の幕体を任意の位置に固定すること が可能となる。このため、外幕の内部を換気するため、開口部の幕体をわずかに 開くことにより雨水の吹込みが防止でき、かつプライバシーを守ることができる 。
【0010】 またこの考案では、好ましくは固定部を、開口部の上下方向に対し幕体の中央 部または中央部よりも低い位置に設けるのが良い。このように、開口部の中央部 またはこの中央部よりも低い位置に固定部を設けることにより、開口の度合いを 従来に比べ、小さくすることができる。 またこの考案では、好ましくは固定部は、ボタン式、マジックテープ式又はフ ック式固定部の中から選ばれた一種類の固定部を用いるのが良い。このような固 定部を用いることにより巻上げられた開口部の幕体を所定の位置に確実に固定す ることができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、図を参照して、この考案のテント用外幕の開口部の実施の形態につき説 明する。なお、図1〜図4は、この考案が理解できる程度に各構成成分の形状、 大きさ及び配置関係を概略的に示してあるにすぎない。
【0012】 図1および図2を参照して、テント用外幕の開口部の構造につき説明する。な お、図1は、ロッジ型テントの外幕の開口部を示す斜視図であり、図2は、ロッ ジ型テントを出入口方向から見たときの正面図である。
【0013】 ロッジ型テントは、内幕用フレーム本体(図示せず)に沿わせて張設された内 幕10と、この内幕10の上部に設けられかつ外幕用フレーム本体(図示せず) に沿わせて張設された外幕12と、内幕10の床面に敷設されたグランドシート 18とにより構成されている。そして、外幕12には、複数の開口部14(14 a,14b,14cおよび14d)、すなわち窓14a,14bおよび14cと 出入口14dとが設けられている。そして、この開口部14a,14b,14c および14dに配設されている幕体13(13a、13b,13cおよび13d )は、幕体13の側縁部15cおよび15dに例えばファスナ(図示せず)が設 けられており、このファスナを介して外幕12に取付けられている。このため、 ファスナを所定の位置まで開くことにより開口部の幕体13(13a)を所定の 位置まで開口することができる構造になっている(図1)。
【0014】 また開口部14の幕体13には、開口部14の上下方向に対し中央部または中 央部よりも低い位置に固定部(ここでは止め具ともいう)16が設けられている 。この止め具16は、開口部の幕体13(13a)を巻上げたとき、この巻上げ た幕体13aを所定の位置に固定しておくためのものである。
【0015】 次に図1および図4の(A)〜(C)を参照して、各種の止め具の構造につき 説明する。なお、図4の(A)は、ボタン式止め具、(B)はマジックテープ式 止め具および(C)はフック式止め具を示す図である。
【0016】 ボタン式止め具16aは、ループ状の紐体161および163と紐体161を 挿通させた固定部材162により構成されている。そして、開口部の幕体13の 外側には、ループ状の紐体161とこの紐体161を挿通して設けられた固定部 材162とが接続されており、内側にはループ状の紐体163が接続されている 。
【0017】 マジックテープ式止め具16bは、テープ部164とパイル部165とにより 構成されている。そして、マジックテープ式止め具16bを幕体13の外側と内 側とにそれぞれ一個づつ接続してある。
【0018】 またフック式止め具16cは、ループ状の紐体166とフック部167とによ り構成されている。そして、開口部の幕体13の外側には、ループ状の紐体16 6が接続されており、一方、内側にはフック部167が接続されている。
【0019】 上述した止め具16a,16bおよび16cの以外のもので市販されている例 えばホック式止め具を使用しても何らさしつかえない。
【0020】 次に図1を参照して、ロッジ型テントの外幕の開口部を開閉する方法につき説 明する。
【0021】 上述したように、外幕12の開口部の幕体13aの側縁部15c,15dには 開口部14aの下端縁部15aから上端縁部15bまで例えばファスナ(図示せ ず)が取付けられているので、幕体13aの両側のファスナを開いて幕体13a を所定の位置まで巻上げる。
【0022】 その後例えばボタン方式の止め具16aを用いて、巻上げた幕体13aを紐体 163と固定部材162とを用いて固定する。このとき、固定する方法としては 、固定部材162にループ状の紐体163を引っかけるだけで良い。
【0023】 また開口部14aの幕体13aの巻上げ位置は、雨天の気象状況により雨がテ ント内の内幕10とか荷物とかが濡れない程度に任意に止め具16を用いて調節 する。
【0024】 次に図3を参照して、ドーム型テントの外幕を開口する方法につき説明する。 なお、図3は、ドーム型テントの外幕の開口部を示す斜視図である。
【0025】 ドーム型テントには、出入口方向に出入り可能な幕体22が設けられている。 そして、当該幕体22と外幕20とは、例えばファスナにより接続されており、 開閉自在な構造になっている。幕体22を開口する場合は、幕体22の側縁部2 6cおよび26dのファスナを開いて幕体22を所定の位置まで巻上た後、止め 具24により固定する。
【0026】
【考案の効果】
上述した説明から明らかなように、テント用幕体の開口部によれば、雨天時に テント内の換気を行う場合は、外幕の開口部を小さくしておけば、雨により内幕 や外幕内の荷物が濡れる心配はなくなる。
【0027】 また開口部の開口度合いを小さくしておけば、テントの内部を覗かれる心配が ないので、プライバシーも十分守ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロッジ型テントの構造および開口部の幕体の固
定方法を説明するために供する斜視図である。
【図2】ロッジ型テントの部分的構造および開口部の幕
体の固定方法を説明するために供する正面図である。
【図3】ドーム型テントの構造および開口部の幕体の固
定方法を説明するために供する斜視図である。
【図4】(A)〜(C)は、止め具の取付け位置を説明
するために供する図である。
【図5】従来のロッジ型テントの開口部の幕体の固定位
置を説明するために供する正面図である。
【符号の説明】
10:内幕 12:外幕 13(13a,13b,13c,13d):幕体 14(14a,14b,14c,14d):開口部 15a:下端縁部 15b:上端縁部 15c,15d:側縁部 16(16a,16b,16c):止め具 18:グランドシート 20:外幕 22:幕体 24:止め具

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テント用外幕と該外幕に取付けられ開閉
    自在な幕体とにより構成されてなる前記外幕の開口部に
    おいて、 前記開口部の、前記幕体の中間部に開口度合いを変える
    ことができる固定部を具えていることを特徴とするテン
    ト用外幕の開口部。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のテント用外幕の開口部
    において、前記固定部を、前記開口部の上下方向に対し
    幕体の中央部または該中央部よりも低い位置に設けたこ
    とを特徴とするテント用外幕の開口部。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のテント用外幕の開口部
    において、前記固定部は、ボタン式、マジックテープ式
    又はフック式の固定部の中から選ばれた一種類の固定部
    を用いることを特徴とするテント用外幕の開口部。
JP1996013179U 1996-12-26 1996-12-26 テント用外幕の開口部 Expired - Lifetime JP3039033U (ja)

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