JP2551520Y2 - トップローラ - Google Patents
トップローラInfo
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- JP2551520Y2 JP2551520Y2 JP1990083034U JP8303490U JP2551520Y2 JP 2551520 Y2 JP2551520 Y2 JP 2551520Y2 JP 1990083034 U JP1990083034 U JP 1990083034U JP 8303490 U JP8303490 U JP 8303490U JP 2551520 Y2 JP2551520 Y2 JP 2551520Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arbor
- top roller
- bush
- ring
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、高速回転した場合に、温度上昇を防ぐよう
にしたトップローラに関する。
にしたトップローラに関する。
[従来技術] 従来のこの種のトップローラとして、第3図に示した
ものを本出願人が既に提案している。第3図において、
ボトムローラ(図示せず)との間で糸を挟持するための
硬質ゴム2を装着したアーバー1の両端面(アーバー1
の両側の形状は同じであるので、アーバー1の片側のみ
で説明する)にスラストプレート3が装着され、このス
ラストプレートの凹み3aにボール4が接触して配置さ
れ、また、ボール4はブッシュ5の内部に設けられた平
らなスラストプレート6と接触するように構成され、ま
た、ブッシュ5に空気抜き孔5aが設けられている。ま
た、アーバー1の回転部1aに装着される軸受け手段とし
て、多数のニードル7がリテーナ8で等間隔に装着さ
れ、また、これらのニードル7及びリテーナ8は図では
二列に設けられ、ニードル7は回転部1aに接触されてい
る。さらに、アーバー1の回転部1aのほぼ中央部分に凹
み9が設けられ、この凹み9はニードル7のほぼ中間に
設けられ、この凹み9にスナップリング10が装着されて
いる。このスナップリング10は弾力性のある円筒状の合
成樹脂からなり、アーバー1の回転部1aに装着し易いよ
うに、軸方向に割りが入れられている。そして、ブッシ
ュ5及びニードル7を覆うように円筒状のエンドブッシ
ュ11が装着され、エンドブッシュ11の内面はニードル7
と接触している。また、エンドブッシュ11の内端にオイ
ルシール12が固着され、このオイルシール12の内端はア
ーバー1の回転部1aと接触するように構成されている。
ものを本出願人が既に提案している。第3図において、
ボトムローラ(図示せず)との間で糸を挟持するための
硬質ゴム2を装着したアーバー1の両端面(アーバー1
の両側の形状は同じであるので、アーバー1の片側のみ
で説明する)にスラストプレート3が装着され、このス
ラストプレートの凹み3aにボール4が接触して配置さ
れ、また、ボール4はブッシュ5の内部に設けられた平
らなスラストプレート6と接触するように構成され、ま
た、ブッシュ5に空気抜き孔5aが設けられている。ま
た、アーバー1の回転部1aに装着される軸受け手段とし
て、多数のニードル7がリテーナ8で等間隔に装着さ
れ、また、これらのニードル7及びリテーナ8は図では
二列に設けられ、ニードル7は回転部1aに接触されてい
る。さらに、アーバー1の回転部1aのほぼ中央部分に凹
み9が設けられ、この凹み9はニードル7のほぼ中間に
設けられ、この凹み9にスナップリング10が装着されて
いる。このスナップリング10は弾力性のある円筒状の合
成樹脂からなり、アーバー1の回転部1aに装着し易いよ
うに、軸方向に割りが入れられている。そして、ブッシ
ュ5及びニードル7を覆うように円筒状のエンドブッシ
ュ11が装着され、エンドブッシュ11の内面はニードル7
と接触している。また、エンドブッシュ11の内端にオイ
ルシール12が固着され、このオイルシール12の内端はア
ーバー1の回転部1aと接触するように構成されている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このように構成された従来のトップロ
ーラでは、回転が遅い場合は、温度はさほど上昇しない
が、回転が速くなると、ニードル7の径が小さいため、
ニードル7とエンドブッシュ11の内面及びニードル7と
アーバー1の回転部1aの外面との摩擦により温度が上昇
し、また、ニードル7の径が小さいため、回転がスムー
スでないという欠点があり、また、オイルシール12の内
端がアーバー1の回転部1aと接触しているため、この部
