JP2551514Y2 - 構築用開口部の蓋材 - Google Patents

構築用開口部の蓋材

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JP2551514Y2
JP2551514Y2 JP1992022323U JP2232392U JP2551514Y2 JP 2551514 Y2 JP2551514 Y2 JP 2551514Y2 JP 1992022323 U JP1992022323 U JP 1992022323U JP 2232392 U JP2232392 U JP 2232392U JP 2551514 Y2 JP2551514 Y2 JP 2551514Y2
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JP
Japan
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opening
lid
slab
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lid material
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JP1992022323U
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JPH0575346U (ja
Inventor
徳彦 小原
Original Assignee
丸井産業株式会社
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は構築工事において、型
枠、端太材等の建築資材、作業機材等を階下と階上間で
搬入、搬出に利用するためにスラブに形成した開口部、
あるいは湧水ピット内等に形成したマンホール等、構築
物に形成した開口部を仮設的に閉塞する蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、例えばスラブに開口
部を設ける場合、スラブの所望位置に縦横ほぼ250m
m×900mmの開口部を形成し、建築資材、あるいは
作業機材等を階下と階上間で搬入、搬出に利用し、それ
以外の時は作業者が安全に通行できるようにスラブ開口
部を閉塞するが、その閉塞方法としては作業者が現場で
型枠等の板材を所望の大きさに加工し、スラブ開口部上
に載置して閉塞していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
作業者が現場で開口部の開口面積より多少大きく加工し
た型枠等の板材を開口部上に載置して閉塞するために、
例えば、作業者が開口部を閉塞する板材上を往来するこ
とで板材が横ズレを起こし、非常に不安定な状態にな
り、作業者の落下等の原因になる。また、作業者は板材
を載置した場所の下側に開口部が有ることを目視して確
認することができず、危険な場所であることの状況判断
ができないなどの問題点を有する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記従来の課
題に鑑みなされたもので、その目的は、開口部を容易に
閉塞できると共に、開口部に確実に固定することがで
き、しかも、作業者が閉塞してある場所の下方に開口部
が有ると一目で確認して、危険な状況であることを把握
できる。また、軽量で持ち運びに便利な構築用開口部の
蓋材を提供するものである。
【0005】その手段として、下面に開口部の内壁に当
接する把手部を付設し、メッシュ状に形成した蓋材本体
の少なくとも片面に透明の被覆材を被覆したことを特徴
とする。
【0006】上記構造により、蓋材本体をメッシュ状に
形成したために、開口部を閉塞しても作業者は階下の状
況を見ることができ、その場所に開口部が有ると一目で
確認でき、危険な場所であると状況判断することができ
ると共に、閉塞した開口部より階下に上階の明るさが入
り込むため階下が明るくなり、階下の作業環境も向上す
ることができる。しかも、蓋材本体が軽量になるため
に、持ち運びにも便利である。蓋材本体の下面に開口部
の内壁に当接する把手部を付設したために、作業者が蓋
材本体上を通行しても、把手部が開口部の内壁の両面に
当接して横ズレを起こすことなくしっかりと固定され、
安定性を持続できる。また、蓋材本体の片面、あるいは
両面に透明の被覆材を被覆することにより、釘、ボル
ト、作業ゴミ、粉塵等がメッシュ状に形成した蓋材本体
の複数個の孔から階下へ落下するのを防ぐことができる
など、前記従来の課題を解消するものである。
【0007】
【実施例】第1図は本考案の実施例を示す平面図であ
り、第2図は第1図のX−X部の断面図である。メッシ
ュ状に形成した蓋材本体1の下面側に、縦材2a、2a
とその縦材2a、2aに連続する横材2bを一体に形成
した把手部2を所要位置、間隔を以て溶着する。蓋材本
体1の片面あるいは両面にシート状など透明の被覆材を
巻着、あるいは鋲着等により被覆してもよい。被覆材の
透明の度合いは特に問題とせず、すなわち、無色透明に
限定することなく、例えば、赤色、黄色などに着色し
て、目立つようにすることもできる。また、蓋材本体1
にカバー3を取り付け、端部を保護してもよい。次に、
本考案に係る別の実施例として、第3図に示すように、
所要の大きさの蓋材本体11の下面側に任意の径の円周
上に沿って把手部12、12、12を所要箇所、間隔を
以て付設してマンホール等円形状の開口部を閉塞するな
どもこの考案から容易に推考できる。
【0008】第4図は、本考案の実施例の使用状態を示
す断面図であり、スラブ型枠の構築工事の際に開口部を
形成するための型枠Aを設置し、コンクリートC打設、
型枠A解体後に取外し、スラブ開口部Dを形成するが、
そのスラブ開口部Dに本考案の蓋材を、把手部2を下向
きにして、スラブ開口部Dの内壁に当接するように載置
する。作業終了後、スラブ開口部Dを埋設する際に本考
案の蓋材を取外し、転用するものである。
【0009】
【考案の効果】以上詳細に説明したようにこの考案の構
築用開口部の蓋材によれば、蓋材本体をメッシュ状に形
成したために、スラブ開口部を閉塞しても作業者は階下
が見え、その場所にスラブ開口部が有ると一目で確認で
き、危険な状況であることを判断することができ、作業
の安全性を確実に向上することができると共に、閉塞し
たスラブ開口部より階下に上階の明るさが入り込むため
階下が明るくなり、階下の作業環境、しいては作業能率
の向上も期待することができる。蓋材本体の下面にスラ
ブ開口部の内壁に当接する把手部を付設したために、作
業者が蓋材本体上を通行しても、把手部がスラブ開口部
の内壁の両面に当接して横ズレを起こすことなくしっか
りと固定され、安定性を持続でき、非常に信頼性のある
製品を提供でき、しかも、作業者の落下等重大に労働災
害を未然に防止できる。また、蓋材本体をメッシュ状に
形成し、把手部を付設したために、軽量で持ち運びに非
常に便利であり、作業能率の向上が期待できる。蓋材本
体の片面、あるいは両面に透明の被覆材を被覆すること
により、釘、ボルト、作業ゴミ、粉塵等がメッシュ状に
形成した蓋材本体の複数個の孔から階下へ落下するのを
防ぎ、作業上の安全、衛生面においても向上することが
できるなど実用上有益な構築用開口部の蓋材を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る実施例を示す平面図
【図2】 本考案に係る実施例を示す断面図
【図3】 本考案に係る別の実施例を示す平面図
【図4】 本考案に係る実施例の使用状態を示す断面図
【符号の説明】
1、11 蓋材本体 2、12 把手部 2a 縦材 2b 横材 3、13 カバー 4 被覆材 A 型枠 B 開口型枠 C コンクリート D 開口部 E サポート

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に開口部の内壁に当接する把手部を
    付設し、メッシュ状に形成した蓋材本体の少なくとも片
    面に透明の被覆材を被覆したことを特徴とする構築用開
    口部の蓋材。
JP1992022323U 1992-03-12 1992-03-12 構築用開口部の蓋材 Expired - Lifetime JP2551514Y2 (ja)

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JPH0575346U JPH0575346U (ja) 1993-10-15
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JPH03431Y2 (ja) * 1985-01-28 1991-01-09

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JPH0575346U (ja) 1993-10-15

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