JPH0533503A - 床貫通ダクト形成用スリーブ - Google Patents

床貫通ダクト形成用スリーブ

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Publication number
JPH0533503A
JPH0533503A JP19308491A JP19308491A JPH0533503A JP H0533503 A JPH0533503 A JP H0533503A JP 19308491 A JP19308491 A JP 19308491A JP 19308491 A JP19308491 A JP 19308491A JP H0533503 A JPH0533503 A JP H0533503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
duct
floor
lid
worker
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP19308491A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Okamoto
悳 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taikisha Ltd
Original Assignee
Taikisha Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Taikisha Ltd filed Critical Taikisha Ltd
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Publication of JPH0533503A publication Critical patent/JPH0533503A/ja
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Abstract

(57)【要約】 床貫通ダクト形成用スリーブ 【目的】 スリーブ内を作業者が転落することを防止す
る。 【構成】 スリーブ(13)内部に、これを横断するように
のびた作業者転落防止棒(16)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、床貫通ダクト形成用
スリーブ、詳しくは、建物に床を貫通するようにダクト
を備えつける場合、コンクリート打設等の作業前に、あ
らかじめ所定場所にスリーブを据え付けておき、作業終
了後、スリーブにダクトを接続してスリーブ自体でダク
トの一部を形成するようにしたスリーブに関する。
【0002】
【従来の技術】図3を参照すると、上下端フランジ(71)
(72)付の単なる筒体であるスリーブ(73)が示されてい
る。
【0003】上記スリーブ(73)では、コンクリート打設
等の作業前に、上端フランジ(71)に平板状蓋(74)をボル
ト・ナットにより取付けて、作業性および安全を図って
いる。
【0004】そして、作業終了後には、蓋(74)を取り外
し、上下端のフランジ(71)(72)にダクトをそれぞれ取付
けて、一連のダクトを形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記スリーブ(73)は、
建築中に、物を上げ下げするための開口として利用され
ることがあり、その場合、蓋(74)は一時的に取外され
る。利用後に蓋(74)を再びスリーブ(73)に取付ければ問
題が無いが、単なるミスで蓋(74)をするのを忘れたり、
蓋(74)を固定しないで単に蓋(74)をスリーブ(73)にのせ
ておくだけですまされることがある。そうすると、スリ
ーブ(73)内を作業者が転落して大怪我をする恐れがあ
り、非常に危険である。蓋(74)を固定しない理由として
は、蓋(74)が平板状であるため、一度取り外すと蓋(74)
が変形して、スリーブ(73)と蓋(74)のボルト孔の位置が
ずれてしまい、ボルト孔にボルトを通し難い等、取付作
業が面倒でそのまま放置してしまうことが考えられる。
【0006】この発明の目的は、スリーブから作業者が
転落することを防止でき、安全な床貫通ダクト形成用ス
リーブを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による床貫通ダ
クト形成用スリーブは、スリーブ内部に、これを横断す
るようにのびた作業者転落防止棒が設けられているもの
である。
【0008】
【作用】この発明による床貫通ダクト形成用スリーブで
は、スリーブ内部に、これを横断するようにのびた作業
者転落防止棒が設けられているから、スリーブ内を作業
者が転落しようとしても、これを作業者転落防止棒が防
止する。
【0009】
【実施例】この発明の実施例を、図1および図2を参照
してつぎに説明する。
【0010】図1に、コンクリート打設済の床(11)が示
されており、図示しない床型枠に取付金具(12)を介して
スリーブ(13)が止められている。床(11)とスリーブ(13)
間の所要か所には断熱材(14)が詰められている。スリー
ブ(13)の上端開口には蓋(15)が施されている。そして、
スリーブ(13)内部の高さの中程よりやや下側には、縦横
2本ずつ格子状に組まれた4本の作業者転落防止棒(16)
が配されている。
【0011】スリーブ(13)は、厚さ1.6mm程度の鋼板
を角筒状に折曲げ成形し、所要部分を溶接することによ
り形成されたものである。スリーブ(13)の上下端には、
内向きの上下フランジ(21)(22)が一体的に設けられてい
る。上下フランジ(21)(22)の所要か所にはボルト孔(23)
(24)があけられている。
【0012】蓋(15)は、厚さ1.2mm程度の亜鉛鋼板よ