分の発熱も大きく、全体に温度が上昇し、ニードル7と
スナップリング10の間に保持されているグリースが液状
になってオイルシール12から洩れるという問題があっ
た。
ーラでは、回転が遅い場合は、温度はさほど上昇しない
が、回転が速くなると、ニードル7の径が小さいため、
ニードル7とエンドブッシュ11の内面及びニードル7と
アーバー1の回転部1aの外面との摩擦により温度が上昇
し、また、ニードル7の径が小さいため、回転がスムー
スでないという欠点があり、また、オイルシール12の内
端がアーバー1の回転部1aと接触しているため、この部
分の発熱も大きく、全体に温度が上昇し、ニードル7と
スナップリング10の間に保持されているグリースが液状
になってオイルシール12から洩れるという問題があっ
た。
本考案は、アーバーの回転部に突部を設け、この突部
と端部が対向するようにシールリングをエンドブッシュ
に装着してシールリングとアーバーの回転部が接触しな
いようにして発熱を防ぎ、エンドブッシュの内端に支承
リングを装着し、支承リングとアーバーの回転部の間か
らの風綿の侵入を防ぎ、さらに、コロの径を大きくし、
コロの間隔を狭くして、コロの間の潤滑油の量を多くす
ることにより、温度上昇を防ぐようにしたトップローラ
を提供することを目的とするものである。
と端部が対向するようにシールリングをエンドブッシュ
に装着してシールリングとアーバーの回転部が接触しな
いようにして発熱を防ぎ、エンドブッシュの内端に支承
リングを装着し、支承リングとアーバーの回転部の間か
らの風綿の侵入を防ぎ、さらに、コロの径を大きくし、
コロの間隔を狭くして、コロの間の潤滑油の量を多くす
ることにより、温度上昇を防ぐようにしたトップローラ
を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記目的を達成するために、ゴムを装着し
たアーバーの両端面にスラストワッシャとボールからな
るスラスト受け手段を装着し、前記アーバーの回転部に
軸受け手段を装着し、該軸受手段を介してエンドブッシ
ュを装着したトップローラにおいて、前記アーバーの回
転部の内端部にそれぞれ突部を設け、該突部の周囲に対
向してシールリングを前記エンドブッシュの内側に装着
するとともに、前記シールリングの内端と前記突部との
間を微小間隔に構成し、前記シールリングの内側に支承
リングを装着し、該支承リングの内径を前記突部の外径
より小さく構成したものである。
たアーバーの両端面にスラストワッシャとボールからな
るスラスト受け手段を装着し、前記アーバーの回転部に
軸受け手段を装着し、該軸受手段を介してエンドブッシ
ュを装着したトップローラにおいて、前記アーバーの回
転部の内端部にそれぞれ突部を設け、該突部の周囲に対
向してシールリングを前記エンドブッシュの内側に装着
するとともに、前記シールリングの内端と前記突部との
間を微小間隔に構成し、前記シールリングの内側に支承
リングを装着し、該支承リングの内径を前記突部の外径
より小さく構成したものである。
また、軸受け手段として幅が狭く、径の大きい多数の
コロをリテーナによってほぼ等間隔に装着したものであ
る。
コロをリテーナによってほぼ等間隔に装着したものであ
る。
さらに、コロを受けるエンドブッシュの内面にアウタ
ーレースを装着したものである。
ーレースを装着したものである。
また、コロを受けるエンドブッシュの内面を焼入れ研
磨面にしたものである。
磨面にしたものである。
[作用] 本考案によれば、アーバーの端面にスラスト受けを装
着し、また、アーバーの回転部の軸受けとして、径が大
きく、幅の狭い多数のコロをリテーナでほぼ等間隔に装
着することにより、コロの間に潤滑油を多量に保持する
ことができ、それによって、コロで発生した熱による温
度上昇を防ぎ、潤滑油の補給時間間隔が延長され、ま
た、シールリングの内端とアーバーの回転部に設けた突
部の間に微小間隔が設けられているので、その部分の接
触による発熱を防ぐことができ、さらに、支承リングを
回転部に設けた突部の内側に設けたので、トップローラ
を外した時に、支承リングでエンドブッシュの脱落を防
ぎ、また、支承リングによって風綿の侵入を防ぐことが
できる。
着し、また、アーバーの回転部の軸受けとして、径が大
きく、幅の狭い多数のコロをリテーナでほぼ等間隔に装
着することにより、コロの間に潤滑油を多量に保持する
ことができ、それによって、コロで発生した熱による温
度上昇を防ぎ、潤滑油の補給時間間隔が延長され、ま
た、シールリングの内端とアーバーの回転部に設けた突
部の間に微小間隔が設けられているので、その部分の接
触による発熱を防ぐことができ、さらに、支承リングを
回転部に設けた突部の内側に設けたので、トップローラ
を外した時に、支承リングでエンドブッシュの脱落を防
ぎ、また、支承リングによって風綿の侵入を防ぐことが
できる。
[実施例] 第1図を参照すると、本考案の1実施例のトップロー
ラにおいて、1はアーバー、2は硬質ゴム、3はスラス
トプレート、3aは凹み、4はボール、5はブッシュ、5a
は空気抜き孔、6はスラストプレートであり、これらの
構成は上記従来例とほぼ同じであるので説明は省略する
が、本実施例では、アーバー1の回転部1aの内端部近傍
に突部1bが形成され、この突部1bに内端が向き合うよう
にシールリング13がエンドブッシュ14に装着され、この
シールリング13の両側のエンドブッシュ14に溝15、16が
設けられ、外側の溝15にストップリング17が挿入固着さ
れ、内側の溝16に支承リング18が挿入固着され、それに
よって、シールリング13が突部1bに対向する位置に位置
決めされている。このストップリング17とエンドブッシ
ュ14の段差部14aの間にワッシャ19が装着され、このワ
ッシャ19の外側にスラストワッシャ21が装着されてい
る。また、スラストプレート3の周囲にスラストワッシ
ャ22が装着され、スラストワッシャ21、22の間にリテー
ナ23が装着され、このリテーナ23によって長さが短く、
径の大きい多数のコロ24が3列に支持されている。そし
て、エンドブッシュ14の内面に構成された焼入れ研磨面
とアーバー1の回転部1aの外面の焼入れ研磨面との間に
コロ24が接触されている。
ラにおいて、1はアーバー、2は硬質ゴム、3はスラス
トプレート、3aは凹み、4はボール、5はブッシュ、5a
は空気抜き孔、6はスラストプレートであり、これらの
構成は上記従来例とほぼ同じであるので説明は省略する
が、本実施例では、アーバー1の回転部1aの内端部近傍
に突部1bが形成され、この突部1bに内端が向き合うよう
にシールリング13がエンドブッシュ14に装着され、この
シールリング13の両側のエンドブッシュ14に溝15、16が
設けられ、外側の溝15にストップリング17が挿入固着さ
れ、内側の溝16に支承リング18が挿入固着され、それに
よって、シールリング13が突部1bに対向する位置に位置
決めされている。このストップリング17とエンドブッシ
ュ14の段差部14aの間にワッシャ19が装着され、このワ
ッシャ19の外側にスラストワッシャ21が装着されてい
る。また、スラストプレート3の周囲にスラストワッシ
ャ22が装着され、スラストワッシャ21、22の間にリテー
ナ23が装着され、このリテーナ23によって長さが短く、
径の大きい多数のコロ24が3列に支持されている。そし
て、エンドブッシュ14の内面に構成された焼入れ研磨面
とアーバー1の回転部1aの外面の焼入れ研磨面との間に
コロ24が接触されている。
このように構成された本実施例のトップローラでは、
径が大きく、長さの短いコロ24をアーバーの回転部1aに
装着したので、各列のコロ24の間の空間が広くなり、多
量の潤成油を保持することができ、アーバー1を高速回
転しても、コロ24において発生した熱が潤成油で吸収さ
れ、温度上昇を防ぐことができる。また、アーバー1の
回転部1aの突部1bとシールリング13の内端が接触しない
ので、アーバーを高速回転しても熱が発生せず、また、
突部1bとシールリング13の内端との間隔は微小間隔であ
るので、グリース等の潤滑油が熱で解けて流れても、表
面張力により、突部1bとシールリング13の間から流出す
ることはない。さらに、エンドブッシュ14の最も内側に
支承リング18を設けられているので、アーバー1の突部
1bと支承リング18の間隔が狭いたので、エンドブッシュ
14の内端とアーバー1のとの間の隙間から風綿が侵入し
ても、支承リング18の内部に侵入することはないという
利点がある。
径が大きく、長さの短いコロ24をアーバーの回転部1aに
装着したので、各列のコロ24の間の空間が広くなり、多
量の潤成油を保持することができ、アーバー1を高速回
転しても、コロ24において発生した熱が潤成油で吸収さ
れ、温度上昇を防ぐことができる。また、アーバー1の
回転部1aの突部1bとシールリング13の内端が接触しない
ので、アーバーを高速回転しても熱が発生せず、また、
突部1bとシールリング13の内端との間隔は微小間隔であ
るので、グリース等の潤滑油が熱で解けて流れても、表
面張力により、突部1bとシールリング13の間から流出す
ることはない。さらに、エンドブッシュ14の最も内側に
支承リング18を設けられているので、アーバー1の突部
1bと支承リング18の間隔が狭いたので、エンドブッシュ
14の内端とアーバー1のとの間の隙間から風綿が侵入し
ても、支承リング18の内部に侵入することはないという
利点がある。
なお、このトップローラを外したとき、一方のエンド