りなる。蓋(15)の外周縁にはスカート(31)が設けられ、
これの内側の部分が上フランジ(21)に重ね合わされてい
る。そして、その重ね合わせ部には、上フランジ(21)の
ボルト孔(23)と合致するボルト孔(32)があけられ、これ
らにボルト(33)が通され、かつボルト(33)にナット(34)
がねじはめられることにより、スリーブ(13)に蓋(15)が
固定されている。蓋(15)の上面中央部にはL型鋼製補強
材(35)がリベットにより固定されている。また、蓋(15)
の上面には、「危険! のるな! はずすな!」のよう
な危険表示のラベルが(36)が張られている。
【0013】作業者転落防止棒(16)は、スリーブ(13)の
縦および横方向の対応する側の長さより長く、外径9mm
程度の丸鋼棒よりなる。縦横の作業者転落防止棒(16)の
ピッチは、200〜400mm位が適当である。これより
小さいと、通風抵抗が増えるばかりで転落防止の効果は
変わらないし、これより大きいと隙間を作業者が通り抜
けてしまうかもしれない。作業者転落防止棒(16)の両端
部から所要長さにわたってねじ(41)が形成されており、
これらねじ(41)をスリーブ(13)の外に突出させるように
作業者転落防止棒(16)がスリーブ(13)内部を横断しかつ
スリーブ(13)の所要部分を貫通している。作業者転落防
止棒(16)の両端突出部にはナット(42)がそれぞれねじは
められて締付けられることにより、スリーブ(13)に作業
者転落防止棒(16)が固定されている。また、作業者転落
防止棒(16)の両端突出部は下方に折曲げられている。
【0014】つぎに、スリーブのフランジの変形例を、
図2を参照して説明する。
【0015】図2(a) では、内向きの上下フランジ(51)
(52)の先端部に折返し部(53)(54)がそれぞれ形成され、
図2(b)では、外向きの上下フランジ(55)(56)の先端部
に折返し部(57)(58)がそれぞれ形成されている。さら
に、上記フランジ(51)(52)(55)(56)はいずれもスリーブ
(13)と一体成形であったが、これを別部材とし、図2
(c) に示すように、上下とも外向きのフランジ(61)(6
2)、図2(d) に示すように、上が内向きフランジ(63)、
下が外向きのフランジ(64)、図2(e) に示すように、上
下とも内向きのフランジ(65)(66)としてもよい。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、スリーブ内を作業者
が転落しようとしても、これを作業者転落防止棒が防止
するから、安全な床貫通ダクト形成用スリーブが提供さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるスリーブの垂直縦断面図であ
る。
【図2】この発明によるスリーブのフランジの変形例を
示す部分断面図である。
【図3】従来例を示すスリーブの垂直縦断面図である。
【符号の説明】
13 スリーブ 16 作業者転落防止棒

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 スリーブ(13)内部に、これを横断するよ
    うにのびた作業者転落防止棒(16)が設けられている、床
    貫通ダクト形成用スリーブ。
JP19308491A 1991-08-01 1991-08-01 床貫通ダクト形成用スリーブ Withdrawn JPH0533503A (ja)

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JP19308491A JPH0533503A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 床貫通ダクト形成用スリーブ

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JP19308491A JPH0533503A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 床貫通ダクト形成用スリーブ

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JPH0533503A true JPH0533503A (ja) 1993-02-09

Family

ID=16301963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19308491A Withdrawn JPH0533503A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 床貫通ダクト形成用スリーブ

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002356999A (ja) * 2001-06-01 2002-12-13 Nippon Kokan Light Steel Kk 床ダメ孔塞ぎ用仮蓋
US6820289B2 (en) 2002-05-16 2004-11-23 Deryl Heil Tub installation systems
JP2012184067A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ機械室
JP2019206895A (ja) * 2018-05-30 2019-12-05 株式会社オカゾエ製作所 貫通枠
JP2023026430A (ja) * 2018-05-30 2023-02-24 株式会社オカゾエ製作所 貫通枠

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Effective date: 19981112