ブッシ14を下にすると、支承リング18の内端がアーバー
1の突部1bに接触してエンドブッシュ14は外れることが
なく、脱落防止として使用することができ、エンドブッ
シュ14を強く引くと、支承リング18の内端が突部1bを乗
り越えるので、エンドブッシュ14を簡単に外すことがで
きる。
ブッシ14を下にすると、支承リング18の内端がアーバー
1の突部1bに接触してエンドブッシュ14は外れることが
なく、脱落防止として使用することができ、エンドブッ
シュ14を強く引くと、支承リング18の内端が突部1bを乗
り越えるので、エンドブッシュ14を簡単に外すことがで
きる。
第2図を参照すると、本考案の他の実施例のトップロ
ーラにおいて、1はアーバー、2は硬質ゴム、3はスラ
ストプレート、3aは凹み、4はボール、5はブッシュ、
5aは空気抜き孔、6はスラストプレート、13はシールリ
ング、14はエンドブッシュ、15、16は溝、17はストップ
リング、18は支承リングであり、これらの構成は上記実
施例とほぼ同じ構成であるので説明は省略するが、本実
施例では、スラストプレート3の近傍のエンドブッシュ
14の内面にスラストワッシャ21が装着され、また、スト
ップリング17に接触してスラストワッシャ22が装着され
ている。これらのスラストワッシャ21、22にそれぞれ接
触して、アウターレース25、26が装着され、これらのア
ウターレース25、26とアーバー1の回転部1aの間にそれ
ぞれ接触するコロ24a、24bはリテーナ23a、23cによって
ほぼ等間隔にそれぞれ装着されている。さらに、アウタ
ーレース25、26に接触してそれぞれ中間カラー27、28が
装着され、これらの中間カラー27、28の間にアウターレ
ース29が装着され、このアウターレース29とアーバー1
の回転部1aの間に多数のコロ24cがリテーナ23cによって
装着されている。
ーラにおいて、1はアーバー、2は硬質ゴム、3はスラ
ストプレート、3aは凹み、4はボール、5はブッシュ、
5aは空気抜き孔、6はスラストプレート、13はシールリ
ング、14はエンドブッシュ、15、16は溝、17はストップ
リング、18は支承リングであり、これらの構成は上記実
施例とほぼ同じ構成であるので説明は省略するが、本実
施例では、スラストプレート3の近傍のエンドブッシュ
14の内面にスラストワッシャ21が装着され、また、スト
ップリング17に接触してスラストワッシャ22が装着され
ている。これらのスラストワッシャ21、22にそれぞれ接
触して、アウターレース25、26が装着され、これらのア
ウターレース25、26とアーバー1の回転部1aの間にそれ
ぞれ接触するコロ24a、24bはリテーナ23a、23cによって
ほぼ等間隔にそれぞれ装着されている。さらに、アウタ
ーレース25、26に接触してそれぞれ中間カラー27、28が
装着され、これらの中間カラー27、28の間にアウターレ
ース29が装着され、このアウターレース29とアーバー1
の回転部1aの間に多数のコロ24cがリテーナ23cによって
装着されている。
このように構成された本実施例では、アウターレース
25、26、29が焼入れられ、それらの内面が研磨されてい
る。そして、中間カラー27、28とアーバー1の回転部1a
の間に潤滑剤の保持部が設けられ、多量の潤滑油が保持
できるので、温度が上昇しても潤滑油で冷却される。ま
た、アーバー1の回転部1aの突部1bとシールリング13に
よるオイル洩れの防止及び支承リング18による風綿の侵
入防止については上記実施例と同じ構成である。
25、26、29が焼入れられ、それらの内面が研磨されてい
る。そして、中間カラー27、28とアーバー1の回転部1a
の間に潤滑剤の保持部が設けられ、多量の潤滑油が保持
できるので、温度が上昇しても潤滑油で冷却される。ま
た、アーバー1の回転部1aの突部1bとシールリング13に
よるオイル洩れの防止及び支承リング18による風綿の侵
入防止については上記実施例と同じ構成である。
[発明の効果] 本発明は、以上のように構成されているので、アーバ
ーの回転部に突部を設け、この突部に端部が対向するよ
うにシールリングを設けたので、シールリングの端部と
突部の間が狭いため、潤滑油が洩れず、また、突部の内
側に支承リングを設けたので、風綿やゴみの侵入を防ぐ
ことができ、さらに、大きい径で、長さの短いコロを使
用しているので、コロの間に潤滑油が多量に保持され、
アーバーの回転によるコロの動きによって熱が発生した
としても、潤滑油によって冷却することができるという
利点がある。
ーの回転部に突部を設け、この突部に端部が対向するよ
うにシールリングを設けたので、シールリングの端部と
突部の間が狭いため、潤滑油が洩れず、また、突部の内
側に支承リングを設けたので、風綿やゴみの侵入を防ぐ
ことができ、さらに、大きい径で、長さの短いコロを使
用しているので、コロの間に潤滑油が多量に保持され、
アーバーの回転によるコロの動きによって熱が発生した
としても、潤滑油によって冷却することができるという
利点がある。
第1図は本考案の実施例のトップローラの側面断面図、
第2図は本考案の他の実施例のトップローラの側面断面
図、第3図は従来のトップローラの側面断面図である。 1……アーバー、2……硬質ゴム、3……スラストプレ
ート、3a……凹み、4……ボール、5……ブッシュ、5a
……空気抜き孔、6……スラストプレート、13……シー
ルリング、14……エンドブッシュ、15、16……溝、17…
…ストップリング、18……支承リング、24……コロ、2
5、26、29……アウターレース、27、28……中間カラ
ー。
第2図は本考案の他の実施例のトップローラの側面断面
図、第3図は従来のトップローラの側面断面図である。 1……アーバー、2……硬質ゴム、3……スラストプレ
ート、3a……凹み、4……ボール、5……ブッシュ、5a
……空気抜き孔、6……スラストプレート、13……シー
ルリング、14……エンドブッシュ、15、16……溝、17…
…ストップリング、18……支承リング、24……コロ、2
5、26、29……アウターレース、27、28……中間カラ
ー。
Claims (4)
- 【請求項1】ゴムを装着したアーバーの両端面にスラス
トワッシャとボールからなるスラスト受け手段を装着
し、前記アーバーの回転部に軸受け手段を装着し、該軸
受手段を介してエンドブッシュを装着したトップローラ
において、前記アーバーの回転部の内端部にそれぞれ突
部を設け、該突部の周囲に対向してシールリングを前記
エンドブッシュの内側に装着するとともに、前記シール
リングの内端と前記突部との間を微小間隔に構成し、前
記シールリングの内側に支承リングを装着し、該支承リ
ングの内径を前記突部の外径より小さく構成したことを
特徴とするトップローラ。 - 【請求項2】前記軸受け手段として幅が狭く、径の大き
い多数のコロをリテーナによってほぼ等間隔に装着した
ことを特徴とする請求項1記載のトップローラ。 - 【請求項3】前記コロを受けるエンドブッシュの内面に
アウターレースを装着したことを特徴とする請求項2記
載のトップローラ。 - 【請求項4】前記コロを受けるエンドブッシュの内面を
焼入れ研磨面にしたことを特徴とする請求項1記載のト
ップローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990083034U JP2551520Y2 (ja) | 1990-08-04 | 1990-08-04 | トップローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990083034U JP2551520Y2 (ja) | 1990-08-04 | 1990-08-04 | トップローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0440775U JPH0440775U (ja) | 1992-04-07 |
JP2551520Y2 true JP2551520Y2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=31630366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990083034U Expired - Fee Related JP2551520Y2 (ja) | 1990-08-04 | 1990-08-04 | トップローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551520Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5713906Y2 (ja) * | 1978-11-14 | 1982-03-20 | ||
JPS5759879U (ja) * | 1980-09-26 | 1982-04-08 | ||
JPS6034039Y2 (ja) * | 1980-12-29 | 1985-10-09 | 桓 鈴木 | トツプロ−ラの軸受装置 |
-
1990
- 1990-08-04 JP JP1990083034U patent/JP2551520Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0440775U (ja) | 1992-04-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |